JP2964338B1 - 部材の取付構造 - Google Patents

部材の取付構造

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    • Y02E10/47Mountings or tracking

Abstract

【要約】 【目的】 一対の部材を相互に取付けるに際し、取付作
業が容易であり、強固な取付状態を可能とする構造を提
供する。 【構成】 取付バーの側壁に開口する溝にナットを摺動
自在に嵌入し、前記取付バーの側壁に被着部材の接合壁
を重合せしめ、該接合壁のボルト通し孔から頭付きボル
トを挿入し、該頭付きボルトを前記ナットに螺着する構
造において、前記ナットが、前記溝の長手方向に延びる
アームを備えると共に、該アームの先端に前記接合壁の
側縁に当接するストッパを備えており、該ストッパによ
り、雌ねじ孔をボルト通し孔に合致せしめるようにナッ
トを位置決めする構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルト・ナットに
よる部材の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、住宅等の瓦屋根の上に太
陽電池モジュールその他の設備を載設するに際し、長尺
レール状の取付バーに対して、所定間隔をあけてブラケ
ット金具等の被着部材を取付けることが行われている。
【0003】例えば、図1に示すように、屋根を構成す
る和瓦又は平板瓦等の通常瓦のうち、所定個所に位置す
る通常瓦を高強度の特殊瓦1に置換し、該特殊瓦1に一
体成形したブラケット部2に対して第一被着部材3aを
介して第一取付バー4aを屋根の勾配に沿って取付けた
後、該第一取付バー4aに対して第二被着部材3bを介
して第二取付バー4bを屋根の勾配に交差して取付け、
第一取付バー4aと第二取付バー4bから成る格子状の
組付体に太陽電池モジュール等の設備を載設することが
行われている。
【0004】前記特殊瓦1は、野地板5に対してビス等
で固着された補強板6に載置され、該特殊瓦1のボス7
を介してビス等により補強板6に固定される。この際、
ベース補強板6の上面に突設した楔部材8の上に、特殊
瓦1の下面に突設した突起9が載設される。
【0005】第一被着部材3a及び第二被着部材3b
は、何れも、鉄板等の金属板をプレス成形して成るブラ
ケット金具を構成し、矩形板状の平板壁10の対向する
二辺から下向きに折曲されて延びる一対の下向き接合壁
11、11と、該平板壁10の別の対向する二辺から上
向きに折曲されて延びる一対の上向き接合壁12、12
とを備えている。
【0006】第一被着部材3aは、下向き接合壁11、
11を特殊瓦1のブラケット部2に跨設され、該接合壁
11、11とブラケット部2にボルトを貫通せしめ、ナ
ットにより固着される。
【0007】第一被着部材3aの上向き接合壁12、1
2には第一取付バー4aが嵌合され、ボルト・ナットに
より固着される。その後、第一取付バー4aには、第二
被着部材3bの下向き接合壁11、11が跨設され、ボ
ルト・ナットにより固着される。更に、第二被着部材3
bの上向き接合壁12、12には第二取付バー4bが嵌
合され、ボルト・ナットにより固着される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】第一被着部材3aと第
一取付バー4aを固着するボルト・ナット、第二被着部
材3bと第一取付バー4a及び第二取付バー4bを固着
するボルト・ナットは、それぞれ適宜の構成が採用可能
であり、例えば、本出願人が先に提案した特願平10−
89397号において説明したようなボルト・ナットの
構成を採用することができる。
【0009】然しながら、構造の自由性と、万一、ボル
ト・ナットが弛んだ場合の安全性を考慮すると、後述す
る本発明のように、取付バー4a、4bの側壁に締着片
を備えた有底の溝を形成し、該側壁に重合される被着部
材3a、3bの接合壁にボルト通し孔を設け、ナットを
前記溝に摺動自在に嵌入し、頭付きボルトをボルト通し
孔に挿通せしめた状態でナットに螺着し、ナットとボル
トにより締着片と接合壁を挟持締着する構造を構成せし
めることが望ましい。このような構成によれば、ナット
が溝に沿って摺動自在であるから、取付バー4a、4b
の任意の個所に被着部材3a、3bを固着することがで
き、構造の自由性が良好である。また、ボルト・ナット
が弛んだ場合でも、ボルトがナットから離脱しない限
り、ボルト通し孔にボルトが挿通された状態であるか
ら、被着部材3a、3bが取付バー4a、4bから脱落
することはなく、安全性が高い。
【0010】ところが、前述のようにナットを取付バー
4a、4bの溝に摺動自在に嵌入した構成の場合、外部
からナットの位置を移動調整し、該ナットの雌ねじ孔を
被着部材3a、3bのボルト通し孔に合致せしめること
が困難であり、作業が煩雑であるという問題が知見され
た。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決し、ナットの位置決めを極めて簡単に且つ正確に行わ
しめることを目的とするものであり、その手段として構
成したところは、側壁に開口する開口部の内側に向けて
締着片を突設した有底の溝を備えた取付バーと、前記取
付バーの側壁に重合され且つ前記開口部に臨むボルト通
し孔を開設した接合壁を有する被着部材と、前記取付バ
ーの溝に摺動自在に嵌入されるナットと、前記被着部材
のボルト通し孔を挿通して前記ナットに螺着される頭付
きボルトとから成り、ナットとボルトにより締着片と接
合壁を挟持締着する構造において、前記ナットが、前記
溝の長手方向に延びるアームを備えると共に、該アーム
の先端に前記接合壁の側縁に当接するストッパを備え、
前記ストッパを接合壁の側縁に当接せしめた状態でナッ
トの雌ねじ孔をボルト通し孔に合致せしめて成るこ点に
ある。
【0012】本発明の好ましい実施形態において、ナッ
トの腹面には、取付バーの締着片に喰込可能な凹凸が設
けられている。また、前記アームは、弾性を有してい
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の好ま
しい実施形態を詳述する。
【0014】図2に示すように、第一取付バー4a及び
第二取付バー4bは、何れも、アルミニウム等の軽合金
による押出し材又は引抜き材から成る長尺レールを構成
し、左右両側壁に開口する断面ほぼコ字形とした有底の
溝13、13を形成し、該溝13の上下開口縁から内側
に対向して突出するリブ状の締着片14を突設してい
る。尚、第二取付バー4bは、一対の溝13、13を一
組だけ設けているが、第一取付バー4aは、下側の一対
の溝13a、13aと、上側の一対の溝13b、13b
との二組を設けている。
【0015】第一被着部材3a及び第二被着部材3b
は、何れも、鉄板等の金属板をプレス成形して成るブラ
ケット金具を構成し、矩形板状の平板壁10の対向する
二辺から下向きに折曲されて延びる一対の下向き接合壁
11、11と、該平板壁10の別の対向する二辺から上
向きに折曲されて延びる一対の上向き接合壁12、12
とを備えている。図中、第一被着部材3aの平板壁10
並びに下向き及び上向き接合壁11、12は、それぞれ
の符号にaを付すことにより10a、11a、12aと
して示し、第二被着部材3bの平板壁10並びに下向き
及び上向き接合壁11、12は、それぞれの符号にbを
付ことにより10b、11b、12bとして示してい
る。
【0016】第一被着部材3aの下向き接合壁11a、
11aは、横方向に延びる長孔から成るボルト通し孔1
5を開設している。第一被着部材3aの上向き接合壁1
2a、12a並びに第二被着部材3bの下向き接合壁1
1b、11b及び上向き接合壁12b、12bには、そ
れぞれ、縦方向に延びる長孔から成るボルト通し孔16
a、16b、16cが開設されている。
【0017】第1図に基づいて上述したように、第一被
着部材3aは、下向き接合壁11a、11aを特殊瓦1
のブラケット部2に跨設され、前述したようなボルト及
びナットにより固着される。第一被着部材3aの上向き
接合壁12a、12aには第一取付バー4aが嵌合さ
れ、平板壁10aに支持せしめた状態で、第一取付バー
4aの両側壁に第一被着部材3aの上向き接合壁12
a、12aを重合せしめ、この状態でボルト通し孔16
aを溝13aの開口部に臨んで連通せしめ、後述するボ
ルト18及びナット17により固着される。
【0018】前記第一取付バー4aには、上方から第二
被着部材3bの下向き接合壁11b、11bが跨設さ
れ、平板壁19bを第一取付バー4aに支持せしめた状
態で、第一取付バー4aの両側壁に第二被着部材3bの
下向き接合壁11b、11bを重合せしめ、この状態で
ボルト通し孔16bを溝13bの開口部に臨んで連通せ
しめ、後述するボルト18及びナット17により固着さ
れる。
【0019】更に、前記第二被着部材3bの上向き接合
壁12b、12bには第二取付バー4bが嵌合され、平
板壁10bに支持せしめた状態で、第二取付バー4bの
両側壁に第二被着部材3bの上向き接合壁12b、12
bを重合せしめ、この状態でボルト通し孔16cを溝1
3の開口部に臨んで連通せしめ、後述するボルト18及
びナット17により固着される。
【0020】取付バー4a、4bと被着部材3a、3b
を相互に取付けるため、ナット17及び頭付きボルト1
8と、平ワッシャ19及びスプリングワッシャ20が使
用され、両ワッシャ19、20は予めボルト18にセッ
トされるのが好ましい。
【0021】ナット17は、取付バー4a、4bの端部
から溝13(13a、13b及び13)に挿入されると
共に、該溝13に沿って摺動自在であり、溝13の長手
方向に延びるアーム21と、該アーム21の先端を折曲
して成るストッパ22とを有する位置決め手段23を設
けている。
【0022】前記位置決め手段23は、ナット17を各
溝13に挿入した状態で、ストッパ22を溝13の開口
部から外向きに突出せしめる構成とされており、図3及
び図4に示すように、ナット17を溝13に沿って摺動
せしめると、ストッパ22が接合壁11、12(12
a、11b、12b)の側縁に当接され、この状態で、
ナット17の雌ねじ孔17aをボルト通し孔16(16
a、16b、16c)に合致せしめるように位置決めさ
れる。尚、ナット17は、取付バー4a、4bが傾けら
れていると、自重により溝13に沿って自動的に摺動す
るが、溝13の開口部から突出したストッパ22の突端
に指先を接触させることにより、溝13に沿って積極的
に摺動せしめることもできる。
【0023】図5は、ナット17の実施例を示してい
る。図5(A)に示す第1実施例において、ナット17
は、外周を矩形に形成され、溝13の内部で摺動自在で
あるが回動不能に構成されており、ナット17の腹面の
上下縁部に鋸歯状の凹凸24、24を形成している。位
置決め手段23は、帯状の金属板から成り、アーム21
の基端をナット17の背面方向にほぼL形に折曲するこ
とにより形成したベース部21aをナット17の側面に
スポット溶接等の固着手段25により固着し、アーム2
1の自由端部の先端をナット17の腹面方向にほぼL形
に折曲することによりストッパ22を形成している。
【0024】前記位置決め手段23は、アーム21が基
端から先端に向かうに従い、ナット17の腹面により規
定される平面Pから次第に突き出るようにテーパ角θを
形成していることが好ましく、しかも、アーム21に弾
性を具備せしめることが好ましい。例えば、位置決め手
段23を鋼板又は鋼線等により折曲形成すれば、好適な
弾性を具備することができる。
【0025】図5(B)に示す第2実施例において、ナ
ット17は、腹面の全面に鋸歯状の凹凸24を形成して
おり、その他の構成は、前記第1実施例と同様である。
【0026】図5(C)に示す第2実施例において、ナ
ット17は、汎用の六角ナットが用いられている。位置
決め手段23は、帯状の金属板から成り、アーム21の
基端部21bをナット17の腹面にスポット溶接等の固
着手段25により固着し、アーム21の先端をナット1
7の腹面方向にほぼL形に折曲することによりストッパ
22を形成している。
【0027】図4に示すように、取付バー4(4a、4
b)の側壁に被着部材3(3a、3b)の接合壁11又
は12(12a、11b、12b)を重合せしめた状態
で、ナット17を溝13(13a、13b、13)に挿
入すると共に、該溝13に沿って摺動せしめると、スト
ッパ22が接合壁11、12の側縁に当接され、ナット
17を停止する。この状態で、ナット17は、雌ねじ孔
17aをボルト通し孔16(16a、16b、16c)
に合致せしめるように位置決めされる。そこで、頭付き
ボルト18を平ワッシャ19及びスプリングワッシャ2
0を介してボルト通し孔16から溝13に挿入すると、
該ボルト18は、そのままナット17の雌ねじ孔17a
に臨んで進入する。
【0028】従って、頭付きボルト18の頭部18aを
スパナ等の回転工具により回転するだけで、該ボルト1
8がナット17の雌ねじ孔17aに進入して螺着され
る。ボルト18及びナット17を強く締着すると、ナッ
ト17の凹凸24が締着片14に喰込み、締着片14と
接合壁11、12を強力に挟持締着する。この際、位置
決め手段23は、ストッパ22を接合壁の側縁に係合し
た状態で、ナット17と共にボルト18により締着片1
4に向けて引き寄せられるので、前述したアーム21の
テーパ角θを減じるように弾性変形される。このため、
ボルト18の頭部18aと接合壁11、12の間では、
弾性変形したスプリングワッシャ20が弛み止め手段を
構成され、ナット17と締着片14との間では、凹凸2
4と弾性変形したアーム21が弛み止め手段を構成す
る。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ナット17が取付バー
4の溝13に沿って摺動自在であるから、取付バー4の
任意の個所に被着部材3を固着することができ、構造の
自由性が良好であり、また、ボルト通し孔16にボルト
18を挿通せしめる構成であるから、ボルト18がナッ
ト17から離脱しない限り、被着部材3が取付バー4か
ら脱落することはなく、安全性が高い。
【0030】そして、請求項1に記載の本発明によれ
ば、ナット17が、溝13の長手方向に延びるアーム2
1を備えると共に、該アーム21の先端に被着部材3の
接合壁11又は12の側縁に当接するストッパ22を備
え、該ストッパ22を接合壁11又は12の側縁に当接
せしめた状態でナット17の雌ねじ孔17aをボルト通
し孔16に合致せしめる構成であるから、ナット17を
位置決めした状態で直ちにボルト18を螺着することが
可能になり、作業性が大幅に向上するという効果があ
る。
【0031】しかも、前記ストッパ22は、位置決め効
果の他に、取付バー4の溝13の外側から該ストッパ2
2に作業者の指先を容易に接触せしめることが可能であ
るから、ナット17を溝13に沿って摺動せしめる際の
操作片として機能する効果があり、また、ストッパ22
が溝13の締着片14、14に沿って摺動するガイドと
して機能するという効果がある。
【0032】更に、請求項2に記載の本発明によれば、
ナット17が腹面に設けた凹凸24を締着片14に食込
ませる構成であり、請求項3に記載の本発明によれば、
位置決め手段23のアーム21が弾性を有する構成であ
るから、ナット17と締着片14との間において、凹凸
24と弾性変形したアーム21が弛み止め手段として機
能するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態を用いた取付構造の1例を
示しており、瓦屋根に設置すべき取付バーと被着部材の
取付構造を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の1実施形態を用いた取付バーと被着部
材の取付構造を示しており、分解状態を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の1実施形態を用いた取付バーと被着部
材の取付構造を示しており、組付状態を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の1実施形態を用いた取付バーと被着部
材の取付構造を示しており、取付構造を示す要部の横断
面図である。
【図5】本発明の1実施形態に使用するナットの実施例
を示しており、(A)は第1実施例の斜視図、(B)は
第2実施例の斜視図、(C)は第3実施例の斜視図であ
る。
【符号の説明】
3 被着部材 3a 第一被着部材 3b 第二被着部材 4 取付バー 4a 第一取付バー 4b 第二取付バー 10 平板壁 11 下向き接合壁 12 上向き接合壁 13 溝 14 締着片 16 ボルト通し孔 17 ナット 18 頭付きボルト 21 アーム 22 ストッパ 23 位置決め手段 24 凹凸

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁に開口する開口部の内側に向けて締
    着片を突設した有底の溝を備えた取付バーと、前記取付
    バーの側壁に重合され且つ前記開口部に臨むボルト通し
    孔を開設した接合壁を有する被着部材と、前記取付バー
    の溝に摺動自在に嵌入されるナットと、前記被着部材の
    ボルト通し孔を挿通して前記ナットに螺着される頭付き
    ボルトとから成り、ナットとボルトにより締着片と接合
    壁を挟持締着する構造において、 前記ナットが、前記溝の長手方向に延びるアームを備え
    ると共に、該アームの先端に前記接合壁の側縁に当接す
    るストッパを備え、前記ストッパを接合壁の側縁に当接
    せしめた状態でナットの雌ねじ孔をボルト通し孔に合致
    せしめて成ることを特徴とする部材の取付構造。
  2. 【請求項2】 締着片に喰込可能な凹凸をナットの腹面
    に設けて成ることを特徴とする請求項1に記載の部材の
    取付構造。
  3. 【請求項3】 アームが弾性を有することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の部材の取付構造。
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