JPH0347098Y2 - - Google Patents

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JPH0347098Y2
JPH0347098Y2 JP1984136768U JP13676884U JPH0347098Y2 JP H0347098 Y2 JPH0347098 Y2 JP H0347098Y2 JP 1984136768 U JP1984136768 U JP 1984136768U JP 13676884 U JP13676884 U JP 13676884U JP H0347098 Y2 JPH0347098 Y2 JP H0347098Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、額縁壁部を改良した出窓に係るも
のである。
〔従来の技術〕
従来例の一般的な出窓の横断平面による概要構
成を第3図に示す。第3図において、家屋の外壁
としての建屋1の一部から突出するように設置さ
れる出窓2は、隅柱枠3の部分を介して、外,内
各障子5,6を開閉自在に装着させた正面部の引
違い戸などの正面窓部4と、この正面窓部4の左
右両側で、この正面窓部4と一体に水平断面が等
脚台形状となるように室内側へ拡開して設けられ
る嵌殺し窓などの両袖側窓部7,7とを有し、前
記正面窓部4の両側部と、両袖側窓部7,7の一
方の側部とが、それぞれ共通する竪枠として、前
記したように左右1本ずつの各隅柱枠3,3を共
用しており、また正面側窓部4と両袖側窓部7,
7とによつて囲まれた室内側には、室内の床部に
連接される踏込み床部8が設けられている。さら
に、両袖側窓部7,7を室内壁9から区分する額
縁枠10が、この室内壁9に対して直角に配設さ
れている。従つて、前記正面側窓部4と両袖側窓
部7,7とで囲まれた水平断面等脚台形状の部分
の室内側に、額縁枠10で囲まれた水平断面長方
形状の部分が連接されて、水平断面六角形状に出
窓の内部空間が構成され、この内部空間に近似し
た六角形状の平面形状に前記床部8が形成されて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来例の出窓では、前記のように構成され、正
面側窓部と両袖側窓部とで囲まれた部分は室内側
に拡がる等脚台形状の水平断面形状であるが、そ
の室内側に連らなる額縁枠で囲まれた部分は長方
形状の水平断面形状であるため、水平断面が等脚
台形状の部分と長方形状の部分との和が出窓の内
部空間となり、この内部空間が小さく、また採光
面積も充分でないという問題点があつた。
この考案は、前述した問題点を解決して、建屋
の外壁から室外側に突出する部分の水平断面積を
大きくすることなく、建屋の内,外壁間の部分を
利用して内部空間を大きくでき、また採光面積を
拡げることができ、さらにデザインを損うことが
ない出窓を提供することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、引違い戸などからなる正面側窓部
13と、この正面窓部の左右両側部に隅柱枠を介
し一方の側部を結合させて設けられた嵌殺し窓な
どからなる両袖側窓部20とを有し、正面窓部1
3に対し両袖側窓部20を室内側に所定角度で拡
がるように配設させ、これらの両袖側窓部20の
他方の側部を建屋の室外壁に結合させた出窓にお
いて、建屋の室内壁29を屈折させて前記両袖側
窓部20と平行に延長させた額縁壁30を有し、
これらの額縁壁30を前記両袖側窓部20の他方
の側部にそれぞれ連接させ、前記正面側窓部1
3、両袖側窓部20および額縁壁30で囲み、前
記室内壁29室外側に配設した内部空間の水平断
面形状を、室内側に拡がるほぼ等脚台形状に形成
したものである。
〔作用〕
この考案は、正面側窓部13と両袖側窓部20
とで囲まれた部分が従来と同じ横断面積であつて
も、額縁壁30で囲まれた部分を、従来の長方形
より面積が大きい室内側に拡がる水平断面形状ほ
ぼ等脚台形状にしたので、第1図に例示するよう
に建屋の内,外壁間の部分を利用して、建屋の外
壁から室外側に突出する部分を大きくすることな
く、出窓の内部空間を全体としても従来より大き
くでき、また内部空間の全体が室内側に拡がる等
脚台形状の水平断面形状であるため、採光面積を
拡げることができ、さらに内部空間の水平断面形
状が従来の六角形状から台形状になるだけであ
り、デザインを損うこともない。
〔実施例〕
以下、この考案に係る出窓の一実施例につき、
第1図および第2図を参照して詳細に説明する。
第1図はこの実施例に係る出窓の要部を示す横
断面図であり、また第2図は正面窓部である引違
い戸部の縦断面図である。
第1図,第2図において、家屋建屋の室外壁1
1の一部から突出する出窓12は、戸枠14内に
開閉自在に装着されて、それぞれ框内にガラス板
17,18を嵌め込んだ外,内各障子15,16
をもち、戸枠14の両側部にあつて各竪枠19,
19を配し引違い窓からなる正面窓部13と、窓
枠21内にガラス板22を押し縁23で嵌殺しに
装着させ、窓枠21の前記正面窓部13側側部で
前記竪枠19に一体的結合可能な一方の竪枠2
4、および前記室外壁11に一体的結合される他
方の竪枠25をそれぞれに配した各嵌殺し窓から
なる両袖側窓部20,20とを有している。ま
た、正面窓部13に対し、両袖側窓部20,20
を、これらによつて囲まれた部分の横断平面が等
脚台形状をなすように室内側に角度(θ)で拡開
させ、正面窓部13と両袖側窓部20,20とで
囲まれた室内側に踏込み床部26を設けてある。
そして、この実施例では、前記袖側窓部20の
竪枠25に対して、室外側に前記室外側11であ
るALC版壁を接合させるための枠部25aを設
け、竪枠25の室内側に次に述べる額縁枠の端部
を接合させるための取付け溝25bを条設させる
と共に、前記枠部25aからは支持金具27を介
して壁受け部材28を突出保持させてある。ま
た、室内壁29の端部を前記角度(θ)対応に屈
折させて前記両袖側窓部20,20方向にこれら
と平行に延長させ、屈折部分を額縁壁30とし、
これらの額縁壁30を前記壁受け部材28に突当
て保持させた状態のまゝで、額縁壁30の延長端
部30aを接合金具31によつて前記取付け溝2
5bに嵌め込んで取付け接合させたものである。
従つて、この実施例は、家屋建屋の室外壁11
部に対し、出窓12を室外側に突出して配置さ
せ、この状態で、説明を省略した壁躯体への室内
壁29の固定と共に、額縁壁30を壁受け部材2
6に突当て保持させながら、額縁壁30の延長端
部30aを接合金具31で、袖側窓部20の竪枠
25に形成した取付け溝25bに嵌め込むことに
よつて、額縁壁30を袖側窓部20の竪枠25、
ひいては両袖側窓部20にしつかりと取付け接合
させ得るのである。
そして、前記のように組み上げられた状態で
は、額縁壁30に注目すると、所定角度(θ)で
室内側に向かい拡開されている両袖側窓部20,
20に対して、室内壁29の端部から同一角度で
屈折された額縁壁30,30が平行して接合され
ることになり、このため、額縁壁30の室内側面
は、袖側窓部20に与えられている傾斜がその
まゝに延長し、室内側に拡開された形態を呈し、
正面側窓部13、両袖側窓部20および額縁壁3
0で囲んだ出窓の内部空間全体が、室内壁29室
外側に位置して室内側に拡がるほぼ等脚台形状の
水平横断面形状に形成されるのである。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は、引違い戸な
どからなる正面側窓部13と、この正面窓部の左
右両側部に隅柱枠を介し一方の側部を結合させて
設けられた嵌殺し窓などからなる両袖側窓部20
とを有し、正面窓部13に対し両袖側窓部20を
室内側に所定角度で拡がるように配設させ、これ
らの両袖側窓部20の他方の側部を建屋の室外壁
に結合させた出窓において、建屋の室内壁29を
屈折させて前記両袖側窓部20と平行に延長させ
た額縁壁30を有し、これらの額縁壁30を前記
両袖側窓部20の他方の側部にそれぞれ連接さ
せ、前記正面側窓部13、両袖側窓部20および
額縁壁30で囲み、前記室内壁29室外側に配設
した内部空間の水平断面形状を、室内側に拡がる
ほぼ等脚台形状に形成したので、次の効果が得ら
れる。
すなわち、この考案は、正面側窓部13と両袖
側窓部20とで囲まれた部分が従来と同じ横断面
積であつても、額縁壁30で囲まれた部分を、従
来の長方形より面積が大きい室内側に拡がる水平
断面形状ほぼ等脚台形状にしたので、第1図に例
示するように建屋の内,外壁間の部分を利用し
て、建屋の外壁から室外側に突出する部分を大き
くすることなく、出窓の内部空間を全体としても
従来より大きくでき、また内部空間の全体が室内
側に拡がる等脚台形状の水平断面形状であるた
め、採光面積を拡げることができ、さらに内部空
間の水平断面形状が従来の六角形状から台形状に
なるだけであり、デザインを損うこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による出窓の要部
を示す横断面図、第2図は同上正面窓部の縦断面
図であり、第3図は従来例による一般的な出窓の
概要を示す横断平面図である。 11……建屋の室外壁、12……出窓、13…
…正面側窓部、14……戸枠、20……袖側窓
部、21……窓枠、25……竪枠、25b……取
付け溝、26……踏込み床部、28……壁受け部
材、29……室内壁、30……額縁壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引違い戸などからなる正面側窓部13と、この
    正面窓部の左右両側部に隅柱枠を介し一方の側部
    を結合させて設けられた嵌殺し窓などからなる両
    袖側窓部20とを有し、正面窓部13に対し両袖
    側窓部20を室内側に所定角度で拡がるように配
    設させ、これらの両袖側窓部20の他方の側部を
    建屋の室外壁に結合させた出窓において、建屋の
    室内壁29を屈折させて前記両袖側窓部20と平
    行に延長させた額縁壁30を有し、これらの額縁
    壁30を前記両袖側窓部20の他方の側部にそれ
    ぞれ連接させ、前記正面側窓部13、両袖側窓部
    20および額縁壁30で囲み、前記室内壁29室
    外側に配設した内部空間の水平断面形状を、室内
    側に拡がるほぼ等脚台形状に形成したことを特徴
    とする出窓。
JP1984136768U 1984-09-11 1984-09-11 Expired JPH0347098Y2 (ja)

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JP1984136768U JPH0347098Y2 (ja) 1984-09-11 1984-09-11

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JPS6152081U JPS6152081U (ja) 1986-04-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58111751U (ja) * 1982-01-25 1983-07-30 トヨタ自動車株式会社 建築物の窓枠組合せ構造

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JPS6152081U (ja) 1986-04-08

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