JP2537257Y2 - 開口枠 - Google Patents

開口枠

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JP2537257Y2
JP2537257Y2 JP1989112433U JP11243389U JP2537257Y2 JP 2537257 Y2 JP2537257 Y2 JP 2537257Y2 JP 1989112433 U JP1989112433 U JP 1989112433U JP 11243389 U JP11243389 U JP 11243389U JP 2537257 Y2 JP2537257 Y2 JP 2537257Y2
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JP
Japan
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wall
frame
opening frame
opening
main body
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JP1989112433U
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JPH0354490U (ja
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哲朗 中ノ森
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、建物の内壁等に形成した開口部に内装ド
ア等を設置する際に用いる開口枠に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、内壁等に形成した開口部に内装ドア等を設ける
場合に使用する開口枠として、第5図(A),(B)に
示すものがあった。この構造は、戸当り部22が一体に形
成された開口枠本体21を壁の内周面に設け、この開口枠
本体21に壁厚方向に連設されかつ戸当り部22に裏面側に
接触した状態で補助枠23を設けたもので、壁厚の変化に
合わせて補助枠23を壁厚方向に移動させた状態で開口枠
本体21および補助枠23を壁に固定していた。第5図
(A)は壁厚が小さい場合で、補助枠23と開口枠本体21
とは接触した状態で設けてある。また、第5図(B)は
壁厚が大きい場合で、補助枠23を移動させて補助枠23と
開口枠本体21の間に隙間を形成した状態で設けてある。
あるいは、開口枠の他の構造として、第6図および第
7図に示すものがあった。この構造は、戸当り部材26が
固着された開口枠本体24を壁の開口の内周面に固定し、
開口枠本体24の両側面に形成した挿入溝24aに板状部材
を屈曲させて形成した化粧枠25の一側縁を挿入して形成
したものである。この構造において、壁厚が大きい場合
には製造時のものをそのまま使用し(第7図)、壁厚が
小さい場合には、化粧枠25の開口枠本体24に挿入される
部分を切断して短くし、これを開口枠本体24の挿入溝24
aに挿入していた(第6図)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、これらの構造は、いずれの場合においても壁
厚の変化に対応できる範囲が狭く、壁厚の変化が大きい
場合には同じ開口枠を用いることができなかった。
したがって、この考案の目的は、壁厚が大きく異なる
場合にも使用できる開口枠を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の開口枠は、壁の開口の内周面に配置され戸
当り部を有し壁の厚み方向の一方に開口した挿入スペー
スが前記内周面との間に形成され壁の厚み方向の他方を
向いた側面に挿入溝を形成した開口枠本体と、前記挿入
スペースに挿入されて壁の厚み方向に移動自在に設けら
れ移動方向外向きの側面に挿入溝を形成した補助枠と、
この補助枠および前記開口枠本体の各挿入溝に壁の厚み
方向に移動自在に挿入されかつ切断可能な挿入部が一側
縁に形成され他側縁が前記壁の表面に当接した一対の化
粧枠とを備えたものである。
〔作用〕
この考案の構成によれば、補助枠が挿入スペースに挿
入されて開口枠本体に対して壁の厚み方向に移動自在で
あり、かつこの補助枠および開口枠本体の挿入溝に一対
の化粧枠の挿入部がそれぞれ挿入されて補助枠および開
口枠本体に対して壁の厚み方向に移動自在であるので、
全体で3箇所において移動自在となり、開口枠の幅寸法
を広範囲にわたって調整することができる。すなわち、
挿入スペースに挿入される補助枠の移動方向内向きの側
面が開口枠本体に接し、補助枠および開口枠本体の各挿
入溝に挿入される化粧枠の挿入部の挿入深さを深くした
開口枠が設置される壁の厚さを標準寸法とすると、壁厚
が標準寸法より厚い場合には、補助枠を外方に移動させ
ることにより対応できる。また、化粧枠の挿入部の挿入
深さを浅くすることにより、さらに厚い壁に設置するこ
とができる。また、壁厚が標準寸法より薄い場合には、
補助枠の移動方向内向きの側面を開口枠本体に接した状
態で、化粧枠の挿入部を切断して短くすることにより対
応できる。このように、補助枠と化粧枠により開口枠の
幅寸法を調整できるので、壁厚が標準より厚い場合やさ
らに厚い場合、標準寸法より薄い場合等、広範囲にわた
って寸法調整することができる。したがって、壁厚の変
化に対応できる範囲が格段に大きくなり、種々の壁厚の
壁に対して同じ開口枠を使用することができる。
〔実施例〕 この考案の一実施例を第1図ないし第4図にもとづい
て説明する。
第1図において、1は開口枠本体であり、壁11の開口
の内周面に配置される。この開口枠本体1は、戸当り部
2を有し壁11の厚み方向の一方に開口した挿入スペース
12が内周面との間に形成され壁11の厚み方向の他方を向
いた側面に挿入溝1aが形成されている。戸当り部2は開
口枠本体1に対して開口枠内周側に突出した状態で一体
に形成されている。この戸当り部2の一側面にはドア5
が当接する。開口枠本体1の内周面にはドア5に設けた
ラッチ10が係合するラッチ受け9が固着されている。な
お、ドア5の回動中心側に設けた開口枠本体1には、蝶
番6が固定されており、ドア5を支持している。
補助枠3は、挿入スペース12に挿入される。この補助
枠3は、壁厚の変化に対応して壁11の厚み方向に移動さ
せることができ、開口枠本体1との間に隙間を形成する
ことができる。補助枠3の移動方向外向きの側面には挿
入溝3aが形成されており、この挿入溝3aと前記開口枠本
体1の挿入溝1aに一対の化粧枠4,4が取付けられる。
化粧枠4は、複数の板状の部材を接合することにより
略L形に曲げた状態に形成してある。一対の化粧枠4
は、それぞれ開口枠本体1および補助枠3の各挿入溝1
a,3aに壁11の厚み方向に移動自在に挿入されかつ切断可
能な挿入部4aが一側縁に形成され、他側縁が壁11の正面
に当接している。
壁11は、枠材7で枠組を形成し、枠組の両面にそれぞ
れ化粧材8を固着することにより形成してある。
この実施例による開口枠の使用手順を説明する。壁厚
が標準寸法の壁11の場合には、第2図に示すように、補
助枠3はその移動方向内向きの側面が開口枠本体1に密
着した状態で設け、化粧枠4も製造時のものを用い、挿
入部4aを各挿入溝1a,3aに設置して挿入深さを深くした
状態で設置する。壁厚が標準寸法よりも薄い場合には、
第3図に示すように、補助枠3はその移動方向内向きの
側面が開口枠本体1に密着した状態で設けるとともに、
化粧枠4の挿入部4aを切断して短くし、この化粧枠4を
各挿入溝1a,3aに挿入することにより設置する。また、
壁厚が標準寸法よりも大きい場合には、第5図に示すよ
うに、補助枠3の移動方向内向きの側面を開口枠本体1
から離れるように補助枠3を外方に移動させるととも
に、化粧枠4の挿入部4aの各挿入溝1a,3aへの挿入深さ
を浅くした状態で挿入して設置する。
この実施例の構成によれば、補助枠3が挿入スペース
12に挿入されて開口枠本体1に対して壁11の厚み方向に
移動自在であり、かつこの補助枠3および開口枠本体1
の挿入溝3a,1aに一対の化粧枠4,4の挿入部4a,4aがそれ
ぞれ挿入されて補助枠3および開口枠本体1に対して壁
11の厚み方向に移動自在であるので、全体で3箇所にお
いて移動自在となり、開口枠の幅寸法を広範囲にわたっ
て調整することができる。すなわち、壁厚が標準寸法よ
り厚い場合には、第4図に示すように、補助枠3を外方
に移動させることにより対応できる。また、化粧枠4の
挿入部4aの挿入深さを浅くすることにより、さらに厚い
壁に設置することができる。また、壁厚が標準寸法より
薄い場合には、第3図に示すように、補助枠3の移動方
向内向きの側面を開口枠本体1に接した状態で、化粧枠
4の挿入部4aを切断して短くすることにより対応でき
る。このように、補助枠3と化粧枠4により開口枠の幅
寸法を調整できるので、壁厚が標準より厚い場合やさら
に厚い場合、標準寸法より薄い場合等、広範囲にわたっ
て寸法調整することができる。したがって、同じ開口枠
を種々の壁厚の壁11に設置することができ、種々の開口
枠を用意する必要がない。そのため、開口枠の在庫管理
も容易になる。
〔考案の効果〕
この開口枠によれば、補助枠が挿入スペースに挿入さ
れて開口枠本体に対して壁の厚み方向に移動自在であ
り、かつこの補助枠および開口枠本体の挿入溝に一対の
化粧枠の挿入部がそれぞれ挿入されて補助枠および開口
枠本体に対して壁の厚み方向に移動自在であるので、全
体で3箇所において移動自在となり、開口枠の幅寸法を
広範囲にわたって調整することができる。すなわち、挿
入スペースに挿入される補助枠の移動方向内向きの側面
が開口枠本体に接し、補助枠および開口枠本体の各挿入
溝に挿入される化粧枠の挿入部の挿入深さを深くした開
口枠が設置される壁の厚さを標準寸法とすると、壁厚が
標準寸法より厚い場合には、補助枠を外方に移動させる
ことにより対応できる。また、化粧枠の挿入部の挿入深
さを浅くすることにより、さらに厚い壁に設置すること
ができる。また、壁厚が標準寸法より薄い場合には、補
助枠の移動方向内向きの側面を開口枠本体に接した状態
で、化粧枠の挿入部を切断して短くすることにより対応
できる。このように、補助枠と化粧枠により開口枠の幅
寸法を調整できるので、壁厚が標準より厚い場合やさら
に厚い場合、標準寸法より薄い場合等、広範囲にわたっ
て寸法調整することができる。したがって、壁厚の変化
に対応できる範囲が格段に大きくなり、種々の壁厚の壁
に対して同じ開口枠を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の部分断面図、第2図ない
し第4図は壁厚が異なる場合の開口枠の設置状態を示す
部分断面図、第5図ないし第7図は従来例の開口枠の設
置状態を示す部分断面図である。 1……開口枠本体、1a……挿入溝、2……戸当り部、3
……補助枠、3a……挿入溝、4……化粧枠、4a……挿入
部、11……壁、12……挿入スペース

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁の開口の内周面に配置され戸当り部を有
    し壁の厚み方向の一方に開口した挿入スペースが前記内
    周面との間に形成され壁の厚み方向の他方を向いた側面
    に挿入溝を形成した開口枠本体と、前記挿入スペースに
    挿入されて壁の厚み方向に移動自在に設けられ移動方向
    外向きの側面に挿入溝を形成した補助枠と、この補助枠
    および前記開口枠本体の各挿入溝に壁の厚み方向に移動
    自在に挿入されかつ切断可能な挿入部が一側縁に形成さ
    れ他側縁が前記壁の表面に当接した一対の化粧枠とを備
    えた開口枠。
JP1989112433U 1989-09-26 1989-09-26 開口枠 Expired - Lifetime JP2537257Y2 (ja)

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JPH0354490U JPH0354490U (ja) 1991-05-27
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JPS58136578U (ja) * 1982-03-08 1983-09-13 永大産業株式会社 建築材
JPS619484U (ja) * 1984-06-22 1986-01-20 永大産業株式会社 開口枠構造
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