JPS6320774Y2 - - Google Patents

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JPS6320774Y2
JPS6320774Y2 JP2760982U JP2760982U JPS6320774Y2 JP S6320774 Y2 JPS6320774 Y2 JP S6320774Y2 JP 2760982 U JP2760982 U JP 2760982U JP 2760982 U JP2760982 U JP 2760982U JP S6320774 Y2 JPS6320774 Y2 JP S6320774Y2
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piece
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panel
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JP2760982U
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JPS58130554U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はユニツトバスルーム、設備ユニツト等
のユニツトルームにおける天井パネルの取付装置
の改良に関する。
従来ユニツトルームにおける天井パネルAの取
付けは第9図に示す如く天井パネルA周端を嵌着
固定する嵌合溝100と、側壁パネルB上端に取
付固定する取付片101を一体に連設形成した廻
し縁102を用いている。
即ち、取付片101をビス103でもつて側壁
パネルB上端に固定した後そのビス103を隠す
目的で目地材104を充填して天井パネルAを側
壁パネルB上端に取付固定している訳である。
その為ビス103止めならびに目地材104の
充填作業を余儀なくされ、その上ビス、目地材と
いう他の部品を用意保管する等その製作、管理の
面からも繁雑である不具合を有する。
また廻し縁102を使用せず直接天井パネルA
と側壁パネルBとをビス103を介して接続する
構造も第10図に示す如く実在するがこの構造の
場合、ビス103止め作業が面倒であるのは勿論
のこと、組立作業がユニツトルーム内より行なえ
ずユニツトルームの組立に際してユニツトルーム
の回りに作業スペースを必要とする不具合を有し
ていた。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処はビス止め作業、目地材の
充填作業が全く不要でワンタツチにて天井パネル
を取付固定でき、しかも天井パネルの取付作業も
ルーム内から容易に行なうことができるユニツト
ルームにおける天井パネルの取付装置を提供せん
とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
図中Xはユニツトルーム本体で、防水パンC上
にジヨイント部材Fを介して形成した側壁パネル
B上端に廻し縁Dを介して天井パネルAを被蓋し
て形成する。
側壁パネルBは基台1B表面に一面にタイル2
B等の敷設部材3Bを接着固定すると共に基台1
B裏面上下端及び裏面両側端に裏打枠Eを取付固
定して形成する。
裏打枠Eは前記基台1Bの各辺と略同一長さを
有するもので、全長に亘つてその側面にスリツト
2Eを開口した断面〓形状に金属板をもつて形成
され、側壁パネルB裏面上端の第1裏打枠3Eは
スリツト2Eを上方に向けた状態で取付固定し、
側壁パネルBの両側端の第2裏打枠4Eに至つて
はスリツト2Eを基台1Bと直交する方向に向け
た状態で取付固定する。
第1裏打枠3Eはスリツト2Eの基台1B裏面
側に近接する開口縁より裏打枠3E内方向で且つ
スリツト2Eを狭める方向へ傾斜する折曲片1E
を折曲形成し、第2裏打枠4Eは隣接する側壁パ
ネルB側のスリツト2E開口縁を裏打枠4E内方
向で且つスリツト2Eを狭める方向へ傾斜した折
曲片1Eを折曲形成している。
廻し縁Dは塩ビ等の合成樹脂による押出し成形
品で天井パネルA下面四周一辺と略同一長さをも
つて切截形成され、天井パネルA周端を嵌着挾持
する嵌入溝1D、その嵌入溝1Dに隣接して形成
した中空枠部9D、嵌入溝1D底の底部5Dと空
間部6Dを形成し一端に係止片部4Dを他端に垂
下片部3Dを延設形成した中間水平片部7Dとで
構成する。
係止片部4Dは中間水平片部7Dの一側端より
略垂直に下方に折曲形成されその先端に第1裏打
枠3Eの折曲片1E突端に弾性的に係合する引つ
掛け片8Dを屈曲形成している。
垂下片部3Dは中間水平片部7D他側端より下
方へ垂設形成され、下端部分には水平に突出する
引き下げ片部2Dを一体成形している。
また係止片部4Dと垂下片部3Dとは前記折曲
片1Eと、側壁パネルB表面との幅寸法より若干
小さな幅寸法をもつて中間水平片部7D両端より
折曲形成することによつてその係止片部4Dと垂
下片部3Dとの間に側壁パネルBの上端を嵌合す
る為の嵌合溝を形成する。
而して嵌入溝1Dを介して周端に廻し縁Dを装
着した天井パネルAを上部開口Y上に位置せしめ
下方へ引き下げてそのユニツトルーム本体Xの上
部開口を閉塞する。この時引き下げ片部2Dを工
具1を用いて引き下げると垂下片部3Dは側壁パ
ネルB表面をガイドとして摺接しつつ降下すると
同時に係止片部4Dは折曲片1Eにより若干弾性
変形して拡開しつつ垂下片部3Dの動きに追随し
て降下し終極的には引つ掛け片8Dが折曲片1E
突端に係合して天井パネルAを側壁パネルB上端
に接続する。
この状態において天井パネルAを上方へ押動し
ても引つ掛け片8Dが折曲片1Eに弾性的に係合
している為、容易には離脱せず、廻し縁D自体を
天井パネルA被蓋後側壁パネルB上端にビス止め
する等の取付手段を設ける必要はない。
2は引き下げ片部2D突端を下方へ折曲して形
成した掛止爪片、3は上記中間水平片部7Dと嵌
入溝1Dの底部5Dとの間に凹設形成され上下両
内面に掛止歯部4を刻設した掛合溝で、この掛止
爪片2、掛合溝3を介して目隠材5を装着する。
目隠材5は硬質樹脂からなる帯板状の覆板部5
a下端に掛合爪片5bを上端には上下面に掛合歯
部5cを刻設した突条部5dを突出形成すると共
に上下両端縁には軟質樹脂からなる弾性ヒレ片5
eを一体形成する。
そして、この目隠材5はルーム内側から突条部
5dを上記掛合溝3に掛合させると共に掛合爪片
5bを掛止爪片2に掛合させて天井パネルAと側
壁パネルBとの境界部分に取付け、弾性ヒレ片5
eを天井パネルA下面及び側壁パネルB表面に弾
性的に密着せしめて廻し縁Dをルーム内から視認
できないようにカバーする。
而して天井パネルAと側壁パネルBとの接合部
分は完全に密封されることとなり、該部からの漏
水、漏気も完全に防止される。
ジヨイント部材Fは隣接する側壁パネルBを横
一列に接続する第1ジヨイント部材1Fと、コー
ナーを構成する側壁パネルB,Bを接続する第2
ジヨイント部材2Fとを有する。第1ジヨイント
部材1Fは直線状に接続する側壁パネルBにおい
てタイル2B表面前方にルーム使用者が相対した
際そのルーム使用者から見て右側或は左側の第2
裏打枠4Eの内、同一側の第2裏打枠4E背面の
長手方向適所にビス6等を介して止着する止着片
部7と、その止着片部7より延設され、隣接する
側壁パネルBの第1ジヨイント部材1Fを、固定
していない他方側の第2裏打枠4E方向へまず水
平に延設し更に側壁パネルB裏面に向かつて折曲
した弾性係止片部8とで形成し、第2ジヨイント
部材2Fは直角状に接続する側壁パネルBにおけ
る第1ジヨイント部材1Fと同一側の第2裏打枠
4E背面或は側面長手方向適所にビス6等を介し
て止着する止着片部7と、その止着片部7末端よ
り直角状の傾斜片部9を介して折曲した弾性係止
片部8とで形成する。
第1ジヨイント部材1F及び第2ジヨイント部
材2Fの弾性係止片部8,8は共に前記廻し縁D
の係止片部4Dと同様な形状に折曲形成され、そ
の先端には引つ掛け片10をくの字状に屈曲形成
している。
そして防水パンCコーナー周縁の壁載置面1C
上に、そのコーナーに隣接する側壁パネルBを載
置し、立設するように保持する。更にその側壁パ
ネルBの第2ジヨイント部材2Fに、直角に隣接
する側壁パネルBの第2裏打枠4Eを嵌合して引
つ掛け片10と折曲片1Eとを弾性的に係合せし
めることによつてコーナーを構成する2枚の側壁
パネルB,Bを接続状態で防水パンCの壁載置面
1C上に立設せしめる。
この時側壁パネルB,Bが直角に接続されるた
め側壁パネル自体で自立し、人又は支持材で支持
する必要がなくなる。斯る作業の後、側壁パネル
Bを1枚ごとに、引つ掛け片10に隣接する側壁
パネルBのジヨイント部材Fを止着していない他
方側に位置する第2裏打枠4Eの折曲片1Eが弾
性的に係合するように順次嵌合せしめて側周壁Z
を形成する(第5図)。尚、この時最終組込順序
となる側壁パネルBにおいては第6図に示すう
に、隣接する側壁パネルBを、第2ジヨイント部
材2Fの弾性力を利用して一担弾性変形させて室
内側にその側壁パネルBを傾斜させた後、最終組
込順序となる側壁パネルBを組込み、再度、傾斜
させた側壁パネルBのジヨイント部材Fを固定し
ていない他方側に位置する第2裏打枠4Eを、最
終組込順序として組込んだ側壁パネルBの第1ジ
ヨイント部材1Fに嵌合させて引つ掛け片10を
折曲片1Eと弾性的に係合させる。
ドア枠Hは矩形を呈する方形な枠体1H形状に
アルミ押出材でもつて成形され、その上端には廻
し縁Dの係止片部4Dと、垂下片部3Dとの間に
形成された溝2H底に当接する立上がり片部3H
を一体に起立形成してなり、この溝2H内におい
てその立上がり片部3Hを摺接移動させて前後へ
スライドさせて入口2Iを開口した隣接する室の
パネルIにドア枠H突端に固着した介在枠部1I
を位置合わせ後ビス6を介して直接第2裏打枠4
Eに取付固定するか、コーナーの場合にはアング
ル状ジヨイント部材11を介して間接的に隣接す
る側壁パネルBの第2裏打枠4Eにビス6止めす
る。
この様にルーム内外へ調整できるようにしてい
る為、隣接する室のパネルIとドア枠H突端との
位置合わせが非常に簡単で入口2Iとドア枠H突
端との間に隙間等が生じる虞れはない。
本考案は叙上の如く構成したので下記の利点を
有する。
天井パネルに取付固定した廻し縁の引き下げ
片部を工具等を介して引き下げることにより係
止片部を側壁パネル裏面の裏打枠の折曲片に弾
性的に係合して側壁パネル上に天井パネルを接
続できる。
その際、ルーム内からの引き下げ片部の引き
下げ作業のみにて天井パネルを接続できる為、
ルーム外に天井パネルの取付スペースを確保し
たり、ビス止め、目地材の充填等の作業を要せ
ず簡単に接続でき、ビス、目地材の製作、管理
も不要でコストの安価ならびに作業性の大幅な
向上を期待できる。
依つて所期の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案取付装置を用いて天井パネルを
接続した状態を示す縦断正面図、第2図は天井パ
ネルを取付ける前の状態を示す部分断面図、第3
図は側壁パネルのコーナー部分の接続状態を示す
横断面図、第4図は側壁パネルの平面部分の接続
状態を示す横断面図、第5図はユニツトルームの
横断平面図で中間省略して示し、第6図は最終組
込順序となる側周壁部分の部分拡大断面図、第7
図はドア枠の取付状態を示す縦断側面図、第8図
はX−X断面図、第9図、第10図は従来例の縦
断面図である。 尚図中、A:天井パネル、B:側壁パネル、
C:防水パン、2E:スリツト、D:廻し縁、1
E:折曲片、2D:引き下げ片部、3D:垂下片
部、4D:係止片部、E:裏打枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防水パン周縁に立設した側壁パネル個々の裏面
    上端に取付固定され上面にスリツトを開口した内
    部中空な裏打枠と、天井パネル各辺個々に取付固
    定した廻し縁と、からなり、上記スリツトにはそ
    の側壁パネル裏面側に近接する開口縁を裏打枠内
    方向で且つスリツトを狭めるように傾斜する折曲
    片を折曲形成し、廻し縁は側壁パネル上端表面に
    添接する垂下片部と、その垂下片部を側壁パネル
    上端表面に添接した状態で前記折曲片に弾性的に
    係合する係止片部と、上記垂下片部から突出する
    引き下げ片部とを備えてなるユニツトルームにお
    ける天井パネルの取付装置。
JP2760982U 1982-02-27 1982-02-27 ユニツトル−ムにおける天井パネルの取付装置 Granted JPS58130554U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2760982U JPS58130554U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 ユニツトル−ムにおける天井パネルの取付装置

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JP2760982U JPS58130554U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 ユニツトル−ムにおける天井パネルの取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS58130554U JPS58130554U (ja) 1983-09-03
JPS6320774Y2 true JPS6320774Y2 (ja) 1988-06-08

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ID=30039507

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JP2760982U Granted JPS58130554U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 ユニツトル−ムにおける天井パネルの取付装置

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JPH0335769Y2 (ja) * 1987-09-03 1991-07-30

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JPS58130554U (ja) 1983-09-03

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