JP3236452B2 - 電子機器のツマミ装置 - Google Patents

電子機器のツマミ装置

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JP3236452B2
JP3236452B2 JP24834194A JP24834194A JP3236452B2 JP 3236452 B2 JP3236452 B2 JP 3236452B2 JP 24834194 A JP24834194 A JP 24834194A JP 24834194 A JP24834194 A JP 24834194A JP 3236452 B2 JP3236452 B2 JP 3236452B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器のツマミ装置
に係り、特に、ツマミ保持部材に薄肉のヒンジ部を介し
て樹脂ツマミが一体成形されていて該ツマミを押圧操作
することにより揺動させてプリント基板に配置されたス
イッチを押圧操作するように構成された電子機器のツマ
ミ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図3及び図4に示すように、
ツマミ保持部材たるリブ10に薄肉のヒンジ部12を介
して樹脂ツマミ11が一体成形されていて、該ツマミ1
1を押圧操作することにより揺動させて該ツマミに突成
されたボス部13を介してプリント基板Pに配置された
タクトスイッチSWを押圧操作するように構成された電
子機器のツマミ装置がある。なお、14はツマミ11が
パネルのツマミ配置孔(図示しない)から抜け出さない
ようにツマミ11に形成されたフランジ部である。
【0003】図3(A),(B)はツマミ11を押圧す
ることにより単純にプリント基板方向に揺動させてタク
トスイッチSWを操作する形式のものであって、ツマミ
11は2本のヒンジ部12で支持されている。図4
(A)〜(C)はシーソーツマミであり、ツマミ11は
リブ10,10間に形成されると共に1本の中央吊りヒ
ンジ部12で支持され、ツマミ11の両端部を選択的に
押圧することによりシーソー揺動させ、タクトスイッチ
SWを選択的にオン・オフ操作する形式のものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3及び図
4に示す従来のツマミ装置にあっては、第3図のような
単純操作用のツマミと第4図のようなシーソーツマミと
を樹脂成型する場合、それぞれの金型が必要となり、仮
にリブ10やツマミ11を共通化させるとしても、金型
の入れ子対応(特定部分だけに何種類かの形状がある場
合にこの部分のみを入れ替える)により、ヒンジ部12
やボス部13の有無対応をとらなければならず、コスト
アップになるという欠点があった。
【0005】本発明の目的は、上記のような従来のツマ
ミ装置の欠点を解消し、シーソーツマミと単純操作ツマ
ミとを兼用させるように構成した電子機器のツマミ装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器のツマ
ミ装置は、ツマミ保持部材に薄肉のヒンジ部を介して樹
脂製のツマミが保持されていて該ツマミを押圧操作する
ことにより揺動させてプリント基板に配置されたスイッ
チを押圧操作するように構成された電子機器のツマミ装
置において、ツマミには、先端部をプリント基板に当接
させた状態においては該ツマミをシーソー揺動させ得る
ようになっている支柱部と、該ツマミのシーソー揺動に
よりそれぞれのスイッチを押圧操作するようになってい
るシーソー用ボス部と、上記支柱部の先端部をプリント
基板に当接させない状態においてはツマミのプリント基
板方向への揺動により上記プリント基板上に配置された
単一操作用のスイッチを押圧操作するようにした単一用
ボス部とを設けて、シーソーツマミと単純操作ツマミと
を兼用させるように構成したものである。
【0007】単純操作ツマミとして使用するに際し、支
柱部の先端部をプリント基板に当接させないようにする
ためには、プリント基板に支柱部の先端部が挿入される
挿入孔を形成すればよい。
【0008】
【作用】プリント基板にはその目的に応じて単一のタク
トスイッチが配置されたりシーソー切換え用のタクトス
イッチが配置されるから、シーソー切換えの場合にはシ
ーソー用ボス部がそれぞれのスイッチに対応するように
ツマミを配置する。ツマミはヒンジ部で支持されると共
に支柱部の先端部がプリント基板に当接しているから、
該ツマミの一端部又は他端部を押圧すると支柱部が支点
となってシーソー揺動し、シーソー用ボス部で一方又は
他方のスイッチが押圧操作される。
【0009】プリント基板に単一操作用のタクトスイッ
チが配置されている場合には、ツマミの支柱部の先端部
がプリント基板に当接しないように、該プリント基板に
挿入孔を形成する。上記単一操作用のスイッチに単一用
ボス部が対応するようにツマミを配置すると支柱部の先
端部は上記挿入孔に位置し、また、シーソー切換え用の
スイッチは配置されていないからその空間部分の範囲内
においてシーソー用ボス部は自由に上下できる。従っ
て、ツマミはヒンジ部を介してプリント基板方向に揺動
でき、該ツマミの押圧操作によりスイッチがオン・オフ
操作される。
【0010】上記のように、シーソーツマミ又は単一操
作ツマミとして同一のツマミを使用することができ、製
造に際して別々の金型を必要としないからコストダウン
となり、単純操作ツマミとして使用する場合には、例え
ば、支柱部の先端部をカットしたり、プリント基板に挿
入孔を形成する等の加工を施すだけで対応できるから取
付操作も容易である。
【0011】
【実施例】図1及び図2は本発明に係る電子機器のツマ
ミ装置の実施例を示し、図1はシーソーツマミとして使
用する場合の斜視図、図2は単純操作ツマミとして使用
する場合の斜視図である。図中、1はツマミ保持部材1
0に薄肉のヒンジ部2を介して一体成型された樹脂製の
ツマミであって、該ツマミ1を押圧操作することにより
揺動させてプリント基板Pに配置されたタクトスイッチ
等のスイッチSWを押圧操作するものである。
【0012】ツマミ1には、先端部5aをプリント基板
Pに当接させた状態においては該ツマミ1をシーソー揺
動させ得るようになっている支柱部5と、該ツマミ1の
シーソー揺動によりそれぞれのスイッチSW1,SW2
を押圧操作するようになっているシーソー用ボス部3
a,3bと、上記支柱部5の先端部5aをプリント基板
Pに当接させない状態においてはツマミ1のプリント基
板P方向への揺動により上記プリント基板P上に配置さ
れた単一操作用のスイッチSW3を押圧操作するように
した単一用ボス部3cとが設けられている。
【0013】ツマミ1には従来のものと同様にフランジ
部4が形成されており、上記支柱部5、シーソー用ボス
3a,3b及び単一用ボス部3cはフランジ部4の下面
に突成されている。支柱部5は2本のヒンジ部2に対し
て真ん中に位置するように、フランジ部4の上記ヒンジ
部2とは反対側のエッジ近傍に形成されており、先端部
5aには丸みを持たせてある。
【0014】上記シーソー用ボス3a,3bはツマミ1
の両端部に位置するように配置され、単一用ボス部3c
はシーソー用ボス3a,3bの中間、即ち、支柱部5と
ヒンジ部2,2のセンターとの間に位置するように配置
されている。シーソー用ボス3a,3b及び単一用ボス
部3cの径は、スイッチSW1,SW2及びSW3をそ
れぞれ押圧操作するのに充分な大きさである。
【0015】図2は単純操作ツマミとして使用する場合
の例を示し、支柱部5の先端部5aをプリント基板Pに
当接させないように、プリント基板Pには支柱部5の先
端部5aが挿入される挿入孔6を形成したものである。
この挿入孔6は支柱部5の径よりも大きくし、ツマミ1
のプリント基板P方向への揺動により支柱部5が確実に
挿入されるようにする。
【0016】上記図1及び図2の実施例においてはヒン
ジ部2を2本としたが、これを中心付近に幅広に形成し
て1本にしてもよく、或は、3本又は4本であってもよ
い。また、単純操作ツマミとして使用する場合に、支柱
部5の先端部5aをプリント基板Pに当接させないよう
にするために、支柱部5の先端部に所定長さからカット
するためのカッティングラインを設けておいてニッパ等
で切断することによって対応することもできるのは勿論
である。
【0017】図1の実施例における動作を述べると、ツ
マミ1を押圧するとヒンジ部2にストレスがかかり、ヒ
ンジ部2が変形する。その変形を支柱部5の先端部5a
がプリント基板Pで押さえ、該支柱部5が支点となって
ツマミ1は左右いずれかに傾こうとする。これによりツ
マミ1はシーソー揺動し、シーソー用ボス部3a,3b
で左右のスイッチSW1,SW2を選択的に押圧操作す
る。
【0018】図2の実施例では、ツマミ1を押圧すると
該ツマミが単純にプリント基板P方向(図面上では上下
方向)に揺動することにより単一操作用のスイッチ3c
が押圧操作されるものであり、ツマミ1を押圧するとヒ
ンジ部2にストレスがかかり、該ヒンジ部2が変形す
る。支柱部5の先端部5aはプリント基板Pに形成した
挿入孔6によりプリント基板Pを押さえることなく、ツ
マミ1は自由にプリント基板P方向に揺動することがで
き、単一用ボス部3cで単一操作用のスイッチSW3を
押圧する。このように、単純操作ツマミとして使用する
場合にはプリント基板Pに挿入孔6を形成する等の手段
だけで対応できるから取付操作も容易である。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る電子機器のツマミ装置によ
れば、シーソーツマミ又は単一操作ツマミとして同一の
ツマミを使用することができ、金型を共用化することが
できてコストダウンが可能となる。また、種類の異なる
ツマミを製造する際に金型の交換作業の間違いを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子機器のツマミ装置の実施例を
示し、シーソーツマミとして使用する場合の斜視図。
【図2】本発明に係る電子機器のツマミ装置の他の実施
例を示し、単一用ツマミとして使用する場合の斜視図。
【図3】従来の単一用ツマミを示し、(A)は平面図、
(B)は取付状態を示す中央縦断面図。
【図4】従来のシーソーツマミを示し、(A)は平面
図、(B)は取付状態を示すための(A)図におけるA
−A線断面図、(B)は(A)図におけるB−B線断面
図。
【符号の説明】
1 ツマミ 2 ヒンジ部 3a シーソー用ボス部 3b シーソー用ボス部 3c 単一用ボス部 4 フランジ部 5 支柱部 5a 支柱部の先端部 6 挿入孔 P プリント基板 SW1 シーソー操作用のスイッチ SW2 シーソー操作用のスイッチ SW3 単一操作用のスイッチ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−19663(JP,A) 特開 平5−81967(JP,A) 実開 昭62−57349(JP,U) 実開 昭61−189543(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツマミ保持部材に薄肉のヒンジ部を介し
    て樹脂製のツマミが保持されていて該ツマミを押圧操作
    することにより揺動させてプリント基板に配置されたス
    イッチを押圧操作するように構成された電子機器のツマ
    ミ装置において、ツマミには、先端部をプリント基板に
    当接させた状態においては該ツマミをシーソー揺動させ
    得るようになっている支柱部と、該ツマミのシーソー揺
    動によりそれぞれのスイッチを押圧操作するようになっ
    ているシーソー用ボス部と、上記支柱部の先端部をプリ
    ント基板に当接させない状態においてはツマミのプリン
    ト基板方向への揺動により上記プリント基板上に配置さ
    れた単一操作用のスイッチを押圧操作するようにした単
    一用ボス部とが設けられていて、シーソーツマミと単純
    操作ツマミとを兼用させるように構成したことを特徴と
    する電子機器のツマミ装置。
  2. 【請求項2】 単純操作ツマミとして使用するに際し、
    支柱部の先端部をプリント基板に当接させないために、
    プリント基板には支柱部の先端部が挿入される挿入孔が
    形成されることを特徴とする請求項1記載の電子機器の
    ツマミ装置。
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