JP2002110002A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2002110002A
JP2002110002A JP2000300580A JP2000300580A JP2002110002A JP 2002110002 A JP2002110002 A JP 2002110002A JP 2000300580 A JP2000300580 A JP 2000300580A JP 2000300580 A JP2000300580 A JP 2000300580A JP 2002110002 A JP2002110002 A JP 2002110002A
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cam surface
spring
switch device
protrusion
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Koji Tomita
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H19/00Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
    • H01H19/02Details
    • H01H19/10Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H19/20Driving mechanisms allowing angular displacement of the operating part to be effective in either direction
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H19/00Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
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    • H01H19/56Angularly-movable actuating part carrying contacts, e.g. drum switch
    • H01H19/58Angularly-movable actuating part carrying contacts, e.g. drum switch having only axial contact pressure, e.g. disc switch, wafer switch
    • H01H19/585Angularly-movable actuating part carrying contacts, e.g. drum switch having only axial contact pressure, e.g. disc switch, wafer switch provided with printed circuit contacts

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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Soil Working Implements (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 山部と谷部からなるカム面と摺接する突起部
を有するばね部材を使用した節度機構の構成で、操作時
の切り換え音(衝突音)の低減が可能なスイッチ装置を
提供する。 【解決手段】 山部と谷部とが交互に連続して設けられ
たカム面4cを有する操作部材4と、突起部5dを有
し、カム面4cの山部及び谷部と摺接することにより節
度感を発生するばね部材5とを備え、ばね部材5には、
突起部5dがカム面4cの山部及び谷部と摺接するのに
対応して操作部材4と摺接する補助ばね部5eを形成す
ると共に、カム面4cの近傍に補助ばね部5eが摺接す
る補助ばね受け部4dを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチ装置に係
り、特に、ホーム用や車載用の各種電子機器などに使用
される節度機構を有する回転型のスイッチ装置の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の節度機構を有する回転型のスイッ
チ装置の構造を図5に示す。図5は回転型スイッチ装置
の分解斜視図である。この従来の回転型スイッチ装置
は、収納部の中央に支軸部11aを有する樹脂製のハウ
ジング11と、このハウジング11の収納部11bに配
設された固定端子部12と、この固定端子部12の摺動
子12aと摺接する接点部を有する回路基板13と、こ
の回路基板13が下面側に固着され、前記ハウジング1
1の支軸部11aに回動可能に軸支されると共に、上面
側に山部と谷部とを交互に形成したカム面14aを有す
る回転操作部14と、このカム面14aに対向されて配
設され、カム面14aと摺接する突起部15aを有する
ばね部材15と、このばね部材15が下面側に固着さ
れ、前記ハウジング11の上面側に嵌着されるフレーム
16とから構成されている。
【0003】この回転型スイッチ装置の節度機構として
は、前記回転操作部14の上面側に形成された山部と谷
部とからなるカム面14aと、このカム面14aと摺接
する突起部15aを有するばね部材15とで構成された
ものとなっている。この回転型スイッチ装置を操作させ
るには、前記フレーム16から突出された前記回転操作
部14の上面側に取り付けられた図示しない回転操作ツ
マミなどを手などで回転操作させることにより行われる
が、前記回転操作部14の回動に伴って、前記突起部1
5aが山部及び谷部の間を移動することにより、前記突
起部15aが山部を乗り越えて谷部に落ちる際に前記ば
ね部材15が撓むことで、節度感を発生させるものとな
っている。
【0004】そして、前記回転操作部14の回転に伴
い、前記回路基板13に配設された接点部が、接点部と
対向して配設された前記固定端子部12の摺動子12a
と摺接して回路の切り換えが行われるものとなってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の回転型スイッチ装置の構成においては、前記回
転操作部14を操作させる時に、前記ばね部材15の突
起部15aが前記カム面14aの山部と谷部を摺接して
突起部15aが山部を乗り越えて谷部に落ちる際に、ば
ね部材14の弾性により急激に衝突したり振動したりす
ることから操作時の切り換え音(衝突音)が大きいとい
う問題があった。
【0006】したがって、本発明では上述した問題点を
解決し、山部と谷部からなるカム面と摺接する突起部を
有するばね部材を使用した節度機構の構成で、操作時の
切り換え音(衝突音)の低減が可能なスイッチ装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では第1の手段として、収納部を有するハウジ
ングと、山部と谷部とが交互に連続して設けられたカム
面を有し、前記収納部に移動可能に配設された操作部材
と、突起部を有し、前記カム面の山部及び谷部と摺接す
ることにより節度感を発生するばね部材とを備え、前記
ばね部材には、前記突起部が前記カム面の山部及び谷部
と摺接するのに対応して前記操作部材と摺接する補助ば
ね部を形成すると共に、前記カム面の近傍に前記補助ば
ね部が摺接する補助ばね受け部を形成したことを特徴と
する。
【0008】また、第2の手段として、前記補助ばね部
は、前記ばね部材の一端部にばね部材の一部をフォーミ
ングすることにより一体的に形成したことを特徴とす
る。
【0009】また、第3の手段として、前記補助ばね部
は、前記突起部が前記カム面の谷部と係合した時に前記
補助ばね受け部への押圧力が最大となるように形成した
ことを特徴とする。
【0010】また、第4の手段として、前記補助ばね受
け部は、前記操作部材に前記カム面と一体的に平坦状と
なるように形成したことを特徴とする。
【0011】また、第5の手段として、前記補助ばね部
は、前記操作部材の移動に際して、平坦状の前記補助ば
ね受け部に常に当接した状態で摺接するように形成した
ことを特徴とする。
【0012】また、第6の手段として、前記ハウジング
の収納部中央には、円筒状からなる支軸部が設けられ、
この支軸部に前記操作部材が挿通され回動可能に軸支さ
れると共に、前記カム面とこれに対向する前記突起部を
有する前記ばね部材を前記支軸部に対して上下方向へ配
設し、前記ばね部材の一部を前記突起部の近傍から前記
操作部材が回動する周方向へ沿って延設させて前記補助
ばね部を形成し、この補助ばね部の自由端部を前記補助
ばね受け部に当接させたことを特徴とする。
【0013】また、第7の手段として、前記補助ばね部
は、前記突起部を中心として前記操作部の回動する周方
向の両側に均等に延設したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1乃
至図4に示す。図1は回転型スイッチ装置を示す分解斜
視図、図2はカム面とばね部材との関係を示す部分説明
図、図3はばね部材の突起部がカム面の山部に位置した
状態を示す部分説明図、図4は同じくばね部材の突起部
がカム面の谷部に位置した状態を示す部分説明図であ
る。
【0015】図において、ハウジング1は、合成樹脂な
どの絶縁材からなり、中央が中空の略環状に形成されて
いる。このハウジング1の中央には、中空の円筒状から
なる支軸部1aが設けられており、この支軸部1aの下
端側には上面が開口された略環状となる収納部1bを有
する基盤部1cが設けられている。また、この基盤部1
cの一端部には、後述する接続端子2bを前記基盤部1
cの外方に導出する開口部1dが設けられている。
【0016】固定端子部2は、合成樹脂などの絶縁材か
らなる基台2aに、導電性の金属板からなる端子部材が
埋設されて形成されている。この基台2aの一端側に
は、複数の接続端子2bが配設されており、この接続端
子2bが前記ハウジング1の開口部1dから外方へ導出
されている。また、前記基台2aの他端側には、複数の
摺動子2cが配設されており、この摺動子2cと前記接
続端子2bとは前記基台2aの内部で導通された状態で
埋設されたものとなっている。
【0017】回路基板3は、フェノール樹脂などの積層
板からなり、略環状に形成されている。この回路基板3
の中央には、前記ハウジング1の支軸部1aに挿入され
て回動可能に係合される挿通孔3aが形成され、また、
一面には前記摺動子2cと摺接される図示しない接点部
が環状に複数形成されており、後述する回転板4の下側
に固着されて回転板4の回動に伴って回動されて接点部
が前記摺動子2cと摺接してスイッチの切り換えが行わ
れるようになっている。
【0018】操作部材である回転板4は、合成樹脂など
の絶縁材で同じく中央が中空の環状に形成されており、
この回転板4には、前記ハウジング1の支軸部1aに挿
入されて支軸部1aの周りに回動可能に係合される円筒
状からなる回転軸部4aが形成されている。また、この
回転軸部4aの下端側には、前記基盤部1cの収納部1
bに回動可能に収納される円盤状の回転基部4bが設け
られており、この回転基部4bの下端側には、前記収納
部1bに配設された摺動子2cに対向して配設される接
点部が設けられた前記回路基板3が固着されるものとな
っている。
【0019】また、前記回転板4には、前記回転基部4
aの上面部に複数の山部及び谷部からなる凹凸状のカム
面4cが設けられており、このカム面4cに後述するば
ね部材5の突起部5dが摺接することによって、前記回
転板4の回動操作時における節度感(クリック感)が得
られるものとなっている。また、前記カム面4cの近傍
には、前記カム面4cと一体的に平坦状となるように補
助ばね受け部4dが形成されており、この補助ばね受け
部4dに後述するばね部材5の補助ばね部5eが摺接さ
れるものとなっている。
【0020】ばね部材5は、弾性を有する金属板などか
ら略環状に形成されている。このばね部材5のほぼ中心
を通る直線上の対向する位置には一対の平坦部5aが形
成されており、この平坦部5aには後述するフレーム6
への取付用のかしめ孔5bが形成されている。また、前
記ばね部材5は前記平坦部5aを境にして両端側が略V
字状に屈曲されて弾性腕部5cが形成されており、この
屈曲された弾性腕部5cの一端側の中央には前記回転板
4のカム面4cと対向する方向へ突出した突起部5dが
形成されたものとなっている。
【0021】また、前記ばね部材5には、前記ばね部材
5の一部が前記突起部5dの近傍から延設されると共
に、前記回転板4が回動する周方向へ沿って延びる略T
字状の補助ばね部5eが形成されており、この補助ばね
部5eの自由端部は、前記突起部5dが前記カム面4c
の山部及び谷部と摺接するのに対応して、前記回転板4
のカム面4cと一体的に平坦状に形成された前記補助ば
ね受け部4dと摺設するようになっている。また、前記
補助ばね部5eは、前記突起部5dを中心として前記回
転板4の回動する周方向の両側に均等に延設するように
形成され、また、前記補助ばね部5eは、前記ばね部材
5の一端部にばね部材5の一部をフォーミングすること
により一体的に形成されるものとなっている。
【0022】この時、前記補助ばね部5eは、前記突起
部5dが前記カム面4cの谷部と係合した時に前記補助
ばね受け部4dへの押圧力が最大となるように形成され
ており、また、前記補助ばね部5eは、前記回転板4の
回動に際して、平坦状の前記補助ばね受け部4dに常に
当接した状態で摺接するように形成されるものとなって
いる。
【0023】フレーム6は、平板状の金属板から略環状
に形成されており、中央に前記回転板4の前記回転軸部
4aを挿通させる窓孔6aが形成されている。また、前
記フレーム6には前記ばね部材5を下面に取り付けるた
めの一対の取付孔6bが形成されており、この取付孔6
bに前記ばね部材5のかしめ孔5bを重ね合わせた状態
でリベット7を挿入し、リベット7をかしめることによ
り前記フレーム6に前記ばね部材5が固着されるものと
なる。尚、前記ばね部材5を固着する場合に、前記リベ
ット7のかわりに前記フレーム6を下面に向けて突出す
るようにバーリング加工してかしめ部を形成するように
してもよい。
【0024】また、前記フレーム6には、前記ハウジン
グ1を取り付けるための複数の係合用の係合片6cと、
電子機器などの基板へ取り付けるための取付脚6dが形
成されたものとなっている。
【0025】次に、上記実施例の回転型スイッチ装置の
動作について説明する。まず、操作部材である前記回転
板4の前記回転軸部4aに取り付けられた図示しない回
転ツマミなどを手によって回動操作させると、前記回転
板4が前記ハウジング1の支軸部1aを中心として一方
向へ回動動作する。
【0026】この時、前記回転板4の上面側に設けられ
た前記山部及び谷部からなる前記カム面4cと、このカ
ム面4cに対向されて配設された前記ばね部材5の弾性
腕部5cに設けられた前記突起部5dとが、摺接される
こととなり、前記山部に乗り上げてから谷部に落ち込む
時の前記弾性腕部5cの弾性によって回動時の節度感
(クリック感)が得られるものとなる。
【0027】この場合、前記ばね部材5には、前記突起
部5dが前記カム面4cの山部及び谷部と摺接するのに
対応して、前記回転板4のカム部4cと摺接する前記補
助ばね部5eが形成されており、また、前記カム面4c
の近傍には、前記補助ばね部5eが摺接する補助ばね受
け部4dが形成されており、前記補助ばね部5eの自由
端部は、前記突起部5dが前記カム面4cの山部及び谷
部と摺接するのに対応して、前記補助ばね受け部4dと
摺接するようになっていることから、前記ばね部材5の
突起部5dが前記カム面4cの山部及び谷部と摺接し
て、前記突起部5dが前記カム部4cの山部を乗り越え
て谷部に落ちる際に、前記補助ばね部5eの弾性により
急激に衝突したり振動したりして操作時の切り換え音
(衝突音)が大きくなるのを防止することができるもの
となっている。
【0028】また、この場合、図4に示すように前記補
助ばね部5eは、前記突起部5dが前記カム面4cの谷
部と係合した時に、その自由端部がお互いに突っ張った
状態となり前記補助ばね受け部4dへの押圧力が最大と
なるように形成してあるので、前記突起部5dが谷部へ
落ち込む際の衝突速度を確実に減速させることができる
ものとなる。
【0029】また、前記補助ばね部5eは、前記回転板
4の回動操作に伴う移動に際しては、平坦状の前記補助
ばね受け部4dに常に当接した状態で摺接するようにし
てあるので、安定して確実に衝突速度を減速させること
ができるものとなる。
【0030】また、前記補助ばね部5eは、前記突起部
5dを中心として前記回転板4の回動する周方向の両側
に均等に延設してあるので、バランスが良く、前記回転
板4の回動方向による前記ばね部材5の傾きを防止する
ことができるものとなる。
【0031】前記回転板4の回動に伴って、前記回転板
4の下面側に取付られた前記回路基板3も回動し、この
回路基板3に設けられた接点部(図示せず)が、これに
対向して配設された前記固定端子部2の前記摺動子2c
と摺接されることとなり、スイッチの切り換えが行われ
るものとなっている。
【0032】上記した実施例の構成によれば、前記補助
ばね部5eは、前記ばね部材5の一端部に前記ばね部材
5の一部をフォーミングすることにより一体的に形成し
てあるので、二つのばね部品を容易に一体に形成でき、
組立を簡単に行うことができるものとなっている。
【0033】また、前記補助ばね受け部4dは、前記回
転板4に前記カム面4cと一体的に平坦状となるように
形成してあるので、前記補助ばね受け部4dを前記カム
面4cと同一部材に精度良く形成でき、組立による寸法
のばらつきの発生がなくなり、確実に減速できるものと
なる。
【0034】また、前記回転板4を回動可能に軸支する
と共に、前記カム面4cとこれに対向する前記突起部5
dを有する前記ばね部材5を前記ハウジング1の支軸部
1aに対して上下方向へ対向させて配設し、前記ばね部
材5の一部を前記突起部5dの近傍から前記回転板4が
回動する周方向へ沿って延設させて前記補助ばね部5e
を形成し、この補助ばね部5eの自由端部を前記補助ば
ね受け部4dに当接させるようにしたので、スイッチの
外形を大きくすることなく、補助ばね部のスパンを確保
できるものとなる。
【0035】尚、上記実施例では、前記カム面4cを前
記回転板4の上面側に設け、前記カム面4cと前記ばね
部材5を前記ハウジング1の支軸部1aの上下方向へ対
向させて配置する構成としたが、これとは別に、前記カ
ム面4cを前記回転板4の周側面に設け、前記ばね部材
5を側面方向へ配置するようにしてもよい。また、操作
部材は、前記回転板4に限らず、スライド方向へ移動可
能なスライド部材としてもよいのはもちろんである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスイッチ
装置は、山部と谷部とが交互に連続して設けられたカム
面を有する操作部材と、突起部を有し、カム面の山部及
び谷部と摺接することにより節度感を発生するばね部材
とを備え、ばね部材には、突起部がカム面の山部及び谷
部と摺接するのに対応して操作部材と摺接する補助ばね
部を形成すると共に、カム面の近傍に補助ばね部が摺接
する補助ばね受け部を形成したことから、ばね部材の突
起部がカム面の山部及び谷部と摺接して、突起部がカム
部の山部を乗り越えて谷部に落ちる際の、衝突や振動に
よって発生する操作時の切り換え音(衝突音)を小さく
することが可能となる。
【0037】また、補助ばね部は、ばね部材の一端部に
ばね部材の一部をフォーミングすることにより一体的に
形成したことから、二つのばね部品を容易に一体に形成
でき、組立を簡易に行うことが可能となる。
【0038】また、補助ばね部は、突起部がカム面の谷
部と係合した時に補助ばね受け部への押圧力が最大とな
るように形成したことから、突起部が谷部へ落ち込む際
の衝突速度を確実に減速させることができる。
【0039】また、補助ばね受け部は、操作部材にカム
面と一体的に平坦状となるように形成したことから、補
助ばね受け部をカム面と同一部材に精度良く形成でき、
組立による寸法のばらつきの発生がなくなり、確実に減
速できる。
【0040】また、補助ばね部は、操作部材の移動に際
して、平坦状の補助ばね受け部に常に当接した状態で摺
接するように形成したことから、安定して確実に衝突速
度を減速させることができる。
【0041】また、ハウジングの収納部中央には、円筒
状からなる支軸部が設けられ、この支軸部に操作部材が
挿通され回動可能に軸支されると共に、カム面とこれに
対向する突起部を有するばね部材を支軸部に対して上下
方向へ配設し、ばね部材の一部を突起部の近傍から操作
部材が回動する周方向へ沿って延設させて補助ばね部を
形成し、この補助ばね部の自由端部を補助ばね受け部に
当接させたことから、スイッチの外形を大きくすること
なく、十分に補助ばね部のスパンを確保することができ
る。
【0042】また、補助ばね部は、突起部を中心として
操作部の回動する周方向の両側に均等に延設したことか
ら、バランスが良く、操作部の回動方向によるばね部材
の傾きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である回転型スイッチ装置を
示す分解斜視図である。
【図2】本発明の同じく回転型スイッチ装置のカム面と
ばね部材との関係を示す部分説明図である。
【図3】本発明の同じくばね部材の突起部がカム面の山
部に位置した状態を示す部分説明図である。
【図4】本発明の同じくばね部材の突起部がカム面の谷
部に位置した状態を示す部分説明図である。
【図5】従来の回転型スイッチ装置を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 支軸部 1b 収納部 1c 基盤部 1d 開口部 2 固定端子部 2a 基台 2b 接続端子 2c 摺動子 3 回路基板 4 回転板(操作部材) 4a 回転軸部 4b 回転基部 4c カム面 4d 補助ばね受け部 5 ばね部材 5a 平坦部 5b かしめ孔 5c 弾性腕部 5d 突起部 5e 補助ばね部 6 フレーム 6a 窓孔 6b 取付孔 6c 係合片 6d 取付脚 7 リベット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部を有するハウジングと、山部と谷
    部とが交互に連続して設けられたカム面を有し、前記収
    納部に移動可能に配設された操作部材と、突起部を有
    し、前記カム面の山部及び谷部と摺接することにより節
    度感を発生するばね部材とを備え、前記ばね部材には、
    前記突起部が前記カム面の山部及び谷部と摺接するのに
    対応して前記操作部材と摺接する補助ばね部を形成する
    と共に、前記カム面の近傍に前記補助ばね部が摺接する
    補助ばね受け部を形成したことを特徴とするスイッチ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記補助ばね部は、前記ばね部材の一端
    部にばね部材の一部をフォーミングすることにより一体
    的に形成したことを特徴とする請求項1記載のスイッチ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記補助ばね部は、前記突起部が前記カ
    ム面の谷部と係合した時に前記補助ばね受け部への押圧
    力が最大となるように形成したことを特徴とする請求項
    1記載のスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記補助ばね受け部は、前記操作部材に
    前記カム面と一体的に平坦状となるように形成したこと
    を特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記補助ばね部は、前記操作部材の移動
    に際して、平坦状の前記補助ばね受け部に常に当接した
    状態で摺接するように形成したことを特徴とする請求項
    4記載のスイッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記ハウジングの収納部中央には、円筒
    状からなる支軸部が設けられ、この支軸部に前記操作部
    材が挿通され回動可能に軸支されると共に、前記カム面
    とこれに対向する前記突起部を有する前記ばね部材を前
    記支軸部に対して上下方向へ配設し、前記ばね部材の一
    部を前記突起部の近傍から前記操作部材が回動する周方
    向へ沿って延設させて前記補助ばね部を形成し、この補
    助ばね部の自由端部を前記補助ばね受け部に当接させた
    ことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  7. 【請求項7】 前記補助ばね部は、前記突起部を中心と
    して前記操作部の回動する周方向の両側に均等に延設し
    たことを特徴とする請求項6記載のスイッチ装置。
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