JPH10238251A - ドアボトムの密封装置 - Google Patents

ドアボトムの密封装置

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Publication number
JPH10238251A
JPH10238251A JP4810897A JP4810897A JPH10238251A JP H10238251 A JPH10238251 A JP H10238251A JP 4810897 A JP4810897 A JP 4810897A JP 4810897 A JP4810897 A JP 4810897A JP H10238251 A JPH10238251 A JP H10238251A
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JP
Japan
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door
seal
guide groove
frame
leaf spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP4810897A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunaki Murakami
綱樹 村上
Yoshio Ishibashi
芳男 石橋
Osamu Katada
修 堅田
Kazunobu Nishimura
和展 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibutani Co Ltd
Original Assignee
Shibutani Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮音性に優れたドアボトムの密封装置を提供
する。 【解決手段】 ドア2の下部に案内枠5を取付け、その
案内枠5に第1ガイド溝9と第2ガイド溝10を上下に
形成する。第1ガイド溝9のドア吊元側の端部に出没子
を出没自在に設け、その出没子に外方向への突出性を付
与する第1板ばねおよび第2板ばね15を第1ガイド溝
9内に組込み、第1板ばねの端部を固定する。第2ガイ
ド溝10内に各板ばね15の下方向へのわん曲により下
降動されるシール枠20を昇降自在に挿入する。シール
枠20には、その下降時に床面Aと弾性接触する一対の
シールリップ24を設け、この一対のシールリップ24
間において開口する収納溝25に吸音材26を収納す
る。一対のシールリップ24が床面と弾性接触するシー
ル状態において、その一対のシールリップ24間に侵入
する音を上記吸音材26で吸収して、音の外部への漏
れ、あるいは内部への侵入を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明は、出入口を開閉す
るドアの閉鎖状態において、そのドアの下端と床面間を
密封するドアボトムの密封装置に関するものである。
【従来の技術】この種の従来のドアボトムの密封装置と
して、ドアの下部に案内枠を固定し、その案内枠に第1
ガイド溝と第2ガイド溝とを上下に設け、第1ガイド溝
内に組込まれた板ばねの一端を固定し、その板ばねの他
端に連結された出没子をドアの吊元側端面より外部に突
出させ、上記板ばねの長さ方向中央部を前記第2ガイド
溝内に組込まれたシール枠に連結させたものが従来から
知られている。上記ドアボトムの密封装置においては、
ドアの閉鎖時、出入口のドア吊元側の側面に対する当接
により出没子を第1ガイド溝内に没入させて板ばねを下
方向にわん曲させ、その板ばねのわん曲によってシール
枠を床面と接触する位置まで下降させて、ドアの下端と
床面間を密封するようにしている。
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のドア
ボトムの密封装置においては、シール枠の下部両側に一
対のシールリップを設け、このシールリップを床面に弾
性接触させてシール効果を発揮させる構造であるため、
床面に凹凸があると、床面に対するシールリップの密着
性が損なわれ、遮音性に問題が生じる。この発明の課題
は、遮音性に優れたドアボトムの密封装置を提供するこ
とである。
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、出入口を開閉するドアの下
部に案内枠を取付け、その案内枠内に第1ガイド溝と、
その第1ガイド溝に連通し、上記案内枠の下部において
開放する第2ガイド溝とを上下に設け、上記第1ガイド
溝内にはドア吊元側の端部内に出没子と、その出没子に
外方向への突出性を付与する板ばねとを組込み、上記ド
アの閉鎖時、出入口のドア吊元側側面との衝合により出
没子を第1ガイド溝内に没入させて前記板ばねを下方向
にわん曲させ、その板ばねのわん曲により前記第2ガイ
ド溝内に組込まれたシール枠を、その下部両側に設けら
れた一対のシールリップが床面と弾性接触する位置まで
下降させるようにしたドアボトムの密封装置において、
前記シール枠に一対のシールリップ間において開口する
収納溝を設け、その収納溝内に吸音材を収納した構成を
採用している。上記のように、シール枠のシールリップ
間において開口する収納溝に吸音材を収納することによ
って、シールリップと床面の接触部間に部分的に隙間が
生じ、その隙間から一対のシールリップ間に音が侵入す
るとその音は吸音材によって吸収されることになり、音
が外部に漏れたり、内部に侵入するのを防止することが
できる。
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1乃至図3に示すよう
に、出入口1を開閉するドア2は、その一側の上下部が
ヒンジ3によって支持され、上記ヒンジ3を中心として
開閉し得るようになっている。ドア2の下面には幅方向
に延びる案内溝4が形成されている。案内溝4内には案
内枠5が挿入されている。この案内枠5はドア2の側面
下部にねじ止めした端板6によって長さ方向に移動する
のが防止され、また端板6に設けた突片7で受けられて
下方向に移動するのが防止されている。案内枠5は断面
形状がコの字形をなし、その側板5aの内面対向位置に
一対の突出部8が形成され、その突出部8の上方に第1
ガイド溝9が設けられ、下方に第2ガイド溝10が設け
られている。第1ガイド溝9のドア戸先側の端部にはピ
ース11が固定されている。また、第1ガイド溝9には
第1スライドピース12と第2スライドピース13とが
スライド自在に挿入され、第1スライドピース12と固
定のピース11に第1板ばね14の両端が連結され、第
1スライドピース12と第2スライドピース13に第2
板ばね15の両端が連結されている。第2スライドピー
ス13にはドア2の吊元側端面に向けてねじ軸16が突
設され、そのねじ軸16は出没子17に形成されたねじ
孔18にねじ係合されている。出没子17はドア吊元側
の前記端板6に形成されたピン孔19にスライド自在に
挿通され、ドア2の開放時における各板ばね14、15
の自然状態において、その先端部は端板6より外部に突
出している。その突出長さは、出没子17を回転させる
ことによって調整することができる。前記第2ガイド溝
10にはシール枠20が昇降自在に挿入されている。シ
ール枠20はドア2の幅方向に長く延び、その上面には
溝21が形成されている。溝21には第1板ばね14お
よび第2板ばね15の中央部が挿入され、上記溝21の
両側壁に両端部が支持されたピン22によって、溝21
から第1板ばね14および第2板ばね15が抜け出るの
が防止されている。また、シール枠20の上面両側部に
は弾性を有する一対のサイドリップ23が設けられ、各
サイドリップ23は第2ガイド溝10の両側内面に弾性
接触して、第2ガイド溝10の両側内面とシール枠20
間をシールしている。さらに、シール枠20の下部両側
には床面Aに対して接触可能な弾性を有する一対のシー
ルリップ24が設けられている。また、シール枠20に
は上記シールリップ24間において開口する収納溝25
が設けられ、その収納溝25に吸音材26が収納されて
いる。ここで、吸音材26として、グラスウールやロッ
クウールを用いることができる。この吸音材26は収納
溝25内に挿入され、その収納溝25の開口を閉塞する
カバー27によって抜け止めされ、上記カバー27には
多数の孔28が設けられている。ここで、カバー27
は、一対のシールリップ24が床面Aと弾性接触する状
態において図3に示すように、床面Aとの間に間隙が形
成されるようなものであってもよく、あるいは図6に示
すように、床面Aと密着するようなものであってもよ
い。図5に示すように、シール枠20には固定のピース
11の下方位置にガイド部材29の下部が固定され、ガ
イド部材29の上部は固定のピース11に形成されたガ
イド孔30内にスライド自在に挿入されている。実施の
形態で示すドアボトムの密封装置は上記の構造から成
り、ドア2を閉じると、出没子17は出入口1のドア吊
元側の側面1aと当接して停止し、その停止状態の出没
子17に対してドア2がさらに閉鎖方向に回転すること
により、出没子17は第1ガイド溝9内に押し込まれ
る。出没子17は第2スライドピース13のねじ軸16
に取付けられているため、出没子17の没入によって第
2スライドピース13がドア2の戸先側に向けてスライ
ドすると共に、第1スライドピース12も第1板ばね1
5で押されて第2スライドピース13と同方向に移動す
る。第1スライドピース12および第2スライドピース
13の移動により、第1板ばね14および第2板ばね1
5が下方向にわん曲し、各板ばね14、15のわん曲に
よってシール枠20が下降する。ドア2が出入口1を完
全に閉じると、図3に示すようにシール枠20の一対の
シールリップ24が床面Aと弾性接触してドア2の下端
と床面A間をシールする。このとき、床面Aに凹凸があ
ると、シールリップ24は全長にわたって床面Aと均一
に接触せず、床面Aとの間に部分的に隙間が生じる場合
がある。この場合、その隙間から一対のシールリップ2
4間に音が侵入するが、一対のシールリップ24間に形
成された収納溝25内に吸音材26が収納されているた
め、一対のシールリップ24間に侵入した音は上記吸音
材26で吸収される。このため、音が外部に漏れ、ある
いは内部に音が侵入するのを極力低減することができ
る。なお、ドア2を開放すると、出没子17は出入口1
のドア吊元側の端面から離れるため、出没子17の押圧
は解除され、第1板ばね14および第2板ばね15は略
扁平な自然状態に戻り、シール枠20は上方に引き上げ
られる。
【発明の効果】以上のように、この発明においては、シ
ール枠に設けられた一対のシールリップが床面に弾性接
触するシール状態において、床面とシールリップ間に部
分的に形成された隙間から一対のシールリップ間に音が
侵入しても、その音は吸音材によって吸収される為、音
が外部に漏れたり、内部に侵入するのを極力低減させる
ことができ、遮音性に優れたドアボトムの密封装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るドアボトムの密封装置の実施の
形態を示す縦断正面図
【図2】図1のドア下部の一方端部を拡大して示す断面
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】図1のドア下部の他方部分を拡大して示す断面
【図5】図4のV−V線に沿った断面図
【図6】同上のシール枠の他の例を示す断面図
【符号の説明】
1 出入口 2 ドア 5 案内枠 9 第1ガイド溝 10 第2ガイド溝 14 第1板ばね 15 第2板ばね 17 出没子 20 シール枠 24 シールリップ 25 収納溝 26 吸音材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ドアボトムの密封装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、出入口を開閉す
るドアの閉鎖状態において、そのドアの下端と床面間を
密封するドアボトムの密封装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のドアボトムの密封装置と
して、ドアの下部に案内枠を固定し、その案内枠に第1
ガイド溝と第2ガイド溝とを上下に設け、第1ガイド溝
内に組込まれた板ばねの一端を固定し、その板ばねの他
端に連結された出没子をドアの吊元側端面より外部に突
出させ、上記板ばねの長さ方向中央部を前記第2ガイド
溝内に組込まれたシール枠に連結させたものが従来から
知られている。
【0003】上記ドアボトムの密封装置においては、ド
アの閉鎖時、出入口のドア吊元側の側面に対する当接に
より出没子を第1ガイド溝内に没入させて板ばねを下方
向にわん曲させ、その板ばねのわん曲によってシール枠
を床面と接触する位置まで下降させて、ドアの下端と床
面間を密封するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のドア
ボトムの密封装置においては、シール枠の下部両側に一
対のシールリップを設け、このシールリップを床面に弾
性接触させてシール効果を発揮させる構造であるため、
床面に凹凸があると、床面に対するシールリップの密着
性が損なわれ、遮音性に問題が生じる。
【0005】この発明の課題は、遮音性に優れたドアボ
トムの密封装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、出入口を開閉するドアの下
部に案内枠を取付け、その案内枠内に第1ガイド溝と、
その第1ガイド溝に連通し、上記案内枠の下部において
開放する第2ガイド溝とを上下に設け、上記第1ガイド
溝内にはドア吊元側の端部内に出没子と、その出没子に
外方向への突出性を付与する板ばねとを組込み、上記ド
アの閉鎖時、出入口のドア吊元側側面との衝合により出
没子を第1ガイド溝内に没入させて前記板ばねを下方向
にわん曲させ、その板ばねのわん曲により前記第2ガイ
ド溝内に組込まれたシール枠を、その下部両側に設けら
れた一対のシールリップが床面と弾性接触する位置まで
下降させるようにしたドアボトムの密封装置において、
前記シール枠に一対のシールリップ間において開口する
収納溝を設け、その収納溝内に吸音材を収納した構成を
採用している。
【0007】上記のように、シール枠のシールリップ間
において開口する収納溝に吸音材を収納することによっ
て、シールリップと床面の接触部間に部分的に隙間が生
じ、その隙間から一対のシールリップ間に音が侵入する
とその音は吸音材によって吸収されることになり、音が
外部に漏れたり、内部に侵入するのを防止することがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
【0009】図1乃至図3に示すように、出入口1を開
閉するドア2は、その一側の上下部がヒンジ3によって
支持され、上記ヒンジ3を中心として開閉し得るように
なっている。
【0010】ドア2の下面には幅方向に延びる案内溝4
が形成されている。案内溝4内には案内枠5が挿入され
ている。この案内枠5はドア2の側面下部にねじ止めし
た端板6によって長さ方向に移動するのが防止され、ま
た端板6に設けた突片7で受けられて下方向に移動する
のが防止されている。
【0011】案内枠5は断面形状がコの字形をなし、そ
の側板5aの内面対向位置に一対の突出部8が形成さ
れ、その突出部8の上方に第1ガイド溝9が設けられ、
下方に第2ガイド溝10が設けられている。
【0012】第1ガイド溝9のドア戸先側の端部にはピ
ース11が固定されている。また、第1ガイド溝9には
第1スライドピース12と第2スライドピース13とが
スライド自在に挿入され、第1スライドピース12と固
定のピース11に第1板ばね14の両端が連結され、第
1スライドピース12と第2スライドピース13に第2
板ばね15の両端が連結されている。
【0013】第2スライドピース13にはドア2の吊元
側端面に向けてねじ軸16が突設され、そのねじ軸16
は出没子17に形成されたねじ孔18にねじ係合されて
いる。
【0014】出没子17はドア吊元側の前記端板6に形
成されたピン孔19にスライド自在に挿通され、ドア2
の開放時における各板ばね14、15の自然状態におい
て、その先端部は端板6より外部に突出している。その
突出長さは、出没子17を回転させることによって調整
することができる。
【0015】前記第2ガイド溝10にはシール枠20が
昇降自在に挿入されている。シール枠20はドア2の幅
方向に長く延び、その上面には溝21が形成されてい
る。溝21には第1板ばね14および第2板ばね15の
中央部が挿入され、上記溝21の両側壁に両端部が支持
されたピン22によって、溝21から第1板ばね14お
よび第2板ばね15が抜け出るのが防止されている。
【0016】また、シール枠20の上面両側部には弾性
を有する一対のサイドリップ23が設けられ、各サイド
リップ23は第2ガイド溝10の両側内面に弾性接触し
て、第2ガイド溝10の両側内面とシール枠20間をシ
ールしている。
【0017】さらに、シール枠20の下部両側には床面
Aに対して接触可能な弾性を有する一対のシールリップ
24が設けられている。また、シール枠20には上記シ
ールリップ24間において開口する収納溝25が設けら
れ、その収納溝25に吸音材26が収納されている。
【0018】ここで、吸音材26として、グラスウール
やロックウールを用いることができる。この吸音材26
は収納溝25内に挿入され、その収納溝25の開口を閉
塞するカバー27によって抜け止めされ、上記カバー2
7には多数の孔28が設けられている。
【0019】ここで、カバー27は、一対のシールリッ
プ24が床面Aと弾性接触する状態において図3に示す
ように、床面Aとの間に間隙が形成されるようなもので
あってもよく、あるいは図6に示すように、床面Aと密
着するようなものであってもよい。
【0020】図5に示すように、シール枠20には固定
のピース11の下方位置にガイド部材29の下部が固定
され、ガイド部材29の上部は固定のピース11に形成
されたガイド孔30内にスライド自在に挿入されてい
る。
【0021】実施の形態で示すドアボトムの密封装置は
上記の構造から成り、ドア2を閉じると、出没子17は
出入口1のドア吊元側の側面1aと当接して停止し、そ
の停止状態の出没子17に対してドア2がさらに閉鎖方
向に回転することにより、出没子17は第1ガイド溝9
内に押し込まれる。
【0022】出没子17は第2スライドピース13のね
じ軸16に取付けられているため、出没子17の没入に
よって第2スライドピース13がドア2の戸先側に向け
てスライドすると共に、第1スライドピース12も第1
板ばね15で押されて第2スライドピース13と同方向
に移動する。
【0023】第1スライドピース12および第2スライ
ドピース13の移動により、第1板ばね14および第2
板ばね15が下方向にわん曲し、各板ばね14、15の
わん曲によってシール枠20が下降する。ドア2が出入
口1を完全に閉じると、図3に示すようにシール枠20
の一対のシールリップ24が床面Aと弾性接触してドア
2の下端と床面A間をシールする。
【0024】このとき、床面Aに凹凸があると、シール
リップ24は全長にわたって床面Aと均一に接触せず、
床面Aとの間に部分的に隙間が生じる場合がある。この
場合、その隙間から一対のシールリップ24間に音が侵
入するが、一対のシールリップ24間に形成された収納
溝25内に吸音材26が収納されているため、一対のシ
ールリップ24間に侵入した音は上記吸音材26で吸収
される。
【0025】このため、音が外部に漏れ、あるいは内部
に音が侵入するのを極力低減することができる。
【0026】なお、ドア2を開放すると、出没子17は
出入口1のドア吊元側の端面から離れるため、出没子1
7の押圧は解除され、第1板ばね14および第2板ばね
15は略扁平な自然状態に戻り、シール枠20は上方に
引き上げられる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、シ
ール枠に設けられた一対のシールリップが床面に弾性接
触するシール状態において、床面とシールリップ間に部
分的に形成された隙間から一対のシールリップ間に音が
侵入しても、その音は吸音材によって吸収される為、音
が外部に漏れたり、内部に侵入するのを極力低減させる
ことができ、遮音性に優れたドアボトムの密封装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るドアボトムの密封装置の実施の
形態を示す縦断正面図
【図2】図1のドア下部の一方端部を拡大して示す断面
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】図1のドア下部の他方部分を拡大して示す断面
【図5】図4のV−V線に沿った断面図
【図6】同上のシール枠の他の例を示す断面図
【符号の説明】 1 出入口 2 ドア 5 案内枠 9 第1ガイド溝 10 第2ガイド溝 14 第1板ばね 15 第2板ばね 17 出没子 20 シール枠 24 シールリップ 25 収納溝 26 吸音材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 和展 大阪市中央区島之内二丁目12番21号 株式 会社シブタニ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出入口を開閉するドアの下部に案内枠を
    取付け、その案内枠内に第1ガイド溝と、その第1ガイ
    ド溝に連通し、上記案内枠の下部において開放する第2
    ガイド溝とを上下に設け、上記第1ガイド溝内にはドア
    吊元側の端部内に出没子と、その出没子に外方向への突
    出性を付与する板ばねとを組込み、上記ドアの閉鎖時、
    出入口のドア吊元側側面との衝合により出没子を第1ガ
    イド溝内に没入させて前記板ばねを下方向にわん曲さ
    せ、その板ばねのわん曲により前記第2ガイド溝内に組
    込まれたシール枠を、その下部両側に設けられた一対の
    シールリップが床面と弾性接触する位置まで下降させる
    ようにしたドアボトムの密封装置において、前記シール
    枠に一対のシールリップ間において開口する収納溝を設
    け、その収納溝内に吸音材を収納したことを特徴とする
    ドアボトムの密封装置。
JP4810897A 1997-03-03 1997-03-03 ドアボトムの密封装置 Pending JPH10238251A (ja)

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