JPS6118148Y2 - - Google Patents

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JPS6118148Y2
JPS6118148Y2 JP13755580U JP13755580U JPS6118148Y2 JP S6118148 Y2 JPS6118148 Y2 JP S6118148Y2 JP 13755580 U JP13755580 U JP 13755580U JP 13755580 U JP13755580 U JP 13755580U JP S6118148 Y2 JPS6118148 Y2 JP S6118148Y2
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upper frame
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JP13755580U
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  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は家屋等の窓開口部に装着する出窓に
関し、その目的は採光性が良好で、外観美に優れ
た出窓を提供することにある。
次に、本考案の一実施例を図にしたがつて説明
すると、図中1は窓開口部Wの屋外側に張出状に
取付けられた出窓の全体であつて、上枠2、下部
摺動枠3、床板11および左右の側板4とにより
枠組み形成されるとともにその前面には上枠2と
下部摺動枠3との間には嵌殺用框組体14および
ガラス障子23,23が傾斜状にそれぞれ取付け
られている。
2は上記した出窓1の上枠であつて、窓開口部
Wの鴨居28の屋外面に沿つて取付けられて出窓
1の天井部(屋根部ともいう)を構成するもの
で、アルミニウム等の軽合金材を押出成形した型
材よりなり、その断面において、2Aは鴨居28
の屋外面に沿つて取付けられる取付片で、その一
部には屋外側へやや下傾状に所定の張出幅で張出
し、さらに図示のように下方へ彎曲する上縁2B
が形成され、この上縁2Bの屋外側下面には所定
の角度で屋外側へ傾斜状に所定の間隔で仕切片2
C,2Dが垂設されて下方開放の溝部2Eが形成
されている。2Fは上縁2Bの下方に設けられた
下縁で、取付片2Aの下端部側の一部より屋外側
へ所定の張出幅で張出し、その外端には図示のよ
うに仕切片2Dに直角状に接続する接続片2Gが
設けられ、また、下縁2Fの外端には仕切片2D
と平行状に仕切片2Hが垂設されて下方開放のガ
ラス障子23を建付ける溝部2Jが形成されてい
る。また、仕切片2Dの一部には図示のように所
定の長さを有する突条2Kがその長手方向に沿つ
て突設されている。このように形成された上枠2
には中空部2Lが一体に形成されている。なお、
2Mは上枠2の長手方向に沿つて形成されたビス
受けである。
3は上記した下部摺動枠であつて、アルミニウ
ム等の軽合金材を押出成形した型材よりなり、上
枠2の張出幅よりさらに屋外側の張出位置すなわ
ち、出窓1としての有効スペースを形成する張出
位置に上枠と対応する長さを有して枠組みされ、
上枠2の溝部2E,2Jとの間に嵌殺用框組体1
4およびガラス障子23,23を傾斜状に取付け
るもので、その断面において、3Aは上縁であつ
て、屋内側の摺動ウエブ3Bと屋外側の屋外ウエ
ブ3Cとが接続片3Dを介して段差状に設けられ
て断面略Z形状に形成されている。なお、摺動ウ
エブ3Bは上枠2の溝部2Jと対応してガラス障
子23を摺動可能な図示の摺動面に形成され、ま
た、接続片3Dは上枠2の仕切片2Dの傾斜角と
対応する角度で斜状に形成されている。また、上
縁3Aの内端には断面略Z形状の内縁3Eが設け
られ、同内縁3Eには屋内側へ突出する取付片3
F,3Gが設けられている。また、上縁3Aの屋
外端には屋内側へ彎曲状に折返されて内縁3Eの
下端部と接続する折返片3Hが設けられて下部摺
動枠3には中空部3Jが一体に形成されている。
また、上縁3Aの屋内端には上枠2の仕切片2H
の傾斜角と対応する傾斜角でガラス障子23を案
内する案内片3Kが図示斜状に上設されている。
なお、3Lは下部摺動枠3の長手方向に沿つて形
成されたビス受けである。
4は上記した左右の側板であつて、対称形状に
形成されているので図示左側の側板4について説
明する。この側板4は板材5と補強枠6とより構
成され、板材5は鉄鋼板あるいはアルミ合金板等
からなりその上縁5A側は上枠2の取付位置より
図示のように延設されるとともに前縁5B側およ
び下縁5C側もそれぞれ上縁5A側と対応して図
示嵌殺用框組体14の屋外面および下部摺動枠3
の取付位置より屋外側および下方へ延設されて、
図示略梯形状に形成され、同板材5の取付側には
窓開口部Wの縦柱30の屋外面に沿う取付片5D
が形成されている。6は上記側板4の補強枠であ
つて、図示断面略密封箱型状に形成されるととも
に図示板材5の縁部に沿う形状に折曲成形されて
溶着手段等により一体に附設されている。また、
板材5の取付側の外側面には断面略L形状の部材
7が取付けられて外装材31取付用の溝部4Aが
形成されている。また、板材5の屋外寄り内側面
にはガラス障子23の建付け傾斜角に沿つて図示
断面U字形状の戸当枠8が鋲着手段等により取付
けられている。また、同板材5の下縁5C側には
下部遮蔽板10の取付用の断面略L形状の取付部
材9が螺着されている。
このように形成された左右の側板4間には上枠
2および下部摺動枠3がそれぞれ所定の位置にビ
ス受け2M,3Lを介してビス着されるとともに
下縁5C側には取付片3Gおよび取付部材9を介
して下部遮蔽板10が取付けられている。なお、
この下部遮蔽板10の取付基端部には外装材31
取付用の溝部10Aが形成されている。なお、1
0Bは取付片である。このように形成された出窓
1の枠組体には所定の面積を有する方形状の床板
11が下部摺動枠3の取付片3Fと内縁3Eの段
部との間に挿入されてねじ止めされるとともに屋
内側下面には下部遮蔽板10の溝部10Aが図示
のように当接されてねじ止めされている。このよ
うにして形成された出窓枠組体はその取付片2
A,5D,10Aを介して窓開口部Wの周縁枠の
屋外面に取付けられるとともに図示屋内側へ若干
張出状となつた床板11は図示のように断面略L
形状の取付部材12を介して敷居29に取付けら
れている。このようにして取付けられた出窓枠組
体の屋外側には嵌殺用框組体14およびガラス障
子23が装着されている。
14は上記した嵌殺用框組体であつて、上框1
5、下框16および左右の縦框17とにより出窓
1前面の開口面積のほぼ1/2の面積の框組体14
に形成されてガラス板18が嵌着されている。こ
の框組体14の上框15の左右両端部寄りには図
示のように断面略Z形状の取付片19Aの上端に
上枠2の仕切片2Dに突設した突条2Kと係合す
る係止突片19Bを有する短尺の上部係止部材1
9が取付けられている。また、下框16の内外の
脚片16A,16Bは傾斜状に取付けられるた
め、内側の脚片16Aが若干短く形成され、この
脚片16Aの屋内面の両端部寄りの所定の位置に
は図示断面略鉤形状の下部係止部材20が取付け
られている。また、左右の縦框17の屋内面には
ガラス障子23の召合框27の召合片27Aと係
合する召合片17Aが形成されている。このよう
に形成された嵌殺用框組体14を装着するため上
枠2の突条2Kには上部係止部材19の係止突片
19Bを挿通可能な切欠き部(図示せず)が設け
られ、また、下部摺動枠3の接続片3Dの屋外面
には框組体14を開口部のほぼ中央部へ装着する
ための所定の位置で框組体14に取付けた下部係
止部材20と係合可能に断面略Z形状の取付片2
1Aと受片21Bとからなる短尺の係合部材21
が取付けられて、嵌殺用框組体14はその上部係
止部材19が上枠2の切欠き部より挿通するとと
もに左右何れかの方向(開口中心部方向)へ移動
して突条2Kと係合係止するとともに下部係止部
材20は係合部材21と係合されて受片21Bと
ねじ22止めされて嵌殺用框組体14は所定の傾
斜角で取付けられ、同框組体14の左右両側には
開放部W1が形成されている。
また、ガラス障子23は上框24、下框25お
よび縦框26と召合框27とにより開口面積のほ
ぼ1/4の面積の框組体に形成されてガラス板18
が嵌着されている。また、この下框25の屋内側
長手方向には気密部材を兼ねる合成樹脂等からな
るスライド部材32を嵌着するあり溝25Bを有
し、下部摺動枠3の案内片3Kと摺動可能に係合
する断面略かぎ形状の摺動片25Aが一体に形成
されている。また、召合框27の屋外面長手方向
には断面略かぎ形状の召合片27Aが一体に形成
されている。このように形成されたガラス障子2
3はその上框24が上枠2の溝部2Jに嵌込まれ
るとともに下框25はその摺動片25Aが下部摺
動枠3の案内片3Kに係合されて左右の開放部W
1を開閉可能にかつ傾斜状に建付けられている。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
さて、本例出窓1は上部に所定の張出幅で屋外
側へ張出して天井部を構成する上枠2を押出型材
により形成して、該上枠2の屋外側にガラス障子
23および嵌殺用框組体14を取付可能な溝部2
E,2Jを設け、下部には上枠2の張出幅よりさ
らに屋外側へ張出して所定の面積を有し、屋外側
に下部摺動枠3を附設した床板11を設けるとと
もに上枠2の溝部2E,2Jと下部摺動枠3との
間にはガラス障子23および嵌殺用組体14を傾
斜状にかつガラス障子23を摺動可能に建付ける
構成としたものである。したがつて、ガラス障子
23および嵌殺用框組体14は傾斜状に取付ける
ものであるから出窓1の前面の平面的開口面積は
通常の出窓の面積より広くなることから、採光性
が良好となり、かつ外観を向上することができ
る。また、天井部となる上枠は下部側よりその張
出幅の短い押出部材を使用したが、下部側が有効
スペースを有するので出窓1としての役務を充分
果すことができるとともに天井部に押出型材を使
用することにより出窓1の強度を確保することが
でき、また、従来の出窓に比し部材を節減、施工
の簡略化等、コストダウンに資するところが大で
ある等多くの特長がある。
なお、本例においては出窓1の前面にガラス障
子23と嵌殺用框組体14を装着して例示した
が、これに限定するものではなく、ガラス障子2
3を傾斜状にかつ引違い状に建付ける構成であつ
てもよい。
さて、本考案は上部に所定の張出幅で屋外側へ
張出して屋根部を構成する上枠を押出型材により
形成して、該上枠の屋外側にガラス障子を建付け
る溝部を設け、下部には上枠の張出幅よりさらに
屋外側へ張出して所定の面積を有し、屋外側に下
部摺動枠を附設した床板を設けるとともに、前記
上枠の溝部と前記下部摺動枠との間に前記ガラス
障子を傾斜状に、かつ摺動可能に建付ける構成と
したことにより、採光性および外観美を向上する
ことができるとともに、とくに、屋根部となる上
枠は下部側よりその張出幅の短い押出型材を使用
したが下部側が有効スペースを有するので出窓と
しての役務を充分果すことができるとともに、出
窓の強度を確保することができ、また、部材の節
減および施工の簡略化等コストダウンに資すると
ころ大であるので、出窓として極めて実用性に優
れた考案である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
出窓の略体斜視図、第2図は縦断面図、第3図は
側板側の一部水平断面図である。 1……出窓、2……上枠、2E,2J……溝
部、3……下部摺動部、11……床板、23……
ガラス障子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に所定の張出幅で屋外側へ張出して屋根部
    を構成する上枠を押出型材により形成して、該上
    枠の屋外側にガラス障子を建付ける溝部を設け、
    また、下部には上枠の張出幅よりさらに屋外側へ
    張出して所定の面積を有し、屋外側に下部摺動枠
    を附設した床板を設けるとともに、前記上枠の溝
    部と前記下部摺動枠との間に前記ガラス障子を傾
    斜状に、かつ摺動可能に建付ける構成としたこと
    を特徴とする出窓。
JP13755580U 1980-09-27 1980-09-27 Expired JPS6118148Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13755580U JPS6118148Y2 (ja) 1980-09-27 1980-09-27

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JP13755580U JPS6118148Y2 (ja) 1980-09-27 1980-09-27

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Publication Number Publication Date
JPS5761066U JPS5761066U (ja) 1982-04-10
JPS6118148Y2 true JPS6118148Y2 (ja) 1986-06-02

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ID=29497630

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JP13755580U Expired JPS6118148Y2 (ja) 1980-09-27 1980-09-27

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