JPS6349484Y2 - - Google Patents

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JPS6349484Y2
JPS6349484Y2 JP1983121305U JP12130583U JPS6349484Y2 JP S6349484 Y2 JPS6349484 Y2 JP S6349484Y2 JP 1983121305 U JP1983121305 U JP 1983121305U JP 12130583 U JP12130583 U JP 12130583U JP S6349484 Y2 JPS6349484 Y2 JP S6349484Y2
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JP
Japan
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frame
door
longitudinal direction
notch
partition wall
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JP1983121305U
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JPS6029887U (ja
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  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は間仕切壁のドア枠に関し、特にパネル
タイプの間仕切壁に取り付けられるドア枠に関す
る。
(従来技術) 間仕切壁に取り付けられるドア枠は、該ドア枠
の取付位置によつて、あるいは該ドア枠に支持さ
れるドアの配置方向や開閉される向きによつて異
なる形状となるため、特にパネルタイプの間仕切
壁のドア枠の場合、多種類のドア枠を前もつて作
つておく必要がある。
例えば、第1図aに示すドア枠10は、左へ折
れ曲がる隅部11を有する間仕切壁12の該隅部
11に取り付けられ、A方向へ向けて開けられる
ドア14を支持する。これに対して、同図bに示
すドア枠16は、右へ折れ曲がる隅部17を有す
る間仕切壁18の該隅部17に取り付けられ、同
じA方向へ向けて開けられるドア14を支持す
る。
(考案が解決しようとする問題点) 前者のドア枠10は、張出し部19を有する枠
体20と、戸当り22とからなるのに対し、後者
のドア枠16は、枠体24と、張出し部25を有
する戸当り26とからなり、枠体20と枠体2
4、戸当り22と戸当り26とは形状が異なつて
いる。この例において、枠体20の張出し部19
と戸当り26の張出し部25とを省略すれば、枠
体20は枠体24と、また戸当り22は戸当り2
6とそれぞれ同じ形状となるが、各張出し部は、
間仕切壁とドア枠との間のすきまをふさぎ、豪華
さを呈するために必要とされていることから、こ
の例においては結局4種類の部品が必要となる。
本考案の目的は、ドア枠の間仕切壁への取付位
置あるいはドア枠に支持されるドアの配置方向な
どに関係なく使用できるドア枠を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係るドア枠は、長手方向へ伸びる当接
端を有する同一厚みの2つの辺からなり、これら
2つの辺が前記長手方向に直交する断面において
L字形を呈するように形成された第1の枠体であ
つて前記2つの辺の前記当接端のうちの少なくと
も一方を前記辺の外側面から切り欠いた前記長手
方向へ伸びる切欠きを有する第1の枠体と、長手
方向へ伸びる2つの当接端を有する、前記枠体の
前記辺と同一厚みの辺からなり、前記長手方向に
直交する断面において長方形を呈するように形成
された第2の枠体であつて前記2つの当接端のう
ちの少なくとも一方を前記辺の外側面から切り欠
いた前記長手方向へ伸びる切欠きを有する第2の
枠体と、少なくとも1つの戸当りとを含み、前記
第1の枠体と前記第2の枠体とのいずれか一方を
組み合せるかまたは両方を組み合せ、互いに当接
される枠体の前記切欠きによつて画定された空間
内に前記戸当りを配置してなる。
(実施例) 第2図に示すドア枠30は第1の枠体32と、
第2の枠体34と、戸当り46とを含み、間仕切
壁36の右の隅部38に取り付けられ、ドア40
を支持する。第1の枠体32と第2の枠体34と
は、一般に木質系の材料により後述するように形
成される。
第1の枠体32は同一厚みTを有する2つの辺
42を備え、各辺42は長手方向へ伸びる当接端
33を有する。2つの辺42は、長手方向に直交
する断面、すなわち水平断面においてL字形を呈
するように形成されている。各辺42の、間仕切
壁36に接する側にある角43からの幅D1,D2
は等しいことが好ましい。このようにすれば、枠
体32の表面に描かれる模様に方向性がない限
り、枠体32は天地を逆に配置することができ、
間仕切壁36の右の隅部38と左の隅部39とに
共通の枠体32を使用できる。
図示の実施例では、第1の枠体32は2つの辺
42のそれぞれの当接端33と、直角部とに、辺
の外側面から切り欠いた長手方向へ伸びる切欠き
44を有する。切欠き44は、2つの辺42の当
接端33のうちの少なくとも一方に設けられる。
この切欠き44は、後述するように、たがいに当
接される枠体の切欠きによつて戸当り46を配置
する空間を画定する一方、枠体32にデザイン上
の美感を付する。しかし、切欠き44の断面形状
は図示のような正方形とする外、4分円のような
丸とすることもできる。
第2の枠体34は、第1の枠体32の辺42と
同じ厚みTの辺からなり、この辺は長手方向に伸
びる2つの当接端35を有する。第2の枠体34
は、長手方向に直交する水平断面において長方形
を呈するように形成されている。
図示の実施例では、第2の枠体34は、2つの
当接端35のそれぞれに、辺の外側面から切り欠
いた長手方向へ伸びる切欠き45を有するが、全
体はほぼ長方形である。この明細書において長方
形とは、切欠きがないものとすれば長方形とな
る、という意味で使用する。そして、第2の枠体
34の辺が第1の枠体32の辺42と同じ厚みで
あるとは、切欠き45がない部分の厚みを基準と
する。この第2の枠体34の幅D3は第1の枠体
32の見付け幅D4と同じである。
戸当り46は長手方向へ伸びるもので、図示の
例では、水平断面が正方形を呈するように形成さ
れている。戸当り46は、第1の枠体32と第2
の枠体34とを当接したとき、それぞれの枠体の
切欠き44,45によつて画定される空間内に配
置され、各枠体から突出する部分がドア40を受
けとめる。各枠体の切欠きの幅は、戸当り46の
幅D5の半分に定められている。戸当り46の各
枠体にはさまれる部分は前記形状の外、各枠体の
切欠きに適合する形状とされる。
第1の枠体32は間仕切壁36の隅部38に、
釘による打付け、ねじ止め、接着などで取り付け
られる。この第1の枠体32の当接端33に、第
2の枠体34の当接端35を突き当て、第2の枠
体34は同様の手段により、間仕切壁36に取り
付けられる。この場合、各枠体の切欠きの部分に
釘を打ち込み、あるいはねじをねじ込み、その後
戸当り46を切欠きによつて画定された空間内に
配置することにより、釘又はねじをかくすことが
できる。戸当り46は各枠体と同様の手段によ
り、ドア40を開ける向きに従つて、枠体32,
34に取り付けられる。第2図に示す実施例で
は、ドア40はC方向に向けて開けられる。
第3図に示すドア枠30は、第2図のドア枠3
0と同じく、それぞれ1個の第1の枠体32と第
2の枠体34との組合せからなるが、配置が異な
る。すなわち、第3図の配置では、直角に折れ曲
がつた間仕切壁50の隅部51に第1の枠体32
が配置され、この左側に第2の枠体34が配置さ
れている。第2の枠体34の、第1の枠体32か
ら遠方となる当接端には切欠きは設けられていな
い。両枠体32,34の切欠きによつて画定され
た空間内に戸当り46が配置され、ドア枠30は
D方向へ向けて開けられるドア40を支持してい
る。
第4図に示すドア枠52は、1個の第1の枠体
32と2個の第2の枠体34との組合せからな
る。第1の枠体32は、直角に折れ曲がつた間仕
切壁50の隅部51に配置され、この第1の枠体
32の両側にそれぞれ第2の枠体34が配置され
ている。第1の枠体32と2つの第2の枠体34
とのそれぞれの切欠きによつて画定された空間内
に戸当り46が配置され、ドア枠52はC方向に
向けて開けられるドア40と、D方向に向けて開
けられるドア40との2つのドアを支持してい
る。この実施例では、一方の戸当りに張出し部4
7が一体に設けられている。
第5図に示すドア枠54は、2個の第1の枠体
32と2個の第2の枠体34との組合せからな
る。2個の第1の枠体32は、間仕切壁36の2
つの隅部38,39にそれぞれ配置され、各枠体
32の当接端に第2の枠体34が突き当てられ、
第2の枠体34は間仕切壁36に沿つて配置され
ている。そして、2個の第1の枠体32の切欠き
によつて画定された空間内と、第1の枠体32と
第2の枠体34との切欠きによつて画定された空
間内とにそれぞれ戸当り46が配置され、ドア枠
54はE方向に向けて開けられるドア40と、D
方向に向けて開けられるドア40と、F方向に向
けて開けられるドア40との3つのドアを支持し
ている。
第6図に示すドア枠56は、2個の第1の枠体
32の組合せからなる。各枠体32は間仕切壁3
6の隅部に配置され、それぞれの切欠きによつて
画定された空間内に、張出し部47付きの戸当り
46が配置されている。このドア枠56は、E方
向に向けて開けられるドア40を支持している。
第7図に示すドア枠58は、2個の第2の枠体
34の組合せからなり、隅部から離れた間仕切壁
36に配置されている。両枠体の切欠きによつて
画定された空間内に戸当り46が配置されてい
る。このドア枠58は、E方向に向けて開けられ
るドア40を支持している。
前記実施例のうち、例えば第3図に示す第2の
枠体34を和室用に仕上げれば、ドア40の内外
で部屋の仕上げが異なる場合にも容易に対応でき
る。
(効果) 本考案によれば、間仕切壁の形態、ドア枠の取
付位置、ドアの配置方向又はドアを開ける向きに
関係なく、第1の枠体と第2の枠体とのいずれか
一方の組合せ又は両枠体の組合せと、戸当りとに
よつてドア枠を構成できるので、多種類の枠体を
作つておく必要がない。そのため、枠体の製造
上、または在庫管理上の煩雑さをなくすことがで
きる。しかも、同一規格の第1の枠体と、これと
は規格の異なる同一規格の第2枠体と、戸当りと
を製造するのみでよいことから、ドア枠の品質の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来のドア枠を示す水平断面
図、第2図ないし第7図は本考案に係るドア枠の
水平断面図である。 30,52,54,56,58:ドア枠、3
2:第1の枠体、34:第2の枠体、33,3
5:当接端、36,50:間仕切壁、40:ド
ア、42:辺、46:戸当り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向へ伸びる当接端を有する同一厚みの2
    つの辺からなり、これら2つの辺が前記長手方向
    に直交する断面においてL字形を呈するように形
    成された第1の枠体であつて前記2つの辺の前記
    当接端のうちの少なくとも一方を前記辺の外側面
    から切り欠いた前記長手方向へ伸びる切欠きを有
    する第1の枠体と、長手方向へ伸びる2つの当接
    端を有する前記枠体の前記辺と同一厚みの辺から
    なり、前記長手方向に直交する断面において長方
    形を呈するように形成された第2の枠体であつて
    前記2つの当接端のうちの少なくとも一方を前記
    辺の外側面から切り欠いた前記長手方向へ伸びる
    切欠きを有する第2の枠体と、少なくとも1つの
    戸当りとを含み、前記第1の枠体と前記第2の枠
    体とのいずれか一方を組み合せるかまたは両方を
    組み合せ、互いに当接される枠体の前記切欠きに
    よつて画定された空間内に前記戸当りを配置し
    た、間仕切壁のドア枠。
JP12130583U 1983-08-05 1983-08-05 間仕切壁のドア枠 Granted JPS6029887U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12130583U JPS6029887U (ja) 1983-08-05 1983-08-05 間仕切壁のドア枠

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JP12130583U JPS6029887U (ja) 1983-08-05 1983-08-05 間仕切壁のドア枠

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Publication Number Publication Date
JPS6029887U JPS6029887U (ja) 1985-02-28
JPS6349484Y2 true JPS6349484Y2 (ja) 1988-12-20

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ID=30277692

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JP (1) JPS6029887U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716586B2 (ja) * 1976-05-07 1982-04-06
JPS5829263U (ja) * 1981-08-20 1983-02-25 東レ株式会社 水生植物育成装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS614625Y2 (ja) * 1980-06-25 1986-02-13

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JPS5716586B2 (ja) * 1976-05-07 1982-04-06
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JPS6029887U (ja) 1985-02-28

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