JPH09139136A - 押釦構造 - Google Patents

押釦構造

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Publication number
JPH09139136A
JPH09139136A JP7295493A JP29549395A JPH09139136A JP H09139136 A JPH09139136 A JP H09139136A JP 7295493 A JP7295493 A JP 7295493A JP 29549395 A JP29549395 A JP 29549395A JP H09139136 A JPH09139136 A JP H09139136A
Authority
JP
Japan
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push button
hinge
button structure
switch
wiring board
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7295493A
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English (en)
Inventor
Shiro Nishioka
史郎 西岡
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09139136A publication Critical patent/JPH09139136A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の押釦71を密集してレイアウトするこ
とが困難である。また、配線基板76上のスペースが制
限されている場合には適用できない。 【解決手段】 配線基板76上に配設されたスイッチ7
7を押圧するための押釦構造において、前面板15と表
面化粧板16とにより連結部14とヒンジ部12の一端
部12aとが挟持され、一端部12aにおいてヒンジ部
12と連結部14とが前後方向に重なるように連結さ
れ、ヒンジ部12の他端部において押釦11の支持部1
1bが下方にずれて連結され、支持部11b後方Bにス
イッチ77の押圧部13が延設されている押釦構造10
の提供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は押釦構造に関し、よ
り詳細にはヒンジタイプの押釦構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7(a)は従来のヒンジタイプの押釦
構造を示した模式的斜視図であり、(b)は(a)に示
した押釦構造が配線基板上に配設された状態を示した模
式的側断面図である。図中71はABS樹脂等で形成さ
れた押釦を示しており、押釦71はその頭部に文字部7
1aが形成された中空の凸形状となっている。押釦71
の底部には支持部71bが形成され、支持部71bの一
辺からは柱状のヒンジ部72が上方(矢印C方向)へ例
えば2本並列的に延設されており、ヒンジ部72が延設
された辺と対向する辺の略中央部からは押圧部73が後
方(矢印B方向)へ延設されている。ヒンジ部72は板
状の連結部74に連結されており、支持部71b、ヒン
ジ部72及び連結部74は上下方向に関して同一平面上
に形成されている。連結部74の所定箇所には所定形状
の位置決め用の透孔74aが形成されている。
【0003】このように構成された押釦構造70は、前
面板75の裏面に形成された凸部75aに透孔74aが
嵌込まれることにより固定されており、文字部71aに
前方からの押圧力が掛るとヒンジ部72が後方(矢印B
方向)にたわみ、押釦71に形成された押圧部73が配
線基板76上に配置されたスイッチ77を押圧する。
【0004】しかしながらこのように構成された押釦構
造70にあっては押釦71をレイアウトする際に、押釦
71の上下方向における各押釦71間ピッチ寸法が押釦
71、ヒンジ部72の長さ方向長さ及び連結部74の上
下方向長さの和であるL1 以上必要となり、特に車載用
機器等の意匠面積が限られている製品においては多数の
押釦71をレイアウトすることが困難であるといった課
題があった。
【0005】このような課題に対処するため、従来よ
り、ヒンジ部を上下方向でなく前後方向に延設した押釦
構造が提案されている。
【0006】図8はヒンジ部を前後方向に延設した押釦
構造を示した模式的斜視図であり、図中82は平面視略
S字形状のヒンジ部を示している。ヒンジ部82の一端
は支持部71bの一辺から下方(矢印B方向)に延設さ
れており、ヒンジ部82の他端は板状の連結部84に連
結されている。ヒンジ部82と連結部84とは前後方向
に関して同一平面上に形成されており、支持部71bは
図7に示した押釦構造70の場合と同様に上下方向に配
設されているためヒンジ部82、連結部84と垂直な位
置関係にある。その他は図7に示した押釦構造70と同
様に構成されている。
【0007】このように構成された押釦構造80にあっ
ては押釦71の上下方向における各押釦71間ピッチ寸
法が押釦71の支持部71bの上下方向長さであるL2
以上であればよく、図7に示した押釦構造70の場合の
各押釦71間ピッチ寸法であるL1 よりも小さくするこ
とができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
押釦構造80にあっては、支持部71bの後方(矢印B
方向)に要するスペースH1 が大きくなり、前面板75
(図7)、配線基板76(図7)間距離が制限されてい
る場合には適用できないといった課題があった。
【0009】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、配線基板上のスペースが制限されている場合におい
ても適用が可能で、特に上下方向における高密度なレイ
アウトを可能にする押釦構造を提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る押釦構造は、配線基板上に
配設されたスイッチを押圧するための押釦構造におい
て、前面板と表面化粧板とにより連結部とヒンジ部の一
端部とが挟持され、該一端部において前記ヒンジ部と前
記連結部とが前後方向に重なるように連結され、前記ヒ
ンジ部の他端部において押釦の支持部が下方にずれて連
結され、該支持部後方に前記スイッチの押圧部が延設さ
れていることを特徴としている(1)。
【0011】上記押釦構造(1)によれば、押釦の上下
方向における各押釦間ピッチ寸法が押釦の支持部と連結
部又はヒンジ部の幅方向長さ(長さ方向の長さでない)
の和以上であればよく、また、支持部の後方のスペース
は前記支持部の前後方向幅と前記押圧部の前後方向幅と
の和程度となるため、配線基板上に必要とされるスペー
スを最小限に抑えることができ、押釦の高密度なレイア
ウトを可能としながら、しかも後方必要スペースも小さ
なものとすることができる。
【0012】また、本発明に係る押釦構造は、前面板に
連結部とヒンジ部の一端部との挟持部が形成され、前記
一端部において前記ヒンジ部と前記連結部とが前後方向
に重なるように連結され、前記ヒンジ部の他端部におい
て押釦の支持部が下方にずれて連結され、該支持部後方
に前記スイッチの押圧部が延設されていることを特徴と
している(2)。
【0013】上記押釦構造(2)によれば、前面板に連
結部とヒンジ部の一端部との挟持部が形成されているの
で、表面化粧板と前面板との2部品による挟持構造を必
要とせず、アクリルパネル等からなる表面化粧板が配置
されない低コストモデルタイプにおいても挟持構造を形
成することができ、部品製造コストを削減することがで
きる。
【0014】また、本発明に係る押釦構造は、配線基板
上に配設されたスイッチを押圧するための押釦構造にお
いて、前面板と表面化粧板とにより連結部とヒンジ部の
一端部とが挟持され、該一端部において前記ヒンジ部に
対して前記連結部が上方にずれて連結され、前記ヒンジ
部の他端部において押釦の支持部が下方にずれて連結さ
れ、該支持部後方に前記スイッチの押圧部が延設されて
いることを特徴としている(3)。
【0015】上記押釦構造(3)によれば、前記ヒンジ
部に対して前記連結部が上方にずれて連結されているた
め、製造に用いる型としては前後方向に取り外す合計2
点の型を用いればよく、別途、スライド型等を用意する
必要がない。よって1回の型取り工程で製造することが
できるため、上記押釦構造(1)における効果に加え
て、さらに製造コストの削減を図ることができる。
【0016】また、本発明に係る押釦構造は、配線基板
上に配設されたスイッチを押圧するための押釦構造にお
いて、前面板に連結部とヒンジ部の一端部との挟持部が
形成され、前記一端部において前記ヒンジ部に対して前
記連結部が上方にずれて連結され、前記ヒンジ部の他端
部において押釦の支持部が下方にずれて連結され、該支
持部後方に前記スイッチの押圧部が延設されていること
を特徴としている(4)。
【0017】上記押釦構造(4)によれば、前面板に連
結部とヒンジ部の一端部との挟持部が形成されているた
め前面化粧板と前面板との2部品による挟持構造を必要
とせず、また、前記ヒンジ部に対して前記連結部が上方
にずれて連結されているため1回の型取り工程で製造す
ることができる。よって、上記押釦構造(2)における
効果に加えて上記押釦構造(3)における効果を得るこ
とができる。
【0018】また、本発明に係る押釦構造は、配線基板
上に配設されたスイッチを押圧するための押釦構造にお
いて、前面板と表面化粧板とにより連結部とヒンジ部の
一端部とが挟持され、該一端部において前記ヒンジ部と
前記連結部とが前後方向に重なるように連結され、前記
ヒンジ部の他端部において押釦の支持部が下方にずれて
連結され、該支持部後方からずれて前記スイッチの押圧
部が延設されていることを特徴としている(5)。
【0019】上記押釦構造(5)によれば、前記支持部
後方からずれて前記スイッチの押圧部が延設されている
ことにより、例えば車載用押釦構造等において配線基板
上にLED(レーザダイオード)等とスイッチ等とが混
在し、押釦をLEDにより照らすため前記スイッチを押
釦外形の範囲外に配置したい場合であっても前記支持部
後方からずれて延設された押圧部により前記スイッチを
押圧することができる。
【0020】また、本発明に係る押釦構造は、配線基板
上に配設されたスイッチを押圧するための押釦構造にお
いて、前面板と表面化粧板とにより連結部とヒンジ部の
一端部とが挟持され、該一端部において前記ヒンジ部に
対して前記連結部が上方にずれて連結され、前記ヒンジ
部の他端部において押釦の支持部が下方にずれて連結さ
れ、該支持部後方からずれて前記スイッチの押圧部が延
設されていることを特徴としている(6)。
【0021】上記押釦構造(6)によれば、前記ヒンジ
部に対して前記連結部が上方にずれて連結されているた
め1回の型取り工程で製造することができる。また、支
持部後方からずれて前記スイッチの押圧部が延設されて
いるため前記押釦をLEDで照らすため前記スイッチを
押釦外形の範囲外に配置したい場合であっても前記スイ
ッチを前記押圧部により容易に押圧することができる。
よって、上記押釦構造(3)における効果に加えて上記
押釦構造(5)における効果を得ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
<実施の形態1>以下、本発明に係る押釦構造の実施の
形態1を図面に基づいて説明する。図1(a)は実施の
形態1に係る押釦構造を示した模式的斜視図であり、
(b)は(a)に示した押釦構造が配線基板上に配設さ
れた状態を示した模式的側断面図である。
【0023】図中11はABS樹脂等で形成された押釦
を示し、押釦11はその頭部に文字部11aが形成され
た中空の凸形状を有している。押釦11の底部には枠形
状の支持部11bが形成され、支持部11bの一辺から
は板状のヒンジ部12が後方(矢印B方向)へ延設され
ており、ヒンジ部12が延設された辺と対向する辺の略
中央からは押圧部13が同じく後方へ延設されている。
ヒンジ部12は後方から上方(矢印C方向)に延び、さ
らに側方(矢印F方向)へ直角に折曲延設されている。
ヒンジ部12の前方(矢印A方向)にはヒンジ部12の
長さ方向(矢印F方向)と平行に連結部14が形成され
ており、ヒンジ部12と連結部14とは前後方向に重な
るように配置され、側方(矢印F方向)へ延設されたヒ
ンジ部12の一端部12aと連結部14とは前後方向に
延びる接続部17において連結されている。ヒンジ部1
2の一端部12aは平面視が凸形状の前面板部分15a
に接しており、連結部14は表面化粧板16の裏面に接
している。
【0024】このように構成された押釦構造10は、連
結部14とヒンジ部12の一端部12aとが前面板15
と表面化粧板16とにより挟持されて固定されており、
文字部11aに前方からの押圧が掛るとヒンジ部12が
後方にたわみ、押釦11に形成された押圧部13が配線
基板76上に配置されたスイッチ77を押圧する。
【0025】押釦構造10によれば、押釦11の上下方
向における各押釦11間ピッチ寸法が押釦11の支持部
11bの上下方向幅と連結部14又はヒンジ部12の上
下方向幅との和程度以上であればよく、換言すればヒン
ジ部12の長さ方向(矢印F方向)長さは関係せず、ま
た、支持部11bの後方のスペースは支持部11bの前
後方向幅と押圧部13の前後方向幅との和程度となるた
め、配線基板76上に必要とされるスペースを最小限に
抑えることができ、押釦11の高密度なレイアウトを可
能としながら、しかも表面化粧板16後方の必要スペー
スも小さなものとすることができる。
【0026】<実施の形態2>以下、本発明に係る押釦
構造の実施の形態2を図面に基づいて説明する。図2は
実施の形態2に係る押釦構造が配線基板上に配設された
状態を示した模式的側断面図である。図中25は前面板
を示しており、前面板25には連結部14とヒンジ部1
2の一端部12aとを挟持する挟持部25aが形成され
ている。すなわち前面板25の挟持部25aは下方へ開
放された側面視略コの字形状の凹部を有しており、該凹
部内に連結部14とヒンジ部12の一端部12aとが挟
持されて固定されている。その他の構成は実施の形態1
の場合と同様である。
【0027】このように構成された押釦構造20によれ
ば、前面板25に連結部14とヒンジ部12の一端部1
2aとを挟持する挟持部25aが形成されているので、
実施の形態1のように表面化粧板16と前面板15との
2部品による挟持構造を必要とせず、アクリルパネル
等、表面化粧板が配置されない低コストモデルタイプに
おいても押釦構造の挟持を可能とし、実施の形態1にお
ける押釦構造10の効果に加えて製造コストの削減を図
ることができる。
【0028】<実施の形態3>以下、本発明に係る押釦
構造の実施の形態3を図面に基づいて説明する。図3
(a)は実施の形態3に係る押釦構造を示した模式的斜
視図であり、(b)は(a)に示した押釦構造が配線基
板上に配設された状態を示した模式的側断面図である。
【0029】ヒンジ部12に対して連結部14が上方
(矢印C方向)にずれて形成されており、ヒンジ部12
の一端部12aと連結部14との接続部分31はずれた
分上方(矢印A方向)に延びた鍵形状となっている。そ
の他の構成は実施の形態1の場合と同様である。
【0030】このように構成された押釦構造30によれ
ば、ヒンジ部12に対して連結部14が上方にずれて連
結されているため、製造に用いる型として前後方向に取
り外す合計2点の型を用いればよく、別途、スライド型
等を用意する必要がない。よって1回の型取り工程で製
造することができるため、実施の形態1における押釦構
造10の効果に加えて、製造コストの削減を図ることが
できる。
【0031】<実施の形態4>以下、本発明に係る押釦
構造の実施の形態4を図面に基づいて説明する。図4は
実施の形態4に係る押釦構造が配線基板上に配設された
状態を示した模式的側断面図である。図中25は前面板
を示しており、前面板25には連結部14とヒンジ部1
2の一端部12aとを挟持する挟持部25aが形成され
ている。また、ヒンジ部12に対して連結部14が上方
(矢印C方向)にずれて形成されており、ヒンジ部12
の一端部12aと連結部14との接続部分31はずれた
分上方に延びた鍵形状となっている。その他の構成は実
施の形態1の場合と同様である。
【0032】このように構成された押釦構造40によれ
ば、前面板25に連結部14とヒンジ部12の一端部1
2aとを挟持する挟持部25aが形成されているため実
施の形態1のように表面化粧板16と前面板15との2
部品による挟持構造を必要とせず、また、ヒンジ部12
に対して連結部14が上方にずれて連結されているため
1回の型取り工程で製造することができる。よって、実
施の形態2における押釦構造20の効果に加えて実施の
形態3における押釦構造30の効果を得ることができ
る。
【0033】<実施の形態5>以下、本発明に係る押釦
構造の実施の形態5を図面に基づいて説明する。図5
(a)は実施の形態5に係る押釦構造を示した模式的平
面図であり、(b)は(a)に示した押釦構造が配線基
板上に配設された状態を示したXX´における模式的断
面図である。
【0034】ヒンジ部12が延設された辺と対向する辺
の略中央からは押圧部53が後方Bへ延設されており、
後方(矢印B方向)へ延設された押圧部53はさらにそ
の端部53aが下方(矢印D方向)へずれて延設されて
いる。その他の構成は実施の形態1と同様であり、この
ように構成された押釦構造が前方(矢印A方向)、後
方、上方(矢印C方向)及び下方に複数連なって配置さ
れている。また、配線基板76上の文字部11aに対向
する位置にはLED(レーザダイオード)54が配置さ
れている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
【0035】このように構成された押釦構造50によれ
ば、実施の形態1における押釦構造10の効果と同様の
効果が得られると共に、支持部11b後方からずれてス
イッチ77の押圧部53(53a)が延設されているこ
とにより、例えば車載用押釦構造等において配線基板7
6上にLED54等とスイッチ77等とが混在し、押釦
11をLED54により照らすためスイッチ77を押釦
11の外形の範囲外に配置したい場合であっても押圧部
53(53a)によりスイッチ77を押圧することがで
きる。
【0036】なお、実施の形態5においては前面板15
と表面化粧板16とにより連結部14とヒンジ部12の
一端部12aとが挟持されている構成としたが、何らこ
れに限定されるものでなく、別の実施の形態では実施の
形態2に示したように前面板に25に連結部14とヒン
ジ部12の一端部12aとを挟持する挟持部25aが形
成されていてもよい。その場合は上記効果に加えて実施
の形態2における押釦構造20における効果を得ること
ができる。
【0037】<実施の形態6>以下、本発明に係る押釦
構造の実施の形態6を図面に基づいて説明する。図6
(a)は実施の形態6に係る押釦構造を示した模式的平
面図であり、(b)は(a)に示した押釦構造が配線基
板上に配設された状態を示したXX´における模式的断
面図である。
【0038】ヒンジ部12に対して連結部14が上方
(矢印C方向)にずれて形成されており、ヒンジ部12
の一端部12aと連結部14との接続部分31はずれた
分上方に延びた鍵形状となっている。また、ヒンジ部1
2が延設された辺と対向する辺の略中央からは押圧部5
3が後方(矢印B方向)へ延設されており、後方へ延設
された押圧部53はさらにその端部53aが下方(矢印
D方向)へずれて延設されている。その他の構造は実施
の形態1と同様であり、このように構成された押釦構造
が前方(矢印A方向)、後方、上方及び下方に複数連な
って配置されている。また、配線基板76上の文字部7
1aに対向する位置にはLED(レーザダイオード)5
4が配置されている。その他の構成は実施の形態1と同
様である。
【0039】このように構成された押釦構造60によれ
ば、ヒンジ部12に対して連結部14が上方にずれて連
結されているため1回の型取り工程で製造することがで
きる。また、支持部11b後方からずれてスイッチ77
の押圧部53(53a)が延設されているため押釦11
をLED54で照らすためスイッチ77を押釦11の外
形の範囲外に配置したい場合であってもスイッチ77を
押圧部53(53a)により押圧することができる。す
なわち、実施の形態3における押釦構造30の効果に加
えて実施の形態5における押釦構造50の効果を得るこ
とができる。
【0040】なお、実施の形態6においては前面板15
と表面化粧板16とにより連結部14とヒンジ部12の
一端部12aとが挟持されている構成としたが、何らこ
れに限定されるものでなく、別の実施の形態では実施の
形態2に示したように前面板に25に連結部14とヒン
ジ部12の一端部12aとを挟持する挟持部25aが形
成されていてもよい。その場合は上記効果に加えて実施
の形態2における押釦構造20における効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施の形態1に係る押釦構造を示した
模式的斜視図であり、(b)は(a)に示した押釦構造
が配線基板上に配設された状態を示した模式的側断面図
である。
【図2】実施の形態2に係る押釦構造を示した模式的側
断面図である。
【図3】(a)は実施の形態3に係る押釦構造を示した
模式的斜視図であり、(b)は(a)に示した押釦構造
が配線基板上に配設された状態を示した模式的側断面図
である。
【図4】実施の形態4に係る押釦構造が配線基板上に配
設された状態を示した模式的側断面図である。
【図5】(a)は実施の形態5に係る押釦構造を示した
模式的平面図であり、(b)は(a)に示した押釦構造
が配線基板上に配設された状態を示したXX´における
模式的断面図である。
【図6】(a)は実施の形態6に係る押釦構造を示した
模式的平面図であり、(b)は(a)に示した押釦構造
が配線基板上に配設された状態を示したXX´における
模式的断面図である。
【図7】(a)は従来のヒンジタイプの押釦構造を示し
た模式的斜視図であり、(b)(a)に示した押釦構造
が配線基板上に配設された状態を示した模式的側断面図
である。
【図8】ヒンジ部を前後方向に延設した押釦構造を示し
た模式的斜視図である。
【符号の説明】
10、20、30、40、50、60、70 押釦構造 11、71 押釦 11b、71b 支持部 12 ヒンジ部 12a 一端部 13、53 押圧部 14 連結部 15、25 前面板 16 表面化粧板 76 配線基板 77 スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板上に配設されたスイッチを押圧
    するための押釦構造において、前面板と表面化粧板とに
    より連結部とヒンジ部の一端部とが挟持され、該一端部
    において前記ヒンジ部と前記連結部とが前後方向に重な
    るように連結され、前記ヒンジ部の他端部において押釦
    の支持部が下方にずれて連結され、該支持部後方に前記
    スイッチの押圧部が延設されていることを特徴とする押
    釦構造。
  2. 【請求項2】 配線基板上に配設されたスイッチを押圧
    するための押釦構造において、前面板に連結部とヒンジ
    部の一端部との挟持部が形成され、前記一端部において
    前記ヒンジ部と前記連結部とが前後方向に重なるように
    連結され、前記ヒンジ部の他端部において押釦の支持部
    が下方にずれて連結され、該支持部後方に前記スイッチ
    の押圧部が延設されていることを特徴とする押釦構造。
  3. 【請求項3】 配線基板上に配設されたスイッチを押圧
    するための押釦構造において、前面板と表面化粧板とに
    より連結部とヒンジ部の一端部とが挟持され、該一端部
    において前記ヒンジ部に対して前記連結部が上方にずれ
    て連結され、前記ヒンジ部の他端部において押釦の支持
    部が下方にずれて連結され、該支持部後方に前記スイッ
    チの押圧部が延設されていることを特徴とする押釦構
    造。
  4. 【請求項4】 配線基板上に配設されたスイッチを押圧
    するための押釦構造において、前面板に連結部とヒンジ
    部の一端部との挟持部が形成され、前記一端部において
    前記ヒンジ部に対して前記連結部が上方にずれて連結さ
    れ、前記ヒンジ部の他端部において押釦の支持部が下方
    にずれて連結され、該支持部後方に前記スイッチの押圧
    部が延設されていることを特徴とする押釦構造。
  5. 【請求項5】 配線基板上に配設されたスイッチを押圧
    するための押釦構造において、前面板と表面化粧板とに
    より連結部とヒンジ部の一端部とが挟持され、該一端部
    において前記ヒンジ部と前記連結部とが前後方向に重な
    るように連結され、前記ヒンジ部の他端部において押釦
    の支持部が下方にずれて連結され、該支持部後方からず
    れて前記スイッチの押圧部が延設されていることを特徴
    とする押釦構造。
  6. 【請求項6】 配線基板上に配設されたスイッチを押圧
    するための押釦構造において、前面板と表面化粧板とに
    より連結部とヒンジ部の一端部とが挟持され、該一端部
    において前記ヒンジ部に対して前記連結部が上方にずれ
    て連結され、前記ヒンジ部の他端部において押釦の支持
    部が下方にずれて連結され、該支持部後方からずれて前
    記スイッチの押圧部が延設されていることを特徴とする
    押釦構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030086091A (ko) * 2002-05-03 2003-11-07 씨멘스브이디오한라 주식회사 버튼구조
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