JP3149581B2 - ジョグエンコーダ - Google Patents
ジョグエンコーダInfo
- Publication number
- JP3149581B2 JP3149581B2 JP33149292A JP33149292A JP3149581B2 JP 3149581 B2 JP3149581 B2 JP 3149581B2 JP 33149292 A JP33149292 A JP 33149292A JP 33149292 A JP33149292 A JP 33149292A JP 3149581 B2 JP3149581 B2 JP 3149581B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dial
- jog
- base substrate
- operation button
- rubber contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Switches With Compound Operations (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に電子機器のリモコ
ンに用いるジョグエンコーダに関する。
ンに用いるジョグエンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のジョグエンコーダとして
はジョグダイヤル内側に個々に独立した操作釦と、この
操作釦の数に対応した個々のスイッチを配したジョグエ
ンコーダが知られている。
はジョグダイヤル内側に個々に独立した操作釦と、この
操作釦の数に対応した個々のスイッチを配したジョグエ
ンコーダが知られている。
【0003】すなわち、図5,図6に示すように、ベー
ス基板1と、ベース基板1をガイドにして回転する摺動
体2にジョグダイヤル(以下ダイヤルと称す)3が圧入
されている。ダイヤル3を回転すると、摺動体2に取り
付けられた刷子4がベース基板1上にあるコード板(図
示されていない)上を動き、電気信号として伝達され
る。ダイヤル3は復元ばね5によって常に中立位置にな
るよう付勢されている。また、摺動体2はカバー6によ
って保持(抜け防止)されている。
ス基板1と、ベース基板1をガイドにして回転する摺動
体2にジョグダイヤル(以下ダイヤルと称す)3が圧入
されている。ダイヤル3を回転すると、摺動体2に取り
付けられた刷子4がベース基板1上にあるコード板(図
示されていない)上を動き、電気信号として伝達され
る。ダイヤル3は復元ばね5によって常に中立位置にな
るよう付勢されている。また、摺動体2はカバー6によ
って保持(抜け防止)されている。
【0004】さらに、ダイヤル3の内側には複数の操作
釦7が、ばね性を持ったガイド板8によって支持され、
ガイド板8はベース基板1に固定されている。操作釦7
からボス7aが直立しており、操作釦7を押すと、ボス
7aの先端がスイッチ9を押すことにより電気信号が送
られる。
釦7が、ばね性を持ったガイド板8によって支持され、
ガイド板8はベース基板1に固定されている。操作釦7
からボス7aが直立しており、操作釦7を押すと、ボス
7aの先端がスイッチ9を押すことにより電気信号が送
られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のジョグエンコーダでは、複数の操作釦に対応した数
の個別スイッチを設けなければならず、さらにこのよう
な構成では、ジョグダイヤルを付勢するばねの内側に複
数個のスイッチが設けられているので、スイッチを配置
するスペースが小さくなり、厚さも厚く、コスト、組立
性に問題があった。
来のジョグエンコーダでは、複数の操作釦に対応した数
の個別スイッチを設けなければならず、さらにこのよう
な構成では、ジョグダイヤルを付勢するばねの内側に複
数個のスイッチが設けられているので、スイッチを配置
するスペースが小さくなり、厚さも厚く、コスト、組立
性に問題があった。
【0006】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、1つの操作釦で複数個のスイッチ操作がで
き、さらにコンパクトで組立性の良い優れたジョグエン
コーダを提供することを目的とするものである。
ものであり、1つの操作釦で複数個のスイッチ操作がで
き、さらにコンパクトで組立性の良い優れたジョグエン
コーダを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ベース基板裏面にジョグダイヤルを付勢す
る復元ばねを配し、ダイヤル内側にゴム接点を設け、1
つの操作釦により複数のスイッチ機能を有するようにし
たものである。
するために、ベース基板裏面にジョグダイヤルを付勢す
る復元ばねを配し、ダイヤル内側にゴム接点を設け、1
つの操作釦により複数のスイッチ機能を有するようにし
たものである。
【0008】
【作用】したがって、本発明によれば、ベース基板上に
配されたゴム接点と、1つの操作釦とを設けることによ
って、1つの操作釦で複数のスイッチ機能を有すること
ができ、構成が簡単になり、部品点数および工数の削減
ができるという効果を有する。
配されたゴム接点と、1つの操作釦とを設けることによ
って、1つの操作釦で複数のスイッチ機能を有すること
ができ、構成が簡単になり、部品点数および工数の削減
ができるという効果を有する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示すもので
あり、11はベース基板、12はジョグダイヤル(以下
ダイヤルと称す)であり、ベース基板11をガイドにし
て摺動する。13は復元ばねで、ダイヤル12を付勢す
る。14は刷子で、ダイヤル12と共にベース基板11
上に設けたフレキシブルパターン15上を摺動する。1
6と17は第1および第2の操作釦であり、ゴム接点1
8を押圧することによりフレキシブルパターン15上の
固定接点とゴム接点とをオン/オフさせる。19は取付
板であり、取付板19によりダイヤル12およびゴム接
点18を保持している(抜け防止)。
あり、11はベース基板、12はジョグダイヤル(以下
ダイヤルと称す)であり、ベース基板11をガイドにし
て摺動する。13は復元ばねで、ダイヤル12を付勢す
る。14は刷子で、ダイヤル12と共にベース基板11
上に設けたフレキシブルパターン15上を摺動する。1
6と17は第1および第2の操作釦であり、ゴム接点1
8を押圧することによりフレキシブルパターン15上の
固定接点とゴム接点とをオン/オフさせる。19は取付
板であり、取付板19によりダイヤル12およびゴム接
点18を保持している(抜け防止)。
【0010】次に上記実施例の動作について説明する。
ベース基板11の裏面に円弧状のリブ11aが設けられ
ている。リブにはある角度で切欠きと開口部11bがあ
る。リブ11aに沿うように復元ばね13が配置され、
ばねの折曲げ部13aがリブ切欠部で保持され、付勢し
た状態にある。また、リブには数ヶ所に爪11cが設け
られ、復元ばね13を保持している。ベース基板11の
表面にはダイヤル12をガイドする円弧状のリブ11d
があり、開口部11bの両側は溝形状11eとなってい
る。
ベース基板11の裏面に円弧状のリブ11aが設けられ
ている。リブにはある角度で切欠きと開口部11bがあ
る。リブ11aに沿うように復元ばね13が配置され、
ばねの折曲げ部13aがリブ切欠部で保持され、付勢し
た状態にある。また、リブには数ヶ所に爪11cが設け
られ、復元ばね13を保持している。ベース基板11の
表面にはダイヤル12をガイドする円弧状のリブ11d
があり、開口部11bの両側は溝形状11eとなってい
る。
【0011】ダイヤル12はリブ11dに沿って摺動回
転する。ダイヤル12には2ヶ所に突起12aが設けら
れ、開口部11aを通して復元ばねの折曲げ部13aに
当て付けられている。ダイヤル12を回転させると、突
起12aはばね折曲げ部13aを押しながら回転し、ば
ね13は回転と逆方向に付勢され、ダイヤル12を放す
と元の位置(中立位置)に復元する。このとき、もう一
方の突起12aはベース基板11の溝11eの内部を動
き、溝端面に当接し、終端での回転を規制する。
転する。ダイヤル12には2ヶ所に突起12aが設けら
れ、開口部11aを通して復元ばねの折曲げ部13aに
当て付けられている。ダイヤル12を回転させると、突
起12aはばね折曲げ部13aを押しながら回転し、ば
ね13は回転と逆方向に付勢され、ダイヤル12を放す
と元の位置(中立位置)に復元する。このとき、もう一
方の突起12aはベース基板11の溝11eの内部を動
き、溝端面に当接し、終端での回転を規制する。
【0012】ダイヤル12には刷子14が取り付けられ
ており、フレキシブルパターン15上をダイヤル12と
共に回転し、電気信号を伝える。さらに、ダイヤル12
はゴム接点18と共に取付板19によって保持されてお
り、取付板19はベース基板11から突き出た爪11f
によって保持されている。ゴム接点18上面には第1,
第2の2つの操作釦16,17が配置されている、第1
の操作釦16は、取付板19をガイドにして上下動し、
爪16aによって抜け止めされている。第2の操作釦1
7は4ヶ所でゴム接点18により位置決めされており、
取付板から出た爪19aによって抜け止めされている。
第1,第2の操作釦16,17はゴム接点18により上
側へ加圧されている。第2の操作釦17の1ヶ所を押圧
すると爪19aを支点にして下方向に回転運動をし、ゴ
ム接点18が座屈することによりフレキシブルパターン
15上の固定接点とゴム接点18が導通し、フレキシブ
ルパターン15を通して電気信号が伝えられる。
ており、フレキシブルパターン15上をダイヤル12と
共に回転し、電気信号を伝える。さらに、ダイヤル12
はゴム接点18と共に取付板19によって保持されてお
り、取付板19はベース基板11から突き出た爪11f
によって保持されている。ゴム接点18上面には第1,
第2の2つの操作釦16,17が配置されている、第1
の操作釦16は、取付板19をガイドにして上下動し、
爪16aによって抜け止めされている。第2の操作釦1
7は4ヶ所でゴム接点18により位置決めされており、
取付板から出た爪19aによって抜け止めされている。
第1,第2の操作釦16,17はゴム接点18により上
側へ加圧されている。第2の操作釦17の1ヶ所を押圧
すると爪19aを支点にして下方向に回転運動をし、ゴ
ム接点18が座屈することによりフレキシブルパターン
15上の固定接点とゴム接点18が導通し、フレキシブ
ルパターン15を通して電気信号が伝えられる。
【0013】このように、上記実施例によれば、復元ば
ね13をベース基板11の裏面に配置することによりダ
イヤル内側のスペースを確保でき、操作スイッチにゴム
接点を用いることにより構造が簡単になり、1つの操作
釦で複数のスイッチ機能を有することができるという利
点を有する。また、上記実施例によれば、部品点数が少
なく構成でき、コスト、工数削減できる効果を有する。
ね13をベース基板11の裏面に配置することによりダ
イヤル内側のスペースを確保でき、操作スイッチにゴム
接点を用いることにより構造が簡単になり、1つの操作
釦で複数のスイッチ機能を有することができるという利
点を有する。また、上記実施例によれば、部品点数が少
なく構成でき、コスト、工数削減できる効果を有する。
【0014】図4は他の実施例を示すものであり、スイ
ッチ機構部にダイヤフラム20を用いたものであり、同
様の効果が得られる。
ッチ機構部にダイヤフラム20を用いたものであり、同
様の効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記実施例より明らかなよう
にジョグダイヤルを付勢する復元ばねをベース基板裏面
に配置することでダイヤル内側のスペースを確保し、1
つの操作釦で複数のスイッチ機能を有する構成ができる
という利点を有する。更に部品点数が削減できるため、
コスト、組立工数を削減できるという効果を有する。
にジョグダイヤルを付勢する復元ばねをベース基板裏面
に配置することでダイヤル内側のスペースを確保し、1
つの操作釦で複数のスイッチ機能を有する構成ができる
という利点を有する。更に部品点数が削減できるため、
コスト、組立工数を削減できるという効果を有する。
【図1】本発明のジョグエンコーダの一実施例の断面図
(下半分は図2のB−B′線で切断した図、上半分は図
3のA−A′線で切断した図)
(下半分は図2のB−B′線で切断した図、上半分は図
3のA−A′線で切断した図)
【図2】同裏面構造を示す底面図
【図3】同上面構造を示す上面図
【図4】他の実施例の断面図
【図5】従来のジョグエンコーダの断面図(図6のA−
A′線で切断した図)
A′線で切断した図)
【図6】同上面図
11 ベース基板 12 ジョグダイヤル 13 復元ばね 14 刷子 15 フレキシブルパターン 16 第1の操作釦 17 第2の操作釦 18 ゴム接点 19 取付板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−160859(JP,A) 特開 平4−79055(JP,A) 特開 平5−325723(JP,A) 特開 平3−28534(JP,A) 実開 平3−98795(JP,U) 実開 平3−28581(JP,U) 実開 平3−78216(JP,U) 実公 昭63−48903(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 25/00
Claims (3)
- 【請求項1】ベース基板と、ベース基板をガイドにして
回転するジョグダイヤルと、ジョグダイヤルに取り付け
られた刷子と、ジョグダイヤルを付勢する復元ばねと、
ダイヤル内側に設けられた操作釦と、操作釦によりオン
/オフするゴム接点と、これらの位置を規制する取付板
と、ジョグダイヤルおよびゴム接点の電気を伝えるフレ
キシブルパターンとにより構成されたジョグエンコー
ダ。 - 【請求項2】1つの操作釦により複数個のスイッチ機能
を有する請求項1記載のジョグエンコーダ。 - 【請求項3】ジョグダイヤルを付勢する復元ばねをベー
ス基板裏面に配した請求項1記載のジョグエンコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33149292A JP3149581B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | ジョグエンコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33149292A JP3149581B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | ジョグエンコーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06178371A JPH06178371A (ja) | 1994-06-24 |
JP3149581B2 true JP3149581B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=18244252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33149292A Expired - Fee Related JP3149581B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | ジョグエンコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3149581B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4353964B2 (ja) | 2006-06-26 | 2009-10-28 | ホシデン株式会社 | 複合操作型入力装置 |
JP4717787B2 (ja) * | 2006-11-22 | 2011-07-06 | サクサ株式会社 | 押釦スイッチの構造 |
JP2012243652A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Sony Corp | 操作ユニット及び電子機器 |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP33149292A patent/JP3149581B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06178371A (ja) | 1994-06-24 |
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Legal Events
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