JP2002106093A - 部屋間仕切り壁構造 - Google Patents
部屋間仕切り壁構造Info
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- JP2002106093A JP2002106093A JP2000295277A JP2000295277A JP2002106093A JP 2002106093 A JP2002106093 A JP 2002106093A JP 2000295277 A JP2000295277 A JP 2000295277A JP 2000295277 A JP2000295277 A JP 2000295277A JP 2002106093 A JP2002106093 A JP 2002106093A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- partition wall
- room
- wall structure
- panel
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低価格化が図れるとともに、現場での施工が
簡単で且つ解体も容易であると同時に、部屋の借り手に
よる仕切り壁の取り外しを防止できる部屋間仕切り壁構
造を提供する。 【構成】 この部屋間仕切り壁構造は、複数のパネル3
…を並べて配置することにより部屋間を仕切る壁構造で
ある。各パネル3は二つの吊り下げ具2にて吊り下げら
れる。右側に位置している吊り下げ具2は図上手前側の
垂直板にナット5を溶接しており、左側に位置している
吊り下げ具2は図上奥側の垂直板にナット5(図には現
れていない)を溶接している。従って、二つのボルト6
のうち一方は図上奥側から挿入しなけばならず、他方は
図上手前側から挿入しなければならない。このため、片
方の部屋からだけではパネル3を吊り下げ具2から取り
外すことは困難となる。
簡単で且つ解体も容易であると同時に、部屋の借り手に
よる仕切り壁の取り外しを防止できる部屋間仕切り壁構
造を提供する。 【構成】 この部屋間仕切り壁構造は、複数のパネル3
…を並べて配置することにより部屋間を仕切る壁構造で
ある。各パネル3は二つの吊り下げ具2にて吊り下げら
れる。右側に位置している吊り下げ具2は図上手前側の
垂直板にナット5を溶接しており、左側に位置している
吊り下げ具2は図上奥側の垂直板にナット5(図には現
れていない)を溶接している。従って、二つのボルト6
のうち一方は図上奥側から挿入しなけばならず、他方は
図上手前側から挿入しなければならない。このため、片
方の部屋からだけではパネル3を吊り下げ具2から取り
外すことは困難となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、貸し倉庫などとして
用いられる建物の部屋空間を仕切る部屋間仕切り壁構造
に関する。
用いられる建物の部屋空間を仕切る部屋間仕切り壁構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】貸し倉庫(貸し空間)には、複数のコン
テナを並べ置く形態や一つの建物の空間を複数に仕切っ
て各部屋を貸し出す形態がある。後者の形態における従
来の仕切り壁構造は、アルミなどの軽量下地板にPB
(プラスタ(石膏)ボード)を両面貼りした壁材を配置
したもの、ALC(軽量気泡コンクリート)などの厚
めの材料を金物などを用いて取り付けたもの、規格化
された複数のパーティッションを互いに連結して配置す
るものがある。
テナを並べ置く形態や一つの建物の空間を複数に仕切っ
て各部屋を貸し出す形態がある。後者の形態における従
来の仕切り壁構造は、アルミなどの軽量下地板にPB
(プラスタ(石膏)ボード)を両面貼りした壁材を配置
したもの、ALC(軽量気泡コンクリート)などの厚
めの材料を金物などを用いて取り付けたもの、規格化
された複数のパーティッションを互いに連結して配置す
るものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
の仕切り壁構造では、現場での設置作業工数が多くなる
上に仕上げ(塗装やクロス貼り)作業が必要である。ま
た、解体し難いという欠点もある。前記の仕切り壁構
造では前記の欠点に加え、壁材が比較的重いために更
に施工がやり難くなる。
の仕切り壁構造では、現場での設置作業工数が多くなる
上に仕上げ(塗装やクロス貼り)作業が必要である。ま
た、解体し難いという欠点もある。前記の仕切り壁構
造では前記の欠点に加え、壁材が比較的重いために更
に施工がやり難くなる。
【0004】前記の仕切り壁構造では、規格化された
複数のパーティッションを互いに連結するだけであるの
で、現場でのパーティッションの組付けや解体が容易で
あるという利点があるものの、前述の仕切り壁構造より
もかなり割高になるという欠点がある。また、かかる壁
構造においては、パーティッションの取り外しを容易に
し過ぎると、部屋の借り手がパーティッションを取り外
して隣の他人が借りている部屋に侵入することを許して
しまうおそれがある。
複数のパーティッションを互いに連結するだけであるの
で、現場でのパーティッションの組付けや解体が容易で
あるという利点があるものの、前述の仕切り壁構造より
もかなり割高になるという欠点がある。また、かかる壁
構造においては、パーティッションの取り外しを容易に
し過ぎると、部屋の借り手がパーティッションを取り外
して隣の他人が借りている部屋に侵入することを許して
しまうおそれがある。
【0005】この発明は、上記の事情に鑑み、低価格化
が図れるとともに、現場での施工が簡単で且つ解体も容
易であると同時に、部屋の借り手による仕切り壁の取り
外しを防止できる部屋間仕切り壁構造を提供することを
目的とする。
が図れるとともに、現場での施工が簡単で且つ解体も容
易であると同時に、部屋の借り手による仕切り壁の取り
外しを防止できる部屋間仕切り壁構造を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の部屋間仕切り
壁構造は、上記の課題を解決するために、複数の板材を
並べることにより部屋間を仕切る部屋間仕切り壁構造に
おいて、建屋空間の上部側に配置された支持部材と、前
記支持部材にて支持され且つ前記板材の上部を固定する
ことで当該板材を吊り下げ支持する吊り下げ具とを有
し、前記吊り下げ具は一つの板材について二以上設けら
れ、そのうちの一つは板材にて仕切られる一方の空間側
から板材を固定するように構成され、他の一つは他方の
空間側から板材を固定するように構成されたことを特徴
とする。
壁構造は、上記の課題を解決するために、複数の板材を
並べることにより部屋間を仕切る部屋間仕切り壁構造に
おいて、建屋空間の上部側に配置された支持部材と、前
記支持部材にて支持され且つ前記板材の上部を固定する
ことで当該板材を吊り下げ支持する吊り下げ具とを有
し、前記吊り下げ具は一つの板材について二以上設けら
れ、そのうちの一つは板材にて仕切られる一方の空間側
から板材を固定するように構成され、他の一つは他方の
空間側から板材を固定するように構成されたことを特徴
とする。
【0007】上記の構成であれば、或る部屋から板材を
取り外そうとして当該板材と吊り下げ具との連結を解こ
うとしても、一つの板材について二つ以上存在する吊り
下げ具のうち、一部のみにおいて解けるだけであり全て
において連結を解くことはできない。全ての連結を解く
ためには、隣の部屋からも板材を取り外す作業を行う必
要がある。従って、部屋の借り手が板材を取り外して隣
の部屋に侵入することは困難となる。また、板材を吊り
下げて並べることで仕切り壁とする構造であるから、現
場での施工や解体が容易であるとともに、板材同士の連
結構造は基本的には不要であるから、当該構造を必要と
しない分、従来のパーティッション同士を組付ける壁構
造に比べて低価格化を図り易いという利点がある。
取り外そうとして当該板材と吊り下げ具との連結を解こ
うとしても、一つの板材について二つ以上存在する吊り
下げ具のうち、一部のみにおいて解けるだけであり全て
において連結を解くことはできない。全ての連結を解く
ためには、隣の部屋からも板材を取り外す作業を行う必
要がある。従って、部屋の借り手が板材を取り外して隣
の部屋に侵入することは困難となる。また、板材を吊り
下げて並べることで仕切り壁とする構造であるから、現
場での施工や解体が容易であるとともに、板材同士の連
結構造は基本的には不要であるから、当該構造を必要と
しない分、従来のパーティッション同士を組付ける壁構
造に比べて低価格化を図り易いという利点がある。
【0008】また、この発明の部屋間仕切り壁構造は、
複数の板材を並べることにより部屋間を仕切る部屋間仕
切り壁構造において、建屋空間の上部側に配置された支
持部材と、前記支持部材にて支持され且つ隣り合う二枚
の板材の上部角側を各々固定するための二箇所の固定部
にて板材を吊り下げ支持する吊り下げ具とを有し、前記
吊り下げ具の二箇所の固定部のうち一つは板材にて仕切
られる一方の空間側から板材を固定するように構成さ
れ、他の一つは他方の空間側から板材を固定するように
構成されたことを特徴とする。
複数の板材を並べることにより部屋間を仕切る部屋間仕
切り壁構造において、建屋空間の上部側に配置された支
持部材と、前記支持部材にて支持され且つ隣り合う二枚
の板材の上部角側を各々固定するための二箇所の固定部
にて板材を吊り下げ支持する吊り下げ具とを有し、前記
吊り下げ具の二箇所の固定部のうち一つは板材にて仕切
られる一方の空間側から板材を固定するように構成さ
れ、他の一つは他方の空間側から板材を固定するように
構成されたことを特徴とする。
【0009】上記の構成においても、一つの板材を吊り
下げている二つの吊り下げ具のうち一方は当該板材を一
方の空間側から固定し、他方は他方の空間側から板材を
固定することになるので、二つの吊り下げ具の両方を片
方の部屋から取り外すことはできない。従って、部屋の
借り手が板材を取り外して隣の部屋に侵入することは困
難となる。
下げている二つの吊り下げ具のうち一方は当該板材を一
方の空間側から固定し、他方は他方の空間側から板材を
固定することになるので、二つの吊り下げ具の両方を片
方の部屋から取り外すことはできない。従って、部屋の
借り手が板材を取り外して隣の部屋に侵入することは困
難となる。
【0010】また、この発明の部屋間仕切り壁構造は、
複数の板材を並べることにより部屋間を仕切る部屋間仕
切り壁構造において、建屋空間の上部側に配置された支
持部材と、前記支持部材にて支持され且つ隣り合う二枚
の板材の上部角側を各々固定するための二箇所の固定部
にて板材を吊り下げ支持する二タイプの吊り下げ具とを
有し、前記吊り下げ具のうち一つのタイプは二箇所の固
定部が板材にて仕切られる一方の空間側から板材を固定
するように構成され、他のタイプは二箇所の固定部が他
方の空間側から板材を固定するように構成されたことを
特徴とする。
複数の板材を並べることにより部屋間を仕切る部屋間仕
切り壁構造において、建屋空間の上部側に配置された支
持部材と、前記支持部材にて支持され且つ隣り合う二枚
の板材の上部角側を各々固定するための二箇所の固定部
にて板材を吊り下げ支持する二タイプの吊り下げ具とを
有し、前記吊り下げ具のうち一つのタイプは二箇所の固
定部が板材にて仕切られる一方の空間側から板材を固定
するように構成され、他のタイプは二箇所の固定部が他
方の空間側から板材を固定するように構成されたことを
特徴とする。
【0011】上記の構成においても、一つの板材を吊り
下げている二つの吊り下げ具のうち一方は当該板材を一
方の空間側から固定し、他方は他方の空間側から板材を
固定することになるので、二つの吊り下げ具の両方を片
方の部屋から取り外すことはできない。従って、部屋の
借り手が板材を取り外して隣の部屋に侵入することは困
難となる。
下げている二つの吊り下げ具のうち一方は当該板材を一
方の空間側から固定し、他方は他方の空間側から板材を
固定することになるので、二つの吊り下げ具の両方を片
方の部屋から取り外すことはできない。従って、部屋の
借り手が板材を取り外して隣の部屋に侵入することは困
難となる。
【0012】また、この発明の部屋間仕切り壁構造は、
複数の板材を並べることにより部屋間を仕切る部屋間仕
切り壁構造において、建屋空間の上部側に配置された支
持部材と、前記支持部材にて支持され且つ前記複数の板
材の上部を固定することで複数の板材を吊り下げ支持す
る吊り下げ具とを有し、前記吊り下げ具は、一つの板材
に対して二以上の固定箇所を有しそのうちの一つは板材
にて仕切られる一方の空間側から板材を固定するように
構成され、他の一つは他方の空間側から板材を固定する
ように構成されたことを特徴とする。
複数の板材を並べることにより部屋間を仕切る部屋間仕
切り壁構造において、建屋空間の上部側に配置された支
持部材と、前記支持部材にて支持され且つ前記複数の板
材の上部を固定することで複数の板材を吊り下げ支持す
る吊り下げ具とを有し、前記吊り下げ具は、一つの板材
に対して二以上の固定箇所を有しそのうちの一つは板材
にて仕切られる一方の空間側から板材を固定するように
構成され、他の一つは他方の空間側から板材を固定する
ように構成されたことを特徴とする。
【0013】上記構成においても、一つの板材を固定す
る二以上の固定箇所のうち、一つはは板材を一方の空間
側から固定し、他の一つは他方の空間側から板材を固定
することになるので、二つの固定箇所の両方を片方の部
屋から取り外すことはできない。従って、部屋の借り手
が板材を取り外して隣の部屋に侵入することは困難とな
る。
る二以上の固定箇所のうち、一つはは板材を一方の空間
側から固定し、他の一つは他方の空間側から板材を固定
することになるので、二つの固定箇所の両方を片方の部
屋から取り外すことはできない。従って、部屋の借り手
が板材を取り外して隣の部屋に侵入することは困難とな
る。
【0014】また、この発明の部屋間仕切り壁構造は、
複数の板材を並べることにより部屋間を仕切る部屋間仕
切り壁構造において、建屋空間の上部側に配置された支
持部材と、前記支持部材にて支持され且つ前記板材の上
部に連結されることで一つ又は複数の板材を吊り下げ支
持する吊り下げ具とを有し、前記板材は一方の縁面に凸
部を有すると共に他方の縁面に凹部を有し、互いに凸部
と凹部を嵌合させて配置されることを特徴とする。
複数の板材を並べることにより部屋間を仕切る部屋間仕
切り壁構造において、建屋空間の上部側に配置された支
持部材と、前記支持部材にて支持され且つ前記板材の上
部に連結されることで一つ又は複数の板材を吊り下げ支
持する吊り下げ具とを有し、前記板材は一方の縁面に凸
部を有すると共に他方の縁面に凹部を有し、互いに凸部
と凹部を嵌合させて配置されることを特徴とする。
【0015】上記の構成であれば、隣り合う板材は互い
に凹部と凸部を嵌合させた状態にあるから、或る部屋に
おいて一枚の板材と吊り下げ具との連結を解いたとして
も、当該板材を取り外すことはできない。全ての板材に
ついて吊り下げ具との連結を解くことは容易でないた
め、部屋の借り手が板材を取り外して隣の部屋に侵入す
ることは困難となる。また、板材を吊り下げて並べるこ
とで仕切り壁とする構造であるから、現場での施工や解
体が容易であるとともに、基本的に板材同士は単にその
凹部と凸部を嵌合させるだけであるから、従来のパーテ
ィッション同士を組付ける壁構造に比べて低価格化を図
り易いという利点がある。
に凹部と凸部を嵌合させた状態にあるから、或る部屋に
おいて一枚の板材と吊り下げ具との連結を解いたとして
も、当該板材を取り外すことはできない。全ての板材に
ついて吊り下げ具との連結を解くことは容易でないた
め、部屋の借り手が板材を取り外して隣の部屋に侵入す
ることは困難となる。また、板材を吊り下げて並べるこ
とで仕切り壁とする構造であるから、現場での施工や解
体が容易であるとともに、基本的に板材同士は単にその
凹部と凸部を嵌合させるだけであるから、従来のパーテ
ィッション同士を組付ける壁構造に比べて低価格化を図
り易いという利点がある。
【0016】断面コ文字形状の凹部を有する部材が床上
に固定され、前記板材の下端が前記凹部に収容されるの
がよい。これによれば、板材の並びにおいて直線を確保
すること(通りの確保)が容易になる。また、並び置か
れた板材に上下方向のばらつきがあったとしても、前記
部材にて見えないようにすることができる。
に固定され、前記板材の下端が前記凹部に収容されるの
がよい。これによれば、板材の並びにおいて直線を確保
すること(通りの確保)が容易になる。また、並び置か
れた板材に上下方向のばらつきがあったとしても、前記
部材にて見えないようにすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、この発明の
第1の実施形態を図1乃至図4に基づいて説明する。
第1の実施形態を図1乃至図4に基づいて説明する。
【0018】図1はこの実施形態における部屋間仕切り
壁構造を示した斜視図である。部屋空間の上部側に横架
されたリップ溝型鋼(支持部材)1に吊り下げ具2が装
着されている。この吊り下げ具2はパネル3の上端部に
連結されるものであり、二つの吊り下げ具2によって一
つのパネル3を吊り下げている。床上には幅木を兼ねる
ランナー材4が固定されており、この幅木4の凹部にパ
ネル3の下端が収容されている。図においては、ドア部
分や廊下部分などは特に示していないが、このようにパ
ネル3を複数並べて配置することによって一つの空間を
仕切って複数の部屋(貸し空間)を作り、各部屋を利用
者に貸し出すことができる。
壁構造を示した斜視図である。部屋空間の上部側に横架
されたリップ溝型鋼(支持部材)1に吊り下げ具2が装
着されている。この吊り下げ具2はパネル3の上端部に
連結されるものであり、二つの吊り下げ具2によって一
つのパネル3を吊り下げている。床上には幅木を兼ねる
ランナー材4が固定されており、この幅木4の凹部にパ
ネル3の下端が収容されている。図においては、ドア部
分や廊下部分などは特に示していないが、このようにパ
ネル3を複数並べて配置することによって一つの空間を
仕切って複数の部屋(貸し空間)を作り、各部屋を利用
者に貸し出すことができる。
【0019】図2は吊り下げ具2を拡大して示した斜視
図である。吊り下げ具2は、支持部材であるリップ溝型
鋼1に支持される支持側固定部2a、パネル3を固定す
るパネル側固定部2b、及び支持側固定部2aとパネル
側固定部2bとを連結する連結部2cから成る。支持側
固定部2aは、例えば、屈曲可能な金属板から成り、リ
ップ溝型鋼1の外面側に密着するとともにリップ部分に
巻きついて装着できるようになっている。連結部2c
は、例えば、棒状の部材から成り、一端側は支持側固定
部2aに溶接固定され、他端側にはねじ部を有し、この
ねじ部に二つのナットを装着している。パネル側固定部
2bは、例えば、一つの水平板とこの水平板の下方に固
定された二つの垂直板とを有して成り、二つの垂直板間
にパネル3の上端部を収容するようになっている。水平
板部の一端は垂直板より外側に突出しており、この突出
部分に設けられた孔に連結部2cにおけるねじ部が挿通
されて二つのナット間に位置している。
図である。吊り下げ具2は、支持部材であるリップ溝型
鋼1に支持される支持側固定部2a、パネル3を固定す
るパネル側固定部2b、及び支持側固定部2aとパネル
側固定部2bとを連結する連結部2cから成る。支持側
固定部2aは、例えば、屈曲可能な金属板から成り、リ
ップ溝型鋼1の外面側に密着するとともにリップ部分に
巻きついて装着できるようになっている。連結部2c
は、例えば、棒状の部材から成り、一端側は支持側固定
部2aに溶接固定され、他端側にはねじ部を有し、この
ねじ部に二つのナットを装着している。パネル側固定部
2bは、例えば、一つの水平板とこの水平板の下方に固
定された二つの垂直板とを有して成り、二つの垂直板間
にパネル3の上端部を収容するようになっている。水平
板部の一端は垂直板より外側に突出しており、この突出
部分に設けられた孔に連結部2cにおけるねじ部が挿通
されて二つのナット間に位置している。
【0020】パネル側固定部2bにおける二つの垂直板
には、各々ボルト6の挿通用の孔が形成されている。そ
して、パネル側固定部2bにおける二つの垂直板の一方
にだけその外側において前記孔に対応させてナット5が
溶接により固定されている。一つのパネル3を吊り下げ
ることになる二つの吊り下げ具2においては、図2に示
しているように、右側に位置している吊り下げ具2は図
上手前側の垂直板にナット5を溶接しており、左側に位
置している吊り下げ具2は図上奥側の垂直板にナット5
(図には現れていない)を溶接している。従って、二つ
のボルト6のうち一方は図上奥側から孔に差し込まれ、
パネル3に形成されている孔3aを通ってナット5に螺
着され、他方は図上手前側から孔に差し込まれ、パネル
3に形成されている孔3aを通ってナット5に螺着され
る。
には、各々ボルト6の挿通用の孔が形成されている。そ
して、パネル側固定部2bにおける二つの垂直板の一方
にだけその外側において前記孔に対応させてナット5が
溶接により固定されている。一つのパネル3を吊り下げ
ることになる二つの吊り下げ具2においては、図2に示
しているように、右側に位置している吊り下げ具2は図
上手前側の垂直板にナット5を溶接しており、左側に位
置している吊り下げ具2は図上奥側の垂直板にナット5
(図には現れていない)を溶接している。従って、二つ
のボルト6のうち一方は図上奥側から孔に差し込まれ、
パネル3に形成されている孔3aを通ってナット5に螺
着され、他方は図上手前側から孔に差し込まれ、パネル
3に形成されている孔3aを通ってナット5に螺着され
る。
【0021】パネル3は、この実施形態では、パーチク
ルボード3bを芯材とし、その両面に化粧材(化粧合
板、塗装、クロスなど)3cを貼りつけて成る。勿論、
このような構造に限るものではなく、他の構造のもので
もよい。軽量で強く安価なものを採用するのが望まし
い。また、パネル3の片面のみが人目にふれるのであれ
ば片面にのみ化粧材3cを設けておけばよい。
ルボード3bを芯材とし、その両面に化粧材(化粧合
板、塗装、クロスなど)3cを貼りつけて成る。勿論、
このような構造に限るものではなく、他の構造のもので
もよい。軽量で強く安価なものを採用するのが望まし
い。また、パネル3の片面のみが人目にふれるのであれ
ば片面にのみ化粧材3cを設けておけばよい。
【0022】図3(a)はランナー材4を示した斜視図
であり、図3(b)(c)はそれぞれランナー材4とパ
ネル3との係合の様子を示した断面図である。ランナー
材4は断面コ文字形状の凹部を有する部材であり、その
長手方向をパネル3の配列方向に合わせて床上に置か
れ、鋲7によって床に固定される。パネル3の下端は通
常は図3(b)に示すごとくランナー材4の凹部に落と
し込むだけでよいが、パネル3のがたつき(振れ)防止
が必要な場合には、図3(c)に示すように、板ばね8
をパネル3の下端部両面に取り付けておけばよい。な
お、板ばね8に限らず、楔状の部材をパネル3とランナ
ー材4との間に差し込むことによっても、がたつきを防
止することが可能である。
であり、図3(b)(c)はそれぞれランナー材4とパ
ネル3との係合の様子を示した断面図である。ランナー
材4は断面コ文字形状の凹部を有する部材であり、その
長手方向をパネル3の配列方向に合わせて床上に置か
れ、鋲7によって床に固定される。パネル3の下端は通
常は図3(b)に示すごとくランナー材4の凹部に落と
し込むだけでよいが、パネル3のがたつき(振れ)防止
が必要な場合には、図3(c)に示すように、板ばね8
をパネル3の下端部両面に取り付けておけばよい。な
お、板ばね8に限らず、楔状の部材をパネル3とランナ
ー材4との間に差し込むことによっても、がたつきを防
止することが可能である。
【0023】図4は隅(出隅,入隅)の構成例を示した
斜視図である。この例では、隅を留め加工によって形成
している。すなわち、コーナーとなるパネル3A,3B
の出会い箇所は互いに直角を折半した傾斜部を成して継
がれている。このように、留め加工による隅の形成にも
簡単に対応することができる。
斜視図である。この例では、隅を留め加工によって形成
している。すなわち、コーナーとなるパネル3A,3B
の出会い箇所は互いに直角を折半した傾斜部を成して継
がれている。このように、留め加工による隅の形成にも
簡単に対応することができる。
【0024】次に、この実施形態の仕切り壁構造の施工
手順の一例を説明する。まず、リップ溝型鋼1に吊り下
げ具2における支持側固定部2aを装着する。連結部2
cにおける上側のナットを上方に移動させておき、パネ
ル側固定部2bの上方向移動を許容しておく。一方、床
にはランナー材4をパネル3の配列位置に合わせてセッ
トし、鋲7によって床に固定する。次に、パネル3の下
端をランナー材4の凹部に落とし込むとともに、パネル
側固定部2bの二つの垂直板間にパネル3の上端部を収
容する。垂直板の孔とパネル3の孔3aとを位置合わせ
し、ボルト6を挿通してナット5に締めつける。一つの
パネル3に取り付けられる二つの吊り下げ具2のうち、
一方については、図上手前側の部屋からボルト6を挿通
させ、他方については、図上奥側の部屋からボルト6を
挿通させる必要がある。吊り下げ具2にパネル3を固定
したら、連結部2cにおける下側のナットを回転させて
上方に移動させることで吊り下げ具2を上方向に移動さ
せ、パネル3の下端を浮かせる。その後、連結部2cに
おける上側のナットを回転させて下方に移動させ、吊り
下げ具2を固定する。
手順の一例を説明する。まず、リップ溝型鋼1に吊り下
げ具2における支持側固定部2aを装着する。連結部2
cにおける上側のナットを上方に移動させておき、パネ
ル側固定部2bの上方向移動を許容しておく。一方、床
にはランナー材4をパネル3の配列位置に合わせてセッ
トし、鋲7によって床に固定する。次に、パネル3の下
端をランナー材4の凹部に落とし込むとともに、パネル
側固定部2bの二つの垂直板間にパネル3の上端部を収
容する。垂直板の孔とパネル3の孔3aとを位置合わせ
し、ボルト6を挿通してナット5に締めつける。一つの
パネル3に取り付けられる二つの吊り下げ具2のうち、
一方については、図上手前側の部屋からボルト6を挿通
させ、他方については、図上奥側の部屋からボルト6を
挿通させる必要がある。吊り下げ具2にパネル3を固定
したら、連結部2cにおける下側のナットを回転させて
上方に移動させることで吊り下げ具2を上方向に移動さ
せ、パネル3の下端を浮かせる。その後、連結部2cに
おける上側のナットを回転させて下方に移動させ、吊り
下げ具2を固定する。
【0025】各パネル3の床からの浮かし幅にばらつき
が生じても、パネル3の下端はランナー材4にて見えな
いため、見栄えを損なうことはない。また、ランナー材
4により、パネル3の並びにおいて直線を確保すること
が容易になる。なお、例えば断面L文字状の部材をパネ
ル3の下端の両側に配置する構成や、断面凸状のランナ
ー状の部材を用い、パネル3の下端に凹部を形成してお
く構成であっても、パネル3の並びにおいて直線を確保
すること等が可能であり、このような構成を用いてもよ
いのであるが、見栄えを考慮すると、ランナー材4を用
いるのが最も望ましいといえる。
が生じても、パネル3の下端はランナー材4にて見えな
いため、見栄えを損なうことはない。また、ランナー材
4により、パネル3の並びにおいて直線を確保すること
が容易になる。なお、例えば断面L文字状の部材をパネ
ル3の下端の両側に配置する構成や、断面凸状のランナ
ー状の部材を用い、パネル3の下端に凹部を形成してお
く構成であっても、パネル3の並びにおいて直線を確保
すること等が可能であり、このような構成を用いてもよ
いのであるが、見栄えを考慮すると、ランナー材4を用
いるのが最も望ましいといえる。
【0026】天井にはついては、図示していないが、ボ
ルト6の装着箇所よりも下側において設けられることに
なる。
ルト6の装着箇所よりも下側において設けられることに
なる。
【0027】以上のようにしてパネル3を配置して完成
させた部屋は、例えば貸し倉庫として用いることができ
る。貸し倉庫における各部屋は、当該部屋について利用
契約をした者によってのみ利用されるものであり、たと
え利用者であっても他人が利用している隣の部屋には入
ることができない。しかしながら、契約している部屋に
正規にドアから入り、隣の部屋を仕切っているパネルを
取り外して隣への侵入を試みる可能性を否定できない。
させた部屋は、例えば貸し倉庫として用いることができ
る。貸し倉庫における各部屋は、当該部屋について利用
契約をした者によってのみ利用されるものであり、たと
え利用者であっても他人が利用している隣の部屋には入
ることができない。しかしながら、契約している部屋に
正規にドアから入り、隣の部屋を仕切っているパネルを
取り外して隣への侵入を試みる可能性を否定できない。
【0028】ここで、或る部屋において天井の一部が破
壊され、吊り下げ具2が露呈されたとしても、吊り下げ
具2からパネル3を外すことはできない。すなわち、部
屋からパネル3を取り外そうとして当該パネル3と吊り
下げ具2との連結を解こうとした場合、一つのパネル3
について二つ取り付けられている吊り下げ具2のうち、
ボルト6の頭部が露呈されている片方のみ解けるだけで
あり、ボルト6の頭部が隣の部屋側で露呈している吊り
下げ具2については取り外すことはできない。二つの吊
り下げ具2の両方のボルト6を取り外すためには、隣の
部屋からも取り外す作業を行う必要がある。従って、部
屋の借り手がパネル3を簡単に取り外して隣の他人が借
りている部屋に侵入することはできない。
壊され、吊り下げ具2が露呈されたとしても、吊り下げ
具2からパネル3を外すことはできない。すなわち、部
屋からパネル3を取り外そうとして当該パネル3と吊り
下げ具2との連結を解こうとした場合、一つのパネル3
について二つ取り付けられている吊り下げ具2のうち、
ボルト6の頭部が露呈されている片方のみ解けるだけで
あり、ボルト6の頭部が隣の部屋側で露呈している吊り
下げ具2については取り外すことはできない。二つの吊
り下げ具2の両方のボルト6を取り外すためには、隣の
部屋からも取り外す作業を行う必要がある。従って、部
屋の借り手がパネル3を簡単に取り外して隣の他人が借
りている部屋に侵入することはできない。
【0029】また、パネル3を吊り下げて並べることで
仕切り壁とする構造であるから、現場での施工や解体が
容易であるとともに、パネル同士の連結構造は基本的に
は不要であるから、当該構造を必要としない分、従来の
パーティッション同士を組付ける壁構造に比べて低価格
化を図り易いという利点がある。
仕切り壁とする構造であるから、現場での施工や解体が
容易であるとともに、パネル同士の連結構造は基本的に
は不要であるから、当該構造を必要としない分、従来の
パーティッション同士を組付ける壁構造に比べて低価格
化を図り易いという利点がある。
【0030】(実施形態2)以下、この発明の第2の実
施形態を図5に基づいて説明する。なお、説明の重複に
よる冗長を避けるため、実施形態1で説明した部材と同
一の部材には同一の符号を付記してその説明を省略して
いる。
施形態を図5に基づいて説明する。なお、説明の重複に
よる冗長を避けるため、実施形態1で説明した部材と同
一の部材には同一の符号を付記してその説明を省略して
いる。
【0031】図5はこの実施形態における部屋間仕切り
壁構造を示した斜視図である。部屋空間の上部側に横架
されたリップ溝型鋼1に吊り下げ具12が装着されてい
る。この吊り下げ具12はパネル3の上端部に連結する
ものであり、一つの吊り下げ具12は隣り合う二つのパ
ネル3の両角部に固定される。吊り下げ具12は、支持
部材であるリップ溝型鋼1に支持される支持側固定部1
2a、パネル3を固定するパネル側固定部12b、及び
支持側固定部12aとパネル側固定部12bとを連結す
る連結部12cから成る。支持側固定部12aは、例え
ば、屈曲可能な金属板から成り、リップ溝型鋼1の外面
側に密着するとともにリップ部分に巻きついて装着され
るようになっている。連結部12cは、例えば、棒状の
部材から成り、一端側は支持側固定部12aに溶接固定
され、他端側にはねじ部を有し、このねじ部に二つのナ
ットを装着している。パネル側固定部12bは、例え
ば、一つの水平板とこの水平板の下方に固定された二つ
の垂直板とを有して成り、二つの垂直板間にパネル3の
上端部を収容するようになっている。水平板部の一端は
垂直板より外側に突出しており、この突出部分に設けら
れた孔に連結部12cにおけるねじ部が挿通されて二つ
のナット間に位置している。
壁構造を示した斜視図である。部屋空間の上部側に横架
されたリップ溝型鋼1に吊り下げ具12が装着されてい
る。この吊り下げ具12はパネル3の上端部に連結する
ものであり、一つの吊り下げ具12は隣り合う二つのパ
ネル3の両角部に固定される。吊り下げ具12は、支持
部材であるリップ溝型鋼1に支持される支持側固定部1
2a、パネル3を固定するパネル側固定部12b、及び
支持側固定部12aとパネル側固定部12bとを連結す
る連結部12cから成る。支持側固定部12aは、例え
ば、屈曲可能な金属板から成り、リップ溝型鋼1の外面
側に密着するとともにリップ部分に巻きついて装着され
るようになっている。連結部12cは、例えば、棒状の
部材から成り、一端側は支持側固定部12aに溶接固定
され、他端側にはねじ部を有し、このねじ部に二つのナ
ットを装着している。パネル側固定部12bは、例え
ば、一つの水平板とこの水平板の下方に固定された二つ
の垂直板とを有して成り、二つの垂直板間にパネル3の
上端部を収容するようになっている。水平板部の一端は
垂直板より外側に突出しており、この突出部分に設けら
れた孔に連結部12cにおけるねじ部が挿通されて二つ
のナット間に位置している。
【0032】パネル側固定部12bにおける二つの垂直
板には、各々ボルト6の挿通用の孔が二箇所形成されて
いる。そして、図上手前側の垂直板の二箇所の孔のうち
一方の孔に対応させてナット5が溶接により固定されて
おり、図上奥側の垂直板の二箇所の孔のうち一方の孔に
対応させてナット5(図には現れていない)が溶接によ
り固定されている。すなわち、パネル3の固定箇所は一
つの吊り下げ具12に二箇所形成されており、一方の固
定箇所は隣り合う二枚のパネル3の一方の上部角側を固
定し、他方の固定箇所は隣り合う二枚のパネル3の他方
の上部角側を固定するようになっている。そして、一方
の固定箇所はパネル3にて仕切られる一方の空間側から
パネル3を固定するものとなり、他方の固定箇所は他方
の空間側からパネル3を固定するものとなる。
板には、各々ボルト6の挿通用の孔が二箇所形成されて
いる。そして、図上手前側の垂直板の二箇所の孔のうち
一方の孔に対応させてナット5が溶接により固定されて
おり、図上奥側の垂直板の二箇所の孔のうち一方の孔に
対応させてナット5(図には現れていない)が溶接によ
り固定されている。すなわち、パネル3の固定箇所は一
つの吊り下げ具12に二箇所形成されており、一方の固
定箇所は隣り合う二枚のパネル3の一方の上部角側を固
定し、他方の固定箇所は隣り合う二枚のパネル3の他方
の上部角側を固定するようになっている。そして、一方
の固定箇所はパネル3にて仕切られる一方の空間側から
パネル3を固定するものとなり、他方の固定箇所は他方
の空間側からパネル3を固定するものとなる。
【0033】かかる構成においても、一つのパネル3を
固定している二つの吊り下げ具12のうち一方は当該パ
ネル3を一方の空間側から固定し、他方は他方の空間側
からパネル3を固定することになるので、二つの吊り下
げ具12の両方を片方の部屋から取り外すことはできな
い。従って、部屋の借り手がパネル3を取り外して隣の
部屋に侵入することは困難となる。
固定している二つの吊り下げ具12のうち一方は当該パ
ネル3を一方の空間側から固定し、他方は他方の空間側
からパネル3を固定することになるので、二つの吊り下
げ具12の両方を片方の部屋から取り外すことはできな
い。従って、部屋の借り手がパネル3を取り外して隣の
部屋に侵入することは困難となる。
【0034】(実施形態3)以下、この発明の第3の実
施形態を図6に基づいて説明する。
施形態を図6に基づいて説明する。
【0035】図6はこの実施形態における部屋間仕切り
壁構造を示した斜視図である。部屋空間の上部側に横架
されたリップ溝型鋼1に2種類の吊り下げ具22A,2
2Bが装着されている(なお、種類を特に区別しない場
合には両方に符号22を付記して説明している)。この
吊り下げ具22はパネル3の上端部に連結するものであ
り、一つの吊り下げ具22は隣り合う二つのパネル3の
両角部に固定される。吊り下げ具22は、支持部材であ
るリップ溝型鋼1に支持される支持側固定部22a、パ
ネル3を固定するパネル側固定部22b、及び支持側固
定部22aとパネル側固定部22bとを連結する連結部
22cから成る。支持側固定部22aは、例えば、屈曲
可能な金属板から成り、リップ溝型鋼1の外面側に密着
するとともにリップ部分に巻きついて装着されるように
なっている。連結部22cは、例えば、棒状の部材から
成り、一端側は支持側固定部22aに溶接固定され、他
端側にはねじ部を有し、このねじ部に二つのナットを装
着している。パネル側固定部22bは、例えば、一つの
水平板とこの水平板の下方に固定された二つの垂直板と
を有して成り、二つの垂直板間にパネル3の上端部を収
容するようになっている。水平板部の一端は垂直板より
外側に突出しており、この突出部分が連結部22cにお
ける二つのナット間に位置し、且つ当該突出部分に設け
られた孔に連結部22cにおけるねじ部が挿通されてい
る。
壁構造を示した斜視図である。部屋空間の上部側に横架
されたリップ溝型鋼1に2種類の吊り下げ具22A,2
2Bが装着されている(なお、種類を特に区別しない場
合には両方に符号22を付記して説明している)。この
吊り下げ具22はパネル3の上端部に連結するものであ
り、一つの吊り下げ具22は隣り合う二つのパネル3の
両角部に固定される。吊り下げ具22は、支持部材であ
るリップ溝型鋼1に支持される支持側固定部22a、パ
ネル3を固定するパネル側固定部22b、及び支持側固
定部22aとパネル側固定部22bとを連結する連結部
22cから成る。支持側固定部22aは、例えば、屈曲
可能な金属板から成り、リップ溝型鋼1の外面側に密着
するとともにリップ部分に巻きついて装着されるように
なっている。連結部22cは、例えば、棒状の部材から
成り、一端側は支持側固定部22aに溶接固定され、他
端側にはねじ部を有し、このねじ部に二つのナットを装
着している。パネル側固定部22bは、例えば、一つの
水平板とこの水平板の下方に固定された二つの垂直板と
を有して成り、二つの垂直板間にパネル3の上端部を収
容するようになっている。水平板部の一端は垂直板より
外側に突出しており、この突出部分が連結部22cにお
ける二つのナット間に位置し、且つ当該突出部分に設け
られた孔に連結部22cにおけるねじ部が挿通されてい
る。
【0036】パネル側固定部22bにおける二つの垂直
板には、各々ボルト6の挿通用の孔が二箇所形成されて
いる。そして、吊り下げ具22Aにおいては、図上手前
側の垂直板の二箇所の孔のうち両方の孔に対応させて二
つのナット5が溶接により固定されている。一方、吊り
下げ具22Bにおいては、図上奥側の垂直板の二箇所の
孔のうち両方の孔に対応させて二つのナット5(図には
現れていない)が溶接により固定されている。すなわ
ち、パネル3の固定箇所は一つの吊り下げ具22に二箇
所形成されており、当該固定箇所は隣り合う二枚のパネ
ル3の一方の上部角側を固定し、他方の固定箇所は隣り
合う二枚のパネル3の他方の上部角側を固定するように
なっている。そして、吊り下げ具22Aにおいては、二
つの固定箇所はパネル3にて仕切られる図上奥側の空間
からパネル3を固定するものとなり、吊り下げ具22B
においては、二つの固定箇所は図上手前の空間からパネ
ル3を固定するものとなる。
板には、各々ボルト6の挿通用の孔が二箇所形成されて
いる。そして、吊り下げ具22Aにおいては、図上手前
側の垂直板の二箇所の孔のうち両方の孔に対応させて二
つのナット5が溶接により固定されている。一方、吊り
下げ具22Bにおいては、図上奥側の垂直板の二箇所の
孔のうち両方の孔に対応させて二つのナット5(図には
現れていない)が溶接により固定されている。すなわ
ち、パネル3の固定箇所は一つの吊り下げ具22に二箇
所形成されており、当該固定箇所は隣り合う二枚のパネ
ル3の一方の上部角側を固定し、他方の固定箇所は隣り
合う二枚のパネル3の他方の上部角側を固定するように
なっている。そして、吊り下げ具22Aにおいては、二
つの固定箇所はパネル3にて仕切られる図上奥側の空間
からパネル3を固定するものとなり、吊り下げ具22B
においては、二つの固定箇所は図上手前の空間からパネ
ル3を固定するものとなる。
【0037】かかる構成においても、一つのパネル3を
固定している二つの吊り下げ具22のうち一方は当該パ
ネル3を一方の空間側から固定し、他方は他方の空間側
からパネル3を固定することになるので、二つの吊り下
げ具22の両方を片方の部屋から取り外すことはできな
い。従って、部屋の借り手がパネル3を取り外して隣の
部屋に侵入することは困難となる。
固定している二つの吊り下げ具22のうち一方は当該パ
ネル3を一方の空間側から固定し、他方は他方の空間側
からパネル3を固定することになるので、二つの吊り下
げ具22の両方を片方の部屋から取り外すことはできな
い。従って、部屋の借り手がパネル3を取り外して隣の
部屋に侵入することは困難となる。
【0038】(実施形態4)以下、この発明の第4の実
施形態を図7に基づいて説明する。
施形態を図7に基づいて説明する。
【0039】図7はこの実施形態における部屋間仕切り
壁構造を示した斜視図である。部屋空間の上部側に横架
されたリップ溝型鋼1に吊り下げ具32が装着されてい
る。この吊り下げ具32はパネル3の上端部に連結され
るものであり、一つの吊り下げ具32にて複数のパネル
3を吊り下げている。吊り下げ具32は、支持部材であ
るリップ溝型鋼1に支持される支持側固定部32a、パ
ネル3を固定するパネル側固定部32b、パネル側固定
部32bの上面に溶接されたパンチングメタル(メッシ
ュ金物や無穴の板材などでもよい)32c、及び支持側
固定部32aとパンチングメタル32cとを連結する連
結部32dから成る。支持側固定部32aは、例えば、
屈曲可能な金属板から成り、リップ溝型鋼1の外面側に
密着するとともにリップ部分に巻きついて装着されるよ
うになっている。連結部32dは、例えば、棒状の部材
から成り、一端側は支持側固定部32aに溶接固定さ
れ、他端側には断面コ文字形状の収容部を有し、この収
容部にパンチングメタル32cの縁を収容し、これを溶
接或いはボルトにて固定している。パネル側固定部32
bは、例えば、断面コ文字形状の収容部を有し、この収
容部にパネル3の上端を収容するようになっている。
壁構造を示した斜視図である。部屋空間の上部側に横架
されたリップ溝型鋼1に吊り下げ具32が装着されてい
る。この吊り下げ具32はパネル3の上端部に連結され
るものであり、一つの吊り下げ具32にて複数のパネル
3を吊り下げている。吊り下げ具32は、支持部材であ
るリップ溝型鋼1に支持される支持側固定部32a、パ
ネル3を固定するパネル側固定部32b、パネル側固定
部32bの上面に溶接されたパンチングメタル(メッシ
ュ金物や無穴の板材などでもよい)32c、及び支持側
固定部32aとパンチングメタル32cとを連結する連
結部32dから成る。支持側固定部32aは、例えば、
屈曲可能な金属板から成り、リップ溝型鋼1の外面側に
密着するとともにリップ部分に巻きついて装着されるよ
うになっている。連結部32dは、例えば、棒状の部材
から成り、一端側は支持側固定部32aに溶接固定さ
れ、他端側には断面コ文字形状の収容部を有し、この収
容部にパンチングメタル32cの縁を収容し、これを溶
接或いはボルトにて固定している。パネル側固定部32
bは、例えば、断面コ文字形状の収容部を有し、この収
容部にパネル3の上端を収容するようになっている。
【0040】パネル側固定部32bには、各パネル3の
取付領域においてボルト6の挿通用の孔が二つ形成され
ている。そして、これら二つの孔の一方の側には図上手
前側においてナット5が溶接により固定されており、他
方の側には図上奥側においてナット5(図に現れていな
い)が溶接により固定されている。従って、一つのパネ
ル3を固定する二つのボルト6のうち一方は図上奥側か
ら孔に差し込まれ、パネル3に形成されている孔3a
(図に現れていない)を通ってナット5に螺着され、他
方は図上手前側から孔に差し込まれ、パネル3に形成さ
れている孔3aを通ってナット5に螺着されている。
取付領域においてボルト6の挿通用の孔が二つ形成され
ている。そして、これら二つの孔の一方の側には図上手
前側においてナット5が溶接により固定されており、他
方の側には図上奥側においてナット5(図に現れていな
い)が溶接により固定されている。従って、一つのパネ
ル3を固定する二つのボルト6のうち一方は図上奥側か
ら孔に差し込まれ、パネル3に形成されている孔3a
(図に現れていない)を通ってナット5に螺着され、他
方は図上手前側から孔に差し込まれ、パネル3に形成さ
れている孔3aを通ってナット5に螺着されている。
【0041】かかる構成においても、或る部屋からパネ
ル3を取り外そうとして当該パネル3と吊り下げ具32
との連結を解こうとしても、一つのパネル3について二
つ(二つ以上でもよい)存在する取付箇所のうち、一部
のみにおいて解けるだけであり全てにおいて連結を解く
ことはできない。全ての連結を解くためには、隣の部屋
からもパネル3を取り外す作業を行う必要がある。従っ
て、部屋の借り手がパネル3を取り外して隣の部屋に侵
入することは困難となる。また、パネル3を吊り下げて
並べることで仕切り壁とする構造であるから、現場での
施工や解体が容易であるとともに、パネル同士の連結構
造は基本的には不要であるから、当該構造を必要としな
い分、従来のパーティッション同士を組付ける壁構造に
比べて低価格化を図り易いという利点がある。
ル3を取り外そうとして当該パネル3と吊り下げ具32
との連結を解こうとしても、一つのパネル3について二
つ(二つ以上でもよい)存在する取付箇所のうち、一部
のみにおいて解けるだけであり全てにおいて連結を解く
ことはできない。全ての連結を解くためには、隣の部屋
からもパネル3を取り外す作業を行う必要がある。従っ
て、部屋の借り手がパネル3を取り外して隣の部屋に侵
入することは困難となる。また、パネル3を吊り下げて
並べることで仕切り壁とする構造であるから、現場での
施工や解体が容易であるとともに、パネル同士の連結構
造は基本的には不要であるから、当該構造を必要としな
い分、従来のパーティッション同士を組付ける壁構造に
比べて低価格化を図り易いという利点がある。
【0042】(実施形態4)以下、この発明の第4の実
施形態を図8に基づいて説明する。
施形態を図8に基づいて説明する。
【0043】図8はこの実施形態における部屋間仕切り
壁構造を示した斜視図である。部屋空間の上部側に横架
されたリップ溝型鋼1に吊り下げ具2が装着されてい
る。なお、吊り下げ具2に限るものではなく、実施形態
2乃至3で説明した吊り下げ具12,22,32やその
他の吊り下げ具を用いることもできる。
壁構造を示した斜視図である。部屋空間の上部側に横架
されたリップ溝型鋼1に吊り下げ具2が装着されてい
る。なお、吊り下げ具2に限るものではなく、実施形態
2乃至3で説明した吊り下げ具12,22,32やその
他の吊り下げ具を用いることもできる。
【0044】パネル13は、一方の縁面に凸部13aを
有すると共に他方の縁面に凹部13bを有するか、或い
は一方の縁面に凸部13a又は凹部13bだけを有する
ように構成されている。そして、隣り合うパネル13
は、互いに凸部13aと凹部13bを嵌合さて配置され
る。パネル13の設置方法としては、パネル13を順次
ランナー材4上をスライドさせて並べていく方法などを
用いることができる。
有すると共に他方の縁面に凹部13bを有するか、或い
は一方の縁面に凸部13a又は凹部13bだけを有する
ように構成されている。そして、隣り合うパネル13
は、互いに凸部13aと凹部13bを嵌合さて配置され
る。パネル13の設置方法としては、パネル13を順次
ランナー材4上をスライドさせて並べていく方法などを
用いることができる。
【0045】上記の構成であれば、パネル13の一方の
縁面に存在する凹部13bが隣のパネルの凸部13aに
嵌合しており、また、他方の縁面に存在する凸部13a
が隣の板材の凹部13bに嵌合しているので、或る部屋
において一枚のパネル13と吊り下げ具2との連結を解
いたとしても、当該パネル13を取り外すことはできな
い。全てのパネル13について吊り下げ具との連結を解
くことは容易でないため、部屋の借り手がパネル13を
取り外して隣の部屋に侵入することは困難となる。ま
た、パネル13を吊り下げて並べることで仕切り壁とす
る構造であるから、現場での施工や解体が容易であると
ともに、基本的にパネル13同士は単にその凸部13a
と凹部13bを嵌合させるだけであるから、従来のパー
ティッション同士を組付ける壁構造に比べて低価格化を
図り易いという利点がある。
縁面に存在する凹部13bが隣のパネルの凸部13aに
嵌合しており、また、他方の縁面に存在する凸部13a
が隣の板材の凹部13bに嵌合しているので、或る部屋
において一枚のパネル13と吊り下げ具2との連結を解
いたとしても、当該パネル13を取り外すことはできな
い。全てのパネル13について吊り下げ具との連結を解
くことは容易でないため、部屋の借り手がパネル13を
取り外して隣の部屋に侵入することは困難となる。ま
た、パネル13を吊り下げて並べることで仕切り壁とす
る構造であるから、現場での施工や解体が容易であると
ともに、基本的にパネル13同士は単にその凸部13a
と凹部13bを嵌合させるだけであるから、従来のパー
ティッション同士を組付ける壁構造に比べて低価格化を
図り易いという利点がある。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、板材で仕切られた一方の部屋側からだけでは板材を
取り外すことが困難であるので、部屋の借り手が板材を
取り外して隣の他人が借りている部屋に侵入するは困難
となる。また、板材を吊り下げて並べることで仕切り壁
とする構造であるから、現場での施工や解体が容易であ
るとともに、従来のパーティッション同士を組付ける壁
構造に比べて低価格化を図り易いという利点がある。
ば、板材で仕切られた一方の部屋側からだけでは板材を
取り外すことが困難であるので、部屋の借り手が板材を
取り外して隣の他人が借りている部屋に侵入するは困難
となる。また、板材を吊り下げて並べることで仕切り壁
とする構造であるから、現場での施工や解体が容易であ
るとともに、従来のパーティッション同士を組付ける壁
構造に比べて低価格化を図り易いという利点がある。
【図1】この発明の第1実施形態の部屋間仕切り壁構造
を示した斜視図である。
を示した斜視図である。
【図2】図1で示した吊り下げ具の拡大して示した斜視
図である。
図である。
【図3】同図(a)はランナー材の斜視図であり、同図
(b)はランナー材にパネル下端が収容された状態を示
した断面図であり、同図(c)はパネル下端に板ばね8
を設けた例を示した断面図である。
(b)はランナー材にパネル下端が収容された状態を示
した断面図であり、同図(c)はパネル下端に板ばね8
を設けた例を示した断面図である。
【図4】第1実施形態における隅部の構成例を示した斜
視図である。
視図である。
【図5】第2実施形態の部屋間仕切り壁構造を示した斜
視図である。
視図である。
【図6】第3実施形態の部屋間仕切り壁構造を示した斜
視図である。
視図である。
【図7】第4実施形態の部屋間仕切り壁構造を示した斜
視図である。
視図である。
【図8】第5実施形態の部屋間仕切り壁構造を示した斜
視図である。
視図である。
1 リップ溝型鋼(支持部材) 2,12,22,32 吊り下げ具 3 パネル(板材) 4 ランナー材 5 ナット 6 ボルト
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の板材を並べることにより部屋間を
仕切る部屋間仕切り壁構造において、建屋空間の上部側
に配置された支持部材と、前記支持部材にて支持され且
つ前記板材の上部を固定することで当該板材を吊り下げ
支持する吊り下げ具とを有し、前記吊り下げ具は一つの
板材について二以上設けられ、そのうちの一つは板材に
て仕切られる一方の空間側から板材を固定するように構
成され、他の一つは他方の空間側から板材を固定するよ
うに構成されたことを特徴とする部屋間仕切り壁構造。 - 【請求項2】 複数の板材を並べることにより部屋間を
仕切る部屋間仕切り壁構造において、建屋空間の上部側
に配置された支持部材と、前記支持部材にて支持され且
つ隣り合う二枚の板材の上部角側を各々固定するための
二箇所の固定部にて板材を吊り下げ支持する吊り下げ具
とを有し、前記吊り下げ具の二箇所の固定部のうち一つ
は板材にて仕切られる一方の空間側から板材を固定する
ように構成され、他の一つは他方の空間側から板材を固
定するように構成されたことを特徴とする部屋間仕切り
壁構造。 - 【請求項3】 複数の板材を並べることにより部屋間を
仕切る部屋間仕切り壁構造において、建屋空間の上部側
に配置された支持部材と、前記支持部材にて支持され且
つ隣り合う二枚の板材の上部角側を各々固定するための
二箇所の固定部にて板材を吊り下げ支持する二タイプの
吊り下げ具とを有し、前記吊り下げ具のうち一つのタイ
プは二箇所の固定部が板材にて仕切られる一方の空間側
から板材を固定するように構成され、他のタイプは二箇
所の固定部が他方の空間側から板材を固定するように構
成されたことを特徴とする部屋間仕切り壁構造。 - 【請求項4】 複数の板材を並べることにより部屋間を
仕切る部屋間仕切り壁構造において、建屋空間の上部側
に配置された支持部材と、前記支持部材にて支持され且
つ前記複数の板材の上部を固定することで複数の板材を
吊り下げ支持する吊り下げ具とを有し、前記吊り下げ具
は、一つの板材に対して二以上の固定箇所を有しそのう
ちの一つは板材にて仕切られる一方の空間側から板材を
固定するように構成され、他の一つは他方の空間側から
板材を固定するように構成されたことを特徴とする部屋
間仕切り壁構造。 - 【請求項5】 複数の板材を並べることにより部屋間を
仕切る部屋間仕切り壁構造において、建屋空間の上部側
に配置された支持部材と、前記支持部材にて支持され且
つ前記板材の上部に連結されることで一つ又は複数の板
材を吊り下げ支持する吊り下げ具とを有し、前記板材は
一方の縁面に凸部を有すると共に他方の縁面に凹部を有
し、互いに凸部と凹部を嵌合させて配置されることを特
徴とする部屋間仕切り壁構造。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
の部屋間仕切り壁構造において、断面コ文字形状の凹部
を有する部材が床上に固定され、前記板材の下端が前記
凹部に収容されることを特徴とする部屋間仕切り壁構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000295277A JP2002106093A (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | 部屋間仕切り壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000295277A JP2002106093A (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | 部屋間仕切り壁構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002106093A true JP2002106093A (ja) | 2002-04-10 |
Family
ID=18777727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000295277A Pending JP2002106093A (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | 部屋間仕切り壁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002106093A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009102983A (ja) * | 2009-02-09 | 2009-05-14 | Comany Inc | 間仕切りパネルの吊設構造 |
JP2009121039A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Daiwa House Industry Co Ltd | 建物の内部壁構造およびその施工方法 |
CN106401029A (zh) * | 2016-10-28 | 2017-02-15 | 清华大学建筑设计研究院有限公司 | 一种墙板连接件、墙板结构及施工方法 |
CN115030364A (zh) * | 2022-06-21 | 2022-09-09 | 南京正德乾低碳科技有限公司 | 一种用于装配木结构墙体的便捷连接柱结构 |
-
2000
- 2000-09-27 JP JP2000295277A patent/JP2002106093A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN115030364B (zh) * | 2022-06-21 | 2023-11-21 | 南京正德乾低碳科技有限公司 | 一种用于装配木结构墙体的便捷连接柱结构 |
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