JP2829280B2 - 引き戸 - Google Patents

引き戸

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JP2829280B2
JP2829280B2 JP20209396A JP20209396A JP2829280B2 JP 2829280 B2 JP2829280 B2 JP 2829280B2 JP 20209396 A JP20209396 A JP 20209396A JP 20209396 A JP20209396 A JP 20209396A JP 2829280 B2 JP2829280 B2 JP 2829280B2
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sliding door
guide groove
guide
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door body
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樹 小嶋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引き戸本体が捩れ
たり反ったりしたときでも、開閉操作を重くすることな
く円滑に開閉しうる引き戸に関する。
【0002】
【従来の技術】障子、ふすま、サッシ、玄関扉等の引き
戸aは、従来、図5に示すように、例えばその上端に、
鴨居状の開口枠材bに連続して凹設した案内溝cに挿入
されることによりこの案内溝cで案内され摺動する挿入
部dを、該上端の略全長さに亘って突設している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の引き戸aにあっては、前記挿入部dが引き戸
a上端の略全長さに亘って設けられているため、引き戸
aが捩れたり反ったりすると、挿入部dと前記案内溝c
との間の摩擦抵抗が大きくなり、引き戸aの開閉操作が
重くなってしまうという問題点がある。
【0004】本発明は、引き戸本体の案内溝に向く端面
かつ両端部に、この案内溝に夫々挿入されるガイド部を
突設することを基本として、引き戸本体を前記ガイド部
による2点支持とすることができ、引き戸本体が捩れた
り反ったりしたときにも、その開閉操作が重くなるのを
防ぎうる引き戸の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平な開口枠
材に設けた案内溝により案内される引き戸であって、引
き戸本体の案内溝に向く端面かつ両端部に、前記案内溝
に挿入されることによりこの案内溝で案内され摺動する
ガイド部を突設するとともに、前記端面かつガイド部の
間に、案内溝に間隙を有して挿入されることにより引き
戸本体の内外間の光の漏れを妨げる扁平な遮光片を設け
たことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例を
図面に基づき説明する。図1〜3において本発明の引き
戸1は、水平な開口枠材Aに設けた案内溝Bにより案内
され、かつ引き戸本体2の案内溝Bに向く端面3かつ両
端部に、前記案内溝Bに挿入されることによりこの案内
溝Bで案内され摺動するガイド部4、4を突設するとと
もに、前記端面3かつガイド部4、4の間に、案内溝B
に間隙Gを有して挿入されることにより引き戸本体2の
内外間の光の漏れを妨げる扁平な遮光片5を設けてい
る。
【0007】又引き戸1としては、玄関扉、障子、ふす
ま、サッシ等の種々のものを採用しうるとともに、前記
開口枠材Aは、本実形態では、引き戸本体2の上端を支
持する鴨居状の水平材として配設されている。
【0008】前記引き戸本体2は、案内溝Bに向く端面
3、本実施形態では上端面かつ両端部に、前記案内溝B
に挿入して係止される略直方体状の短尺部材からなる一
対のガイド部4、4を夫々取付けている。
【0009】又前記端面3(上端面)かつ2つのガイド
部4、4の間に、該端面3に釘、ビス等の固着具、接着
剤などを用いて固着される長尺の固定片11と、その一
縁から立上がり前記案内溝Bに間隙G(図3に示す)を
有して挿入される扁平な遮光片5とを具える例えばアン
グル状の遮光材12が、その長手方向の両端をガイド部
4、4の向き合う面に夫々当接させて配設されている。
【0010】引き戸1は、引き戸本体2の下端面に突設
した突部14を、敷居状の水平な下の開口枠材16の上
面に凹設した案内溝17に摺動自在に挿入し、かつ前記
ガイド部4、4と遮光片5とを、前記案内溝Bに挿入す
ることによって、垂直に建てられる。
【0011】このとき前記案内溝Bに挿入されてこの案
内溝Bで案内され摺動する2つの前記ガイド部4、4
は、引き戸本体2の前記端面3かつ両端部に突設されて
引き戸本体2の上端を2点支持しているため、引き戸本
体2に捩れ、反りが発生しても、引き戸1の開閉操作が
重くなるのを防止できる。
【0012】又前記ガイド部4、4に両端が当接しかつ
案内溝Bに間隙Gを有して挿入される前記遮光片5によ
って、引き戸本体2の内外間の光の漏れを防ぎうるとと
もに、前記間隙Gを設けたことにより、引き戸1の開閉
操作に遮光片5が影響を及ぼすこともない。
【0013】なお扁平な遮光片5における「扁平」と
は、引き戸本体2に通常考えられる程度の捩れ、反りが
発生しても、遮光片5が案内溝Bの溝壁に当接しない、
即ち前記間隙Gを保ちうる程度の厚さを有する板状体で
あることを意味している。
【0014】従って、引き戸本体2に捩れ、反りが生じ
ても、前記遮光片5によって引き戸1の開閉操作が重く
なるということはない。
【0015】なお本発明の引き戸1は、図4に略示する
ように、引違戸19、19として用いることも出来る。
又ガイド部4、4と遮光片5とを引き戸本体2の下端面
に設け、敷居状の開口枠材16に設けた案内溝17に、
これらのガイド部4、4、および遮光片5を挿入しても
よく、さらに引き戸本体2の上端面及び下端面双方に、
ガイド部4、4と遮光片5とを夫々配設してもよい。
【0016】
【発明の効果】叙上の如く本発明の引き戸は、引き戸本
体の案内溝に向く端面かつ両端部に、この案内溝に挿入
されて摺動するガイド部を突設しているため、引き戸本
体の端面の2つの前記ガイド部によって両端における2
点支持となり、引き戸本体が捩れたり反ったりしたとき
でも、案内溝との摩擦抵抗の増大を防止でき、開閉操作
が重くなることはなく、円滑にかつ両端の2点で案内し
て引き戸を開閉できる。
【0017】又引き戸本体の前記端面かつガイド部の間
に、案内溝に間隙を有して挿入されて引き戸本体の内外
間の光の漏れを妨げる扁平な遮光片を設けているため、
引き戸本体に捩れ、反りが発生しても、前記間隙によっ
てこの捩れ、反りを吸収することにより、開閉操作を重
くすることなく、引き戸と開口枠材との間から光が漏れ
るのを防止しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】そのガイド部の案内溝への挿入状態を示す部分
断面図である。
【図3】その遮光片の案内溝への挿入状態を示す部分断
面図である。
【図4】引違戸の上端部を略示する部分断面図である。
【図5】従来の技術を説明するための部分斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 引き戸本体 3 端面 4 ガイド部 5 遮光片 A 開口枠材 B 案内溝 G 間隙

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平な開口枠材に設けた案内溝により案内
    される引き戸であって、引き戸本体の案内溝に向く端面
    かつ両端部に、前記案内溝に挿入されることによりこの
    案内溝で案内され摺動するガイド部を突設するととも
    に、前記端面かつガイド部の間に、案内溝に間隙を有し
    て挿入されることにより引き戸本体の内外間の光の漏れ
    を妨げる扁平な遮光片を設けてなる引き戸。
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