JP2000204712A - 天井パネルの取付構造 - Google Patents

天井パネルの取付構造

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JP2000204712A
JP2000204712A JP11010783A JP1078399A JP2000204712A JP 2000204712 A JP2000204712 A JP 2000204712A JP 11010783 A JP11010783 A JP 11010783A JP 1078399 A JP1078399 A JP 1078399A JP 2000204712 A JP2000204712 A JP 2000204712A
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JP
Japan
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ceiling panel
inclined portion
ceiling
panel
mounting structure
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JP11010783A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Masuda
裕貴 増田
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井パネルを壁パネルやつなぎ材等に対し、
きわめて容易に且つ堅固に固定することが可能な天井パ
ネルの取付構造を提供する。 【解決手段】 壁パネル10のフレーム12に受金具2
0がクリップ30によって取り付けられている。受金具
20の第2の傾斜部22に対し、天井パネル40の第1
の傾斜部42を重ね合わせ、ビス44をスルーホール4
6を介してスリット28に捻じ込む。第1の傾斜部42
及び第2の傾斜部22は、それぞれユニットルームの外
方に向って立ち上がるように傾斜している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニットバスルー
ム等のユニットルームにおいて採用するのに好適な天井
パネルの取付構造に係り、特に天井パネルの取付作業性
が良く、しかも天井パネルの取付が堅固である天井パネ
ルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ユニットバスルーム、ユニットバストイ
レルーム、ユニットシャワールーム等のユニットルーム
においては、防水パン等の床パンの周縁に壁パネルを建
て込んで室壁を構成し、この壁パネルの上側に天井パネ
ルを配置し、該天井パネルを壁パネルや壁パネル上部付
近の梁部材などに固定している。
【0003】この固定は、ビスによることが多い。この
ビス留めは、天井パネルの点検口から作業員が上半身を
天井裏に入り込ませ、ビスを鉛直下向きに打つことによ
り行われている。この作業は、天井裏スペースが小さい
ときわめて行いにくく、ユニットルームの構築作業時間
が長くなりがちである。
【0004】特開平8−35284号公報には、壁パネ
ルの上側に配置されたフレームに逆レ字形のフックを取
り付け、天井パネルを持ち上げてその周縁部を該フック
に係入させる天井パネルの取付構造が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
ビス留め式の天井パネルの取付構造は、取付作業性が悪
い。
【0006】上記の特開平8−35284号公報の天井
パネルの取付構造は、取付作業性は良いが、壁パネルと
天井パネルとの連結剛性がビス留め式のものに比べると
低い。
【0007】本発明は、天井パネルの取付がきわめて堅
固であり、しかも取付作業性も良好な天井パネルの取付
構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の天井パネルの取
付構造は、天井パネルの周縁部を該天井パネルの周囲に
配置された周囲部材に対し取り付けた天井パネルの取付
構造において、該天井パネルの周縁部は外方に向って斜
めに立ち上がる第1の傾斜部を備えており、該周囲部材
は該第1の傾斜部と重なる第2の傾斜部を備えており、
該第1の傾斜部と第2の傾斜部とが結合部材によって結
合されていることを特徴とするものである。
【0009】かかる天井パネルの取付構造にあっては、
第1の傾斜部と第2の傾斜部とを重ね合わせ、これらの
傾斜部をビス等の結合部材で結合するものであり、ビス
を打つ場合であってもビスは傾斜部に対し垂直であれば
良く、鉛直よりも傾けてビスを打つことになるため、天
井裏スペースが小さくてもビス打ち作業が容易である。
【0010】本発明によれば、天井パネルが周縁部より
も中央側の部分に上方膨出部を有している場合など天井
裏スペースがきわめて小さくなっているときでもビス打
ち作業を容易に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0012】図1は本発明の実施の形態に係る天井パネ
ルの取付構造を示す分解斜視図、図2は受金具及びその
固定用のクリップを示す斜視図、図3は受金具の正面
図、図4はこの実施の形態に係る天井パネルの取付構造
を示す縦断面図である。
【0013】この実施の形態にあっては、壁パネル10
はフレーム12の前面側にボード14を取り付けた構造
のものであり、このフレーム12は壁パネル10の上
辺、下辺及び両側辺にわたって延在する方形枠状となっ
ている。このフレーム12の背面側には、フレーム12
の長手方向に延在する開放部16が設けられている。壁
パネル10の上辺に沿うフレーム12に受金具20がク
リップ30によって取り付けられている。
【0014】この受金具20は、約45°の角度で傾斜
する第2の傾斜部22と、該第2の傾斜部22に連な
り、フレーム12の上面に重なる水平部24と、該水平
部24に連なり鉛直下方に向って垂下する鉛直部26と
を有している。第2の傾斜部22には細幅のスリット2
8が設けられている。このスリット28は、後述のビス
が捻じ込まれるものである。鉛直部26には、クリップ
30の通過用の開口部29が設けられている。
【0015】クリップ30は、摘み部32と、この摘み
部32に連なる円板部34と、この円板部34の中央か
ら円柱状のネック部36を介して前方に突設されたブロ
ック部38とを備えている。ブロック部38は略長方形
状であり、開口29を通して開放部16に該ブロック部
38を差し込んだ後、該クリップ30を90°回転する
ことにより、受金具20をフレーム12に固定すること
ができる。
【0016】天井パネル40は、周縁部に約45°の角
度で外方に向って立ち上がる第1の傾斜部42が設けら
れている。この第1の傾斜部42には、ビス44を通す
ためのスルーホール46が設けられている。この天井パ
ネル40の周縁部よりもパネル中央側の部分は、上方に
向って膨出する膨出部48となっている。この実施の形
態にあっては、膨出部48は前記第1の傾斜部42の上
端よりもはるか上方にまで立ち上がるものとなってい
る。この膨出部48を設けることにより、ユニットルー
ム内の天井が高いものとなる。
【0017】天井パネル40を取り付けるには、あらか
じめフレーム12に受金具20をクリップ30によって
取り付けておく。そして、天井パネル40の周縁部分を
壁パネル10の上面に載せて、第1の傾斜部42と受金
具20の第2の傾斜部22とを重ね合わせる。次いで、
ビス44をスルーホール46を通してスリット28に捻
じ込む。このビス44の打ち込み方向は、鉛直に対し4
5°傾いた方向となるため、ユニットルームの天井裏ス
ペースが小さい場合であっても、ビスを鉛直下向きに打
つ場合に比べてビス打ち作業がきわめて容易である。し
かも、ビス44によって天井パネル40と壁パネル10
とが連結されるため、両パネル10,40の連結剛性及
び強度がきわめて高い。
【0018】なお、第1の傾斜部42及び第2の傾斜部
22の水平面に対する傾斜角度は30〜60°程度であ
ることが好ましい。
【0019】図1〜4の実施の形態にあっては、フレー
ム12の前面にボード14を取り付けた壁パネル10が
採用されているが、図5,6に示すようにタイルパネル
よりなる壁パネル10Aや鋼板パネルよりなる壁パネル
10Bであっても同様に本発明構造を適用できる。図5
にあっては、壁パネル10Aは、フレーム12の前面側
にタイル14bが貼り付けられたタイル下地板14aを
固定したものとなっている。図5のその他の構成は前記
実施の形態と同一であり、同一符号は同一部分を示して
いる。
【0020】図6の鋼板パネルよりなる壁パネル10B
は、鋼板14cの周縁部をL字形に折曲し、該鋼板パネ
ル14cの裏側に断熱ボード14dを貼り付けた構成の
ものとなっている。図6の実施の形態にあっては、支柱
同士の間に水平に架け渡されたつなぎ材50に対し、図
7に示す受金具20Aがビス52によって固定されてい
る。この受金具20Aは鉛直部26に複数個(例えば2
個)のスルーホール26aを設けたほかは前記受金具2
0と同様の構成のものであり、同一符号は受金具20と
同一部分を示している。天井パネル40の第2の傾斜部
22は、この受金具20Aの第2の傾斜部22に重ね合
わされ、スルーホール46を通してビス44をスリット
28に捻じ込むことにより、受金具20Aと天井パネル
40とが堅固に連結される。
【0021】
【発明の効果】以上の通り、本発明の天井パネルの取付
構造によると、天井パネルをきわめて堅固に取り付ける
ことができ、しかもこの取付作業がきわめて容易なもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る天井パネルの取付構造を示す
分解斜視図である。
【図2】実施の形態において用いられる受金具とクリッ
プとの斜視図である。
【図3】実施の形態に用いられる受金具の正面図であ
る。
【図4】実施の形態を示す縦断面図である。
【図5】別の実施の形態を示す縦断面図である。
【図6】更に別の実施の形態を示す縦断面図である。
【図7】図6において採用される受金具の正面図であ
る。
【符号の説明】
10,10A,10B 壁パネル 12 フレーム 14 ボード 20,20A 受金具 22 第2の傾斜部 28 スリット 29 開口 30 クリップ 40 天井パネル 42 第1の傾斜部 44 ビス 46 スルーホール 48 膨出部 50 つなぎ材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井パネルの周縁部を該天井パネルの周
    囲に配置された周囲部材に対し取り付けた天井パネルの
    取付構造において、 該天井パネルの周縁部は外方に向って斜めに立ち上がる
    第1の傾斜部を備えており、 該周囲部材は該第1の傾斜部と重なる第2の傾斜部を備
    えており、 該第1の傾斜部と第2の傾斜部とが結合部材によって結
    合されていることを特徴とする天井パネルの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記結合部材はビス
    であることを特徴とする天井パネルの取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記天井パネ
    ルは、その周縁部よりも天井パネル中央側の部分に上方
    に膨出する膨出部を備えていることを特徴とする天井パ
    ネルの取付構造。
JP11010783A 1999-01-19 1999-01-19 天井パネルの取付構造 Pending JP2000204712A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196330A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Inax Corp 便器装置
KR20150125044A (ko) * 2014-04-29 2015-11-09 (주)신성이엔지 반도체 클린룸용 시스템 실링

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