JP3985702B2 - バスユニット用窓枠構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バスユニットに設けられるバスユニット開口部を、外壁に設けられる躯体開口部と接続するバスユニット用窓枠構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭等の浴室として、浴槽、天井、床面、壁等をあらかじめ工場で一体化して備え付けたバスユニットが使用されている。従来のバスユニットに窓を設置するには、図4の縦断面図に示すように、建屋の外壁1に穿設されている躯体開口部11と、バスユニット外壁21に穿設されているバスユニット開口部23とを対向位置になるようにバスユニットを配設する。通常の窓の形状は規格化されているので、躯体開口部11とバスユニット開口部23との前面視での形状・位置は略同じになっている。したがって、躯体開口部11とバスユニット開口部23とを連結する連結フレーム25を用いて連結することができていた。両者を連結した後、躯体開口部11に窓ガラス13を取り付ける。このような連結フレーム25を用いたバスユニット用窓枠構造が、特開平6−323063号公報と特開平11−13357号公報に開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−323063号公報(第1−3頁、図2)
【0004】
【特許文献2】
特開平11−13357号公報(第2−3頁、図5)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
最近、バスユニットもユーザーから高級感を求められるようになり、天井をドーム形状に形成してなることが実施されている。このようなバスユニットでは、天井部分と壁部分との境界部分の高さは従来のものと比較すると低くなっている。一方、躯体開口部は既に穿設されているものであり、躯体開口部の上端面よりも、天井部分と壁部分との境界部分の方が低くなっている場合もある。この場合は、そのままでは、躯体開口部の全体の対向場所には、バスユニット開口部を穿設することができなかった。このものに、連結フレームを取り付けるようとすると、躯体開口部の上部分を外壁材で再度塞ぐ工事が必要となり、このための工事に時間と費用がかかっていた。
【0006】
本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、躯体開口部の上端面よりもバスユニット開口部の上端面の方が低い場合であっても、躯体開口部とバスユニット開口部とを、容易な工事で接続できる連結フレームを用いたバスユニット用窓枠構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明のバスユニット用窓枠構造は、建屋の外壁に躯体開口部を設け、バスユニットの前記躯体開口部の対向位置にバスユニット開口部を設け、前記躯体開口部の上端面の高さよりも前記バスユニット開口部の上端面までの高さが低い、躯体開口部とバスユニット開口部を連結フレームで連結してなるバスユニット用窓枠構造において、前記躯体開口部の屋内側の周辺縁部に躯体枠材を設け、前記連結フレームの上部と前記躯体枠材の上面板との間の空間を埋める高さ調整パネルを設けてなるバスユニット用窓枠構造であって、前記高さ調整パネルは、平板の外周にパネル枠材を有してなり、前記パネル枠材が、前記躯体枠材の内側に配設されてなるものであることを特徴としている。
【0009】
請求項に係る発明のバスユニット用窓枠構造は、請求項1記の構成において、前記連結フレームは、下面フレーム板又は上面フレーム板に前記躯体枠材の側面板に嵌合する切欠き部を有してなるものであることを特徴としている。
【0010】
請求項に係る発明のバスユニット用窓枠構造は、請求項記載の構成において、前記連結フレームは、上面フレーム板に前記パネル枠材の側面板及び前記躯体枠材の側面板に嵌合する切欠き部を有してなるものであることを特徴としている。
【0011】
請求項に係る発明のバスユニット用窓枠構造は、請求項記載の構成において、前記連結フレームの内側に、前記躯体枠材及び前記パネル枠材の下面板が配設されてなるものであることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
本実施の形態に係るバスユニット用窓枠構造を、図1〜3に基づいて説明する。連結フレームの取り付け状態は図1に示す斜視図に示すように、建物の外壁1にすでに穿設されている窓用の躯体開口部11の屋内側にアルミニウム板の躯体枠材12を固定する。ここで、躯体枠材12は、既に取り付けられているアルミサッシの外枠に、ビス等で取り付ける。一方、図2の縦断面図に示すように、屋内には、ドーム形状の天井22を有するバスユニットが配設されている。ここで、このドーム天井22の形状は湾曲しているために、これとバスユニット壁21との境界部分の高さは、躯体開口部11の上端面の高さより低くなっている。このバスユニット壁21には、躯体開口部11の対向位置に、バスユニット開口部23が穿設されている。ここで、このバスユニット開口部23の下端面及び側面は、躯体開口部11の下端面及び側面に対向するように穿設されている。
【0013】
また、連結フレーム25は、4枚のアルミニウム製の板(上面フレーム板、下面フレーム板、側面フレーム板)を組み合わせたものであり、バスユニット開口部側の周縁部には、フレーム枠材26が取り付けられている。また、前面視で、このものは、バスユニット開口部23に内接する形状になっている。また、上面フレーム板の躯体開口部側には、躯体枠材12と嵌合する位置に切欠き部27、27が設けられている。また、高さ調整パネル15は、長方形の金属板からなり、このものの幅は躯体枠材12の幅と略同じであり、このものの高さは躯体枠材上面板までの高さと連結フレームの上端面までの高さとの差に略等しい。また、このものの周縁部には、パネル枠材16が設けられている。
【0014】
以下に、連結フレーム25を用いて、バスユニット開口部23と躯体開口部11とを接続する手順について説明する。まず、躯体開口部11の内部に、高さ調整パネル15を配置し、開口部窓枠材12の上面板と高さ調整パネル15のパネル枠材16の上面板とが接合するように配設する。ここで、パネル枠材16の上面板及び側面板と、開口部窓枠材12とをネジ31で固定する。
【0015】
次に、連結フレーム25をバスユニット開口部23から嵌入し、フレーム枠材26を、バスユニット壁21に接合するまで押し込む。この状態で、連結フレーム25の内側に、パネル枠材16の下面板、開口部窓枠材12の下面板及び側面板が接合する状態になっている。また、切欠き部27、27は、躯体枠材12及びパネル枠材16との両方の側面板に嵌合している。この状態で、図2の縦断面図及び図3の横断面図に示すように、連結フレーム25の躯体開口部側の各フレーム板と、パネル枠材16の下面板、開口部窓枠材12の下面板及び側面板とを、ネジ31で固定する。また、フレーム枠材26とバスユニット壁21とをネジ31で固定し、連結フレーム25を周辺のそれぞれの部材に固定する。次に、フレーム枠材26の上面に化粧板24を取り付けることにより、ネジ31を隠す。この後、フレーム枠材26とバスユニット壁21との隙間、連結フレーム25と躯体枠材12との隙間に、それぞれコーキング33を施す。
【0016】
こうして取り付けられた窓構造は、入浴者にとっては、通常の窓と同様にして開閉することができ、外観上も問題なく使用することができる。また、屋外から窓を見たときも、高さ調整パネル15が見えるものの、外観を損なうことがない構造となっている。また、高さ調整パネル15と連結フレーム25との間はコーキング33によって、隙間のない構造になっているので、外壁1とバスユニット壁21との間の空間に外気が直接に入り込むことがなく、建屋としての保温効果を維持できる。さらに、バスユニット壁21と連結フレーム25との間もコーキング33によって、隙間のない構造になっているので、外壁1とバスユニット壁21との間の空間に浴室内の湿気が直接に入り込むことがなく、建屋の劣化防止の効果がある。
【0017】
本実施の形態では、躯体開口部11の屋内側に躯体枠材12を設け、これと、連結フレーム25を固定し、この上部に高さ調整パネル15を設けて、固定している。したがって、ドーム天井22を有するようなバスユニットにおいても、窓を取り付けることができる。また、躯体開口部11の上部分を外壁で塞ぐための本格的な工事が不要となり、設置工事が容易となる。また、切欠き部27が躯体枠材12と嵌合しているので、位置合わせが容易となる。また、連結フレーム25の内側に、躯体枠材12及び前記パネル枠材16が配設されている構造を有していので、連結フレーム25の寸法精度がやや低いものであっても、躯体開口部11に連結フレームを隙間なしで嵌め合わすことが可能であり、結果として、連結フレーム25の生産性が向上する。さらに、躯体枠材12を付設するのではなく、あらかじめ取り付けられたアルミサッシの外枠の一部を用いることにより、さらに工事が容易となる。
【0018】
なお、本実施の形態では、天井をドーム形状としているが、これに限る必要はなく、通常の平状天井であっても、本実施の形態は有効である。
【0019】
【発明の効果】
請求項1に係る発明のバスユニット用窓枠構造は、建屋の外壁に躯体開口部を設け、バスユニットの前記躯体開口部の対向位置にバスユニット開口部を設け、前記躯体開口部の上端面の高さよりも前記バスユニット開口部の上端面までの高さが低い、躯体開口部とバスユニット開口部を連結フレームで連結してなるバスユニット用窓枠構造において、前記躯体開口部の屋内側の周辺縁部に躯体枠材を設け、前記連結フレームの上部と前記躯体枠材の上面板との間の空間を埋める高さ調整パネルを設けてなるものであることを特徴としているので、ドーム天井を有するようなバスユニットにおいても、窓を取り付けることができ、躯体開口部の上部分を外壁で塞ぐための本格的な工事が不要となり、設置工事が容易となる。
【0020】
請求項1に係る発明のバスユニット用窓枠構造は、前記高さ調整パネルは、平板の外周にパネル枠材を有してなり、前記パネル枠材が、前記躯体枠材の内側に配設されてなることを特徴としているので、高さ調整パネルと躯体枠材との位置合わせが容易になる。
【0021】
請求項に係る発明のバスユニット用窓枠構造は、請求項1記の構成において、前記連結フレームは、下面フレーム板又は上面フレーム板に前記躯体枠材の側面板に嵌合する切欠き部を有してなるものであることを特徴としているので、請求項記載の効果に加えて、連結フレームと躯体枠材との位置合わせが容易になる。
【0022】
請求項に係る発明のバスユニット用窓枠構造は、請求項記載の構成において、前記連結フレームは、上面フレーム板に前記パネル枠材の側面板及び前記躯体枠材の側面板に嵌合する切欠き部を有してなるものであることを特徴としているので、請求項記載の効果に加えて、連結フレームと、躯体枠材及び高さ調整パネルとの位置合わせが容易になる。
【0023】
請求項に係る発明のバスユニット用窓枠構造は、請求項記載の構成において、前記連結フレームの内側に、前記躯体枠材及び前記パネル枠材の下面板が配設されてなるものであることを特徴としているので、請求項記載の効果に加えて、連結フレームの寸法精度がやや低いものであっても、躯体開口部に連結フレームを隙間なしで嵌め合わすことが可能であり、結果として、連結フレームの生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の連結フレームの取付け構造を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態の窓枠構造の縦断面図である。
【図3】本実施の形態の窓枠構造の横断面図である。
【図4】従来の形態の窓枠構造の縦断面図である。
【符号の説明】
1 外壁
11 躯体開口部
12 躯体枠材
13 窓ガラス
15 高さ調整パネル
16 パネル枠材
21 バスユニット壁
22 ドーム天井
23 バスユニット開口部
25 連結フレーム
24 化粧板
26 フレーム枠材
27 切欠き部
31 ネジ
33 コーキング

Claims (4)

  1. 建屋の外壁に躯体開口部を設け、バスユニットの前記躯体開口部の対向位置にバスユニット開口部を設け、前記躯体開口部の上端面の高さよりも前記バスユニット開口部の上端面までの高さが低い、躯体開口部とバスユニット開口部を連結フレームで連結してなるバスユニット用窓枠構造において、前記躯体開口部の屋内側の周辺縁部に躯体枠材を設け、前記連結フレームの上部と前記躯体枠材の上面板との間の空間を埋める高さ調整パネルを設けてなるバスユニット用窓枠構造であって、前記高さ調整パネルは、平板の外周にパネル枠材を有してなり、前記パネル枠材が、前記躯体枠材の内側に配設されてなるものであることを特徴とするバスユニット用窓枠構造。
  2. 前記連結フレームは、下面フレーム板又は上面フレーム板に前記躯体枠材の側面板に嵌合する切欠き部を有してなるものであることを特徴とする請求項1記のバスユニット用窓枠構造。
  3. 前記連結フレームは、上面フレーム板に前記パネル枠材の側面板及び前記躯体枠材の側面板に嵌合する切欠き部を有してなるものであることを特徴とする請求項記載のバスユニット用窓枠構造。
  4. 前記連結フレームの内側に、前記躯体枠材及び前記パネル枠材の下面板が配設されてなるものであることを特徴とする請求項記載のバスユニット用窓枠構造。
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