JPS6115172Y2 - - Google Patents

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JPS6115172Y2
JPS6115172Y2 JP1981052264U JP5226481U JPS6115172Y2 JP S6115172 Y2 JPS6115172 Y2 JP S6115172Y2 JP 1981052264 U JP1981052264 U JP 1981052264U JP 5226481 U JP5226481 U JP 5226481U JP S6115172 Y2 JPS6115172 Y2 JP S6115172Y2
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frame
piece
sliding
shutter
shoji
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、建屋に開設した窓開口部に装置す
る雨戸付出窓に関し、その目的は出窓の屋外側に
雨戸を建付けて出窓の機能を高めることのできる
雨戸付出窓を提供することにある。
次に、本考案の一実施例を図にしたがつて説明
すると、図中Sは雨戸付出窓(以下単に出窓とい
う)であつて、この出窓Sは床部6、摺動枠部2
と左右の側壁部12および屋根部22とにより出
窓枠が形成され、摺動枠部2の屋外側には出窓S
の間口幅に相当する大きさに枠組みされて同枠体
内の両側には図示のように戸袋38,38を有す
る雨戸枠36が附設されている。
3は摺動枠部2の上枠であつて、その摺動ウエ
ブ3Aの下面長手方向には障子溝3B,3Cおよ
び網戸溝3Dが形成されている。なお3Eは上枠
3の長手方向に沿つて形成されたねじ受けであ
る。
4は摺動枠部2の下枠であつて、その断面にお
いて、4Aは摺動ウエブであつて、屋外側へ下降
する階段状に障子ウエブ4B,4Cおよび網戸ウ
エブ4Dが形成され、各ウエブ4B,4C,4D
にはレール4Eが条設されている。また、網戸ウ
エブ4Dの屋外端には断面略Z形状の前縁4Fが
形成されるとともに、同前縁4Fの図示段部には
下方開放のあり溝状の溝部4Gが形成されてい
る。また、摺動ウエブ4Aの屋内端には屋内縁4
Hが鉛直状に設けられ、屋内縁4Hの上端には屋
内側へ向つて凹部溝4Kを有する取付片4Jが形
成されるとともに、同縁4Hの上端部寄りには屋
内側へ突片4Lが突設されて床板7を嵌挿する溝
部4Mが形成されている。また、屋内縁4Hの下
端部側には屋内側に向つて突片4N,4Pが突設
されて下板9を嵌挿する溝部4Rが形成されてい
る。また、前縁4Fと屋内縁4Hとの下端部間に
は下縁4Tが水平状に設けられて中空部4Uが一
体に形成されている。なお、4Vは下枠4の長手
方向に沿つて形成されたビス受けである。
5は摺動枠部2の左右の縦枠であつて、対称形
状に形成されているので図示右側の縦枠5につい
て説明すると、その断面において、5Aは摺動枠
部2の戸当壁を形成する前面縦枠部であつて、上
枠3および下枠4の張出幅と対応する張出幅を有
して鉛直状に設けられ、その屋内端には側壁部1
2の側面縦枠部5Bが設けられて、両縦枠部5
A,5Bを主体とする断面略L形状に形成されて
いる。また、前面縦枠部5Aの図示左面(内側
面)には仕切片5C,5D,5Eが突設され、ま
た、同縦枠部5Aの屋外端には図示断面略かぎ形
状の係合片5Fがその長手方向に沿つて形成され
ている。また、側面縦枠部5Bの屋内面には断面
略鉤型状の取付片5Gと抑え枠33を係着する突
片5H,5Jがその長手方向に沿つて形成され、
また、側面縦枠部5Bの屋外面の一部にはその長
手方向に沿つて断面略かぎ形状の係止片5Kがそ
の長手方向に沿つて形成されている。
このように形成された上枠3、下枠4および左
右の縦枠5はその両端部がねじ受け3E,4Vを
介して方形状に枠組みされて摺動枠部2が形成さ
れるとともに、同枠部2の下枠4には床部6が形
成されている。
7は床部6の床板であつて、所定のスペースを
有する平板状に形成され、その上面および下面に
はステンレス板あるいは合成樹脂板等からなる保
護板8が取付けられている。この床板7の外縁側
は下枠4に形成された溝部4Mへ嵌挿されて取付
片4Jを介してねじ48Aにより止着されてい
る。また、床板7の下方には床板7のスペースよ
りやや左右方向へ若干張出すスペースの下板9が
縁枠部材10を介して下枠4の溝部4Rに嵌挿さ
れるとともに同下板9の下面には同下板9の下面
全面に沿う鋼板等から外装板11が取付けられて
ねじ48Bにより止着されて床部6が形成されて
いる。なお、11Aは外装部11の屋内側に形成
された取付片である。
12は上記した左右の側壁部であつて、摺動枠
部2の縦枠5に形成した側面縦枠部5Bと側部上
枠13、側部下枠14と内側縦枠15とにより枠
組みされるとともにガラス板あるいは合成樹脂板
等からなる透過性のパネル16が嵌着されて形成
されている。
13は上記した側部上枠であつて、その断面に
おいて、13Aはウエブであつて、図示水平状に
設けられ、その両側には断面略かぎ形状の外縁1
3Bと内縁13Cとが上方に向つて対設されて溝
部13Dが形成されている。また、同ウエブ13
Aの下面には図示断面略かぎ形状の突片13E,
13Fが下方に向つて対設されてパネル16を嵌
着する溝部13Gが形成されている。また、突片
13Eの図示外側には格子枠体20を装着する取
付部13Hが形成されている。
14は上記した側部下枠であつて、その断面形
状は上縁14A、下縁14Bおよび外縁14Cと
内縁14Dとにより中空部14Eを一体に有する
図示方形状に形成され、上縁14Aには側部上枠
13の突片13E,13Fと対向して断面略かぎ
形状の突片14F,14Gが設けられてパネル1
6を嵌着する溝部14Hが形成されて、上縁14
Aの図示外側には側部上枠13の取付部13Hと
対応する取付部14Jが形成されている。また、
外縁14Cは下方へ図示断面略かぎ形状に延設さ
れて下板19を取付ける取付片14Kが形成され
ている。
15は上記した内側縦枠であつて、その断面に
おいて、15Aはウエブであつて、同ウエブ15
Aの両側には内縁15Bと外縁15Cとが設けら
れて溝部15Dを有する断面略C形状に形成さ
れ、内外縁15B,15Cの屋内端には縦柱49
の屋外面に沿つて取付ける取付片15E,15F
が形成されている。また、ウエブ15Aには側面
縦枠部5Bに形成された取付片5Gおよび突片5
H,5Jとそれぞれ対応して同一断面形状の取付
片15Gと突片15H,15Jがその長手方向に
沿つて形成されている。また、ウエブ15Aの外
側部位には上下枠13,14の取付部13H,1
4Jと対応する取付部15Kが形成されている。
このように形成された側部上枠13、側部下枠
14および内側縦枠15は枠組みに先立ち側部下
枠14の突片14Gの内側面に沿つて床板7の側
縁を嵌着する図示断面コの字形状の取付部材17
がねじ48Cにより止着されるとともに、縦枠5
の側部下枠14の取付部位となる背面側には図示
断面略L形状の補強金具18Aが取付けられ、ま
た、内側縦枠15の背面側の側部下枠14の取付
部位にはウエブ15A、内外縁15B,15Cお
よび取付片15E,15Fに沿う形状の補強金具
18Bが取付けられて取付ボルト19を介して側
部下枠14は側部縦枠部5Bと内側縦枠15との
間に組付けられ、取付部材17には床板7の側縁
が嵌接され、また、側部下枠14の取付片14K
には下板9、外装板11および縁枠部材10が係
着されている。また、縦枠5および内側縦枠15
の側部上枠13の取付部位の背面にも補強金具1
8A,18Bが取付けられて側部上枠13は下枠
14と同様に取付ボルト19を介して組付けられ
ている。なお、左側の側壁部12も同様に形成さ
れ、この左右の側壁部12の取付部13H,14
J,15Kには取付片5G,15Gを介して格子
枠体20が装着されている。また、床板7の屋内
縁に沿つて取付用部材21が取付けられている。
21は上記した取付用部材であつて、水切りを
兼ねるもので、その断面において、21Aは上垂
片であつて同片21Aの上端には内外方向へ水平
に張出す取付片21B,21Cが形成されてい
る。また、上垂片21Aの下端部には屋外側へ水
平状に張出すウエブ21Dが設けられて取付片2
1Cとの間には床板7を嵌挿する溝部21Eが形
成されている。また、ウエブ21Dの屋外端には
水切片21Fが垂設されている。なお、21Gは
取付用部材21の長手方向に沿つて形成されたビ
ス受けである。このように形成された取付用部材
21はその溝部21Eに床板7の屋内縁が嵌挿さ
れてねじ48Dにより止着されるとともにその左
右端面は内側縦枠15にビス受け21Gを介して
止着されている。なお、この取付用部材21には
水切片21Fを設けたがこの水切片21Fは下板
9および外装材11を装着しない場合に有用であ
る。
このように摺動枠部2と左右の側壁部12とか
らなる枠体の上部側には閉蓋状に屋根部22が取
付けられ、この屋根部22を取付けたときには、
その屋外側は図示のように摺動枠部2の前面より
屋外側へ雨戸枠36を装着可能な張出幅で屋外張
出部22Aが形成されている。この屋根部22は
屋内側の取付部となる取付片24A,24Bを有
する垂直壁板23と摺動枠部2の取付部となる桁
材25との間には屋根板26が屋外側へやや下傾
状に止着され、その下方には下面に保護板8を止
着した天井板27が止着されている。また、この
天井板27の図示屋外張出部22Aとなる上面側
には雨戸枠36の取付部となる取付部材28が止
着されている。また、天井板27の左右側部の上
面側には縁枠部材10が止着されている。
29は屋根部22の上部外装板であつて、鉄鋼
材あるいはステンレス鋼等の板材を折曲成形して
なるもので、その断面において、29Aはウエブ
であつて屋根板26の上面に沿つて屋外側へ下傾
状に形成され、その屋外端は下方へ折曲されて前
縁29Bが形成されるとともに、さらに屋内側へ
折返されて係止片29Cが形成されている。ま
た、ウエブ29Aの屋内端は上方へ鉛直状に折曲
されて取付片29Dが形成されている。また、ウ
エブ29Aの左右両側縁は下方へ折曲されて側片
29Eが形成されるとともに、さらに図示内側へ
折曲されて係止片29Fが形成されている。
30は屋根部22の屋外側および左右側部の外
側板であつて、アルミニウム等の軽合金材の押型
材よりなるもので、その断面において、30Aは
縁片であつて鉛直状に設けられ、その下端部には
天井板27に取付けられる取付片30Bが形成さ
れている。また、縁片30Aは取付片30Bとの
接合部より下方へ延設され、かつ屋内側へ折返さ
れて飾面30Dを有する断面略L型状の装飾片3
0Cが形成されている。また縁片30Aの上端に
は上部外装板29の前縁29Bと係止片29Cお
よび側片29Eと係止片29Fとに当接係合する
断面略かぎ形状の係合片30Eが形成されてい
る。
このように形成された上部外装板29は屋根板
29上に載置されるとともにその取付片29Dは
垂直壁板23に図示重合状に当接されて点溶接等
により結合され、また、外側板30はその取付片
30Bを介して天井板27の屋外縁および左右の
側縁に沿つて取付けられるとともに、その係合片
30Eは上部外装板29の前縁29Bと係止片2
9Cおよび側片29Eと係止片29Fとに図示当
接係合されている。なお、この外側板30と上部
外装板29とは点溶接等により連結する構成であ
つてもよい。また、天井板27の左右両側下面に
は第7図に示すように側壁部12の側部上枠13
に形成した溝部13Dへ嵌装する断面略C型状の
補強枠31が止着されている。また、天井板27
の屋内側の下面長手方向に沿つて取付片24Bを
介して断面略L型状の取付縁枠32が止着されて
屋根部22が形成されている。
このようにして形成された屋根部22は天井板
27の左右両側に取付けた補強枠31を取付基準
として摺動枠部2および左右の側壁部12上に載
置されて摺動枠部2の上枠3は桁材25に対し取
付用ねじ50Aにより止着され、また、側壁部1
2はその側部上枠13が補強枠31に取付ボルト
51により止着されるとともに、左右の側壁部1
2にはパネル16が抑え枠33を介して嵌着され
て出窓Sが形成されている。
次に、摺動枠部2に建付けるガラス障子34お
よび補助障子35について説明する。この2枚の
ガラス障子34と2枚の補助障子35とは図示の
ように引違い状に建付けられるもので、補助障子
35の建付幅(縦框間の幅)はガラス障子34の
建付幅のほぼ1/2の框組体に形成されるととも
に、同框組体にはガラス板、合成樹脂板あるいは
合板等からなるパネルが嵌着されて両障子34,
35により窓開口部Wの前面を閉鎖すると、屋内
側摺動部の中央にガラス障子34,34が位置
し、屋外側摺動部の左右側に補助障子35が位置
して窓開口部Wの前面が閉鎖されている。
次に、出窓枠の屋外側に附設される雨戸枠36
について説明する。この雨戸枠36は出窓Sの間
口幅相当に枠組みされるもので、ガラス障子34
の2枚分の建付幅にほぼ相当する摺動長さを有す
る雨戸摺動部37とその両側には補助障子35の
建付幅にほぼ相当する幅寸法の戸袋38が図示の
ように形成されている。なお、雨戸枠36は対称
形状に形成されているので図示右側について説明
する。
39は雨戸摺動部37の上枠であつて、その断
面において、39Aは摺動ウエブであつて水平状
に設けられその内外縁には屋内片39Bと前縁3
9Cとが垂設されて摺動溝39Dが形成されてい
る。また、屋内片39Bの一部には屋内側へ向つ
て突片39Eが突設されている。また、摺動ウエ
ブ39Aの内外縁には上方へ向つて等長の突片3
9F,39Fが対設されている。
40は雨戸摺動部37の下枠であつて、摺動枠
部2の下枠4に沿つて取付けられるもので、その
断面において、40Aは摺動ウエブであつて、そ
の内外縁には屋内片40Bと前縁40Cとが上設
されて上枠39の摺動溝39Dと対応する摺動溝
40Dが形成されている。また、屋内片40Bの
上端には屋内側へ水平状に張出して摺動枠部2の
下枠4に形成したあり溝状の溝部4G下面に当接
する水平支持片40Eが形成されるとともに、同
片40Eの一部には下枠4の溝部4Gに係合する
係止片40Fが形成されている。また、摺動ウエ
ブ40Aと屋内片40Bとの接合部より屋内側へ
下傾して下枠4の前縁4Fに当接する下部支持片
40Gが形成されるとともに、同支持片40Gの
端部には下枠4の前縁4Gに沿いかつ下縁4Tに
沿う断面略L形状の取付片40Hが形成されてい
る。
41は戸袋38の戸袋上枠であつて、その断面
において41Aはウエブであつて、下枠39と同
位に連設されるもので2枚の雨戸45を収納する
に足る張出幅を有し、その屋外端には前縁41B
が垂設されている。また、同ウエブ41Aの屋外
端部寄り下面には仕切片41Cが垂設されて鏡板
46を装着する溝部41Dが形成され、また、仕
切片41Cの下端にはビス受け41Eがその長手
方向に沿つて形成されている。また、ウエブ41
Aの屋内端には上枠39の屋内片39Bおよび突
片39Eと対応する屋内片41Fおよび41Gが
形成され、またウエブ41Aの上面側には上枠3
9の突片39Fと対応する突片41Hが突設され
ている。
42は戸袋38の戸袋下枠であつて、その断面
において、42Aはウエブであつて戸袋上枠41
のウエブ41Aと対応して屋外側へ水平状に張出
し、その外端には前縁41Bが形成されている。
また、同ウエブ42Aの屋外端部寄りには戸袋上
枠41の仕切片41Cと対応して先端部にビス受
け42Dを有する突片42Cが形成されている。
また、屋内端には下枠40に形成した屋内片40
B,水平支持片40Eおよび係止片40Fと対応
する断面形状の上部支持片42Eと、下枠40に
形成した下部支持片40Gおよび取付片40Hと
対応する断面形状の取付支持片42Fが一体に形
成されている。
43は戸袋38の戸尻縦枠であつて、摺動枠部
2の左右の縦枠5の側部を遮蔽しかつ戸袋38の
戸当壁を形成するもので、その断面において、4
3Aはウエブであつて、縦枠5の側方を遮蔽し、
かつ戸袋上下枠41,42と対応する張出幅を有
して鉛直状に設けられ、その屋外端には前縁43
Bが形成されている。また、ウエブ43Aの屋内
端には摺動枠部2の縦枠5の側面縦枠部5Bに図
示のように重合当接し、かつ係止片5Kに係合す
る取付片43Cが形成されている。また、ウエブ
43Aの内側面には図示左方向へ延設し、かつ縦
枠5の係合片5Fと係合して縦枠5の側部屋外側
を遮蔽する蓋片43Dが一体に形成されている。
44は戸口縦枠であつて、戸袋38は戸口側の
戸当壁を形成するもので、戸当ウエブ44Aと前
縁44Bとにより図示断面略L型状に形成されて
いる。
このように形成された上枠39と左右の戸袋上
枠41および下枠40と左右の戸袋下枠42とは
それぞれ連結部材45を介して図示のように同位
に連結されるとともに戸袋上枠41と戸袋下枠4
2の端部間にはそれぞれビス受け41E,42D
を介して戸尻縦枠43および戸口縦枠44が組付
けられて雨戸枠36が形成されている。このよう
に形成された雨戸枠36はその上枠39および戸
袋上枠41は屋根部22の屋外張出部22Aの下
面に当接されて取付用ねじ50Bにより止着さ
れ、また、下枠40および戸袋下枠42は摺動枠
部2の下枠4に対し、その係合片40Fおよび上
部支持片42Eが溝部4Gに係合されるととも
に、取付片40Hおよび取付支持片42Fを介し
て下枠4の下縁4Tにねじ48Eにより止着され
ている。また、戸尻縦枠43側はその蓋片43D
が縦枠5の係合片5Fに係合されるとともに、取
付片43Cが側面縦枠部5Bに当接され、かつそ
の先端部は係止片5Kに係合されてねじ48Fに
より止着されている。
このように雨戸枠36を装着した出窓Sは窓開
口部Wの屋外側に一体的に装着されている。ま
た、この雨戸枠36に建付けられる雨戸45は補
助障子35の建付幅とほぼ同幅に形成されて4枚
の雨戸45が建付けられ、第2図に示すように4
枚の雨戸45によりガラス障子34,34の前面
を閉鎖するように構成されている。なお、46は
戸袋38の屋外側に装着した鏡板である。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
さて、本例出窓Sは前面にガラス障子34,3
4および補助障子35,35を引違い状に建付け
る摺動枠部2とその屋外側に雨戸45を建付ける
雨戸枠36を附設したものであつて、雨戸枠36
は出窓Sの間口幅内において、両側に雨戸45を
収納する戸袋38を有する枠組体に形成するとと
もに、摺動枠部2に建付けたガラス障子34は戸
袋38の屋内側へ移動可能に設け、また、補助障
子35は戸袋38の屋内側にガラス障子34と引
違い状に納まり、かつ開口部内方へ移動可能に設
ける構成としたものである。したがつて、戸袋3
8を出窓Sの間口幅内に有する雨戸枠36を形成
し、この戸袋38の屋内側に納まり、かつ開口部
内方へ移動可能に補助障子35を建付けたので、
補助障子35を開口部内方へ移動することで、屋
内側よりの雨戸45の取扱いが容易となつて雨戸
45の開閉操作を極めて円滑に行うことができ
る。また、補助障子35とガラス障子34とを引
違い状に建付け、ガラス障子34を戸袋38の屋
内側へ移動可能としたので、ガラス障子34を戸
袋38の屋内側へ押動することで出窓Sの前面を
開放して換気を行うことができ、また、両障子3
4,35により出窓前面を完全に密閉することが
できる。また、雨戸枠36を附設することによ
り、盗難を未然に防止することができるとともに
台風等による災害を未然に防止することができる
等多くの特長がある。
なお、本実施例においては戸袋38を左右両側
に設けて例示したがこれに限定するものではな
く、左右何れか一側に設けてもよい。また、本実
施例において例示した各枠材および框部材はアル
ミニウム等の軽合金材を押出成形した型材により
全て形成されている。
さて、本考案は前面にガラス障子および補助障
子を引違い状に建付ける摺動枠部とその屋外側に
雨戸を建付ける雨戸枠を附設した雨戸付出窓であ
つて、前記雨戸枠は前記出窓の間口幅内におい
て、少なくとも一側に雨戸を収納する戸袋を有す
る枠組体に形成するとともに、前記摺動枠部に建
付けたガラス障子は前記戸袋の屋内側へ移動可能
に設け、しかも前記補助障子は前記戸袋の屋内側
に前記ガラス障子と引違い状に納まり、かつ開口
部内方へ移動可能に設ける構成としたことによ
り、補助障子を開口部内方へ移動することで、屋
内側よりの雨戸の取扱いが容易となつて雨戸の開
閉操作を極めて円滑に行うことができる。また、
補助障子とガラス障子とを引違い状に建付け、ガ
ラス障子を戸袋の屋内側へ移動可能に設けたの
で、ガラス障子を戸袋の屋内側へ移動することで
出窓の前面を開放して換気を行うことができ、ま
た、補助障子とガラス障子とにより出窓前面を完
全に密閉することができるので雨戸付出窓として
極めて実用性に優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は略体正
面図、第2図は略体平断面図、第3図は略体側面
図、第4図は一部拡大平断面図、第5図は第4図
の−線拡大縦断面図、第6図は第4図の−
線縦断面図、第7図は第4図の−線縦断面
図である。 2……摺動枠部、34……ガラス障子、35…
…補助障子、36……雨戸枠、38……戸袋、S
……雨戸付出窓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面にガラス障子および補助障子を引違い状に
    建付ける摺動枠部とその屋外側に雨戸を建付ける
    雨戸枠を附設した雨戸付出窓であつて、前記雨戸
    枠は前記出窓の間口幅内において、少なくとも一
    側に雨戸を収納する戸袋を有する枠組体に形成す
    るとともに、前記摺動枠部に建付けたガラス障子
    は前記戸袋の屋外側へ移動可能に設け、しかも前
    記補助障子は前記戸袋の屋内側に前記ガラス障子
    と引違い状に納まり、かつ開口部内方へ移動可能
    に設ける構成としたことを特徴とする雨戸付出
    窓。
JP1981052264U 1981-04-09 1981-04-09 Expired JPS6115172Y2 (ja)

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