JP5034472B2 - 鍵盤装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、鍵盤シャーシと、この鍵盤シャーシ上に上下方向に回動可能に配置された複数の鍵と、前記鍵盤シャーシ上に設けられて前記複数の鍵それぞれの内部に挿入されて横ぶれを阻止する複数の鍵ガイド部とを備えた鍵盤装置において、
前記鍵ガイド部は、その先端部が前記鍵の前側に向けて湾曲形成され、かつ前記鍵の前後方向に弾性変形可能な弾性部材と、この弾性部材の両側部に設けられて前記鍵の横方向に位置する両側の内壁面にそれぞれ接触して摺動する摺動部と、前記弾性部材の先端部において前記鍵の前後方向に位置する内壁面に接する部分に設けられ、前記弾性部材の弾性力によって前記内壁面に弾接して摺動する摩擦部とを備えていることを特徴とする鍵盤装置である。
前記摺動部は、前記ガイドキャップにおける前記弾性支持部の両側部に対応する箇所に設けられており、
前記摩擦部は、前記ガイドキャップにおける前記弾性支持部の先端部に対応する箇所に設けられ、前記鍵の前後方向に位置する内壁面に前記弾性支持部の弾性力によって前記内壁面に弾接することを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置である。
前記鍵ガイド部は、前記鍵の前後方向に弾性変形可能な弾性部材と、この弾性部材の両側部に設けられ、前記鍵の横方向に位置する両側の内壁面にそれぞれ接触して摺動する摺動部と、前記弾性部材の上端部の前面において前記鍵の前後方向に位置する内壁面に接する部分に突出して設けられ、前記弾性部材の弾性力によって前記内壁面に弾接して摺動する摩擦部とを備えていることを特徴とする鍵盤装置である。
請求項4に記載の発明は、前記弾性部材は、前記鍵盤シャーシ上に一体に形成されて前記鍵の内部に挿入する支持部と、この支持部の外面にその上方に突出した状態で被着された弾性材料からなるガイドキャップとを備え、
前記摺動部は、前記ガイドキャップにおける前記支持部の両側部に対応する箇所に設けられており、
前記摩擦部は、前記ガイドキャップにおける前記支持部の上端部の前面に対応する箇所に設けられ、前記鍵の前後方向に位置する内壁面に前記ガイドキャップの弾性力によって前記内壁面に弾接することを特徴とする請求項3に記載の鍵盤装置。
以下、図1〜図4を参照して、この発明を適用した鍵盤装置の実施形態1について説明する。
この鍵盤装置は、図1および図2に示すように、合成樹脂製の鍵盤シャーシ1と、この鍵盤シャーシ1上に上下方向に回動可能に設けられた合成樹脂製の複数の鍵2(白鍵と黒鍵、ただしこの実施形態1では白鍵について説明する。)と、この複数の鍵2にそれぞれアクション荷重を付与する複数のハンマー部材3と、各鍵2の押鍵操作に応じてそれぞれオン信号を出力するスイッチ部4とを備えている。
通常は、図1に示すように、ハンマー部材3がハンマー本体21の錘部24の重量によってハンマー支持部14の支持軸15を中心に図1において反時計回りに付勢され、これによりハンマー本体21の後端部が下限ストッパ25に当接してハンマー部材3が下限位置に規制されている。このときには、ハンマー本体21のハンマー当接部27が鍵盤2のハンマー連結部20内に移動可能に挿入されて保持された状態で、ハンマー当接部27が上限に位置することにより、このハンマー当接部27によって鍵2が押し上げられて上限位置に規制されている。
次に、図5を参照して、この発明を適用した鍵盤装置の実施形態2について説明する。なお、図1〜図4に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この鍵盤装置は、鍵2の前側に位置する内壁面2aに摩擦シート35を設け、この摩擦シート35に鍵ガイド部6の摩擦部32が弾接して摺動する構成であり、これ以外は実施形態1と同じ構成になっている。すなわち、摩擦シート35は、摩擦係数の高い材料、例えば鍵ガイド部6の摩擦部32と同じゴムやエラストマなどの材料からなり、鍵2の前側に位置する内壁面2aにおけるほぼ全面に設けられている。
次に、図6および図7を参照して、この発明を適用した鍵盤装置の実施形態3について説明する。この場合にも、図1〜図4に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この鍵盤装置は、鍵2の前側に位置する内壁面2a側に押鍵時に鍵2にクリック感を付与するためのクリック部36を設けた構成であり、これ以外は実施形態1と同じ構成になっている。この場合、鍵2の前側に位置する内壁面2aには、実施形態2と同様、摩擦シート35が設けられている。
次に、図8〜図10を参照して、この発明を適用した鍵盤装置の実施形態4について説明する。この場合にも、図1〜図4に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この鍵盤装置は、鍵ガイド部40の弾性部材41が実施形態1と異なる構成であり、これ以外は実施形態1と同じ構成になっている。すなわち、この鍵ガイド部40の弾性部材41は、図7および図8に示すように、鍵盤シャーシ1上に一体に形成されて鍵2の内部に挿入する支持部42と、この支持部42の外周面に被着されたガイドキャップ43とを備えている。
2 鍵
3 ハンマー部材
6、40 鍵ガイド部
12 鍵支持部
30、41 弾性部材
31 摺動部
32 摩擦部
33 弾性支持部
34、43 ガイドキャップ
35 摩擦シート
36 クリック部
42 支持部
Claims (7)
- 鍵盤シャーシと、この鍵盤シャーシ上に上下方向に回動可能に配置された複数の鍵と、前記鍵盤シャーシ上に設けられて前記複数の鍵それぞれの内部に挿入されて横ぶれを阻止する複数の鍵ガイド部とを備えた鍵盤装置において、
前記鍵ガイド部は、その先端部が前記鍵の前側に向けて湾曲形成され、かつ前記鍵の前後方向に弾性変形可能な弾性部材と、この弾性部材の両側部に設けられて前記鍵の横方向に位置する両側の内壁面にそれぞれ接触して摺動する摺動部と、前記弾性部材の先端部において前記鍵の前後方向に位置する内壁面に接する部分に設けられ、前記弾性部材の弾性力によって前記内壁面に弾接して摺動する摩擦部とを備えていることを特徴とする鍵盤装置。 - 前記弾性部材は、前記鍵盤シャーシ上に一体に形成され、その先端部が前記鍵の前側に向けて湾曲形成され、かつ前記鍵の前後方向に弾性変形可能な弾性支持部と、この弾性支持部の外面に被着されたガイドキャップとを備え、
前記摺動部は、前記ガイドキャップにおける前記弾性支持部の両側部に対応する箇所に設けられており、
前記摩擦部は、前記ガイドキャップにおける前記弾性支持部の先端部に対応する箇所に設けられ、前記鍵の前後方向に位置する内壁面に前記弾性支持部の弾性力によって前記内壁面に弾接することを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置。 - 鍵盤シャーシと、この鍵盤シャーシ上に上下方向に回動可能に配置された複数の鍵と、前記鍵盤シャーシ上に設けられて前記複数の鍵それぞれの内部に挿入されて横ぶれを阻止する複数の鍵ガイド部とを備えた鍵盤装置において、
前記鍵ガイド部は、前記鍵の前後方向に弾性変形可能な弾性部材と、この弾性部材の両側部に設けられ、前記鍵の横方向に位置する両側の内壁面にそれぞれ接触して摺動する摺動部と、前記弾性部材の上端部の前面において前記鍵の前後方向に位置する内壁面に接する部分に突出して設けられ、前記弾性部材の弾性力によって前記内壁面に弾接して摺動する摩擦部とを備えていることを特徴とする鍵盤装置。 - 前記弾性部材は、前記鍵盤シャーシ上に一体に形成されて前記鍵の内部に挿入する支持部と、この支持部の外面にその上方に突出した状態で被着された弾性材料からなるガイドキャップとを備え、
前記摺動部は、前記ガイドキャップにおける前記支持部の両側部に対応する箇所に設けられており、
前記摩擦部は、前記ガイドキャップにおける前記支持部の上端部の前面に対応する箇所に設けられ、前記鍵の前後方向に位置する内壁面に前記ガイドキャップの弾性力によって前記内壁面に弾接することを特徴とする請求項3に記載の鍵盤装置。 - 前記鍵の前後方向に位置する内壁面には、前記鍵ガイド部の前記摩擦部が弾接しながら摺動する摩擦部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の鍵盤装置。
- 前記鍵の前後方向に位置する内壁面側には、押鍵操作時に前記鍵にクリック感を付与するためのクリック部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の鍵盤装置。
- 前記鍵盤シャーシ上に配列された前記複数の鍵は、低音領域側と高音領域側とで前記鍵の前後方向に位置する内壁面と前記鍵ガイド部の前記摩擦部との間に生じる摩擦抵抗が異なることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の鍵盤装置。
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JP2006334170A JP5034472B2 (ja) | 2006-12-12 | 2006-12-12 | 鍵盤装置 |
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