JP2007087719A - 操作ノブ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作部をより安定的に動作させることのできる操作ノブ構造を提供することである。
【解決手段】 操作部10とフランジ部11とを有する操作ノブ体100をパネル体200の開口210から操作部10を露出させて取付け部300に取り付けるようにした操作ノブ構造であって、操作ノブ体100は、更に、フランジ部11の上端縁に沿って形成されたヒンジ部20と、ヒンジ部20の略中央部から突出する固定部24とを有し、ヒンジ部は20、その両側端部のそれぞれに位置し、第1の支持突起部27a、27bの形成された可動部位23a、23bを有し、取付け部300は、操作ノブ体100の固定部24を挟み込んで固定支持する支持部材50と、ヒンジ部20の各可動部位23a、23bに形成された第1の支持突起部27a、27bに当接して各可動部位23a、23bを受ける受け部材61a、61bとを有する構成となる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、押動操作のなされる操作部を有する操作ノブ体を電子機器等のパネル体の開口から前記操作部を露出させて取付け部に取り付けるようにした操作ノブ構造に関する。
従来、パネルの開口から操作部(キートップ)が露出するように操作ノブ体(キートップ体)が電子機器等の本体に取付けられるようにした操作ノブ体構造(押圧キー構造)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、押動操作のなされるキートップ部(操作部)と、支持枠体と、キートップ部の支持枠体に対向する縁から前記支持枠体に延びる2つの弾性部とが合成樹脂により一体成型されてキートップ体(操作ノブ体)が構成されている。そして、支持枠体から突出する柱部が本体パネルに形成された凹部に嵌め込まれることによりキートップ部が本体パネルの開口(キートップ穴)から露出するように位置決めされ、当該キートップ体が本体パネルに取付けられている。
このような操作ノブ体構造(押圧キー構造)では、キートップ部の押動操作がなされると、2つの弾性部が撓んでキートップ部が支持枠体を軸として本体パネルの内方に揺動する。キートップ部に対する押圧を止めると、撓んだ2つの弾性部が元の状態に復元し、キートップ部が元の位置に復帰する。
特許第3166978号
前述したような従来の操作ノブ体構造(押圧キー構造)では、キートップ部(操作部)の押動位置がその中央部から左右のいずれかにずれると、2つの弾性体の撓み量が均一でなくなり、キートップ部が左右方向に傾き易い。また、その2つの弾性体の撓み量のバランスがキートップ部の押動位置に大きく依存することから、キートップ部の押動位置応じてその押動感が変わってしまう。このように従来の操作ノブ体構造(押圧キー構造)では、操作部(キートップ部)を安定的に動作させることが難しい。この傾向は、特にキートップ部(操作部)が大型化するほど顕著になる。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、操作部をより安定的に動作させることのできる操作ノブ構造を提供するものである。
本発明に係る操作ノブ構造は、押動操作のなされる操作部と該操作部の周囲に一体的に形成されたフランジ部とを有する操作ノブ体をパネル体の開口から前記操作部を露出させて取付け部に取り付けるようにした操作ノブ構造であって、前記操作ノブ体は、更に、前記フランジ部の上端縁に形成されたヒンジ部と、該ヒンジ部の略中央部から突出する固定部とを有し、前記ヒンジ部は、その両側端部のそれぞれに位置し、前記パネル体との対向面と逆側の面に第1の支持突起部の形成された可動部位を有し、前記取付け部は、前記操作ノブ体の固定部を挟み込んで固定支持する支持部材と、前記ヒンジ部の各可動部位に形成された第1の支持突起部に当接して当該可動支持部を受ける受け部材とを有する構成となる。
このような構成により、操作ノブ体におけるフランジ部の上端縁に沿って形成されたヒンジ部の略中央部から突出する固定部が取付け部の支持部材によって固定支持されると共に、前記ヒンジ部の両側端部の可動部位に形成された第1の支持突起部が前記取付け部の受け部材に当接しているので、パネル体の開口から突出する操作ノブ体の操作部が押動操作されると、前記支持部材にて固定支持された固定部に続くヒンジ部の略中央部からその両側端部それぞれに続く部位が捩れると共にヒンジ部の両側端部に位置する各可動部位が受け部材に当接する第1の支持突起部を支点にして回動する。その結果、前記捩れの反発力による抵抗感をもって前記操作部が前記ヒンジ部を軸にしてパネル体の内方に揺動する。前記操作部に対する押動を止めると、前記ヒンジ部の略中央部からその両側端部に続く部位の捩れが元に戻ると共に、前記ヒンジ部の両側端部に位置する各可動部位が第1の支持突起部を支点にして前記回動とは逆方向に回動する。その結果、前記操作部が前記ヒンジ部を軸にして揺動復帰してパネル体の開口から露出する元の状態に戻る。
また、本発明に係る操作ノブ構造において、前記固定部は、前記ヒンジ部から前記パネル体と逆側に向けて突出する構成とすることができる。
このような構成により、ヒンジ部の略中央部からパネル体の内方に延びる固定部が取付け部の支持部材にて固定支持されるようになるので、操作部が前記パネル体の内方に押動操作される際にヒンジ部の略中央部を介して前記押動力を支持部材にてより確実に受けることが可能となり、操作部がより安定して動作し得るようになる。
また、本発明に係る操作ノブ構造において、前記ヒンジ部の各可動部位は、前記パネル体との対向面に当該パネル体に当接する第2の支持突起部を有する構成とすることができる。
このような構成により、ヒンジ部の両側端部それぞれに位置する可動部位が、第1の支持突起部に当接する受け部材と第2の支持突起部に当接するパネル体によって挟み込まれるようになるので、可動部位が前記第1の支持突起部を支点にして回動する際に、可動部位のパネル体との対向面全体が当該パネル体に摺れるのではなく、第2の支持突起部がパネル面に摺れるようになるので、ヒンジ部と可動部位との摩擦を低減させることができるようになる。
更に、本発明に係る操作ノブ構造において、前記第1の支持突起部は、前記受け部材に当接する面が湾曲面である構成とすることができる。
このような構成により、ヒンジ部の両側端部に形成された各可動部位が第1の支持突起を支点にしてスムーズに回動することができるようになる。
また、本発明に係る操作ノブ構造において、前記第1の支持突起部は、前記受け部材に当接する面が球面である構成とすることができる。
更に、本発明に係る操作ノブ構造において、前記受け部材は、前記第1の支持突起部が嵌り込む凹部を有する構成とすることができる。
このような構成により、第1の支持突起部が受け部部材の凹部に嵌り込むので、ヒンジ部の両側端部それぞれに形成された可動部位がより確実に前記第1の支持突起を支点として回動することができるようになる。
更に、本発明に係る操作ノブ構造において、前記凹部は、前記第1の支持突起部の湾曲面に合致する湾曲凹面を有する構成とすることができる。
このような構成により、ヒンジ部の両側端部に形成された各可動部位が受け部材の凹部に嵌り込む第1の支持突起部を支点にしてよりスムーズに回動することができるようになる。
本発明に係る操作ノブ構造によれば、操作部が押動操作された際に、支持部材にて固定支持された固定部に続くヒンジ部の略中央部からその両側端部それぞれに続く部位が捩れると共にヒンジ部の両側端部に位置する各可動部位が受け部材に当接する第1の支持突起を支点にして回動するようになるので、操作部における押動操作位置がその中央部から左右にずれたとしても、操作部が左右に傾くことを防止することができる。また、操作部における押動操作位置が種々変化しても前記操作部が左右に傾くことを防止することができるので、ヒンジ部の略中央部から両側端部に続く部位での捩れを安定させることができ、その結果、操作部をより安定的に動作させることができるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の形態に係る操作ノブ構造に適用される操作ノブ体は、図1乃至図4に示すように構成される。なお、図1は操作ノブ体の表側を示す斜視図(a)及びその裏側(b)を示す斜視図(b)であり、図2は操作ノブ体を示す側面図であり、図3は操作ノブ体を示す正面図であり、図4は操作ノブ体を示す背面図である。
図1乃至図4において、この操作ノブ体100は、ABS樹脂等の合成樹脂により一体成型され、押動操作のなされる操作部10の周囲にフランジ部11が形成された構造となっている。また、フランジ部11の上端縁に沿ってヒンジ部20が形成されている。ヒンジ部20は、その略中央部に位置する基部21、その両側端部に位置する可動部位23a、23b、及び基部21から前記両側端部に位置する可動部位23a、23bに延びる捩れ部位22a、22bにて構成されている。ヒンジ部20の両側端部に形成された可動部位23a、23bはフランジ部11に一体的に続いており、基部21及びそれに続く両捩れ部位22a、22bの下端縁とフランジ部11の上端縁との間に表裏方向に貫通する長孔30が形成されている。
ヒンジ部20の基部21からは操作ノブ体100の裏側方向(後述するように操作ノブ体100の表面側に配置されるパネル体200と逆側方向)に向けて突出する固定部24が形成されている。固定部24は、枠状になってその中央に孔25が形成されている。固定部24は孔25内に位置する爪部26を有し、この爪部26は、固定部24のヒンジ部20の基部21に対向する部位にて片持ち状態となると共に固定部24の上方に突出している。
ヒンジ部20の可動部位23a、23bの裏面側には第1の支持突起部27a、27bが形成されると共に、その表面側には第2の支持突起部28a、28bが形成されている。各第1の支持突起部27a、27bは、下端部位C1が湾曲しつつ可動部位23a、23bの上端面にまで立ち上がった形状となっており、また、各第2の支持突起部28a、28bは、略半球形状となっている(図2参照)。
操作ノブ体100におけるフランジ部11の裏面側の下端部所定位置には、操作ノブ体100の背後に設置されるタクトスイッチ(図示略)を押圧するボス40が形成されている。
前述したような構造の操作ノブ体100は、図5乃至図7に示すように、パネル体200が装着される機器本体内に設けられた取付け部300に取り付けられる。なお、図5は、取付け部300の要部と取付け部300に取り付けられた状態の操作ノブ体100を示す斜視図であり、図6は、取付け部300に取り付けられた状態の操作ノブ体100の図4における直線L1での断面を示す断面図であり、図7は、取付け部300に取り付けられた状態の操作ノブ体100の図4における直線L2での断面を示す断面図である。
図5乃至図7において、取付け部300は、支持部材50及び2つの受け部材61a、61bを有している。支持部材50は、ブロック形状となり、その先端面及び両側面に開口するスリット51が形成され、スリット51から上面に貫通する止め孔52が形成されている。このスリット51の上下方向幅は、前述したヒンジ部20の基部21から突出する固定部24の厚みに合致しており、その奥行き方向の深さは固定部24の基部21からの突出長さ以上の所定値となっている。支持部材50及び2つの受け部材61a、61bは、支持部材50が操作ノブ体100の固定部24に対応し、2つの受け部材61a、61bが操作ノブ体100のヒンジ部20における可動部位23a、23bに対応するように配置されている。(なお、図示されてはいないが、受け部材61a、61bは、実際には、取付け部300の部分として一体成型されたものとなっている。)そして、操作ノブ体100の固定部24が、その爪部26が支持部材50の止め孔52に嵌り込んで係止されるまでスリット51に嵌め込まれる。このように固定部24の爪部26が支持部材50の止め孔52に係止した状態で、固定部24が支持部材50のスリット51の上部側と下部側とによって挟み込まれて固定支持され(図6参照)、操作ノブ体100の各可動部位23a、23bに形成された第1の支持突起部27a、27bが受け部材61a、61bに当接する(図7参照、なお、図7において、一方の第1の支持突起部27aについて示されているが、他方の第1の支持突起部27bについても同様である)。
前述したように取付け部300に取り付けられた操作ノブ体100の表面側にパネル体200が配置され、操作ノブ体100の操作部10がパネル体200の開口210から露出する。パネル体200の裏面には、図6に示すように、操作ノブ体100におけるヒンジ部20の基部21に対向するようにリブ201が形成され、そのリブ201がヒンジ部20の基部21に当接している。また、操作ノブ体100におけるヒンジ部20の可動部位23a、23bに形成された第2の支持突起部28a、28bが、図7に示すように、パネル体200の裏面に当接している(なお、図7において、一方の第2の支持突起部28aについて示されているが、他方の第2の支持突起部28bについても同様である)。
前述したように取付け部300に取り付けられた操作ノブ体100は次のようにして動作する。
パネル体200の開口210から露出する操作部10がパネル体200の内方(図6及び図7に示すA方向)に押動操作されると、固定部24が支持部材50によって固定支持され、ヒンジ部20の両側端部に位置する各可動部位23a、23bの第1の支持突起部27a、27bが受け部材61a、61bにて受けられているので、固定部24に対応したヒンジ部20の基部21からヒンジ部20の両側端部に続く各捩れ部位22a、22b(図1、図4参照)が捩れると共に、各可動部位23a、23bが、図7に示すように、受け部材61a、61bに当接する第1の支持突起部27a、27bを支点にして回動する。その結果、各捩れ部位22a、22bの捩れの反発力による抵抗感をもって操作ノブ体100の操作部10がヒンジ部20を軸にしてパネル体200の内方に揺動する(図6及び図7における破線参照)。これにより、操作ノブ体100の裏面から突出するボス40が操作ノブ体100の背後に設置されたタクトスイッチ(図示略)を押圧する。
操作部10の前記押動操作を止めると、ヒンジ部20の各捩れ部位22a、22bの捩れが元に戻ると共に、ヒンジ部20の両側端部に位置する各可動部位23a、23bが第1の支持突起部27a、27bを支点にして前記回動とは逆方向に回動する。その結果、操作ノブ体100の操作部10がヒンジ部20を軸にして揺動復帰してパネル体200の開口210から露出する元の状態に戻る。
前述したような操作ノブ構造によれば、操作部10がパネル体200の内方に押動操作された際に、ヒンジ部20の基部21からその両側端部に続く捩れ部位22a、22bが捩れると共にヒンジ部20の両側端部に位置する各可動部位23a、23bが受け部材61a、61bに当接する第1の支持突起部27a、27bを支点にして回動するようになるので、操作部10における押動操作位置がその中央部から左右にずれたとしても、操作部10が左右に傾くことはない。また、操作部10における押動操作位置が種々変化しても操作部10が左右に傾くことがないので、ヒンジ部20の捩れ部位22a、22bでの捩れを安定させることができ、結果として、操作部10を安定的に動作させることができるようになる。
また、操作ノブ体100の固定部24が支持部材50によって固定支持されるとともに、固定部24が突出するヒンジ部20の基部21がパネル体200のリブ201によって押え付けられるようになっているので、リブ201の長さを調整することにより、ヒンジ部20の基部21から続く各捩れ部位22a、22bにて発生する捩れ力を調整することができる。即ち、リブ201の長さを調整することで所望の押動操作感を容易に得ることができるようになる。
固定部24は、ヒンジ部20の基部21からパネル200と逆側方向に突出するようにしたが、基部21からパネル体200の面に沿って突出させることもできる。この場合、スリット51がパネル体200の面に沿うように支持部材50が配置されることとなる。ただし、固定部24が前述した例のようにヒンジ部20の基部21からパネル体200と逆方向、即ち、パネル体200の内方に延びるように形成された場合、操作部10がパネル体200の内方に押動操作される際にヒンジ部20の基部21を介してその押動力を支持部材50によって確実に受けることが可能となるので、操作部10をより安定的に操作し得るようになる。
また、ヒンジ部20の両側端部に位置する各可動部位23a、23bの表面側に形成された第2の支持突起部28a、28bがパネル体200に当接しているので、前述したように各可動部位23a、23bが第1の支持突起部27a、27bを支点として回動する際に、当該可動部位23a、23bとパネル体200との摺りあい部分が第2の支持突起部28a、28bに限られる。このため、回動する回動部位23a、23bとパネル体200との摩擦を低減させることができるようになる。
更に、ヒンジ部20の両側端部に位置する各可動部位23a、23bが回動するに際して、図7に示すように、第1の支持突起部27a、27bの湾曲した下端部位C1が受け部材61a、61bとの当接面を摺動するようになるので、各可動部位23a、23bの支点回動がよりスムーズになされ得るようになる。
前述した第1の支持突起部27a、27bは、図8に示すように形成することも可能である。なお、図8において、各第1の支持突起部が参照番号27で指示されると共にヒンジ部20の各可動部位が参照番号23にて指示され、更に、受け部材が参照番号61にて指示されている。
図8(a)に示す例では、第1の支持突起部27が略半球形状C2にて形成されている。これにより、ヒンジ部20における各可動部位23が第1の支持突起部27を支点にしてよりスムーズに回動できるようになる。図8(b)に示す例では、略半球状C2に形成された第1の支持突起部27が受け部材61に形成された矩形状の凹部65に嵌り込んでいる。このような構成により、各可動部位23が回動する際に第1の支持突起部27のずれがなくなり、各可動部位23のより確実な支点回動が可能となる。また、図8(c)に示す例では、略半球状C2に形成された第1の支持突起部27が受け部材61に形成された球面状の凹部66に嵌り込んでいる。このような構成により、各可動部位23が回動する際に第1の支持突起部27のずれがなくなって各可動部位23のより確実な支点回動が可能となると共に、各可動部位23の支点回動がよりスムーズになされ得るようになる。
なお、前述した実施の形態では、ヒンジ部20の両側端部に形成された可動部位23a、23bはフランジ部11に一体的に続いており、基部21及びそれに続く両捩れ部位22a、22bの下端縁とフランジ部11の上端縁との間に表裏方向に貫通する長孔30が形成されていたが(図1、図3乃至図5参照)、長孔30を形成することなく、基部21、両捩れ部位22a、22b及び両可動部位23a、23b全てがフランジ部11の上端縁に一体的に続くように構成することもできる。
本発明に係る操作ノブ体の取付け構造は、操作部をより安定的に動作させることができるという効果を有し、押動操作のなされる操作部を有する操作ノブ体を電子機器等のパネル体の開口から前記操作部を露出させて取付け部に取り付けるようにした操作ノブ構造として有用である。
本発明の実施の一形態に係る操作ノブ構造に適用される操作ノブ体の表側を示す斜視図(a)及びその裏側を示す斜視図(b)である。 操作ノブ体を示す側面図である。 操作ノブ体を示す正面図である。 操作ノブ体を示す背面図である。 取付け部の要部と取付け部に取り付けられた状態の操作ノブ体を示す斜視図である。 取付け部に取り付けられた状態の操作ノブ体の図4における直線L1での断面を示す断面図である。 取付け部に取り付けられた状態の操作ノブ体の図4における直線L2での断面を示す断面図である。 第1の支持突起部の他の形状例(a)、第1の支持突起部を受ける受け部材の他の構造例(b)、及び第1の支持突起部を受ける受け部材の更に他の構造例(c)を示す図である。
符号の説明
10 操作部
11 フランジ部
20 ヒンジ部
21 基部
22a,22b 捩れ部位
23a,23b 可動部位
24 固定部
25 止め孔
26 爪部
27a,27b 第1の支持突起部
28a,28b 第2の支持突起部
30 長孔
40 押圧部

Claims (7)

  1. 押動操作のなされる操作部と該操作部の周囲に一体的に形成されたフランジ部とを有する操作ノブ体をパネル体の開口から前記操作部を露出させて取付け部に取り付けるようにした操作ノブ構造であって、
    前記操作ノブ体は、更に、前記フランジ部の上端縁に沿って形成されたヒンジ部と、該ヒンジ部の略中央部から突出する固定部とを有し、
    前記ヒンジ部は、その両側端部のそれぞれに位置し、前記パネル体との対向面と逆側の面に第1の支持突起部の形成された可動部位を有し、
    前記取付け部は、前記操作ノブ体の固定部を挟み込んで固定支持する支持部材と、
    前記ヒンジ部の各可動部位に形成された第1の支持突起部に当接して当該可動支持部を受ける受け部材とを有することを特徴とする操作ノブ構造。
  2. 前記固定部は、前記ヒンジ部から前記パネル体と逆側に向けて突出することを特徴とする請求項1記載の操作ノブ構造。
  3. 前記ヒンジ部の各可動部位は、前記パネル体との対向面に当該パネル体に当接する第2の支持突起部を有することを特徴とする請求項1または2記載の操作ノブ構造。
  4. 前記第1の支持突起部は、前記受け部材に当接する面が湾曲面であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の操作ノブ構造。
  5. 前記第1の支持突起部は、前記受け部材に当接する面が球面であることを特徴とする請求項4記載の操作ノブ構造。
  6. 前記受け部材は、前記第1の支持突起部が嵌り込む凹部を有することを特徴とする請求項4または2記載の操作ノブ構造。
  7. 前記凹部は、前記第1の支持突起部の湾曲面に合致する湾曲凹面を有することを特徴とする請求項6記載の操作ノブ構造。

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