JP4628223B2 - ボード貼り構造及びボード貼り方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ボード貼り構造及びボード貼り方法に関し、特に、複数平行に配置されたボード下地に支持させて複数枚のボード部材を取り付ける際に、ボード下地と交差する方向の目地部を覆って帯状閉塞板をボード部材の裏面側に取り付けるボード貼り構造及びボード貼り方法に関する。
例えば建物の天井面や内壁面等の面状部分は、野縁や柱、間柱、縦枠等の骨組部材をボード下地として、これらのボード下地に支持させて、面状のボード部材を取り付けることによって構成されるのが一般的である。面状のボード部材は、下地材として用いられる石膏ボード、合板、ケイ酸カルシウム板や、仕上材として用いられる化粧石膏ボード、ロックウール吸音板、化粧合板等からなるものであり、所定の大きさの矩形形状に製造された規格品として使用に供されることになる。また、これらのボード部材は、一枚のボード部材では天井面や側壁面等を一体として覆うことはできないことから、複数枚のボード部材を、目地部を介して継ぎ足すと共に適宜の形状に裁断しつつ、天井面や壁面を連続して覆うように取り付けられる。
一方、端面同士を付き合わせて形成される目地部を介して複数のボード部材を連続させる場合、当該目地部において隙間が生じやすいことから、野縁や柱、間柱、縦枠等のボード下地を、矩形形状のボード部材の短辺部や長辺部の長さに応じて割り付けたピッチで複数平行に配置し、当該ボード下地と重なる位置でボード部材の端面同士を付き合わせて目地部を形成することにより、目地部の隙間をボード下地によって裏側から閉塞し、これによって例えば火災時に屋内側から目地部の隙間を介して壁の内部や天井裏等に火炎が容易に入り込まないようにする工夫がなされている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数平行に配置されたボード下地と重なる位置で、ボード部材の長辺部或いは短辺部の端面同士を突き合わせて目地部を形成した場合、これと垂直に交差するボード部材の短辺部或いは長辺部の端面同士を突き合わせて形成される目地部は、ボード下地によって閉塞することができない。このため、ボード下地と交差する方向に延設するボード部材の目地部を閉塞する簡易な方法として、例えば図9に示すように、ボード下地50と同様の材質の相当の剛性を有する厚みのある小割部材51を、ボード下地50間の間隔の長さに合わせて小割して、ボード下地50と交差する方向の目地部55を覆って取り付ける方法や、図10(a),(b)に示すように、薄い帯状の閉塞板52を、交差部分においてボード下地50とボード部材53の裏面との間に挟み込みつつ、ボード下地50と交差する方向の目地部55を覆って連続して取り付ける方法等が採用されていた。
特開2000−64455号公報
しかしながら、上記従来の方法によれば、目地部55を覆って剛性を有する厚みのある小割部材51を取り付ける方法では、当該小割部材51をボード下地50間の間隔長さに合わせて小割すると共に、各小割部材51を各々の間隔部分に取り付ける作業に多くの手間を要することになる。
また、薄い帯状の閉塞板52を連続して取り付ける方法では、当該閉塞板52は剛性が低いことから、特にボード下地50と重ね合わされた交差部分から離れたボード下地50間の中間部分では、ボード部材50の裏面と密着しにくくなって、目地部55を閉塞する機能を十分に発揮することができない場合がある。またボード下地50間の中間部分において、ボード部材50の表面側からビス54をねじ込んでボード部材50の裏面側に閉塞板52を引き寄せて密着させようとしても、薄い閉塞板52は剛性が低いため、図10(b)に示すように、当該中間部分で、ボード部材50の裏面から離れるようにして、ねじ込んだビス54から逃げた状態になり易く、薄い帯状の閉塞板52をビス54によってボード部材50の裏面側に引き寄せることが困難になる。
本発明は、複数平行に配置されたボード下地に支持させて複数枚のボード部材を取り付ける際に、ボード下地と交差する方向に延設するボード部材の目地部を、材料の加工や取り付け作業に多くの手間を要することなく容易且つスムーズに覆うことができると共に、当該目地部の隙間を強固且つ確実に閉塞した状態とすることができるのボード貼り構造及びボード貼り方法を提供することを目的とする。
本発明は、複数平行に配置されたボード下地に支持させて複数枚のボード部材を取り付ける際に、前記ボード下地と交差する方向に延設する前記ボード部材の目地部を覆って、帯状閉塞板を前記ボード部材の裏面側に取り付けるボード貼り構造であって、前記帯状閉塞板は、ビスをネジ込み可能であると共に、前記ボード部材の裏面に密着する前の状態で、両辺が160〜179度の内側角度で折れ曲がっているへの字断面形状を有しており、前記帯状閉塞板は、前記への字断面形状の凹面の両端を前記ボード部材の裏面の前記目地部を挟んだ両側部分に当接させて配置された状態で、前記ボード部材の表面側からビスがねじ込まれることで前記への字断面形状の凸面が前記ボード部材の裏面側に引き寄せられて、前記ボード部材の裏面に密着しており、前記ボード下地と前記帯状閉塞板との交差部においては、前記ボード部材の表面側から前記ボード下地に向けてビスをねじ込むことで、前記帯状閉塞板の前記への字断面形状の凸面が前記ボード部材の裏面側に引き寄せられ、且つ前記ボード下地が前記ボード部材の裏面側に引き寄せられることにより、前記帯状閉塞板の前記への字断面形状を平坦に押し潰して、前記帯状閉塞板及び前記ボード下地がこれらの交差部において前記ボード部材の裏面に密着しており、前記ボード下地間の中間部分においては、前記ボード部材の表面側から前記帯状閉塞板に向けてビスをねじ込むことで、前記帯状閉塞板の前記への字断面形状の凸面が前記ボード部材の裏面側に引き寄せられることにより、前記帯状閉塞板の前記への字断面形状を平坦に押し潰して、前記帯状閉塞板が前記ボード部材の裏面に密着しているボード貼り構造を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明のボード貼り構造は、前記への字断面形状の両辺が、160〜179度の内側角度で折れ曲がっていることが好ましい。
さらに、本発明のボード貼り構造は、前記帯状閉塞板が、厚さ0.3〜0.6mmの防錆処理鋼板からなることが好ましい。
また、本発明は、上記ボード貼り構造を得るためのボード貼り方法であって、前記帯状閉塞板を、前記への字断面形状の凹面の両端が前記ボード部材の裏面の前記目地部を挟んだ両側部分に当接するように配置した後に、前記ボード部材の表面側からビスをねじ込むことで前記への字断面形状の凸面を前記ボード部材の裏面側に引き寄せて、前記ボード部材の裏面に密着させるようになっており、前記ボード下地と前記帯状閉塞板との交差部においては、前記ボード部材の表面側から前記ボード下地に向けてビスをねじ込んで、前記帯状閉塞板の前記への字断面形状の凸面を前記ボード部材の裏面側に引き寄せ、且つ前記ボード下地を前記ボード部材の裏面側に引き寄せることにより、前記帯状閉塞板の前記への字断面形状を平坦に押し潰すようにしながら、前記帯状閉塞板及び前記ボード下地をこれらの交差部において前記ボード部材の裏面に密着させ、前記ボード下地間の中間部分においては、前記ボード部材の表面側から前記帯状閉塞板に向けてビスをねじ込んで、前記帯状閉塞板の前記への字断面形状の凸面を前記ボード部材の裏面側に引き寄せることにより、前記帯状閉塞板の前記への字断面形状を平坦に押し潰すようにしながら、前記帯状閉塞板を前記ボード部材の裏面に密着させるボード貼り方法を提供することにより、上記目的を達成したものである
本発明のボード貼り構造及びボード貼り方法によれば、複数平行に配置されたボード下地に支持させて複数枚のボード部材を取り付ける際に、ボード下地と交差する方向に延設するボード部材の目地部を、材料の加工や取り付け作業に多くの手間を要することなく容易且つスムーズに覆うことができると共に、当該目地部の隙間を強固且つ確実に閉塞した状態とすることができる。
本発明の好ましい一実施形態に係るボード貼り構造は、例えば図1〜図3に示すように、建物の天井部分に取り付けられた野縁11をボード下地として、この野縁11に支持させて石膏ボードをボード部材12として取り付ける際に、野縁11と交差する方向に延設するボード部材12の目地部13bを覆って、帯状閉塞板10をボード部材12の裏面側に取り付けて構成されるものである。
すなわち、ボード部材12は、例えば長辺が1820mm、短辺が910mmの矩形形状を有する規格品であって、一枚のボード部材12では、天井面を一体として覆うことはできないことから、複数枚のボード部材12を、目地部13a,13bを介して継ぎ足しつつ、天井面を覆って取り付けられことになるが、このような目地部13a,13bの隙間を閉塞するために、例えばボード部材12の長辺部分の目地部13aは、野縁11と重なるように割り付けて配置されるようになっている。一方、例えばボード部材12の短辺部分の目地部13bは、野縁11と垂直に交差して延設していて、野縁11によって閉塞することはできないことから、本実施形態のボード貼り構造を採用して、短辺部分の目地部13bを閉塞しつつ、ボード部材12を天井部分に貼り付けるようにしたものである。
そして、本実施形態のボード貼り構造は、複数平行に配置された野縁11に支持させて複数枚のボード部材12を取り付ける際に、野縁11と交差する方向に延設するボード部材12の目地部13bを覆って、帯状閉塞板10をボード部材12の裏面側に取り付ける構造であって、帯状閉塞板10は、図4(a),(b)に示すように、取り付け前の状態ではへの字断面形状を備えており、このへの字断面形状の凹面10aの両端をボード部材12の裏面の目地部13bを挟んだ両側部分に当接させて配置し(図6参照)、ボード部材12の表面(下面)側からビス15をねじ込むことによりへの字断面形状の凸面10bをボード部材12の裏面側に引き寄せて、帯状閉塞板10をボード部材12の裏面に密着させるようにしたものである。
本実施形態によれば、骨組部材であるボード下地としての野縁11は、例えば一般に市販されている鋼製野縁であって、図1〜図3に示すように、公知の鋼製吊木受材、野縁受け、野縁掛け、クリップ部材等を介して梁部材等から支持されることにより、鋼製下地として天井面に沿って取り付けられる。また、野縁11は、ボード部材12の短辺部の1/3の長さに相当するピッチで、複数平行に配置されており、これによってボード部材12の長手方向に沿った目地部13bは、野縁11に3本置きに重ねて配置されると共に、ボード部材12の表面(下面)側から野縁11に向けて例えば100〜250mmのピッチでビス15をねじ込むことにより、ボード部材12が天井面に沿って強固に固定されるようになっている。
ボード部材12は、厚さが例えば12.5mmの石膏ボード或いは強化石膏ボードであって、上述のように、例えば長辺が1820mm、短辺が910mmの矩形形状を備えている。ボード部材12は、その一部を適宜の形状に裁断して、短辺部に沿った目地部13bが千鳥に配置されるよう割り付けられた状態で(図2参照)、野縁11に支持固定される。そして、野縁11と交差して千鳥に配置された各目地部13bを覆って、帯状閉塞板10が、ボード部材12の裏面側に密着して取り付けられることになる。
本実施形態によれば、帯状閉塞板10は、防錆処理鋼板として例えば溶融亜鉛メッキ鋼板からなり、好ましくは厚さが0.3〜0.6mm、より具体的には0.4mmの厚さを有する薄い帯板状のプレート部材であって、図4(a),(b)に示すように、への字断面形状を備えている。また本実施形態によれば、への字断面形状は、好ましく長手方向に沿った中央部分を折れ曲がり部10cとして折り曲げて形成されており、折れ曲がり部分10cを挟んだ両辺の内側角度θは、好ましくは160〜179度となっている。折れ曲がり部10cを挟んだ両辺の内側角度θが160度よりも小さいと、折れ曲がり角度が大きくなり過ぎて、への字断面形状の凸面10bを裏面側に引き寄せて帯状閉塞板10をボード部材12の裏面に密着させることが困難になり、折れ曲がり部10cを挟んだ両辺の内側角度θが179度よりも大きいと、折れ曲がり角度が小さすぎて、単なる平板と変わらなくなり、当該帯状閉塞板10に負荷される曲げ応力に対する充分な復元力が生じないことになる。すなわち、折れ曲がり部10cを挟んだ両辺の内側角度が179度より小さくなっていることにより、図5に示すように、湾曲した状態に折り曲げられても、折り曲げられる前の形状に戻ろうとする復元力が有効に働くことになる。これによって後述するように野縁11間の中間部分において、ボード部材12の表面(下面)側からビス15をねじ込んでボード部材12の裏面側に帯状閉塞板10の凸面10bを引き寄せて密着させようとした際に、当該中間部分で、ねじ込んだビス15から上方に逃げた状態になるのを効果的に回避して、図7に示すように、ビス15の回転によって、帯状閉塞板10を、目地部13bを覆ってボード部材12の裏面側にスムーズに密着させることが可能になる。
なお、本実施形態では、より具体的には、図4(b)に示すように、帯状閉塞板10は、好ましくは90mmの幅を有しており、折れ曲がり部10cを挟んだ両辺の幅bは45mmとなっており、両辺の内側角度θは約174度となっていて、一方の辺の延長線から他方の辺の先端までの高さhは約5mmとなっている。
そして、本実施形態によれば、薄い帯板状のプレート部材を折り曲げ加工しただけの上述の簡易な構成の帯状閉塞板10を用い、図3及び図6(a),(b)に示すように、野縁11との交差部においては野縁11とボード部材12の裏面との間に挟み込んだ状態で、帯状閉塞板10を、への字断面形状の凹面10aの両端をボード部材12の裏面の目地部13bを挟んだ両側部分に当接させつつ、野縁11と交差する方向の目地部13bを覆ってボード部材12の裏面側に配置する。この状態では、への字断面形状の帯状閉塞板10が介在することにより、野縁11との交差部で野縁11とボード部材12との間に相当の隙間が生じることになるが、ボード部材12の表面(下面)側から野縁11に向けてビス15をねじ込むことによって、への字断面形状の帯状閉塞板10の凸面10bをボード部材12の裏面側に引き寄せ、且つ野縁11をボード部材12の裏面側に引き寄せることにより、帯状閉塞板10のへの字断面形状を平坦に押し潰すようにしながら、帯状閉塞板10及び野縁11をこれらの交差部においてボード部材12の裏面に容易に密着させることが可能になる。
また、野縁11間の中間部分においては、図7に示すように、ボード部材12の表面(下面)側から帯状閉塞板10に向けてビス15をねじ込み、への字断面形状の帯状閉塞板10の凸面10bをボード部材12の裏面側に引き寄せることによって、帯状閉塞板10のへの字断面形状を平坦に押し潰すようにしながら、帯状閉塞板10をボード部材12の裏面に密着させることになる。本実施形態によれば、帯状閉塞板10はへの字断面形状を有しており、平坦なプレート部材と比較して曲げ剛性が大きく、また曲げ変形に対する復元力も大きいので、ねじ込んだビス15から上方に逃げた状態になるのが効果的に回避され、帯状閉塞板10を、目地部13bを覆ってボード部材12の裏面側にスムーズに密着させることが可能になる。
すなわち、本実施形態によれば、複数平行に配置された野縁11に支持させて複数枚のボード部材12を取り付ける際に、野縁11と交差する方向に延設するボード部材12の目地部13bを、材料の加工や取り付け作業に多くの手間を要することなく容易且つスムーズに覆うことができると共に、当該目地部13bの隙間を強固且つ確実に閉塞した状態とすることが可能になる。また、これによって天井面を気密な状態として、防火機能、断熱機能、遮音機能等を付与することが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、帯状閉塞板は、溶融亜鉛メッキ鋼板等の防錆処理鋼板である必要は必ずしもなく、その他の金属板の他、所定の角度に折り曲げられて所定の剛性を発揮できるものであれば、合成樹脂製等の帯状閉塞板であっても良い。また、帯状閉塞板のへの字断面形状は、長手方向に沿った中央部分を折れ曲がり部とするものである必要は必ずしもなく、中央から片寄った部分を折れ曲がり部としたものであっても良い。さらに、ボード部材が取り付けられるボード下地は、鋼製野縁等の鋼製下地の他、木製野縁や木製の柱、間柱等の木質下地であってもよい。さらにまた、本発明は、天井面にボード部材を取りつける場合の他、建物の内壁面や床面等、建物の種々の面状部分にボード部材を取り付ける際に採用することもできる。
例えば、図8(a),(b)に示すように、壁面のボード下地として間隔をおいて立設配置した木製の柱16aや間柱16bに支持させてボード部材17を取り付ける際に、これらの柱16aや間柱16bと交差して横方向に延設するボード部材17の目地部18bを覆って、帯状閉塞板10をビス15をねじ込んでボード部材17の裏面側に取り付けることにより、本発明のボード貼り構造とすることもできる。
本発明の好ましい一実施形態に係るボード貼り構造が設けられる天井面の構成を説明する、斜め下方から見た部分破断斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るボード貼り構造が設けられる天井面の構成を説明する部分破断下面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るボード貼り構造が設けられる天井面の構成を説明する、斜め上方から見た拡大斜視図である。 (a)は帯状閉塞板の斜視図、(b)は帯状閉塞板の断面図である。 帯状閉塞板の曲げ変形に対する復元力の説明図である。 目地部を覆って帯状閉塞板を取り付ける状況の説明図である。 ボード下地の中間部において帯状閉塞板をボード部材の裏面に密着させた状態の説明図である。 (a)は本発明の好ましい他の実施形態に係るボード貼り構造が設けられる壁面の構成を説明する横断面図、(b)は目地部を覆って帯状閉塞板を取り付ける状況の説明図である。 従来の目地部を覆ったボード貼り構造の一実施態様を説明する略示斜視図である。 (a)は従来の目地部を覆ったボード貼り構造の他の実施態様を説明する略示斜視図、(b)は(a)のA−Aに沿った断面図である。
符号の説明
10 帯状閉塞板
10a 帯状閉塞板の凹面
10b 帯状閉塞板の凸面
10c 帯状閉塞板の折れ曲がり部
11 野縁(ボード下地)
12,17 ボード部材
13a,18a 目地部
13b,18b ボード下地と交差する方向に延設する目地部
15 ビス
16a 柱(ボード下地)
16b 間柱(ボード下地)

Claims (4)

  1. 複数平行に配置されたボード下地に支持させて複数枚のボード部材を取り付ける際に、前記ボード下地と交差する方向に延設する前記ボード部材の目地部を覆って、帯状閉塞板を前記ボード部材の裏面側に取り付けるボード貼り構造であって、
    前記帯状閉塞板は、ビスをネジ込み可能であると共に、前記ボード部材の裏面に密着する前の状態で、両辺が160〜179度の内側角度で折れ曲がっているへの字断面形状を有しており、
    前記帯状閉塞板は、前記への字断面形状の凹面の両端を前記ボード部材の裏面の前記目地部を挟んだ両側部分に当接させて配置された状態で、前記ボード部材の表面側からビスがねじ込まれることで前記への字断面形状の凸面が前記ボード部材の裏面側に引き寄せられて、前記ボード部材の裏面に密着しており、
    前記ボード下地と前記帯状閉塞板との交差部においては、前記ボード部材の表面側から前記ボード下地に向けてビスをねじ込むことで、前記帯状閉塞板の前記への字断面形状の凸面が前記ボード部材の裏面側に引き寄せられ、且つ前記ボード下地が前記ボード部材の裏面側に引き寄せられることにより、前記帯状閉塞板の前記への字断面形状を平坦に押し潰して、前記帯状閉塞板及び前記ボード下地がこれらの交差部において前記ボード部材の裏面に密着しており、
    前記ボード下地間の中間部分においては、前記ボード部材の表面側から前記帯状閉塞板に向けてビスをねじ込むことで、前記帯状閉塞板の前記への字断面形状の凸面が前記ボード部材の裏面側に引き寄せられることにより、前記帯状閉塞板の前記への字断面形状を平坦に押し潰して、前記帯状閉塞板が前記ボード部材の裏面に密着しているボード貼り構造。
  2. 前記帯状閉塞板が、厚さ0.3〜0.6mmの防錆処理鋼板からなる請求項1に記載のボード貼り構造。
  3. 前記ボード下地が、鋼製下地又は木質下地である請求項1又は2に記載のボード貼り構造。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のボード貼り構造を得るためのボード貼り方法であって、
    前記帯状閉塞板を、前記への字断面形状の凹面の両端が前記ボード部材の裏面の前記目地部を挟んだ両側部分に当接するように配置した後に、前記ボード部材の表面側からビスをねじ込むことで前記への字断面形状の凸面を前記ボード部材の裏面側に引き寄せて、前記ボード部材の裏面に密着させるようになっており、
    前記ボード下地と前記帯状閉塞板との交差部においては、前記ボード部材の表面側から前記ボード下地に向けてビスをねじ込んで、前記帯状閉塞板の前記への字断面形状の凸面を前記ボード部材の裏面側に引き寄せ、且つ前記ボード下地を前記ボード部材の裏面側に引き寄せることにより、前記帯状閉塞板の前記への字断面形状を平坦に押し潰すようにしながら、前記帯状閉塞板及び前記ボード下地をこれらの交差部において前記ボード部材の裏面に密着させ、
    前記ボード下地間の中間部分においては、前記ボード部材の表面側から前記帯状閉塞板に向けてビスをねじ込んで、前記帯状閉塞板の前記への字断面形状の凸面を前記ボード部材の裏面側に引き寄せることにより、前記帯状閉塞板の前記への字断面形状を平坦に押し潰すようにしながら、前記帯状閉塞板を前記ボード部材の裏面に密着させるボード貼り方法
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