JPH0756474Y2 - 直列片引きサッシのガイド装置 - Google Patents

直列片引きサッシのガイド装置

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JPH0756474Y2
JPH0756474Y2 JP12741690U JP12741690U JPH0756474Y2 JP H0756474 Y2 JPH0756474 Y2 JP H0756474Y2 JP 12741690 U JP12741690 U JP 12741690U JP 12741690 U JP12741690 U JP 12741690U JP H0756474 Y2 JPH0756474 Y2 JP H0756474Y2
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JP
Japan
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shoji
cam
sash
guide device
upper frame
Prior art date
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Application number
JP12741690U
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JPH0484584U (ja
Inventor
和夫 藤井
Original Assignee
日本建鐵株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は障子を閉じた際に、ガラス面が同一面になるよ
うにした直列片引きサッシにおける障子平行移動時のガ
イド装置に関するものである。
〈従来の技術〉 第4図乃至第8図は、従来の直列片引きサッシのガイド
装置の構成及び動作を示すもので、図中、1はサッシ縦
枠、2はサッシ下枠、3はサッシ上枠、4は障子の下
框、5は障子の上框、6は障子の縦框、7は縦枠1に固
定された固定ガイド、8は下框4に固定されたストッパ
ー、9はストッパー8にピン10を介して回動可能に取付
けられた掛金、11は掛金9を付勢するスプリング、12は
障子の上框5に取付座13を介して取付けられるカムで、
サッシ上枠3の溝内に移動可能に嵌合する外れ止めロー
ラー14を備えている。
上記の構成において、第7図(a),(b)は、障子を
片引き状態からハンドル15を引いて閉めた状態を示して
いる。このとき、固定ガイド7に掛金9が引っ掛かり、
障子の横方向の動きが拘束される。そして障子を若干外
側へ移動させると、ストッパー8のチャンネル部分が固
定ガイド7に噛み合い、そのままハンドル15を180度上
方へ回すと、障子は固定ガイド7に沿って安定して平行
移動し、第8図に示すような状態、すなわちガラス面が
同一面となるような状態に閉じられる。
尚、カム12は障子を開閉する際に、外れ止めローラー14
が上枠3の溝内を移動して障子をガイドし、障子の平行
移動時は回転レバーとして機能し、障子を平行移動可能
としている。
又、ハンドル15を180度上方へ回転させると、上記のよ
うに障子が外側へ平行移動すると同時に、内部の締まり
装置により障子が固定されるようになっている。
〈考案が解決しようとする課題〉 従来のガイド装置は、以上のように構成されているの
で、障子開閉時に固定ガイド等が室内側へ露出してしま
うことになり、外観上見苦しくなるとともに障子の下框
部にガイド装置,上框部にカムを夫々設けているため、
部品が多く高価となる問題があった。
本考案は上記のような問題点を解消するために成された
もので、障子を閉じた際にガイド装置が室内側へ露出し
ないよう隠蔽できるとともに、平行移動カムを有効利用
して部品点数を減少し、安価なガイド装置を得ることを
目的とするものである。
〈課題を解決するための手段〉 上記した課題を解決するため、本考案に係る直列片引き
サッシのガイド装置は、障子を閉じた際に、ガラス面が
同一面になるようにした直列片引きサッシのガイド装置
において、障子の上框に回転自在に取付けられ、外れ止
めローラーを介してサッシ上枠の溝内に移動可能に嵌合
された平行移動カムに、サッシ上枠に固定されたピンが
嵌合し、カムの回転時、同ピンを案内する円弧状ガイド
溝を設けるとともに、障子に前記カムと係合して同カム
を回転させる移動ローラーを設けてなることを特徴とす
るものである。
〈作用〉 本考案の直列片引きサッシのガイド装置は上記のような
構成を備えているため、障子を片引き状態から閉じてゆ
くと、サッシ上枠に固定されたピンが、カムの円弧状ガ
イド溝に嵌合した状態で障子は止まる。この状態から移
動ローラーを移動させると、カムがその回転中心を支点
として回転し始め、カムの回転中は、外れ止めローラー
により、前後方向、又カムのガイド溝に嵌合したピンと
により横方向への移動が夫々拘束されているため、障子
は前後方向に平行移動し、ガラス面が同一面となるよう
に閉じられる。
〈実施例〉 以下に本考案の実施例を第1図乃至第3図に基づいて説
明する。
図中において、1はサッシの縦枠、3はサッシの上枠、
5は障子の上框、6は障子の縦框である。
20は障子の上框8に支持ピン21を介して回転自在に取付
けられた平行移動カム、22は同じく障子に取付けられ、
横方向に移動可能で、カム20と係合して同カム20を回転
させ、障子を平行移動させる移動ローラー、23はサッシ
上枠3の溝内の適性位置に固定されたピンである。
カム20には、障子を片引き状態から閉じたとき、ピン23
が嵌合し、障子を平行移動するとき、横方向への移動を
拘束して前後方向に平行移動するようピン23を案内する
円弧状ガイド溝24が設けられるとともに、上枠3の溝内
に嵌合され、障子の移動とともに溝内を移動可能な外れ
止めローラー25が設けられている。
上記の構成において、障子を片引き状態から矢印イ方向
に閉じてゆくと、ピン23が第3図に示すようにガイド溝
24に嵌合して障子は止まる。この状態で移動ローラー22
を矢印ロ方向へ移動させると、ローラー22はカム20と係
合してカム20を支持ピン21を中心に回転させる。このカ
ム20の回転中、外れ止めローラー25によってカムの前後
方向への移動が、又カムのガイド溝24に嵌合しているピ
ン23によって横方向への移動が夫々拘束されているた
め、障子は矢印ハ方向へ平行移動し、ガラス面が同一面
となるように閉じられる。このとき、ピン23は円弧状ガ
イド溝24に案内される。
従って、上記実施例によると、障子を閉じたとき、ガイ
ド装置が室内側に露出することがなく、又平行移動カム
にガイド溝等を設けてガイド装置として使用するように
しているため、従来のもののような固定ガイド,ストッ
パー,掛金等が不要となり、部品点数が減少し、構造を
簡素化して大幅なコストダウンを図ることができる。
〈考案の効果〉 以上に説明したように、本考案に係る直列片引きサッシ
のガイド装置によると、障子を閉じた際に室内側へ露出
する部材がなく、ガイド装置をサッシ内部に納めること
ができるため、すっきりした外観が得られ、外観意匠を
向上させることができるとともに、平行移動カムを利用
した構造とすることによって、従来のものに比べ部品点
数を減少させ、構造を簡素化しているため、大幅なコス
トダウンを図ることができる等の有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本考案の一実施例を示すもので、 第1図は、要部の平面図、 第2図は、第1図の左側面図、 第3図は、動作状態を説明する平面図、 第4図乃至第8図は、従来のものを示す図で、 第4図は、正面図、 第5図は、第4図の平面図、 第6図(a),(b)は、平行移動カムの構成を示す平
面図(a)とその右側面図(b)、 第7図(a),(b)及び第8図(a),(b)は、そ
れぞれ障子の閉鎖動作を示す正面図(a)とその平面図
(b)である。 尚、図中1はサッシ縦枠、3はサッシ上枠,5は障子上
框,6は障子縦框,20は平行移動カム,21は支持ピン,22は
移動ローラー,23はピン,24はガイド溝,25は外れ止めロ
ーラーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】障子を閉じた際に、ガラス面が同一面にな
    るようにした直列片引きサッシのガイド装置において、 障子の上框に回転自在に取付けられ、外れ止めローラー
    を介してサッシ上枠の溝内に移動可能に嵌合された平行
    移動カムに、サッシ上枠に固定されたピンが嵌合し、カ
    ムの回転時、同ピンを案内する円弧状ガイド溝を設ける
    とともに、障子に前記カムと係合して同カムを回転させ
    る移動ローラーを設けてなることを特徴とする直列片引
    きサッシのガイド装置。
JP12741690U 1990-11-29 1990-11-29 直列片引きサッシのガイド装置 Expired - Lifetime JPH0756474Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0484584U JPH0484584U (ja) 1992-07-22
JPH0756474Y2 true JPH0756474Y2 (ja) 1995-12-25

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ID=31874914

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