JP2006260812A - スイッチ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチノブをリンクで位置決めするスイッチ構造において、部品点数の増大を抑え、構成を簡素化し、リンクとスイッチノブとの間のガタを解消する。
【解決手段】ケースと、操作部と、タクトスイッチ31bとを備えたスイッチ構造において、操作部は、ケースに固定される固定部21と、ユーザの押下操作を受けて移動することでタクトスイッチ31bを押下するスイッチノブ22bと、固定部21にスイッチノブ22bを弾力的に繋げるスイッチノブ22bと一体のリンク24b、25bと、を有し、リンク24bとスイッチノブ22bとの接点からリンク25bとスイッチノブ22bとの接点への方向は、スイッチノブ22bの押下方向に対して平行になっており、かつ、リンク24bの一端から他端への方向と、前方下部リンク25bの一端から他端への方向は、平行となっている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、スイッチ構造に関する。
従来、スイッチ構造として、例えば特許文献1に記載のような、2本のリンクでスイッチノブと基板とを繋げるようなものがある。このようなスイッチ構造の一例を、図18に側面図として示す。このスイッチ構造においては、ユーザが直接押下する樹脂製のスイッチノブ(キートップ)100とキーボード基板101とが、いずれも金属製のリンク102およびリンク103によって繋がっている。リンク102は、その一端が固定金具104によってキーボード基板101に回動自在に固定されており、また、他の部分において固定金具105によってスイッチノブ100の側面に回動自在に固定されている。リンク103は、その一端が固定金具106によってキーボード基板101に回動自在に固定されており、また、他の部分において固定金具107によってスイッチノブ100の側面に回動自在に固定されている。また、リンク102およびリンク103は、平行に配置されている。
このような構成により、スイッチノブ100が押下されると、リンク102とリンク103は、互いに平行な関係を保ちつつ、金具104、106の位置を支点として回動しながら、キーボード基板101に水平となる方向に傾いてゆく。その結果、スイッチノブ100は、その上面を水平に保ったまま降下し、最終的にはキーボード基板101上の図示しないメンブレンシートやタクトスイッチを押しつける。
特開2000−348562
しかし、上記のような構成のリンクで、スイッチノブを位置決めする場合、スイッチノブとリンクとが別部品となっているので、スイッチ構造の部品点数の増大を招く。また、リンクとスイッチノブとを回動自在に組み付けるための構造が複雑になってしまう。また、リンクとスイッチノブとを回動自在に組み付けようとすると、リンクとスイッチノブとの間に隙間ができてしまい、それがガタを生じる原因となってしまう。
本発明は上記点に鑑み、ユーザの押下操作を受けて移動することでメンブレンシート等の押下型スイッチを押下する操作力伝達部(例えばスイッチノブ)を、リンクで位置決めするスイッチ構造において、部品点数の増大を抑え、構成を簡素化し、リンクと操作力伝達部との間のガタを解消することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、ケース(1)と、前記ケース内に取り付けられた操作部(2)と、押下型スイッチ(31a〜d)と、を備え、前記操作部は、前記ケースに固定される固定部(21)と、ユーザの押下操作を受けて移動することで前記押下型スイッチを押下する操作力伝達部(22a〜d)と、前記固定部に前記操作力伝達部を弾力的に繋げる第1のリンク(24a〜d)と、前記固定部に前記操作力伝達部を弾力的に繋げる第2のリンク(25a〜c)と、を有し、前記第1のリンクおよび前記第2のリンクは、前記操作力伝達部と一体に成型されており、かつ、前記第1のリンクと前記操作力伝達部との接点(71)から前記第2のリンクと前記操作力伝達部との接点(72)への方向は、前記操作力伝達部の押下方向に対して平行または斜めになっており、かつ、前記第1のリンクと前記操作力伝達部との接点(71)から前記第1のリンクと前記固定部との接点(73)への方向は、前記第2のリンクと前記操作力伝達部との接点(72)から前記第2のリンクと前記固定部との接点(74)への方向に対して平行になっていることを特徴とするスイッチ構造である。
このように、操作力伝達部を固定部に位置決めするための第1のリンクおよび第2のリンクが、操作力伝達部と一体に成型されていることで、操作力伝達部をリンクで位置決めするスイッチ構造において、部品点数の増大を抑え、構成を簡素化し、リンクと操作力伝達部との間のガタを解消することができる。また、第1のリンクおよび第2のリンクは、固定部と操作力伝達部を弾力的に繋げているので、操作力伝達部はその弾力によってユーザの押下操作に対する復元力を有するようになる。
また、第1のリンクと操作力伝達部との接点(以下第1ノブ側接点と記す)から第2のリンクと操作力伝達部との接点(以下第2ノブ側接点と記す)への方向(以下接点ずれ方向と記す)は、操作力伝達部の押下方向に対して平行または斜め、すなわち非垂直になっており、第1ノブ側接点から第1のリンクと固定部との接点(以下第1固定部側接点と記す)への方向(以下第1リンク方向と記す)は、第2ノブ側接点から第2のリンクと固定部との接点(以下第2固定部側接点と記す)への方向(以下第2リンク方向と記す)に対して平行になっていることから、操作力伝達部の押下によって、操作力伝達部が第1ノブ側接点を軸に回転して姿勢を変えるようなモーメントが加わった場合、第2のリンクが、それに抗するような第2ノブ側接点から第2リンク方向への正または負の力を操作力伝達部に及ぼし、また操作力伝達部が第2ノブ側接点を軸に回転して姿勢を変えるようなモーメントが加わった場合、第1のリンクが、それに抗するような第1ノブ側接点から第1リンク方向への正または負の力を操作力伝達部に及ぼすので、操作力伝達部の姿勢が安定化する。すなわち、第1のリンクと第2のリンクは、操作力伝達部の押下に対して平行バネのように働くことで、操作力伝達部の姿勢が安定することになる。
なお、操作力伝達部は、ユーザの押下操作を受けて移動することで押下型スイッチを押下するが、この押下は、操作力伝達部が直接押下型スイッチを押下する場合に加え、ユーザの押下操作を受けて移動することで、その移動によって媒介物が動き、その媒介物によって押下型スイッチが動くような、操作力伝達部が間接的に押下型スイッチを押下する場合をも含む概念である。
また、ここでいう平行とは、厳密な平行のみならず、本発明の操作力伝達部の姿勢安定が実現できる範囲内で平行からずれている場合をも含む概念である。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスイッチ構造において、前記第1のリンクと前記操作力伝達部との接点(71)から前記第2のリンクと前記操作力伝達部との接点(72)への方向は、前記操作力伝達部の押下方向に対して平行になっていることを特徴とする。
このように、接点ずれ方向が押下方向に対して平行になっていれば、操作力伝達部の押下による姿勢変化に抗する力がより効率的に発生する。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のスイッチ構造において、前記第1のリンクと前記操作力伝達部との接点(71)から前記第1のリンクと前記固定部との接点(73)までの直線距離は、前記第2のリンクと前記操作力伝達部との接点(72)から前記第2のリンクと前記固定部との接点(74)までの直線距離と等しいことを特徴とする。
このように、第1ノブ側接点から第1固定部側接点までの直線距離(以下第1直線距離と記す)と、第2ノブ側接点から第2固定部側接点までの直線距離(以下第2直線距離と記す)とが等しくなっていれば、第1ノブ側接点、第1固定部側接点、第2ノブ側接点、第2固定部側接点は、平行四辺形の4つの頂点を形成し、より安定した平行バネの効果が発揮される。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1つに記載のスイッチ構造において、前記操作力伝達部がユーザによって押下されていない状態において、前記第1のリンクと前記操作力伝達部との接点(71)から前記第1のリンクと前記固定部との接点(73)への方向、および、前記第2のリンクと前記操作力伝達部との接点(72)から前記第2のリンクと前記固定部との接点(74)への方向は、前記押下方向に対して斜め下方向になっていることを特徴とする。
このように、第1リンク方向および第2リンク方向が、押下方向に対して斜め下方向になっていることで、そうでない場合に比べ、第1のリンクおよび第2のリンクのぞれぞれと、操作力伝達部との間のクリアランスが大きくなる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1つに記載のスイッチ構造において、前記固定部は、前記固定部に前記操作力伝達部を弾力的に繋げる第3のリンク(23a〜d)と、前記固定部に前記操作力伝達部を弾力的に繋げる第4のリンク(26a〜b)と、を有し、前記第3のリンクおよび前記第4のリンクは、前記操作力伝達部と一体に成型されており、かつ、前記第3のリンクと前記操作力伝達部との接点から前記第4のリンクと前記第3のリンクの接点への方向は、前記操作力伝達部の押下方向に対して平行または斜めになっており、かつ、前記第3のリンクと前記操作力伝達部との接点から前記第3のリンクと前記固定部との接点への方向は、前記第4のリンクと前記操作力伝達部との接点から前記第4のリンクと前記固定部との接点への方向に対して平行になっていることを特徴とする。
このように、第1のリンクおよび第2のリンクと同様に平行バネのような働きをする第3のリンクおよび第4のリンクを有することで、操作力伝達部の姿勢がより安定的になる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のスイッチ構造において、前記第1のリンクと前記操作力伝達部との接点および前記第2のリンクと前記操作力伝達部との接点は、前記操作力伝達部の前記押下方向に平行な第1の面に共にあり、前記第3のリンクと前記操作力伝達部との接点および前記第4のリンクと前記操作力伝達部との接点は、前記第1の面の反対側の、前記操作力伝達部の前記押下方向に平行な第2の面に共にあることを特徴とする。
このようになっていることで、第1のリンクおよび第2のリンクから成る組と、第3のリンクおよび第4のリンクから成る組とが、互いに操作力伝達部の反対の側面に設けられているので、操作力伝達部の姿勢がさらに安定的になる。
なお、上記特許請求の範囲における括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成要素等との対応関係を示すものである。
以下、本発明の第1実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係るスイッチ構造の組み付け前の概略構成を示す。このスイッチ構造は、車両エアコンパネル用スイッチ、ナビゲーション装置用スイッチ等、車両に搭載されるスイッチとして用いられる。このスイッチ構造は、樹脂製のケース1、樹脂製の操作部2、および基板3を有している。ケース1は、その上部に2つの長方形形状の開口部を有している。操作部2は、組み付けの際、その一部がケース1の内部に嵌合固定されることで、ケース1内部で位置決めされる。その結果、操作部2の一部が上記ケース1の上部の開口部から外部に露出するようになる。
また、操作部2がケース1に組み付けられた後、基板3が、ネジ穴32a〜dにおいてケース1にネジ止めされる。この基板3は、この4つのネジ穴32a〜dおよびタクトスイッチ31a〜dをその上面に有している。このタクトスイッチ31a〜dが押下されることで、図示しない車両内の電子機器がその押下に基づいた信号を受け、その信号に基づく作動を行う。
図2に、操作部2の上面図を示す。操作部2は、縦になった平板状の固定部21と、その固定部21の両側に前後(紙面上下方向に相当する)に2個ずつ並ぶ4つの上から見てほぼ正方形のスイッチノブ22a〜dと、スイッチノブ22a〜dを固定部21に繋ぐ細長い16本のリンクを有している。そして、固定部21は、これらすべてが一体成型となっている。なお、スイッチノブ22a〜dには、それぞれ4本ずつリンクが繋がっている。具体的には、スイッチノブ22aと固定部21とを繋ぐのは後方上部リンク23a(第3のリンクに相当する)、前方上部リンク24a(第1のリンクに相当する)、後方上部リンク23aの下に隠れている後方下部リンク(第4のリンクに相当する)、および前方上部リンク24aの下に隠れている前方下部リンク(第2のリンクに相当する)の4本である。
また同様に、スイッチノブ22bと固定部21とを繋ぐのは、後方上部リンク23b(第3のリンクに相当する)、前方上部リンク24b(第1のリンクに相当する)、図示しない後方下部リンク(第4のリンクに相当する)、および図示しない前方下部リンク(第2のリンクに相当する)の4本である。また同様に、スイッチノブ22cと固定部21とを繋ぐのは、後方上部リンク23c(第3のリンクに相当する)、前方上部リンク24c(第1のリンクに相当する)、図示しない後方下部リンク(第4のリンクに相当する)、および図示しない前方下部リンク(第2のリンクに相当する)の4本である。また同様に、スイッチノブ22dと固定部21とを繋ぐのは、後方上部リンク23d(第3のリンクに相当する)、前方上部リンク24d(第1のリンクに相当する)、図示しない後方下部リンク(第4のリンクに相当する)、および図示しない前方下部リンク(第2のリンクに相当する)の4本である。
図3に、スイッチノブ22a〜dの最上部より下にあり、かつ後方上部リンク23a〜dおよび前方上部リンク24a〜dより上にある水平面(すなわち図2の紙面に平行な面)における、操作部2の断面図を示す。この図に示す通り、スイッチノブ22a〜dは、中空で底が抜けた箱形形状を有し、その最上部より下の部分の外形は最上部より前後(紙面上下)に短くなっている。
また、後方上部リンク23a〜dは、それぞれ固定部21から水平に、かつ固定部21の面に垂直に真っ直ぐ形成され、その後水平前方(紙面下方)に90度折れ曲がって、それぞれが接続するスイッチノブ22a〜dの後面に到達している。また、第前方上部リンク24a〜dは、それぞれ固定部21から水平に、かつ固定部21の面に垂直に真っ直ぐ形成され、その後水平後方(紙面上方)に90度折れ曲がって、それぞれが接続するスイッチノブ22a〜dの前面に到達している。また、後方上部リンク23a〜dに隠れている後方下部リンクも、後方上部リンク23a〜dと同じ態様で、それぞれ対応する後方上部リンク23a〜dと同じスイッチノブ22a〜dの後面に接続されている。また、前方上部リンク24a〜dに隠れている前方下部リンクも、前方上部リンク24a〜dと同じ態様で、それぞれ対応する後方上部リンク24a〜dと同じスイッチノブ22a〜dの前面に接続されている。
図4に、ケース1内に操作部2が取り付けられ、ケース1に基板3が固定された後の、すなわち完成状態における、スイッチ構造の図1の基板3における線分A−Aを含む鉛直面についての正面断面図を示す。この図に示す通り、操作部2の固定部21は、ケース1の中央部にあると共に下に開いたレールにはめ込められることで、ケース1に固定される。また、基板3上のタクトスイッチ31bおよびタクトスイッチ31cは、それぞれスイッチノブ22bの右下端部およびスイッチノブ22cの左下端部(すなわち固定部21から遠い側の下端部)と接触している。なお、図示しないタクトスイッチ31aおよびタクトスイッチ31dも、同様にそれぞれスイッチノブ22aの右下端部およびスイッチノブ22dの左下端部(すなわち固定部21から遠い側の下端部)と接触している。
また、この図に示す通り、前方上部リンク24bとスイッチノブ22bとの接点(第1ノブ側接点に相当する;以下、スイッチノブ22bの前方上部ノブ側接点と記す)71の位置と、前方下部リンク25bとスイッチノブ22bとの接点(第2ノブ側接点に相当する;以下、スイッチノブ22bの前方下部ノブ側接点と記す)72の位置は、鉛直に並んでいる。また同様に、前方上部リンク24cとスイッチノブ22cとの接点(第1ノブ側接点に相当する;以下、スイッチノブ22cの前方上部ノブ側接点と記す)の位置と、前方下部リンク25cとスイッチノブ22cとの接点(第2ノブ側接点に相当する;以下、スイッチノブ22cの前方下部ノブ側接点と記す)の位置も、鉛直に並んでいる。
また、図示しないが、スイッチノブ22bの後面において、後方上部リンク23bとスイッチノブ22bとの接点(第3ノブ側接点に相当する;以下、スイッチノブ22bの後方上部ノブ側接点と記す)の位置と、後方下部リンクとスイッチノブ22bとの接点(第4ノブ側接点に相当する;以下、スイッチノブ22bの後方下部ノブ側接点と記す)の位置は、鉛直に並んでいる。他のリンクについても同様に、同じスイッチノブ22の同じ面における上部リンクと下部リンクの接点も、鉛直に並んでいる。
また、スイッチノブ22bの前方上部ノブ側接点から、前方上部リンク24bの他端、すなわち前方上部リンク24bと固定部21との接点(第1固定部側接点に相当する;以下、スイッチノブ22bの前方上部固定部側接点と記す)73への方向は、水平となっている。また、スイッチノブ22bの前方下部ノブ側接点から、前方上部リンク25bの他端、すなわち前方下部リンク25bと固定部21との接点(第2固定部側接点に相当する;以下、スイッチノブ22bの前方下部固定部側接点と記す)74への方向は、水平となっている。したがって、前方上部リンク24bの両端と前方下部リンク25bの両端は、直方体の4つの頂点を成す。なお、同様に、同じスイッチノブ22a〜dの同じ面に接続する2つのリンクの4つの端点は、直方体の4つの頂点を成す。
次に、図5に、操作部2を右から見た側面図を示す。この図に示す通り、スイッチノブ22a、bの上端部221a、bは、前後(紙面左右)に水平に拡がっている。そして、後方上部リンク23a、第2上部リンク24a、前方下部リンク25a、および後方下部リンク26aは、上端部221aに上から覆われており、後方上部リンク23b、前方上部リンク24b、前方下部リンク25b、および後方下部リンク26bは、上端部221bに上から覆われている。また、スイッチノブ22c、dの上端部も、同様に前後に水平に拡がっている。このようになっていることで、スイッチノブ22a〜dに接続された各リンクの上方には、拡がった上端部221によって覆われている。したがって、操作部2の上方からは、各リンクは見えないようになっている。
また、スイッチノブ22aおよびスイッチノブ22bは、その前面(図5紙面左側面)および後方側面(図5紙面右側面)のそれぞれにおいて、2つのリンクによって支えられることで、安定的にその位置が決まる。
なお、スイッチノブ22a〜dは、図4のように組み付けられた状態において、上端部221a〜dをユーザが鉛直下方に押下することで、下に移動し、その結果対応するタクトスイッチ31a〜dを押下する。
次に、図6および図7に、組み付けられたスイッチ構造中において、スイッチノブ22bが押し込まれた状態の正面図を示す。なお、この図においては、簡単のためにケース1の記載を省略している。また、以下では、スイッチノブ22bが押下された場合のスイッチノブ22bの姿勢変化について代表的に説明するが、スイッチノブ22a、c、dが押下された場合も、それらの姿勢変化の態様は同等である。
図6の矢印51に示す位置、すなわち上端部221bの中央部が押下されると、その力でスイッチノブ22bは下方向に下がり、それに伴って前方上部リンク24bおよび前方下部リンク25bが下方向に撓む。
スイッチノブ22bが押下されていない状態において、前方上部ノブ側接点71から前方下部ノブ側接点72までの方向(接点ずれ方向に相当する)は、スイッチノブの押下方向51に対してほぼ平行になっており、また、前方上部ノブ側接点71から前方上部固定部側接点73への方向(第1リンク方向に相当する)は、前方下部ノブ側接点72から前方下部固定部側接点74への方向(第2リンク方向に相当する)に対してほぼ平行になっていることから、図6のようなスイッチノブ22bの押下によって、スイッチノブ22bが前方上部ノブ側接点71を軸に反時計回りに回転して姿勢を変えるようなモーメントが加わっても、前方下部リンク25bが、それに抗するような前方下部ノブ側接点72から前方下部固定部側接点74への正の力をスイッチノブに及ぼし、またスイッチノブ22bが前方下部ノブ側接点72を軸に反時計回りに回転して姿勢を変えるようなモーメントが加わっても、前方上部リンク24bが、それに抗するような前方上部固定部側接点73から前方上部ノブ側接点71への正の力をスイッチノブ22bに及ぼすので、スイッチノブ22bの姿勢が安定化する。
また、図7の矢印52に示すように、スイッチノブ22bの外側端部(すなわち固定部21から遠い方の端部)が押下された場合、その押下によって、スイッチノブ22bが前方上部ノブ側接点71を軸に時計回りに回転して姿勢を変えるようなモーメントが加わっても、前方下部リンク25bが、それに抗するような前方下部固定部側接点74から前方下部ノブ側接点72への正の力をスイッチノブに及ぼし、またスイッチノブ22bが前方下部ノブ側接点72を軸に時計回りに回転して姿勢を変えるようなモーメントが加わっても、前方上部リンク24bが、それに抗するような前方上部ノブ側接点71から前方上部固定部側接点73への正の力をスイッチノブ22bに及ぼすので、スイッチノブ22bの姿勢が安定化する。
このように、前方上部リンク24bと前方下部リンク25bは、対になってスイッチノブ22bの押下に対して平行バネのように働くことで、押下時におけるスイッチノブ22bの姿勢が安定する。なお、図示しないが、スイッチノブ22bの後側の面においては、後方上部リンク23bおよび後方下部リンク26bが、それぞれ前方上部リンク24bおよび前方下部リンク25bと同等の働きをすることで、対になって平行バネのように働くので、押下時におけるスイッチノブ22bの姿勢がより安定する。また、接点ずれ方向が押下方向に対して平行になっているので、スイッチノブの押下による姿勢変化に抗する力がより効率的に発生する。
また、前方上部ノブ側接点71から前方下部ノブ側接点72までの直線距離(第1直線距離に相当する)と、前方上部固定部側接点73から前方下部固定部側接点74までの直線距離(第2直線距離に相当する)とが等しくなっているので、前方上部ノブ側接点71、前方下部ノブ側接点72、前方上部固定部側接点73、および前方下部固定部側接点74は、押下時にほぼ平行四辺形となる図形の4つの頂点を形成し、より安定した平行バネの効果が発揮される。また、前方上部リンク24bおよび前方下部リンク25bの材質および形状(長さ、太さ、および形)が同じであるので、対になるリンクの撓み具合が均質となり、より安定した平行バネの効果が発揮される。
なお、ユーザがスイッチノブ22bから指を離すと、タクトスイッチのゴムの弾性反力と前方上部リンク24bおよび前方下部リンク25bの弾性力によって、スイッチノブ22bの位置は、図4に示したような初期位置に戻る。
このように、スイッチノブ22bを固定部21に位置決めしてスイッチノブ22bの姿勢を安定化させるためのリンク対が、スイッチノブと一体に成型されていることで、スイッチノブ22bをリンクで位置決めするスイッチ構造において、部品点数の増大を抑え、構成を簡素化し、リンクとスイッチノブとの間のガタを解消することができる。
また、図8および図9に示すような、レール82および83に挟まれる部分を有することで位置決めされ、矢印85に示すようなユーザの押下操作によってタクトスイッチ84を押すような構成になっている従来のスイッチノブ81においては、レール82とレール83との間に隙間があることによって、矢印86のようにスイッチノブ81が傾いてしまったり、矢印87のような方向にスイッチノブ81の位置が下がってしまったりすることで、見栄えが悪くなる場合がある。しかし、本実施形態のようなスイッチ構造におけるスイッチノブ22a〜dは、レールによって位置決めされていないので、このような問題が発生する可能性が低い。
また、このようなレール82、83で支えるタイプのスイッチ構造では、スイッチ構造が搭載される車両およびインストゥルメントパネルの振動によってスイッチノブが揺れて不快な音が発生することを防止するために、タクトスイッチのゴムの弾性反力を利用して、スイッチノブ81のフランジ部をケースに押し当てることで、スイッチノブとケースとの間で予圧が発生するように設計する場合があった。そのような場合、スイッチノブを押した後に手を離したとき、フランジ部とケースとが強く当たって不快な音が発生してしまう場合があった。しかし、本実施形態のようなスイッチ構造においては、予圧をかける必要がないので、このような問題が発生する可能性が低くなる。
また、図10に示すような、一端でケース92に回動可能に固定され、他端でタクトスイッチ93に接触しているヒンジ式のスイッチノブ91は、矢印95に示すようなユーザの押下操作によって、タクトスイッチ93が大きく傾いてしまうので、スイッチノブ91の操作フィーリングが悪くなる場合がある。しかし、本実施形態のようなスイッチ構造におけるスイッチノブ22a〜dは、押下による姿勢変化が少ないので、このような問題が発生する可能性が低い。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態のスイッチ構造が第1実施形態のスイッチ構造と異なるのは、固定部21とスイッチノブ22a〜dとを繋ぐ各リンクの太さのみである。以下、本実施形態と第1実施形態とが異なる点についてのみ説明する。
図11に、本実施形態の操作部2等を、図6および図7と同形式で示す。この図に示す通り、前方上部リンク24bは、固定部21との接点側の端部に細い撓み部241bを有し、さらにスイッチノブ22bとの接点側の端部にも細い撓み部243bを有し、その撓み部241bと撓み部243bとの間に太く剛性のある剛性部242bを有している。また同様に、前方下部リンク25bは、固定部21との接点側の端部に細い撓み部251bを有し、さらにスイッチノブ22bとの接点側の端部にも細い撓み部253bを有し、その撓み部251bと撓み部253bとの間に太く剛性のある剛性部252bを有している。なお、撓み部241b、243b、251b、253bの長さは、剛性部242b、242bの長さの10分の1程度である。図12および図13に、このようなリンクによって固定部21に繋がっているスイッチノブ22bの中央部および外側端部が押下された状態における、前方上部リンク24bおよび前方下部リンク25bの変形、およびスイッチノブ22bの姿勢を示す。
これらの図に示す通り、スイッチノブ22bが押下されても、スイッチノブ22bの姿勢が安定しているのは、第1実施形態と同様である。しかし、前方上部リンク24bの剛性部242および前方下部リンク25bの剛性部252は、撓んでおらず、撓み部241b、243b、251b、253bが撓んでいる。
なお、操作部2における他のスイッチノブ22a、c、dに繋がる各リンクも、前方上部リンク24bおよび前方下部リンク25bと同じ形状となっている。
このように、固定部21とスイッチノブ22a〜dとを繋ぐ各リンクにおいて、太い剛性部と細い撓み部を設けることで、本実施形態のスイッチ構造は、第1実施形態のスイッチ構造の効果に加え、リンクの特定の部分の剛性を高める等の調整を行うことができるという効果を発揮する。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について、第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図14に、スイッチノブ22bが押下されていない状態における、本実施形態の操作部2等を、図11〜図13と同形式で示す。本実施形態のスイッチ構造が第2実施形態のスイッチ構造と異なるのは、スイッチノブ22bが押下されていない初期状態において、前方上部リンク24bおよび前方下部リンク25bの向きが、固定部21からスイッチノブ22bに向かって上がっていることである。
すなわち、スイッチノブ22bがユーザによって押下されていない状態において、前方上部リンク24bとスイッチノブ22bとの接点から前方上部リンク24bと固定部21との接点への方向が、スイッチノブ22bの押下方向に対して斜め下方向になっている。また同様に、スイッチノブ22bがユーザによって押下されていない状態において、前方下部リンク25bとスイッチノブ22bとの接点から前方下部リンク25bと固定部21との接点への方向が、スイッチノブ22bの押下方向に対して斜め下方向になっている。
このようになっているので、スイッチノブ22bが押下されていない状態において、前方上部リンク24bおよび前方下部リンク25bが水平(すなわち押下方向に対して垂直)となっている場合に比べ、スイッチノブ22bの固定部21側の端部において、上端部221bと前方上部リンク24bとの間のクリアランス60を広くしつつ、前方上部リンク24bとスイッチノブ22bとの接点を上端部221bに近くすることができる。
図15に、スイッチノブ22bが押下された状態における、本実施形態の操作部2等を、図14と同形式で示す。このように、本実施形態の前方上部リンク24bおよび前方下部リンク25bは、押下されたときに水平となる。
このような構成の操作部2の場合、スイッチノブ22bを薄くすることで、前方上部リンク24bとスイッチノブ22bとの接点が上端部221bに近づいても、クリアランス60を十分にとることができるので、スイッチノブ22bの押下時に前方上部リンク24bと上端部221bとが接触する可能性が低下するため、スイッチの薄型化が可能になる。
なお、本実施形態において、前方上部リンク24bおよび前方下部リンク25bの太さは、第1実施形態のように均一となっていてもよい。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について、第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図16に、スイッチノブ22bが押下されていない状態における、本実施形態の操作部2等を、図11〜図13と同形式で示す。本実施形態のスイッチ構造が第2実施形態のスイッチ構造と異なるのは、前方下部リンク25bの形状のみである。
本実施形態の前方下部リンク25bは、固定部21との接点側の端部に太く剛性のある剛性部255を有し、さらにスイッチノブ22bとの接点側の端部に細い撓み部243を有している。剛性部255bと撓み部256bとの長さの比は、3:7程度である。
このように、前方上部リンク24bの太さの変化と、前方下部リンク25bの太さの変化が異なっていてもよい。また、剛性部255bを操作部2の一部であると考えることもできる。この場合、対になる2つのリンクの長さが異なるようになっていてもよいことになる。
(他の実施形態)
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明の構成は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各構成要素の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、上記の各実施形態において、スイッチ構造は、車載用のものであったが、本発明のスイッチ構造は、車載用途以外にも用いることができる。
また、上記実施形態においては、各リンクはスイッチノブ22a〜dおよび固定部21と一体となっているが、固定部21と各リンクとは、必ずしも一体として形成されておらずともよい。
1つの固定部21に複数のスイッチノブ22a〜dがリンクを介して繋がっているが、1つの固定部21に1つのスイッチノブがリンクを介して繋がっているようになっていてもよい。
また、1つのスイッチノブ22は、対になるリンクが2組、すなわち計4本のリンクによって固定部21に繋がっているが、1組の対になるリンクのみによって固定部21に繋がっていてもよい。
また、これら2組のリンク対は、それぞれ反対面でスイッチノブ22と繋がっているが、必ずしもこのようになっておらずともよい。例えば、スイッチノブ22bの固定部21に近い側面に後方上部リンク23bおよび後方下部リンク26bが繋がっており、その側面に対して垂直な前面に前方上部リンク24bおよび前方下部リンク25bが繋がっていてもよい。
また、上記実施形態では、接点ずれ方向はスイッチノブ押下方向に対して平行になっているが、必ずしも平行である必要はなく、非垂直でありさえすれば、本発明の効果は達成される。
また、各リンクの形状は必ずしも直線状でなくともよく、例えば波状や螺旋状に曲がっていてもよい。
またケース1と固定部21との固定は、つめによる引っかかりによってさらに強固になっていてもよい。
また、タクトスイッチ31a〜dは、メンブレンシート等によって置き換えられてもよい。すなわち、押下型スイッチは、押されることによって電気的にオンオフされる接点(押下型スイッチに相当する)であれば足りる。
また、スイッチノブ22a〜d自体は必ずしも一体成形でなくともよい。例えば、上端部221aとスイッチノブ22aの他の部分とは、別体として成形されていてもよい。また、各リンクと一体成型になっているのは、スイッチノブ22a〜dを固定的に保持する部材であってもよい。すなわち、ユーザの押下操作を受けて移動することで押下型スイッチを押下する操作力伝達部の一部と、各リンクとが一体となっていれば足りる。
また、スイッチノブによる押下型スイッチの押下は、必ずしも直接的なものでなくともよく、スイッチノブと押下型スイッチとの間に媒介物があるような間接的なものであってもよい。
また、操作部2は、可視光線を透過する性質を有する部材を含んでいてもよい、このようになっていると、基板3上のスイッチノブ22a〜dの直下に該当する部分にLED等の発光体がある場合、その発光体からの光がスイッチノブ22直下の空洞部分および上端部221を通って外部にでることで、スイッチノブ22が発光して見えるようになる。
本発明の第1実施形態に係るスイッチ構造の概略構成を示す斜視図である。 操作部2の上面図である。 操作部2の、図2の紙面に平行な面についての断面図である。 スイッチ構造の正面断面図である。 操作部2の側面図である。 スイッチノブ22bの中央部が押下された状態を表す正面図である。 スイッチノブ22bの端部が押下された状態を表す正面図である。 レール82、83で支えられたスイッチノブ81の傾きを表す図である。 レール82、83で支えられたスイッチノブ81の位置ずれを表す図である。 ヒンジタイプのスイッチノブ91の傾きを表す図である。 第2実施形態における操作部2の構成を概略的に示す正面図である。 スイッチノブ22bの中央部が押下された状態を表す正面図である。 スイッチノブ22bの端部が押下された状態を表す正面図である。 第3実施形態における操作部2の構成を概略的に示す正面図である。 スイッチノブ22bが押下された状態を表す正面図である。 第4実施形態における操作部2の構成を概略的に示す正面図である。 スイッチノブ22bが押下された状態を表す正面図である。 従来のスイッチ構造の側面図である。
符号の説明
1…ケース、2…操作部、3…基板、21…固定部、22a〜d…スイッチノブ、
23a〜d…後方上部リンク、24a〜d…前方上部リンク、
25a〜d…前方下部リンク、26a〜d…後方下部リンク、
31a〜d…タクトスイッチ、32a〜d…ネジ穴、60…クリアランス、
71…前方上部ノブ側接点、72…前方下部ノブ側接点、
73…前方上部固定部側接点、74…前方下部固定部側接点74、
81、91、100…スイッチノブ、82、83…レール、
84、93…タクトスイッチ、92…ケース、101…キーボード基板、
102、103…リンク、104〜107…固定金具、221a〜d…上端部、
241b、243b、245b、247b、251b、253b、256b…撓み部、
242b、246b、252b、255b…剛性部。

Claims (6)

  1. ケース(1)と、前記ケース内に取り付けられた操作部(2)と、押下型スイッチ(31a〜d)と、を備え、
    前記操作部は、前記ケースに固定される固定部(21)と、ユーザの押下操作を受けて移動することで前記押下型スイッチを押下する操作力伝達部(22a〜d)と、前記固定部に前記操作力伝達部を弾力的に繋げる第1のリンク(24a〜d)と、前記固定部に前記操作力伝達部を弾力的に繋げる第2のリンク(25a〜c)と、を有し、
    前記第1のリンクおよび前記第2のリンクは、前記操作力伝達部と一体に成型されており、かつ、
    前記第1のリンクと前記操作力伝達部との接点(71)から前記第2のリンクと前記操作力伝達部との接点(72)への方向は、前記操作力伝達部の押下方向に対して平行または斜めになっており、かつ、
    前記第1のリンクと前記操作力伝達部との接点(71)から前記第1のリンクと前記固定部との接点(73)への方向は、前記第2のリンクと前記操作力伝達部との接点(72)から前記第2のリンクと前記固定部との接点(74)への方向に対して平行になっていることを特徴とするスイッチ構造。
  2. 前記第1のリンクと前記操作力伝達部との接点(71)から前記第2のリンクと前記操作力伝達部との接点(72)への方向は、前記操作力伝達部の押下方向に対して平行になっていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ構造。
  3. 前記第1のリンクと前記操作力伝達部との接点(71)から前記第1のリンクと前記固定部との接点(73)までの直線距離は、前記第2のリンクと前記操作力伝達部との接点(72)から前記第2のリンクと前記固定部との接点(74)までの直線距離と等しいことを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチ構造。
  4. 前記操作力伝達部がユーザによって押下されていない状態において、前記第1のリンクと前記操作力伝達部との接点(71)から前記第1のリンクと前記固定部との接点(73)への方向、および、前記第2のリンクと前記操作力伝達部との接点(72)から前記第2のリンクと前記固定部との接点(74)への方向は、前記押下方向に対して斜め下方向になっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のスイッチ構造。
  5. 前記固定部は、前記固定部に前記操作力伝達部を弾力的に繋げる第3のリンク(23a〜d)と、前記固定部に前記操作力伝達部を弾力的に繋げる第4のリンク(26a〜b)と、を有し、
    前記第3のリンクおよび前記第4のリンクは、前記操作力伝達部と一体に成型されており、かつ、
    前記第3のリンクと前記操作力伝達部との接点から前記第4のリンクと前記第3のリンクの接点への方向は、前記操作力伝達部の押下方向に対して平行または斜めになっており、かつ、
    前記第3のリンクと前記操作力伝達部との接点から前記第3のリンクと前記固定部との接点への方向は、前記第4のリンクと前記操作力伝達部との接点から前記第4のリンクと前記固定部との接点への方向に対して平行になっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のスイッチ構造。
  6. 前記第1のリンクと前記操作力伝達部との接点および前記第2のリンクと前記操作力伝達部との接点は、前記操作力伝達部の前記押下方向に平行な第1の面に共にあり、
    前記第3のリンクと前記操作力伝達部との接点および前記第4のリンクと前記操作力伝達部との接点は、前記第1の面の反対側の、前記操作力伝達部の前記押下方向に平行な第2の面に共にあることを特徴とする請求項5に記載のスイッチ構造。
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