JP4721915B2 - スライド入力装置用操作部材およびスライド入力装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ゲーム機器用操作端末、オーディオ装置、携帯電話機、デジタルカメラ、PDA、カーナビゲーション装置などの各種電気・電子機器のスライド入力操作に使用するスライド入力装置用の操作部材と、それを用いたスライド入力装置に関する。
ゲームコントローラや携帯電話機などの電子機器では、無操作状態における原位置から、2方向(線方向)または4方向、さらには360°方向(面方向)に操作ボタンを押圧し、押圧荷重を解けば原位置に復帰するスライド入力装置用の操作部材と、それを用いたスライド入力装置が知られている。
例えば、特開2004−342428(特許文献1)に記載された入力装置は、図11にその概略図を示すように、操作ツマミA(操作部)と、この操作ツマミAの両側に位置しゴム状弾性を有するU字型のヒンジ部Bと、スイッチCとを有し、水平な第1の方向Xや第1の方向Xと反対方向である第2の方向Yに押圧操作すると、ヒンジ部Bが弾性変形して操作ツマミAがスライド移動する。操作ツマミAに対する押圧荷重を解けば原位置に復帰する。そして、第1の方向Xにスライドさせた位置、第2の方向Yにスライドさせた位置、そしてスライドさせない原位置の3箇所で操作ツマミAを押下してスイッチ入力を行うことができるものである。また、特開2002−287893(特許文献2)に記載された入力装置は、一方向(円弧方向)に操作部を移動させることができ、その移動量に対応するスライドボリュームの抵抗値をアナログ値で得ることができる入力スイッチである。
特開2004−342428 特開2002−287893
しかしながら、特許文献1記載の入力装置では、ヒンジ部BがU字型をなし、スライド操作方向に対する垂直方向に突き出しているため、スライド移動方向に対する垂直方向でのスイッチ装置の薄型化を図りにくい。また、特許文献2記載の入力装置では、組み立てが困難で、部品点数が多く、また薄型化を図りにくい。
さらに、特許文献1や特許文献2記載の入力装置では、スライド操作方向を上下方向として機器に組み付けると、上側に操作部を押し出す操作は、下側へ操作部を押し戻す操作に比べて力を入れにくく、指先に負担がかかる。また、これらの特許文献に記載された入力装置は、中心位置から左右対称にスライド移動し、スライド荷重も左右で相違するものではない。そのため、スライド方向の相違による異方性を付与することができない。
そこで、本発明は簡単な構造で、スライド移動方向に対する垂直方向でのスイッチ装置の薄型化が可能なスライド入力装置用操作部材を得ることを目的とする。また、本発明はスライド方向における操作荷重の異方性を有するスライド入力装置用操作部材を得ることを別の目的とする。加えて、本発明は上記スライド入力装置用操作部材を用いるスライド入力装置を得ることを目的とする。
本発明は、機器に取付ける固定部と、一軸方向にスライド可能な操作部と、固定部と操作部とを梁状に繋ぐ弾性変形可能な連結部と、を有するスライド入力装置用操作部材を提供する。
機器に取付ける固定部と、一軸方向にスライド可能な操作部と、固定部と操作部とを梁状に繋ぐ弾性変形可能な連結部と、を有するスライド入力装置用操作部材であるため、構造が簡単で、軽い操作荷重での入力操作を実現できる。また、固定部と操作部とを梁状に繋ぐ連結部を有するため、スイッチ装置の薄型化を実現できる。そして、部品点数が少なく、組み立てが容易であるため、コストメリットに優れたスライド入力装置用操作部材を実現できる。なお、一軸方向には直線に沿う方向だけでなく円弧に沿う方向なども含まれるものとする。
そして、連結部を操作部のスライド移動方向と非直交方向に配置して設けるものとすることができる。連結部を操作部のスライド移動方向と非直交方向に配置して設けるため、一方側へのスライド操作と他方側へのスライド操作について操作荷重に異方性のあるスライド入力装置用操作部材を実現できる。
さらに、連結部を、操作部の原位置を中心とするスライド移動方向における一方側と他方側の各々に少なくとも1つ設けるものとすることができる。連結部を、操作部の原位置を中心とするスライド移動方向における一方側と他方側の各々に少なくとも1つ設けるため、操作部の保持力を高めることができる。また、一方側へのスライド操作と他方側へのスライド操作を異方性のあるスライド入力装置用操作部材を実現できる。
また、少なくとも2以上の連結部の太さが異なるものとすることができる。少なくとも2以上の連結部の太さが異なるため、一方側へのスライド操作時の操作荷重と、他方側へのスライド操作時の操作荷重を異なるものとすることができる。そのため、操作方向によって異方性のあるスライド入力装置用操作部材を実現できる。
あるいは、操作部の原位置を中心とするスライド移動方向における一方側と他方側における連結部の本数が異なるものとすることができる。操作部の原位置を中心とするスライド移動方向における一方側と他方側における連結部の本数が異なるため、一方側へのスライド操作時の操作荷重と、他方側へのスライド操作時の操作荷重を異なるものとすることができる。そして、操作方向によって異方性のあるスライド入力装置用操作部材を実現できる。
本発明はさらに、これらのスライド入力装置用操作部材と、スライド入力装置用操作部材の操作部のスライド操作量を検知するスライド操作量検出手段とを備えるスライド入力装置を提供する。上記スライド入力装置用操作部材と、操作部のスライド操作量を検知するスライド操作量検出手段とを備えたため、上記スライド入力装置用操作部材を用いたスライド入力装置を得ることができる。
そして、スライド操作量検出手段は、磁石とホール素子との組み合わせとすることができる。上記スライド入力装置用操作部材と、磁石、ホール素子とを組み合わせたため、簡単な構造で安価かつ薄型化が可能であって、スライド操作量に応じたアナログ信号を出力するスライド入力装置とすることができる。
また、上記スライド入力装置用操作部材とメンブレンスイッチとを有するスライド入力装置とすることもできる。上記スライド入力装置用操作部材と、メンブレンスイッチとを組み合わせたため、簡単な構造で安価かつ薄型化が可能であって、スライド操作量によって変化する信号を出力するスライド入力装置を実現することができる。
本発明のスライド入力装置用操作部材とそれを用いたスライド入力装置によれば、簡単な構造で、スライド移動方向に対する垂直方向での薄型化が可能であり、また安価である。
また、本発明のスライド入力装置用操作部材とそれを用いたスライド入力装置によれば、一方側と他方側とで線対称でない操作荷重を与えるため、スライド移動方向に異方性を持たせることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各実施形態において原材料や製造方法などが同一の場合は重複説明を省略する。
第1実施形態〔図1〜図3〕; 図1で示すように、第1実施形態におけるスライド入力装置用操作部材としてのスライドキー11を、マウス1に用いる例について説明する。このマウス1には、ハウジング2の表面に左クリックボタン3と右クリックボタン4が設けられるとともに、スライドキー11が内蔵されている。また、ハウジング2の前部には、ハウジング2に内蔵された回路基板(図示せず)とコンピュータとの接続を行うケーブル5が延設されている。
ハウジング2に内蔵されているスライドキー11は、図2に示すように、ハウジング2の外部に現れる操作部としての頂部12と、頂部12を載置してスライド移動する基体部13と、ハウジング2に固定する固定部としてのフレーム14と、基体部13とフレーム14とを繋ぎ基体部13のスライド移動を可能とする2本の連結部15とを備えている。
2本の連結部15は、それぞれ一方端が基体部13に、他方端がフレーム14に結合している第1連結部15aと第2連結部15bからなり、両連結部15は、基体部13側端部15dとフレーム14側端部15eを結ぶ直線に対して垂直な断面の大きさ、即ち太さがそれぞれ異なっている。そして、両連結部15は、互いに「ハ」字状に向かい合って配置している。図2において、両連結部15は角柱形状に形成されているが円柱状などの断面形状とすることもできる。
また、基体部13には、図3で示すように、磁石16が組み込まれている。また、ハウジング2に内蔵されている基板8には、この磁石16の移動量を検出するホール素子9が基体部13のスライド方向の両側に設けられている。さらに、基体部13の下部には押し子17が設けられるとともに、頂部12の無操作状態(原位置)における押し子17の下方には、皿バネ10が設けられ、頂部12の押し下げ操作によってスイッチ入力を行うことができるようになっている。こうして、磁石16を含むスライドキー11と、スライド操作量検出手段となるホール素子9と、皿バネ10や接点入力部、回路が設けられた基板8とで、押し下げによるスイッチ入力も可能なスライド入力装置を形成している。磁石16の大きさはホール素子で磁束密度を感知できるよう、その厚みは0.5mm以上が好ましい。また、ホール素子9が磁力を検知するため、基板8から磁石16までの高さは1.0mm以下であることが好ましい。
頂部12、基体部13(押し子17を含む)、フレーム14、連結部15は、製造コストを考えると一体成形することが好ましい。しかし、頂部12に対する押圧で連結部15が変形し頂部がスライド移動するため、少なくとも連結部15は弾性変形する必要があり、特に可撓性を有することが好ましい。そこで、材料としてはゴム状弾性体である合成ゴムや熱可塑性エラストマーを用いることが好ましく、なかでもシリコーンゴムを用いることは、永久歪みが小さく弾性があるためより好ましい。但し、頂部12の触感や基体部13のすべり性などへの要求から、特に頂部12や押し子17には硬質樹脂を用いることもでき、ゴム状弾性体と硬質樹脂とを接着剤などで結合してスライドキー11を製造することもできる。硬質樹脂としては、アクリル系、ウレタン系、エポキシ系、スチレン系、ポリエチレンテレフタレート系、ポリカーボネート系等の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、または紫外線硬化型樹脂を用いることができる。
次にこのスライドキー11とスライド入力装置の作用効果について説明する。
スライドキー11は、図2における左右方向に頂部12を押圧操作すると、連結部15が変形して頂部12がスライド移動する。基体部13には磁石16を有するため、頂部12のスライド移動とともに磁石16も移動する。ホール素子9は、磁界を検出しその大きさに比例したアナログ信号を出力するので、磁石16の移動に基づく磁束密度の変化をホール素子9で検出し、頂部12のスライド操作量に応じたアナログ信号を得ることができる。スライド操作量の検出手段は、ここでは磁石16と磁気式検出手段であるホール素子9を用いているが、発光素子と受光素子とを組み合わせた光学式検出手段、スライドボリュームなどの抵抗式検出手段、または静電容量式検出手段を用いることも可能である。
スライドキー11は、その頂部12を図1の上側(図2では右側)や図1の下側(図2では左側)に動かすことができ、その操作量に応じて、例えばコンピュータに接続したディスプレー上のカーソルを上下に動かすことができる。この場合、図1の上側と下側に動かす場合でそれぞれ操作荷重が異なり、上側にスライドさせた時は下側にスライドさせた時よりも軽い操作荷重となる。そのため、カーソルを上に動かす時には下に動かす時よりも指にかかる負担を少なくすることができる。
また、スライドキー11およびこのスライドキー11を用いたスライド入力装置によれば、操作部と固定部とをつなぐ連結部と、スライド操作面とが同一面内にあるため、スライド移動方向に対する垂直方向での装置の薄型化が可能である。また、連結部がゴム状弾性体でなるため、簡単に撓ませることができ、操作荷重が軽い。そして、簡単な構造でなり、製造も容易である。
第2実施形態〔図4,図5〕; 本実施形態のスライドキー21は、図4で示す平面構造をなし、第1実施形態におけるスライドキー11と比較すると、2つの連結部25の配置、形状を除き他は同一である。即ち、2つの連結部25のが角注状である点や、基体部13側端部25dとフレーム側端部25eとを結ぶ直線がスライド操作方向に直交していない点は、第1実施形態と同じであるが、第1連結部25aと第2連結部25bが平行に向かい合っている点や、太い方の第2連結部25bの太さが基体部側端部25dとフレーム側端部25eにわたって均一である点が異なっている。
また、スライドキー21を備えたスライド入力装置は、位置検出手段として磁石16とホール素子9の組み合わせの代わりに、メンブレンスイッチ29を用いている。図5で示すように、メンブレンスイッチ29は、スペーサ29aを挟んで薄いフィルムでなる第1シート29bと第2シート29cとを設け、第1シート29bの第2シートとの対向面に導電部29dを有し、第2シート29cの第1シート29bとの対向面に導電パターン29eを有するものである。頂部22をやや押込みながらスライド操作することで第1シート29bが撓み、導電部29dが導電パターン29eと接触、導通することで、導通部分を認識して頂部22の位置を検出するものである。したがって、操作部である頂部22のスライド幅によって導電部29dと導電パターン29eの設置範囲が決まり、また、位置検出感度を良くするためには、導電パターン29eのピッチを狭くする。
スペーサ29aの厚みは25μm〜100μmが好ましい。100μmを超えると押込み量を大きくする必要が生じ、操作感が悪くなる。しかしながら、頂部22の大きさが大きくなれば、スペーサ29aの厚みが100μmより厚くなっても、操作性が極端に悪くなることはない。また、第1シート29bの厚みは、25μm〜150μmが好ましく、より好ましくは25μm〜100μmである。25μmより薄いと、スライド操作の際にシートが破れてしまうおそれがあり、150μmより厚いと、操作荷重が重くなり好ましくないからである。導電部29dや導電パターン29eは、銀、カーボンなどの導電粒子を含む樹脂インキを塗布したり、蒸着エッチングで設けることができる。
また、本実施形態では、メンブレンスイッチ29の押圧接触に対する操作感を良くするため、また、検出精度を高めるため、基体部23の下面に突起23aを設けることが好ましい。
本実施形態のスライドキー21は、その頂部22を、図4における向かって右側に動かす場合と、左側に動かす場合とでそれぞれ操作荷重が異なり、右側に動かす場合に比べて左側に動かす場合の方が荷重が軽くなる。
本実施形態におけるスライドキー21、及びこれを用いたスライド入力装置も、薄型化した装置であり、また、操作荷重が軽い。そして、簡単な構造でなり、製造も容易である。
第3実施形態〔図6〕; 本実施形態のスライドキー31は、図6で示す平面構造を有し、第1実施形態におけるスライドキー11とは連結部35の配置、大きさが異なっている。スライドキー31では、太さが同じで角柱状の3つの連結部35a,35b,35cを有しており、操作部である頂部32の原位置を中心とするスライド操作方向、換言すれば図6において、頂部32を中心として右側に2つの連結部35a,35bを有し、左側に1つの連結部35cを有している。そして、連結部35aと連結部35bとは平行に、連結部35a,35bと、連結部35cとは「ハ」字状に向かい合って配置している。なお、本実施形態におけるスライド操作量の検出手段は、上記実施形態におけるホール素子9やメンブレンスイッチ29の他、光学式検出手段、抵抗式検出手段を用いることができる。
本実施形態のスライドキー31は、その頂部32を、図6における向かって右側に動かす場合と、左側に動かす場合とでそれぞれ操作荷重が異なり、右側に動かす場合に比べて左側に動かす場合の方が荷重が重くなる。
本実施形態におけるスライドキー31、及びこれを用いたスライド入力装置も、薄型化した装置であり、また、操作荷重が軽い。そして、簡単な構造でなり、製造も容易である。
第4実施形態〔図7〕; 図7は、本実施形態のスライドキー41を携帯電話機1aに搭載した状態を示す外観斜視図である。このスライドキー41は、基体部43の表面側に押圧操作を受ける頂部42を有し、裏面側に連結部45a,45bを有している。フレーム44は、第1実施形態のスライドキー11のように基体部43の周囲を囲む円環状ではなく、棒状の形状を有している。また、連結部45a,45bは互いに逆「ハ」字状をしている。なお、本実施形態におけるスライド操作量の検出手段も、上記実施形態と同様である。
そして、スライドキー41は、携帯電話機1aの角に配置され、円弧状の筐体に沿って円弧状のスライド操作が可能となっている。このスライドキー41もまた、左側方向と右側方向で操作荷重が異なる。また、本実施形態におけるスライドキー41、及びこれとともに位置検出手段を備えたスライド入力装置も、携帯電話機1aの厚み方向に薄型化した装置であり、また、操作荷重が軽い。そして、簡単な構造でなり、製造も容易である。
実施形態の変更例; 上記実施形態において、フレーム14,24,34の形状は円環状であるが、フレーム44のように棒状であっても良い。また、フレーム14,24,34,44を硬質樹脂で製造した場合には、その表面にゴム製のパッキンを備えるものとして、機器への設置を隙間無く行うことができる。
第1実施形態では、スライドキー11をマウス1に搭載しディスプレー上に表示されるカーソルを移動させるために用いたが、オーディオ機器に搭載すれば、ボリューム操作キーなどとして用いることができる。ボリューム操作キーとして用いれば、一方側にスライドさせた時は、軽い操作抵抗を感じてボリュームを直ぐに下げることができ、他方側にスライドさせた時は、重い操作抵抗を感じてボリュームを徐々に上げるというような操作感を生じさせるスライドキーとなる。
例1; 図2で示す形状のスライドキー(11)を製造した。頂部(12)、基体部(13)、フレーム(14)、連結部(15)をシリコーンゴムにて一体成形し、連結部(15)を設けた部分における基体部(13)の端部とフレーム(14)の端部との間隔を10mm、基体部(13)のスライド操作方向の長さを25mmとし、試料1のスライドキー(11)とした。頂部(12)をスライド変位させた場合の変位量に対する操作荷重の増加を図8に示す。図2の状態に置いたスライドキー(11)において、向かって右側に頂部(12)を変位させた場合を、図8の細線で示し、左側に頂部(12)を変位させた場合を図8の太線で示している。このグラフから、頂部(12)を右側に動かす場合に比べて左側に動かす場合の荷重が重くなっていることがわかる。
例2; 図4で示す形状のスライドキー(21)を製造した。例1と同様の大きさ、方法、原材料にて製造し、試料2のスライドキー(21)とした。例1と同様に頂部(22)のスライド変位量と操作荷重の関係を図9に示す。図4における向かって右側に頂部(22)を変位させた場合を、図9における細線で示す。このグラフから、頂部(22)を右側に動かす場合に比べて左側に動かす場合の荷重が軽くなっていることがわかる。
例3; 図6で示す形状のスライドキー(31)を製造した。例1と同様の大きさ、方法、原材料にて製造し、試料3のスライドキー(31)とした。例1と同様に頂部(32)のスライド変位量と操作荷重の関係を図10に示す。図6における向かって右側に頂部(32)を変位させた場合を、図10における細線で示す。このグラフから、頂部(32)を右側に動かす場合に比べて左側に動かす場合の荷重が重くなっていることがわかる。
第1実施形態によるスライド入力装置用操作部材を備えるマウスの外観図。 第1実施形態によるスライド入力装置用操作部材の外観図。 図1のマウス上部のSA−SA線断面図。 第2実施形態のスライド入力装置用操作部材の平面図。 図4のスライド入力装置用操作部材を備えるマウス上部のSB−SB線相当断面図。 第3実施形態のスライド入力装置用操作部材の平面図。 第4実施形態のスライド入力装置用操作部材を機器に搭載した状態を示す外観斜視図。 第1実施形態によるスライド入力装置用操作部材の変位量と操作荷重の関係を示すグラフ図である。 第2実施形態によるスライド入力装置用操作部材の変位量と操作荷重の関係を示すグラフ図である。 第3実施形態によるスライド入力装置用操作部材の変位量と操作荷重の関係を示すグラフ図である。 従来のスライド入力装置用操作部材の模式断面図である。
符号の説明
1 マウス
1a 携帯電話機
2 ハウジング
3 左クリックボタン
4 右クリックボタン
5 ケーブル
8 基板
9 ホール素子
10 皿バネ
11,21,31,41 スライドキー(スライド入力装置用操作部材)
12,22,32,42 頂部(操作部)
13,23,33,43 基体部
23a 突起
14,24,34,44 フレーム(固定部)
15,25,35,45 連結部
15a,25a,35a,45a 第1連結部
15b,25b,35b,45b 第2連結部
35c 第3連結部
15d,25d,35d 基体部側端部
15e,25e,35e フレーム側端部
16 磁石
17 押し子
29 メンブレンスイッチ
29a スペーサ
29b 第1シート
29c 第2シート
29d 導電部
29e 導電パターン
A 操作ツマミ
B ヒンジ部
C スイッチ

Claims (6)

  1. 機器に取付ける固定部と、一軸方向にスライド可能な操作部と、固定部と操作部とを梁状に繋ぐ弾性変形可能な連結部と、を有し、
    連結部が、操作部の原位置を中心とするスライド移動方向における一方側と他方側の各々に少なくとも1つ設けられ、少なくとも2以上の連結部の太さが異なるスライド入力装置用操作部材。
  2. 前記一方側と他方側における連結部の本数が異なる請求項1記載のスライド入力装置用操作部材。
  3. 機器に取付ける固定部と、一軸方向にスライド可能な操作部と、固定部と操作部とを梁状に繋ぐ弾性変形可能な連結部と、を有し、
    連結部が、操作部の原位置を中心とするスライド移動方向における一方側と他方側の各々に少なくとも1つ設けられ、この一方側と他方側における連結部の本数が異なるスライド入力装置用操作部材。
  4. 連結部を、操作部のスライド移動方向と非直交方向に配置して設ける請求項1〜請求項3何れか1項記載のスライド入力装置用操作部材。
  5. 連結部をスライド操作面と同一面内に設けた請求項1〜請求項4何れか1項記載のスライド入力装置用操作部材。
  6. 請求項1〜請求項5何れか1項に記載のスライド入力装置用操作部材と、前記操作部のスライド操作量を検知するスライド操作量検出手段とを備えるスライド入力装置。
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