JP4868420B2 - 建具を備えた建物 - Google Patents

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Description

本発明は、建物外壁体の開口部に、建具の建具枠を取付けた建具を備えた建物に関する。
従来、建物外壁体の出入口用の開口部、窓用の開口部に建具の建具枠を取付け、その建具枠にドア、障子、ガラスパネル等の面材を装着して建具とした建具を備えた建物が知られている。
例えば、特許文献1に開示したように、建具の建具枠を、その取付部を建物外壁体の開口部周縁の室外側面に固着具で固着して建具枠を開口部に取付けた建物が知られている。
特開平11−343777号公報
近年、木構造を基本とした建物(住宅)が研究されている。
例えば、建物外壁体の開口部を木材によって構成し、建物外壁体の外壁材、内装材を真壁納りとして開口部を構成する木材の室内側面、室外側面が露出して目視できるようにすることが考えられている。
しかしながら、開口部に建具枠を前述した従来のようにして取付けた場合には、その建具枠の取付部分から雨水等が室内側に浸入することを防止するために、その取付部分よりも室外側寄りに外壁材を設け、その外壁材と建具枠における取付部よりも室外側寄り部との間をシール材でシールしているので、開口部を構成する木材の室外側面が外壁材とシール材で覆われて目視できない。
本発明の目的は、開口部を構成する木材の室外側面、室内側面が外部に露出して目視できると共に、建具枠の取付部分から雨水等が室内側に浸入することがないようにした建具を備えた建物とすることである。
本発明の第1の建具を備えた建物は、建物外壁体の開口部に建具枠を取付けた建具を備えた建物であって、
木材より成る左右の柱と上横材と下横材とで矩形状の開口部とし、
前記柱、上横材、下横材は、その内側面における室外側部が切欠き加工されて室外側に向かう段差部を有し、この各段差部が4周連続して建具枠の取付部を形成し、
金属より成る左右の縦枠と上枠と下枠とで矩形状の建具枠とし、
前記縦枠、上枠、下枠は、本体部と、その本体部に外向きに設けた取付片と、前記本体部におけるこの取付片よりも室外側寄りに設けたシール材受け部を備え、
前記各段差部に螺合した室内外側方向に向かう取付用ねじで、前記各取付片を各段差部に固着して建具枠を開口部内に収納して取り付け、
前記取付片の取付部分は水密材で水密されていると共に、前記シール材受け部と前記開口部の内周面との間がシール材で水密され、
前記建物外壁体の外壁材、内装材は左右の柱、上横材、下横材の外側面に取り付けられて真壁納りであることを特徴とする建具を備えた建物である。
前述した本発明の第1の建具を備えた建物においては、左右の柱の内側面、上横材の内側面に、縦枠、上枠の室内側面が当接する部分を設けることができる。
このようにすれば、縦枠、上枠を室内外側方向に位置決めできるし、室内側から見た時に縦枠、上枠の室内側面が目立つことがなく、当接する部分が目立つので、見栄えが良い。
本発明の第2の建具を備えた建物は、建物外壁体の開口部に建具枠を取付けた建具を備えた建物であって、
木材より成る左右の柱と上横材と下横材とで矩形状の開口部とし、
前記左右の柱と上横材は、その内側面が室内外側方向に連続した平坦面で、その各内側面に建具枠を取付ける取付部材を、その室外側面が建具枠の取付部となるようにそれぞれ有し、
前記下横材は、その内側面における室外側部が切欠き加工されて室外側に向かう段差部を有し、この段差部が建具枠の取付部を形成し、
金属より成る左右の縦枠と上枠と下枠とで矩形状の建具枠とし、
前記縦枠、上枠、下枠は、本体部と、その本体部に外向きに設けた取付片と、前記本体部におけるこの取付片よりも室外側寄りに設けたシール材受け部を備え、
前記各取付部材の室外側面と段差部に螺合した室内側方向に向かう取付用ねじで、各取付片を各取付部材の室外側面、段差部に固着することで、建具枠は開口部内に収納して取付けられ、
前記取付片の取付部分は水密材で水密されていると共に、前記シール材受け部と前記開口部の内周面との間がシール材で水密され、
前記建物外壁体の外壁材、内装材は左右の柱、上横材、下横材の外側面に取り付けられて真壁納りであることを特徴とする建具を備えた建物である。
前述した本発明の第2の建具を備えた建物においては、左右の柱の内側面、上横材の内側面に、各取付部材の室内側面を覆う覆部材を取付けることができる。
このようにすれば、室内側から見た時に取付部材が見えないので、見栄えが良い。
本発明によれば、開口部を構成する木材の室外側面、室内側面が外部に露出して目視できる。
したがって、建具枠の周囲に木材が見える外観、内観となるので、木構造を基本として建物として好ましい。
また、開口部内の建具枠の取付部分が水密され、それよりも室外側寄りの建具枠と開口部との間が水密されているので、建具枠の取付部分から雨水等が室内側に浸入することがない。
また、建具枠が開口部内に収納して取付けてあるので、建具枠の変形、たわみが生じにくい。
また、柱の取付面に縦枠の取付片、上横材の取付面に上枠の取付片、下枠の取付面に下枠の取付片がそれぞれ固着されるから、柱、上横材、下横材の室内側面、室外側面がそれぞれ目視される。
本発明の第1の建具を備えた建物によれば、柱、上横材、下横材をあらかじめ切欠き加工しておけば、施工現場においては取付用ねじを螺合することで建具枠を開口部に取付けできる。
本発明の第2の建具を備えた建物によれば、左右の柱、上横材が長手方向全長に亘って同一幅とすることができるので、その柱、上横材の室外側面が長手方向全長に亘って同一幅に見え、見栄えが良い。
図1に示すように、建物外壁体1の開口部2に建具の建具枠3が取付けてある。この建具枠3に面材、例えば内障子4、外障子5が装着されて建具としてある。
前記建物外壁体1は、外壁材10と内装材11を備え、建物内部と外部を区画している。
前記開口部2は木材によって構成されている。例えば、木材より成る左右の柱20と、この左右の柱20間に横架した木材より成る上横材21と、下横材22とで矩形状としてある。
前記建具枠3は、金属より成る左右の縦枠30と、金属製の上枠31と、金属製の下枠32を矩形状に連結してある。
前記縦枠30、上枠31、下枠32は、図2、図3に示すように室内外側方向に向かう本体部30a,31a,32aと、この本体部30a,31a,32aの室内外側方向中間に外向きに設けた取付片30b,31b,32bと、前記本体部30a,31a,32aにおけるこの取付片30b,31b,32bよりも室外側寄りに設けたシール材受け部30c,31c,32cを備えている。
前記建具枠3は開口部2内に挿入され、その建具枠3の室外側面3aと開口部2の室外側面2aがほぼ面一、好ましくは面一で、建具枠3の室内側面3bが開口部2の室内側面2bよりも室内側に突出しないように収納される。
前記開口部2の室外側面2aとは、開口部2を構成する木材の室外側面、例えば柱20の室外側面20a、上横材21の室外側面21a、下横材22の室外側面22aである。
前記開口部2の室内側面2bとは、開口部2を構成する木材の室内側面、例えば柱20の室内側面20b、上横材21の室内側面21bである。
前記建具枠3の室外側面3a,室内側面3bは、縦枠30、上枠31、下枠32の室外側面30d,31d,32d、室内側面30e,31e,32eである。
前記建具枠3の各取付片30b,31b,32bは、開口部2内の取付部2cに室内外側方向に向かう取付用ねじ6で固着され、その取付部分は水密材7で水密してある。
要するに、前記開口部2内の取付部2cは、開口部2の室外側面2aよりも室内側寄りに、室外側に向かう取付面を開口部2の内周に沿って連続、例えば開口部2の4周に連続して有し、その取付面に各取付片30b,31b,32bを水密材7を介して接し、室外側から取付用ねじ6を取付部に螺合して固着される。
前記建具枠3の各シール材受け部30c,31c,32cと、開口部2の内周面2dにおける前記取付片の取付部分(取付部2cの取付面)よりも室外側寄りとの間には4周連続した隙間があり、その隙間にシール材8を設けて水密している。例えば、前記隙間に湿式のシール材を充填して水密している。
前記開口部2の内周面2dは、柱20、上横材21、下横材22の内側面20c、21c、22cである。
前記外壁材10、内装材11は、開口部2の外周面2eに取付けられて真壁納りとしてある。
前記開口部2の外周面2eは、柱20、上横材21、下横材22の外側面20d,21d,22dである。
このようであるから、開口部2の室外側面2a,室内側面2bは建具枠3、外壁材10、内装材11やシール材8で覆われることがなく、露出しているので、その開口部2を構成する木材の室外側面、室内側面が目視され、建具枠3の周囲に木材が見える外観、内観となり、木構造を基本とした建物として好ましい。
また、建具枠3の開口部2内の取付部分が水密材7で水密され、その取付部分よりも室外側寄りの建具枠3と開口部2との間がシール材8で水密されているので、建具枠3の取付部分から雨水等が室内側に浸入することがない。
また、建具枠3が開口部2内に収納して取付けてあるので、その建具枠3の変形、たわみが生じにくくなる。
また、各取付片30b,31b,32bを水密材7を介して取付部2cの取付面に接し、取付用ねじ6を室外側から螺合することで建具枠3を開口部2内に取付けるようにすれば、その建具枠3を取付けた後にシール材8を設けることができ、建具枠3の取付け作業が容易である。
なお、各取付片30b,31b,32bの室内側面には水密材取付用の凹部を有し、この凹部に水密材7を押し込んで取付けるようにしてある。
次に、各部の具体形状を説明する。
前記開口部2の内周面2dにおける室外側部分を4周連続して切欠き加工して室外側に開口した凹部2fを形成し、その凹部2fを前述の取付部2cとし、その底壁面(室外側に開口した面)を前述の取付部2cの取付面としてある。
例えば、柱20、上横材21、下横材22の内側面20c,21c,22cにおける室外側部を、鉤形状にそれぞれ切欠き加工して室外側に向かう段差部23をそれぞれ形成し、この各段差部23が4周連続して前述の凹部2f(建具枠3の取付部2c)を形成する。
そして、柱20の段差部23に縦枠30の取付片30bを水密材7を介して接し、その取付片30bから取付用ねじ6を柱20の段差部23に螺合して縦枠30を柱20の内側面2cに取付ける。
前記上横材21、下横材22の段差部23に上枠31、下枠32の取付片31b,32bを水密材7を介してそれぞれ接し、その各取付片31b,32bから取付用ねじ6を上横材21、下横材22の段差部23にそれぞれ螺合して上枠31、下枠32を上横材21、下横材22の内側面21c,22cにそれぞれ取付ける。
前記各段差部23と各シール材受け部30c,31c,32cとの間にシール材8を設けてシールする。
このように、柱20、上横材21、下横材22の内周面20c,21c,22cの室外側部を切欠き加工して段差部23を形成し、その段差部23を4周連続させることで建具枠3の取付部2cとすれば、あらかじめ柱20、上横材21、下横材22を切欠き加工して段差部23を形成し、その段差部23を4周連続させることで建具枠3の取付部2cとすれば、あらかじめ柱20、上横材21、下横材22を切欠き加工して取付部2cを形成することにより、施工現場においては取付用ねじ6を螺合することで建具枠3を開口部2に取付けできる。
この実施の形態においては、柱20の内側面20c、上横材21の内側面21cは、前述した室外側の段差部23と連続して中間の段差部24をそれぞれ有し、この中間の段差部24と室外側の段差部23との間の部分に縦枠30、上枠31の本体部30a,31aを取付けてある。
例えば、左右方向、上下に向かう取付用ねじ9で固着して取付けてある。
そして、前記中間の段差部24に縦枠30、上枠31の室内側面30e,31eがそれぞれ当接して室内外側方向の位置決めをできるようにしてあると共に、室内側から見た時に縦枠30、上枠31の室内側面30e,31eが見えずに目立つことがなく、内観の見栄えが良い。
つまり、柱20、上横材21における中間の段差部24よりも室内側の部分が縦枠30、上枠31の室内側面30e,31eが当接する部分である。
要するに、この実施の形態の柱20、上横材21は、その内側面20c,21cにおける室外側部を2段階に切欠き加工して室外側の段差部23と中間の段差部24を有すると共に、その中間の段差部24は室外側の段差部23よりも内側に位置している。
前記下枠32の取付片32bとともに水切り33が取付用ねじ6で下横材22の室外側の段差部23に取付けてある。この水切り33とシール材受け部32cとの間にシール材8が設けてある。
この下枠32の室内側面32eには取付横片32fが設けてあり、この取付横片32fが床材34に固着してある。
前記下横材22は基礎35の上に設けられ、土台としてあり、この下横材22に左右の柱20の下部が連結してある。
要するに、この実施の形態は出入口用の開口部2を示し、建具は引き違い窓としてある。
これに限ることはなく、建具は引き戸、ドアなどでも良いし、左右の柱20の長手方向中間に上横材22を連結して窓用の開口部とし、その開口部に開き窓などの建具を取付けるようにしても良い。
前述の実施の形態では柱20、上横材21の内側面20c,21cの室外側部を2段階に切欠き加工して室外側の段差部23と中間の段差部24を形成し、その中間の段差部24に縦枠30、上枠31の室内側面30e,31eを当接したが、その中間の段差部24を形成せずに、柱20、上横材21の内側面20c,21cに内部見切材を取付け、この内部見切材に縦枠30、上枠31の室内側面30e,31eを当接するようにしてもよい。
例えば、図4、図5に示す第2の実施の形態のように、柱20、上横材21の内側面20c,21cの室外側部にのみ段差部23を形成し、その段差部23よりも室内側部分を凹凸のない平坦面とし、その柱20、上横材21の段差部23と下横材22の段差部23とで凹部2fとして建具枠3の取付部2cとする。
前記柱20、上横材21の内側面20c,21cにおける室内外側方向の中間に木材より成る縦見切材40、横見切材41をそれぞれ固着して取付ける。
この縦見切材40の室外側面40aに縦枠30の室内側面30eの一部を当接すると共に、横見切材41の室外側面41aに上枠31の室内側面31eの一部を当接し、その縦見切材40、横見切材41を縦枠30、上枠31の室内側面30e,31eが当接する部分とする。
このようにすれば、縦・横見切材40,41の取付け位置を変更することで建具枠3の縦枠30、上枠31の室内外側方向の取付け位置を調整できる。
前述の各実施の形態では、柱20、上横材21、下横材22の内側面20c,21c,22cの室外側部を切欠き加工して段差部23を形成して取付部2cとしたが、柱20、上横材21の内側面20c,21cを切欠きせずに取付部2cを形成することができる。
例えば、図6と図7に示す第3の実施の形態のように、開口部2を構成する下横材22の内側面22cにおける室外側部を切欠き加工して段差部23を形成する。
前記開口部2を構成する柱20、上横材21の内側面20c,21cを室内外側方向に亘って凹凸の無い平坦面とし、その内側面20c,21cの室内外側方向中間部に取付部材、例えば取付用縦下地材50、取付用横下地材51を固着して取付ける。例えば、ねじで固着する。
この取付用縦下地材50の室外側面50a、取付用横下地材51の室外側面51aと前記下横材22の段差部23で前述の取付部2cとする。
そして、建具枠3を取付部2cに前述の第1の実施の形態と同様に固着して取付ける。
前記柱20、上横材21の内側面20c、21cにおける取付用縦下地材50、取付用横下地材51の室内側面50b,51bよりも室内側寄りに、覆部材、例えば縦カバー材53、横カバー材54をそれぞれ取付けて取付用縦下地材50、取付用横下地51材及び縦枠30の室内側面30e、上枠31の室内側面31eを覆い、取付用縦下地材50、取付用横下地材51、縦枠30、上枠31が室内側から見えないようにする。
このようにすれば、柱20の幅(左右方向の寸法)、上横材21の幅(上下方向の寸法)を長手方向全長に亘って同一にできるので、柱20の室外側面20aが建具枠3を取付けた部分と建具枠3を取付けていない部分において同一幅に見えるし、上横材21の室外側面21aが長手方向に亘って同一幅に見えるから見栄えが良い。
また、取付用縦下地材50、取付用横下地材51の室内外方向の取付け位置を変更することで、建具枠3の室内外側方向の取付け位置を調整できる。
また、前記縦カバー材53、横カバー材54は内装材11と同一仕上げとして、縦・横カバー材53,53と内装材11が同一の見栄えとなるようにしてある。
この実施の形態においては、取付用縦下地材50、取付用横下地材51の室外側面50a,51aと下横材22の段差部23を室内外側方向に同一位置とすることが好ましい。
また、柱20の内側面20cと取付用縦下地材50との間、及び上横材21の内側面21cと取付用横下地材51との間に雨水等が浸入しないようにすることが好ましい。
前述の実施の形態では、覆部材として縦カバー材53、横カバー54を用いたが、図8、図9に示す第4の実施の形態のように、縦見切材55、横見切材56を取付けても良い。
この縦見切材55の室外側面55aに取付用縦下地材50の室内側面50b、縦枠30の室内側面30eの一部を当接し、横見切材56の室外側面56aに取付用横下地材51の室内側面51b、上枠31の室内側面31eの一部を当接する。
要するに、覆部材(縦・横カバー材53,54、縦・横見切材55,56)は、取付部材(取付用縦・横下地材50,51)の室内側面を覆って取付部材が室内側から見えないようにすれば良い。
本発明の第1の実施の形態を示す建具部分の外観図である。 図1の拡大詳細横断面図である。 図1の拡大詳細縦断面図である。 第2の実施の形態を示す横断面図である。 第2の実施の形態を示す縦断面図である。 第3の実施の形態を示す横断面図である。 第3の実施の形態を示す縦断面図である。 第4の実施の形態を示す横断面図である。 第4の実施の形態を示す縦断面図である。
符号の説明
1…建物外壁体、2…開口部、2c…取付部、3…建具枠、6…取付用ねじ、7…水密材、8…シール材、10…外壁材、11…内装材、20…柱、20c…内側面、21…上横材、21c…内側面、22…下横材、22c…内側面、23…段差部、24…段差部、30…縦枠、30a…本体部、30b…取付片、30c…シール材受け部、31…上横材、31a…本体部、31b…取付片、31c…シール材受け部、32…下横材、32a…本体部、32b…取付片、32c…シール材受け部、40…縦見切材(当接する部分)、41…横見切材(当接する部分)、50…取付用縦下地材(取付部材)、51…取付用横下地材(取付部材)、53…縦カバー材(覆部材)、54…横カバー材(覆部材)、55…縦見切材(覆部材)、56…横見切材(覆部材)。

Claims (4)

  1. 建物外壁体の開口部に建具枠を取付けた建具を備えた建物であって、
    木材より成る左右の柱と上横材と下横材とで矩形状の開口部とし、
    前記柱、上横材、下横材は、その内側面における室外側部が切欠き加工されて室外側に向かう段差部を有し、この各段差部が4周連続して建具枠の取付部を形成し、
    金属より成る左右の縦枠と上枠と下枠とで矩形状の建具枠とし、
    前記縦枠、上枠、下枠は、本体部と、その本体部に外向きに設けた取付片と、前記本体部におけるこの取付片よりも室外側寄りに設けたシール材受け部を備え、
    前記各段差部に螺合した室内外側方向に向かう取付用ねじで、前記各取付片を各段差部に固着して建具枠を開口部内に収納して取り付け、
    前記取付片の取付部分は水密材で水密されていると共に、前記シール材受け部と前記開口部の内周面との間がシール材で水密され、
    前記建物外壁体の外壁材、内装材は左右の柱、上横材、下横材の外側面に取り付けられて真壁納りであることを特徴とする建具を備えた建物。
  2. 左右の柱の内側面、上横材の内側面に、縦枠、上枠の室内側面が当接する部分を設けた請求項記載の建具を備えた建物。
  3. 建物外壁体の開口部に建具枠を取付けた建具を備えた建物であって、
    木材より成る左右の柱と上横材と下横材とで矩形状の開口部とし、
    前記左右の柱と上横材は、その内側面が室内外側方向に連続した平坦面で、その各内側面に建具枠を取付ける取付部材を、その室外側面が建具枠の取付部となるようにそれぞれ有し、
    前記下横材は、その内側面における室外側部が切欠き加工されて室外側に向かう段差部を有し、この段差部が建具枠の取付部を形成し、
    金属より成る左右の縦枠と上枠と下枠とで矩形状の建具枠とし、
    前記縦枠、上枠、下枠は、本体部と、その本体部に外向きに設けた取付片と、前記本体部におけるこの取付片よりも室外側寄りに設けたシール材受け部を備え、
    前記各取付部材の室外側面と段差部に螺合した室内側方向に向かう取付用ねじで、各取付片を各取付部材の室外側面、段差部に固着することで、建具枠は開口部内に収納して取付けられ、
    前記取付片の取付部分は水密材で水密されていると共に、前記シール材受け部と前記開口部の内周面との間がシール材で水密され、
    前記建物外壁体の外壁材、内装材は左右の柱、上横材、下横材の外側面に取り付けられて真壁納りであることを特徴とする建具を備えた建物。
  4. 左右の柱の内側面、上横材の内側面に、各取付部材の室内側面を覆う覆部材を取付けした請求項記載の建具を備えた建物。
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JP6867735B2 (ja) * 2016-11-01 2021-05-12 株式会社エクセルシャノン 建造物の矩形固定枠とこれに固着された窓枠との組み合わせ

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