JP5212458B2 - 鍵盤楽器の鍵盤装置 - Google Patents

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本発明は、鍵盤楽器の鍵盤装置に関し、特に鍵盤に取付けられている重りの機能の全部およびまたは一部を板ばねに代替させるようにした鍵盤に関する。
ピアノ、電子ピアノ等の鍵盤楽器を演奏する際、鍵タッチの重さ、すなわち鍵盤を弾くときの重さは、演奏者にとってタッチ感に微妙な差異を感じさせ、心理的に演奏内容に大きく影響を与えるものである。したがって、鍵タッチの重さは原則的には演奏者ごとに最も適した値に調整されるべきものであるが、実際には製造時において製品規格毎に定めた値となるように全ての鍵盤に対してまたは各音域毎に調整している。
グランドピアノの場合、一般には図8に示すように、鍵盤1の回動支点Oより前端部寄り側面に直径10mm〜20mm程度の重り用貫通孔2を鍵盤1の長手方向に適宜間隔をおいて所要個数形成し、この重り用貫通孔2内に円柱状に形成した重り3をはめ込み固着して押鍵方向の回転モーメントを付与することで鍵タッチの重さを調整するようにしている。重り3の材料としては、従来から鉛が用いられる。鉛を用いる理由は、比重が大きくて柔軟性を有し、鍵盤1への取付け作業が容易であることによる。すなわち、鉛を貫通孔2に嵌挿した後加圧変形させて貫通孔2の穴壁に食い込ませると、貫通孔2からの脱落を防止することができるためである。なお、符号5で示すものは鍵盤1に連動して作動するアクション機構で、押鍵操作時に鍵盤1の上面後端部に突設したキャプスタンスクリュー7によって突き上げられると、ハンマー8が上昇回動して当該鍵盤1に対応する弦6を打撃するように構成されている。
特開2000−25147号公報 特許第2938295号
上記したように従来のグランドピアノにおいては、鉛からなる重り3を鍵盤1の前端部側に埋め込んで鍵タッチの重さを軽くなるように調整していた。しかしながら、鉛は重金属であり、有害物質とされているため、環境保全のためには使用しないことが望ましく、材料の変換が要望されている。しかし、鉛以外の金属材料(例えば、鉄、黄銅等)は柔軟性に欠けるため、貫通孔2に嵌挿した後加圧変形させることが難しく、そのため圧入または嵌挿した後接着剤で固定する方式を採らざるを得ないが、圧入の場合はスプルース等の比較的柔らかい木材からなる鍵盤1が割れるおそれがある。一方、接着剤を用いて固定する場合は、その作業が煩わしいという問題があり、いずれの場合も実用的でない。
また、上記した例のような金属は鉛より比重が小さいため、鉛の場合よりさらに多くの重り3を埋め込む必要があるため、鍵盤の組み立て作業に時間を要する。さらに、重り3を鍵盤1に一旦埋め込むと抜き取ることが難しいため、ユーザーが鍵タッチの重さを自由に変更または調整することができないという問題もあった。
そこで、このような問題を解決するために、例えば特許文献1に開示された鍵盤楽器が提案されている。この鍵盤楽器は、図8に示すようにサポートレール9上にU字状のばね10を配置し、このばね10によってアクション機構5のサポート11を上方に付勢することにより、鍵盤1に加わるアクション機構5の重量を軽減し、重り3の使用量を削減するようにしたものである。
しかしながら、このような鍵盤楽器は重り3の全廃を目的とするものではなく、未だ改良の余地があった。また、ばね10はサポート11を支持しているので、打弦距離の調整のためにキャプスタンスクリュー7を回転させてアクション機構5を上下動させると、ばね10に対するサポート11の当接位置が変化するため、ばね10の強さが変化する。その結果、鍵タッチの重さが変化してしまうという問題もあった。
また、他の従来技術として特許文献2に開示された鍵盤楽器が知られている。この鍵盤楽器は、鍵盤と筬に第1、第2の永久磁石を互いに反発するように配設し、両磁石間の距離を変更することにより、反発力を調整し、鍵タッチの重さを調整するようにしたものである。
しかしながら、この鍵盤楽器は2つの磁石の間に働く反発力がその距離の2乗に反比例するので、鍵盤を押し込んでいく過程で反発力(鍵盤反力)が急激に変化するという問題があった。
本発明は上記した従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、重りの全廃を可能にするとともに、鍵タッチの重さをユーザーが自由に変更し得るようにした鍵盤楽器の鍵盤装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る鍵盤楽器の鍵盤装置は、棚板上に設置される鍵盤筬の上に配設されかつ前記鍵盤筬に上下方向に揺動自在に支持された鍵盤と、前記鍵盤と前記鍵盤筬との間に介装されて前記鍵盤の鍵毎に押鍵方向の回転モーメントを付与するばねと、前記ばねの強さを調整する調整手段とを備え、前記ばねは、前記鍵盤筬に固定される固定片と、前記固定片に延設された鍵毎の複数の弾性片とを備えている板ばねであり、前記調整手段は、各鍵盤の下面側にねじ込まれて上方に突出する調整ねじからなり、前記調整手段の下端部に前記弾性片が圧接されていることを特徴とするものである。
このような構造からなる鍵盤装置によると、板ばねが鍵盤に付与する回転モーメントの大きさ(非演奏時における)を従来の重りによる回転モーメントの大きさと略同じにすれば、ばねが重りと同等の機能をもち、重りの使用を廃止することが可能である。また、演奏者に違和感を与えることもなく、良好な演奏を行うことができる。回転モーメントの大きさは、工場出荷後であってもユーザーが調整手段によって自由に調整することができる。調整手段としては、ねじ等が用いられる。
グランドピアノの鍵盤装置の場合は、一般的に重りが鍵盤の回動支点(バランスキーピンの位置)より前方側に埋め込まれるため、板ばねは鍵盤に押鍵方向の回転モーメントを付与することにより、鍵タッチの重さを軽くする。
したがって、本発明に係る鍵盤楽器の鍵盤装置は、従来必要とされていた鉛からなる重りの一部または全部を廃止することができ、環境の保全対策上有効である。また、板ばねにより鍵盤に付与される回転モーメントの大きさを調整手段によって調整することにより、従来の重りによる回転モーメントと略同じにすれば、演奏性の差が小さいため、違和感なく演奏することができる。また、各鍵盤毎に板ばねの力を調整できるので、製造上のばらつき等による鍵盤反力のばらつきや、工場出荷後における経年変化を修正することができ、さらには演奏者が好みに合わせて鍵タッチの重さを自由に調整することができる。
グランドピアノの鍵盤装置の第1の参考例を示す鍵盤部の断面図である。 ばねの取付け構造を示す断面図である。 (a)〜(e)はばねの他の例を示す図および荷重特性を示す図である。 第2の参考例を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す鍵盤部の断面図である。 板ばねの斜視図である。 本発明の第2の実施の形態を示す断面図である。 従来のグランドピアノの鍵盤部を示す断面図である。
本発明の実施の形態を説明する前に本発明に関連する技術を図1〜図4によって説明する。
図1はグランドピアノの鍵盤装置の第1の参考例を示す鍵盤部の断面図、図2は圧縮ばねの取付け構造を示す断面図である。なお、従来技術の欄で示した構成部材と同等のものについては同一符号を以て示し、その説明を適宜省略する。これらの図において、符号20で示すものは鍵盤1と鍵盤筬21との間に介装されたばねで、このばね20の弾撥力によって前記鍵盤1に押鍵方向(矢印A方向)の回転モーメントを付与することにより、鍵タッチを所定の重さに調整している。したがって、鍵盤1には従来の重りが全く埋め込まれていない。
前記鍵盤1は、白鍵1Aと黒鍵1Bとからなり、前記鍵盤筬21上に配設され、中間部がバランスキーピン23によって上下方向に揺動自在に支持されている。このような鍵盤1は、アクション機構5が負荷重量となって後端側に加えられていることから、通常(非演奏時)は前端側が浮き上がり、後端側が筬後24の上面にフェルトを介して押し付けられている。
前記鍵盤筬21は、鍵盤1の前後方向に並設された筬前25、筬中26および前記筬後24と、これらを連結する筬妻27とで格子状に形成され、棚板28上に設置されている。筬前25の上面には各鍵盤1の左右方向への揺動を規制するオーバルキーピン29が植設され、筬中26の上面には前記バランスキーピン23が植設されている。なお、ハンマー8を含むアクション機構5および鍵盤1の後方に配設されているダンパー機構30は、従来構造と全く同一であるため、ここではその説明を省略する。
図2において、前記ばね20は圧縮コイルばねからなり、前記鍵盤1の下面側に埋設したケース32内に弾装され、押圧子33をケース下方へ突出する方向に付勢している。前記ケース32は上下面が開放する筒状体に形成され、前記鍵盤1の下面側に形成したケース取付用穴35に圧入固定、または嵌挿された後接着剤等によって固定されている。ケース取付用穴35は、図1に示すように前記鍵盤1の回動支点O(バランスキーピン23の位置)より後方に位置して形成されている。
前記押圧子33は、上方に開放する筒状の大径部33aと、この大径部33aの下端に一体に連設された小径部33bとからなり、大径部33aがケース32内に下方への抜けを防止されて摺動自在に嵌挿され、前記圧縮コイルばね20の下端部を収納している。小径部33bは、前記ケース32の下面開口部39から下方に突出し、前記圧縮コイルばね20の力によって前記筬妻27の上面に設置したばね受け40の上面に圧接されている。
前記ばね受け40は、金属板の曲げ加工によって断面形状がクランク状に形成され、1〜88鍵全ての鍵盤1に対して共通に延在する長さを有するか、または低、中、高音域の各セクション毎に分割されて形成され、前記筬妻27の上面に複数個の止めねじによって固定されている。ばね受け40の上面で前記押圧子33が圧接される部分には、雑音の発生を防止するために図示しないフェルト、クロス、皮革等が貼着されている。
このような構造からなるピアノの鍵盤1において、前記押圧子33は、図1に示す非演奏時において鍵盤1の下面とばね受け40の間隔が最も狭いため、ケース32内に最も引っ込んだ状態で収納されている。したがって、圧縮コイルばね20は圧縮変形量が最大で、その弾撥力で押圧子33をばね受け40に押し付け、鍵盤1の後端部を上方に付勢することにより、鍵盤1に押鍵方向の回転モーメントを付与している。
この状態において、鍵盤1を押鍵操作して図1において時計方向に回動させると、鍵盤1の下面とばね受け40の間隔が徐々に広くなるため、押圧子33は圧縮コイルばね20の弾撥力によってケース32から徐々に突出する。そして、鍵盤1が最大あがき量回動して前端部下面が図1に二点鎖線で示すように筬前25の上面に設けたフロントピンパンチング42に当たると、押圧子33は図2に示すように小径部33bがケース32から最大寸法突出し、圧縮コイルばね20の弾撥力が最も弱くなる。
鍵盤1に付与される押鍵方向の回転モーメントの大きさは、圧縮コイルばね20の強さおよび鍵盤1への取付位置を適宜決定することにより、図8に示した従来の重り3による回転モーメントの大きさと略等しくすることができる。
さらに、圧縮コイルばね20としては荷重特性が線形のものに限らず、非線形のものを用いるのが好ましい。特に非線形の場合は、鍵盤反力の変化の設定の自由度が増し、微妙なタッチが実現できる利点がある。
このため、この参考例においては、図3(a)に示すように両端部のピッチP1 と中央部のピッチP2 が異なる不等ピッチ(P1 <P2 )の非線形圧縮コイルばね20を用いている。また、非線形圧縮コイルばねの他の例としては、同図(b)に示すようにピッチが一定な円錐形圧縮コイルばね36や、同図(c)に示すようにばね定数k1,k2(k1<k2)が異なる大小2つの圧縮コイルばね37,38であってもよい。同図(d)は同図(a)、(b)に示した圧縮コイルばね20,36の荷重特性を示す図、同図(e)は同図(c)に示した圧縮コイルばね37,38の荷重特性を示す図である。重り3を使用した場合、回転モーメントは鍵盤1の動きに殆ど依存せず、また依存させることができない。しかしながら、上記した通り、通常の線形のばねを用いると鍵盤1を押し下げていくと、ばね力が弱まり回転モーメントが小さくなる。そこで、圧縮コイルばね20として荷重特性が図3(e)のような非線形のものを用い、回転モーメントを鍵盤1の動きにあまり依存させないようにすると、従来とあまり変わらない演奏を行うことができる。すなわち、図3(e)のfで示す領域を使うことによってばね力が変位にあまり依存しなくなり、重りの場合と同様のタッチ感に近づけることができる。
図4は第2の参考例を示す断面図である。
この参考例は、圧縮コイルばね20の強さを調整する調整手段50を設けたものである。調整手段50としては調整ねじが用いられる。この調整ねじ50は、ケース32を貫通して鍵盤1にねじ込まれて上方に突出しており、頭部50aがケース32内に位置して圧縮コイルばね20の上端を受け止め、鍵盤1の上方に突出する突出端部に四角柱の回転操作部50bを一体に有している。
鍵タッチ感の重さを調整するときは、回転操作部50bを適宜な工具によって回転させて調整ねじ50を上方または下方に移動させて圧縮コイルばね20の圧縮量を変化させればよい。その結果、弾撥力が変化して鍵盤1に付与する押鍵方向の回転モーメントの大きさが変化するため、鍵タッチの重さを調整することができる。また、各鍵盤1毎に圧縮コイルばね20の力を調整できるので、製造上のばらつき等による鍵盤反力のばらつきを修正することができる。さらに、工場出荷後においても経年変化を修正することもできるし、演奏者が好みに合わせて鍵タッチの重さを自由に調整することができる。
また、鍵盤1と鍵盤筬21の間に圧縮コイルばね20を配置しているので、打弦距離の調整のためにキャプスタンスクリュー7を回転させてアクション機構5を上下動させても、圧縮コイルばね20の強さは全く変化せず、したがって鍵タッチの重さが変化して演奏性に影響を及ぼすことがない。
図5は本発明の実施の形態を示す鍵盤部の断面図、図6は板ばねの斜視図である。
この実施の形態は、圧縮コイルばねの代わりに板ばね60を用い、この板ばね60によって鍵盤1に押鍵方向の回転モーメントを付与したものである。板ばね60は、薄い金属板の打ち抜きおよび曲げ加工によって形成されることにより、帯状の固定片60Aと、この固定片60Aに延設された複数の弾性片60Bとで構成されている。固定片60Aは、1〜88鍵全ての鍵盤1に対して共通に延在する長さを有するか、または低、中、高音域の各セクション毎に分割されて形成され、筬妻27の上面に複数個の止めねじによって固定されている。前記弾性片60Bは、固定片60Aの長辺側の一辺に鍵盤1の配列ピッチで、J字状に折り曲げ形成され、先端部に設けた半円形の突部61が鍵盤1の下面に圧接させることにより、鍵盤1に押鍵方向の回転モーメントを付与している。鍵盤1の下面で前記突部61が接触する部位には、フェルト62が貼着されている。なお、板ばね60は、複数の弾性片60Bを一体に有し、複数の鍵盤1に対して共通に使用されるものとして示したが、1つの弾性片60Bを有し個々独立に製作された板ばね60を各鍵盤1に対して1つずつ配設してもよい。
このような構造においては、板ばね60の弾性片60Bを鍵盤1の下面に圧接するだけでよいので、図2に示した圧縮コイルばね20やケース32を鍵盤1の内部に組込む必要がなく、鍵盤1の製作が容易になる。
図7は本発明の実施の形態を示す断面図である。
この実施の形態は、板ばね60の強さを調整する調整手段50を鍵盤1に取付けたものである。調整手段50は調整ねじからなり、鍵盤1の下面側にねじ込まれて上方に突出しており、頭部50aに弾性片60Bの突部61が圧接されている。このような構造においても、図4に示した参考例と同様に調整手段50を回転操作すると、弾性片60Bの強さを変えることができるため、鍵タッチの重さを演奏者が自由に調整することができる。
上記した実施の形態は、いずれもグランドピアノの鍵盤1に適用した例を示したが、本発明はこれに何等限定されるものではなく、アップライトピアノ、電気ピアノ、電子ピアノ等の鍵盤楽器の鍵盤装置にも適用することが可能である。
また、図1および図2に示したケース32および押圧子33は必ずしも必要でない。さらに、調整手段50は、調整ねじに何等限定されるものではなく、例えばレバーを用いてもよい。
また、本発明は上記した実施の形態に何等限定されるものではなく、種々の変更、変形が可能である。
1…鍵盤、2…重り用貫通孔、3…重り、5…アクション機構、20…ばね、21…ケース、50…調整手段、60…板ばね。

Claims (1)

  1. 棚板上に設置される鍵盤筬の上に配設されかつ前記鍵盤筬に上下方向に揺動自在に支持された鍵盤と、
    前記鍵盤と前記鍵盤筬との間に介装されて前記鍵盤の鍵毎に押鍵方向の回転モーメントを付与するばねと
    前記ばねの強さを調整する調整手段とを備え、
    前記ばねは、前記鍵盤筬に固定される固定片と、
    前記固定片に延設された鍵毎の複数の弾性片とを備えている板ばねであり、
    前記調整手段は、各鍵盤の下面側にねじ込まれて上方に突出する調整ねじからなり、
    前記調整手段の下端部に前記弾性片が圧接されていることを特徴とする鍵盤楽器の鍵盤装置。
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