JP3328433B2 - 開口構造 - Google Patents

開口構造

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JP3328433B2
JP3328433B2 JP18801794A JP18801794A JP3328433B2 JP 3328433 B2 JP3328433 B2 JP 3328433B2 JP 18801794 A JP18801794 A JP 18801794A JP 18801794 A JP18801794 A JP 18801794A JP 3328433 B2 JP3328433 B2 JP 3328433B2
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俊典 槌本
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物の掃き出し開口
の開口構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、掃き出し開口に立設される開口パ
ネルは、開口部の下側が開放した門形であった。図5は
開口パネルの開口位置の縦断面図である。基礎50に開
口パネル55を支持するL形の土台51が設けられ、こ
の土台51の屋外側にサッシの下枠52、屋内側に床パ
ネル53がそれぞれ配設される。サッシの下枠52は土
台51に取付けたサッシ取付部材54に固定される。す
なわち、このサッシ取付部材54は、基礎50に載置さ
れサッシの下枠52を固定した下地材54aと、土台5
1の上端に係止固定された金物54bとからなる。床パ
ネル53は、その上面がサッシの下枠52の上面と略面
一になるように設けられる。この場合、床パネル53の
上面にサッシの下枠52の上部を重ねた状態で、床パネ
ル53を基礎50に載置している。
【0003】また、図6は開口パネルの無開口位置の縦
断面図である。開口パネル55の下枠55aが土台51
の上に立設されている。開口パネル55の下枠55aと
基礎50の間には基礎見切56が取付けられている。こ
の場合、下枠55aに設けた切欠き部57に、基礎見切
56の上端を納めてコーキング材58を充填している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
では、基礎見切56のレベルにサッシの下枠52が位置
するため、基礎見切56が開口部で分断され連続して設
けることができなかった。このため、外観の低下を招く
という問題点があった。したがって、この発明の目的
は、掃き出し開口の位置にも基礎見切を連設することが
でき外観を向上することができる開口構造を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の開口構造
は、基礎に設けた土台と、無開口位置から開口部に延設
された下枠を有しこの下枠を前記土台に載置した状態で
立設した開口パネルと、前記開口部の下枠の上面に取付
けたサッシの下枠と、上面が前記サッシの下枠の上面と
略面一になるように設けた床パネルと、前記開口パネル
の無開口位置から開口部にかけて連続するように前記
枠と前記基礎の間に設けた基礎見切とを備えた。
【0006】請求項2の開口構造は、請求項1におい
て、前記基礎見切と前記土台に換気口を設け、床下と屋
外を連通させたものである。
【0007】
【作用】請求項1の構成によれば、無開口位置から開口
部に延設された下枠を土台に載置した状態で開口パネル
を立設する構成にしたので、開口部において下枠の上面
にサッシの下枠を取付けることができる。このため、
口部の下枠と基礎の間に基礎見切を取付けることができ
ため、開口パネルの開口位置においても無開口位置と
同様に基礎見切を連続して設けることができ、外観が向
上する。また、開口部の下枠の上面にサッシの下枠を取
付けているのでサッシの下枠の位置が高くなり、サッシ
の下枠と床パネルは上面どうしを略面一にして出入りし
やすいようにしたので床パネルの位置も高くなる。この
ため、床パネルの下方に空間が形成され、床下の通気性
が向上する。
【0008】請求項2の構成によれば、請求項1の作用
に加えて、基礎見切と土台に換気口を設けるとともに床
パネルを上記のように高くしたので、床下と屋外が連通
し基礎に換気口を設けなくても床下換気ができる。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例の開口構造を図1ないし
図3に基づいて説明する。図1は図3のA−A断面で開
口パネル1の開口位置を示し、図2は図3のB−B断面
で開口パネル1の無開口位置を示す。開口パネル1は、
掃き出し開口となる開口部2が外装材1cを開口して設
けられ、基礎50に設けた土台51に支持される。開口
部2は下端縁に下枠が設けられる。この開口部2の下枠
は、開口パネル1の無開口位置に設けられる下枠1aを
開口部2に延設することにより形成される。下枠1aの
下端面の中央、屋外側の角部に溝5、切欠き部6がそれ
ぞれ設けられる。溝5には土台51の先端が係止固定さ
れ、切欠き部6には後述の基礎見切13の上端が納めら
れる。また、開口部2の下枠1aの上面に下地材18を
介して屋外側にサッシの下枠7が取付けられ、屋内側に
床パネル9の端縁部が配置される。7aはガラス戸がス
ライドするサッシレールである。床パネル9は、床束1
0の上に横架された大引11にて支持され、その上面は
サッシの下枠7の上面と略面一となるように高い位置に
設けられる。床束10と大引11はかすがい16で固定
される。この場合、床パネル9の表面材9aを開口部2
内に延出し、サッシ7の下枠の上部を表面材9aの上面
に重ねた状態で、表面材9aと開口部2の下面の間に下
地材12を介在させている。土台51の屋内側には断熱
材17が設けられる。
【0010】基礎見切13は、図2に示すように、無開
口位置において下枠1aと基礎50の間に設けられる
が、図1に示すように、開口部2の下枠1aと基礎50
の間にも連続して設けられる。この基礎見切13は、意
匠性を考慮して曲折した形状に形成され、上端が開口パ
ネル1の切欠き部6に納められ、下端が基礎50の屋外
面のモルタル50aに埋設される。14はコーキング材
で、切欠き部6に充填され基礎見切13の上端の水密性
を保持している。
【0011】また、図2に示すように、開口パネル1の
上枠1bには外壁固定金物19が取付けられ、この外壁
固定金物19をラチス梁20に挟着することにより、開
口パネル1の上部を固定している。21は幕板である。
この実施例によれば、無開口位置から開口部2に延設さ
れた開口部2の下枠1aを土台51に載置した状態で開
口パネル1を立設する構成にしたので、開口部2におい
て下枠1aの上面にサッシの下枠7を取付けることがで
きる。このため、開口部2の下枠1aと基礎50の間に
基礎見切13を取付けることができるため、開口パネル
1の開口位置においても無開口位置と同様に基礎見切1
3を連続して設けることができ、外観が向上する。ま
た、開口部2の下枠1aの上面にサッシの下枠7を取付
けているのでサッシの下枠7の位置が高くなり、サッシ
の下枠7と床パネル9は上面どうしを略面一にして出入
りしやすいようにしたので床パネル9の位置も高くな
る。このため、床パネル9の下方に空間が形成され、床
下の通気性が向上する。
【0012】また、図4は他の実施例を示している。土
台51′と基礎見切13′に換気口15が設けてある。
その他の構成は、上記実施例と同様である。この実施例
では、床下と屋外が矢印Cで示すように連通している。
そのため、基礎50に換気口を設けなくても床下換気が
できる。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の開口構造では、無開口位
置から開口部に延設された開口部の下枠を土台に載置し
た状態で開口パネルを立設する構成にしたので、開口部
において下枠の上面にサッシの下枠を取付けることがで
きる。このため、開口部の下枠と基礎の間に基礎見切を
取付けることができるため、開口パネルの開口位置にお
いても無開口位置と同様に基礎見切を連続して設けるこ
とができ、外観が向上する。また、開口部の下枠の上面
にサッシの下枠を取付けているのでサッシの下枠の位置
が高くなり、サッシの下枠と床パネルは上面どうしを略
面一にして出入りしやすいようにしたので床パネルの位
置も高くなる。このため、床パネルの下方に空間が形成
され、床下の通気性が向上する。
【0014】請求項2では、請求項1の効果に加えて、
基礎見切と土台に換気口を設けるとともに床パネルを上
記のように高くしたので、床下と屋外が連通し基礎に換
気口を設けなくても床下換気ができ、基礎工事が簡単に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の開口構造の断面側面図で
ある。
【図2】図1に隣接した無開口位置の断面側面図であ
る。
【図3】開口パネルの正面図である。
【図4】他の実施例の断面側面図である。
【図5】従来の開口構造の断面側面図である。
【図6】図5に隣接した無開口位置の断面側面図であ
る。
【符号の説明】
1 開口パネル 2 開口部 7 サッシの下枠 9 床パネル 13 基礎見切 50 基礎 51 土台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 1/56

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎に設けた土台と、無開口位置から開
    口部に延設された下枠を有しこの下枠を前記土台に載置
    した状態で立設した開口パネルと、前記開口部の下枠の
    上面に取付けたサッシの下枠と、上面が前記サッシの下
    枠の上面と略面一になるように設けた床パネルと、前記
    開口パネルの無開口位置から開口部にかけて連続するよ
    うに前記下枠と前記基礎の間に設けた基礎見切とを備え
    た開口構造。
  2. 【請求項2】 前記基礎見切と前記土台に換気口を設
    け、床下と屋外を連通させた請求項1記載の開口構造。
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