JPH1193323A - 天井の補強構造 - Google Patents

天井の補強構造

Info

Publication number
JPH1193323A
JPH1193323A JP9250559A JP25055997A JPH1193323A JP H1193323 A JPH1193323 A JP H1193323A JP 9250559 A JP9250559 A JP 9250559A JP 25055997 A JP25055997 A JP 25055997A JP H1193323 A JPH1193323 A JP H1193323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
reinforcing plate
pair
edge
ceiling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9250559A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sugiki
武史 杉木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP9250559A priority Critical patent/JPH1193323A/ja
Publication of JPH1193323A publication Critical patent/JPH1193323A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】野縁に対して補強板を支持する支持具を容易に
取り付けることができるとともに、支持具に対して補強
板を容易に取り付けることができる。 【解決手段】一対の野縁11の上部に、一対の支持具1
3がそれぞれ嵌合された状態で各野縁11に支持され
て、ビス14によって各野縁13にそれぞれ取り付けら
れている。各支持具13には、相互に接近する方向に水
平に延出する支持部13dがそれぞれ設けられており、
各支持部13d上に補強板12の各側部がそれぞれ載置
されて、ビス14によって取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井における照明
器具等が支持されるための補強構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般住宅では、通常、照明器具が、天井
における天井面に吊り下げられた状態で支持されるよう
になっている。しかしながら、重量の大きな照明器具を
天井面に直接、吊り下げると、天井面が破損するおそれ
がある。このために、天井面を補強板にて補強すること
が行われている。
【0003】図4は、従来の天井の補強構造の一例を示
す斜視図である。この補強構造では、天井面が下面に取
り付けられる一対の野縁21の間に、補強板22が水平
に架設された状態で支持されている。補強板22の各側
部は、各野縁21にそれぞれ取り付けられた一対の支持
具23によってそれぞれ支持されている。各野縁21
は、亜鉛メッキ鋼板を、断面四角形状の中空角パイプ状
にロール成形された鋼製パイプによってそれぞれ構成さ
れている。
【0004】各支持具23は、それぞれ、鋼板を折り曲
げて同様の形状に構成されており、野縁21の下面に突
き合わされる下面部23aと、この下面部23aの左右
の各側縁からそれぞれ上方に直角に折り曲げられて野縁
21の各側面下部に沿うように垂直になった一対の側面
部23bと、各側面部23bの上側縁から各側方に直角
に折り曲げられて水平になった一対の支持具23とを有
している。各支持具23は、一対の側面部23bの間に
各野縁21の下部が位置するように嵌合されており、各
下面部23aが各野縁21の下面にそれぞれ当接され
て、一対のビス24によってそれぞれ取り付けられてい
る。そして、各野縁21に取り付けられた支持具23に
おける相互に接近する方向に延出したそれぞれの支持部
23cの下面に、補強板22の各側部上面がそれぞれ突
き当てられて、補強板22の各側部と各支持具23の支
持部23cとが、それぞれ、一対のビス24によって連
結されている。
【0005】このようにして一対の野縁21の間に、補
強板22が水平な架設状態で支持されると、野縁21の
下面に天井面が取り付けられる。そして、天井面の下側
に照明器具が配置されて、天井面および補強板22によ
って照明器具が支持されるように、照明器具が取り付け
られる。補強板22には、必要に応じて、照明器具に対
する配線が挿通する貫通孔が設けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような天井の補強
構造では、一対の野縁21の下部に、各支持具23をそ
れぞれ下側から嵌合させて、各支持具23を下側から支
持した状態で、各支持具23を一対のビス24によって
野縁21に取り付けなければならず、その取付作業が煩
わしいという問題がある。しかも、各支持具23を各野
縁21にそれぞれ取り付けた後に、野縁21に取り付け
られた各支持具23の水平な支持部23c間に、補強板
22の各側部をそれぞれ下側から突き当てて、補強板2
2を下側から支持した状態で、一対のビス24によっ
て、補強板22の各側部を各支持具23の支持部23c
に下側から取り付けなければならず、補強板22の取付
作業も容易でないという問題がある。
【0007】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、補強板を支持する一対の支持具
を、各野縁にそれぞれ容易に取り付けることができると
ともに、各支持具に補強板の各側部を容易に取り付ける
ことができる天井の補強構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の天井の補強構造
は、一対の野縁の上部にそれぞれ嵌合された状態で各野
縁に支持されており、各野縁から相互に接近する方向に
水平に延出する支持部をそれぞれ有する一対の支持具
と、各支持具の支持部上に各側部がそれぞれ載置される
補強板と、を具備することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の天井の補強構造の実施の
形態の一例を示す斜視図である。この天井の補強構造で
は、照明器具が取り付けられる天井部分に、合板製の補
強板12が、天井面が下面に取り付けられる一対の野縁
11間に、各野縁11にそれぞれ取り付けられた一対の
支持具13によって、架設状態で水平に支持されてい
る。各野縁11は、亜鉛メッキ鋼板を、断面四角形状の
中空角パイプ状にロール成形された鋼製パイプによって
それぞれ構成されている。
【0011】図2は、一方の野縁11に対する補強板1
2の支持状態を分解して示す側面図、図3(a)は、そ
の支持具13の平面図、図3(b)は、その側面図、図
3(c)は、その正面図である。各支持具13は、長方
形状の鋼板をそれぞれ折り曲げて、同様の形状に構成さ
れており、断面四角形状の野縁11の上面に載置される
上面部13aをそれぞれ有している。この上面部13a
は、野縁11の長手方向に沿って長くなった長方形状を
しており、その一方の側縁には、野縁11の一方の側面
に沿うように上面部13aに対して直角に折り曲げられ
た正面部13bが垂直に設けられている。この正面部1
3bの上下方向長さは、野縁11の上下方向長さにほぼ
等しくなっている。また、上面部13aの他方の側縁部
には、野縁11における他方の側面に沿うように、上面
部13aに対して垂直に折り曲げられた背面部13cが
垂直に設けられている。この背面部13cの上下方向長
さは、野縁11の上下方向長さよりも若干短くなってい
る。支持具13における正面部13bの下側縁には、野
縁11から離れる方向に向かって直角に折り曲げられた
支持部13dが水平に設けられている。
【0012】支持具13における正面部13bの長手方
向中央部における上部には、貫通孔13eが設けられて
いる。また、背面部13cにも、正面部13bに設けら
れた貫通孔13eと対向した位置に、貫通孔13eが設
けられている。さらに、水平な支持部13dの各端部に
も、貫通孔13eがそれぞれ設けられている。
【0013】このような支持具13は、一対の野縁11
における所定位置に取り付けられる。この場合、図2に
示すように、各野縁11における相互に対向した各側面
に、各支持具13の正面部13bが沿った状態になるよ
うに、各支持具13が各野縁11の上部に嵌合されて、
支持具13の上面部13aが野縁11の上面に載置され
る。これにより、各支持具13は、それぞれの正面部1
3bが相互に対向した状態になり、各正面部13bの下
側縁部にそれぞれ設けられた支持部13dが、相互に接
近するように延出した状態になっている。
【0014】このような状態で、各支持具13の正面部
13bおよび背面部13cにそれぞれ設けられた貫通孔
13eに、ビス14がそれぞれ挿入されて、各ビス14
が各野縁11の両側面にそれぞれネジ結合される。これ
により、各支持具13が、各野縁11に取り付けられ
る。この場合、各支持具13は、各野縁11の上部に嵌
合された状態で支持されているために、各支持具13を
下側から支持する必要がなく、各支持具13を、容易
に、各野縁11にビス止めすることができる。
【0015】その後、各支持具13の水平に延出した支
持部13dに、補強板12の各側部がそれぞれ載置され
る。そして、各支持部13dに設けられた一対の貫通孔
13eにビス14がそれぞれ挿入されて、各支持部13
d上に載置された補強板12の各側部に、ビス14がそ
れぞれネジ結合される。これにより、補強板12が一対
の野縁11間に水平に架設された状態で支持される。
【0016】この場合も、補強板12の各側部が、各支
持具13の支持部13d上に載置されているために、補
強板12を下側から支持する必要がなく、補強板12の
各側部を容易に、各支持具13の支持部13dにビス止
めすることができる。
【0017】このようにして、一対の野縁11間の所定
位置に補強板12が取り付けられると、野縁11の下面
に沿って天井面が形成され、その天井面の下側に、照明
器具が、天井面および補強板12取り付けられる。照明
器具は、天井面および補強板12の両者によって支持さ
れるように取り付けられる。従って、照明器具の重量に
よる天井面の破損が防止される。
【0018】
【発明の効果】本発明の天井の補強構造は、このよう
に、各支持具が各野縁の上部に嵌合された状態で支持さ
れるようになっているために、各支持具を野縁に取り付
ける際に、各支持具を支持する必要がなく、各支持具を
容易に各野縁に取り付けることができる。また、各野縁
に各支持具がそれぞれ取り付けられると、補強板の各側
部が、各支持具の水平な支持部上に載置されるために、
補強板を下側から支持する必要がなく、補強板を各支持
具に容易に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の天井の補強構造の実施の形態の一例を
示す斜視図である。
【図2】一方の野縁に対する支持具による補強板の支持
状態を分解して示す側面図である。
【図3】(a)は、その支持具の平面図、図3(b)
は、その側面図、図3(c)は、その正面図である。
【図4】従来の天井の補強構造の一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 野縁 12 補強板 13 支持具 13a 上面部 13b 正面部 13c 背面部 13d 支持部 13e 貫通孔 14 ビス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の野縁の上部にそれぞれ嵌合された
    状態で各野縁に支持されており、各野縁から相互に接近
    する方向に水平に延出する支持部をそれぞれ有する一対
    の支持具と、 各支持具の支持部上に各側部がそれぞれ載置される補強
    板と、 を具備することを特徴とする天井の補強構造。
JP9250559A 1997-09-16 1997-09-16 天井の補強構造 Pending JPH1193323A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9250559A JPH1193323A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 天井の補強構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9250559A JPH1193323A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 天井の補強構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1193323A true JPH1193323A (ja) 1999-04-06

Family

ID=17209708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9250559A Pending JPH1193323A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 天井の補強構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1193323A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001288840A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Misawa Homes Co Ltd 鋼製天井の補強構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001288840A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Misawa Homes Co Ltd 鋼製天井の補強構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3602468A (en) Roof support assembly for chimneys
US20060070967A1 (en) Overhead attachable storage shelf
US5634301A (en) Stud wall raising apparatus
JP3805430B2 (ja) 配管用スライド金具
JPH1193323A (ja) 天井の補強構造
JPH1047542A (ja) 配管用フロアバンド
JP2567539Y2 (ja) システム天井へのパーティションの固定構造
JPH1122071A (ja) 壁下地補強板の支持具
JP3534335B2 (ja) 間仕切り壁ランナーの支持構造
JPH08254039A (ja) 車庫用吊り棚
JP2002088969A (ja) 連結金具
JP2001348988A (ja) 折り上げ天井
JP2568635Y2 (ja) 天井パネル支持構造
JPH0652320U (ja) ケ−ブルラック用固定具
JP2002106093A (ja) 部屋間仕切り壁構造
JPH0439861Y2 (ja)
JPH058740Y2 (ja)
JP2000204712A (ja) 天井パネルの取付構造
JP3280329B2 (ja) 手摺支柱の取付具
JPH0734976Y2 (ja) 壁パネルの取付金物
JPH0635041Y2 (ja) 外壁コーナーパネルの取付け金具
JPH1061078A (ja) 建築用パネルの取付け金具
JPH1171849A (ja) 天井構造
JPS594085Y2 (ja) 梁の固定金具
KR920004104Y1 (ko) 천정판의 지지고정구