JP2576512Y2 - スイッチ構造 - Google Patents

スイッチ構造

Info

Publication number
JP2576512Y2
JP2576512Y2 JP1991076207U JP7620791U JP2576512Y2 JP 2576512 Y2 JP2576512 Y2 JP 2576512Y2 JP 1991076207 U JP1991076207 U JP 1991076207U JP 7620791 U JP7620791 U JP 7620791U JP 2576512 Y2 JP2576512 Y2 JP 2576512Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
movable piece
receiver
operating body
snap action
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1991076207U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0520222U (ja
Inventor
邦夫 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP1991076207U priority Critical patent/JP2576512Y2/ja
Publication of JPH0520222U publication Critical patent/JPH0520222U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2576512Y2 publication Critical patent/JP2576512Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は操作体の往復移動に連係
して、この操作体の移動方向とは反対方向にスナップア
クション動作で可動片が移動し、この可動片に設けられ
た可動接点が固定片に設けられた固定接点に対して接離
する双極双投式のスイッチ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のスイッチ構造としては、
平2−35141号公報に開示されたものがある。
このスイッチ構造においては、図12および図13に示
すように可動片40の反転動作を司るスナップアクショ
ン装置41は操作体42の左右においてそれぞれのばね
受体43、44の係止溝部45、46により操作体42
と可動片40との係止片47、48間に回動自在に橋架
支持され、コイル状ばね49の張力によりその状態を保
持している。そして、スナップアクション装置41のば
ね受体43、44は図13に示すように互いに矢印a方
向に移動可能に噛み合う複数の胴部50、51と両端の
頭部52、53とからなり、胴部50、51を互いに噛
み合わせた状態でコイル状ばね49を胴部50、51に
外嵌して頭部52、53を互いに遠ざける方向に付勢し
て構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成であると、スナップアクション装置41の組立時に
ばらけ等があり、組立性が良く無かったし、組立後は、
ばね受体43、44のがたつきがあり、このがたつきに
よる特性の変動があるという問題点があった。
【0004】本考案は上記の問題点を解消するものであ
り、その目的とするところは、スナップアクション装置
の組立時のばらけ等がなくなり、組立性が良好になる
し、組立後は、ばね受体のがたつきが無く、このがたつ
きによる特性の変動をなくすことができるスイッチ構造
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、操作体の往復移動に連係して、この操
作体の移動方向とは反対方向へのスナップアクション動
作で反転移動する可動片を設け、可動片に設けられた可
動接点が固定片に設けられた固定接点に対して接離する
双極双投式のスイッチ構造において、操作体及び可動片
にそれぞれ支点用の係合部を形成し、スナップアクショ
ン装置を、その外面側に係止溝部が形成されたばね受本
このばね受本体の内面側に形成されたばね嵌合部と
このばね 嵌合部に突設したロッド部とを有する一方のば
ね受体と、その外面側に係止溝部が形成されたばね受本
このばね受本体の内面側に形成されたばね嵌合部と
このばね嵌合部に突設した軸部とこの軸部及びばね受け
本体に形成したロッド挿入孔とを有する他方のばね受体
とを備え、一方のばね受体のばね嵌合部にコイル状ばね
の一端部を嵌合係止し、一方のばね受体のロッド部を他
方のばね受体のロッド挿入孔に挿入すると共に、他方の
ばね受体のばね嵌合部にコイル状ばねの他端部を嵌合係
止して構成し、操作体の係合部に一方のばね受体の係止
溝部を係止させ、可動片の係合部に他方のばね受体の係
止溝部を係止させてスナップアクション装置を操作体と
可動片との間に配置したことを特徴とする。
【0006】
【作用】かかる構成により、スナップアクション装置の
組立時のばらけ等がなくなり、組立性が良好になるし、
組立後は、ばね受体のがたつきが無く、このがたつきに
よる特性の変動をなくすことができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本考案に係スイッチ構造の一部切欠正面
、図2は同スイッチ構造の要部の一部断面した正面
図、図3は図2B−B線に沿う断面図、図4はスイッチ
構造の要部の作動図である。この図において、10はベ
ースであり、このベース10には、矢印A1−A2方向
に往復移動する操作体11と、この操作体11を矢印A
2方向に付勢した復帰ばね12と、この操作体11が貫
通した可動片13と、操作体11の両側で可動片13を
間にして位置した4つの固定片14a、14b、14
c、14dと、この固定片14a、14b、14c、1
4dにリード線(図示せず)を電気的に接続する端子ね
じ15a、15b、15c、15dとが設けられてい
る。
【0008】また、操作体11と可動片13との間には
左右一対のスナップアクション装置16a、16bが装
備され、かつ可動片13の両端には両面突出構造の可動
接点17a、17bが、固定片14a、14b、14
c、14dには可動接点17a、17bが離接する固定
接点18a、18b、18c、18dがそれぞれ取り付
けられている。
【0009】操作体11の両側部には凹部31a,31
bが形成してあり、これらの凹部31a,31bの中央
部には支点用の係合部、すなわち三角凸状の係止片19
が形成してあり、また、可動片13の操作体貫通孔20
には、係止片19に対応する支点用の係合部、すなわち
三角凸状の係止片21が形成してある。
【0010】スナップアクション装置16a、16bは
図5に示すように雄側ばね受体23と、雌側ばね受体2
4と、コイル状ばね25とを備えている。この雄側ばね
受体23は図6図乃至図8図に示すようにばね受本体2
6を備えており、このばね受本体26は正面正方形状を
成し、このばね受本体26の外面にはほぼV字形状の
係止溝部27が形成してあり、ばね受部本体26の内面
中央には円筒状のばね嵌合部28が形成してあり、こ
のばね受部本体26の内面の、ばね嵌合部28を除く
部分がばね受部29に成されており、ばね嵌合部28の
中央部には断面長方形状のロッド部30が突設してあ
る。そして、ばね嵌合部28の直径Dはコイル状ばね2
5の内径dにほぼ等しくしてある。
【0011】また、雌側ばね受体24は図9乃至図11
に示すようにばね受本体31を備えており、このばね受
本体31は正面正方形状を成し、このばね受本体31の
外面にはほぼV字形状の係止溝部32が形成してあ
り、ばね受部本体31の内面中央には円筒状のばね嵌
合部33が形成してあり、このばね受部本体31の内面
の、ばね嵌合部33を除く部分がばね受部34に成さ
れており、ばね嵌合部33の中央部には断面円形状の軸
部35が突設してあり、この軸部35の端面からばね受
本体31の外面部にかけてロッド挿入孔36が形成して
あり、このロッド挿入孔36は断面長方形状に成されて
いる。そして、ばね嵌合部33の直径Dはコイル状ばね
25の内径dにほぼ等しくしてある。
【0012】そして、雌側ばね受体24のばね嵌合部3
3にコイル状ばね25の一端部を嵌合係止し、この雌側
ばね受体24のロッド挿入孔36内に雄側ばね受体23
のロッド部を挿入して、雄側ばね受体23のばね嵌合部
28にコイル状ばね25の他端部を嵌合係止してスナッ
プアクション装置16a、16bが組み立てられてい
る。
【0013】そして、スナップアクション装置16a、
16bは、コイル状ばね25を圧縮して雌、雄側ばね受
体24、23を互い遠ざける方向に付勢した状態で、操
作体11の支点用の係合部、すなわち三角凸状の係止片
19に雌側ばね受体24の係止溝部32を係止させ、ま
た、可動片13の操作体貫通孔20の支点用の係合部、
すなわち三角凸状の係止片21に雄側の係止溝部27を
係止させて操作体11と可動片13との間に配置してあ
る。図2では左右のスナップアクション装置16a、1
6bは互いに八字状の対称的に傾いて、可動片13を矢
印A1方向に付勢し、可動接点17a、17bを常閉側
の固定接点18a、18bに当接させている。すなわ
ち、端子ねじ15a、15b間は導通、端子ねじ15
c、15d間は非導通の状態にある。
【0014】次に作動を説明する。操作体11のベース
10上に突出した上端を矢印A1方向に押し込むと、係
止片19と係止片21との間の距離は減少する。雌、雄
側ばね受体24、23は係止片19、21を支点として
回動し、コイル状ばね25に抗して互いに近付く。そし
て、コイル状ばね25がその死点を通過すると、つま
り、可動片13における係止片21を含む水平面よりも
雄側ばね受体23が下方に少しでも変位すると、コイル
状ばね25が一気に伸長して、可動片13が操作体11
の移動方向と反対方向つまり矢印A2方向にスナップア
クション動作で反転移動し、図4のように可動接点17
a、17bが常閉側の固定接点18c、18dから常開
側の固定接点18a、18bに切り替わる。すなわち、
端子ねじ15a、15b間は非導通、端子ねじ15c、
15d間は導通の状態になる。
【0015】コイル状ばね25は復帰ばね12よりも弱
いので、図4の状態で操作体11に対する矢印A1方向
の押込力を解放すると、逆のスナップアクチョン動作に
より、可動接点17a、17bが固定接点18c、18
dから離れ、固定接点18a、18bに接すると共に、
操作体11のストッパ面11aがベース10の内面10
aに受け止められ、可動接点17a、17bと固定接点
18a、18b間の接触圧が保持される。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、操作体
及び可動片にそれぞれ支点用の係合部を形成し、スナッ
プアクション装置を、その外面側に係止溝部が形成され
たばね受本体このばね受本体の内面側に形成された
ね嵌合部とこのばね嵌合部に突設したロッド部とを有す
る一方のばね受体と、その外面側に係止溝部が形成され
たばね受本体このばね受本体の内面側に形成された
ね嵌合部とこのばね嵌合部に突設した軸部とこの軸部及
びばね受け本体に形成したロッド挿入孔とを有する他方
のばね受体とを備え、一方のばね受体のばね嵌合部にコ
イル状ばねの一端部を嵌合係止し、一方のばね受体のロ
ッド部を他方のばね受体のロッド挿入孔に挿入すると共
に、他方のばね受体のばね嵌合部にコイル状ばねの他端
部を嵌合係止して構成し、操作体の係合部に一方のばね
受体の係止溝部を係止させ、可動片の係合部に他方のば
ね受体の係止溝部を係止させてスナップアクション装置
を操作体と可動片との間に配置したから、スナップアク
ション装置の組立時のばらけ等がなくなり、組立性が良
好になるし、組立後は、ばね受体のがたつきが無く、こ
のがたつきによる特性の変動をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係スイッチ構造の一部切り欠いた正
面図である。
【図2】同スイッチ構造の要部の一部断面した正面図で
ある。
【図3】図B−B線に沿う断面図である。
【図4】スイッチ構造の要部の作動図である。
【図5】スナップアクション装置の一部断面した平面図
である。
【図6】スナップアクション装置の雄側ばね受体の平面
図である。
【図7】図6C方向からの矢視図である。
【図8】図6G方向からの矢視図である。
【図9】スナップアクション装置の雌側ばね受体の平面
図である。
【図10】図9E方向からの矢視図である。
【図11】図9F方向からの矢視図である。
【図12】従来のスイッチ構造の要部の一部断面した正
面図である。
【図13】スイッチ構造のおけるばね受体の分解状態
の斜視図である。
【符号の説明】
11 操作体 13 可動片 16a、16b スナップアクション装置 23 雄側ばね受体 24 雌側ばね受体 27、32 係止溝部 28、33 ばね嵌合部 30 ロッド部 36 ロッド挿入孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作体の往復移動に連係して、この操作
    体の移動方向とは反対方向へのスナップアクション動作
    で反転移動する可動片を設け、可動片に設けられた可動
    接点が固定片に設けられた固定接点に対して接離する双
    極双投式のスイッチ構造において、 操作体及び可動片にそれぞれ支点用の係合部を形成し、 スナップアクション装置を、その外面側に 係止溝部が形成されたばね受本体このば
    ね受本体の内面側に形成されたばね嵌合部とこのばね嵌
    合部に突設したロッド部とを有する一方のばね受体と、その外面側に 係止溝部が形成されたばね受本体このば
    ね受本体の内面側に形成されたばね嵌合部とこのばね嵌
    合部に突設した軸部とこの軸部及びばね受け本体に形成
    したロッド挿入孔とを有する他方のばね受体とを備え、 一方のばね受体のばね嵌合部にコイル状ばねの一端部を
    嵌合係止し、一方のばね受体のロッド部を他方のばね受
    体のロッド挿入孔に挿入すると共に、他方のばね受体の
    ばね嵌合部にコイル状ばねの他端部を嵌合係止して構成
    し、 操作体の係合部に一方のばね受体の係止溝部を係止さ
    せ、可動片の係合部に他方のばね受体の係止溝部を係止
    させてスナップアクション装置を操作体と可動片との間
    に配置したことを特徴とするスイッチ構造。
JP1991076207U 1991-08-29 1991-08-29 スイッチ構造 Expired - Fee Related JP2576512Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991076207U JP2576512Y2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 スイッチ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991076207U JP2576512Y2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 スイッチ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0520222U JPH0520222U (ja) 1993-03-12
JP2576512Y2 true JP2576512Y2 (ja) 1998-07-16

Family

ID=13598725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991076207U Expired - Fee Related JP2576512Y2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 スイッチ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2576512Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0622894Y2 (ja) * 1987-12-23 1994-06-15 松下電工株式会社 スイッチの構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0520222U (ja) 1993-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4317015A (en) Multi-circuit switch assembly
US4308440A (en) Switch contact positioning assembly
US4511204A (en) Right-angle electrical clamping connector
JP2576512Y2 (ja) スイッチ構造
JP2576511Y2 (ja) スイッチ構造
JP3487104B2 (ja) ブレーカ装置
JPH0235141Y2 (ja)
JP2641283B2 (ja) シーソスイッチ
TWI225657B (en) Sliding electric component
JP2731408B2 (ja) シーソスイッチ
US4119822A (en) Small current switch
JP2593514Y2 (ja) 押釦スイッチ
JP2596876Y2 (ja) 同軸コネクタ
JP3341558B2 (ja) 片口金蛍光灯ソケット
JP4017716B2 (ja) スライドスイッチ
JPH0323634Y2 (ja)
JPS5921487Y2 (ja) 回路しや断器の可動接触子
JPH0743953Y2 (ja) 端子装置
JPH0229637Y2 (ja)
JPH0537383Y2 (ja)
US6967294B1 (en) Microswitch
JPS5827464Y2 (ja) サ−モスタツト
JPS6322624Y2 (ja)
KR0143521B1 (ko) 파워스위치
JPS6343698Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees