JP3705167B2 - 出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造 - Google Patents

出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この出願の発明は、出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、キッチン出窓の出隅部においてキッチンボードの端面を容易に納めることのできる、出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、キッチン壁の表面材として、キッチンボードと称する不燃性、耐熱性、耐洗剤性、耐汚染性、耐傷性といった優れた性能を有する化粧ボードが提供されている。
【0003】
たとえば図7(a)に例示したように、このキッチンボード(1)をキッチン壁の一部に設けられた出窓(3)に採用する場合では、出窓(3)周りの壁面(2)とともに出窓(3)の左右両側面(4)および天面(5)に、切断加工されたキッチンボード(1)が配設される。
【0004】
このとき、出窓(3)周りの壁面(2)のキッチンボード(1)と出窓(3)の側面(4)のキッチンボード(1)とが付き合わされる出窓(3)の出隅部においては、キッチンボード(1)の端面間に縦ジョイナー(ア)を配設して、キッチンボード(1)の端部を納めることがしばしば行われている。なお出窓(3)の下面には出窓カウンター(6)が設けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のとおりの出窓出隅部におけるキッチンボード(1)の納め構造にあっては、従来の縦ジョイナー(ア)を用いた場合、図7(b)に拡大例示したように縦ジョイナー(ア)とキッチンボード(1)端面との間の目地部分をシリコン(イ)等でコーキングする作業を必要としているため、現場での施工性が好ましいものでなく、また一旦施工するとリフォーム時などにキッチンボード(1)を容易には取り外せないといった問題があった。
【0006】
この出願の発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、従来技術の問題点を解消し、キッチン出窓の出隅部におけるキッチンボードの納めを、コーキングを行うことなく、良好な施工性で実現することのできる、新しい出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決する手段】
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、キッチン出窓周りの壁面に配設された壁面キッチンボードとキッチン出窓の側面に配設された側面キッチンボードとが付き合わされる出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造であって、出窓出隅部において壁面キッチンボードの端面および側面キッチンボードの端面を第1縦ジョイナーおよび第2縦ジョイナーにより隠蔽して納めるようになっており、第1縦ジョイナーは、少なくとも壁面キッチンボードの高さ分の長さを有する固定平板部と、固定平板部の一方の側端から立ち上げた断面略T字状の押え片部とを有し、固定平板部が壁下地材にネジ固定されるとともに固定平板部と押え片部との間で壁面キッチンボードの端面を挟持して隠蔽し、第2縦ジョイナーは、少なくとも側面キッチンボードの高さ分の長さを有する固定平板部と、固定平板部の一方の側端から立ち上げた断面略L字状の押え片部と、固定平板部の他方の側端に設けられた中空柱部とを有し、固定平板部が壁下地材にネジ固定されるとともに押え片部が側面キッチンボードの端面を壁下地材に押え付けて隠蔽し、且つ中空柱部が第1縦ジョイナーの押え片部と突き合わされて出窓出隅部に位置することを特徴とする出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造を提供する。
【0008】
また、この出願の発明は、第2には、上記第2縦ジョイナーにおいて固定平板部を間にしてその両側端に位置する押え片部および中空柱部により形成される凹部にカバー体が装着可能とされていることを特徴とする出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
この出願の発明は、上記のとおりの特徴を有するものであるが、以下に図面に沿ってその実施の形態についてさらに詳しく説明する。
【0010】
図1および図2は、各々、この出願の発明の出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造の一実施形態を例示した断面図および拡大斜視図である。たとえばこれら図1および図2に例示したように、この出願の発明では、出窓(3)周りの壁面(2)に配設されたキッチンボード(1)と出窓(3)の側面(4)に配設されたキッチンボード(1)とが付き合わされる出窓(3)の出隅部において、壁面(2)のキッチンボード(1)端面および側面(4)のキッチンボード(1)端面を第1縦ジョイナー(7)および第2縦ジョイナー(8)により隠蔽して納めている。
【0011】
第1縦ジョイナー(7)は、図3にも例示したように、少なくとも壁面(2)に配設されたキッチンボード(1)の高さ分の長さを有する固定平板部(71)と、固定平板部(71)の一方の側端、つまり出窓(3)の出隅部に向かう側端から立ち上げた垂直片(721)および垂直片(721)の先端に設けた水平片(722)からなる断面略T字状の押え片部(72)とを有している。
【0012】
そして、壁下地材(10)に対して固定平板部(71)をネジ(11)固定することで押え片部(72)が出隅部に位置するように第1縦ジョイナー(7)自体を取り付け、その固定平板部(71)と押え片部(72)との間にキッチンボード(1)の端面を挟持させて隠蔽するようにしている。第2縦ジョイナー(8)は、図4にも例示したように、少なくとも出窓(3)の側面(4)に配設されたキッチンボード(1)の高さ分の長さを有する固定平板部(81)と、固定平板部(81)の一方の側端、つまり出窓(3)の出隅部とは反対方向に向かう側端から立ち上げた垂直片(821)および垂直片(821)の先端に設けた水平片(822)からなる断面略L字状の押え片部(82)と、固定平板部(81)の他方の側端、つまり出窓(3)の出隅部に向かう側端に設けられた断面略三角形状の中空柱部(83)とを有している。そして、壁下地材(10)に対して固定平板部(81)をネジ(11)固定することで第2縦ジョイナー(8)自体を取り付け、その押え片部(82)と壁下地材(10)との間にキッチンボード(1)の端面を挟持させて隠蔽するようにしている。このとき、中空柱部(83)は、出窓(3)の出隅部において第1縦ジョイナー(7)の押え片部(72)と突き合わされるようになる。その突合せ部分における中空柱部(83)の端部には凹み(831)が形成されており、その凹み(831)に押え片部(72)の水平片(722)の一端が嵌め合わされている。
【0013】
以上の納め構造によって、前述の図7に示した従来の納め構造のようなシリコン(イ)等のコーキングは不要とされ、容易に出隅部におけるキッチンボード(1)の納めを実現でき、コーキングされていないので施工後のキッチンボード(1)の取外しも簡単に行うことができるようになる。
【0014】
図1および図2では、第2縦ジョイナー(8)において固定平板部(81)を間にしてその両側端に位置する押え片部(82)および中空柱部(83)により形成された凹部(84)にカバー体(9)が装着可能とされてもいる。このカバー体(9)は、図5にも例示したように、平板部(91)とその裏面から突出した脚片(92)とを有し、その脚片(92)が凹部(84)に嵌め込まれるようになっている。このとき、図4に例示したように、押え片部(82)と中空柱部(83)との互いに対向する側面には、カバー体(9)の脚片(92)を嵌合固定する凸部(823)(832)が形成されていてもよい。
【0015】
カバー体(9)を第2縦ジョイナー(8)の上記凹部(84)に取り付けることで、表側に露出する第1縦ジョイナー(7)の押え片部(72)の水平片(722)から第2縦ジョイナー(8)の中空柱部(83)およびカバー体(9)の平板部(91)さらには第2縦ジョイナー(8)の押え片部(82)の水平片(822)にかけて連続面が構成され、意匠性により優れた出隅部を実現することができる。
【0016】
ところで、たとえば図6に示したように、第1縦ジョイナー(7)は、上述のように出窓(3)の出隅部にて採用されるだけでなく、出窓(3)周りの壁面(2)に配設されるキッチンボード(1)同士の目地部分にも採用することができる。図6の例では、出窓(3)側方の壁面(2)に配設されたキッチンボード(1)と出窓(3)上方の壁面(2)に配設されたキッチンボード(1)および出窓(3)下方の壁面(2)に配設されたキッチンボード(1)との目地部分に第1縦ジョイナー(7)が用いられており、この場合、第1縦ジョイナー(7)の押え片部(72)の垂直片(721)(図3参照)を間にして両側のキッチンボード(1)の端面が突き合わされる。
【0017】
これにより、出窓(3)の出隅部だけでなく出窓(3)周りの目地部分についてもコーキングが不要となり、出窓(3)およびキッチンボード(1)を採用したキッチン全体を、容易に、且つ後のリフォーム等がし易いように仕上げることができるようになる。
【0018】
さらにまた、図1の例では、キッチンボード(1)の壁下地材(10)への固定が出隅部においてはネジ固定された第1縦ジョイナー(7)および第2縦ジョイナー(8)を介して行われているので、接着剤を用いないボード施工が可能とされている。キッチンボード(1)の出窓(3)の奥部に向かう端面も窓ガラス等のサッシ(12)を介して接着剤レスで壁下地材(10)に固定されている。
【0019】
もちろん、この発明は以上の例に限定されるものではなく、細部については様々な態様が可能である。
【0020】
【発明の効果】
以上詳しく説明したとおり、この出願の発明によって、キッチン出窓の出隅部においてキッチンボードの端面を良好な施工性で、且つ後のリフォームがし易いように納めることのできる、新しい出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造の一実施形態を例示した断面図である。
【図2】この出願の発明の出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造の一実施形態を例示した拡大斜視図である。
【図3】第1縦ジョイナーを例示した断面図である。
【図4】第2縦ジョイナーを例示した断面図である。
【図5】カバー体を例示した断面図である。
【図6】この出願の発明を採用したキッチン出窓周りを例示した正面図である。
【図7】(a)(b)は、各々、従来の出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造を例示した正面図・拡大斜視図およびA−A’拡大断面図である。
【符号の説明】
1 キッチンボード
2 壁面
3 出窓
4 側面
5 天面
6 出窓カウンター
7 第1縦ジョイナー
71 固定平板部
72 押え片部
721 垂直片
722 水平片
8 第2縦ジョイナー
81 固定平板部
82 押え片部
821 垂直片
822 水平片
823 凸部
83 中空柱部
831 凹み
832 凸部
84 凹部
9 カバー体
91 平板部
92 脚片
10 壁下地材
11 ネジ
12 サッシ

Claims (2)

  1. キッチン出窓周りの壁面に配設された壁面キッチンボードとキッチン出窓の側面に配設された側面キッチンボードとが突き合わされる出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造であって、
    出窓出隅部において壁面キッチンボードの端面および側面キッチンボードの端面を第1縦ジョイナーおよび第2縦ジョイナーにより隠蔽して納めるようになっており、
    第1縦ジョイナーは、少なくとも壁面キッチンボードの高さ分の長さを有する固定平板部と、固定平板部の一方の側端から立ち上げた断面略T字状の押え片部とを有し、固定平板部が壁下地材にネジ固定されるとともに固定平板部と押え片部との間で壁面キッチンボードの端面を挟持して隠蔽し、
    第2縦ジョイナーは、少なくとも側面キッチンボードの高さ分の長さを有する固定平板部と、固定平板部の一方の側端から立ち上げた断面略L字状の押え片部と、固定平板部の他方の側端に設けられた中空柱部とを有し、固定平板部が壁下地材にネジ固定されるとともに押え片部と壁下地材との間で側面キッチンボードの端面を挟持して隠蔽し、且つ中空柱部が第1縦ジョイナーの押え片部と突き合わされて出窓出隅部に位置することを特徴とする出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造。
  2. 第2縦ジョイナーにおいて固定平板部を間にしてその両側端に位置する押え片部および中空柱部により形成される凹部にカバー体が装着可能とされていることを特徴とする請求項1記載の出窓出隅部におけるキッチンボードの納め構造。
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