JP3143635B2 - Vtr等におけるスイッチ操作機構 - Google Patents

Vtr等におけるスイッチ操作機構

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JP3143635B2
JP3143635B2 JP07248403A JP24840395A JP3143635B2 JP 3143635 B2 JP3143635 B2 JP 3143635B2 JP 07248403 A JP07248403 A JP 07248403A JP 24840395 A JP24840395 A JP 24840395A JP 3143635 B2 JP3143635 B2 JP 3143635B2
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康弘 鈴木
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フェノメノン エージェンツ リミテッド
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  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、VTR(ビデオ
テープレコーダー)等におけるスイッチ操作機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、VTRではパネルが設けられ、
ここにはスイッチ操作用の押しボタンが配設されてい
る。そして、このボタンを、前記パネルの面と垂直な方
向に手動によって押圧することにより、VTRの筐体内
に配置されたスイッチが操作されるようになっている。
ところで、前記ボタンの位置は操作性を良好ならしめる
ために制限されることがあり、またデザイン上の制限を
受けることもある。一方、スイッチの位置はVTRの内
部機構によって制限されることがあり、また製造を容易
ならしめるために制限されることもある。かてて加え
て、スイッチの操作子の操作方向が前記ボタンの操作に
よる移動方向とは異なることもある。
【0003】このような場合には、カメラのシャッター
を離れた位置で操作するのに用いられている「レリー
ズ」を前記ボタンとスイッチとの間に介在させることも
考えられるが、このレリーズは比較的高価なものであ
る。
【0004】従来、図2に示すように、VTR1の前記
したボタン2の押圧操作による移動方向Aと、スイッチ
3の操作子4を移動させるべき方向Bとが直交する場合
には、前記ボタン2とスイッチ3の操作子4との間に
「移動方向変換部材5」を介在させていた。この変換部
材5は、前記ボタン2と一体に、また基部6との間には
回動の支点となる肉薄部7を介して一体に樹脂成形さ
れ、この基部6はネジ8,8によりVTR1の筐体の一
部であるパネル9に固定されている。従って、この変換
部材5は前記肉薄部7によって前記パネル9に対して回
動自在となり、ボタン2の移動方向AがBのように変換
されて前記操作子4を移動することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ボタン
2の位置に対してかなり低い位置に配置されたプリント
基板10上であって、比較的パネル9に近い位置にスイ
ッチ3が設けられている場合には、前記変換部材5にお
ける回動の支点となる肉薄部7からボタン2によって押
圧される位置までの距離がスイッチ3の操作子4を押圧
する位置までの距離に比較して長くなり、このためスイ
ッチ3を操作するのにその操作子4を充分に移動させよ
うとすると、前記ボタン2の押圧操作による移動距離が
長くなり、従ってボタン2がパネル9から異常に突出す
るという、デザイン上の問題がある他、ボタン2の操作
性が悪くなる。
【0006】上記のように、ボタン2の位置に対してか
なり低い位置で、かつパネル9に近い位置にスイッチ3
を配置、即ち、操作される前記ボタン2の移動方向と、
前記スイッチ3の操作子4が移動されるべき方向とが略
直交し、前記スイッチ3は前記ボタン2の位置から該ボ
タン2の前記した移動方向及び該移動方向とは直交する
方向に離れて配設され、かつ前記ボタン2の移動方向に
おける該ボタン2と前記スイッチ3との距離は、前記ボ
タン2の移動方向とは前記のように直交する方向におけ
る前記ボタン2と前記スイッチ3との距離に比較して短
くなるように前記ボタン2とスイッチ3とが配置された
としても、このスイッチ3として、その操作子4が上方
に延長された特殊なものを用いれば、前記変換部材5の
回動の支点からボタン2によって押圧される位置までの
距離を、この支点から前記操作子4を押圧する位置まで
の距離に比較して短くすることができ、ボタン2がパネ
ル9から異常に突出することがなくなり、かつその操作
性を改善することもできる。しかし、このような特殊な
スイッチは高価である。
【0007】この発明は上記に鑑み、前記ボタン2の押
圧操作による移動方向Aと、スイッチ3の操作子4を移
動させるべき方向Bとが直交し、前記スイッチ3は前記
ボタン2の位置に対してかなり低い位置に配置されたプ
リント基板10上であってパネル9に比較的近い位置に
設けられている場合にでも、ボタン2の操作性を悪くせ
ず、かつ安価なVTR等におけるスイッチ操作機構を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、前
記の目的を達成するための、この発明のVTR等におけ
るスイッチ操作機構は、ボタンとスイッチとの間に移動
方向変換部材と中継部材とを直列に介在し、前記ボタン
の操作による移動方向とは略直交する方向に前記中継部
材を介して前記スイッチの操作子を移動するものであっ
て、パネルに固定されるべき基部には第1の肉薄部を介
して前記移動方向変換部材が、この変換部材には前記ボ
タンが、前記基部には第2と第3の肉薄部を介して第1
と第2の支持部材の一端が、これらの支持部材のそれぞ
れの他端には第4と第5の肉薄部を介して前記中継部材
が一体に樹脂成形により形成されていて、前記移動方向
変換部材と中継部材とは、この変換部材によって前記中
継部材が押圧され得、かつこの変換部材と中継部材とが
回動可能に組み合わされているものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の一
例を図について説明する。図1(a)はこの発明のスイ
ッチ操作機構をVTRに組み付けた状態を示し、(b)
は組み付け前の操作機構そのものを示す。前記(b)に
示す操作機構11は、基部12、ボタン13、移動方向
変換部材14、中継部材15及び支持部材16,16が
一体に樹脂成形され、基部12と支持部材16,16、
これらの支持部材16,16と中継部材15及び前記基
部12と方向変換部材14との間には、それぞれ肉薄部
17,17,17,17,17が設けられている。そし
て、前記方向変換部材14の先端部は二股状に形成さ
れ、中継部材15の先端部は段状にやや薄くなってい
て、このやや薄くなっている先端部は前記二股状の先端
部に嵌合され得るようになっている。
【0010】このように構成された操作機構11を前記
(a)に示すように、ネジ18,18によって前記パネ
ル9に取り付ける。この取付状態では、前記中継部材1
5の先端部が方向変換部材14の前記した二股状の先端
部に嵌合されることにより、、この変換部材14によっ
て前記中継部材15が押圧され得、かつこの変換部材1
4と中継部材15とが回動可能に組み合わされる。
【0011】前記ボタン13の操作により、移動方向変
換部材14は第1の前記肉薄部17を支点として回動
し、これにより第2乃至第5の前記肉薄部17を介して
前記支持部材16,16により支持された中継部材15
が前記ボタン13の移動方向とは略直交する方向に移動
され、この移動により前記スイッチ3が操作される。前
記の説明では、方向変換部材14の先端部を二股状に、
また中継部材15の先端部は段状にやや薄くしたが、中
継部材15の先端部を二股状に、また方向変換部材14
の先端部を段状にやや薄くし、このやや薄くなっている
先端部を前記二股状の先端部に嵌合し得るようにしても
よい。尚、図中、符号19はパネル9に穿設された孔で
あり、前記ボタン2,13が遊嵌される。また、図1に
おいて、符号4は前記したスイッチ3の操作子、10は
スイッチ3が固定されているプリント基板であり、この
プリント基板10はパネル9と固定の関係にある。上記
説明は、このスイッチ操作機構をVTRに用いた場合で
あるが、他の電気機器にも用いることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のVTR
等におけるスイッチ操作機構は、安価であり、しかも操
作性が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す概略斜視図であ
り、(a)は組立状態、また(b)は組立前の状態であ
る。
【図2】従来のVTR等におけるスイッチ操作機構の概
略斜視図である。
【符号の説明】
1 VTR 2 ボタン 3 スイッチ 4 操作子 5 移動方向変換部材 6 基部 7 肉薄部 8 ネジ 9 パネル 10 プリント基板 11 操作機構11 12 基部 13 ボタン 14 移動方向変換部材 15 中継部材 16 支持部材 17 肉薄部 18 ネジ 19 孔
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 21/00 H01H 3/12 H01H 13/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 VTR等の筐体を構成するパネルにはス
    イッチ操作用の押しボタンを配設し、このボタンを前記
    パネルの面と垂直方向に押圧することにより、前記筐体
    内に配設されたスイッチを操作するようになし、 操作される前記ボタンの移動方向と、前記スイッチの操
    作子が移動されるべき方向とが略直交し、前記スイッチ
    は前記ボタンの位置から該ボタンの前記した移動方向及
    び該移動方向とは直交する方向に離れて配設され、かつ
    前記ボタンの移動方向における該ボタンと前記スイッチ
    との距離は、前記ボタンの移動方向とは前記のように直
    交する方向における前記ボタンと前記スイッチとの距離
    に比較して短くなるように前記ボタンとスイッチとが配
    置され、 前記ボタンとスイッチの操作子との間には移動方向変換
    部材を介在させてボタンの移動方向がこの方向と直交す
    るように変換されて前記操作子を移動するようにしたV
    TR等におけるスイッチ操作機構において、 前記移動方向変換部材を前記ボタンによって回動させた
    ときに、この変換部材における前記スイッチの操作子の
    操作方向と略同一方向に移動される部位と、前記操作子
    との間に介在される中継部材及び前記パネルに固定され
    るべき基部を備え、 この基部には第1の肉薄部を介して前記移動方向変換部
    材が、この変換部材には前記ボタンが、前記基部には第
    2と第3の肉薄部を介して第1と第2の支持部材の一端
    が、これらの支持部材のそれぞれの他端には第4と第5
    の肉薄部を介して前記中継部材が一体に樹脂成形により
    形成され、 前記移動方向変換部材と中継部材とは、この変換部材に
    よって前記中継部材が押圧され得、かつこの変換部材と
    中継部材とが回動可能に組み合わされていて、 前記ボタンの操作により、移動方向変換部材は前記第1
    の肉薄部を支点として回動し、これにより前記第2乃至
    第5の肉薄部を介して前記支持部材により支持された中
    継部材が前記ボタンの移動方向とは略直交する方向に移
    動され、この移動により前記スイッチが操作されるよう
    にしたことを特徴とするVTR等におけるスイッチ操作
    機構。
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