JPH0235141Y2 - - Google Patents

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JPH0235141Y2
JPH0235141Y2 JP1983151276U JP15127683U JPH0235141Y2 JP H0235141 Y2 JPH0235141 Y2 JP H0235141Y2 JP 1983151276 U JP1983151276 U JP 1983151276U JP 15127683 U JP15127683 U JP 15127683U JP H0235141 Y2 JPH0235141 Y2 JP H0235141Y2
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JP
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operating body
movable piece
switch
spring
movable
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JP1983151276U
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【考案の詳細な説明】 〔考案の分野〕 この考案は操作体の往復移動に連係して、この
操作体の移動方向とは反対方向にスナツプアクシ
ヨン動作で可動片が移動し、上記可動片に設けら
れた可動接点が固定片に設けられた固定接点に対
して接離する双極双投式のスイツチに関するもの
である。
〔従来技術とその問題点〕
第1図は従来のこの種スイツチを示す。この図
に示されたスイツチにおいては、操作体11を矢
印A1方向に押し込むと、左右1対の板ばね35
a,bが変形してその死点を通過し、可動片13
が矢印A2方向へスナツプアクシヨン動作で反転
移動する。その結果として、第2図のように、可
動接点17a,bが常閉側の固定接点18a,b
から常開側の固定接点18c,dに切り換わる。
また、第2図において、操作体11に対する押込
力を解放すると、復帰スプリング12によりすべ
てが第1図のように復帰する。
しかし、上記構成では、スナツプアクシヨンば
ねとして板ばね35a,bを用いるので、スイツ
チの小型化にともなう問題として、板ばね35
a,bの装着時にはこの板ばね35a,bを異常
に屈曲変形させたり、第2図のように、可動接点
17a,bと固定接点18a,bの間の開離状態
で、左右の板ばね35a,bが互いに接触して、
接点フオローがなくなり、接点圧が不足すること
があつた。そして、最悪の場合には、第3図のよ
うに、操作体11を押し込んでも、可動接点17
a,bが固定接点18c,dに接触しなくなる不
都合があつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記欠点を解消するためになされた
もので、組立時にスナツプアクシヨンばねを異常
に屈曲変形させるおそれがないとともに、動作時
におけるばねの変形やはずれもなくして所定のス
ナツプアクシヨン動作を確実におこなわせること
ができて、接点フオローを確保し、常に適正な接
点圧を得ることができるスイツチを提供すること
を目的としている。
〔考案の構成と効果〕
この考案に係るスイツチは、往復移動する操作
体および可動片にそれぞれ係合部を形成する一
方、これら各係合部に係合する被係合凹部を有す
る2本の棒状の胴部を互いにスライド自在に嵌合
させて、上記操作体の往復移動にしたがつて伸縮
するスプリング受けを構成し、このスプリング受
けの両胴部に、これらを互いに遠ざける方向に付
勢するコイルスプリングを外嵌させたことを特徴
とするものである。
上記のような構成のこの考案によれば、スナツ
プアクシヨンばねとしてコイルスプリングを用い
ることにより、組立時において、板ばねのような
異常な屈曲変形を避けることができる。また、そ
のコイルスプリングがスプリング受けを構成する
互いにスライド自在な胴部に外嵌されているの
で、スナツプアクシヨン動作時において、上記ス
プリングは胴体のスライドにつれて、そのスライ
ド方向に伸縮するだけであるため、不用な力が加
わつて変形したり、スプリング受けから外れるこ
とを防止できるとともに、他方のコイルスプリン
グと接触することもなく、接点フオローを確保す
ることができる。したがつて、この考案によれ
ば、長期間に亘る繰返し使用においても、常にス
ナツプアクシヨン動作を確実に保ち、適正な接点
圧を得ることができる。
〔実施例の説明〕
以下、この考案の実施例を図面にもとづいて説
明する。
第4図はこの考案の一実施例にかかる双極双投
式のスイツチの一部切欠正面図である。この図に
おいて、10はベースで、このベース10には、
矢印A1〜A2方向に往復移動する操作体11と、
この操作体11を矢印A2報向に付勢した復帰ス
プリング12と、この操作体11が貫通した可動
片13と、操作体11の両側で可動片13を間に
して位置した4つの固定片14a〜dと、この固
定片14a〜dにリード線(図示せず)を電気的
に接続する4つの端子ねじ15a〜dとが設けら
れている。また、上記操作体11と可動片13と
の間には左右1対のスナツプアクシヨン装置16
a,bが装備され、かつ上記可動片13の両端に
は両面突出構成の可動接点17a,bが、各固定
片14a〜dには可動接点17a,bが接離する
固定接点18a〜dがそれぞれ取り付けられてい
る。
第5図、第6図のように、操作体11の両側に
は支点用の係合部、すなわち三角凸状の係止片1
9が設けられ、また、可動片13の操作体貫通孔
20には、上記各係止片19に対応する支点用の
係合部、すなわち三角凸状の係止片21が設けら
れている。また、上記各スナツプアクシヨン装置
16a,bは操作体11の矢印A1〜A2方向への
往復移動にしたがつて伸縮するスプリング受け2
2と、このスプリング受け22を伸長方向に付勢
したコイルスプリング23とからなつている。
具体的には、上記スプリング受け22は第7図
のように、互いに矢印B方向にスライド自在に嵌
合した胴部24,25と、両端の頭部26,27
とからなり、この頭部26,27の外面には回動
用の被係合部、すなわち凹部28,29が形成さ
れている。そして、コイルスプリング23は上記
胴部24,25に外嵌して、両頭部26,27の
内面を互いに遠ざける方向に付勢している。
第5図のように、2つのスナツプアクシヨン装
置16a,bは操作体11の左右において、それ
ぞれのスプリング受け22の凹部28,29によ
り操作体11と可動片13との係止片19,21
間に回動自在に橋架支持され、コイルスプリング
23の張力によりその状態を保持している。第5
図では、左右のスナツプアクシヨン装置16a,
bは互いに八字状に対称的に傾いて、可動片13
を矢印A1方向に付勢し、可動接点17a,bを
常閉側の固定接点18a,bに当接させている。
すなわち、第4図においては、端子ねじ15a,
b間は導通、端子ねじ15a,b間は非導通の状
態にある。
第6図のように、各スナツプアクシヨン装置1
6a,bの頭部26,27は操作体11は、可動
片13に設けられた凹部30,31の側壁によ
り、左右方向の位置規制を受ている。
第4図、第5図において、操作体11のベース
10上に突出した上端を矢印A1方向に押し込む
と、係止片19と係止片21間の距離は減少す
る。すなわち、スプリング受け22は係止片1
9,21を支点として回動し、コイルスプリング
23に抗して収縮する。そして、コイルスプリン
グ23がその死点を通過すると、つまり、可動片
13における係止片21を含む水平面よりもスプ
リング受け22が下方に少しでも変位すると、コ
イルスプリング23が一気に伸長して、可動片1
3が操作体11の移動方向と反対方向つまり矢印
A2方向にスナツプアクシヨン動作で反転移動し、
第8図のように可動接点17a,bが常閉側の固
定接点18a,bから常開側の固定接点18c,
dに切り換わる。すなわち、第4図において、端
子ねじ15a,b間が非導通、端子ねじ15c,
d間が導通する。
上記コイルスプリング23は復帰ばね(第4
図)12よりも弱いので、第8図の状態で操作体
11に対する矢印A1方向の押込力を解放すると、
操作体11が矢印A2方向に移動して、上記とは
逆のスナツプアクシヨン動作により、第5図のよ
うに、可動接点17a,bが固定接点18c,d
から離れ固定接点18a,bに当接するととも
に、操作体11のストツパ面4第4図)11aが
ベース10の内面10aに受け止められ、可動接
点17a,bと固定接点18a,b間の接触圧が
保持される。
上記実施例の構成では、スナツプアクシヨンば
ねとして、コイルスプリング23を用いるので、
このコイルスプリング23はその組立時、従来の
板ばねのように異状に屈曲変形させることがな
い。また、コイルスプリング23は第5図のよう
に左右1対設けるが、このコイルスプリング23
は、スプリング受け22の互いにスライド自在な
胴部24,25に外嵌されているので、スイツチ
動作時において、コイルスプリング23にはその
伸長方向にのみ力が作用することになり、その伸
長方向以外の方向、例えば側方や斜め方向から力
が加わるようなことがないから、上記コイルスプ
リング23が使用時において変形したり、スプリ
ング受け22から不測に外れるようなことがまつ
たくなく、しかも、他方のコイルスプリング23
と接触することがなく、接点フオローが確保され
る。したがつて、この実施例の構成によれば、適
正な接点圧を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来例の異なる状態の一部切
欠正面図、第4図はこの考案の一実施例にかかる
スイツチの一部切欠正面図、第5図は第4図の一
部拡大図、第6図は第5図の6−6線矢視断面
図、第7図はスナツプアクシヨン装置の分解斜視
図、第8図は第5図に対する動作図である。 11……操作体、13……可動片、14a〜d
……固定片、17a,b……可動接点、18a〜
d……固定接点、22……スプリング受け、23
……コイルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作体の往復移動に連係して、この操作体の移
    動方向とは反対方向へのスナツプアクシヨン動作
    で反転移動する可動片を設け、この可動片に設け
    られた可動接点を上記可動片の反転移動にともな
    い固定片に設けられた固定接点に対して接離する
    ように構成された双極双投式のスイツチにおい
    て、上記操作体および可動片にそれぞれ係合部を
    形成する一方、これら各係合部に係合する被係合
    凹部を有する2本の棒状の胴部を互いにスライド
    自在に嵌合させて、上記操作体の往復移動にした
    がつて伸縮するスプリング受けを構成し、このス
    プリング受けの両胴部に上記被係合凹部を互いに
    遠ざける方向に付勢するコイルスプリングを外嵌
    させたことを特徴とするスイツチ。
JP15127683U 1983-09-28 1983-09-28 スイツチ Granted JPS6059322U (ja)

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JP15127683U JPS6059322U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 スイツチ

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JP15127683U JPS6059322U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 スイツチ

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JPS6059322U JPS6059322U (ja) 1985-04-25
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0633625Y2 (ja) * 1987-01-27 1994-08-31 松下電工株式会社 スイツチ
JPH0641297Y2 (ja) * 1991-12-19 1994-10-26 松下電工株式会社 スイッチの構造

Citations (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3240893A (en) * 1963-06-18 1966-03-15 F & F Entpr Inc Snap action electric stack switch with adjustable damper connected to its leaf springs
US4160138A (en) * 1977-09-01 1979-07-03 Cutler-Hammer, Inc. Switch with indexing detent block
JPS5987719A (ja) * 1982-11-11 1984-05-21 和泉電気株式会社 コンタクタ
JPS6363089A (ja) * 1986-09-03 1988-03-19 工業技術院長 強調表示装置

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