JP2702872B2 - 出窓の床パネルの取り付け構造 - Google Patents
出窓の床パネルの取り付け構造Info
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の外壁の外面側に
出窓を取り付けたとき、1階と2階との間に床パネルを
取り付けるのに用いる技術に関するものである。
出窓を取り付けたとき、1階と2階との間に床パネルを
取り付けるのに用いる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の出窓は現場で部材を加工しながら
組み立てて施工するものと、予め工場で製作されてユニ
ット化された出窓ユニットを現場で取り付けるものとが
ある。そして、前者にあっては、現場施工が大変である
ため、現在は殆ど後者により出窓を形成している。後者
の出窓は、出窓ユニットの建物の外壁側の端部の開口部
の周縁部に取り付けフランジを設け、この取り付けフラ
ンジを建物の外壁の出窓を取り付けるべき開口部の周縁
部に釘打ちや、ビス止めにより固着していた。
組み立てて施工するものと、予め工場で製作されてユニ
ット化された出窓ユニットを現場で取り付けるものとが
ある。そして、前者にあっては、現場施工が大変である
ため、現在は殆ど後者により出窓を形成している。後者
の出窓は、出窓ユニットの建物の外壁側の端部の開口部
の周縁部に取り付けフランジを設け、この取り付けフラ
ンジを建物の外壁の出窓を取り付けるべき開口部の周縁
部に釘打ちや、ビス止めにより固着していた。
【0003】ところが、従来のようにユニット化された
出窓を建物の外壁の開口部の周縁部に釘打ちやビス止め
により固着したものにおいては、取り付け強度が弱く、
出窓そのものに大きな荷重をかけることができず、この
ため出窓部分を床の一部として利用して床面積を広く取
るというようなことができないという問題がある。この
問題を解決するものとして本特許出願人は先に特願平3
−294178号に開示されるものを出願した。これは
ユニット化された出窓1を建物2の外壁3の外面側に配
置し、建物2の外壁3の構造材6から片持梁7を突設
し、片持梁7にて出窓1を支持している。このように出
窓1を施工する場合、1階と2階との間で片持梁7の上
方に出窓用の床パネル32を取り付ける必要があるが、
この場合、図8に示すように片持梁7の上に床パネル3
2を配置し、片持梁7に取り付けたパネル止め金物46
にて床パネル32を止めている。
出窓を建物の外壁の開口部の周縁部に釘打ちやビス止め
により固着したものにおいては、取り付け強度が弱く、
出窓そのものに大きな荷重をかけることができず、この
ため出窓部分を床の一部として利用して床面積を広く取
るというようなことができないという問題がある。この
問題を解決するものとして本特許出願人は先に特願平3
−294178号に開示されるものを出願した。これは
ユニット化された出窓1を建物2の外壁3の外面側に配
置し、建物2の外壁3の構造材6から片持梁7を突設
し、片持梁7にて出窓1を支持している。このように出
窓1を施工する場合、1階と2階との間で片持梁7の上
方に出窓用の床パネル32を取り付ける必要があるが、
この場合、図8に示すように片持梁7の上に床パネル3
2を配置し、片持梁7に取り付けたパネル止め金物46
にて床パネル32を止めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特願平
3−294178号では床パネル32をパネル止め金物
46で止めるのに床パネル32の下の狭い空間で釘打ち
を行わなければならなく、施工が困難であるという問題
がある。本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであ
って、本発明の目的とするところは出窓用の床パネルの
取り付けが簡単にできて施工性を向上できる出窓の床パ
ネルの取り付け構造を提供するにある。
3−294178号では床パネル32をパネル止め金物
46で止めるのに床パネル32の下の狭い空間で釘打ち
を行わなければならなく、施工が困難であるという問題
がある。本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであ
って、本発明の目的とするところは出窓用の床パネルの
取り付けが簡単にできて施工性を向上できる出窓の床パ
ネルの取り付け構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明出窓の床パネルの取り付け構造は、平面から見て
略コ字状になるようにユニット化された出窓1を建物2
の外壁3の外面側に屋外側に突出するように配置し、建
物2の外壁3の1階と2階との間で外壁3の構造材6か
ら片持梁7を突設すると共に片持梁7にて出窓1を支持
し、上記片持梁7の上方の位置に建物2の室内の床パネ
ルと別の出窓用の床パネル32を配置し、この出窓用の
床パネル32を、略水平な面板32cと、建物2の外壁
3と略平行になるように配置すると共に建物2の室内側
に偏った位置に配置して上記面板32cの下面に沿って
夫々一体化した一対の枠材32a,32bとで形成し、
出窓1の内面側に予め取り付けた木桟47の上に出窓用
の床パネル32の面板32cの外側の端部を載置して上
記面板32cの端部を釘のような固着具48にて木桟4
7に固定し、出窓用の床パネル32の一対の枠材32
a,32bの一方を上記構造材6に載置すると共に他方
を片持梁7に載置して成ることを特徴とする。
本発明出窓の床パネルの取り付け構造は、平面から見て
略コ字状になるようにユニット化された出窓1を建物2
の外壁3の外面側に屋外側に突出するように配置し、建
物2の外壁3の1階と2階との間で外壁3の構造材6か
ら片持梁7を突設すると共に片持梁7にて出窓1を支持
し、上記片持梁7の上方の位置に建物2の室内の床パネ
ルと別の出窓用の床パネル32を配置し、この出窓用の
床パネル32を、略水平な面板32cと、建物2の外壁
3と略平行になるように配置すると共に建物2の室内側
に偏った位置に配置して上記面板32cの下面に沿って
夫々一体化した一対の枠材32a,32bとで形成し、
出窓1の内面側に予め取り付けた木桟47の上に出窓用
の床パネル32の面板32cの外側の端部を載置して上
記面板32cの端部を釘のような固着具48にて木桟4
7に固定し、出窓用の床パネル32の一対の枠材32
a,32bの一方を上記構造材6に載置すると共に他方
を片持梁7に載置して成ることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、工場の製造段階でユニット
化された出窓1の内面側に木桟47を取り付けておけ
ば、床パネル32を片持梁7の上方に配置し、床パネル
32の面板32cの外側の端部を木桟47の上に載置
し、面板32cの上から木桟47に釘のような固着具4
8を打入して固定する。このように床パネル32が床パ
ネル32の上面側からの固着具48の打入にて固定でき
るため床パネル32の取り付けが簡単にできる。また出
窓用の床パネル32の一対の枠材32a,32bが構造
材6及び片持梁7に載置されていることにより、床パネ
ル32が安定よく且つ強固に支持されて出窓1の床を頑
丈に形成できる。
化された出窓1の内面側に木桟47を取り付けておけ
ば、床パネル32を片持梁7の上方に配置し、床パネル
32の面板32cの外側の端部を木桟47の上に載置
し、面板32cの上から木桟47に釘のような固着具4
8を打入して固定する。このように床パネル32が床パ
ネル32の上面側からの固着具48の打入にて固定でき
るため床パネル32の取り付けが簡単にできる。また出
窓用の床パネル32の一対の枠材32a,32bが構造
材6及び片持梁7に載置されていることにより、床パネ
ル32が安定よく且つ強固に支持されて出窓1の床を頑
丈に形成できる。
【0007】
【実施例】出窓1は平面から見て略コ字状であって、建
物2の外壁3の外面側に外壁3から外方に突出するよう
に取り付けられるものである。この出窓1は本実施例の
場合、図2、図3、図4に示すように2階垂れ壁出窓ユ
ニット1aと、2階サッシ出窓ユニット1bと、2階の
腰壁部と1階の垂れ壁部とを一体化した腰壁出窓ユニッ
ト1cと、1階のサッシ部と1階の腰壁部とを一体化し
た1階サッシ出窓ユニット1dとで構成されており、こ
れらを上下方向に連続して配設することにより出窓1が
組み立てられる。
物2の外壁3の外面側に外壁3から外方に突出するよう
に取り付けられるものである。この出窓1は本実施例の
場合、図2、図3、図4に示すように2階垂れ壁出窓ユ
ニット1aと、2階サッシ出窓ユニット1bと、2階の
腰壁部と1階の垂れ壁部とを一体化した腰壁出窓ユニッ
ト1cと、1階のサッシ部と1階の腰壁部とを一体化し
た1階サッシ出窓ユニット1dとで構成されており、こ
れらを上下方向に連続して配設することにより出窓1が
組み立てられる。
【0008】2階垂れ壁出窓ユニット1aは水平断面略
コ字状になっており、枠体10の両面に面板11を取着
して構成されており、両面の面板11間にグラスウール
のような断熱材を装填して形成されている。この2階垂
れ壁出窓ユニット1aの上部には枠体10の一部である
取り付けフレーム12を全長に亙るように設けてあり、
2階垂れ壁出窓ユニット1aを建物2の外壁3の2階の
上部の外面に配置してある。2階の外壁3の上部には構
造材として屋根梁13を架設してあり、2階垂れ壁出窓
ユニット1aの取り付けフレーム12の両端は屋根梁1
3に当接してあって、取り付けフレーム12の両端を屋
根梁13に金具を介して取り付けてある。2階垂れ壁ユ
ニット1aの幅方向の中央部では屋根梁13から片持梁
14が突設され、片持梁14の先端と取り付けフレーム
12の中央部とを連結金具15にて連結してある。片持
梁14や屋根梁13の下には天井下地材16が取り付け
られ、天井下地材16の下には天井材17を貼ってあ
り、天井材17と2階垂れ壁出窓ユニット1aの内面と
の間に化粧廻り縁18を装着してある。
コ字状になっており、枠体10の両面に面板11を取着
して構成されており、両面の面板11間にグラスウール
のような断熱材を装填して形成されている。この2階垂
れ壁出窓ユニット1aの上部には枠体10の一部である
取り付けフレーム12を全長に亙るように設けてあり、
2階垂れ壁出窓ユニット1aを建物2の外壁3の2階の
上部の外面に配置してある。2階の外壁3の上部には構
造材として屋根梁13を架設してあり、2階垂れ壁出窓
ユニット1aの取り付けフレーム12の両端は屋根梁1
3に当接してあって、取り付けフレーム12の両端を屋
根梁13に金具を介して取り付けてある。2階垂れ壁ユ
ニット1aの幅方向の中央部では屋根梁13から片持梁
14が突設され、片持梁14の先端と取り付けフレーム
12の中央部とを連結金具15にて連結してある。片持
梁14や屋根梁13の下には天井下地材16が取り付け
られ、天井下地材16の下には天井材17を貼ってあ
り、天井材17と2階垂れ壁出窓ユニット1aの内面と
の間に化粧廻り縁18を装着してある。
【0009】2階サッシ出窓ユニット1bは水平断面略
コ字状をしており、窓枠サッシ19にガラス障子20や
窓ガラス21を組み込んで構成してある。この2階サッ
シ出窓ユニット1bは2階垂れ壁出窓ユニット1aの下
で外壁3の外面側に配置され、2階垂れ壁ユニット1a
の下端と2階サッシ出窓ユニット1bの上端とを連結ね
じ具22にて連結してある。2階サッシ出窓ユニット1
bの下端は後述する腰壁出窓ユニット1cの上端に連結
ねじ具22にて連結され、2階サッシ出窓ユニット1b
の荷重は2階垂れ壁出窓ユニット1aと腰壁出窓ユニッ
ト1cとで支持されるようになっている。2階サッシ出
窓ユニット1bの周囲には飾り縁23が装着されてい
る。
コ字状をしており、窓枠サッシ19にガラス障子20や
窓ガラス21を組み込んで構成してある。この2階サッ
シ出窓ユニット1bは2階垂れ壁出窓ユニット1aの下
で外壁3の外面側に配置され、2階垂れ壁ユニット1a
の下端と2階サッシ出窓ユニット1bの上端とを連結ね
じ具22にて連結してある。2階サッシ出窓ユニット1
bの下端は後述する腰壁出窓ユニット1cの上端に連結
ねじ具22にて連結され、2階サッシ出窓ユニット1b
の荷重は2階垂れ壁出窓ユニット1aと腰壁出窓ユニッ
ト1cとで支持されるようになっている。2階サッシ出
窓ユニット1bの周囲には飾り縁23が装着されてい
る。
【0010】腰壁出窓ユニット1cは水平断面略コ字状
をしており、前述の2階垂れ壁出窓ユニット1aと同様
に枠体10の両面に面板11を貼って構成してあり、面
板11間にグラスウールのような断熱材を充填してあ
る。腰壁出窓ユニット1cの両側の側壁4には背面及び
内面を開口せる角箱状の嵌合凹部5を設けてある。腰壁
出窓ユニット1cの内面には幅方向に亙るように補強部
材30を取り付けてあり、補強部材30の上の位置で腰
壁出窓ユニット1cの内面の全長に亙るように木桟47
を取り付けてある。この木桟47は工場の製造段階で予
め取り付けてある。この腰壁出窓ユニット1cは2階サ
ッシ出窓ユニット1bの下方で建物2の外壁3の外面側
に配置して取り付けられる。建物2の外壁3の2階と1
階との間にはラチス梁よりなる構造材6を架設してあ
り、腰壁出窓ユニット1cの側壁4に対応する位置で構
造材6に片持梁7を取り付けてある。片持梁7の一端の
フランジ24は構造材6に当接してあり、複数本の取り
付けねじ具25にて締結してある。この片持梁7が図6
に示すように腰壁出窓ユニット1cの嵌合凹部5に嵌合
され、これにより腰壁出窓ユニット1cを片持梁7に載
せるように支持される。そして嵌合凹部5の上面側の上
面部26と片持梁7の上面とが固着具8としての締結ね
じ具8aにて締結され、嵌合凹部5の下面側の下面部2
8に片持梁7の下面側からタッピングねじ29が螺合さ
れる。このように片持梁7を嵌合凹部5に嵌合して連結
すると、片持梁7に腰壁出窓ユニット1cを連結金具な
しに直接連結でき、また片持梁7に腰壁出窓ユニット1
cを載せるように支持できて腰壁出窓ユニット1cを確
実に支持できる。また図7に示すように腰壁出窓ユニッ
ト1cの幅方向の中央に対応する位置でも片持梁7を構
造材6に取り付けてあり、片持梁7の先端と腰壁出窓ユ
ニット1cの補強部材30との間にL字状の連結金具3
1を配置して連結してある。この腰壁出窓ユニット1c
の上端と2階サッシ出窓ユニット1bの下端とが連結ね
じ具22にて連結され、腰壁出窓ユニット1cにて2階
サッシ出窓ユニット1bが支持される。片持梁7や構造
材6の上には出窓用の床パネル32が取り付けられる。
この床パネル32は枠材32a,32bの上に面板32
cを貼って形成されている。床パネル32の面板32c
の外側の端部は木桟47の上に載置され、面板32cか
ら釘のような固着具48を打入して床パネル32が取り
付けられる。このように床パネル32を取り付けると、
床パネル32の取り付けが上からの固着具48の打入に
て簡単できる。また床パネル32の枠材32a,32b
は片持梁7や構造材6の上端に載置されて強固に支持さ
れている。床パネル32を取り付けた後に床パネル32
の上には床仕上げ材34が貼られ、床仕上げ材34の上
で腰壁出窓ユニット1cの内面に沿って化粧巾木35が
取り付けられている。片持梁7や構造材6の下には天井
下地36が取り付けられ、天井下地36の下には天井材
37が貼られ、天井材37と腰壁出窓ユニット1cの内
面との間に化粧廻り縁38が取り付けられている。
をしており、前述の2階垂れ壁出窓ユニット1aと同様
に枠体10の両面に面板11を貼って構成してあり、面
板11間にグラスウールのような断熱材を充填してあ
る。腰壁出窓ユニット1cの両側の側壁4には背面及び
内面を開口せる角箱状の嵌合凹部5を設けてある。腰壁
出窓ユニット1cの内面には幅方向に亙るように補強部
材30を取り付けてあり、補強部材30の上の位置で腰
壁出窓ユニット1cの内面の全長に亙るように木桟47
を取り付けてある。この木桟47は工場の製造段階で予
め取り付けてある。この腰壁出窓ユニット1cは2階サ
ッシ出窓ユニット1bの下方で建物2の外壁3の外面側
に配置して取り付けられる。建物2の外壁3の2階と1
階との間にはラチス梁よりなる構造材6を架設してあ
り、腰壁出窓ユニット1cの側壁4に対応する位置で構
造材6に片持梁7を取り付けてある。片持梁7の一端の
フランジ24は構造材6に当接してあり、複数本の取り
付けねじ具25にて締結してある。この片持梁7が図6
に示すように腰壁出窓ユニット1cの嵌合凹部5に嵌合
され、これにより腰壁出窓ユニット1cを片持梁7に載
せるように支持される。そして嵌合凹部5の上面側の上
面部26と片持梁7の上面とが固着具8としての締結ね
じ具8aにて締結され、嵌合凹部5の下面側の下面部2
8に片持梁7の下面側からタッピングねじ29が螺合さ
れる。このように片持梁7を嵌合凹部5に嵌合して連結
すると、片持梁7に腰壁出窓ユニット1cを連結金具な
しに直接連結でき、また片持梁7に腰壁出窓ユニット1
cを載せるように支持できて腰壁出窓ユニット1cを確
実に支持できる。また図7に示すように腰壁出窓ユニッ
ト1cの幅方向の中央に対応する位置でも片持梁7を構
造材6に取り付けてあり、片持梁7の先端と腰壁出窓ユ
ニット1cの補強部材30との間にL字状の連結金具3
1を配置して連結してある。この腰壁出窓ユニット1c
の上端と2階サッシ出窓ユニット1bの下端とが連結ね
じ具22にて連結され、腰壁出窓ユニット1cにて2階
サッシ出窓ユニット1bが支持される。片持梁7や構造
材6の上には出窓用の床パネル32が取り付けられる。
この床パネル32は枠材32a,32bの上に面板32
cを貼って形成されている。床パネル32の面板32c
の外側の端部は木桟47の上に載置され、面板32cか
ら釘のような固着具48を打入して床パネル32が取り
付けられる。このように床パネル32を取り付けると、
床パネル32の取り付けが上からの固着具48の打入に
て簡単できる。また床パネル32の枠材32a,32b
は片持梁7や構造材6の上端に載置されて強固に支持さ
れている。床パネル32を取り付けた後に床パネル32
の上には床仕上げ材34が貼られ、床仕上げ材34の上
で腰壁出窓ユニット1cの内面に沿って化粧巾木35が
取り付けられている。片持梁7や構造材6の下には天井
下地36が取り付けられ、天井下地36の下には天井材
37が貼られ、天井材37と腰壁出窓ユニット1cの内
面との間に化粧廻り縁38が取り付けられている。
【0011】1階サッシ出窓ユニット1dは水平断面略
コ字状をしており、窓枠サッシ19にガラス障子20や
窓ガラス21を組み込んで構成してある。1階サッシ出
窓ユニット1dの場合、窓枠サッシ19の下方に腰壁部
39を一体に設けてある。この1階サッシ出窓ユニット
1dは腰壁出窓ユニット1cの下方で建物2の外壁3の
外面側に配置され、1階サッシ出窓ユニット1dの腰壁
部39の下端を基礎40上の床パネル41の上に載設し
て支持してある。1階サッシ出窓ユニット1dの上端と
腰壁出窓ユニット1cの下端は連結ねじ具22にて連結
してある。床パネル41の上面には床仕上げ材42を貼
ってあり、床仕上げ材42の上で腰壁部39の内面側に
は化粧巾木43を取り付けてある。1階サッシ出窓ユニ
ット1dの窓枠サッシ19の周囲には飾り縁45を装着
してある。
コ字状をしており、窓枠サッシ19にガラス障子20や
窓ガラス21を組み込んで構成してある。1階サッシ出
窓ユニット1dの場合、窓枠サッシ19の下方に腰壁部
39を一体に設けてある。この1階サッシ出窓ユニット
1dは腰壁出窓ユニット1cの下方で建物2の外壁3の
外面側に配置され、1階サッシ出窓ユニット1dの腰壁
部39の下端を基礎40上の床パネル41の上に載設し
て支持してある。1階サッシ出窓ユニット1dの上端と
腰壁出窓ユニット1cの下端は連結ねじ具22にて連結
してある。床パネル41の上面には床仕上げ材42を貼
ってあり、床仕上げ材42の上で腰壁部39の内面側に
は化粧巾木43を取り付けてある。1階サッシ出窓ユニ
ット1dの窓枠サッシ19の周囲には飾り縁45を装着
してある。
【0012】
【発明の効果】本発明は叙述のようにユニット化された
出窓を建物の外壁の外面側に屋外側に突出するように配
置し、建物の外壁の1階と2階との間で外壁の構造材か
ら片持梁を突設すると共に片持梁にて出窓を支持してい
るので、出窓を片持梁にて支持して出窓を強固に取り付
けることができるのは勿論、片持梁の上方の位置に出窓
用の床パネルを配置すると共に出窓の内面側に予め取り
付けられた木桟の上に床パネルの面板の外側の端部を載
置して面板の端部を釘のような固着具にて木桟に固定し
ているので、床パネルを上からの固着具の打入にて取り
付けることができて床パネルの施工が楽になるものであ
り、また床パネルを取り付け施工するとき床パネルを木
桟に載置して仮置きができて施工性が向上するものであ
り、さらに面板に貫通するように固着具を打入するだけ
で取り付けることができて固着具の打入が容易にできて
一層施工が容易になるものであり、さらにまた出窓用の
床パネルの一対の枠材が構造材及び片持梁に載置されて
いることにより、床パネルが安定よく且つ強固に支持さ
れて出窓の床を頑丈に形成できるものである。
出窓を建物の外壁の外面側に屋外側に突出するように配
置し、建物の外壁の1階と2階との間で外壁の構造材か
ら片持梁を突設すると共に片持梁にて出窓を支持してい
るので、出窓を片持梁にて支持して出窓を強固に取り付
けることができるのは勿論、片持梁の上方の位置に出窓
用の床パネルを配置すると共に出窓の内面側に予め取り
付けられた木桟の上に床パネルの面板の外側の端部を載
置して面板の端部を釘のような固着具にて木桟に固定し
ているので、床パネルを上からの固着具の打入にて取り
付けることができて床パネルの施工が楽になるものであ
り、また床パネルを取り付け施工するとき床パネルを木
桟に載置して仮置きができて施工性が向上するものであ
り、さらに面板に貫通するように固着具を打入するだけ
で取り付けることができて固着具の打入が容易にできて
一層施工が容易になるものであり、さらにまた出窓用の
床パネルの一対の枠材が構造材及び片持梁に載置されて
いることにより、床パネルが安定よく且つ強固に支持さ
れて出窓の床を頑丈に形成できるものである。
【図1】本発明の要部を示す側面断面図である。
【図2】同上の建物全体を示す正面図である。
【図3】同上の出窓を示す分解斜視図である。
【図4】同上の出窓を示す背面から見た一部切欠斜視図
である。
である。
【図5】同上の出窓部分を示す側面断面図である。
【図6】同上の腰壁出窓ユニットの両側の連結部分を示
し、(a)は平面断面図、(b)は側面断面図である。
し、(a)は平面断面図、(b)は側面断面図である。
【図7】同上の腰壁出窓ユニットの中央の連結部分を示
し、(a)は平面断面図、(b)は側面断面図である。
し、(a)は平面断面図、(b)は側面断面図である。
【図8】従来例を示す側面断面図である。
1 出窓 2 建物 3 外壁 6 構造材 7 片持梁 32 床パネル 47 木桟 48 固着具
Claims (1)
- 【請求項1】 平面から見て略コ字状になるようにユニ
ット化された出窓を建物の外壁の外面側に屋外側に突出
するように配置し、建物の外壁の1階と2階との間で外
壁の構造材から片持梁を突設すると共に片持梁にて出窓
を支持し、上記片持梁の上方の位置に建物の室内の床パ
ネルと別の出窓用の床パネルを配置し、この出窓用の床
パネルを、略水平な面板と、建物の外壁と略平行になる
ように配置すると共に建物の室内側に偏った位置に配置
して上記面板の下面に沿って夫々一体化した一対の枠材
とで形成し、出窓の内面側に予め取り付けた木桟の上に
出窓用の床パネルの面板の外側の端部を載置して上記面
板の端部を釘のような固着具にて木桟に固定し、出窓用
の床パネルの一対の枠材の一方を上記構造材に載置する
と共に他方を片持梁に載置して成ることを特徴とする出
窓の床パネルの取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5187862A JP2702872B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 出窓の床パネルの取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5187862A JP2702872B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 出窓の床パネルの取り付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742230A JPH0742230A (ja) | 1995-02-10 |
JP2702872B2 true JP2702872B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=16213520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5187862A Expired - Fee Related JP2702872B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 出窓の床パネルの取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2702872B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5826242Y2 (ja) * | 1979-03-19 | 1983-06-07 | ナショナル住宅産業株式会社 | 出窓の壁パネル取付装置 |
-
1993
- 1993-07-29 JP JP5187862A patent/JP2702872B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742230A (ja) | 1995-02-10 |
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