JP2573275Y2 - 装飾ドア - Google Patents

装飾ドア

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JP2573275Y2
JP2573275Y2 JP1992075856U JP7585692U JP2573275Y2 JP 2573275 Y2 JP2573275 Y2 JP 2573275Y2 JP 1992075856 U JP1992075856 U JP 1992075856U JP 7585692 U JP7585692 U JP 7585692U JP 2573275 Y2 JP2573275 Y2 JP 2573275Y2
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decorative
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克朗 湊
満宏 扇谷
宏 竹本
千映 広池
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立山アルミニウム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、建物の開口部に取付
ける装飾ドアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドアや障子に対する装飾として、
例えば左右竪框の嵌合溝に飾縁を夫々嵌挿し、左右の飾
縁間にガラスを嵌挿するドアや障子が知られている。
(例えば実開昭51-59137号公報、実開昭55-174483 号公
報)又枠体の内部に化粧板を嵌挿し、該化粧板に抜穴を
形成し、抜穴に中枠を取付けるドアや障子も知られてい
る。(例えば実開昭60-90386号公報)
【0003】枠体の内部にガラスと組子を嵌挿し、組子
にて装飾効果を高める障子、枠体の内部にガラスと格子
桟を取付け、格子桟にて装飾効果を高めるドアや玄関引
戸、或いは枠体の内部を左右に仕切り、一方にガラスを
嵌挿し、他方に格子桟を取付けるドアや玄関引戸も知ら
れている。(例えば実開昭60-133091 号公報、実開昭56
-114289 号公報、実開昭56-3988 号公報)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来ドアや障子は、機
能の向上に重点がおかれ、装飾手段として飾縁や額縁を
嵌挿するに止まっていたため、装飾効果に乏しい問題点
があった。枠体の内部に装飾用の格子桟や組子を嵌挿す
る場合、格子桟と組子の取付けに高度の熟練を要する問
題点があった。本考案は、従来技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、装飾効果の高い装飾ドアを簡単にしかも安価に
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案における装飾ドアは、框枠を構成する左右竪
框の内周に化粧材を夫々嵌挿し、化粧材の間に適宜空間
幅の空間部を設け、該空間部の室内側に中抜窓を嵌め込
み、中抜窓の室外側に装飾体を適宜間隔で取付けた押縁
を嵌挿し、中抜窓と押縁をビス止め固定するものであ
る。框枠の内部に竪框と平行する仕切材を取付け、仕切
材と化粧材の間に空間部を形成し、該空間部に中抜窓と
装飾体を取付けることも可能である。
【0006】
【実施例】以下、本考案における装飾ドアの構造を実施
例の図1乃至図5に基づき説明すれば、上下横框11と左
右竪框12より構成する框枠1において、左右竪框12の内
周側に化粧材3,13を夫々嵌挿し、左化粧材3と右化粧
材13の間に適宜空間幅Hの空間部Aを設け、該空間部A
の室内側に中抜窓4を嵌め込み、中抜窓4の室外側に装
飾体8を適宜間隔で取付けた押縁7を嵌挿し、中抜窓4
より押縁7に螺入するビスNにて固定するものである。
【0007】框枠1を構成する上下横框11と左右竪框12
は、図2(B)の如く矩形中空部10の内周壁1aの室内側
に、各框11,12の長手方向に平行する突条21,23を、又
室外側に同じ突条22,24を内周向きに夫々突設してい
る。化粧材3,13は最大幅eが框幅Eより小さい中空部
30の一端面3aに、框枠1の室内側突条21,23と室外側突
条22,24に嵌挿する凹溝31,32を設け、他端面3bの室内
外側に框枠1と同じ突条33,34を突設している。
【0008】中抜窓4は中枠5の内周にガラスビードB
を介してガラスGを嵌挿し、中枠5の室内側に設けた袋
溝42に図4(C)の如く帯蓋14を嵌挿係止する。中枠5
は図3(A)の如く同一断面形状の横桟51と竪桟52の両
端を45度に切断し、その傾斜端面を突合わせて組立て構
成するもので、横桟51は図3(C)の如くガラス嵌合溝
41を内周向きに開口し、嵌合溝41の外周側に室内向きに
開口し化粧材3,13の室内側突条33に係止する袋溝42を
設け、嵌合溝41の内縁より室外に向けて凸条43を突設し
ている。
【0009】押縁7は図3(B)の如く、外面片7aとそ
れより幅広い内面片7b、外面片7aの内端より内面片7bの
内端に向けて傾斜する内側片7c、及び外面片7aの外端よ
り内面片7bの外端に連続する外側片7dから形成され、外
側片7dに化粧材3,13の室外側突条34に係止する段部17
を形成している。この押縁7は空間部Aを形成する化粧
材3,13と上下横框11の室外側内周部に嵌合固定するも
のである。
【0010】装飾体8は空間幅Hより小幅の装飾板18
と、その裏の左右に垂設し外向きに折れ曲がる脚板28か
ら構成されている。脚板28の垂設間隔Fは中枠5の開口
幅hより狭く、脚板厚さtを中枠5の凸条高さsと同等
に形成し、脚板28に図6の如く取付孔38を穿設してい
る。この装飾体8は例えば脚板28を押縁内面片7bに重
ね、脚板28の取付孔38より内面片7bにビスNを螺入し、
押縁7に適宜間隔で取付けておくものである。
【0011】装飾体8を取付けた押縁7は、空間部Aの
室内側に中抜窓4を取付けた後、空間部Aの室外側に嵌
合するもので、その際、図7の如く中抜窓4の凸条43に
装飾体8の脚板幅Lに応じた切欠部44を形成しておき、
空間部Aの室外側に装飾体8を取付けた押縁7を嵌挿
し、該押縁7の段部17を化粧材3,13の室外側突条34に
係止すると共に、押縁内面片7bと装飾体脚板28を中枠5
の室外側に当接し、中枠5の袋溝42より装飾体脚板28の
取付孔38にビスNを螺入して押縁7を固定するものであ
る。
【0012】図8の装飾ドアは、框枠1の内部に竪框12
と平行する仕切材9を取付け、左右竪框12の内周に化粧
材3,13を夫々嵌挿し、左化粧材3と仕切材9の間、及
び右化粧材13と仕切材9の間に図9の如く空間部Aを形
成し、両空間部Aの室内側に中抜窓4を夫々嵌め込み、
その室外側に装飾体8を取付けた押縁7を嵌挿し、押縁
7の段部17を化粧材3,13の室外側突条34に係止すると
共に、中枠5の室外側に当接した装飾体脚板28の取付孔
38に、中枠5の袋溝42よりビスNを螺入して固定するも
のである。
【0013】仕切材9は框幅Eと同等の矩形中空部90の
左右側面9a,9bに、竪框12と同じ突条91,92を突設して
いる。框枠1を構成する横框11と竪框12、及び中枠5を
構成する横桟51と竪桟52、更に化粧材3,13と押縁7、
及び仕切材9は、何れも軽金属材より押出し成形するも
のである。
【0014】図9(C)の装飾ドアは、中枠5の横桟51
と竪桟52の室外側に突設する凸条43の形成を省略し、中
枠5の室外面4aをフラットに形成する一方、横竪桟51,
52と相対する押縁内面片7bの内周側より室内に向けて脚
板厚さtに等しい凸条43を設け、該凸条43に装飾体8の
脚板幅Lに応じた切欠部44を形成しておき、空間部Aの
室外側に装飾体8を取付けた押縁7を嵌挿する際、装飾
体8の脚板28を凸条43の切欠部44に嵌挿するものであ
る。
【0015】本考案における装飾ドアの構造は上記実施
例に限定されるものではなく、例えば装飾体8の装飾板
18を縦長の矩形に形成することも可能であるし、脚板28
を二枚の装飾板18に連続して取付けることも可能であ
る。横竪桟51,52と押縁7、及び化粧材3,13等の形状
構造は、本案の要旨に反しない限り適宜変更可能であ
る。
【0016】
【考案の効果】本考案の装飾ドアは、上記のとおり構成
されているので、次に記載する効果を奏する。左右竪框
の内周に化粧材を嵌挿すると共に、化粧材間の室内側に
中抜窓を、その室外側に装飾体を取付けた押縁を嵌挿固
定するものであるから、化粧材と装飾体のデザインを変
更するだけで装飾効果の異なる多様なドアを安価に提供
できるし、化粧材と装飾体を取替えればドアのイメージ
も新しくすることができる。
【0017】竪框に対する化粧材の嵌挿と、化粧材間に
対する中抜窓の嵌挿、及び装飾体を取付けた押縁の嵌挿
手段が実に簡単容易であるし、中枠と押縁をビス止めす
るだけで、框枠に嵌挿した化粧材も離脱不能に固定し得
る利点がある。本案の技術は玄関引戸や戸袋の鏡板にも
応用し得るし、サッシ窓に嵌挿する障子にも応用し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】の(A)(B)本案装飾ドアの正面図である。
【図2】の(A)(B)本案装飾ドアと框枠に対する化
粧材の嵌合例を示す横断面図である。
【図3】の(A)(B)(C)中枠の横断面図と押縁の
取付例を示す横断面図、及び中抜窓の嵌合例を示す横断
面図である。
【図4】の(A)(B)(C)装飾体の嵌合例と押縁の
固定例を示す横断面図である。
【図5】の(A)(B)化粧材と装飾体を備えた押縁の
取付け例を示す縦断面図である。
【図6】の(A)(B)装飾体の底面図と平面図であ
る。
【図7】切欠部の形成例を示す横桟の斜視図である。
【図8】の(A)(B)仕切材を設けた装飾ドアの正面
図と框枠の縦断面図である。
【図9】の(A)(B)(C)仕切材付き框枠の横断面
図、及び化粧材と装飾体を備えた押縁の取付け例を示す
横断面図である。
【符号の説明】
1 框枠 3,13 化粧材 4 中抜窓 5 中枠 7 押縁 8 装飾体 9 仕切材 11 横框、12 竪框、14 帯蓋、17 段部、18 装飾
板、28 脚板 41 ガラス嵌合溝、42 袋溝、43 凸条、44 切欠部 51 横桟、52 竪桟 21,22,23,24,33,34,91,92 突条 A 空間部、B ガラスビード、G ガラス、N ビス E 框幅、e 化粧材最大幅 F 脚板の垂設間隔、L 脚板幅 H 空間幅、h 中枠の開口幅 s 中枠の凸条高さ、t 脚板厚さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 広池 千映 富山県高岡市早川550番地 立山アルミ ニウム工業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 3/70 E06B 3/58 E06B 7/28 E06B 9/01

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 框枠(1)を構成する左右竪框(12)の
    内周に化粧材(3,13)を夫々嵌挿し、左化粧材(3)
    と右化粧材(13)の間に適宜空間幅(H)の空間部(A)
    を設け、該空間部の室内側に、中枠(5)にガラス
    (G)を嵌挿した中抜窓(4)を嵌め込み、中抜窓の室
    外側に装飾体(8)を適宜間隔で取付けた押縁(7)を
    嵌挿し、中抜窓と押縁をビス止め固定する装飾ドア。
  2. 【請求項2】 左右竪框(12)の内周に化粧材(3,1
    3)を夫々嵌挿した框枠(1)の内部に、竪框と平行す
    る仕切材(9)を取付け、仕切材と化粧材の間に空間部
    (A)を形成し、該空間部の室内側に中抜窓(4)を嵌
    め込み、中抜窓の室外側に装飾体(8)を取付けた押縁
    (7)を嵌挿固定する請求項1記載の装飾ドア。
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