JPH094206A - 窓枠付き収納ユニット - Google Patents

窓枠付き収納ユニット

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JPH094206A
JPH094206A JP17656895A JP17656895A JPH094206A JP H094206 A JPH094206 A JP H094206A JP 17656895 A JP17656895 A JP 17656895A JP 17656895 A JP17656895 A JP 17656895A JP H094206 A JPH094206 A JP H094206A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 箱体自体の強度及び窓枠と箱体との連結強
度、及び窓枠と壁との連結強度が向上され、さらに、規
格の窓枠の使用が可能な窓枠付き収納ユニットを提供す
る。 【構成】 矩形に枠組みされた箱体1に仕切り板15を
設けて、窓空間16aと収納空間16bを形成し、箱体
の背面に枠受け材3を設けて、窓枠2の内周側取付縁2
1a,22a,23a,24aを箱体の窓空間の背面側
端部に、窓枠の外周側取付縁21b,22b,23b,
24bのうち、下枠の外周側取付縁を前記枠受け材に固
定し、箱体の収納空間の背面に遮蔽材4を取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁内に取付けられる窓
枠付き収納ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】室内スペースを狭くすることなく、物品
の収納スペースを確保し、しかも、採光もできるように
するため、壁内に取付けられる窓枠付き収納装置が、最
近種々提案されている。
【0003】従来例1は、矩形に枠組みされた窓枠取付
用箱体の背面側に窓枠を取付け、その窓枠取付用箱体の
下側又は上側に収納用箱体を一体的に取付けて、これら
を壁に設けた開口に嵌合し、窓枠及び収納用箱体をそれ
ぞれ壁に固定するようにしたものである。
【0004】従来例2は、上下の横板と左右の縦板とを
矩形に枠組みして、前後方向に開放する空間を有する箱
体を形成し、その空間を中間に設けた仕切り板で二分
し、一方の空間を窓空間、他方の空間を収納空間とし、
窓空間の背面側に窓枠を取付けるとともに、収納空間の
背面に遮蔽板を設けたものである。
【0005】従来例3は、特開平7−11841号公報
に提案されているものであり、窓枠の上下又は上方と下
方のいずれかに収納箱体を一体的に取付け、これを壁に
形成された開口に嵌合して、固定するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例1は、窓枠取付用箱体のほかに収納用箱体を形成し
て結合するので、収納空間と窓空間の構成に手間がかか
り、また、窓枠取付用箱体に連結される窓枠は、連結強
度を確保する目的で、窓枠取付用箱体に連結する構造と
収納用箱体に連結する構造が異なるため、規格の窓枠を
用いることができず、専用の窓枠を用いる必要があるの
で、窓枠付き収納装置がコストアップになるという問題
がある。
【0007】また、上記従来例2は、窓枠の箱体に対す
る連結強度を大きくするために、窓枠の縦枠を窓空間の
下端部よりも下方の収納箱体の下端部まで延長し、窓枠
の下枠を窓台に固定している。従って、この場合も、専
用の窓枠を用いる必要があるので、上記従来例1と同様
の問題を有する。さらに、従来例3は、窓枠の上下又
は、上方と下方のいずれかに収納箱体を取付けた構造で
あるため、窓枠と収納箱体との連結強度、及び、収納箱
体又は窓枠と壁の構造体との結合強度に関して、配慮が
不十分であるばかりでなく、収納箱体の背面は、単に板
により遮蔽されているのみで、屋外側に露出されるた
め、強度及び防犯の面、並びに断熱性の面で問題があっ
た。
【0008】本発明は、上記の背景の元になされたもの
であり、その目的は、箱体自体の強度及び窓枠と箱体と
の連結強度、及び窓枠と壁との連結強度が向上され、さ
らに、規格の窓枠の使用が可能な窓枠付き収納ユニット
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決する手段】上記の目的を達成するため、本
発明に係る窓枠付き収納ユニットは、上下の横板と左右
の縦板とを矩形に枠組みして、前後方向に開放する空間
を有する箱体を形成し、その箱体の互いに平行な板の間
に仕切り板を取付けて前記空間を二分して、一方の空間
を窓空間、他方の空間を収納空間とし、前記箱体の背面
側において前記仕切り板の至近にその仕切り板と平行に
伸びる枠受け材を設け、前記窓空間の背面側に窓枠を取
付け、その際に窓枠の屋内側端部に設けてある内周側取
付縁を窓空間に嵌合して、その内周面に固定するととも
に、前記窓枠の外周面に設けてある外周側取付縁のう
ち、一つの枠の外周側取付縁を前記枠受け材に固定した
ことを特徴としている。
【0010】前記枠受け材の両端部は、これを前記仕切
り板の両端部側の板の背面に固定することが望ましい。
【0011】前記収納空間の背面側には、遮蔽材を取付
けることが好ましい。また、前記遮蔽材は、断熱性を有
することが望ましい。
【0012】前記遮蔽材の厚みは、最大でも、枠受け材
の背面から突出しない程度に設定されていることが好ま
しい。
【0013】
【作用】箱体の背面側に、枠受け材が固着されるので、
箱体自体の強度が増大される。また、箱体の窓空間の背
面側の内周に、窓枠の屋内側端部に設けてある内周側取
付縁を窓空間に嵌合して、その内周面に固定するから、
箱体の強度がさらに増強されるとともに、窓枠と箱体と
の連結強度が確保される。窓枠の内周側取付縁を箱体の
窓空間を形成する各板に固定し、窓枠の外周側取付縁の
うち、一つの枠の外周側取付縁を枠受け材に固定するか
ら、規格の窓枠を通常通りの要領で箱体に強固に連結す
ることができる。
【0014】枠受け材の両端部を箱体の仕切り板の両端
部側の板の背面に固定した場合は、窓枠と箱体との連結
強度がさらに大きくなる。
【0015】収納空間の背面側に遮蔽材を取付けた場合
は、収納空間の内観が向上し、収納空間の背面側の断熱
性が向上する。また、断熱性を有する遮蔽材を取付けた
場合は、収納空間の内壁面の結露が防止される。
【0016】遮蔽材の厚みを、最大でも、枠受け材の背
面から突出しない程度に設定した場合は、窓枠付き収納
ユニットを壁内に取付けた後、収納空間の背面から枠受
け材にかけて外壁の下地材取付を延長施工し、収納空間
の背面も外壁の他の部分と同様に外壁仕上げ施工をする
ことができる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本実施例に係る窓枠付き収納ユニットが
壁面に取付けられた状態の正面図であり、図2は、同窓
枠付き収納ユニットの背面側から見た分解斜視図であ
り、図3は、窓空間と収納空間の各種の位置関係を示す
説明図であり、図4は図1のA−A線断面図であり、図
5は、図1のB−B線断面図であり、図6は、図1のC
−C線断面図である。
【0018】本実施例に係る窓枠付き収納ユニットは、
図2に示すように、概略的には、箱体1と、窓枠2と、
枠受け材3と、遮蔽材4とからなる。
【0019】箱体1は、いずれも同一幅を有する上下の
横板11,12と、左右の縦板13,14とを矩形に枠
組みして構成され、前後方向に開放された空間を有す
る。好ましくは、箱体の強度を大きくするため、各板1
1〜14は、肉厚が比較的大きい無垢の板材又は合板で
形成されている。
【0020】そして、箱体1の互いに平行な一対の板の
間に仕切り板15を取付けて箱体の前記空間を二分し
て、一方の空間を窓空間16a、他方の空間を収納空間
16bとされている。この場合、窓空間16aと収納空
間16bの配置関係は、仕切り板15の向き及び設置位
置により、図3に例示するように、(a)〜(d)の4
種類が可能である。(a)(b)は、仕切り板15を水
平状態で、左右の縦板13,14の間に取付ける場合の
例であり、(a)は仕切り板を下側に設置することによ
り、上部に窓空間16aを、下部に収納空間16bを設
けた例、(b)は、逆に、仕切り板15を上側に設置す
ることにより、上部に収納空間16bを、下部に窓空間
16aを設けた例であり、(c)(d)は、仕切り板1
5を垂直状態で、上下の横板11,12の間に取付ける
場合の例であり、(c)は仕切り板15を右側に設置す
ることにより、左側に窓空間16aを、右側に収納空間
16bを設けた例、(d)は仕切り板15を左側に設置
することにより、右側に窓空間16aを、左側に収納空
間16bを設けた例である。以下に、(a)の例に該当
する本実施例を詳細に説明する。
【0021】箱体1の背面側には、仕切り板15の至
近、さらに正確には、仕切り板15よりも収納空間16
b側にわずかに寄った位置に、仕切り板15と平行に伸
びる枠受け材3が取付けられ、その枠受け材の両端部が
仕切り板15の両端部を固定している縦板13,14
に、一例として、ねじにより固着されている。
【0022】これにより、一つには、左右の縦板13,
14がその中間部において、比較的太い枠受け材3によ
り連結されているので、箱体自体の強度が大幅に増大さ
れている。また、仕切り板15の背面側端部上面と枠受
け材3の上面及び背面とによって、後述される窓枠2の
下枠22を固定するための段状に連続する取付け面が形
成されている。
【0023】窓空間16aを形成する上下の横板11,
12及び左右の縦板13,14の背面は、共通の平面上
に存在しており、窓枠2の屋内側部分の取付面を構成し
ている。すなわち、本発明における箱体に取付けられる
窓枠2は規格品であって、上下枠21,22及び左右縦
枠23,24の屋内側端部に、窓枠2により形成される
開口面に対して直角な面に沿って屋内方向に延出して、
矩形に連続する内周側取付縁21a,22a,23a,
24aを有し、また、上下枠21,22及び左右縦枠2
3,24の外周面の中間部において前記窓枠2により形
成される開口面と平行な面に沿って外方向に延出して、
矩形に連続する外周側取付縁21b,22b,23b,
24bを有している。
【0024】従って、箱体1の窓空間16aは、その内
周面の形状が、この箱体1に取付けられる窓枠2の内周
側取付縁21a,22a,23a,24aの外周面の形
状と合致するように設定されている。
【0025】こうして、上記内周側取付縁21a,22
a,23a,24aと外周側取付縁21b,22b,2
3b,24bを有する規格の窓枠は、内周側取付縁21
a,22a,23a,24aを箱体1の背面側から窓空
間16a内に嵌合し、各内周側取付縁21a,22a,
23a,24aからねじS1を上横板11、仕切り板1
5及び左右の縦板13,14にねじ込んで固定される。
【0026】また、窓枠2の下枠22については、その
下枠に形成されている係止縁22cを枠受け材3の上面
に係止させ、外周側取付縁22bを枠受け材3の背面に
当接して、その外周側取付縁22bからねじS2をねじ
込むことにより固定されている。すなわち、窓枠の下枠
22は、内周側取付縁22aと外周側取付縁22bとの
内外2か所でねじS1,S2をねじ込むことにより、規
格製品である窓枠を、通常の建物開口部の窓台に取付け
る場合と同様の要領で、箱体1に堅牢に取付けることが
できる。
【0027】箱体1に窓枠2を取付けた状態、すなわ
ち、収納ユニットを外壁Wに取付ける前の状態では、窓
枠の上枠21及び左右縦枠23,24の外周側取付縁2
1b,23b,24bは、それぞれ箱体の上横板11及
び左右の縦板13,14の背面側端部からさらに背面方
向に隔てた位置で、上横板11及び左右の縦板13,1
4よりも外側まで延在している。
【0028】これにより、この窓枠付き収納ユニットを
壁Wに取付ける際は、その壁に形成してある開口枠5の
中に、この窓枠付き収納ユニットを嵌合した時に、前記
上枠21及び左右縦枠23,24の外周側取付縁21
b,23b,24bが開口枠5の上枠51及び左右の縦
枠53,54の屋外側面に当接され、各外周側取付縁2
1b,23b,24bからねじS2をねじ込み、又は釘
を打ち込むことにより、窓枠2を開口枠5にも、すなわ
ち、壁Wの構造体にも堅固に連結することができる。
【0029】他方、箱体1の収納空間16bの背面側に
は、その収納空間を遮蔽する遮蔽材4が取付けられてい
る。遮蔽材4は、収納空間16bの背面を内装する内装
板41と、その内装板の背面に取付けられた断熱材42
とからなっている。遮蔽材4の箱体背面に対する取付例
として、内装板41に着色されたプラスチック板又はベ
ニヤ板を用い、その内装板の背面に発泡材などで構成さ
れた断熱材42を接着などして構成され、内装板41の
外周縁を、箱体の仕切り板15の下面と、縦板の内面
と、箱体の下横板の上面とにそれぞれ形成された溝に嵌
合して保持されている。前記遮蔽材4の厚みは、最大で
も、その背面が、枠受け材3の背面から屋外側に突出し
ない程度に設定されている。
【0030】そして、枠受け材3の背面は、内周側取付
縁22aを仕切り板15に固定された窓枠の外周側取付
縁22bを固定することができる位置まで張り出されて
いるので、この窓枠付き収納ユニットを壁内に取付けた
状態で、遮蔽材4の背面側から枠受け材3の背面にかけ
て外壁Wの下地材71を左右の縦枠53,54と枠受け
材3に固定し、その下地材71の屋外側に外装材72に
より仕上げを行うことができる。このような下地材取付
け及び外装仕上げの要領は、外壁に設けた開口枠に通常
の窓枠を取付け、外壁施工を行う場合と全く同一であ
る。
【0031】従って、窓枠付き収納ユニットを取付ける
場合も、収納空間の背面における外壁施工(下地材固定
作業と外装仕上作業)を他の部分と同様に行うことがで
き、とくに面倒な施工を必要としない利点がある。ま
た、採光に供されない収納空間の背面は、従来の窓枠付
き収納装置と異なって、外壁が収納空間の背面まで一連
に延長された部分で遮蔽されるため、窓枠付き収納ユニ
ットの屋外側からの外観が遮蔽材4の露出により損なわ
れることがない。また、下地材の取付強度が確保される
ので、収納空間の背面側を容易にこじあけて不法に侵入
することを防止することができる。さらに、断熱性を有
する遮蔽材4の背面側にさらに外壁施工がされるので、
収納部の断熱性が大幅に向上されるから、窓枠付き収納
ユニットが、例えば、湿度が高い浴室に隣接した更衣室
や洗面所や台所等に設置される場合にも、収納空間の内
壁面に結露することが有効に防止される。
【0032】好ましくは、収納空間16bの前面には、
収納空間を開閉する引き違い戸6が装着されている。引
き違い戸6を装着する場合は、図4に示すように、仕切
り板15の前端部下面と、下横板12の前端部上面にレ
ール溝を有するレール部材61が嵌着され、又はレール
溝が形成される。62は、各戸の外面に取付けられた取
っ手である。引き戸タイプは、開閉に空間を取らない利
点を有する。しかし、勿論、引き違い戸に代えて、開き
戸を取付けても良い。63は、希望により取付けられた
棚板である。
【0033】図示の実施例は、窓枠2の中に、多数個の
透明ガラス板81を平行状態で回転自在に取付け、回転
ハンドル82及び伝動機構83を介して各ガラス板を開
閉させるように構成した既知のルーバーサッシを箱体1
の窓枠取付部に取付けたものである。しかし、窓枠2に
は、希望により、従来型の引き違い戸、開き戸、内倒し
戸、滑り出し戸などを装着しても良いし、あるいは、透
光性ガラス板を嵌め殺し式に装着しても良い。
【0034】上記は、図3(a)で示された形態の実施
例である。同図(b)で示される形態の場合は、図4に
おける仕切り板15及び下横板12がそれぞれ図3
(b)の上横板11及び仕切り板15として用いられ、
図4における上横板11が天地反転した状態で図3
(b)の下横板12として用いられる。図3(c)
(d)のように、窓空間16aと収納空間16bを横に
並設する場合は、収納空間に面している仕切り板15又
は縦板13もしくは14の前端部に片開き戸が枢着され
ることとなる。また、このような縦型の収納空間には、
通常、一枚又は複数枚の棚板が取付けられる。そして、
仕切り板15の背面の至近に枠受け材が取付けられ、そ
の枠受け材には、窓空間16aの背面に取付けられる窓
枠の縦枠の外周側取付縁が固定されることとなる。
【0035】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、箱体の
空間を仕切り板により二分し、一方の空間を窓空間とし
て、その背面側に窓枠を取付け、他方の空間を収納空間
として、その背面側に遮蔽材を取付けて窓枠と箱体を一
体化し、これを壁内に取付けるようにしたから、取付け
施工が簡単であり、壁厚を有効に利用して収納空間を確
保することができるとともに、窓から採光又は採光と通
風を行うことができる。そして、箱体は壁厚で形成され
る開口内に収容されるので、壁面から突出せず、又は突
出量が少ないので、屋内側から見た場合に、スッキリし
た美しい外観が得られる。
【0036】そして、箱体の仕切り板の至近において枠
受け材が設けられ、その枠受け材の両端部が仕切り板の
両端部側の板に固定されているので、箱体自体の強度が
増大されて堅牢である。また、枠受け材を設け、窓空間
を形成する板の背面側端部に窓枠の内周側取付縁を固定
し、一つの枠の外周側取付縁を枠受け材に固定するよう
にしたので、第一に、窓枠の箱体に対する取付けを容易
に行うことができ、第二に、窓枠の箱体に対する連結強
度が向上し、第三に、規格の窓枠を用いることができ、
従って、同一グループ内の各種の窓枠の使用が可能であ
る。
【0037】さらに、箱体の仕切り板の至近に枠受け材
を設けるとともに、最大でも、枠受け材の背面から突出
しない程度に厚みが設定された遮閉材を設けた場合は、
外壁下地材を収納空間の背面まで容易に、かつ、堅固に
延長施工することができる。従って、窓枠付き収納ユニ
ットの外観が優れ、収納空間の背面側の断熱性がさらに
向上し、防犯性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る窓枠付き収納ユニットが壁面に
取付けられた状態の正面図である。
【図2】同窓枠付き収納ユニットの背面側から見た分解
斜視図である。
【図3】窓空間と収納空間の各種の位置関係を示す説明
図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図1のB−B線断面図である。
【図6】図1のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 箱体 11,12 上下の横板 13,14 左右の縦板 15 仕切り板 16a 窓空間 16b 収納空間 2 窓枠 21a,22a,23a,24a 内周側取付縁 21b,22b,23b,24b 外周側取付縁 3 枠受け材 4 遮蔽材 41 内装板 42 断熱材 5 開口枠 W 外壁 71 下地材 72 外装材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下の横板と左右の縦板とを矩形に枠組み
    して、前後方向に開放する空間を有する箱体を形成し、
    その箱体の互いに平行な一対の板の間に仕切り板を取付
    けて前記空間を二分して、一方の空間を窓空間、他方の
    空間を収納空間とし、前記箱体の背面において前記仕切
    り板の至近にその仕切り板と平行に伸びる枠受け材を設
    け、前記窓空間の背面側に窓枠を取付け、その際に窓枠
    の屋内側端部に設けてある内周側取付縁を前記窓空間に
    嵌合して、その内周面に固定するとともに、前記窓枠の
    外周面に設けてある外周側取付縁のうち、一つの枠の外
    周側取付縁を前記枠受け材に固定したことを特徴とする
    窓枠付き収納ユニット。
  2. 【請求項2】請求項1記載の窓枠付き収納ユニットにお
    いて、前記枠受け材の両端部を前記箱体の前記仕切り板
    の両端部側の板の背面に固定したことを特徴とする窓枠
    付き収納ユニット。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の窓枠付き収納ユニッ
    トにおいて、前記収納空間の背面側に遮蔽材を取付けた
    ことを特徴とする窓枠付き収納ユニット。
  4. 【請求項4】請求項3記載の窓枠付き収納ユニットにお
    いて、遮蔽材は、断熱性を有することを特徴とする窓枠
    付き収納ユニット。
  5. 【請求項5】請求項3又は4記載の窓枠付き収納ユニッ
    トにおいて、遮蔽材の厚みは、最大でも、枠受け材の背
    面から突出しない程度に設定されていることを特徴とす
    る窓枠付き収納ユニット。
JP07176568A 1995-06-20 1995-06-20 窓枠付き収納ユニット Expired - Lifetime JP3076223B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000129792A (ja) * 1998-10-22 2000-05-09 Sekisui Chem Co Ltd 建 物
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