JP2006152547A - 壁パネル - Google Patents

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JP2006152547A
JP2006152547A JP2004340049A JP2004340049A JP2006152547A JP 2006152547 A JP2006152547 A JP 2006152547A JP 2004340049 A JP2004340049 A JP 2004340049A JP 2004340049 A JP2004340049 A JP 2004340049A JP 2006152547 A JP2006152547 A JP 2006152547A
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Norihide Arakane
仙英 荒金
Susumu Kawakami
享 川上
Hiroshi Kano
広志 加納
Kiyoko Adachi
喜世子 足立
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】 薄鉄板補強材と縦枠との接触をなくし、薄鉄板補強材の存在による石膏ボードの浮上りを効果的に抑制できる壁パネルを提供する。
【解決手段】 枠材に石膏ボード4を貼着した壁パネル1において、枠材を構成する左右の縦枠3間にて水平方向に延びる帯板状の薄鉄板補強材5を、その端部が縦枠3に接しないようにして設ける。
【選択図】図1

Description

本願発明は、枠材に石膏ボードを貼着して構成されるパネル体内に補強材を設けた壁パネルに関するものである。
集合住宅向けの壁パネル、特に高層マンションなどに多用される壁パネルは、コスト削減と機能強化とを満足させる必要があり、現場対応型の壁パネルにおいても、工場出荷段階で現場に合わせた構成にしておき、現場での施工時間を短縮することが必要である。
この観点から、従来、壁パネルを、枠材の両面または片面に石膏ボードを貼着して構成し、これにおいて左右の縦枠間に延びた水平方向の補強材を設けることが知られている。
たとえば下記特許文献1は、浴室を一実施例とするユニットルームの壁パネルについてのものであって、縦枠の記載はないものの、帯板状の補強材を、化粧板等の表面材を裏打ちする石膏ボード等の裏打ち材に取り付けることが記載されている。
また、たとえば下記特許文献2は、壁パネルに関するものではないものの、建築内装用の壁や間仕切り用の壁において帯状鋼板からなる補強金具を設けることが記載されている。
特開平8−42056号公報 特開平7−300924号公報
しかしながら、枠材に石膏ボードを貼着した壁パネルにおいては、補強材、特に薄鉄板からなる補強材が壁パネルの端部分にまで設けられていると、その端部分において石膏ボードが浮き上がり、隣接する壁パネルとの間で段差が生じてしまう恐れがある。
そこで、以上のとおりの事情に鑑み、本願発明は、枠材に石膏ボードを貼着した壁パネルにて左右の縦枠間に水平方向に延びる薄鉄板補強材を設ける場合において、上述した点を改善することのできる壁パネルを提供することを課題としている。
本願発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、枠材に石膏ボードを貼着した壁パネルであって、枠材を構成する左右の縦枠間にて水平方向に延びる帯板状の薄鉄板補強材が、その端部が縦枠に接しないようにして設けられていることを特徴とする。
第2には、前記薄鉄板補強材の端部が、縦枠に接しないように縦枠の内側面近傍に位置していることを特徴とする。
第3には、薄鉄板補強材の端部が、縦枠に接しないように、左右の縦枠それぞれの内側面に設けられた桟材間に架設されていることを特徴とする。
第4には、前記薄鉄板補強材は、その上横辺部を壁パネルの内方且つ下方に折り曲げたものとなっていることを特徴とする。
上記のとおりの特徴を有する第1の発明では、壁パネルの端部分における取り合いを考慮し、少なくとも壁パネルの枠材を構成する縦枠に端部が接しないように薄鉄板補強材を設けることで、縦枠が位置する壁パネルの端部分を除くと薄鉄板補強材の膨らみは壁パネル全体で平均化されて目立たなくなり、よって隣接する壁パネルとの間つまりパネル目地部分で段差が生じることを防ぐことができる。すなわち、薄鉄板補強材なしの壁パネルと薄鉄板補強材付きの本願発明の壁パネルが互いに隣接する場合において、薄鉄板補強材なしの壁パネルに接する縦枠部分に薄鉄板補強材がかからず、この部分での脹らみが防止されるので、直接隣接壁パネルとの取り合いにおいて段差が目立ちやすいこの部分での段差発生を防ぐことができるのである。したがって、コスト削減および機能強化を満足させながら外観・意匠上も優れた壁パネルを実現できるようになる。
より具体的には、上記第2や上記第3の発明のように、薄鉄板補強材の端部を、縦枠の内側面近傍に位置させたり、左右の縦枠それぞれの内側面に設けた桟材間に架設させたりすることで、上記効果をより確実に実現させることができる。
また、上記第4の発明のように、薄鉄板補強材の上横辺部を壁パネルの内方且つ下方に折り曲げたものとすることで、薄鉄板補強材自体の強度をさらに高め、また壁パネル内に電線等を通線させる場合においてその電線の薄鉄板補強材への引っ掛かりを抑制できるようにもなる。
図1は、本願発明の一実施形態を示したものである。
本実施形態における壁パネル1は、上下の横枠2と左右の縦枠3とで構成される枠材の両面に表面材としての石膏ボード4が貼着されており、且つ縦枠3間にてほぼいっぱいに水平方向に延びた帯板状の薄鉄板補強材5(補強下地材とも呼べる)が、2本上下平行に設けられている。そして、各薄鉄板補強材5は、その左右端部が、少なくとも左右縦枠3の内側面近傍に位置してそれに接しない状態で、左右縦枠3の互いに対向する内側面に取り付けられた一対の受桟としての桟材6間に架設されている。なお、石膏ボード4が枠材の片面にのみ設けられた壁パネル1であっても良い。
これにおいて、たとえば、薄鉄板補強材5としては、厚さ0.5〜1.2mm程度の薄鉄板を帯状にしたものを用いることができる。この薄鉄板補強材5は、その撓みを防ぐために石膏ボード4の裏面に当接され且つ接着されていることが好ましい。ただし、石膏ボード4に当接接着されていなくても、桟材6に接着や釘打ち等により固定されて桟材6で支持されることで、ある程度の撓み防止が図られ、この場合に薄鉄板補強材5と石膏ボード4との間に隙間があいていても補強材としての機能は十分に発揮する。なお、石膏ボード4への接着には、金属―石膏接着用の接着剤を用いる必要があることは言うまでもない。
また、たとえば、この薄鉄板補強材5を支持する桟材6としては、薄鉄板補強材5の厚み分だけ薄くしたものを用い、薄鉄板補強材5の表面とそれと接しないが直ぐ隣に位置する縦枠3の表面とが面一になるようにする。
石膏ボード4は、桟材6上の薄鉄板補強材5と面一になった縦枠3、および横枠2に対して、その周端部裏面が当接固定される。
これにより、左右縦枠3間に設けられた薄鉄板補強材5はその端部が縦枠3にかからなくなり、且つ桟材6に支持固定されていてもその厚み分が吸収されているので、壁パネル1を並設させた場合において隣接目地部分における薄鉄板補強材5の存在に起因した石膏ボード4同士の段差は生じなくなり、たとえば表面にクロスを貼るなどしても、目地部分が目立たないのはもちろんのこと、壁パネル1全体でも薄鉄板補強材5の膨らみが平均化されて目立たないので、外観性・意匠性の優れた化粧仕上げを実現できる。
このことは、たとえば図2に例示したように、特に薄鉄板補強材5付きの壁パネル1と薄鉄板補強材5なしの壁パネル10とを並設させる場合に有用である。同じ枠材を使い、一方は薄鉄板補強材5を設け、他方は設けないとしても、隣接目地部分にて段差が生じることがないためである。
この図2の例では、隣接する縦枠3同士を接合アダプター8を用いて接合させている。また、縦枠3の内側面に設けられた桟材6としては、縦枠3と同じ厚さのものが用いられており、枠材との材料共通化が図られている。この場合においては、桟材6に支持固定される薄鉄板補強材5の表面と縦枠3の表面とを面一にさせる必要があるため、桟材6を薄鉄板補強材5の厚み分だけ段落ちさせている。すなわち、縦枠3と同じ断面矩形状の材料の桟材6(縦枠3用の材料を短く切断したものなど)を、縦枠3とは異なる向き、つまり桟材6の断面短手面を縦枠3の断面長手面に当接させた向きとし、且つそれに固定される薄鉄板補強材5の厚み分だけ壁パネル1内方にずらした位置としているのである。これにより、薄鉄板補強材5と縦枠3とが面一になり、且つその縦枠3を含む枠材に固定される石膏ボード4は、隣接する他の壁パネル10の石膏ボード4と面一となり、段差のない良好な壁パネル1,10の並設施工が実現されることとなる。
ところで、上記壁パネル1については、手摺等を設ける場合においてその補強のために上記薄鉄板補強材5を予め設けておくことも考えられるが、この場合において、たとえば図3に例示したように、壁パネル1の幅方向適宜位置(図3では略中央位置。図1も同様)にて上下横枠2間を垂直方向に延びた胴縁7が設けられているときには、薄鉄板補強材5を一方の桟材6とこの胴縁7との間に架設させるようにしてもよい。これによれば、手摺等の取り付けのために補強が必要な部分にのみ薄鉄板補強材5を設けることができる。このときにおいても、薄鉄板補強材5の桟材6側の端部は縦材3に接しないようにする。
なおもちろん、幅の狭い壁パネル1ではこのような胴縁7が無い場合もあることは言うまでもなく、この場合では左右の桟材6間に架設された薄鉄板補強材5に対応する位置に手摺等を取り付ければよい。
またさらに、上記壁パネル1については、その内部に電線等を通線させることも考えられるが、この場合において、上下方向に通線させるときには(図1では横枠2の適宜位置に設けられた通線用孔21を通す)、薄鉄板補強材5に引っ掛かってしまうのを防ぐために、たとえば図4に例示したように、薄鉄板補強材5を、その上横辺部をその全長に亘って壁パネル1の内方且つ下方に折り曲げたものとすることが好ましい(図中、折曲げ部51)。これにより、縦方向に延びる電線9を薄鉄板補強材5の上端に引っ掛からないように通線でき、良好な通線形態が確保される。
本願発明の一実施形態を示した斜視図。 本願発明の施工例について説明するための図。 本願発明の別の一実施形態を示した斜視図。 本願発明のまた別の一実施形態を示した斜視図。
符号の説明
1 壁パネル
2 横枠
21 通線用孔
3 縦枠
4 石膏ボード
5 薄鉄板補強材
51 折曲げ部
6 桟材
7 胴縁
8 接合アダプター
9 電線
10 壁パネル

Claims (4)

  1. 枠材に石膏ボードを貼着した壁パネルであって、枠材を構成する左右の縦枠間にて水平方向に延びる帯板状の薄鉄板補強材が、その端部が縦枠に接しないようにして設けられていることを特徴とする壁パネル。
  2. 薄鉄板補強材の端部が、縦枠に接しないように縦枠の内側面近傍に位置していることを特徴とする請求項1記載の壁パネル。
  3. 薄鉄板補強材の端部が、縦枠に接しないように、左右の縦枠それぞれの内側面に設けられた桟材間に架設されていることを特徴とする請求項1記載の壁パネル。
  4. 薄鉄板補強材は、その上横辺部を壁パネルの内方且つ下方に折り曲げたものとなっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の壁パネル。
JP2004340049A 2004-11-25 2004-11-25 壁パネル Pending JP2006152547A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007138896A1 (ja) 2006-05-31 2007-12-06 Shiseido Company, Ltd. 粘性化粧品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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