JP5028908B2 - フットペダル装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電子ピアノやオルガンなどの鍵盤楽器に用いられるフットペダル装置に関する。
従来、電子ピアノなどの鍵盤楽器に用いられるフットペダル装置においては、特許文献1に記載されているように、鍵盤楽器の両側部を支持する一対のスタンド側板の間にペダル保持部材を固定し、このペダル保持部材にペダルボックスを鍵盤楽器の前後方向にスライド可能に取り付けた構成になっている。
特開2005−70565号
この場合、ペダルボックスは、ペダル保持部材の中間部に設けられたボックス取付部内に配置されるボックス本体を備え、このボックス本体にフットペダルが取り付けられ、このボックス本体をペダル保持部材のボックス取付部内に鍵盤楽器の前後方向にスライド可能に取り付けられた構成になっている。すなわち、ペダル保持部材のボックス取付部における互いに対向する対向面には、ガイド溝がそれぞれ設けられており、ボックス本体の両側にはスライド突起がそれぞれ設けられている。これにより、ペダルボックスは、スライド突起部がペダル保持部材のボックス取付部に設けられたガイド溝に沿ってスライドするように構成されている。
しかしながら、このような従来のフットペダル装置では、鍵盤楽器の両側部を支持する一対のスタンド側板間に固定されたペダル保持部材の中間部にボックス取付部を設け、このボックス取付部にペダルボックスを鍵盤楽器の前後方向にスライド可能に取り付けた構成であるから、鍵盤楽器に対するペダルボックスの前後方向の移動距離がペダル保持部材の前後方向の幅によって限定されてしまい、フットペダルの前後方向の移動距離を十分に確保することができないという問題があるほか、ペダルボックスを前後方向に移動させると、ペダルボックスがペダル保持部材の前後方向に位置ずれし、ペダルボックスがペダル保持部材の前後に突出するため、楽器全体の外観が損なわれるという問題もある。
この発明が解決しようとする課題は、楽器全体の外観を損なうことなく、鍵盤楽器の前後方向へのフットペダル部の移動距離を十分に確保することができるフットペダル装置を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、鍵盤楽器の両側部を支持する一対のスタンド側板間に配置されるペダル保持部材と、このペダル保持部材に設けられたフットペダル部とを備えたフットペダル装置であって、
前記一対のスタンド側板にそれぞれ固定部材を設け、この固定部材それぞれにアーム部材をその一端を中心として前後向き変更可能に取り付け、このアーム部材それぞれの他端に前記ペダル保持部材の両端部を前記フットペダル部が前側を向くように取り付け、
前記アーム部材を前向きに取り付けた場合と、後向きに取り付けた場合とで前記フットペダル部の位置が前後方向に変化することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、鍵盤楽器の両側部を支持する一対のスタンド側板間に配置されるペダル保持部材と、このペダル保持部材に設けられたフットペダル部とを備えたフットペダル装置であって、
前記一対のスタンド側板にそれぞれ固定部材を設け、この固定部材それぞれに回転アーム部材をその一端を回動中心として前後方向に回転可能に取り付け、この回転アーム部材の他端にそれぞれペダル取付部材を上下方向に回転可能に取り付け、このペダル取付部材それぞれに前記ペダル保持部材の両端部を前記フットペダル部が前側を向くよう取り付け、
前記回転アーム部材を前向きに取り付けた場合と、後向きに取り付けた場合とで前記フットペダル部の位置が前後方向に変化することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記固定部材に対する前記回転アーム部材の回転位置を規制する第1回転位置規制部材と、前記回転アーム部材に対する前記ペダル取付部材の回転位置を規制する第2回転位置規制部材とを備えていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、鍵盤楽器の両側部を支持する一対のスタンド側板にそれぞれ固定部材を設け、この固定部材それぞれにアーム部材をその一端を中心として前後向き変更可能に取り付け、このアーム部材それぞれの他端にペダル保持部材の両端部を前記フットペダル部が前側を向くように取り付け、前記アーム部材を前向きに取り付けた場合と、後向きに取り付けた場合とで前記フットペダル部の位置が前後方向に変化することにより、このアーム部材に取り付けられるペダル保持部材の取付位置を鍵盤楽器に対する前後に変えることができる。
このため、アーム部材の向きに応じてペダル保持部材の前後向きを変えて、アーム部材にペダル保持部材を取り付けることにより、フットペダル部を常に鍵盤楽器の前側に向けた状態で、鍵盤楽器の前後方向におけるフットペダル部の位置を変えることができる。これにより、フットペダル部を移動させても、楽器全体の外観を損なうことがなく、フットペダル部の前後位置を調節することができると共に、アーム部材の前後方向における長さの2倍の長さだけ、フットペダル部を鍵盤楽器の前後方向に移動させることができるので、鍵盤楽器の前後方向におけるフットペダル部の移動距離を十分に確保することができる。
請求項に記載の発明によれば、鍵盤楽器の両側部を支持する一対のスタンド側板にそれぞれ固定部材を設け、この固定部材それぞれに回転アーム部材をその一端を回動中心として前後方向に回転可能に取り付け、この回転アーム部材の他端にそれぞれペダル取付部材を上下方向に回転可能に取り付け、このペダル取付部材に一対のスタンド側板間に配置されるペダル保持部材の両端部を前記フットペダル部が前側を向くよう取り付け、前記回転アーム部材を前向きに取り付けた場合と、後向きに取り付けた場合とで前記フットペダル部の位置が前後方向に変化するようにしたので、固定部材に対し回転アーム部材を回転させると、この回転アーム部材に対しペダル取付部材が相対的に回転することにより、回転アーム部材が固定部材に対し前後方向に回転しても、ペダル取付部材に取り付けられたペダル保持部材を常に水平な状態に保って回転移動させることができる。
これにより、フットペダル部を常に鍵盤楽器の前側に向けた状態でペダル保持部材と共に鍵盤楽器の前後方向に回転移動させることができるので、フットペダル部を移動させても、楽器全体の外観を損なうことがなく、固定部材に対し回転アーム部材を回転させるだけの簡単な操作で、容易にフットペダル部の前後位置を調節することができると共に、請求項3に記載の発明と同様、回転アーム部材の前後方向における長さの2倍の長さだけ、フットペダル部をペダル保持部材と共に鍵盤楽器の前後方向に移動させることができるので、鍵盤楽器の前後方向におけるフットペダル部の移動距離を十分に確保することができる。
請求項に記載の発明によれば、固定部材に対する回転アーム部材の回転位置を規制する第1回転位置規制部材と、回転アーム部材に対するペダル取付部材の回転位置を規制する第2回転位置規制部材とを備えていることにより、固定部材に対し回転アーム部材を回転させて、ペダル保持部材を鍵盤楽器の前後方向に回転移動させたときに、第1、第2位置規制部材によって回転アーム部材とペダル取付部材との各回転位置を規制することができ、これにより演奏中にフットペダル部が勝手に移動しないように、フットペダル部を所望の前後位置に確実に固定することができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図10を参照して、この発明のフットペダル装置を鍵盤楽器に適用したの実施形態1について説明する。
図1はこの発明のフットペダル装置を備えた鍵盤楽器の斜視図、図2は図1のA−A矢視における拡大断面図、図3は図1の要部を示した拡大平面図、図4は図3のB−B矢視における拡大断面図である。
この鍵盤楽器1は、図1に示すように、楽器ケース2を備えている。この楽器ケース2の手前側上部には、白鍵および黒鍵などの多数の鍵3aが配列された鍵盤部3が設けられている。
また、この楽器ケース2の両側部には、楽器ケース2を支持するための一対のスタンド側板4がそれぞれ設けられている。この一対のスタンド側板4は、楽器ケース2の前後方向の長さと同じ幅で、縦方向(図1では上下方向)に長い平板状に形成されており、この一対のスタンド側板4間における後側下部(図1では奥側下部)には、フットペダル装置5が設けられている。このフットペダル装置5は、図1〜図5に示すように、一対のスタンド側板4間における後側下部に配置されるペダル保持部材6と、このペダル保持部材6に設けられたフットペダル部7とを備えている。ペダル保持部材6は、図2および図4に示すように、一対のスタンド側板4間に配置されるフレーム8と、このフレーム8を覆うフレームカバー9とで構成されている。
フットペダル部7は、図2に示すように、フレーム8の中間部に設けられた支持軸10に上下方向に回動自在に設けられたペダル11と、このペダル11の先端側を上方に付勢するばね部材12と、ペダル11の下限位置を規制する下限ストッパ13と、ペダル11の踏み込み動作に応じてスイッチ信号を出力するスイッチ部14とを備えている。すなわち、ペダル11は、図2に示すように、楽器ケース2の前側(図2では左側)に向けてペダル保持部材6から突出した状態で、その後端部(図2では右端部)がフレーム8の支持軸10に上下方向に回動自在に取り付けられている。この場合、ペダル11は、その上面がペダル保持部材6のフレームカバー9の前端下部(図2では左端下部)に当接することにより、上限位置が規制されている。
ばね部材12は、コイルばねであり、図2に示すように、フレーム8の中間部から楽器ケース2の前側(図2では左側)に向けて突出したばね受け部15の上面とペダル11の下面との間に設けられ、ペダル11の先端側を上方に付勢するように構成されている。下限ストッパ13は、図2に示すように、ばね受け部15から更に楽器ケース2の前側に向けて延出された延出部13aの先端部にストッパ部13bが上方に突出して設けられ、ペダル11が踏み込まれたときに、ストッパ部13bがペダル11の前側内部に相対的に挿入して当接することにより、ペダル11の下限位置を規制している。
スイッチ部材14は、図2に示すように、ゴムなどの弾性シートをドーム状に形成した弾性部16と、この弾性部16が設けられたスイッチ基板17とを備えている。このスイッチ部材14は、図2に示すように、ばね受け部15の後部側に位置する個所のフレーム8に配置され、ペダル11の後部側下面(図2では右側下面)に設けられた押圧突起部18によってドーム状の弾性部16が押されたときに、この弾性部16に設けられた可動接点がスイッチ基板17の固定接点に接触することにより、スイッチ信号を出力するように構成されている。
ところで、フットペダル装置5は、図1に示すように、楽器ケース2の前後方向に移動するように、ペダル保持部材6が一対のスタンド側板4にスライド可能に取り付けられている。すなわち、一対のスタンド側板4の各対向面4aには、図1、図3〜図5に示すように、ガイド部材20が設けられている。このガイド部材20には、スライド部材21がガイド部材20に沿って楽器ケース2の前後方向にスライド可能に取り付けられている。このスライド部材21は、図3および図4に示すように、ペダル保持部材6の前後方向の幅Wよりも長く形成され、ペダル保持部材6の両端部にそれぞれ取り付けられている。また、このスライド部材21は、ペダル保持部材6に取り付けられたカバー部材22によって覆われていると共に、位置決めビス23によってガイド部材20に対し位置規制されている。
この場合、ガイド部材20は、図6(a)〜図6(c)に示すように、帯状の金属板からなるガイド部25と、このガイド部25の両端部に設けられた第1、第2取付部26、27とを備えている。ガイド部25は、図6(b)に示すように、帯状に形成された金属板の上下辺をコ字形状に折り曲げることにより、帯状の金属板の上下辺にそれぞれガイド溝部25aが互いに対向して形成された構成になっている。このガイド部25は、図3に示すように、ペダル保持部材6の前後方向の幅Wと同じか、それよりも少し長く形成され、図5に示すように、上下のガイド溝部25aが一対のスタンド側板4の対向面4aから突出した状態で配置されている。
また、第1、第2取付部26、27のうち、第1取付部26は、ガイド部25の後端部(図6(a)では右端部)にガイド溝25aと反対側に向けて折り曲げられ、図3および図5に示すように、スタンド側板4の後端面4bに、第1取付部26に設けられたビス取付孔26aに挿入する取付ビス28によって取り付けられている。第2取付部27は、ガイド部25の前側(図6(a)では左側)の下端部からガイド溝部25aと反対側に向けて凹形状に折り曲げられ、図3および図5に示すように、スタンド側板4の下端部に挟み付くように構成されている。これにより、ガイド部材20は、ガイド部25が水平な状態で、第1、第2取付部26、27によってスタンド側板4の対向面4aにおける後部下側に取り付けられている。
スライド部材21は、図7(a)〜図7(c)に示すように、帯状の金属板からなるスライド部30と、このスライド部30の後端部に設けられたスライド取付部31とで構成されている。このスライド部材21は、図3および図5に示すように、スライド部30の上下縁がガイド部材20のガイド部25の上下辺に互いに対向して設けられたガイド溝部25a内にスライド可能に挿入し、この状態でスライド取付部31が固定ビス32によってペダル保持部材6のフレームカバー9に取り付けられている。
すなわち、スライド部30は、図3および図4に示すように、ガイド部材20のガイド部25における上下方向の幅とほぼ同じ幅で、ガイド部25の前後方向の長さ、つまりペダル保持部材6の前後方向の幅Wよりも長く形成されている。また、このスライド部30のほぼ中間部には、図7(b)に示すように、ビス挿入孔30aが設けられており、このスライド部30の前端部(図7(b)では左端部)には、ガイド部材20のガイド溝部25aの前端縁に当接する前側ストッパ部30bが設けられている。
このスライド部材21のスライド取付部31は、スライド部30の後端部(図7(a)では右端部)をガイド部材20と反対側に向けて折り曲げ、この折り曲げられた上部を更に水平に折り曲げ、この水平に折り曲げられた部分にねじ孔部31aが設けられている。これにより、スライド取付部31は、図4および図5に示すように、カバー部材22およびフレームカバー9を通して固定ビス32がねじ孔部31aに螺着することにより、ペダル保持部材6のフレームカバー9に取り付けられるように構成されている。
カバー部材22は、図8(a)および図8(b)に示すように、スライド部材21のスライド部30を覆う第1カバー部33と、スライド部材21のスライド取付部31を覆う第2カバー部34とを備えている。このカバー部材22は、図3〜図5に示すように、第2カバー部34に設けられたビス挿入孔34aがスライド取付部31のねじ孔部31aに対応し、この状態で固定ビス32によってペダル保持部材6のフレームカバー9と共にスライド部材21のスライド取付部31に取り付けられている。この場合、第2カバー部34の後端部(図8(a)では右端部)には、ガイド部材20の第1取付部26に当接する後側ストッパ部34bが設けられている。
位置決めビス23は、図3、図4、図9、および図10に示すように、カバー部材22の第1カバー部33に設けられたビス挿入孔33a、およびスライド部材21のスライド部30に設けられたビス挿入孔30aを通して、ガイド部材20のガイド部25の前後部にそれぞれ設けられたねじ孔部35a、35bのいずれか一方に螺合することにより、スライド部材21を位置規制してスライド部材21のスライド動作を阻止するように構成されている。
すなわち、この位置決めビス23は、図3および図4に示すように、カバー部材22のビス挿入孔33aとスライド部材21のビス挿入孔30aとを通して、ガイド部材20のガイド部25の前端部に設けられたねじ孔部35aに螺合することにより、スライド部材21を楽器ケース2の前部側に位置規制する。また、この位置決めビス23は、図9および図10に示すように、カバー部材22のビス挿入孔33aとスライド部材21のビス挿入孔30aとを通して、ガイド部材20のガイド部25の後端部に設けられたねじ孔部35bに螺合することにより、スライド部材21を楽器ケース2の後部側に位置規制する。
このようなフットペダル装置5によれば、位置決めビス23を緩めると、スタンド側板4に固定されたガイド部材20に対しスライド部材21を楽器ケース2の前後方向にスライドさせることができるので、このスライド部材21をガイド部材20に対しスライドさせると、このスライド部材20に取り付けられたペダル保持部材6を一対のスタンド側板4間において楽器ケース2の前後方向に移動させることができ、これによりフットペダル部7をペダル保持部材6と共に前後方向に移動させることができる。
このため、フットペダル部7を移動させても、楽器全体の外観を損なうことがなく、ペダル保持部材6と共にフットペダル部7の前後位置を調整することができる。この場合、楽器ケース2の両側部を支持する一対のスタンド側板4に設けられたガイド部材20にスラド可能に取り付けられたスライド部材21が、ペダル保持部材6の前後方向の幅Wよりも長く形成されていることにより、ペダル保持部材6をその前後方向の長さ(幅W)よりも楽器ケース2の前後方向に長く移動させることができ、これにより楽器ケース2の前後方向におけるフットペダル部7の移動距離を十分に確保することができる。
また、このフットペダル装置5では、ガイド部材20に対するスライド部材21の前後位置を規制する位置決めビス23を備えているので、ガイド部材20に沿ってスライド部材21を楽器ケース2の前後方向にスライドさせた状態で、位置決めビス23によってスライド部材21の前後位置を規制することができる。これにより、スライド部材21がガイド部材20に対しスライド可能に設けられていても、ペダル保持部材6を楽器ケース2の前後方向における所定位置に規制することができるので、演奏中にフットペダル部7が勝手に移動しないように、フットペダル部7を所望の前後位置に確実に固定することができる。
さらに、このフットペダル装置5では、スライド部材21を覆うカバー部材22が固定ビス32によってペダル保持部材6のフレームカバー9と共にスライド部材21のスライド取付部31に取り付けられているので、スライド部材21のスライド部30を長く形成しても、またこのスライド部30がガイド部材20に沿って移動しても、カバー部材22がスライド部材21を覆うことができ、これによりスライド部材21によって使用者が怪我をするのを防ぐことができるので、安全性の高いものを提供することができる。
(実施形態2)
次に、図11〜図20を参照して、この発明のフットペダル装置を鍵盤楽器に適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図10に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この鍵盤楽器1のフットペダル装置40は、図11〜図14に示すように、一対のスタンド側板4の各後端面4bにそれぞれ固定部材41を設け、この固定部材41にそれぞれアーム部材42を前後向き変更可能に取り付け、このアーム部材42にそれぞれペダル保持部材6の両端部を前後向き変更可能に取り付けた構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、固定部材41は、図15(a)および図15(b)に示すように、金属製の平板の一部をL字形状に折り曲げることにより、図12〜図15に示すように、スタンド側板4の後端面4bにおける下部に固定される固定部43と、アーム部材42が取り付けられる取付部44とが一体に形成された構成になっている。固定部43は、図15(b)に示すように、ビス挿入孔43aが設けられ、このビス挿入孔43aに挿入する取付ビス28によってスタンド側板4の後端面4bにおける下部に取り付けられている。
また、取付部44は、図15(a)および図15(b)に示すように、固定部部43の一端部(図15(b)では左端部)における上部側にほぼ直角に折り曲げられ、図12〜図14に示すように、一対のスタンド側板4の対向面4a側に位置した状態で、スタンド側板4の後端面4bから後方に向けて突出して配置されている。この取付部44の中間部には、図15(a)に示すように、軸取付孔44aが設けられており、この軸取付孔44aの上部側に位置する個所には、同図に示すように、ねじ孔部44bが設けられている。
アーム部材42は、金属板からなり、図12〜図14に示すように、固定部材41の取付部44に取り付けられるアーム取付部45と、ペダル保持部材6の端部に取り付けられるペダル取付部46とが一体に形成された構成になっている。アーム取付部45は、図16(a)〜図16(c)に示すように、固定部材41の取付部44とほぼ同じ形状で、ほぼ同じ大きさに形成されており、その中間部には軸取付孔45aが設けられ、その上下部にビス挿入孔45bがそれぞれ設けられている。このアーム取付部45は、図12〜図14に示すように、中間部の軸取付孔45aと固定部材41の取付部44の軸取付孔44aとに回転軸47が取り付けられ、この回転軸47を中心にアーム部材42が上下方向に回転するように構成されている。
また、このアーム取付部45は、上下部の各ビス挿入孔45bの一方が固定部材41の取付部44の上部側に設けられたねじ孔部44bに対応したときに、位置決めビス48がアーム取付部45のビス挿入孔45bを通して固定部材41のねじ孔部44bに螺着することにより、固定部材41の取付部44に対し位置規制されて取り付けられるように構成されている。この場合、アーム部材42は、位置決めビス48を緩めた状態で、アーム取付部45が回転軸47を中心に180°回転することにより、ペダル取付部46が楽器ケース2の前側と後側とのいずれか一方に向きが変わるように構成されている。
ペダル取付部46は、図16(a)〜図16(c)に示すように、アーム取付部45の一端部(図16(b)では左端部)からアーム取付部45の面方向に延び、この延びた部分の上下部がそれぞれ水平に折り曲げられ、これにより全体がほぼコ字形状に形成されている。このペダル取付部46は、図16(a)に示すように、コ字形状の上下面にねじ孔部46aが設けられ、図12〜図14に示すように、ねじ孔部46aに固定ビス32がペダル保持部材6のフレームカバー9を通して螺着することにより、ペダル保持部材6のフレームカバー9に取り付けられるように構成されている。
このようなフットペダル装置40では、スタンド側板4の後端面4bに固定された固定部材41にアーム部材42を取り付けるときに、図12〜図14に示すように、アーム部材42のペダル取付部46を楽器ケース2の前側(図12では左側)に向けた状態で、アーム部材42のアーム取付部45を固定部材41の取付部44に位置決めビス48によって取り付け、このアーム部材42のペダル取付部46をペダル保持部材6のフレームカバー9に固定ビス32によって取り付けると、図12〜図14に示すように、ペダル保持部6が固定部材41よりも前側(図12では左側)に配置され、これに伴ってフットペダル部7がペダル保持部6と共に固定部材41よりも前側に配置される。
また、このフットペダル装置40では、アーム部材42のペダル取付部46からペダル保持部材6を取り外して、アーム部材42のアーム取付部45と固定部材41の取付部44とから位置決めビス48を緩めて取り外し、この状態でアーム取付部45の回転軸47を中心にアーム部材42を180°回転させると、図17に示すように、アーム部材42のペダル取付部46を楽器ケース2の後側(図17では右側)に向けることができる。
この状態で、アーム部材42のアーム取付部45を固定部材41の取付部44に位置決めビス48によって取り付けると共に、フットペダル部7を楽器ケース2の前側に向けて、アーム部材42のペダル取付部46をペダル保持部材6のフレームカバー9に固定ビス32によって取り付けると、図18〜図20に示すように、ペダル保持部6が固定部材41よりも後方(図18では右側)に配置され、これに伴ってフットペダル部7がペダル保持部6と共に固定部材41よりも後側に配置される。
このように、このフットペダル装置40によれば、楽器ケース2の両側部を支持する一対のスタンド側板4の各後端面4bにそれぞれ固定部材41を取り付け、この固定部材41にそれぞれアーム部材42を前後向き変更可能に取り付け、このアーム部材42にそれぞれスタンド側板4間に配置されるペダル保持部材6の両端部を前後向き変更可能に取り付けているので、固定部材41に取り付けられるアーム部材42の向きを180°変えることにより、このアーム部材42に取り付けられるペダル保持部材6の取付位置を楽器ケース2の前側と後側とのいずれかに変えることができる。
このため、アーム部材42の向きに応じてペダル保持部材6の前後向きを変えて、アーム部材42にペダル保持部材6を取り付けることにより、フットペダル部7を常に楽器ケース2の前側に向けた状態で、楽器ケース2の前後方向におけるフットペダル部7の設置位置を変えることができる。これにより、フットペダル部7を移動させても、楽器全体の外観を損なうことがなく、フットペダル部7の前後位置を調節することができると共に、アーム部材42の前後方向における長さ、つまりアーム部材42のペダル取付部46の長さの2倍の長さだけ、フットペダル部7を楽器ケース2の前後方向に移動させることができるので、楽器ケース2の前後方向におけるフットペダル部7の移動距離を十分に確保することができる。
なお、上記実施形態2では、アーム取付部45の回転軸47を中心にアーム部材42を180°回転させることにより、アーム部材42の前後向きを変えるように構成した場合について述べたが、必ずしも回転軸47を中心にアーム部材42を回転させる必要はなく、アーム部材42のアーム取付部45を固定部材41の取付部44から一度取り外し、この取り外したアーム部材42の前後向きを変えて、アーム部材42のアーム取付部45を固定部材41の取付部44に取り付けるように構成しても良い。このように構成しても、実施形態2と同様の作用効果がある。
(実施形態3)
次に、図21〜図26を参照して、この発明のフットペダル装置を鍵盤楽器に適用した実施形態3について説明する。この場合には、図11〜図20に示された実施形態2と同一部分に同一符号を付して説明する。
この鍵盤楽器1のフットペダル装置50は、一対のスタンド側板4の各後端面4bにそれぞれ設けられた固定部材41に回転アーム部材51をそれぞれ上下方向に回転可能に取り付け、この回転アーム部材51にそれぞれペダル取付部材52を上下方向に回転可能に取り付け、このペダル取付部材52にペダル保持部材6の両端部を取り付けた構成であり、これ以外は実施形態2とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、回転アーム部材51は、図21および図22に示すように、固定部材41の取付部53に回転可能に取り付けられる回転取付部54と、ペダル取付部材52が回転可能に取り付けられるアーム取付部55とで構成されている。この場合、固定部材41の取付部53には、図22(a)に示すように、その下部側に軸取付孔53a設けられており、その上部側には、ねじ孔部53bが設けられている。回転アーム部材51の回転取付部54は、図21および図22に示すように、固定部材41の取付部53よりも上下方向に長く形成され、その中間部に軸取付孔54aが設けられ、その上下部にそれぞれビス挿入孔54bが設けられている。
この回転取付部54は、図22(a)〜図22(c)に示すように、中間部の軸取付孔54aと固定部材41の取付部53に設けられた軸取付孔53aとに回転軸56が取り付けられ、この回転軸56を中心に回転アーム部材51が上下方向に回転するように構成されている。また、この回転取付部54は、上下部の各ビス挿入孔54bの一方が固定部材41の取付部53の上部側に設けられた取付孔53bに対応したときに、位置決めビス48によって固定部材41の取付部53に位置規制されて取り付けられるように構成されている。
この場合、回転アーム部材51は、回転取付部54が回転軸56を中心に180°回転することにより、アーム取付部55が楽器ケース2の前側と後側とのいずれか一方に向きが変わるように構成されている。一方、アーム取付部55は、図22(a)に示すように、回転取付部54の一端部(図22(a)では左端部)から回転取付部54の面方向に沿って延びた帯板状に形成され、その中間部に軸取付孔55aが設けられていると共に、その両側に位置規制用のビス挿入孔55bがそれぞれ設けられた構成になっている。
ペダル取付部材52は、図23(a)および図23(b)に示すように、金属板の前後における両端部をそれぞれ下側に向けて折り曲げることにより、平板部57の両側に第1、第2側面部58、59が一体に設けられた構成になっている。この場合、平板部57は、図23(a)に示すように、そのほぼ中心にねじ孔部57aが設けられ、図21に示すように、ねじ孔部57aに固定ビス32がペダル保持部材6のフレームカバー9を通して螺着することにより、ペダル保持部材6のフレームカバー9に取り付けられるように構成されている。
また、第1、第2側面部58、59のうち、回転アーム部材51のアーム取付部55に対面する第1側面部58には、図23(b)に示すように、その中心部に軸取付孔58aがアーム取付部55の軸取付孔55aに対応して設けられ、この軸取付孔58aとアーム取付部55の軸取付孔55aとに回転軸60が取り付けられ、図21に示すように、この回転軸60を中心にペダル取付部材52がアーム取付部55に対し相対的に上下方向に回転するように構成されている。また、この第1側面部58の端部には、ビス挿入孔58bが設けられている。一方、第2側面部59には、図23(c)に示すように、ねじ孔部59aが第1側面部58のビス挿入孔58bに対応して設けられている。
これにより、ペダル取付部材52は、回転軸60を中心に回転アーム部材51のアーム取付部55に対し相対的に上下方向に回転することにより、常に平板部57が水平な状態を保つと共に、位置決めビス61を回転アーム部材51のアーム取付部55に設けられたビス挿入孔55bから第1側面部58のビス挿入孔58bに挿入し、この挿入した位置決めビス61の先端を第2側面部59のねじ孔部59aに螺合させることにより、回転アーム部材51のアーム取付部55に対するペダル取付部材52の回転を阻止するように構成されている。
このようなフットペダル装置50では、スタンド側板4の後端面4bに固定された固定部材41に回転アーム部材51を取り付けるときに、図21および図22(a)に示すように、回転アーム部材51のアーム取付部55を固定部材41の前側に向けた状態で、回転アーム部材51のアーム取付部55を固定部材41の取付部53に位置決めビス48で取り付け、このアーム取付部55に回転可能に取り付けられたペダル取付部材52を固定ビス32でペダル保持部材6に取り付けると、図21に示すように、ペダル保持部6が固定部材41よりも前側に配置され、これに伴ってフットペダル部7が固定部材41よりも前側に配置される。
また、このフットペダル装置50では、回転アーム部材51のアーム取付部55から位置決めビス48を取り外して、回転アーム部材51が回転軸56を中心に回転可能な状態にすると共に、ペダル取付部材52から位置決めビス61を取り外して、ペダル取付部材52が回転アーム部材51のアーム取付部55に対し相対的に回転可能な状態にすると、ペダル保持部材6を固定部材41よりも後方に回転移動させることができる。
すなわち、図21において回転アーム部材51の回転軸56を中心に回転アーム部材51を反時計回りに回転させると、図24および図25に示すように、ペダル保持部材6がペダル取付部材52と共に斜め上方に向けて移動する。このときには、ペダル取付部材52が回転軸56を中心に回転アーム部材51のアーム取付部55に対し相対的に回転するので、ペダル取付部材52が常に水平な状態を維持し、これに伴ってペダル保持部材6も水平な状態を保つので、フットペダル部7が常に楽器ケース2の前側を向いた状態で移動する。
そして、回転アーム部材51が反時計回りに180°回転すると、図26に示すように、回転アーム部材51のアーム取付部55が固定部材41の後側に回転移動し、これに伴ってペダル保持部材6がペダル取付部材52と共に水平な状態を維持したまま固定部材41の後側に移動する。この状態で、回転アーム部材51の回転取付部54を固定部材41の取付部53に位置決めビス48で位置規制して固定する共に、ペダル取付部材52を位置決めビス61で回転アーム部材51に対し位置規制して固定する。これにより、ペダル保持部6が固定部材41よりも後方に配置され、これに伴ってフットペダル部7が楽器ケース2の前側を向いた状態で固定部材41よりも後側に配置される。
このように、このフットペダル装置50によれば、楽器ケース2の両側部を支持する一対のスタンド側板4の各後端部4bにそれぞれ固定部材41を設け、この固定部材41にそれぞれ回転アーム部材51を回転可能に取り付け、この回転アーム部材51にそれぞれペダル取付部材52を上下方向に回転可能に取り付け、このペダル取付部材52にペダル保持部材6の両端部を取り付けたので、固定部材41に対し回転アーム部材51を回転させると共に、この回転アーム部材51に対しペダル保持部材52を回転させることにより、フットペダル部7を常に楽器ケース2の前側に向けた状態で、フットペダル部7をペダル保持部材6と共に楽器ケース2の前後方向に回転移動させることができる。
このため、フットペダル部7を回転移動させても、楽器全体の外観を損なうことがなく、フットペダル部7の前後位置を調節することができると共に、実施形態2と同様、回転アーム部材51のアーム取付部55の前後方向における長さ、つまり回転アーム部材51のアーム取付部55の長さの2倍の長さだけ、フットペダル部7をペダル保持部材6と共に楽器ケース2の前後方向に移動させることができるので、楽器ケース2の前後方向におけるフットペダル部7の移動距離を十分に確保することができる。
また、このフックペダル装置50では、固定部材41に対する回転アーム部材51の回転位置を規制する位置決めビス48と、回転アーム部材51に対するペダル取付部材52の回転位置を規制する位置決めビス61とを備えているので、固定部材41に対し回転アーム部材51を回転させて、ペダル保持部材6を楽器ケース2の前後方向に回転移動させることにより、フットペダル部7を所望位置に移動させたときに、位置決めビス48,61によって回転アーム部材51とペダル取付部材52との各回転位置を規制することができ、これにより演奏中にフットペダル部7が勝手に移動しないように、フットペダル部7を所望の前後位置に確実に固定して設置することができる。
なお、この発明は、上記実施形態1〜3に限らず、例えば伸縮自在の多段式パイプを用いてペダル保持部材6を楽器ケース2の前後方向に移動させるように構成しても良い。この場合、多段式パイプは、太さの異なる複数のパイプを出没可能に順次収納し、最も大きい径のパイプを一対のスタンド側板4の対向面4aに取り付け、最も小さい径のパイプの先端にペダル保持部材6の端部を取り付け、この状態で太さの異なる複数のパイプを順次出没させることにより、ペダル保持部材6を楽器ケース2の前後方向に移動させるように構成すれば良い。
この発明を適用した鍵盤楽器の斜視図である。(実施形態1) 図1のA−A矢視における拡大断面図である。 図1の要部を示した拡大平面図である。 図3のB−B矢視における拡大断面図である。 図3のC−C矢視における拡大断面図である。 図3のガイド部材を示し、(a)はそのガイド部材の平面図、(b)はその正面図、(c)はその右側面図である。 図3のスライド部材を示し、(a)はそのスライド部材の平面図、(b)はその正面図、(c)はその右側面図である。 図3のカバー部材を示し、(a)はそのカバー部材の平面図、(b)はその正面図である。 図3においてペダル保持部材をフットペダルと共に楽器ケースの後方にスライドさせた状態を示した拡大平面図である。 図9のD−D矢視における拡大断面図である。 この発明を適用した鍵盤楽器の斜視図である。(実施形態2) 図11のフットペダル装置を示した側面図である。 図11の要部を示した拡大平面図である。 図13のE−E矢視における拡大断面図である。 図14の固定部材を示し、(a)はその固定部材の正面図、(b)はその右側面図である。 図14のアーム部材を示し、(a)はそのアーム部材の平面図、(b)はその正面図、(c)はその右側面図である。 図14においてアーム部材の向きを180°変えて固定部材に取り付けた状態を示した要部の拡大正面図である。 図17のアーム部材にペダル保持部材を取り付けてフットペダル部を楽器ケースの後方に移動させた状態を示したフットペダル装置の側面図である。 図18の状態における要部を示した拡大平面図である。 図19のF−F矢視における拡大断面図である。 この発明を適用した鍵盤装置におけるフットペダル装置を示した拡大断面図である。(実施形態3) 図21の回転アーム部材を示し、(a)はその回転アーム部材の正面図、(b)はその右側面図、(c)はその平面図である。 図21のペダル取付部材を示し、(a)はそのペダル取付部材部材の平面図、(b)はその正面図、(c)はその背面図、(d)はその側面図である。 図21において回転アーム部材を斜め上方に45°程度に回転させた状態を示した拡大断面図である。 図21において回転アーム部材を斜め上方に130°程度に回転させた状態を示した拡大断面図である。 図21において回転アーム部材を180°に回転させた状態を示した拡大断面図である。
符号の説明
1 鍵盤楽器
2 楽器ケース
3 鍵盤部
4 スタンド側板
4a 対向面
4b 後端面
5、40、50 フットペダル装置
6 ペダル保持部材
7 フットペダル部
20 ガイド部材
21 スライド部材
22 カバー部材
23、48、61 位置決めビス
32 固定ビス
41 固定部材
42 アーム部材
51 回転アーム部材
52 ペダル取付部材
47、56、60 回転軸

Claims (3)

  1. 鍵盤楽器の両側部を支持する一対のスタンド側板間に配置されるペダル保持部材と、このペダル保持部材に設けられたフットペダル部とを備えたフットペダル装置であって、
    前記一対のスタンド側板にそれぞれ固定部材を設け、この固定部材それぞれにアーム部材をその一端を中心として前後向き変更可能に取り付け、このアーム部材それぞれの他端に前記ペダル保持部材の両端部を前記フットペダル部が前側を向くように取り付け、
    前記アーム部材を前向きに取り付けた場合と、後向きに取り付けた場合とで前記フットペダル部の位置が前後方向に変化することを特徴とするフットペダル装置。
  2. 鍵盤楽器の両側部を支持する一対のスタンド側板間に配置されるペダル保持部材と、このペダル保持部材に設けられたフットペダル部とを備えたフットペダル装置であって、
    前記一対のスタンド側板にそれぞれ固定部材を設け、この固定部材それぞれに回転アーム部材をその一端を回動中心として前後方向に回転可能に取り付け、この回転アーム部材の他端にそれぞれペダル取付部材を上下方向に回転可能に取り付け、このペダル取付部材それぞれに前記ペダル保持部材の両端部を前記フットペダル部が前側を向くよう取り付け、
    前記回転アーム部材を前向きに取り付けた場合と、後向きに取り付けた場合とで前記フットペダル部の位置が前後方向に変化することを特徴とするフットペダル装置。
  3. 前記固定部材に対する前記回転アーム部材の回転位置を規制する第1回転位置規制部材と、前記回転アーム部材に対する前記ペダル取付部材の回転位置を規制する第2回転位置規制部材とを備えていることを特徴とする請求項2に記載のフットペダル装置。
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