JPH09177304A - 小屋裏収納構造 - Google Patents

小屋裏収納構造

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Publication number
JPH09177304A
JPH09177304A JP33625695A JP33625695A JPH09177304A JP H09177304 A JPH09177304 A JP H09177304A JP 33625695 A JP33625695 A JP 33625695A JP 33625695 A JP33625695 A JP 33625695A JP H09177304 A JPH09177304 A JP H09177304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attic
loft
floor material
attic space
loft floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP33625695A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Fuchigami
一彦 淵上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
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Publication of JPH09177304A publication Critical patent/JPH09177304A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内の広さに制限されずに小屋裏への物品の
出し入れが容易で且つ小屋裏を有効に活用できる小屋裏
収納構造を提供する。 【解決手段】 小屋裏1を有する建物2の棟aの下方に
納戸3を設置し、該納戸3の上端に、建物2の軒b側へ
延出するロフト床材4を設置する。該ロフト床材4は、
建物2の小屋梁5より低い位置に吊り下げられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の棟の下方
に納戸を設置し、該納戸の上端に、軒側へ延出するロフ
ト床材を設置してなる小屋裏収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図6又は図7に示すように、小屋
裏1を有する建物2の棟aの下方に納戸3を設置し、前
記小屋裏1の棟a寄りの部分を収納空間27として利用
する場合は、前記建物2の天井2aに等しい高さに床パ
ネルからなるロフト床材28を設置し、該ロフト床材2
8と前記納戸3の上端の間を前面板28aで塞ぐことが
一般的である。前記建物2にロフト床材28を取付ける
具体的な構造は、周知の技術であるため簡単に述べる
と、図6及びそのD−D断面を表した図8に示すよう
に、前記小屋裏1を構成する小屋組1aの最下位の部材
である小屋梁29の上面に、前記ロフト床材28を支持
するように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
住宅事情により天井2a下方の室内2bの広さが制限さ
れている建物2では、図6に例示の小屋裏収納構造のよ
うに、ロフト床材28を納戸3の上端から軒b側へ延出
した形状とすると、ロフト床材28の軒b側の端面と垂
木又は屋根パネル30との間隔tが狭くなり、収納空間
27への物品の出し入れに支障を来すことになる。特
に、収納空間27に長尺物を搬入する場合には、前記ロ
フト床材28と天井2aとが略同じ高さであるために両
者か長尺物の両端に当たって邪魔になるという問題があ
る。また、図7に例示の小屋裏収納構造のように、前記
ロフト床材28の軒b側へ延出する寸法を短縮すれば上
述の問題は解消できるが、収納空間27の奥行が不足し
て使い勝手が悪くなり、小屋裏1を有効に活用できない
という問題が生じる。
【0004】この発明は、室内の広さに制限されずに小
屋裏への物品の出し入れが容易で且つ小屋裏を有効に活
用できる小屋裏収納構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の小屋裏収
納構造は、建物の棟の下方に納戸を設置し、該納戸の上
端に、軒側へ延出するロフト床材を設置してなる小屋裏
収納構造において、前記ロフト床材が前記建物の小屋梁
より低く位置することを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の小屋裏収納構造は、前記ロ
フト床材を、前記建物の小屋梁に吊り下げたものであ
る。
【0007】
【実施例】この発明の実施の形態に係る小屋裏収納構造
は、図1及びそのA−A断面を表した図2に示すよう
に、小屋裏1を有する建物2の棟aの下方に納戸3を設
置し、該納戸3の上端に、前記建物2の軒b側へ延出す
るロフト床材4を設置したものである。前記建物2は、
図1のB−B断面を表した図3に示すように、小屋裏1
の桁方向に所定間隔を開けて並ぶT形鋼からなる複数本
の小屋梁5を有し、これら複数本の小屋梁5よりも低い
位置に前記ロフト床材4を設置している。
【0008】前記納戸3は、図2及び図3に示すよう
に、第1の間仕切壁パネル6,第2の間仕切壁パネル7
及び内壁パネル8に三方を包囲された収納空間9を折れ
戸10により開閉するものである。前記第1の間仕切壁
パネル6は、前記小屋裏1の桁方向に沿って設置され室
内2bの間仕切壁を形成している。前記第2の間仕切壁
パネル7及び内壁パネル8は、互いに桁方向に所定間隔
を開けて対面し、前記第1の間仕切壁パネル6に直交し
て突き当たっている。前記折れ戸10は、図2及び図4
に示すように、両側部11aを前記第2の間仕切壁パネ
ル7及び内壁パネル8に各々固定した戸当り枠11に納
められている。
【0009】前記ロフト床材4は、図2のC−C断面を
表した図4及び図5に示すように、溝形鋼をその溝口を
内方に向けて枠組みした平面視方形の本体枠12に、背
合わせに溶接した一対の溝形鋼からなる横架材13を2
本掛け渡し、これら2本の横架材13の間に角材14を
2本掛け渡し、更に、本体枠12の上下面に石膏ボード
及びベニヤ板の2層からなる面材15を固定したもので
ある。前記本体枠12の軒b側の端面及び両側部の端面
には、それぞれ木製の前框17及び添板18が内方から
貫通したタッピングビス19aで固定され、前記本体枠
12の後部は、前記第1の間仕切壁パネル6にタッピン
グビス19bで固定されている。
【0010】前記本体枠12は、図3及び図5に示すよ
うに、前記複数の小屋梁5のうちの前記第2の間仕切壁
パネル7及び内壁パネル8の真上に位置するものに4本
の懸吊材16を介して吊り下げられている。また、前記
本体枠12の両側部の端面に固定された添板18は、そ
の一方が第2の間仕切壁パネル7のパネル枠7aに固定
され、他方が内壁パネル8のパネル枠8aに固定されて
いる。
【0011】前記懸吊材16は、水平片20に一対のボ
ルト挿通孔20aを穿孔したL形金具21と、該L形金
具21の垂直片22に上端が溶接され下端が前記ロフト
床材4の本体枠12の両側部の端面に溶接された溝形鋼
23とからなる。前記L形金具21の水平片20は、前
記一対のボルト挿通孔20aに下方から挿通するボルト
20bを、前記小屋梁5のフランジ24に穿孔したボル
ト締結孔24aにナット24bで締結することにより、
前記小屋梁5の下面に固定されている。
【0012】尚、図1及び図2に示すように、前記ロフ
ト床材4の上面の軒b側に手摺25を設けてもよく、図
2及び図4に示すように、前記ロフト床材4の前框17
に図外の梯子を掛止するための門形金具26を固定して
もよい。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の小屋裏収納構造では、ロ
フト床材を軒側へ延出する形状としているため、ロフト
床材の荷物等を載置可能な面積を広く確保することがで
きる。しかも、ロフト床材を小屋梁より低く位置してい
るため、室内の広さに制限されることなくロフト床材の
軒側の端面と垂木又は垂木上に支持される屋根パネル等
との間隔を広く確保することができる。従って、当該小
屋裏収納構造を室内の狭い建物に適用すれば、物品等を
収納するための収納空間として小屋裏を有効に活用でき
ることに加え、小屋裏への物品等の出し入れが容易に行
えるという利点がある。
【0014】請求項2記載の小屋裏収納構造では、ロフ
ト床材を建物の小屋梁に吊り下げているので、ロフト床
材に重量物を載置しても、ロフト床材の荷重を小屋梁で
直接に受け止めることができる。従って、納戸を構成す
る間仕切壁パネル等をロフト床材の荷重に耐えられるよ
うに補強する必要がなく、施工するに際してロフト床材
の取付作業を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る小屋裏収納構造を
適用した建物の断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1のB−B断面図。
【図4】図2のC−C断面図。
【図5】この発明の実施の形態に係る小屋裏収納構造の
要部を示す斜視図。
【図6】従来の小屋裏収納構造の一の例を適用した建物
の断面図。
【図7】従来の小屋裏収納構造の他の例を適用した建物
の断面図。
【図8】図6のD−D断面図。
【符号の説明】
1 小屋裏 2 建物 3 納戸 4 ロフト床材 5 小屋梁 a 棟 b 軒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の棟の下方に納戸を設置し、該納戸
    の上端に、軒側へ延出するロフト床材を設置してなる小
    屋裏収納構造において、前記ロフト床材が前記建物の小
    屋梁より低く位置することを特徴とする小屋裏収納構
    造。
  2. 【請求項2】 前記ロフト床材を、前記建物の小屋梁に
    吊り下げた請求項1記載の小屋裏収納構造。
JP33625695A 1995-12-25 1995-12-25 小屋裏収納構造 Pending JPH09177304A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33625695A JPH09177304A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 小屋裏収納構造

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JP33625695A JPH09177304A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 小屋裏収納構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09177304A true JPH09177304A (ja) 1997-07-08

Family

ID=18297249

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JP33625695A Pending JPH09177304A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 小屋裏収納構造

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JP (1) JPH09177304A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014062418A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Sekisui House Ltd 居室空間、住宅、及び住宅展示物
JP2016037736A (ja) * 2014-08-06 2016-03-22 積水ハウス株式会社 木造軸組建物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014062418A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Sekisui House Ltd 居室空間、住宅、及び住宅展示物
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