JPH057855U - 衛生設備室の壁パネル兼用組み込み枠 - Google Patents

衛生設備室の壁パネル兼用組み込み枠

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JPH057855U
JPH057855U JP5541691U JP5541691U JPH057855U JP H057855 U JPH057855 U JP H057855U JP 5541691 U JP5541691 U JP 5541691U JP 5541691 U JP5541691 U JP 5541691U JP H057855 U JPH057855 U JP H057855U
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郷  芳和
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東陶機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 隣設する壁パネル間に単に建て込むことに
よって、壁パネルとして室壁の一部を構成しながらドア
枠等を所定位置に組み込むことができ、しかも製作コス
ト及び加工コストの低減化を図り、内装性も損なうこと
のない衛生設備室の壁パネル兼用組み込み枠を提供する 【構成】 仕切壁1aを取着する所望大きさの枠状部
1と、その枠状部1の室内側開放端から折り曲げ形成さ
れ隣設する室壁構成用の壁パネル400との接続部50
0までのスペースを閉塞する室壁構成用面部2とで構成
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ユニットバスルーム、ユニットシャワールーム等の所謂、衛生設備 室に組み込まれる窓枠と壁パネルとを兼用する壁パネル兼用組み込み枠に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、衛生設備室の窓枠の組み込み枠は、図4に示すように組込み対象部位の 室壁部分を構成する壁パネル100に、枠状部101の外周形状と同一形状の開 口100’を開設し、内側開放端にフランジ部101’を突設したその枠状部1 01を、上記開口100’を挿通させた後、外側開放端部分を外壁200(建築 壁)に直接的または間接的に止着し、更に室内から内側開放端のフランジ部10 1’を、開口100’周縁の壁パネル100表面部分に止着して組み込まれる。 即ち、壁パネル100と窓枠の枠状部101とは、各々別成形され、施工現場で の外壁(建築壁)、壁パネル100への止着で、一体的に連結されるのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、施工現場で、壁パネル100の組み込み作業及び枠状部101の連結 作業の双方の作業を強要し、施工作業の煩雑化を招いてしまうし、別体な為、製 作コストがどうしても高くなる。壁パネル100に開設する開口100’も漏水 を考慮して高精度のものを必要とし、加工コストの高騰も余儀なくし、シール性 を満足なものにする為にフランジ部101’裏面と壁パネル100表面との間に シール材を介在した場合には、製作コストの更なる高騰を招く。壁パネル100 の表面から一段高く隆起状に顕現するフランジ部101’及びそのフランジ部1 01’を止着する釘102等の室内露出の影響を受けて内装性を悪くする。等、 様々な問題を惹き起こす。
【0004】 本考案は、上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、隣設 する壁パネル間に単に建て込むことによって、壁パネルとして室壁の一部を構成 しながらドア枠等を所定位置に組み込むことができ、しかも製作コスト及び加工 コストの低減化を図り、内装性も損なうことのない衛生設備室の壁パネル兼用組 み込み枠を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた技術的手段は、仕切壁を取着する所望大きさ の枠状部と、その枠状部の室内側開放端から折り曲げ形成され隣設する室壁構成 用の壁パネルとの接続部までのスペースを閉塞する室壁構成用面部とで構成した ことを要旨とする。
【0006】
【作用】
上記技術的手段によれば、隣設する室壁構成用の壁パネルとの間を室壁(側壁 )全高に渡って塞ぎ、同時にドア枠等を所定位置に配設する。
【0007】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので下記の利点がある。 (1)壁パネルとして隣設する両壁パネル間に建て込む作業のみで、その隣設 する壁パネル間を閉塞し同時にドア枠等になる枠状部を所定箇所に配設できる便 利な壁パネル兼用組み込み枠を提供する。従って、先行技術に比べて枠状体を壁 パネルに一体的に連結する作業を施工現場で行う必要がなくなり、組み込み作業 が頗る簡素化できる。 (2)壁パネルに高精度の開口を開設したり、シール材を介在する漏水防止手 段を施す必要もなく、製作コスト、加工コストの低廉化に寄与でき、安価に提供 することができる。 (3)室壁構成用面部と枠状部とが段部を形成せずに滑らか連設し、室内側に 止着手段も無いことから、内装性も損なわず商品価値の低下を招かない。しかも 、擦過症や、衣服破れの原因になることもなく、安全である。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1及至図3は本実施例衛生設備室の壁パネル兼用組み込み枠の使用状態、即 ち組み込み状態を示している。
【0009】 壁パネル兼用組み込み枠Aは、図1及び図2に示すように仕切壁1aを取着す る所望大きさの枠状部1と、その枠状部1の室内側開放端に延設され隣設する壁 パネル400、400との接続部500までのスペースを隠蔽する室壁構成用面 部2とで構成してある。
【0010】 枠状部1は、本実施例では窓枠の大きさをもって正面視縦長矩形状に形成され ており、その中途部には仕切壁1aの支持部1bを有し、室外側開放端部には位 置決め鍔部1cを、室内側開放端部には直角に室壁構成用面部2を各々折り曲げ 形成している。
【0011】 この枠状部1は、詳細には上枠材11、下枠材21、一対の縦枠材31からな る4本のアルミ製枠材又は樹脂製の枠組み固着によって窓枠の大きさに形成して ある。
【0012】 その上枠材11、下枠材21は、図2及び図3に示す通り、上記枠状部1の水 平構成面部11a’、21a’となる一方片11a、21aと、その一方片11 a 、21aから直角に折り曲げ形成され天井壁200(衛生設備室の天井壁) または床パン300(浴槽一体型床パンや浴槽載置型床パン)の壁載せ面300 ’まで到達して室壁構成用面部2になる他方片11b、21bとを有する側面視 L型形状を呈しており、その一方片11a、他方片21a裏面に枠組立ネジ3螺 合用のC型咬持部3aを一体に突出形成すると共に、中途部全長に渡り仕切壁1 aの支持部1bを正対するように一体に突出形成している。
【0013】 また、上記上枠材11、下枠材21は、その他方片11b、21bの先端に直 角に折曲した水平面11b’、21b’を有し、この水平面11b’、21b’ が天井壁200(衛生設備室の天井壁)の支承面、床パン300(浴槽一体型床 パンや浴槽載置型床パン)の壁載せ面300’への載置面になっている。
【0014】 上枠材11、下枠材21の上記支持部1bは、図2及び図3に示すように、仕 切壁1aとなるガラス体(後述では符号1aを付けて説明する)厚よりも若干大 きな間隔をもって上枠材11、下枠材21全長に渡り並設され相互間をガラス体 1aの配設空間1a’とする一対の平行片4、4の、その室内側の平行片4裏側 に一部が上記配設空間1a’に連通した嵌合係止溝4a’を有する溝形成条部4 aを、一体に突設し、且つ室外側の平行片4の先端に小さな突片4bを同配設空 間1a’に向けて折り曲げ形成することで構成されている。
【0015】 縦枠材31、31は、図1及び図3に示すように、枠状部1の垂直構成面部3 1a’となる一方片31aと、その一方片31aから直角に折り曲げ形成され隣 設する壁パネル400、400と連設する為に立設した接続部500、500ま で到達して室壁構成用面部2となる他方片31bとを有する平面視L型形状を呈 しており、上記上枠材11、下枠材21のC型咬持部3aと相対する上下両端部 に枠組立ネジ3用の通孔5を開設すると共に、中途部全長に渡りガラス体1aの 支持部1bを有している。
【0016】 また、上記縦枠材31は、その他方片31bの両側端に、接続部500、50 0の室内に臨むスリット500’、500’に掛合する弾性掛止片部31b’を 折り曲げ形成しており、隣設する壁パネル400と同様な接続方式、即ち両側の 弾性掛止片部31b’、31b’を接続部500のそのスリット500’、50 0’に左右から掛合した後、両弾性掛止片部31b’31b’間に目地材(図示 せず)を挟入して室壁(側壁)として組み込まれるようにしてある。
【0017】 上記接続部500は、詳細には図示していないが、平面視でコ型を呈し、スリ ット500’を室内に臨むように前記壁載せ面300’に立設した柱体であり、 室壁(側壁)高さとほぼ同等高さを有し、スリット500’縁から同スリット5 00’内へ折り曲げ片(図示せず)を折曲形成し、その折り曲げ片(図示せず) に上記弾性掛止片部31b’、31b’が弾性的に掛合すると共に、両弾性掛止 片部31b’、31b’間に目地材(図示せず)を挟入して壁パネル400、4 00相互を接続する周知の構造を有するものである。
【0018】 縦枠材31の支持部1bは、図1及び図3に示すように、前記室内側の平行片 4と対応する位置に、前記溝形成条部4aと同様な溝形成条部6aを一体に有す る平片6を立設すると共に、その僅か室外側寄りの垂直構成面部31a’部分に その平片6とで前記配設空間1a’を形成する押縁7掛止用の溝付き条部8を突 設形成することで構成してある。
【0019】 この押縁7は、上記平片6と正対してガラス体1aの配設空間1a’を確保す る一面部7aと、その一面部7aから直角に折曲され上記溝付き条部8の掛合溝 8aに弾性的に掛止する他面部7bとを有するL型状に成形してなり、その一面 部7aの先端には配設空間1a’方向に小さく折曲する突片7a’を突設形成し ている。
【0020】 ガラス体1aは、枠状部1への組み込み時に弾性材からなるビード9が表裏両 面に周設され、このビード9が上記配設空間1a’内で挟持されて耐震性、防水 性を発揮するようになっている。そのビード9は、表面用は各縁に沿うように4 本、裏面用は予め額縁状に成形して用意され、ガラス体1a組み込み時に表裏面 の周端部に添設する。
【0021】 次に、本実施例の壁パネル兼用組み込み枠Aの組立手順を簡単に説明する。 まず、上枠材11、下枠材21のC型咬持部3aと縦枠材31の通孔5とを合 致させ、枠組立ネジ3で螺着固定し枠を形成する。ガラス体1aの上部を上枠材 11の配設空間1a′に差し込んだ後、ガラス体1aの下部を下枠材21の配設 空間1a′上方に位置させ下枠材21の配設空間1a′内に設けているスペーサ ー60上に載置する。縦枠材31の掛合溝8aに押縁7の他面部7bを掛止固定 する。そして、ガラス体1aと上枠材11、下枠材21の突片4bの間及びガラ ス体1aと縦枠材31の突片7a′の間に後付けビード9bを押し込みガラス体 1aを固定する。
【0022】 この壁パネル兼用組み込み枠Aは、図1や図2に示すように前記位置決め鍔部 1cを外壁B(建築壁)に合わせて、両側の弾性掛止片部31b’を、床パン3 00(浴槽一体型床パンや浴槽載置型床パン)の壁載せ面300’に立設する接 続部500のスリット500’に掛合させ、そして目地材(図示せず)を挟入し て隣設する壁パネル400、400と共に、室壁(側壁)を構成するパネルとし て組み込む。最後にガラス体1aよりも室外側の水平構成面部11a’、21a ’部分及び垂直構成面部31a’部分を外壁B(建築壁)にネジ10止めして衛 生設備室への組み込みを完結する。
【0023】 隣設する壁パネル400との接続方式は、実施例に示す接続部構造に限定され るものではなく、その場合には使用される方式に対応する構造を、縦枠材31の 両側部に形成すること言うまでもない。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】 使用状態を示す横断平面図。
【図2】 使用状態を示す縦断側面図。
【図3】 本実施例壁パネル兼用組み込み枠の分解斜視
図。
【図4】 従来例の縦断側面図。
【符号の説明】
1 :枠状部 2 :室壁構成用面部 1a :仕切壁 A :壁パネル兼用組み込
み枠 400:壁パネル 500:接続部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 仕切壁を取着する所望大きさの枠状部
    と、その枠状部の室内側開放端から折り曲げ形成され隣
    設する室壁構成用の壁パネルとの接続部までのスペース
    を閉塞する室壁構成用面部とで構成したことを特徴とす
    る衛生設備室の壁パネル兼用組み込み枠。
JP1991055416U 1991-07-17 1991-07-17 衛生設備室の組み込み枠 Expired - Fee Related JP2563754Y2 (ja)

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