JP4808576B2 - サッシ - Google Patents

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本発明は、建物の開口部に設けられる左右一対の溝形材間に取付けられるサッシに関し、特に枠体をダボを介して強固に枠組みできるサッシに関する。
従来、工事現場等で用いられる組立ハウスとしては、左右両側にパネル材を飲み込ませることのできる凹部を有した溝形材が支柱として縦方向に設けられ、隣り合う溝形材間にパネル材を納めて壁面とするものが知られている。また、壁面内には適宜パネル体が配置されない開口部が設けられ、この開口部にサッシが取付けられる。この場合、サッシの縦枠を左右の溝形材間に上から落とし込むことで取付けがなされる。サッシを溝形材間に取付けたら、サッシの上枠の上方にさらにパネル材を取付ける。このようなサッシは、例えば特許文献1に開示されている。
特開2003−148053号公報
このようなサッシは、上下枠及び左右の縦枠を方形状に枠組みした枠体内に障子を納めてなるものであり、枠体は上下枠または縦枠の一方にダボを取付け、この取付けられたダボを他方の枠に挿入することで、上下枠と縦枠を連結し枠組みするようにしている。このために、上下枠の両端部にはそれぞれ縦枠側に向かって開口し、ダボを挿入可能な中空部が形成され、中空状に形成された縦枠の端部と上下枠の中空部とにそれぞれダボが挿入される。
しかし特に下枠の上下方向寸法が小さい場合、下枠の中空部に対するダボの飲み込み寸法が小さくなるため、充分な固定強度を確保することが難しくなる。このために、下枠の中空部を上方に向かって突出させ、ダボの飲み込み寸法が大きくなるように形成している。しかし、このように形成すると、下枠と縦枠との継ぎ目が中空部以外の下枠上面よりも上方となるために、意匠性を損ねるという問題点があった。また、中空部を突出させるように形成することで、下枠の両端部がそれぞれL字状となるために、上下枠及び縦枠を輸送する際に、下枠のために多くのスペースが必要となり、輸送効率を低下させることともなっていた。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、下枠と縦枠の連結部分における意匠性を向上させることができると共に、輸送効率もよいサッシを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るサッシは、上下枠及び左右の縦枠を方形状に枠組みした枠体内に障子を納めると共に、前記縦枠を左右の溝形材間に取付けてなるサッシにおいて、
前記下枠と左右の縦枠、及び前記上枠と左右の縦枠はそれぞれダボを介して連結され、前記下枠には両端面から外方に突出し前記ダボの一方側を挿入固定する取付部が形成されると共に、該取付部は上端面が前記下枠の他の部分の上端面と略面一状であって前記下枠の上端から突出しないように形成され、前記縦枠は前記下枠の取付部に挿入固定されたダボの他方側を下端面から挿入可能に形成されると共に、前記下端面が前記下枠の取付部の上端面に当接し連結され
前記ダボは前記取付部の外面からネジ止め固定されることを特徴として構成されている。
また、本発明に係るサッシは、前記ダボの一方側は前記下枠の取付部の内周面に略適合するように形成されることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係るサッシは、前記下枠の取付部に挿入固定されたダボの根元部にはその外周面に略適合する形状に形成された止水材が設けられ、前記縦枠の下端面は前記下枠の取付部の上面に対し前記止水材を介して当接することを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係るサッシは、前記左右の縦枠のいずれかには外周面に縦方向の溝部が形成されている、または前記左右の縦枠には外周面にそれぞれ異なるピッチで縦方向の溝部が形成されていることを特徴として構成されている。
本発明に係るサッシによれば、下枠と左右の縦枠、及び上枠と左右の縦枠はそれぞれダボを介して連結され、下枠には両端部にダボの一方側を挿入固定する取付部が形成されると共に、取付部は上端面が下枠の他の部分の上端面と略面一状に形成され、縦枠は下枠の取付部に挿入固定されたダボの他方側を下端面から挿入可能に形成されると共に、下端面が下枠の取付部の上端面に当接し連結されることにより、下枠と縦枠の連結強度を充分に確保しつつ、継ぎ目を目立たない位置とすることができるので、意匠性を向上させることができる。また、下枠に突出する取付部がないので枠材の輸送も効率よく行うことができる。
また、本発明に係るサッシによれば、ダボの一方側は下枠の取付部の内周面に略適合するように形成されると共に、取付部の外面からネジ止め固定されることにより、ダボの飲み込み寸法が小さくても下枠と強固に固定しておくことができるので、縦枠との連結をより強固にすることができる。
さらに、本発明に係るサッシによれば、下枠の取付部に挿入固定されたダボの根元部にはその外周面に略適合する形状に形成された止水材が設けられ、縦枠の下端面は下枠の取付部の上面に対し止水材を介して当接することにより、下枠と縦枠の連結部分における水密性を充分に確保することができる。
さらにまた、本発明に係るサッシによれば、左右の縦枠のいずれかには外周面に縦方向の溝部が形成されている、または左右の縦枠には外周面にそれぞれ異なるピッチで縦方向の溝部が形成されていることにより、左右の縦枠を容易に識別することができる。
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1には本実施形態におけるサッシの縦断面図を、図2にはサッシの横断面図を、それぞれ示している。これら各図に示すように、本実施形態におけるサッシは、組立ハウスの開口部Aに取付けられる枠体1内に内障子2と外障子3とを引き違い状に納め、さらに室外側には網戸6を納めてなるものである。ここで、本実施形態における開口部Aは、上下辺及び左右辺がいずれもパネル材7によって構成されており、これに取付けられる本実施形態のサッシは、窓タイプのものである。
枠体1は、上枠10と下枠20及び左右の縦枠30、30を方形状に枠組みしてなり、後述するようにこれらはダボ50を介してそれぞれ連結させる。図1に示すように上枠10と下枠20はそれぞれ外周面が開口部Aを構成する上下のパネル材7に直接、接している。一方、図2に示すように左右の縦枠30は、組立ハウスの支柱となる溝形材8を介してパネル材7と対向している。
溝形材8は、室内外方向に延びる基部8aを中心に、パネル材7側には基部8aを底面とした溝状に形成されるパネル材保持部8bが、枠体1側には基部8aを底面とした溝状に形成される縦枠保持部8cが、それぞれ形成されている。パネル材保持部8bの開口幅と縦枠保持部8cの開口幅は、それぞれパネル材7の厚みと縦枠30の外周面に形成される突出部31の室内外方向幅とに略適合するように形成されている。
枠体1を開口部Aに取付ける際には、左右の溝形材8を立設し、下側のパネル材を予め配置すると共に、上側については開放状としておく。ここで縦枠30の突出部31を溝形材8の縦枠保持部8cに保持させた上で、上方から下枠20が下側のパネル材7に当接するまで落とし込み、その後に上側のパネル材7を取付けることにより、枠体1が開口部Aに取付けられる。
上枠10の上面には、パネル材7の室外部と接する部分に水密材11が設けられており、これがパネル材7の下面に圧接することにより、上枠10における水密性を確保している。これに加えて、上枠10の上面にはパネル材7の室内面に当接するように突出したフィン部12が形成されており、これによっても室内側に雨水等が浸入しないようにしている。
下枠20の下部は、下方に設けられるパネル材7の上端部を飲み込むことができるように溝状に形成されており、これによって外部から雨水等が浸入しないようにしている。また、縦枠30には、突出部31より室内側と室外側にそれぞれ水密材32が設けられており、これらは溝形材8の対向する面に当接するようにされており、これによって外部から雨水等が浸入しないようにしている。
内障子2と外障子3は、それぞれ上框40と下框41及び左右の縦框42、42を方形状に框組みしてなる框体4内にガラス体5を納めてなるものである。下框41の下部には戸車41aが設けられており、これが下枠20の上面に形成されるレール21に載置されて内障子2及び外障子3を長手方向に走行自在としている。
次に、枠体1の連結構造について説明する。図3には、枠体1の分解斜視図を示している。この図に示すように、上枠10と縦枠30は、上枠10に挿入固定されるダボ50を介して連結され、下枠20と縦枠30は、下枠20に挿入固定されるダボ50を介して連結される。ダボ50は、いずれも合成樹脂製の部材からなり、上枠10と縦枠30にまたがって各中空部分に挿入されることにより、上枠10と縦枠30とを連結し、また下枠20と縦枠30にまたがって各中空部分に挿入されることにより、下枠20と縦枠30とを連結するものである。
上枠10には両端面から外方に向かって突出する取付部13、13が形成されており、これら取付部13に対してそれぞれダボ50の一方側が挿入固定されている。取付部13は内部を中空状に形成されると共に、その内周面がダボ50の一方側の外周面に略適合するように形成されている。そして、取付部13の外面から内側のダボ50をネジ止めし固定している。
縦枠30は突出部31が中空状に形成されており、その内周面はダボ50の他方側の外周面に略適合するように形成されている。取付部13にダボ50が挿入固定された上枠10が縦枠30の上部に配置され、ダボ50の他方側が縦枠30の突出部31に上端面から挿入されることで、上枠10と縦枠30が連結される。
下枠20にも両端面から外方に向かって突出する取付部22、22が形成されており、これら取付部22に対してそれぞれダボ50の一方側が挿入固定されている。取付部22は内部を中空状に形成されると共に、その内周面がダボ50の一方側の外周面に略適合するように形成されている。また、取付部22の上端面は、下枠20のそれ以外の部分における上端面20aと略面一状となるように形成されている。すなわち、取付部22は下枠20から上方に突出しないように形成されている。そして、取付部22の外面から内側のダボ50をネジ止めし固定している。取付部22の内周面はダボ50の外周面に略適合しているため、ネジ止めによって強固な固定をなすことができる。
図4には、ダボ50の正面図を示している。この図に示すように、ダボ50は下部が下枠20の取付部22に挿入される下枠挿入部51として、上部が縦枠30の突出部31に挿入される縦枠挿入部52として、それぞれ形成されている。また、下枠挿入部51にはネジ孔53が形成されており、取付部22に挿入された下枠挿入部51は、取付部22の外面からネジ孔53にネジが螺合され固定される。
縦枠30の突出部31は、前述のように内周面がダボ50の他方側(縦枠挿入部52)の外周面に略適合するように形成されており、下枠20の取付部22に挿入されたダボ50に対し、縦枠30の取付部22を上方から挿入し、縦枠30の下端面を下枠20の取付部22の上端面に当接させることにより、下枠20と縦枠30が連結される。
このようにして枠体1をダボ50を介して連結し枠組みした状態の斜視図を図5に示している。この図に示すように、図3の状態からダボ50を介して各枠材を連結することにより、枠体1は方形状に枠組みされる。縦枠30の下端面は下枠20の上端面に当接するように配置されており、また下枠20の取付部22の上端面は、下枠20のそれ以外の部分の上端面と略面一状となるように形成されていることにより、下枠20と縦枠30の継ぎ目は下枠20の上面位置にあって、あまり目立たないようにすることができる。また、下枠20が取付部22によって上方に突出しないように形成されているので、枠材の輸送時にスペース効率を良好にすることができる。
本実施形態では上枠10についても、取付部13の下端面が上枠10のそれ以外の部分の下端面と略面一状となるように形成されており、上枠10と縦枠30の継ぎ目が上枠10の下面位置にあって、あまり目立たないようにしている。
次に、枠体1の連結部分における水密性の確保について説明する。図6には、下枠20の一端部付近の拡大斜視図を示している。この図に示すように、下枠20の取付部22に一方側が挿入固定されたダボ50の、露出する他方側の根元部分には、止水材55が取付けられる。また図7には止水材55の斜視図を示している。止水材55は平板状のゴムからなり、枠形状に形成された枠形状部56と、枠形状部56の両端から延出された延出部57とを有している。止水材55をダボ50に取付けると、枠形状部56はダボ50の外周面に沿って取付けられて取付部22の上面を覆い、延出部57は取付部22周辺の下枠20上面を覆う。図7に示す止水材55は、枠形状部56をダボ50に取付けるために、これを若干拡げた状態を示している。そして止水材55は、図6に示すように下枠20の上面及び取付部22の上面と縦枠30の下端面とに挟持されることで、下枠20と縦枠30との連結部分を止水する。これに伴い、下枠20の上面及び取付部22の上面と縦枠30の下端面は、止水材55を介して当接することになる。なお、上枠10と縦枠30の連結部分にも、同様に止水材55が設けられる。
左右の縦枠30の識別について、本実施形態では以下のように構成されている。図8には、左右の縦枠30の斜視図を示しており、図8(a)が室内側から見て左側の縦枠30、図8(b)が室内側から見て右側の縦枠30を示している。図8(a)、図8(b)共に縦枠30の外周面側から見た斜視図としている。図8(a)に示すように、左側の縦枠30には、所定ピッチで複数の溝部33が縦方向に形成されている。
溝部33は、縦枠30の肉厚に比べて浅く形成されており、縦枠30の強度には影響を与えないようにしている。一方で、溝部33は容易に視認することができる。一方、図8(b)に示すように、右側の縦枠30には溝部33は設けていない。これによって、枠組みを行う際において、左側の縦枠30と右側の縦枠30とを容易に識別することができる。なお、左右の縦枠30とも溝部33を設け、左右それぞれで溝部33のピッチを異ならせるようにすることによっても、同様に左右の縦枠30を容易に識別することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図9には本実施形態におけるサッシの縦断面図を示している。本実施形態のサッシは、大まかな構成は第1の実施形態のものと同様である。一方で、本実施形態のサッシは、枠体1が取付けられる開口部Aの上辺と左右辺はそれぞれパネル材7によって構成されている一方、下辺は組立ハウスの土台となるフレーム材9によって構成されている。すなわち、本実施形態のサッシは、出入口タイプのものであり、第1の実施形態とは下枠20の構成が若干異なっている。
図9に示すように枠体1は、開口部Aの下辺を構成するフレーム材9を、下枠20の下部が飲み込むように構成されており、さらに下枠20の室内側には床材60が配設されている。下枠20は、床材60の上面より大きく突出しないように、上下方向幅が第1の実施形態に比べて小さくなるように形成されている。
図10には、本実施形態におけるサッシの枠体1の分解斜視図を示している。この図に示すように、本実施形態の枠体1は、第1の実施形態と同様にダボ50を介して上枠10と縦枠30、及び下枠20と縦枠30との連結をなしている。上枠10と縦枠30の連結部分の構成は、第1の実施形態と同一であるため、説明を省略する。
下枠20には両端部に取付部22が形成され、取付部22は上端面が下枠20の他の部分の上端面20aと略面一状となるように形成されると共に、取付部22の中空部分にはダボ50の一方側が挿入され、外面からネジ止めされて固定されている。前述のように下枠20は上下方向幅が小さいため、取付部22の上下方向深さも第1の実施形態のものより小さいが、ダボ50は下枠20側に取付けられ、かつネジ止めによって強固に固定されているため、縦枠30との連結において充分な強度を確保することができる。
また、取付部22が下枠20から上方に突出しないように形成されていることで、枠体1を枠組みした際に、下枠20と縦枠30との継ぎ目が下枠20の上面位置となるために、継ぎ目を目立たなくして枠体1の意匠性を向上させることができると共に、枠材の輸送効率も良好にすることができる。
また、図9に示すように、下枠20の上面に設けられるレール21は、レール部材25に形成されて下枠20に対しネジ止め固定されている。このレール部材25の構成について、図11には下枠20の部分的な斜視図を示している。図11(a)はレール部材25の取付途中の状態の斜視図で、図11(b)はレール部材25を取付けた状態の斜視図である。
図11(a)に示すように、レール部材25は内障子2を案内する内レール部材25aと、外障子3を案内する外レール部材25bとの二部材からなっており、これらはいずれも金属板を折り曲げ形成してなるものである。内レール部材25aと外レール部材25bは、いずれもレール21を有すると共に、内レール部材25aは室外側に、外レール部材25bは室内側に、それぞれ下枠20上面に当接する板状の固定部25cを有している。
下枠20の上面において、内レール部材25aは室内側に、外レール部材25bは室外側に配置される。また、内レール部材25aの固定部25cと外レール部材25bの固定部25cは、長手方向に互い違いとなるように配置されており、内レール部材25aと外レール部材25bを下枠20の上面に配設すると、内外レールの中間部分を隙間なく埋めるように形成されている。
図11(b)に示すように、下枠20の上面に配置された内レール部材25aと外レール部材25bは、固定部25cが下枠20の上面に対しネジ止めされ固定される。内レール部材25aの固定部25cと外レール部材25bの固定部25cは、互い違いに配置され、ネジ止め部分はいずれも固定部25cの室内外中央位置であるため、各固定部25cのネジ止め位置は、長手方向に一直線状となるように配置される。
このように下枠20のレール部材25を設けたことにより、内レール部材25aと外レール部材25bは同形状で向かい合わせるように配置することで、内外のレール21を形成することができるので、低コストにレール21を構成することができる。また、ネジ止め位置を長手方向に一直線状となるように配置することができるので、意匠性も向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用はこれら実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。本発明は、下枠20側については、ダボ50を取付部22に挿入固定した上で、縦枠30をダボ50に挿入させて下枠20と縦枠30を連結することで、重量のかかる下枠20と縦枠30の連結部分における強度を充分に確保することとしているが、上枠10側は本実施形態のものに限られず、縦枠30の中空部にダボ50を挿入固定した上で、上枠10の取付部13をダボ50に挿入させて、上枠10と縦枠30を連結するようにしてもよい。
第1の実施形態におけるサッシの縦断面図である。 サッシの横断面図である。 枠体の分解斜視図である。 ダボの正面図である。 枠組みした枠体の斜視図である。 下枠20の一端部付近の拡大斜視図である。 止水材の斜視図である。 左右の縦枠の斜視図である。 第2の実施形態におけるサッシの縦断面図である。 枠体の分解斜視図である。 下枠の部分的な斜視図である。
符号の説明
1 枠体
2 内障子
3 外障子
4 框体
5 ガラス体
6 網戸
7 パネル材
8 溝形材
10 上枠
11 水密材
12 フィン部
13 取付部
20 下枠
21 レール
22 取付部
30 縦枠
31 突出部
32 水密材
33 溝部
50 ダボ
55 止水材

Claims (4)

  1. 上下枠及び左右の縦枠を方形状に枠組みした枠体内に障子を納めると共に、前記縦枠を左右の溝形材間に取付けてなるサッシにおいて、
    前記下枠と左右の縦枠、及び前記上枠と左右の縦枠はそれぞれダボを介して連結され、前記下枠には両端面から外方に突出し前記ダボの一方側を挿入固定する取付部が形成されると共に、該取付部は上端面が前記下枠の他の部分の上端面と略面一状であって前記下枠の上端から突出しないように形成され、前記縦枠は前記下枠の取付部に挿入固定されたダボの他方側を下端面から挿入可能に形成されると共に、前記下端面が前記下枠の取付部の上端面に当接し連結され
    前記ダボは前記取付部の外面からネジ止め固定されることを特徴とするサッシ。
  2. 前記ダボの一方側は前記下枠の取付部の内周面に略適合するように形成されることを特徴とする請求項1記載のサッシ。
  3. 前記下枠の取付部に挿入固定されたダボの根元部にはその外周面に略適合する形状に形成された止水材が設けられ、前記縦枠の下端面は前記下枠の取付部の上面に対し前記止水材を介して当接することを特徴とする請求項1または2記載のサッシ。
  4. 前記左右の縦枠のいずれかには外周面に縦方向の溝部が形成されている、または前記左右の縦枠には外周面にそれぞれ異なるピッチで縦方向の溝部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のサッシ。
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