JP2902596B2 - 電子楽器の鍵盤装置 - Google Patents

電子楽器の鍵盤装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アコースティック
な鍵盤楽器と同様な押鍵感が得られるようにした電子楽
器の鍵盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年盛んに電子楽器が用いられており、
その電子楽器の演奏者にも、アコースティックな鍵盤楽
器の演奏に慣れている演奏者も多く、演奏者の持つ表現
力を十分に引き出すために慣れたアコースティックな鍵
盤楽器の押鍵感と電子楽器の押鍵感が同じであることが
好まれる。アコースティックな鍵盤楽器の鍵は、その押
鍵の所定の範囲内ではこの押鍵に手応えがあり、この所
定の範囲を越えるとその押鍵に手応えがほとんどなくな
ってしまい、したがってその押鍵には、その手応えの切
り替わりの位置でクリック感が得られる。しかしアコー
スティックな鍵盤楽器の鍵盤装置は大きく、小型化が望
まれる電子楽器には不向きである。そこで電子楽器を大
型化せず押鍵感をアコースティックな鍵盤楽器の押鍵感
に近づけるための技術が種々提案されている(例えば実
公昭54−41708号公報参照)。
【0003】図11は、上記公報に提案された鍵盤装置
を示す図である。鍵50は支点53に回動自在に軸支さ
れている。この鍵50の後端50bには板バネ50cが
設けられており、この板バネ50cは、磁石51に吸着
されている。この磁石51は、軸支された回動片52の
先端に設けられており、この回動片52の上方にはスト
ッパー54が設けられている。また、鍵50には溝50
dが形成されており、この溝50dの開口に対向する位
置には、鍵50の操作時にその内壁と摺接する鍵ガイド
55が設けられている。
【0004】鍵50の先端50aが押鍵されると、その
後端50bは、その板バネ50cが磁石51に吸着され
たまま押し上げられる。この際、磁石51を有する回動
片52は、ストッパー54に当接するまで上方に回動す
る。この回動片52がストッパー54に当接しさらに後
端50bが押し上げられると、磁石51に吸着された板
バネ50cが撓み、このため、鍵50の押鍵に手応えが
得られる。さらに後端50bが押し上げられると、板バ
ネ50cと磁石51が離れる。これらが離れた後の鍵5
0の押鍵は、その手応えがほとんどないものになり、し
たがってその切り換わりにより鍵50の押鍵にクリック
感が得られる。また鍵ガイド55は、鍵50の押鍵の際
にその溝50dの内壁と摺接し、この鍵ガイド55は、
その鍵50が斜め方向から押鍵された場合の横揺れを防
止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図11に示された鍵盤
装置には、クリック感を鍵50に付与するために、板バ
ネ50c、磁石51、回動片52及びストッパー54か
らなる機構を設ける必要があり、装置が大型化し、また
コストアップになるという問題がある。本発明は、上記
事情に鑑み、従来から備えられている部材の形状を変更
するだけでクリック感を鍵に付与することができる電子
楽器の鍵盤装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の電子楽器の第1の鍵盤装置は、フレームと接
離する方向にこのフレームに回動自在に支持された鍵
と、そのフレームに立設され、鍵操作時に鍵の内壁と摺
接することによりその鍵をガイドする鍵ガイドとを備え
た電子楽器の鍵盤装置において、上記鍵ガイドが、鍵の
内壁と摺接して上記鍵をガイドするガイド部と、このガ
イド部から下方に延び、押鍵の途中でその鍵に一時的に
係合する係合突起を下端部に有する弾性アームとを備え
たことを特徴とするものである。
【0007】また、上記目的を達成するための本発明の
電子楽器の第2の鍵盤装置は、フレームと接離する方向
にこのフレームに回動自在に支持された鍵と、そのフレ
ームに立設され、鍵操作時に鍵の内壁と摺接することに
よりその鍵をガイドする鍵ガイドとを備えた電子楽器の
鍵盤装置において、その鍵ガイドが、鍵の内壁と摺接し
て上記鍵をガイドするガイド部と、このガイド部の上面
にアーチ状に設けられ、押鍵により、この押鍵に抗する
抗力がその押鍵の途中で極大となるように変形する弾性
変形部とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】本発明の第1の鍵盤装置は、鍵ガイドのガ
イド部が鍵の内壁と摺接するとともにその鍵ガイドの弾
性アームの係合突起が押鍵の途中で鍵に一時的に係合す
るため、その係合によりクリック感が得られる。このよ
うに従来から鍵盤装置に備えられている鍵ガイドを利用
してクリック感を得ることができる。また、本発明の第
2の鍵盤装置は、上述したガイド部が鍵の内壁と摺接す
るとともに、押鍵に抗する抗力がその押鍵の途中で極大
となるように変形する弾性変形部がガイド部の上面に設
けられたため、その抗力が極大となる押鍵位置でクリッ
ク感が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の電子楽器の鍵盤装置の一実
施形態の、一部を断面して示す側面図である。白鍵2
は、フレーム1と接離する方向にフレーム1に回動自在
に支持されており、その白鍵2のフック部2aは、この
白鍵2の離鍵時の位置決めをする第1フェルト1aと接
触している。フレーム1の、その第1フェルト1aの反
対側の面には第2フェルト1bが固定されている。この
第2フェルト1bは、白鍵2の接触面2bと接触してそ
の白鍵2の下限規制を行う。白鍵2を断面して示す鍵内
側空洞部2dには、フレーム1に立設された鍵ガイド4
が挿入されており、ハンマー3は第1緩衝材1cに接触
している。このハンマー3は、白鍵2が押鍵されると上
方に押し上げられて第2緩衝材1dに接触してそのハン
マー3の上限が規制される。また白鍵2が離鍵されると
ハンマー3は降下し、これによりその白鍵2が上方に復
帰する。フレーム1には第1及び第2保持部6,7が固
定されている。第1保持部6には、図1における右面に
凹部が形成されており、第2保持部7にはスナップ7a
が形成されている。スイッチ基板8の上面にはゴム板1
0が固定されており、そのスイッチ基板8の左端は第1
保持部6の凹部に挿入されている。またゴム板10とス
イッチ基板8の右部には孔(図10参照)が設けられて
おり、その孔に第2保持部7のスナップ7aが挿入され
ることによりスイッチ基板8がスナップ7aに装着され
ている。そのスイッチ基板8は、このようにして第1及
び第2保持部6,7に保持されており、このゴム板10
の上面にはゴムスイッチ9が設けられている。白鍵2
の、そのゴムスイッチ9に対向する箇所には、そのゴム
スイッチ9を押圧する鍵アクチュエータ2cが設けられ
ている。また、この鍵盤装置には黒鍵11が備えられて
おり、そのフック部材11aが第3フェルト1eに接触
して黒鍵11の離鍵時の位置決めが行われている。この
黒鍵11が押鍵されると、その接触面11bが第4フェ
ルト1fに接触してその黒鍵11の下限規制が行われ
る。
【0010】図2は、図1に示す白鍵の鍵内側空洞部2
dの、押鍵初期の状態における図1のA−A断面を示す
図である。白鍵2の鍵内側空洞部2dは、その空洞部の
奥(図2の上部)の方が開口部に比べ狭くなっており、
その狭くなる位置に係合面2eが形成されている。鍵ガ
イド4には、鍵内側空洞部2dの内壁と摺接するガイド
部4aが設けられており、このガイド部4aから弾性ア
ーム4bが下方に延びている。この弾性アーム4bの下
端には係合突起4cが形成されている。
【0011】図2に示すように、鍵内側空洞部2dの内
壁は鍵ガイド4のガイド部4aと摺接しており、白鍵2
はそのガイド部4aにガイドされながら押鍵される。図
3は、押鍵中期の状態を示す、図2と同様の図である。
白鍵2が押鍵されると、この白鍵2の内壁がガイド部4
aと摺動しつつその白鍵2が降下し、その降下の途中
で、図3に示すようにその白鍵2の係合面2eがその係
合突起4cと一時的に係合する。このため、白鍵2の押
鍵荷重はその押鍵位置で一時的に増加する。
【0012】図4は、白鍵の押鍵後期の状態を示す、図
2,図3と同様の図である。白鍵2はさらに押鍵されて
その係合面2eが係合突起4cより下方に押し下げら
れ、これによりそれらの係合が解除される。このため、
図4に示す状態における白鍵2の押鍵荷重は図3に示す
状態における白鍵2の押鍵荷重に比べて急激に減少し、
押鍵荷重の急激な増減により鍵2の押鍵にクリック感が
得られる。
【0013】ここに、鍵ガイド4のガイド部4aは、白
鍵2の押鍵初期の状態からその後期の状態(図2〜図4
参照)まで鍵内側空洞部2dの内壁と接触しているた
め、白鍵2が斜め方向から押鍵されてもその横揺れが防
止される。図5は、白鍵の押操作時の、その白鍵のスト
ロークと鍵荷重の関係を示す図である。
【0014】第1曲線11は白鍵2の押鍵時の押鍵荷重
を示しており、第2曲線12は白鍵2の離鍵時の離鍵荷
重を示している。白鍵2の押鍵荷重を示す第1曲線11
は凸部11aを有している。この凸部11aは、係合面
2eが係合突起4cと一時的に係合した時の押鍵荷重の
急激な増加および急激な減少を示す。一方、離鍵荷重を
示す第2曲線12は第1曲線11のような凸部を持た
ず、このため、白鍵2はスムーズに復帰することが分か
る。尚、白鍵2は、そのストロークが最大になると上述
したようにその接触面2bが第2フェルト1b(図1参
照)と接触して下限規制される。
【0015】図6は、本発明の電子楽器の鍵盤楽器の他
の実施形態の、鍵内側空洞部の部分を示す断面図であ
る。尚、上記した鍵盤楽器(図1、図2、図3及び図4
参照)の構成要素と同一の要素には同一の番号を付して
示し、重複説明は省略する。図6に示す白鍵2は離鍵さ
れており、この白鍵2の鍵内側空洞部2dに鍵ガイド4
が挿入されている。この鍵ガイド4は、ガイド部4a
と、このガイド部4aの上面に設けられた弾性変形部4
dとから構成されている。ガイド部4aは白鍵2の内壁
に接触している。
【0016】図7は、図6に示す鍵ガイドが途中まで押
鍵された状態を示す図である。白鍵2が押鍵されると、
その鍵内側空洞部2dがガイド部4aと摺動しつつ降下
し、白鍵2の上内壁が弾性変形部4dを押圧している。
この弾性変形部4dは白鍵2の押圧に抗して変形し、こ
れにより白鍵2の押鍵荷重が急激に増加する。図8は、
白鍵が最後まで押鍵された状態を示す図である。
【0017】白鍵2が最後まで押鍵されると、弾性変形
部4dは白鍵2の押圧により押し潰されている。この弾
性変形部4dは、図7に示す状態以降図8に示す状態ま
では白鍵2の押圧にほとんど抗することなく変形し、こ
のため、その弾性変形部4dの、白鍵2の押鍵に抗する
抗力はその押鍵の途中(図7に示す状態)で極大とな
る。このため、その押鍵にクリック感が得られる。
【0018】ここに、白鍵2は、その下限規制が第2フ
ェルト1b(図1参照)により行われるが、図6〜図8
に示す鍵ガイド4は、その弾性変形部4dが白鍵2によ
り押圧されるため、その弾性変形部4dは上記第2フェ
ルト1bの機能を兼ねて白鍵2の下限規制を行うことが
できる。ここで、本実施形態の鍵盤装置に設けられたゴ
ムスイッチ9の保持機構(図1参照)について説明す
る。以下、先ず従来のゴムスイッチの保持機構について
説明し、その後本実施形態におけるゴムスイッチの保持
機構について説明する。
【0019】図9(a)は、従来のゴムスイッチの保持
機構の一例を示す図、図9(b)は、従来のゴムスイッ
チの保持機構の他の例を示す図である。図9(a)に示
す鍵60には鍵アクチュエータ60aが形成されてお
り、フレーム61には2つの保持部62,63が設けら
れている。保持部62の凹部にはスイッチ基板64の、
図9における左端が挿入されており、このスイッチ基板
64の右部の孔には保持部63のスナップ63aが挿入
されている。このようにしてそのスイッチ基板64が保
持部62,63に支持されている。スイッチ基板64の
孔にはゴムスイッチ65の脚65aが挿入されおり、こ
れにより、スイッチ基板64の、鍵アクチュエータ60
aと対向する位置にゴムスイッチ65が固定されてい
る。
【0020】また、図9(b)に示す例では、ゴムスイ
ッチ70が固定されたスイッチ基板69がフレーム67
に2本のネジ68で固定されている。ゴムスイッチ6
5,70は、鍵60,66が所定量以上押鍵されると鍵
アクチュエータ60a,66aにより押圧される。この
ゴムスイッチ65,70が押圧されると、その鍵60,
66が押鍵されたことが電子楽器のCPU(図示せず)
に検知される。そのCPUは、検知した鍵60,66の
押鍵の速度などに基づいて楽音を放音させる。
【0021】図9(a)に示すスイッチ基板64は、上
述したように保持部62,63に保持されている。これ
ら保持部62の凹部や保持部63のスナップ63aに
は、製造の際その寸法精度にばらつきが生じることがあ
り、また、スイッチ基板64を装着するために必然的に
多少のがたが必要であり、このため、これらに装着され
たスイッチ基板64が保持部62,63に対してがたつ
くことがあり、これにより演奏時にノイズ音が発生する
ことがある。また図9(b)に示すスイッチ基板69
は、ネジ68が緩むことがあり、この場合も同様にノイ
ズ音が発生することがある。
【0022】図10(a)は、図1に示すスイッチ基板
の組立途中の状態を示す図である。スイッチ基板8の上
面にはゴム板10が固定されている。このゴム板10
の、図10(a)における左端近傍には第1厚肉部10
aが形成されており、このゴム板10の、第2保持部7
のスナップ7aが挿入される孔の周辺には第2厚肉部1
0bが形成されている。第1保持部6の凹部の上部には
突起6aが形成されている。
【0023】図10(b)は、スイッチ基板が組み立て
られた状態を示す図である。図10(a)に示す状態の
スイッチ基板8の右部が押し上げられて図10(b)に
示すようにそのスイッチ基板8が第1及び第2保持部に
保持される。このスイッチ基板8は、組み立てられた状
態において、その左端が第1保持部6の凹部に嵌合され
ており、ゴム板10の第1厚肉部10aが第1保持部6
の突起6aに押圧されている。また、スイッチ基板8の
孔の周辺の下面が第2保持部7のスナップ7aに係止さ
れており、ゴム板10の第2厚肉部10bが第2保持部
7に押圧されている。
【0024】スイッチ基板8は、弾性を有するゴム板1
0を介して第1及び第2保持部6,7に保持されている
ため、これら保持部6,7に寸法精度に誤差があっても
これらとスイッチ基板8ががたつくことが防止されてい
る。このため、ノイズ音の発生が防止される。図10
(c)は、第2保持部のスナップがスイッチ基板から外
された状態を示す図である。
【0025】スイッチ基板8は、ゴムスイッチ9が故障
したときなどに第2保持部7のスナップ7aから取り外
されることがある。スイッチ基板64,8は、図9
(a),図10の紙面に垂直な方向に広がっており、そ
のように広がったスイッチ基板64,8を固定するため
に保持部63,第2保持部7も紙面に垂直な方向に複数
個形成されている。その場合において、図9(a)に示
す従来の機構の場合、スイッチ基板64を取り外すため
にある1つの保持部63のスナップ63aを取り外して
も、スイッチ基板64が固いため、他の保持部63のス
ナップ63aを取り外している間に一旦既に外されたス
ナップ63aがそのスイッチ基板64に再度係止してし
まうことがある。これに対し本実施例のスイッチ基板8
は、図10に示すように第2保持部7との間にゴム板8
の第2厚肉部8bを介している。このため、第2保持部
7のスナップ7aからスイッチ基板8を取り外しておけ
ば、そのゴム板8がばねとして働き、一旦外したスナッ
プ7aがスイッチ基板8に再度係止されてしまうことが
防止される。
【0026】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の電子楽器
の第1の鍵盤装置は、鍵ガイドの弾性アームの係合突起
が押鍵の途中で鍵に一時的に係合するものであるため、
その係合によりクリック感が得られる。また、本発明の
電子楽器の第2の鍵盤装置は、押鍵に抗する抗力がその
押鍵の途中で極大となるように鍵ガイドの弾性変形部が
変形するものであるため、その抗力が極大となる押鍵位
置でクリック感が得られる。このように本発明には、ク
リック感付与のための機構と鍵の横揺れ防止のための機
構とを個別に設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子楽器の鍵盤装置の一実施形態の、
一部を断面して示す側面図である。
【図2】図1に示す白鍵の鍵内側空洞部2dの、押鍵初
期の状態における図1のA−A断面を示す図である。
【図3】押鍵中期の状態を示す、図2と同様の図であ
る。
【図4】白鍵の押鍵後期の状態を示す、図2,図3と同
様の図である。
【図5】白鍵の押操作時の、その白鍵のストロークと鍵
荷重の関係を示す図である。
【図6】本発明の電子楽器の鍵盤楽器の他の実施形態
の、鍵内側空洞部の部分を示す断面図である。
【図7】図6に示す鍵ガイドが途中まで押鍵された状態
を示す図である。
【図8】白鍵が最後まで押鍵された状態を示す図であ
る。
【図9】従来のゴムスイッチの保持機構の一例を示す図
(a)、従来のゴムスイッチの保持機構の他の例を示す
図(b)である。
【図10】スイッチ基板の組立途中の状態を示す図
(a)、スイッチ基板が組み立てられた状態を示す図
(b)、第2保持部のスナップがスイッチ基板から外さ
れた状態を示す図(c)である。
【図11】実公昭54−41708号公報に提案された
鍵盤装置を示す図である。
【符号の説明】 1 フレーム 2 白鍵 2d 鍵内側空洞部 3 ハンマー 4 鍵ガイド 4a ガイド部 4b 弾性アーム 4c 係合突起 4d 弾性変形部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと接離する方向に該フレームに
    回動自在に支持された鍵と、該フレームに立設され、鍵
    操作時に前記鍵の内壁と摺接することにより該鍵をガイ
    ドする鍵ガイドとを備えた電子楽器の鍵盤装置におい
    て、 前記鍵ガイドが、前記鍵の内壁と摺接して前記鍵をガイ
    ドするガイド部と、該ガイド部から下方に延び、押鍵の
    途中で該鍵に一時的に係合する係合突起を下端部に有す
    る弾性アームとを備えたことを特徴とする電子楽器の鍵
    盤装置。
  2. 【請求項2】 フレームと接離する方向に該フレームに
    回動自在に支持された鍵と、該フレームに立設され、鍵
    操作時に前記鍵の内壁と摺接することにより該鍵をガイ
    ドする鍵ガイドとを備えた電子楽器の鍵盤装置におい
    て、 前記鍵ガイドが、前記鍵の内壁と摺接して前記鍵をガイ
    ドするガイド部と、該ガイド部の上面にアーチ状に設け
    られ、押鍵により、該押鍵に抗する抗力が該押鍵の途中
    で極大となるように変形する弾性変形部とを備えたこと
    を特徴とする電子楽器の鍵盤装置。
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