JP2000230337A - 浴室ユニット - Google Patents

浴室ユニット

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JP2000230337A
JP2000230337A JP3405699A JP3405699A JP2000230337A JP 2000230337 A JP2000230337 A JP 2000230337A JP 3405699 A JP3405699 A JP 3405699A JP 3405699 A JP3405699 A JP 3405699A JP 2000230337 A JP2000230337 A JP 2000230337A
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JP
Japan
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wall panel
support member
wall panels
bathroom unit
watertight material
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Pending
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JP3405699A
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English (en)
Inventor
Shinya Takeda
信也 武田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直交する壁パネルを一人作業で組み立てられ
る浴室ユニットの提供。 【解決手段】 直交隣接する2枚の壁パネル3と、この
壁パネル3の折り曲げ部側辺3aに裏面から嵌合する、
断面が凹状で防水パンのコーナー部に設けられた支柱固
定部材で立てられる支柱部材4と、前記壁パネル3の表
面から前記支柱部材4へ挿入される水密材5と、前記支
柱部材4に挿入して直交する2枚の壁パネルを仮固定す
る固定ピースとで構成してあり、一人で壁パネル3を組
み立てることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽、洗い場、ド
ア、壁、天井などの各部材を組み立てることによって構
成される浴室ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浴室ユニットにおいて、直交隣接
する2枚の壁パネルは、図7に示すように片側の壁パネ
ルの折り曲げ部側辺に断面凹状の補強金具22を取り付
け、もう片側の壁パネル21aを前記補強金具22に嵌
合させてから壁パネル21、21aの表面から前記補強
金具22へ水密材23を挿入して接合していた。その際
の水密材23は、図7に示すようなものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の浴室ユニットにおいて、直交する壁パネル21、2
1aを組み立てる場合には事前に補強金具22を壁パネ
ル21の折り曲げ側辺にネジ等で固定し、さらに組み立
ての際には固定するために水密材23を挿入するか他の
方法で隣接直交する壁パネルを連結しなければならず、
一人作業での施工が困難であるという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するもので、直交隣接する2枚の壁パネルと、この壁パ
ネルの折り曲げ部側辺に裏面から嵌合する、断面が凹状
で防水パンのコーナー部に設けられた支柱固定部材で立
てられる支柱部材と、前記壁パネルの表面から前記支柱
部材へ挿入される水密材と、前記支柱部材に挿入して直
交する2枚の壁パネルを仮固定する固定ピースとで少な
くとも構成してある。
【0005】上記発明によれば、支柱部材が防水パンの
コーナー部に設けられた支柱固定部材で立てられ、さら
に固定ピースで固定されるので、壁パネルに事前に補強
金具をネジ等で固定する必要がなく、かつ壁パネルを立
てた時にも水密材を挿入するとかの方法で固定すること
もなく一人作業での施工が出来るようになる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる発明
は、直交隣接する2枚の壁パネルと、この壁パネルの折
り曲げ部側辺に裏面から嵌合する、断面が凹状で防水パ
ンのコーナー部に設けられた支柱固定部材で立てられる
支柱部材と、前記壁パネルの表面から前記支柱部材へ挿
入される水密材と、前記支柱部材に挿入して直交する2
枚の壁パネルを仮固定する固定ピースとで構成としたも
のである。
【0007】そして、防水パンのコーナー部に設けられ
た支柱固定部材で立てられる支柱部材と前記支柱部材に
挿入して直交する2枚の壁パネルを仮固定する固定ピー
スとで構成されるので、壁パネルに事前に補強金具をネ
ジ等で固定する必要がなく、かつ壁パネルを立てた時に
も水密材を挿入するとかの方法で固定することもなく一
人作業での施工が出来るようになる。
【0008】本発明の請求項2にかかる発明は、前記水
密材は先端が二股に分かれた形状からなる構成とする。
【0009】そして、先端が二股に分かれた水密材が支
柱部材に嵌合された隣接直交する2枚の壁パネルの間に
挿入され、壁パネルを繋ぐ部分の水密性を確保するとと
もに強度を向上させる。
【0010】本発明の請求項3にかかる発明は、前記支
柱部材が硬質樹脂からなる構成とする。
【0011】そして、支柱部材を硬質樹脂とすること
で、重量を軽減して前記支柱固定部材によって容易に立
てられるようにするとともに、搬入、施工を楽にする。
さらには加工が容易であるため壁パネルの高さの変化に
も対応できる。
【0012】本発明の請求項4にかかる発明は、前記支
柱部材は前記支柱固定部材に嵌合し、上部は壁パネル、
天井とも連結固定しない構成とする。
【0013】そして、上部は壁パネル、天井とも連結固
定しない構成のため、温度変化による膨脹が原因となる
長さの変化に対応出来る。
【0014】本発明の請求項5にかかる発明は、壁パネ
ル下辺は折り曲げ加工し、折り曲げ部下辺に嵌合穴を設
けるとともに前記嵌合穴は周辺を切り起こすことによる
補強を施して、防水パンの突起に嵌合させた構成とす
る。
【0015】そして、折り曲げ部下辺に嵌合穴を設ける
とともに前記嵌合穴は周辺を切り起こすことによる補強
を施しているので、防水パンとの接合部分の強度が向上
する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0017】図1に本発明の浴室ユニットの要部の斜視
図を示す。浴室ユニットは、防水パン1、浴槽2、壁
3、ドア、天井などの部材を有機的に接合することによ
って組み立てられる。その詳細を図2〜図6を用いて説
明すると、壁パネル3は鋼板を折り曲げ加工し、補強板
を裏面に貼り付けることにより構成される。支柱部材4
は直交隣接する2枚の前記壁パネル3の折り曲げ部側辺
に裏面から嵌合する断面凹状のものである。水密材5は
図1、図5から明らかなように壁パネル3の表面から前
記支柱部材へ挿入される。
【0018】支柱固定部材6は防水パン1のコーナーに
立てられ、その上部に支柱部材4が嵌合する。支柱部材
4には壁パネル3の折り曲げ側辺3aが嵌合し、上から
固定ピース7が挿入される。この時、固定ピース7の上
部フランジ部7aが壁パネル3の上部折り曲げ部3bの
前面に位置するために壁パネル3は手前に倒れることが
なく自立し、一人作業での施工が容易になる。
【0019】図5は2枚の壁パネル3を接合した部分の
断面図を示し、壁パネル3の折り曲げ部側辺3aは、図
のように鋼板8を折り曲げ加工している。鋼板8の裏面
は、石膏ボード、セメント板あるいは珪酸カルシウム板
などの補強板9を接着剤にて貼り付けることにより壁パ
ネルを構成している。裏面から嵌合する断面凹状の支柱
部材4は、図のように壁パネルと嵌め合い構造にしてい
る。壁パネル3の表面から支柱部材4へ水密材5が挿入
される構造となっている。水密材5は、図に示すように
先端が二股に分かれた形状からなり、軟質樹脂5aと硬
質樹脂5bとで構成する。軟質樹脂5aの部分は図のよ
うに鋼板8と接触する部分であり、水密性を確保するた
めに用いる。硬質樹脂5bの部分は、水密材5の部材自
体の強度を確保するものである。
【0020】上記のような構成にすると、先端が二股に
分かれている水密材からなるので、壁パネル3の表面か
ら水密材5を挿入後、先端が図5に示すように壁パネル
3の折り曲げ部の直交する2辺に嵌合し、水密材がはず
れることもなく、さらに水密性も確保される。
【0021】また、前記支柱部材4は硬質樹脂で構成さ
れており、金属に比べて重量が軽く、前記支柱固定部材
6によって容易に立てられるとともに、搬入・施工も楽
に出来る。さらに、現場で容易に切断出来るために壁パ
ネル3の高さの変化にも対応出来る。
【0022】そして、前記支柱部材4は前記支柱固定部
材6に嵌合し、上部は壁パネル3、天井とも連結固定さ
れていない。このような構造にすることにより、支柱部
材4の温度変化による膨脹が原因となる長さの変化にも
対応出来る。
【0023】さらに、壁パネル3の下辺は図6に示すよ
うに折り曲げ加工し、折り曲げ部下辺3cに切り起こし
3dを施して補強した嵌合穴3eを設け、防水パン1か
らの相向する突起10を嵌合する構成とする。
【0024】上記のような構成により、折り曲げ部下辺
に単なる嵌合穴を設けて嵌合させる場合よりも壁パネル
の強度が増し、さらには防水パンと壁パネルの接合強度
も向上する。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
請求項1にかかる発明によれば、固定ピースの上部フラ
ンジ部が壁パネルの上部折り曲げ部の前面に位置するた
めに壁パネルが手前に倒れることがなく自立し、一人作
業での施工が容易になるという効果がある。
【0026】本発明の請求項2にかかる発明によれば、
先端が二股に分かれた水密材が支柱部材に嵌合された隣
接直交する2枚の壁パネルの間に挿入されるので、壁パ
ネルを繋ぐ部分の水密性が確保され、強度を向上させる
効果がある。
【0027】本発明の請求項3にかかる発明によれば、
支柱部材が硬質樹脂からなるので、重量が軽減して支柱
固定部材によって容易に立てられるとともに、搬入、施
工を楽にする効果がある。さらに、加工が容易であるた
め壁パネルの高さの変化にも対応出来る効果がある。
【0028】本発明の請求項4にかかる発明によれば、
支柱部材は支柱固定部材に嵌合し、壁パネル、天井とも
連結固定しないので、温度変化による膨脹が原因となる
長さの変化に対応出来る効果がある。
【0029】本発明の請求項5にかかる発明によれば、
折り曲げ部下辺に嵌合穴を設けるとともに前記嵌合穴は
周辺を切り起こすことによる補強を施しているので、折
り曲げ部下辺に単なる嵌合穴を設ける場合よりも壁パネ
ルの強度が増し、さらには防水パンと壁パネルの接合強
度も向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における浴室ユニットの要部
斜視図
【図2】同浴室ユニットの支柱部材、支柱固定部材を示
す分解斜視図
【図3】同壁パネル、固定ピースを示す分解斜視図
【図4】同壁パネル、固定ピースを示す斜視図
【図5】同浴室ユニットの壁パネルの組立部分の断面図
【図6】(a)は同浴室ユニットの壁パネルの側面図 (b)は同要部の断面図
【図7】従来の浴室ユニットの要部斜視図
【符号の説明】
3 壁パネル 4 支柱部材 5 水密材 5a 軟質樹脂 5b 硬質樹脂 6 支柱固定部材 7 固定ピース 8 鋼板 9 補強板 10 突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直交隣接する2枚の壁パネルと、この壁パ
    ネルの折り曲げ部側辺に裏面から嵌合する、断面が凹状
    で防水パンのコーナー部に設けられた支柱固定部材に嵌
    合する支柱部材と、前記壁パネルの表面から前記支柱部
    材へ挿入される水密材と、前記支柱部材に挿入して直交
    する2枚の壁パネルを仮固定する固定ピースとで構成さ
    れる浴室ユニット。
  2. 【請求項2】水密材は先端が二股に分かれた形状からな
    る請求項1記載の浴室ユニット。
  3. 【請求項3】支柱部材は硬質樹脂からなる請求項1記載
    の浴室ユニット。
  4. 【請求項4】支柱部材は支柱固定部材に嵌合し、上部は
    壁パネル、天井とも連結固定しない構成とする請求項1
    記載の浴室ユニット。
  5. 【請求項5】壁パネル下辺は折り曲げ加工し、折り曲げ
    部下辺に嵌合穴を設けるとともに前記嵌合穴は周辺を切
    り起こすことによる補強を施して防水パンの突起に嵌合
    させた請求項1記載の浴室ユニット。
JP3405699A 1999-02-12 1999-02-12 浴室ユニット Pending JP2000230337A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006233460A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Matsushita Electric Works Ltd 浴室床パンの防水接続構造
JP2008184872A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Yamaha Livingtec Corp パネル体保持具
JP2008267085A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Matsushita Denko Bath & Life Kk 壁コーナーのジョイント構造
JP2012136933A (ja) * 2012-03-14 2012-07-19 Eidai Co Ltd コーナー被覆具及びコーナー構造

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