JP3592649B2 - サッシ用見切り材及びサッシ構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アングル状部を具備する窓用サッシと、少なくとも内装ボードからなる窓枠材との間に介挿されるサッシ用見切り材、及びこのサッシ用見切り材を用いたサッシ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建築物の窓は、窓を設ける壁等に木枠を取り付けて開口部を形成し、該開口部に窓用サッシを取り付け、窓ガラス等を嵌め込むことにより概略形成されるが、開口部を形成するための木枠等が室内側に露出し、美観を損ねることを防止するために、開口部の窓用サッシの室内側に、開口部外周に沿って窓枠を取り付けることが広く行われている。窓枠は開口部外周の各片に取り付けられた窓枠材により構成され、窓枠材としては、耐水性に優れ、美観にも優れた木材や、耐水性を有しない内装ボード等が用いられている。
【0003】
以下、図6に基づいて、内装ボードを用いて窓枠材を構成した従来の窓の構成例について説明する。なお、図6は、従来の窓の横断面図(床面に対して水平方向に切断した時の断面図)であり、図示右側が室内側、図示左側が室外側を示している。
【0004】
図6に示すように、従来の窓100においては、窓100を設ける箇所に対応させて木枠210が取り付けられ、木枠210の内部に開口部200が形成されている。そして、この開口部200に対して室外側から窓用サッシ300が取り付けられ、窓用サッシ300の、符号320で示す領域に窓ガラス等(図示略)が嵌め込まれている。なお、窓用サッシ300の室内側端部には施工が容易であることから断面L字状のアングル状部301が形成されている。
【0005】
一般に、窓用サッシ300は規格によりその寸法が決まっており、かつ、窓用サッシ300を容易に開口部200に嵌め込むために、開口部200は窓用サッシ300の寸法よりも大きく構成される。そこで、窓用サッシ300と木枠210との間には、木片等からなるサッシスペーサ310が介挿され、窓用サッシ300と木枠210との間の間隔調整が行われている。
【0006】
また、開口部200の窓用サッシ300の室内側には、開口部200外周に沿って窓枠400が取り付けられている。この窓枠400は、開口部200外周の各片に取り付けられた、内装ボード及びクロス等の仕上げ材からなる窓枠材420により構成されている。また、内装ボードの厚みは規格により決まっているので、窓枠材420と木枠210との間の間隔を調整するために、窓枠材420と木枠210との間には、窓枠材420の下地材である下地枠410が取り付けられている。
【0007】
さらに、窓用サッシ300のアングル状部301と窓枠材420との間にはサッシ用見切り材500が介挿されている。サッシ用見切り材500は、図6に示すように、断面L字状に構成され、その図示右端には、窓用サッシ300に発生した結露が窓枠材420に接触し、耐水性を有しない窓枠材420が劣化することを防止するための結露遮断用凸部が形成されている。
【0008】
以上のように概略構成された従来の窓100において、窓用サッシ300は、室外側については止めネジ610により木枠210に固定されている。また、室内側については、窓用サッシ300のアングル状部310がサッシ用見切り材500と共に、止めネジ620により窓枠材420及び下地枠410に固定されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
内装ボードを用いて窓枠材を構成した上記従来の窓においては、開口部の大きさ、窓用サッシの寸法、内装ボードの厚みによって、サッシスペーサと下地枠の厚みが各々決定される。したがって、これらの厚みが異なることが多く、施工現場にて、木材等を加工して、サッシスペーサ及び下地枠用に厚みの異なる2種類の木片等を用意する必要があり、施工性が低下していた。
【0010】
また、窓用サッシのアングル状部をサッシ用見切り材と共に、窓枠材に止めネジで固定する必要があったため、窓用サッシの固定は、窓枠材とサッシ用見切り材を取り付けてはじめて完了する。しかしながら、サッシの施工業者と、内装ボートやクロス等の施工業者は異なるため、内装ボートやクロス等の施工は、窓用サッシの取り付け後、数日以上経って行われることが多い。したがって、窓用サッシの取り付けと同時に窓用サッシの固定が完了せず、窓用サッシが完全固定されないまま数日以上が経過する、サッシの施工業者以外の業者が窓用サッシの固定を完了しなければならないなど、施工性が低下していた。
【0011】
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、内装ボードを用いて窓枠材を構成する場合に、施工性の向上を図ることができる手段を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明者は上記課題を解決するべく検討を行った結果、以下のサッシ用見切り材及びこれを用いたサッシ構造を発明するに到った。
本発明のサッシ用見切り材は、アングル状部を具備する窓用サッシと、少なくとも内装ボードからなる窓枠材との間に介挿され、耐水性を有する柱状のサッシ用見切り材であって、窓用サッシと、これが取り付けられる木枠との間に介挿されるサッシスペーサに隣接する下地枠、若しくはサッシスペーサを兼ねる下地枠に当接する下地枠当接面と、前記窓用サッシの前記アングル状部に対向して、前記アングル状部を支持するアングル状部支持面と、前記窓枠材の少なくとも前記内装ボードを支持する窓枠材支持部とを具備し、前記アングル状部支持面には、前記窓用サッシに発生した結露が前記窓枠材に接触することを防止するための結露遮断用凸部が突設していることを特徴とする。
【0013】
なお、本明細書において、「少なくとも内装ボードからなる窓枠材」とは、「内装ボードのみからなる窓枠材」、あるいは「内装ボード及びその表面に貼着されたクロス等の仕上げ材からなる窓枠材」を意味しているものとする。
【0014】
すなわち、本発明のサッシ用見切り材は、窓用サッシのアングル状部を支持するアングル状部支持面と、窓枠材の少なくとも内装ボードを支持する窓枠材支持部とを具備し、窓用サッシと窓枠材との間に介挿される見切り材である。また、従来のサッシ用見切り材は、窓枠材上に取り付けられていたのに対して、本発明のサッシ用見切り材は、窓枠材を取り付ける下地材である、サッシスペーサに隣接する下地枠、若しくはサッシスペーサを兼ねる下地枠上に、窓枠材とともに取り付けられるものである。
【0015】
本発明者は、以上の構成を採用することにより、サッシ用見切り材に、窓用サッシと窓枠材との間、若しくは窓用サッシと窓枠材が取り付けられる下地材との間の隙間を埋めるスペーサとしての機能を付与することができることを見出した。なお、本発明のサッシ用見切り材がスペーサとして機能する理由については、「発明の実施の形態」の項において説明する。
【0016】
したがって、本発明のサッシ用見切り材を用いる場合には、本発明のサッシ用見切り材がスペーサとして機能するため、下地枠の設計自由度が広がり、サッシスペーサと下地枠の厚みを略同一とすることができる。その結果、サッシスペーサと下地枠用に、厚みの異なる木片等を用意する必要がなくなるので、施工性の向上を図ることができる。
【0017】
また、サッシスペーサと下地枠とを一体形成することも可能になり、この場合には使用する部材点数が低減されるので、施工性の向上を一層図ることができる。
【0019】
また、本発明のサッシ用見切り材は、窓枠材を取り付ける下地材上に直接取り付けられるものであるから、本発明のサッシ用見切り材を用いることにより、窓枠材の施工を終了する前に、窓用サッシの施工(取り付け及び固定)を完了することができ、施工性の向上を図ることができる。
【0020】
さらに、本発明のサッシ用見切り材において、アングル状部支持面には、窓用サッシに発生した結露が窓枠材に接触することを防止するための結露遮断用凸部を設ける構成としているため、従来と同様に、窓用サッシに結露が発生しても窓枠材が結露によって劣化することを防止することができる。
【0021】
また、本発明のサッシ用見切り材において、前記窓枠材支持部は、前記窓枠材の少なくとも前記内装ボードが嵌合可能に形成されていることが好ましい。このような構成を採用することにより、本発明のサッシ用見切り材を用いて窓を構成した時に、窓枠材の窓用サッシ側の側面が室内側から視認されず、美観上好ましい。
【0022】
以上の本発明のサッシ用見切り材を用いることにより、以下の本発明のサッシ構造を提供することができる。
本発明のサッシ構造は、アングル状部を具備する窓用サッシに、本発明のサッシ用見切り材が取り付けられたことを特徴とする。そして、この本発明のサッシ構造によれば、本発明のサッシ用見切り材と同様の効果を得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る実施形態について詳述する。
図1〜図4に基づいて、本発明のサッシ用見切り材及びサッシ構造を用いて構成した窓の一実施形態について説明する。
図1は、室内側から見た時の本実施形態の窓の部分斜視図であって、サッシ用見切り材及びその近傍の構造を示す図であり、図示上側が天井側、図示下側が床側を示している。なお、図1では、各部材の構成を分かりやすくするために、各部材の高さを変えて図示している。
【0024】
図2は、本実施形態の窓の縦断面図(床面に対して垂直方向に切断した時の断面図)、図3は、本実施形態の窓の横断面図(床面に対して水平方向に切断した時の断面図)である。なお、図2においては、図示上側が天井側、図示下側が床側を示している。また、図2、図3においては、いずれも図示右側が室内側、図示左側が室外側を示している。
【0025】
図4(a)は、図3に示すサッシ用見切り材のみを取り出して拡大して示す断面図、図4(b)は、図3に示すサッシ用見切り材及びその近傍を取り出して拡大して示す断面図である。
なお、各図においては、各部材を図面上で認識可能とするため、各部材毎に縮尺を異ならせてある。
【0026】
以下、窓枠を構成する窓枠材のうち、天井側に位置する窓枠材及び床面に対して垂直方向に配置された左右の窓枠材については内装ボードを用いて構成し、床側の窓枠材については耐水性に優れ、美観にも優れた木材等からなる窓台により構成する場合について説明する。また、上述したように、本実施形態の窓は本発明のサッシ用見切り材を用いたことが最大の特徴であるので、特に、サッシ用見切り材の構造が特徴的なものとなっている。
【0027】
図2、図3に示すように、本実施形態の窓10においては、窓10を設ける箇所に対応させて、柱、間柱、まぐさ等からなる木枠材21A〜21Dが四方に取り付けられ、これら木枠材21A〜21Dにより木枠21が構成されている。なお、木枠材のうち、天井側、床側に配置されたものを各々21A、21Bとし、室内側から窓10を見た時に左側、右側に配置されたものを各々21C、21Dとする。
【0028】
木枠21の内部には開口部20が形成されており、この開口部20に対して室外側から、アルミニウム合金等の金属からなり、所定の形状を有する窓用サッシ30が取り付けられ、窓用サッシ30の、符号32で示す領域に窓ガラス等(図示略)が嵌め込まれている。窓用サッシ30の室内側端部には施工が容易であることから断面L字状のアングル状部3が形成されている。
【0029】
なお、図2、図3においては、一枚の窓ガラスを嵌め込む場合について図示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、2枚の窓ガラスや網戸等を嵌め込む構成としても良く、所望の窓の構造に合わせて、適宜窓用サッシ30の構造は設計される。
【0030】
窓用サッシ30は規格によりその寸法が決まっており、かつ、窓用サッシ30を容易に開口部20に嵌め込むために、開口部20は窓用サッシ30の寸法よりも大きく構成される。そこで、図3に示すように、窓10の左右方向については、窓用サッシ30と木枠材21C、21Dとの間に木片等からなるサッシスペーサ31が介挿され、窓用サッシ30と木枠21との間の間隔調整が行われている。
【0031】
一方、上下方向についても同様に、サッシスペーサにより窓用サッシ30と木枠21との間の間隔調整を行っても良いが、天井側の木枠材21Aについては、木枠材21A自体を上下に動かせて間隔調整を行うことができる場合がある。したがって、本実施形態では、図2に示すように、上下方向については、天井側の木枠材21Aを動かせて、窓用サッシ30と木枠材21A、21Bとの間隔調整を行ったものとし、サッシスペーサを用いない構成としている。
【0032】
また、開口部20の窓用サッシ30の室内側には、開口部20外周に沿って窓枠40が取り付けられている。ここで、窓枠40は、窓10を室内側から見て天井側、床側、左側、右側にそれぞれ配置された窓枠材40A〜40Dにより構成されている。そして、天井側及び左右に設けられた窓枠材40A、40C、40Dは内装ボード及び内装ボードに貼着されたクロス等の仕上げ材により構成されている。なお、クロス等の仕上げ材は窓枠材40A、40C、40Dが室内側に露出する部分に少なくとも貼着される。これに対して、床側に設けられた窓枠材40Bは、耐水性に優れ、美観にも優れた木材等からなる窓台により構成されている。
【0033】
また、木枠21の図示右側には、内装ボードと同様の内壁ボード及びその表面に貼着されたクロス等からなる内壁材43が、窓枠40に隣接して取り付けられている。
【0034】
窓枠40と木枠21との間には、窓枠40の下地材である木片等からなる下地枠41が取り付けられている。また、図3に示すように、サッシスペーサ31が取り付けられた側(窓10を室内側から見た時の左側、右側)については、下地枠41は、木枠21上にサッシスペーサ31に隣接して取り付けられている。また、本実施形態において、サッシスペーサ31と下地枠41とは略同一厚みで構成されている。
【0035】
また、内装ボードを用いて窓枠材を構成した側(窓10を室内側から見た時の天井側、左側、右側)については、窓用サッシ30のアングル状部3と下地枠41との間に、サッシ用見切り材50が介挿されている。このサッシ用見切り材50は下地枠41上に窓枠材40A、40C、40Dに隣接して取り付けられている。図1に示すように、サッシ用見切り材50は、窓枠材40A、40C、40Dの窓用サッシ30側の側面に沿って延在する角柱状の部材である。なお、図1は、室内側から窓10を見た時に左側に位置するサッシ用見切り材50及びその近傍の構造を示す部分斜視図である。
【0036】
図4(a)、(b)に基づいて、サッシ用見切り材50の構造、及びサッシ用見切り材50と窓用サッシ30、窓枠材40A、40C、40Dとの関係について詳述する。なお、図4(a)は図3において図示下側に示すサッシ用見切り材50を拡大して示す断面図、図4(b)は図4(a)に示すサッシ用見切り材50及びその近傍を拡大して示す断面図である。以下、サッシ用見切り材50の構造はすべて共通であるため、図4に示すサッシ用見切り材50及びその近傍を取り上げて説明する。
【0037】
図4(a)に示すように、サッシ用見切り材50の図示上面(下地枠41と反対側の面)が窓用サッシ30のアングル状部3に対向し、アングル状部3を支持するアングル状部支持面51となっている。
【0038】
また、金属からなる窓用サッシ30の一部は室外に位置しているため、冬場等においては、室内よりも気温の低い室外の空気によって窓用サッシ30が室内の空気よりも低い温度となり、窓用サッシ30と室内の空気とが接触する箇所に結露が発生しやすい。そして、この結露が内装ボードを用いて構成された窓枠材40Cに接触すると、内装ボードやクロス等が劣化する恐れがある。
【0039】
そこで、図4(a)に示すように、本実施形態では、窓用サッシ30に発生した結露が窓枠材40C側に流れることを遮断するために、アングル状部支持面51の図示右端に結露遮断用凸部52を突設する構成としている。なお、サッシ用見切り材50は耐水性を有することが必要であり、例えば、ポリスチレン樹脂、ABS(アクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン共重合体)樹脂、ポリプロピレン樹脂等により構成される。
【0040】
そして、図4(b)に示すように、サッシ用見切り材50のアングル状部支持面51のうち、結露遮断用凸部52が形成された領域を除く領域に、窓用サッシ30のアングル状部3が取り付けられる。また、本実施形態において、結露遮断用凸部52の高さはアングル状部3の高さと略同一になるように、かつ、アングル状部3の図示右端面が結露遮断用凸部52の図示左端面に当接するように、結露遮断用凸部52の高さ及び幅は設計されている。
【0041】
このような構造を採用することにより、アングル状部3と結露遮断用凸部52との間に隙間が形成されず、また、アングル状部3の図示上面と結露遮断用凸部52の図示上面とを面一にすることができるので、美観上好ましい。さらに、アングル状部3の図示右端面が室内の空気に接しないため、窓用サッシ30において、窓枠材40Cに最も近接したアングル状部3の端面に結露が発生することを防止することができるという効果も合わせ持つ。
【0042】
なお、アングル状部3とサッシ用見切り材50との関係は上述のものに限定されるものではなく、アングル状部3と結露遮断用凸部52の高さを非同一とする、あるいはアングル状部3と結露遮断用凸部52との間に隙間を設ける構成を採用しても良い。このような構成とした場合には美観上好ましくなく、また、アングル状部3の図示右端面に結露が発生することを防止することはできないが、窓用サッシ30に発生した結露が窓枠材40C側に流れることを遮断するという効果は得られる。
【0043】
また、上述したように、サッシ用見切り材50は窓枠材40Cが取り付けられる下地枠41上に窓枠材40Cに隣接して取り付けられる。したがって、サッシ用見切り材50の図示下面は下地枠41に当接している。
【0044】
さらに、サッシ用見切り材50の図示右側面には、図4(a)に示すように、窓枠材40Cを嵌合するための嵌合部が形成されており、この嵌合部により、窓枠材40Cを嵌合させて支持する窓枠材支持部53が形成されている。そして、図4(b)に示すように、窓枠材支持部53(図4(b)では図示略)に窓枠材40Cの図示左端が嵌合され、窓枠材支持部53内において、窓枠材40Cの図示左側面がサッシ用見切り材50に当接している。
【0045】
なお、窓枠材40Cは内装ボード及びクロス等の仕上げ材により構成されるが、クロス等の仕上げ材は窓枠材40Cの図示上面であって窓枠材支持部53に嵌合されていない部分に貼着される。したがって、窓枠材支持部53の幅(図示上下方向の長さ)は、窓枠材40Cの内装ボードの厚みと略同一の厚みに設定されており、窓枠材支持部53は窓枠材40Cの内装ボードを支持するものとなっている。
【0046】
以上のような構成を採用することにより、窓枠材40Cの窓用サッシ30側の側面が室内側から視認されないので、美観上好ましい。なお、窓枠材40Cとサッシ用見切り材50との間には隙間が形成されていても良く、この場合にも窓枠材40Cの窓用サッシ30側の側面が室内側から視認されないので、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0047】
また、一般に、窓枠材40Cを構成する内装ボードの厚みは規格等により決まっているが、本実施形態では、窓用サッシ30のアングル状部3と下地枠41と窓枠材40Cとの間にサッシ用見切り材50を介挿する構成を採用しており、サッシ用見切り材50は、アングル状部3と窓枠材40Cとの間の隙間を埋めるスペーサとして機能する。つまり、本実施形態では、下地枠41とサッシ用見切り材50の双方によって、窓用サッシ30のアングル状部3と窓枠材40Cとの間の間隔調整を行う構成になっている。
【0048】
したがって、本実施形態によれば、下地枠41の設計自由度が広がり、サッシスペーサ31と下地枠41の厚みを略同一とすることができる。その結果、サッシスペーサ31と下地枠41用に、厚みの異なる木片等を用意する必要がなくなるので、施工性の向上を図ることができる。
【0049】
なお、サッシ用見切り材50の図示右側面の構成については上述のものに限定されるものではなく、図5に示すように、サッシ用見切り材50に嵌合部を形成せず、窓枠材40Cの図示左側面をサッシ用見切り材50の図示右側面に当接する構成としてもよい。この場合には、サッシ用見切り材50の図示右側面が窓枠材支持部として機能する。なお、このような構成とした場合には、サッシ用見切り材50は、アングル状部3と窓枠材40Cとの間の隙間を埋めるスペーサとして機能するのではなく、アングル状部3と下地枠41との間を埋めるスペーサとして機能する。
【0050】
したがって、図5に示す構成としても、サッシ用見切り材50をスペーサとして機能させることができ、サッシスペーサ31と下地枠41との厚みを略同一とすることができるので、施工性の向上を図ることができる。ただし、このような構成とした場合には、窓枠材40Cの窓用サッシ30側の側面が室内側から視認されるため、美観上好ましくない。
【0051】
以上、窓用サッシ30のアングル状部3とサッシ用見切り材50と窓枠材40Cとの関係について説明したが、窓枠材40A、40Dを取り付けた側についても全く同様の構成である。
【0052】
次に、図2、図3に基づいて、窓用サッシ30の固定箇所について説明する。本実施形態において、窓用サッシ30は、室外側については止めネジ61により木枠21あるいは木枠21の開口部20と反対側に配置された間柱22に固定されている。すなわち、図2、図3に示すように、窓用サッシ30は、室外側については、止めネジ61により、木枠材21A、21Bに隣接して木枠材21A、21Bの開口部20と反対側に配置された間柱22、及び木枠材21C、21Dに固定されている。なお、室外側の固定は図示するものに限定されるものではなく、窓用サッシ30の大きさと木枠21との関係から適宜設計されるものである。
【0053】
一方、室内側については、図2、図3に示すように、床側では窓用サッシ30のアングル状部3が、止めネジ63により窓台からなる窓枠材40Bに固定され、窓10を室内側から見て天井側、左側、右側では、窓用サッシ30のアングル状部3が、止めネジ62によりサッシ用見切り材50に固定されている。
【0054】
以上説明したように、本実施形態では、窓用サッシ30と窓枠材40A、40C、40Dとの間に介挿されるサッシ用見切り材50が、従来と同様に、窓用サッシ30に発生した結露が少なくとも内装ボードからなる窓枠材40A、40C、40Dに接触することを防止する機能を有する他、窓用サッシ30のアングル状部3と窓枠材40A、40C、40Dとの間、若しくはアングル状部3と下地枠41との間の間隔調整を行うためのスペーサとして機能する構成になっている。
【0055】
その結果、サッシスペーサ31と下地枠41との厚みを略同一とすることができるので、サッシスペーサ31と下地枠41用に、厚みの異なる木片等を用意する必要がなくなり、施工性の向上を図ることができる。さらに、これら部材を略同一厚みとすることができる結果、サッシスペーサ31と下地枠41とを一体形成することも可能になり、この場合には使用する部材点数の低減を図ることができ、施工性の向上を一層図ることができる。
【0056】
また、本実施形態によれば、下地枠41上にサッシ用見切り材50と窓枠材40A、40C、40Dとを隣接して取り付ける構成を採用しているので、窓枠材40A、40C、40Dの施工を終了する前に、窓用サッシ30の施工を完了することができ、施工性の向上を図ることができる。また、窓枠材40A、40C、40Dの施工を終了する前に、窓用サッシ30の施工を完了することができるという効果は、図5に示した構造のサッシ用見切り材50を用いる場合にも同様に得られる。なお、窓台からなる窓枠材40Bについては、窓用サッシ30を取り付ける前に施工される。
【0059】
また、本実施形態では、床側については窓台からなる窓枠材40Bを設ける場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、床側についても内装ボードを用いて窓枠材を構成しても良く、この場合には、床側についてもサッシ用見切り材50を天井側等と同様に設ければ良い。
【0060】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、施工性の向上を図ることができるサッシ用見切り材及びサッシ構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、室内側から見た時の本発明に係る実施形態の窓の部分斜視図である。
【図2】図2は、本発明に係る実施形態の窓の縦断面図である。
【図3】図3は、本発明に係る実施形態の窓の横断面図である。
【図4】図4(a)、(b)は、本発明に係る実施形態の窓を構成するサッシ用見切り材の構造を示す拡大断面図である。
【図5】図5は、サッシ用見切り材のその他の構造を示す図である。
【図6】図6は、従来の窓の横断面図である。
【符号の説明】
10 窓
20 開口部
21 木枠
21A、21B、21C、21D 木枠材
30 窓用サッシ
3 アングル状部
31 サッシスペーサ
41 下地枠(下地材)
40 窓枠
40A、40B、40C、40D 窓枠材
50 サッシ用見切り材
51 アングル状部支持面
52 結露遮断用凸部
53 窓枠材支持部

Claims (3)

  1. アングル状部を具備する窓用サッシと、少なくとも内装ボードからなる窓枠材との間に介挿され、耐水性を有する柱状のサッシ用見切り材であって、
    窓用サッシと、これが取り付けられる木枠との間に介挿されるサッシスペーサに隣接する下地枠、若しくはサッシスペーサを兼ねる下地枠に当接する下地枠当接面と、前記窓用サッシの前記アングル状部に対向して、前記アングル状部を支持するアングル状部支持面と、前記窓枠材の少なくとも前記内装ボードを支持する窓枠材支持部とを具備し、
    前記アングル状部支持面には、前記窓用サッシに発生した結露が前記窓枠材に接触することを防止するための結露遮断用凸部が突設していることを特徴とするサッシ用見切り材。
  2. 前記窓枠材支持部は、前記窓枠材の少なくとも前記内装ボードが嵌合可能に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のサッシ用見切り材。
  3. アングル状部を具備する窓用サッシに、請求項1又は請求項2に記載のサッシ用見切り材が取り付けられたことを特徴とするサッシ構造。
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