JP2592188B2 - 出 窓 - Google Patents

出 窓

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JP2592188B2
JP2592188B2 JP3260769A JP26076991A JP2592188B2 JP 2592188 B2 JP2592188 B2 JP 2592188B2 JP 3260769 A JP3260769 A JP 3260769A JP 26076991 A JP26076991 A JP 26076991A JP 2592188 B2 JP2592188 B2 JP 2592188B2
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安則 西野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物本体に形成される
出窓に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来の出窓は例えば図30に示すように
建物本体1の各階の上下方向の略中央部に出窓50を突
設して形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
例にあっては、2階、1階の両方に出窓50を形成する
場合には2階の出窓50と1階の出窓50とを別々に形
成する必要があって、施工が面倒であり、また、2階の
出窓50と1階の出窓50とが連続性をもたないため、
外観が悪く、特に、垂壁部がない点や、2階の出窓50
と1階の出窓50との間のおさまりが悪い点等により、
建物本体1との一体感がなく、また、出窓50の種類も
選択できないという問題があった。
【0004】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、建物本
体との一体感が現出でき、また、ユニット化による工事
の省力化ができ、また、床面の面積を広くすることがで
き、更に各ユニットの組み合わせにより1階、2階通し
の出窓や、2階のみの出窓や、2階出窓の下面部が1階
の入り玄関の天井の一部をなすような種々のバリエーシ
ョンの出窓が簡単に構成できる出窓を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の従来例の問題点を
解決して本発明の目的を達成するため、本発明の出窓
は、建物本体1の外面部に水平断面コ字状をした出窓ユ
ニット2を上下方向に複数個連続して配設し、少なくと
も一つの出窓ユニット2は2階の腰壁部3と2階床部4
と1階の垂壁部5とを一体化した腰壁出窓ユニット6に
より構成してあることを特徴とするものである。建物本
体1の外面部に上下に連続して配設される水平断面コ字
状をした出窓ユニット2が、2階垂壁出窓ユニット7
と、2階サッシ出窓ユニット8と、2階の腰壁部3と2
階床部4と1階の垂壁部5とを一体化した腰壁出窓ユニ
ット6と、1階床部9を一体化した1階サッシ出窓ユニ
ット10とであることを特徴とするものでもよい。
【0006】また、建物本体1の外面部に上下に連続し
て配設される水平断面コ字状をした出窓ユニット2が、
2階垂壁出窓ユニット7と、2階サッシ出窓ユニット8
と、2階の腰壁部3と2階床部4と1階の垂壁部5とを
一体化し且つ下部に下方に引出し自在なシャッター11
を収納したシャッター収納部12を有する腰壁出窓ユニ
ット6であることを特徴とするものでもよい。
【0007】更に、1階が入り玄関13となった建物本
体1の外面部に上下に連続して配設される水平断面コ字
状をした出窓ユニット2が、2階垂壁出窓ユニット7
と、2階サッシ出窓ユニット8と、2階の腰壁部3と2
階床部4と1階の垂壁部5とを一体化した腰壁出窓ユニ
ット6とであり、腰壁出窓ユニット6の下面部が入り玄
関13の天井14の一部を構成することを特徴とするも
のであってもよい。
【0008】
【作用】建物本体1の外面部に水平断面コ字状をした出
窓ユニット2を上下方向に複数個連続して配設すること
で、ユニット化による工事の省力化ができ、また、腰壁
出窓ユニット6を設けることで建物本体1との一体感が
現出することになる。また、上下方向に複数個連続して
配設する出窓ユニット2のうち少なくとも一つの出窓ユ
ニット2は2階の腰壁部3と2階床部4と1階の垂壁部
5とを一体化した腰壁出窓ユニット6により構成してあ
るので、あらかじめ工場で腰壁出窓ユニット6に2階床
部4を一体に形成しておくことができ、現場における出
窓工事において、出窓部分の2階床を現場施工で形成す
る必要がなく、出窓部分を2階の床の一部として2階の
床面の面積を広くするに当たり、現場施工を極力少なく
することができるものであり、特に、現場において出窓
部分の内部において出窓内の2階床部4と2階の腰壁部
3との収まりを工場であらかじめ精度良く行うことがで
きるものである。そして、建物本体1の外面部に上下に
連続して配設される水平断面コ字状をした出窓ユニット
2を、2階垂壁出窓ユニット7と、2階サッシ出窓ユニ
ット8と、2階の腰壁部3と2階床部4と1階の垂壁部
5とを一体化した腰壁出窓ユニット6と、1階床部9を
一体化した1階サッシ出窓ユニット10とでそれぞれ構
成したものにおいては、2階から1階にわたる連続した
出窓を簡単に形成できることになる。
【0009】また、建物本体1の外面部に上下に連続し
て配設される水平断面コ字状をした出窓ユニット2を、
2階垂壁出窓ユニット7と、2階サッシ出窓ユニット8
と、2階の腰壁部3と2階床部4と1階の垂壁部5とを
一体化し且つ下部に下方に引出し自在なシャッター11
を収納したシャッター収納部12を有する腰壁出窓ユニ
ット6で構成すると、建物本体1と一体化した出窓を構
成したものにおいては、2階のみの出窓を簡単に形成で
きることになり、しかも、出窓を有効に利用してシャッ
ター6を収納することができるものである。
【0010】また、1階が入り玄関13となった建物本
体1の外面部に上下に連続して配設される水平断面コ字
状をした出窓ユニット2が、2階垂壁出窓ユニット7
と、2階サッシ出窓ユニット8と、2階の腰壁部3と2
階床部4と1階の垂壁部5とを一体化した腰壁出窓ユニ
ット6とであり、腰壁出窓ユニット6の下面部が入り玄
関13の天井14の一部を構成するものにおいては、入
り玄関13を有する建物本体1の2階の出窓を簡単に形
成できることになり、また、入り玄関13の天井14を
出窓の分広くできるようになったものである。
【0011】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。本発明の出窓は建物本体1の外面部に水平
断面コ字状をした出窓ユニット2を上下方向に複数個連
続して配設して構成されるものである。図1乃至図20
に示す実施例においては、出窓ユニット2としては2階
垂壁出窓ユニット7と、2階サッシ出窓ユニット8と、
2階の腰壁部3と2階床部4と1階の垂壁部5とを一体
化した腰壁出窓ユニット6と、1階床部9を一体化した
1階サッシ出窓ユニット10が用いられている。
【0012】2階垂壁出窓ユニット7は図14に示すよ
うに、水平断面コ字状をしており、金属製の枠体15に
面板16を取着して構成してある。2階サッシ出窓ユニ
ット8は図15、図16に示すように、水平断面コ字状
をしており、金属製の枠体15に窓枠サッシ17を組み
込んである。腰壁出窓ユニット6は図17、図18に示
すように、水平断面コ字状をしており、金属製の枠体1
5に面板16を取着して構成してあり、この腰壁出窓ユ
ニット6は上部が2階の腰壁部3となり、下部が1階の
垂壁部5となり、更に、腰壁出窓ユニット6の内部の上
下方向の中間部に2階床部4が腰壁出窓ユニット6と一
体に形成してある。この2階床部4は金属製の床枠18
の上面部に床板19を取着して構成してあり、図18に
示すように床枠18を腰壁出窓ユニット6の枠体15に
ボルトにより固着してある。また、床板19の端部は屋
内側に向けて突出してあって突出床部4aとなってい
る。
【0013】1階サッシ出窓ユニット10は図19、図
20に示すように、水平断面コ字状をしており、金属製
の枠体15に窓枠サッシ17を組み込んである。1階サ
ッシ出窓ユニット10の内部の下部には1階床部9が1
階サッシ出窓ユニット10と一体に形成してある。この
1階床部9は2階床部4と同様に金属製の床枠18の上
面部に床板19を取着して構成してあり、図20に示す
ように床枠18を1階サッシ出窓ユニット10の枠体1
5にボルトにより固着してある。また、床板19の端部
は屋内側に向けて突出してあって突出床部9aとなって
いる。
【0014】上記のような構成の2階垂壁出窓ユニット
7と、2階サッシ出窓ユニット8と、2階の腰壁部3と
2階床部4と1階の垂壁部5とを一体化した腰壁出窓ユ
ニット6と、1階床部9を一体化した1階サッシ出窓ユ
ニット10とを、建物本体1の外面部に上下方向に連続
するように並べて配設して取付けるものである。建物本
体1に上記出窓ユニット2を取付けるには建物本体1の
壁パネル20や柱に取付けるものである。添付図面に示
す実施例においては、出窓ユニット2が壁パネル20に
取付けてある。ここで、建物本体1の出窓ユニット2を
取付ける部分は開口部23となっているが、この開口部
23には屋根梁21、胴差し22、土台等が架設してあ
る。また、建物本体1の上記開口部23の両側に位置す
る壁パネル20の枠体24のうち開口部23に対応する
部分の縦枠24aは開口部23(壁パネル20の外側
方)に向けて開口するような断面コ字状をしている。そ
して、必要に応じて、図4、図5に示すように縦枠24
aの出窓ユニット2をボルト25により取付ける部分に
は断面コ字状の補強金具26を内装固着し、さらに壁パ
ネル20の面板27の上記補強金具26に対応する部分
を切欠して、この切欠に補強プレート28を嵌合してあ
る。
【0015】しかして、図4には2階垂壁出窓ユニット
7を取付ける例が示してある。2階垂壁出窓ユニット7
の壁パネル20側に対向した枠体15にはナット29が
溶接で固着してあり、2階垂壁出窓ユニット7の壁パネ
ル20側に対向した枠体15を2階の壁パネル20の端
部前面に当接し、壁パネル20の縦枠24aの補強金具
26内から縦枠24a、補強プレート28を貫通してボ
ルト25を挿入して枠体15のナット29に螺着するこ
とで2階垂壁出窓ユニット7の枠体15を壁パネル20
の縦枠24aに固着して取付けるものである。ところ
で、図4において2階の壁パネル20の上端部は屋根梁
21にボルト25により固着される。
【0016】上記のように2階垂壁出窓ユニット7を壁
パネル20に取付けるのと同様にして、2階サッシ出窓
ユニット8、腰壁出窓ユニット6、1階サッシ出窓ユニ
ット10もそれぞれ図7に示すように壁パネル20に取
付けるものである。図9には2階サッシ出窓ユニット8
を、図12には壁パネル20に取付けた状態の断面図が
示してあり、1階サッシ出窓ユニット10を壁パネル2
0に取付けた状態の断面図が示してある。ここで、腰壁
出窓ユニット6については上記と同様にして壁パネル2
0に取付けるが、これに加えて更に、胴差し22部分に
おいては、図6、図13に示すように胴差し22に設け
た縦プレート30に断面T字状またはL字状をした取付
け金具31をボルト25により固着し、腰壁出窓ユニッ
ト6の胴差し22側に対向した枠体15(枠体15の上
下方向の略中間部分に相当する)をボルト25により取
付け金具31に螺着するものである。
【0017】2階垂壁出窓ユニット7と2階サッシ出窓
ユニット8、2階サッシ出窓ユニット8と腰壁出窓ユニ
ット6、腰壁出窓ユニット6と1階サッシ出窓ユニット
10とはそれぞれ図8、図10のようにそれぞれの枠体
15同士をボルト25により連結してある。また、1階
サッシ出窓ユニット10の下部の枠体15には図10に
示すようにナット32が溶接により固着してあり、この
ナット32には下方より調整ボルト33が螺合してあ
る。調整ボルト33の略中央部にはナット34が溶接に
より固着してあり、ナット34が枠体15の下面に圧接
する状態まで調整ボルト33を螺合しておく。また、こ
の調整ボルト33の下部には調整ナット35が螺合して
ある。図11に示すように調整ナット35は下面部にフ
ランジ部36を設け、フランジ部36の周部に下方に向
けて突出する弾性を有する切り起こし片37が設けてあ
る。そして、1階サッシ出窓ユニット10の取付けに当
たっては、まず、調整ナット35を回転して上方に引き
上げた状態にし、この状態で、上記のように1階サッシ
出窓ユニット10を壁パネル20にボルト25で取付け
ると共に腰壁出窓ユニット6にボルト25で取付け、そ
の後、調整ナット35を逆に回転して調整ナット35の
下端部のフランジ部36を出窓用基礎38に圧接するも
のであり、この場合、フランジ部36に設けた切り起こ
し片37が出窓用基礎38の上面に圧接または食い込ん
で回転止めがなされると共に1階サッシ出窓ユニット1
0が出窓用基礎38に連結されることになる。
【0018】ところで、腰壁出窓ユニット6に2階床部
4を一体化することで、2階の床面積を広くすることが
でき、また、1階サッシ出窓ユニット10に1階床部9
を一体化することで、1階の床面積を広くすることがで
きる。次に、本発明の他の実施例につき説明する。この
実施例は図21乃至図23に示すように、出窓ユニット
2としては2階垂壁出窓ユニット7と、2階サッシ出窓
ユニット8と、2階の腰壁部3と2階床部4と1階の垂
壁部5とを一体化した腰壁出窓ユニット6とが用いられ
ている。
【0019】2階垂壁出窓ユニット7と、2階サッシ出
窓ユニット8とは上記した図14、図15に示す実施例
と同じ構成であるので説明は省略する。腰壁出窓ユニッ
ト6は2階の腰壁部3と2階床部4と1階の垂壁部5と
を一体化してあり、更に、腰壁出窓ユニット6の下部に
下方に引出し自在なシャッター11を収納したシャッタ
ー収納部12が設けてある。つまり、この実施例におい
ては、図22に示すように1階の垂壁部5を有する2階
の出窓を構成するのであるが、1階の垂壁部5内にシャ
ッター収納部12を設けることで、建物本体1の1階の
窓39の外側を開閉するシャッター11をこのシャッタ
ー収納部12に収納し、該シャッター11を引き出して
建物本体1の1階の窓39の外側を覆ったり、あるいは
シャッター11を引き上げてシャッター収納部12内に
収納したりするものである。図23に示すように建物本
体1の1階の壁パネル20のシャッター収納部12に対
応する部分には換気口40が設けてあり、開閉自在な開
閉蓋41を開いて室内の空気を換気口40、シャッター
収納部12、シャッター収納部12の下部開口を介して
換気するようにしている。図において42は軒天見切り
縁である。
【0020】次に、本発明の他の実施例につき説明す
る。この実施例は図24乃至図29に示すように、1階
が入り玄関13となった建物本体1の外面部に、出窓ユ
ニット2としては2階垂壁出窓ユニット7と、2階サッ
シ出窓ユニット8と、2階の腰壁部3と2階床部4と1
階の垂壁部5とを一体化した腰壁出窓ユニット6とを上
下に配置して構成してある。
【0021】2階垂壁出窓ユニット7と、2階サッシ出
窓ユニット8とは上記した図14、図15に示す実施例
と同じ構成であるので説明は省略する。腰壁出窓ユニッ
ト6は2階の腰壁部3と2階床部4と1階の垂壁部5と
を一体化してあり、更に、腰壁出窓ユニット6の下面部
が入り玄関13の天井14の一部を構成している。すな
わち、図27に示すように、建物本体1の入り玄関13
の奥の壁パネル20の上の枠体15に設けた係止孔45
に逆L字状をした天井取付け金具43の上横片に設けた
引っ掛け片44を引っ掛け係止し、天井取付け金具43
の縦片46の下部に設けた差込み片47を天井14を構
成する天井パネル48の枠部49に設けた孔53に差込
み、縦片46に突設した上止め片54を枠部49の上に
接近させて天井パネル48の上方への浮き上がりを防止
している。一方、天井パネル48の前端部の枠部49は
2階サッシ出窓ユニット8の下部の枠体15にボルト2
5により取付けてある。
【0022】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、建物
本体の外面部に水平断面コ字状をした出窓ユニットを上
下方向に複数個連続して配設し、少なくとも一つの出窓
ユニットは2階の腰壁部と2階床部と1階の垂壁部とを
一体化した腰壁出窓ユニットにより構成してあるので、
ユニット化による工事の省力化ができ、また、腰壁出窓
ユニットを設けることで建物本体との一体感が現出でき
るものであり、また、上下方向に複数個連続して配設す
る出窓ユニットのうち少なくとも一つの出窓ユニットは
2階の腰壁部と2階床部と1階の垂壁部とを一体化した
腰壁出窓ユニットにより構成してあるので、あらかじめ
工場で腰壁出窓ユニットに2階床部を一体に形成してお
くことができ、現場における出窓工事において、出窓部
分の2階床を現場施工で形成する必要がなく、出窓部分
を2階の床の一部として2階の床面の面積を広くするに
当たり、現場施工を極力少なくすることができるもので
あり、特に、現場において出窓部分の内部において出窓
内の2階床部と2階の腰壁部との収まりを工場であらか
じめ精度良く行うことができるものである。
【0023】また、建物本体の外面部に上下に連続して
配設される水平断面コ字状をした出窓ユニットを、2階
垂壁出窓ユニットと、2階サッシ出窓ユニットと、2階
の腰壁部と2階床部と1階の垂壁部とを一体化した腰壁
出窓ユニットと、1階床部を一体化した1階サッシ出窓
ユニットとでそれぞれ構成したものにおいては、更に建
物本体と一体化した外観の2階から1階にわたる連続し
た出窓を簡単に形成できるという効果がある。
【0024】また、建物本体の外面部に上下に連続して
配設される水平断面コ字状をした出窓ユニットを、2階
垂壁出窓ユニットと、2階サッシ出窓ユニットと、2階
の腰壁部と2階床部と1階の垂壁部とを一体化し且つ下
部に下方に引出し自在なシャッターを収納したシャッタ
ー収納部を有する腰壁出窓ユニットで構成したものにお
いては、建物本体と一体化した外観の2階のみの出窓を
簡単に形成できることになり、しかも、出窓を有効に利
用してシャッターを収納することができるものである。
【0025】また、1階が入り玄関となった建物本体の
外面部に上下に連続して配設される水平断面コ字状をし
た出窓ユニットが、2階垂壁出窓ユニットと、2階サッ
シ出窓ユニットと、2階の腰壁部と2階床部と1階の垂
壁部とを一体化した腰壁出窓ユニットとであり、腰壁出
窓ユニットの下面部が入り玄関の天井の一部を構成する
ものにおいては、入り玄関を有する建物本体と一体化し
た外観の2階の出窓を簡単に形成できることになり、ま
た、入り玄関の天井を出窓の分広くできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)は正面図であ
り、(b)は側面図である。
【図2】同上の縦断面図である。
【図3】同上の一部省略全体斜視図である。
【図4】同上の2階垂壁出窓ユニットの壁パネルへの取
付けを説明するための分解斜視図である。
【図5】同上の腰壁出窓ユニットの壁パネルへの取付け
を説明するための分解斜視図である。
【図6】同上の腰壁出窓ユニットの胴差しへの取付けを
説明するための分解斜視図である。
【図7】同上の取付け状態の平面図である。
【図8】同上の2階垂壁出窓ユニットと2階サッシ出窓
ユニットとの連結及び2階サッシ出窓ユニットと腰壁出
窓ユニットとの連結を示す縦断面図である。
【図9】同上の2階サッシ出窓ユニットの壁パネルへの
取付けを示す水平断面図である。
【図10】同上の腰壁出窓ユニットと1階サッシ出窓ユ
ニットとの連結及び1階サッシ出窓ユニットと出窓用基
礎との連結を示す縦断面図である。
【図11】(a)は同上の調整ボルトや調整ナットの分
解正面図であり、(b)は同上の組み合わせ状態の正面
図である。
【図12】同上の1階サッシ出窓ユニットの壁パネルへ
の取付けを示す水平断面図である。
【図13】同上の腰壁出窓ユニットを胴差しに接続した
状態を示す図面で、(a)は水平断面図であり、(b)
は正面図である。
【図14】同上の2階出窓垂壁ユニットを示す図面で、
(a)は平面図であり、(b)は正面図である。
【図15】同上の2階サッシ出窓ユニットを示す図面
で、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
【図16】同上の2階サッシ出窓ユニットを示す図面
で、(a)は水平断面図であり、(b)は側面断面図で
ある。
【図17】同上の腰壁出窓ユニットを示す図面で、
(a)は平面図であり、(b)は正面図、(c)は側面
図である。
【図18】同上の腰壁出窓ユニットの拡大断面図であ
る。
【図19】同上の1階サッシ出窓ユニットを示す図面
で、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
【図20】同上の1階サッシ出窓ユニットを示す図面
で、(a)は水平断面図であり、(b)は側面断面図で
ある。
【図21】本発明の他の実施例を示す図面で、(a)は
正面図であり、(b)は側面図である。
【図22】同上の縦断面図である。
【図23】同上の腰壁出窓ユニットの拡大断面図であ
る。
【図24】本発明の更に他の実施例を示す図面で、
(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
【図25】同上の縦断面図である。
【図26】同上の施工状態の平面図である。
【図27】図26のAーA線断面図である。
【図28】図26のBーB線断面図である。
【図29】図26のCーC線断面図である。
【図30】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 建物本体 2 出窓ユニット 3 2階の腰壁部 4 2階床部 5 1階の垂壁部 6 腰壁出窓ユニット 7 2階垂壁出窓ユニット 8 2階サッシ出窓ユニット 9 1階床部 10 1階サッシ出窓ユニット 11 シャッター 12 シャッター収納部 13 入り玄関 14 天井

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物本体の外面部に水平断面コ字状をし
    た出窓ユニットを上下方向に複数個連続して配設し、少
    なくとも一つの出窓ユニットは2階の腰壁部と2階床部
    と1階の垂壁部とを一体化した腰壁出窓ユニットにより
    構成してあることを特徴とする出窓。
  2. 【請求項2】 建物本体の外面部に上下に連続して配設
    される水平断面コ字状をした出窓ユニットが、2階垂壁
    出窓ユニットと、2階サッシ出窓ユニットと、2階の腰
    壁部と2階床部と1階の垂壁部とを一体化した腰壁出窓
    ユニットと、1階床部を一体化した1階サッシ出窓ユニ
    ットとであることを特徴とする請求項1記載の出窓。
  3. 【請求項3】 建物本体の外面部に上下に連続して配設
    される水平断面コ字状をした出窓ユニットが、2階垂壁
    出窓ユニットと、2階サッシ出窓ユニットと、2階の腰
    壁部と2階床部と1階の垂壁部とを一体化し且つ下部に
    下方に引出し自在なシャッターを収納したシャッター収
    納部を有する腰壁出窓ユニットであることを特徴とする
    請求項1記載の出窓。
  4. 【請求項4】 1階が入り玄関となった建物本体の外面
    部に上下に連続して配設される水平断面コ字状をした出
    窓ユニットが、2階垂壁出窓ユニットと、2階サッシ出
    窓ユニットと、2階の腰壁部と2階床部と1階の垂壁部
    とを一体化した腰壁出窓ユニットとであり、腰壁出窓ユ
    ニットの下面部が入り玄関の天井の一部を構成すること
    を特徴とする請求項1記載の出窓。
JP3260769A 1991-10-08 1991-10-08 出 窓 Expired - Fee Related JP2592188B2 (ja)

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