JPS6223113Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6223113Y2
JPS6223113Y2 JP1982025123U JP2512382U JPS6223113Y2 JP S6223113 Y2 JPS6223113 Y2 JP S6223113Y2 JP 1982025123 U JP1982025123 U JP 1982025123U JP 2512382 U JP2512382 U JP 2512382U JP S6223113 Y2 JPS6223113 Y2 JP S6223113Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall member
plate
shaped
shape
plate end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982025123U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58129676U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2512382U priority Critical patent/JPS58129676U/ja
Publication of JPS58129676U publication Critical patent/JPS58129676U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6223113Y2 publication Critical patent/JPS6223113Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の技術分野 本考案は2重構造の壁面部材における筐体構造
に係り、さらにはねじ、溶接によることなく板の
継目を一致させ組立て得ることに関する。
(2) 技術の背景 電気・通信装置等においては強度・意匠上等か
ら比較的薄い板を折り曲げ2重構造として見掛け
上の厚さを大きくすることが通常行なわれる。
(3) 従来技術と問題点 このような筐体構造の従来例は板端を断面ほぼ
コ形に折り曲げ、板端部に別の2重となるべき板
をねじ止めするとか溶接により一体化するような
構成があるが、前者は化粧ねじを用いたり沈頭例
えば皿頭ねじ等によるにしても外観上決して好ま
しいものではなく、加工・組立てに時間を要し不
具合である。後者は溶接時の歪除去や仕上げに同
様時間を要するほか袋状となる内部の処理、例え
ば塗装が行なえないといつた欠点がある。
(4) 考案の目的 本考案は上記従来の問題点に鑑み、外観並びに
加工・組立て性の良好な壁面体の筐体構造の提供
を目的とする。
(5) 考案の構成 上記目的は本考案によれば以下の構成によつて
達成される。即ち、板端部がほぼコ形に折曲され
てなる第一の壁部材と、該第一の壁部材のコ形状
内部幅とほぼ等しい厚みを有し、該第一の壁部材
のコ形状内部に挿入される間隔部材を具えて該第
一の壁部材の一方の板端部に板端部が当接して外
面がほぼ一致する第二の壁部材とを組合せるよう
にしてなる。
(6) 考案の実施例 本考案の実施例につき以下図面を参照して以下
具体的に説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る電子装置等の
操作卓の外観斜視図を一部断面に示し、第2図に
その要部のみの分解斜視図を示す。第1図におい
て操作テーブル1の向う側が本体2となつてお
り、操作テーブル1部分には図示しない操作器ノ
ブ等が配置され、本体部2には処理装置、表示
部、補助操作部が設けられる。操作テーブル1部
分を含む本体2の両側は側面板3で構成され、そ
の外形は操作卓、テーブル部分に沿つて合理的な
形状にされるとともに外面は平滑に一体面であ
る。
側面板3は第2図に示したように手前側3a、
下方側3bがほぼコ形に折曲されており、その隅
部は溶接等で一体に接合され平滑に仕上げられて
いる。側面板3は図示しないが全周が此のように
コ形に形成され全体として強度をもたせるととも
に端部から見て厚みが大きく体裁が良いように形
作られ左右両側一対である。
上記側面板3は端部のみはコ形であるけれども
コ形であるため、内側となる面は縁枠状で中央部
は凹部である。ここでコ形の空間凹部幅に丁度嵌
り込む高さ、即ち幅にほぼ等しいような間隔部材
4aを板をL形に折曲して枠形に形成し、この間
隔部材4aをその3方向に突出する形で内側板4
がその一面に載置されるよう一体化され、用意さ
れる。一体化は点溶接、かしめ等で行なわれ、側
面板3内側板4は何れもそれぞれに塗装等による
所定の表面処理が行われる。なお内側板4は残る
一辺側はZ形に折曲され取付部4bとしてねじ用
孔が設けられている。
内側板4は図の矢印方向に沿つて側面板3のコ
形部分の内側に間隔部材4aの突出部が嵌め込ま
れ、コ形部の板端と内側板4の板端とが当接す
る。コ形の板端内面は間隔部材4aの面に一致す
ることから側面板3と同じ或いはほぼ同じ厚さの
内面板4との外面は平坦となり当接線が見えるの
みで美麗である。
第3図は第2図における上記状態のさらに拡張
した要部斜視図で、操作テーブル1を透視して示
した。内側板4の取付部4bは側面板3の凹部に
固設されたZ形の取付金具3cにねじ止め固定さ
れる。
第4図は第3図の斜め下方から内側を見上げた
状態で、内面板4の直交する2辺は側面板3のコ
形部3a,3bと当接しており、他の対応する2
辺側は操作テーブルの下面1aと本体2の端部側
面に入り込んで接しているために何ら端部は見え
ず、形成される隅角部分のみである。なお5は本
体2の下部前面板であり、必要に応じて隠し形の
蝶番で開閉可能な扉であつてもよい。
以上のようであるから側面板を2重構成として
もその継目には、ねじ止めや溶接を用いたり、重
ね合せることもなく平滑面が得られるので真に体
裁良く組立て、加工性が良い。
(7) 考案の効果 本考案は以上のように、板端部がほぼコ形に折
曲されてなる第一の壁部材に、その間に挿圧入さ
れる間隔部材に載置された形の第二の壁部材の両
板端が当接されるように構成されるから、これら
の結合に何らの直接的な締結手段を要せず、従つ
て筐体構造が板材の組合せであるのに拘らず重厚
で、しかも外観性に優れる実用性の大きいことで
ある。
なお、本考案は各部の或いは操作卓以外の壁面
構成例えばテーブル面を壁面としたり、天井、仕
切り、扉、床面等各部を壁面とした構成固所に適
用し得るもので、実施例の形状に限ることはな
い。
コ形部も曲面構成や多角形等であつてもほぼコ
形であればよいことである。
【図面の簡単な説明】
図は何れも本考案にかかる筐体構造の一実施例
で、第1図は操作卓の外観斜視図で一部断面を示
す、第2図は要部斜視図を分解状態で示し、第3
図は第2図の組立て状態、第4図はその斜め下方
から見上げた図である。 図において1は操作テーブル、2は本体、3は
側面板、4は内面板、5は前面板を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板端部がほぼコ形に折曲されてなる第一の壁部
    材と、該第一の壁部材のコ形状内部幅とほぼ等し
    い厚みを有し、該第一の壁部材のコ形状内部に挿
    入される間隔部材を具えて該第一の壁部材の一方
    の板端部に板端部が当接して外面がほぼ一致する
    第二の壁部材とを組合せるようにしてなることを
    特徴とする筐体構造。
JP2512382U 1982-02-24 1982-02-24 筐体構造 Granted JPS58129676U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2512382U JPS58129676U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 筐体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2512382U JPS58129676U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 筐体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58129676U JPS58129676U (ja) 1983-09-02
JPS6223113Y2 true JPS6223113Y2 (ja) 1987-06-12

Family

ID=30037096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2512382U Granted JPS58129676U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 筐体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58129676U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55111381U (ja) * 1979-01-26 1980-08-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58129676U (ja) 1983-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002295419A (ja) 柱部材の連結具と連結構造
JPS6223113Y2 (ja)
JPH0249353Y2 (ja)
JPH05302475A (ja) ドア構造
JPS6336101Y2 (ja)
JPS5844387U (ja) 建築用のパネル
JP3196910B2 (ja) ガラス扉及びガラス扉付き家具
JPS6215435Y2 (ja)
JP3659794B2 (ja) 建物の開口部内枠材の組立構造
JPH0317164Y2 (ja)
JP2579094Y2 (ja) 建築用出隅部材
JPH042319Y2 (ja)
JP3705167B2 (ja) 出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造
JPH0130544Y2 (ja)
JPS6038148Y2 (ja) 冷蔵庫筐体
JPH0713551Y2 (ja) ミラーキャビネット
JPS5854496Y2 (ja) 屋根
JP3131338B2 (ja) カウンターの設置構造
JPH094206A (ja) 窓枠付き収納ユニット
JPH09170810A (ja) コーナー部に空調機を設置する方法及び空調機設置具
JPS6120469Y2 (ja)
JPS6212061Y2 (ja)
JPS6021536Y2 (ja) 家具の天板取付構造
JPS6022161Y2 (ja) 窓を有する壁
JP2798911B2 (ja) 手摺の取付方法