JP3137603B2 - 連窓サッシ - Google Patents

連窓サッシ

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JP3137603B2
JP3137603B2 JP09367596A JP36759697A JP3137603B2 JP 3137603 B2 JP3137603 B2 JP 3137603B2 JP 09367596 A JP09367596 A JP 09367596A JP 36759697 A JP36759697 A JP 36759697A JP 3137603 B2 JP3137603 B2 JP 3137603B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連窓サッシに係
り、特に一種類の方立で額縁取付部の形状の異なる異種
または同種の窓枠を連窓になし得るようにした連窓サッ
シに関する。
【0002】
【従来の技術】隣合う窓枠の縦枠同士を方立を介して連
結し、連窓に構成される連窓サッシは、既に知られてい
る。上記窓枠は、大別すると、縦枠の基準面と略同一面
に額縁取付部を有するもの例えば嵌め殺し障子の窓枠
と、基準面よりも内側に額縁取付部を有するもの例えば
引き違い障子の窓枠の2種類がある。従って、このよう
な窓枠の異種または同種の組合せは、3パターンになる
ことから、いずれか任意のパターンを選択できるように
するためには3種類の方立を用意する必要がある。
【0003】また、方立の室内面部の下方に結露受け部
材を取付け、方立の室内面部に生じた結露を受けて両側
の下枠上に排水できるようにした連窓サッシは、例えば
特開平6−185270号公報により知られている。こ
のような連窓サッシにおいては、上記3種類の方立に対
応させるために3種類の結露受け部材を用意する必要が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した連
窓サッシにおいては、パターンに応じた3種類の方立を
用意する必要があり、また、方立の結露対策として3種
類の結露受け部材を用意する必要があり、コストの増大
を招く問題があった。
【0005】本発明は、上述した課題を解決すべくなさ
れたものであり、1種類の方立で複数の窓枠の組合せに
対応することができ、コストの低減が図れる連窓サッシ
を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的
は、1種類の結露受け部材で複数の窓枠の組合せに対応
することができ、コストの更なる低減が図れる連窓サッ
シを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1の連窓サッシは、隣合う窓枠の
縦枠同士を方立を介して連結し、連結した縦枠の少なく
とも一方の縦枠はその基準面よりも内側に形成された額
縁取付部を有し、上記方立は室内側両側部に額縁取付部
を固定するための螺着部を有し、この螺着部と上記基準
面よりも内側の額縁取付部との間に形成される隙間に長
手方向に連続したアタッチメントを取付けたことを特徴
とする。
【0007】請求項2の連窓サッシは、隣合う窓枠の縦
枠同士を方立を介して連結し、連結した縦枠の少なくと
も一方の縦枠はその基準面よりも内側に形成された額縁
取付部を有し、上記方立は室内側両側部に額縁取付部を
固定するための螺着部を有し、この螺着部と上記基準面
よりも内側の額縁取付部との間に形成される隙間に長手
方向に連続したアタッチメントを取付け、上記方立の室
内面部下方にはその室内面部に生じた結露を受けて両窓
枠の下枠上に排水する結露受け部材が設けられ、この結
露受け部材は方立の室内面部に当接される正面当接部と
額縁取付部の内側面に当接される側面当接部とからな
り、結露受け部材は上記アタッチメントの幅と対応した
幅に延長可能としたことを特徴とする。
【0008】
【実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添付図面
に基づいて詳述する。図1は本発明の実施の形態を示す
連窓サッシの室内側正面図、図2は図1のA−A線拡大
断面図、図3は図1のB−B線拡大断面図、図4は図2
の分解断面図である。
【0009】これらの図において、1は連窓サッシで、
この連窓サッシ1は隣合う窓枠2,3を方立4を介して
連結して組立てられている。一方の窓枠2は、上枠2
a、下枠2bおよび両側の縦枠2c,2dにより方形に
組立てられている。他方の窓枠3も、同様に、上枠3
a、下枠3bおよび両側の縦枠3c,3dにより方形に
組立てられている。
【0010】一方の窓枠2には横方向にスライドする障
子例えば引き違い障子5が取付けられ、他方の窓枠3に
は嵌め殺しの障子(フィックス障子)6が取付けられて
いる。上記窓枠2,3および方立4は、それぞれ断熱構
造とされている。
【0011】すなわち、窓枠2,3を構成する上枠2
a,3a、下枠2b,3bおよび両側の縦枠2c,2
d,3c,3dは、例えば図3に示すように、アルミニ
ウム合金の押出形材からなる室内側形材2x,3xと室
外側形材2y,3yを合成樹脂製の断熱ブリッジ材7を
介して結合して構成されている。方立4も、同様に、ア
ルミニウム合金の押出形材からなる室内側形材4xと室
外側形材4yを合成樹脂製の断熱ブリッジ材7を介して
結合して構成されている。なお、引き違い障子5の框材
も、同様に、アルミニウム合金の押出形材からなる室内
側形材と室外側形材を合成樹脂製の断熱ブリッジ材を介
して結合して構成されていることが好ましい(図示省
略)。
【0012】窓枠2,3を構成する上枠2a,3a、下
枠2b,3bおよび両側の縦枠2c,2d,3c,3d
の外面部には、例えば図3に示すように、それぞれ長手
方向に連続した複数の補強リブ8a,8bが一体形成さ
れており、そのうちの一つ8aが室外端と同一面状とさ
れ、中間の補強リブ8bが建物の躯体に取付けるための
取付リブとされている。上記室外端補強リブ8aは、室
内側に折り曲った縁部8nを有している。なお、方立4
と連結される側の縦枠2c,3cの取付リブ8bは、方
立4との干渉を避けるために切除される。
【0013】また、窓枠2,3を構成する上枠2a,3
a、下枠2b,3bおよび両側の縦枠2c,2d,3
c,3dの室内側には、嵌め殺しの障子の窓枠3におい
ては、基準面(内面部)50と略同一面状の額縁取付部
9が形成されており、引き違い障子の窓枠2において
は、基準面50よりも内側に折曲し、更に室内側に折曲
したアングル状に額縁取付部10が形成されている。こ
のように引き違い障子の窓枠2における額縁取付部10
が窓枠2の基準面50よりも内側に形成されているの
は、額縁の開口よりも窓枠2の開口を大きくする等のた
めである。
【0014】一方、上記方立4は、縦板部4aを有し、
この縦板部4aの前後には窓枠2,3の室内端と同一平
面となる室内面部4bおよび室外端と同一平面となる室
外面部4cが一体形成されている。また、縦板部4aの
室外側形材4y側には、縦枠2c,3cの室外側形材2
y,3yの断熱ブリッジ材7近傍を背面側から支持する
中間板部4dが一体形成されている。上記方立4の室外
側両側部すなわち室外面部4cの両側部には縦枠2c,
3cの室外端補強リブ8aの縁部8nを係合させるため
の係合受部11が形成され、方立4の室内側両側部すな
わち室内面部4bの両側部には、特に嵌め殺し障子の窓
枠3の額縁取付部、すなわち縦枠3cの基準面50と略
同一面とされた額縁取付部9を固着具であるネジ30で
固定するための螺着部12が形成されている。螺着部1
2は、ネジを任意の位置で螺着できるように、長手方向
に連続した溝状に形成されていることが好ましい。
【0015】上記螺着部12は、方立14の室内面部4
bの両側部に左右対象の位置に形成されている。具体的
には、この方立14は、隣合う窓枠が双方とも嵌め殺し
障子の窓枠3の組合せである第1パターンに適合するよ
うに形成されている。このため、一方が嵌め殺し障子の
窓枠3で、もう一方が引き違い障子の窓枠2の組合せで
ある第2パターンでは、引き違い障子の窓枠3の縦枠2
cの額縁取付部10が内側にアングル状に形成されてい
ることにより螺着部12との間に長手方向に連続した大
きな隙間13が発生する。この隙間13は、室内側に開
放されているため、見栄えが悪いばかりでなく、額縁取
付部10を螺着部12にネジで固定する際に支えがない
ことから額縁取付部10が変形する恐れがある。
【0016】そこで、見栄えの向上を図ると共に額縁取
付部10を支えるスペーサとして、上記隙間13には、
これを覆うように長手方向に連続したアタッチメント1
4が着脱可能に取付けられている。このアタッチメント
14は、例えばアルミニウム合金の押出形材により断面
略コ字状に形成されており、その一側部の室内面側14
aが方立4の室内面部4bと面一に形成されていると共
に、方立4の室内面部4bの裏側に係止する係止部15
を有している。また、アタッチメント14の他側部14
bは、螺着部12の側縁部12aと係合する係合部14
cを有している。なお、上記アタッチメント14は、金
属製以外の材質例えば合成樹脂製であってもよい。
【0017】上記アタッチメント14は、長手方向に移
動にないように、螺着部12に対してネジ例えば皿ネジ
31で固定される。また、上記額縁取付部10は、アタ
ッチメント14を介して(貫通させて)螺着部12にネ
ジ32で固定される。この場合、方立4と縦枠2cを連
結するに際して、予めアタッチメント14を方立4に皿
ネジ31で取付固定しておく。なお、アタッチメント1
4を固定する皿ネジ31は、額縁取付部10を固定する
ネジ32と干渉しないように位置をずらして螺着部12
に捩じ込まれる。なお、額縁取付部9,10およびアタ
ッチメント14には、ネジ30,31,32を通すため
の孔が予め所定の間隔で穿設されている。隣合う窓枠が
双方とも引き違い障子の窓枠3の組合せである第3パタ
ーンにおいては、両側にアタッチメント14を取付けれ
ばよい。このようにアタッチメント14を採用したこと
により、1種類の方立で3パターンの窓枠の組合せに対
応することができるようになっている。
【0018】引き違い障子の窓枠2における方立側の縦
枠2cにおいては、その室外側形材2yの断熱ブリッジ
材7近傍が方立4の中間板部4dに支持されているのに
対して、室内側形材2xの断熱ブリッジ材7近傍が方立
4側から支持されていない。従って、引き違い障子5の
外障子5aがその開閉時に縦枠2cの室外側形材2yに
勢いよく当接(衝突)したとしても、室外側形材2yは
その衝撃力に十分に耐え得るのに対して、引き違い障子
5の内障子5bが縦枠2cの室内側形材2xに勢いよく
当接した場合、室内側形材2xはその衝撃力Fに耐え切
れず、変形や損傷を生じる恐れがある。
【0019】そこで、方立4側の縦枠2cの室内側形材
2xを障子(内障子)5bの衝撃力Fから保護するため
に、その室内側形材2xの断熱ブリッジ材7近傍の背面
側と方立4の間には、上記衝撃力Fを受けるための支持
部材16が設けられ、室内側形材2xの断熱ブリッジ材
7近傍の背面側と方立4の間の隙間(距離)17が一定
以下にならないように規制してている。この支持部材1
6は、縦枠2cの室内側形材2xの断熱ブリッジ材7を
含む背面部と、これと対向する方立4の断熱ブリッジ材
7を含む縦板部4aとの隙間を埋める如く例えば合成樹
脂材によりブロック状に形成されている。上記支持部材
16は、上記隙間17に長手方向に適宜間隔で配置さ
れ、室内側形材2x側からネジ18で固定される。な
お、上記支持部材16としては、隙間17の長手方向全
長に渡って連続して形成されていてもよい。図中、20
は引き違い障子の窓枠2において、方立4側の縦枠2c
の断熱ブリッジ材7を覆うカバー材、21は方立4とは
反対側の縦枠2dの断熱ブリッジ材7を覆うカバー材で
ある。
【0020】一方、方立4の室内面部4bの下方には、
室内面部4bに生じた結露を受けて下枠2b,3b上に
排水するための結露受け部材19が設けられている。図
5はこの結露受け部材を示す図で、(a)は平面図、
(b)は延長部がない状態の平面図、(c)は(a)の
C−C線断面図である。上記結露受け部材19は、方立
4の室内面部4bに当接される正面当接部19aと額縁
取付部9,10の内側面に当接される側面当接部19
b,19bとから主に構成されていると共に、上記アタ
ッチメント14の幅と対応した幅に延長可能とされてい
る。正面当接部19aと側面当接部19b,19bは分
割可能であり、正面当接部19aと側面当接部19bの
間には上記アタッチメント14の幅と対応した延長部1
9cが着脱可能とされている。
【0021】延長部19cを含む結露受け部材19は、
平面コ字状に形成されており、その上端部にはアタッチ
メント14を含む方立4の室内面部4b,14aに生じ
て流下する結露の水滴を受けて両側へ排水するための溝
40が形成されている。この場合、側面当接部19bの
上端部は、室外側へ下り傾斜に形成されている。上記溝
40は、図示例の場合、延長部19cを含む結露受け部
材19の上端部にそれ自体に形成されているが、方立4
の室内面部4b、アタッチメント14の室内面部14a
および額縁取付部9,10の内側面との間に形成されて
いてもよい。上記結露受け部材19の背面部には、これ
を方立4の室内面部4b、アタッチメント14の室内面
部14aおよび額縁取付部9,10の内側面に取付ける
手段として、両面粘着テープ41が貼着されている。
【0022】正面当接部19aと側面当接部19bを結
合し、また正面当接部19aと側面当接部19bの間に
延長部19cを結合する手段として、対向する結合面に
は例えば凹部42aと凸部42bを上下方向から係合さ
せる継手(蟻継ぎともいう)42が設けられている。双
方の窓枠が嵌め殺し障子の窓枠3の組合せである第1パ
ターンの場合には、図5の(b)に示すように延長部1
9cを使用しない結露受け部材19が用いられ、一方が
引き違い障子の窓枠2で他方が嵌め殺し障子の窓枠3の
組合せである第2のパターンの場合には、図5の(a)
に示すように延長部19cを使用した結露受け部材19
が用いられる。なお、双方の窓枠が引き違い障子の窓枠
2の組合せである第3パターンの場合には、図5の
(a)において更に延長部19cをもう1つ追加した結
露受け部材が用いられる。
【0023】以上のように構成された連窓サッシ1によ
れば、隣合う窓枠2,3の縦枠2c,3c同士を方立4
を介して連結し、少なくとも一方の窓枠2の縦枠2cは
その基準面50よりも内側に形成された額縁取付部を有
し、上記方立4は室内面部両側に上記基準面50と略同
一面とされた額縁取付部9を固定するための螺着部12
を有し、この螺着部12と上記基準面50よりも内側の
額縁取付部10との間に形成される隙間13にこれを覆
うように長手方向に連続したアタッチメント14を取付
けるように構成されているため、1種類の方立4で縦枠
2c,3cの室内側形状(額縁取付部9,10の形状)
の異なる窓枠2,3を連窓にでき、方立4を窓枠の組合
せのパターンに合せて作製し、用意する必要がない。す
なわち、1種類の方立4で複数(3パターン)の窓枠の
組合せに対応することができ、コストの低減が図れる。
【0024】また、上記方立4の室内面部下方にはその
室内面部4bに生じた結露を受けて両窓枠2,3の下枠
2b,3b上に排水する結露受け部材19が設けられて
いるが、この結露受け部材19は方立4の室内面部4b
に当接される正面当接部19aと額縁取付部9,10の
内側面に当接される側面当接部19b,19bとに分割
可能であり、正面当接部19aと側面当接部19bの間
に上記アタッチメント14の幅と対応した延長部19c
を着脱可能に設けているため、1種類の結露受部材19
をアタッチメント14の有無にかかわらず兼用すること
ができ、結露受け部材19を窓枠の組合せのパターンに
合せて作製し、用意する必要がない。すなわち、1種類
の結露受け部材19で複数(3パターン)の窓枠の組合
せに対応することができ、コストの更なる低減が図れ
る。
【0025】更に、方立4側の縦枠2cにおける室内側
形材2xの断熱ブリッジ材7近傍の背面側と方立4の間
に、障子5bが当接するときの衝撃力を受けるための支
持部材16を設けているため、障子5bの開閉時に障子
5bが縦枠2cの室内側形材2xに勢いよく当接したと
しても、その衝撃力Fに十分に耐えることができ、室内
側形材2xの変形や損傷、断熱ブリッジ材7の破損等を
簡単な構造で十分に防止することができ、耐久性の向上
が図れる。
【0026】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、上記実施の形態で
は、引き違い障子の窓枠2と嵌め殺し障子の窓枠3を連
窓にした一例が示されているが、引き違い障子の窓枠2
同士を連窓にしてもよい。この場合、アタッチメント1
4および支持部材16は、方立4の両側にそれぞれ配置
される。また、上記実施の形態では、縦枠2cの室外側
形材2yを方立4の中間板部4dで支持し、室内側形材
2xを支持部材16で支持する構造としているが、これ
とは逆に縦枠2cの室内側形材2xを方立4の中間板部
4dで支持し、室外側形材2yを支持部材16で支持す
る構造としてもよい。
【0027】また、引き違い障子の窓枠2同士を連窓に
した場合、方立4を介して連結される両縦枠2c,2c
においては、一方の縦枠2cの室外側形材2yを方立4
の中間板部4dで支持し、室内側形材2xを支持部材1
6で支持する構造とし、他方の縦枠2cの室内側形材2
xを方立4の中間板部4dで支持し、室外側形材2yを
支持部材16で支持する構造としてもよい。また、方立
4の中間板部4dをなくして室内外の両形材2x,2y
を共に支持部材16,16で支持する構造としてもよ
く、この場合、両支持部材16,16は一体であっても
よい。横方向にスライドする障子としては、引き違い障
子以外に、例えば片引き障子等であってもよい。上記実
施の形態では、半外付けタイプの連窓サッシが例示され
ているが、本発明は、半外付けタイプだけでなく、外付
けタイプや内付けタイプにも勿論適用可能である。
【0028】上記実施の形態では、隣合う窓枠2,3が
同一平面上に配置された連窓サッシが例示されている
が、本発明は例えば図6に示すように、隣合う窓枠2,
3が所定の角度(例えば90度)で配置される連窓サッ
シにも勿論適用可能である。この場合、方立4は、横断
面が中空方形の室外側形材4yと、90度の角度で隣合
う螺着部12,12を有する室内側形材4xとを断熱ブ
リッジ材7を介して結合したものが用いられる。その他
は上記実施の形態のものと同じであるため、同一参照符
合を付して説明を省略する。
【0029】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な効果を奏することができる。 (1)請求項1の連窓サッシによれば、隣合う窓枠の縦
枠同士を方立を介して連結し、連結した縦枠の少なくと
も一方の縦枠はその基準面よりも内側に形成された額縁
取付部を有し、上記方立は室内側両側部に額縁取付部を
固定するための螺着部を有し、この螺着部と上記基準面
よりも内側の額縁取付部との間に形成される隙間に長手
方向に連続したアタッチメントを取付けたので、1種類
の方立で複数の窓枠の組合せに対応することができ、コ
ストの低減が図れる。
【0030】(2)請求項2の連窓サッシによれば、隣
合う窓枠の縦枠同士を方立を介して連結し、連結した縦
枠の少なくとも一方の縦枠はその基準面よりも内側に形
成された額縁取付部を有し、上記方立は室内側両側部に
額縁取付部を固定するための螺着部を有し、この螺着部
と上記基準面よりも内側の額縁取付部との間に形成され
る隙間に長手方向に連続したアタッチメントを取付け、
上記方立の室内面部下方にはその室内面部に生じた結露
を受けて両窓枠の下枠上に排水する結露受け部材が設け
られ、この結露受け部材は方立の室内面部に当接される
正面当接部と額縁取付部の内側面に当接される側面当接
部とからなり、結露受け部材は上記アタッチメントの幅
と対応した幅に延長脱可能としたので、1種類の方立で
複数の窓枠の組合せに対応することができると共に、1
種類の結露受け部材で複数の窓枠の組合せに対応するこ
とができ、コストの更なる低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す連窓サッシの室内側
正面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】図1のB−B線拡大断面図である。
【図4】図2の分解断面図である。
【図5】結露受け部材を示す図で、(a)は平面図、
(b)は延長部がない状態の平面図、(c)は(a)の
C−C線断面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す連窓サッシの横
断面図である。
【符号の説明】
1 連窓サッシ 2,3 窓枠 4 方立 9,10 額縁取付部 12 螺着部 14 アタッチメント 19 結露受け部材 19a 正面当接部 19b 側面当接部 19c 延長部 50 基準面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣合う窓枠の縦枠同士を方立を介して連
    結し、連結した縦枠の少なくとも一方の縦枠はその基準
    面よりも内側に形成された額縁取付部を有し、上記方立
    は室内側両側部に額縁取付部を固定するための螺着部を
    有し、この螺着部と上記基準面よりも内側の額縁取付部
    との間に形成される隙間に長手方向に連続したアタッチ
    メントを取付けたことを特徴とする連窓サッシ。
  2. 【請求項2】 隣合う窓枠の縦枠同士を方立を介して連
    結し、連結した縦枠の少なくとも一方の縦枠はその基準
    面よりも内側に形成された額縁取付部を有し、上記方立
    は室内側両側部に額縁取付部を固定するための螺着部を
    有し、この螺着部と上記基準面よりも内側の額縁取付部
    との間に形成される隙間に長手方向に連続したアタッチ
    メントを取付け、上記方立の室内面部下方にはその室内
    面部に生じた結露を受けて両窓枠の下枠上に排水する結
    露受け部材が設けられ、この結露受け部材は方立の室内
    面部に当接される正面当接部と額縁取付部の内側面に当
    接される側面当接部とからなり、結露受け部材は上記ア
    タッチメントの幅と対応した幅に延長可能としたことを
    特徴とする連窓サッシ。
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