JPH1156180A - 一方向クラッチベアリング - Google Patents

一方向クラッチベアリング

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JPH1156180A
JPH1156180A JP10158660A JP15866098A JPH1156180A JP H1156180 A JPH1156180 A JP H1156180A JP 10158660 A JP10158660 A JP 10158660A JP 15866098 A JP15866098 A JP 15866098A JP H1156180 A JPH1156180 A JP H1156180A
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JP
Japan
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way clutch
clutch bearing
housing
insert member
roller
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JP10158660A
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Shuchin Tei
洙鎭 鄭
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Shin A Sports Co Ltd
Original Assignee
Shin A Sports Co Ltd
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  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はオン/オフ切換機能を有する一方向
クラッチベアリングを提供する。 【解決手段】 ベアリング20は、一側面が開放され他
側面が閉鎖されたハウジング22、合成樹脂で成形され
たインサート部材24、6つののローラ34、クラッチ
レバー36、前記ハウジング22の開放面を閉鎖するキ
ャップ44、及びベアリングの内部にはめ込まれるブシ
ュ48を有している。インサート部材24は円形ベース
26と該ベースから上方に突出される複数のリテーニン
グバー28とを備えている。リテーニングバーは中心か
ら見て左側方向にその隣接部に板状スプリング30を備
えている。また、リテーニングバーは上端部にクラッチ
レバー36の円形スリット40に収納されるボス32を
備えている。ハウジング22の内部面にはローラが収納
され回転可能な複数の円弧状リセス62、63;62'
、63' ;62" 、63" が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オン/オフ切換機
能を有する一方向クラッチベアリングに関し、より詳細
には魚釣用スピニングリールの逆回転を防止するため
に、スピニングリールのピニオンシャフトに適用される
一方向クラッチベアリングに関する。
【0002】特に、本発明は、1996年10月8日付
で出願された韓国特許願第44461号(日本国平成9
年特許願第290532号)に開示されたロングストロ
ークスピニングリールの逆回転を防止するための一方向
クラッチベアリングに関する。
【0003】
【従来の技術】通常のスピニングリールの逆回転防止機
構は下記例のようにスピニングリールのローター内部に
配設されたクリック歯車に形成されるのが一般的であ
る。
【0004】ダイワ精工株式会社に譲渡された韓国実用
新案第94−7711号の公報には、図8に示すよう
に、ローター(図示せず)の凹部内部において逆回転防
止クリック歯車3と結合するストッパークリック4に軸
部6を一体に形成し、この軸部6をリール本体5の前方
部にジャーナルさせると共に、操作アーム(図示せず)
によって作動されるストッパークリック4の作動部材7
をリール本体5内部に設置したスピニングリールの逆回
転防止装置が開示されている。
【0005】リール本体5の軸部6には作動部材7が一
体に設けられ、この作動部材7は、リール本体5内部に
支持されたレバー8を備える操作アームのカム部によっ
て作動される。前記ストッパークリック4には、逆回転
防止クリック歯車3と係合されるように常時付勢するス
プリング11が設けられている。
【0006】このような従来のスピニングリールの逆回
転防止装置の構成によれば、操作アームによってレバー
8が左側に移動してストッパークリック4が逆回転防止
クリック歯車3に係合状態で支持される場合、正回転
(時計方向)時にローターは回転可能であるが、逆回転
(反時計方向)時にローターはストッパークリック4と
逆回転防止クリック歯車3との係合状態により回転でき
ない。
【0007】一方、操作アームによってレバー8が右側
に移動してストッパークリック4が逆回転防止クリック
歯車3から離脱された状態で支持されると、ローターは
正・逆回転自在になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように図8に示す
従来の逆回転防止装置によれば、逆回転防止時にロータ
ーがスリップしてしまう問題がある。そこで、ストッパ
ークリック4と逆回転防止クリック歯車3との係合状態
をより確実にするため、一般に歯車の歯型部を大きくし
ている。
【0009】しかしながら、一般的に、このように歯型
部を大きくすると、歯型部の個数は少なくなるが、この
ように歯型部の個数の減少は、逆転誘導の角度を大きく
させてしまうので、迅速に逆回転を防止することができ
ないという問題がある。
【0010】さらに、図8に示すようにストッパークリ
ック4が逆回転防止クリック歯車3の歯型部の縁側に位
置するとき、逆回転を防止するためにレバー8を左側に
移動させると、ストッパークリック4の端部が歯型部の
溝に当接するまでローターは一つの歯型部の長さ分スリ
ップ移動してしまうので、回転中の歯車を瞬間的に確実
に制動することができないという問題がある。
【0011】一方、日本国実開昭第64−38963号
の公報には、ラッチホイール内部周りに一方向ベアリン
グが回らないようにはめ込まれ、一方向ベアリングのロ
ーラが回転軸ブシュの外周辺にはめ込まれて構成された
逆回転防止装置が開示されている。
【0012】しかしながら、上記のような装置は一方向
ベアリングのローラがはめ込まれる回転軸ブシュの直径
が小さいためにローラ接触面の周速が低減されてしまう
ので、瞬間的に確実に制動されないという問題がある。
また、逆回転止め時に各部品の止め面に局部的に負荷が
かかって変形が起り易く、耐久性が劣るという欠点があ
る。
【0013】また、既存のベアリングはオン/オフ切換
機能がないために、一方向のみに作動するので、ロータ
ーを両方向に回転させようとする場合、一方向ベアリン
グ周辺に別途の装置を設ける必要があるという問題があ
る。
【0014】例えば、上記日本国実開昭第64−389
63号公報に開示された装置は、一方向ベアリングの外
周に歯車を回転防止するためにはめ込んだ一方、前記歯
車の係止爪を係脱可能に係合してあるので、このように
構成された従来の装置は構成が複雑であり、スペースを
多く必要とするという問題があった。
【0015】また、米国特許第5,494,232号
(1996年2月27日付登録)に魚釣用スピニングリ
ールの逆回転防止装置が開示されている。では、その一
例を図9に基づいて説明する。
【0016】この特許に開示された逆回転防止装置は、
カラー上に回転可能に嵌着される環状保持体109と、
該環状保持体109に対して回転可能にリールキャステ
ィングに固定された環状外枠110と、環状保持体10
9と環状外枠110により保持されるころがり部材10
7とを有している。
【0017】この環状保持体109内部には、ころがり
部材107を各々収容するためにガイド溝孔108を具
備している。各々のガイド溝孔108は、その底部に開
口部108' を有している。前記ガイド溝孔108に収
容されたころがり部材107は、この開口部108' を
介して、カラーと接触するように部分的に露出される構
成となっている。
【0018】前記ガイド溝孔108は、他の対向する開
口108" を有し、該開口108"を介して、ころがり
部材107が環状外枠110の内部面と接触して楔作用
をする。また、前記ガイド溝孔108の内部には、ころ
がり部材107がカラー上に楔作用を起こすように、こ
ろがり部材107を偏倚させるためのスプリング111
が設けられている。
【0019】上記構成によれば、ころがり部材107の
楔作用は環状外枠110の内周面により発生する。より
詳細には、ころがり部材107が環状外枠110の角状
内部面121、123により形成された凹部122に位
置する場合、カラーは正転及び逆転が自在となる。しか
し、ころがり部材107が凹部122から離れたところ
に位置すると、ころがり部材107がカラーと摩擦接触
して逆転が防止できる。上述のように、1つのころがり
部材107は、環状外枠110の2つの内部面121、
123の間に収納される。従って、上記逆回転防止装置
には4つのころがり部材107を収納するために、環状
外枠110の内周面は八角で形成されていることにな
る。
【0020】しかしながら、このような図9に示す逆回
転防止装置によれば、スピニングリールに装着される逆
回転防止装置の大きさと環状保持体109の左右回転を
考慮すると、環状外枠110の内周面は八角形以上の幾
何学的形状を有するのは不可能であるので、ころがり部
材107の個数は4つに制限されてしまう。
【0021】このような場合、ころがり部材107の一
つが破損されるか、或いは、ころがり部材107を偏倚
させるスプリング111の機能が低下すると、カラーが
その方向にオフセットされ、逆回転を防止することがで
きない。
【0022】また、このような逆回転防止装置は、その
構造が複雑で、部品点数も多いので、製造コストが高く
なるという問題点もある。
【0023】従って、本発明は前述した問題点を解決す
ることを目的とし、特にその主目的は魚釣用スピニング
リールにオン/オフ切換機能を有する一方向ベアリング
を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によれば、オン/オフ切換機能を有する一方
向クラッチベアリングにおいて、一側面が開放された開
放側面及び、他側面が閉鎖された閉鎖側面を有するハウ
ジングと、このハウジング内部に収納される複数のロー
ラと、これらローラを保持する、複数のリテーニングバ
ー及び複数の板状スプリングを備え、各リテーニングバ
ーの上端部にボスがそれぞれ形成されたインサート部材
と、前記ボスと夫々係合する複数の円形スリット及び、
前記オン/オフ切換機能の切換操作を行うために突出さ
れたタブを有するクラッチレバーと、前記ハウジングの
開放側面を閉鎖するためのキャップとを有することを特
徴とする。
【0025】前記ハウジングの開放側面側の側壁に所定
形状の開口部を備え、この開口部を開してクラッチレバ
ーのタブは外部へ突出される。
【0026】また、前記ハウジングの内周面には、複数
のローラが滑り回転可能とする複数の円弧状リセスを備
えている。なお、前記円弧状リセスは、傾斜の深い面部
と、傾斜の浅い面部とで構成されるのが望ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の好適な実施例を詳細に説明する。図1は本発明に係る
オン/オフ切換機能を有する一方向クラッチベアリング
の分解斜視図である。
【0028】本発明の一方向クラッチベアリング20
は、一側面が開放され、他側面が閉鎖されたハウジング
22、合成樹脂で成形されたインサート部材24、複数
(この実施例では6つ)のローラ34、クラッチレバー
36、前記ハウジング22の開放面を閉鎖するキャップ
44及びベアリングの内部にはめ込まれるブシュ48で
構成する。
【0029】図2及び図4にはハウジングの組立て状態
が示されている。ハウジング22とインサート部材24
とは同軸に配置された状態で、ローラ34がハウジング
22の内部面とインサート部材24との間に位置する。
【0030】このインサート部材24は、円形ベース2
6と、この円形ベース26から上方に突出される複数の
リテーニングバー28とを備える。このリテーニングバ
ー28は、中心から見て左側方向にその隣接部に板状ス
プリング30を備える。
【0031】また、リテーニングバー28は、上端部に
クラッチレバー36の外周縁に形勢した円形スリット4
0に収納されるボス32を備える。そして、ハウジング
22の開放側面には、キャップ44が強制係合されてい
る。
【0032】図5は、本発明による一方向クラッチベア
リングのインサート部材24を概略的に拡大して示した
図面である。
【0033】インサート部材24は、合成樹脂で一体成
形され、6つのローラ34を内部に収納することができ
る構成としている。また、各ローラ34は、リテーニン
グバー28と板状スプリング30とで保持されている。
【0034】前記クラッチレバー36には、ハウジング
22に収納されるときに、ハウジング開口部61から外
部へ突出するタブ38が備えられている。このタブ38
が左右に移動すると、一方向クラッチベアリング20が
オン/オフされる。なお、本願で使用される「オン状
態」という用語は、一方向クラッチベアリング20がい
ずれか一方向、即ち、図4で反時計方向に回転すること
を意味する。そして、「オフ状態」という用語は、一方
向クラッチベアリング20が正方向及び逆方向に回転で
きるという状態を意味するものである。
【0035】図4を参照すると、ハウジング22の内部
面にはローラ34が収納され回転可能な複数の円弧状リ
セス62、63;62' 、63' ;62" 、63" が形
成されている。
【0036】これらリセス62,63の形状は、内部に
収納されるローラ34がインサート部材24との結合に
よって離脱されることのないように形成される。より詳
細に説明すると、リセス62、63は傾斜の深い部分6
2と傾斜の浅い部分63とから形成されるように製造さ
れるものである。
【0037】図4において、ローラAがクラッチレバー
36によって左側に移動されるとき、クラッチレバー3
6のタブ38がハウジング22の開口部61によって移
動が阻止される支点にローラAが位置される。この支点
に位置するローラAはリセスの深い部分62に隣接する
突出部と接触しないということに注目すべきである。従
って、ローラAはどのような圧力も受けないので、両方
向に移動することができる。
【0038】なお、クラッチレバー36によって右側に
移動されたローラBは、リセスの浅い部分63に位置さ
れる。この支点に位置するローラBは時計方向に回転さ
れるときにはローラ34の特性上、リセスに沿って右側
に更に転がり移動しようとする傾向がある。
【0039】しかし、この場合にはクラッチベアリング
20の中間に配置されたブシュ48によって、その移動
が制限される。言い換えると、ブシュ48の反時計方向
の回転は6つのローラによって瞬間的に制止される。
【0040】各々の場合、板状スプリング30はローラ
34を左側又は右側に移動しようとする傾向を除去す
る。これだけでなく、インサート部材24のボス32と
結合されたクラッチレバー36のタブ38がハウジング
22の開口部61によって左側又は右側への移動が制限
されるので、インサート部材24の移動が制限される。
従って、ローラ34の移動もやはり制限される。
【0041】図4を参照しながら、クラッチベアリング
20のオン状態をより詳細に説明すると、図面でオフ状
態にあるクラッチベアリング20のローラ34は参照符
号Aで示されている。
【0042】ローラAは、左側がリセスの突出部と接触
せず、右側がインサート部材24のリテーニングバー2
8によって上部が加圧された状態で、リセスの深い部分
62に位置する。
【0043】ローラAは、リセスの深い部分62に位置
するため、ベアリング内部に突出される部分が少ない。
従って、ローラAに時計方向の回転力が付加されると、
ローラAは板状スプリング30を押しながら転がり移動
しようとする傾向を維持するので、時計方向の回転が可
能である。そして、ローラAに反時計方向の回転力が付
加されると、ローラAの転がり移動によって板状スプリ
ング30が後方に押されながらローラAは回転するよう
になる。即ち、ローラAは、リセスの深い部分62に位
置する場合に両方向に回転可能である。
【0044】一方、オン状態にあるローラ34は参照符
号Bで示されている。ローラBに反時計方向の回転力が
付加されると、ローラBはリセスの深い部分62を向け
て転がり移動するようになる。このとき、左側にある板
状スプリング30が後方に押されるためローラBは回転
移動が可能である。しかし、反時計方向の回転力が付加
されると、ローラBは右側に転がり移動しようとする傾
向のため浅い部分63をこえて移動しようとする。しか
し、クラッチベアリング20の中間部分に配置されたブ
シュ48にかかってこれ以上の転がり移動はできない。
従って、ローラBは時計方向の回転が不可能となる。
【0045】つまり、一方向クラッチベアリング20
は、正回転と逆回転が可能なオフ状態と、正回転のみ可
能なオン状態との間を容易に切換可能である。
【0046】前述した本発明の一方向クラッチベアリン
グ20はインサート部材24の板状スプリング30の長
さが長くて張力が弱いため、正回転が軽く行われるとい
う特徴がある。
【0047】そして、本発明の一方向クラッチベアリン
グ20は、単一組立体で製造されるので、スピニングリ
ール等に容易に設置できる。その適用例が図7に示され
ている。図7はメインシャフト110とピニオンシャフ
ト114が同軸に連結されたスピニングリール100を
示す断面図である。
【0048】図示されたスピニングリール100は、本
体102、該本体102に連結されたハンドル組立体1
04、本体102の前方に回転可能に連結されたロータ
ー106及び前後に往復運動するスプールユニット10
8を有している。本発明に係る一方向クラッチベアリン
グ20はピニオンシャフト114上に形成されることが
望ましい。
【0049】前述した構成によれば、ハンドル組立体1
04の回転によってピニオンシャフト114が回転する
と、前記回転力は、これに連結されたメインシャフト1
10に伝達される。ピニオンシャフト114は、ロータ
ー106を回転させると共に、ウォームギヤ112を回
転させる。スピニングリール100の本体102の前方
に結合されたローター106はウォームギヤ112の回
転によって往復移動する。
【0050】前述したように、本発明に係る一方向クラ
ッチベアリング20は、図示しないストッパーレバーの
操作によってオン/オフのいずれかに容易に切り換える
ことができ、単一組立体でスピニングリール100に適
用できるという利点を有する。
【0051】従って、図7からわかるように、本発明の
一方向クラッチベアリング20はピニオンシャフト11
4に適用されるため、ベアリング20は本体102の外
部面に位置するストッパーレバーとの距離を短縮するこ
とができる。
【0052】かかる距離の短縮はストッパーレバーとベ
アリング20との間に配置される構成要素に影響を与え
得る。即ち、本発明のベアリング20が適用されるスピ
ニングリール100の設計自由度が非常に向上される。
【0053】これのみならず、本発明に係る一方向クラ
ッチベアリング20は簡単な構成でオン/オフ機能が確
実に保障される。また、インサート部材24の板状スプ
リング30が長いので、ローラ34に印加される張力が
弱く維持される。
【0054】図6には、本発明による一方向クラッチベ
アリングの変形例が示されている。本変形例によれば、
ハウジング22' の一側面に形成された円弧型開口16
1を介してインサート部材28' の突出部138が外部
へ突出する。前記突出部138はインサート部材28'
を回転操作することができる。
【0055】図6に示す一方向クラッチベアリング20
においても、前述した図1に示す一方向クラッチベアリ
ングと同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0056】
【発明の効果】上記のように構成された本発明の一方向
クラッチベアリングによれば、簡単な構成でオン/オフ
切換機能を備え、殊にスピニングリールの逆回転防止装
置に採用することで、逆回転防止時においては瞬間的に
確実に制動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る一方向クラッチベ
アリングの分解斜視図である。
【図2】本発明の好適な実施例に係る一方向クラッチベ
アリングの組立て状態を示す横断面図である。
【図3】本発明の好適な実施例に係る一方向クラッチベ
アリングの組立て状態を示す縦断面図である。
【図4】上方からみたハウジングの平面図である。
【図5】インサート部材の拡大斜視図である。
【図6】本発明に係る一方向クラッチベアリングの変形
例を示す断面図である。
【図7】本発明に係る一方向クラッチベアリングが適用
されたスピニングリールの概略的な断面図である。
【図8】従来のスピニングリールの逆回転防止装置を示
す図である。
【図9】従来のスピニングリールの逆回転防止装置を示
す図である。
【符号の説明】
20 ベアリング 22 ハウジング 24 インサート部材 28 リテーニングバー 30 板状スプリング 34 ローラ 36 クラッチレバー 38 タブ 61 開口部 62、63 円弧状リセス 100 スピニングリール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オン/オフ切換機能を有する一方向クラ
    ッチベアリングにおいて、 一側面が開放された開放側面及び、他側面が閉鎖された
    閉鎖側面を有するハウジングと、 このハウジング内部に収納される複数のローラと、 これらローラを保持する、複数のリテーニングバー及び
    複数の板状スプリングを備え、各リテーニングバーの上
    端部にボスがそれぞれ形成されたインサート部材と、 前記ボスと夫々係合する複数の円形スリット及び、前記
    オン/オフ切換機能の切換操作を行うために突出された
    タブを有するクラッチレバーと、 前記ハウジングの開放側面を閉鎖するためのキャップと
    を有することを特徴とする一方向クラッチベアリング。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングは、開放側面側の側壁
    に、前記クラッチレバーのタブを外部に突出させる開口
    部を設けたことを特徴とする請求項1記載の一方向クラ
    ッチベアリング。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングは、内周面に複数の円弧
    状リセスを備えることを特徴とする請求項1記載の一方
    向クラッチベアリング。
  4. 【請求項4】 前記円弧状リセスは、傾斜の深い面部
    と、傾斜の浅い面部とで構成されることを特徴とする請
    求項3記載の一方向クラッチベアリング。
  5. 【請求項5】 前記ローラと摺接するブシュをさらに含
    むことを特徴とする請求項1記載の一方向クラッチベア
    リング。
  6. 【請求項6】 前記インサート部材は合成樹脂で成形さ
    れることを特徴とする請求項1記載の一方向クラッチベ
    アリング。
  7. 【請求項7】 オン/オフ切換機能を有する一方向クラ
    ッチベアリングにおいて、 一側面に円弧型開口を有するハウジングと、 このハウジングの内部に収納される複数のローラと、 これらローラを保持するための、複数のリテーニングバ
    ー及び複数の板状スプリング、前記ハウジングの円弧型
    開口を介して外部に突出する突出部を有するインサート
    部材とを有することを特徴とする一方向クラッチベアリ
    ング。
  8. 【請求項8】 スピニングリールのピニオンシャフトに
    適用されることを特徴とする請求項1乃至7記載の一方
    向クラッチベアリング。
JP10158660A 1997-07-14 1998-05-25 一方向クラッチベアリング Pending JPH1156180A (ja)

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