JP3869527B2 - 建物ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
建物ユニットには、特開昭61-204443 号公報に記載の如く、壁パネルの内壁面に床パネルを支持する、いわゆる壁勝ちの建物ユニットがある。
【0003】
この壁勝ちの建物ユニットで、床パネルの下位に天井パネルを設ける場合には、床パネルの下面に複数本の野縁を取付け、この野縁に天井パネルを取付ける必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、従来技術では、床パネルの下位にて天井パネルを取付け可能とするため、床パネルの下面に複数本の野縁を取付けておく必要があり、天井取付構造が複雑である。そして、この天井の取付施工時には、何本もの野縁の取付けと、それらの野縁への天井パネルの取付けを上向き作業で行なう必要があり、作業性が悪く、生産性が悪い。
【0005】
本発明の課題は、壁パネルの内壁面の間に取付けた床パネルの下位に天井パネルを取付けるに際し、天井パネルの取付構造を簡素とするとともに、その取付作業性を向上し、生産性を向上することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、相対する壁パネルの内壁面の間に型鋼からなる上階床梁を掛け渡し、床パネルの端部を該床梁に支持するとともに、天井パネルの端部に取着した連結具を該床梁の下フランジに結合してなる建物ユニットにおいて、建物ユニットの壁なし桁面に上記床梁を設け、相隣接する建物ユニットの壁なし桁面を互いに突き合せてそれらの床梁同士を連結板により連結するようにされており、前記連結具は、床梁に対する上記連結板の接合部から離れた部分を床梁側に張り出し、この張り出し部を床梁に接合してなるようにしたものである。
【0007】
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の本発明において更に、前記床梁が桁方向に延びる溝型鋼からなり、溝型鋼のウエブと上フランジにS字金物からなる床支持具の縦辺と上辺を添設して溶接し、床パネルの壁なし桁面側の端部を上記床支持具の下辺に載せて支持するようにしたものである。
【0008】
請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の本発明において更に、前記連結具がL字金物からなり、L字金物の縦辺を天井パネルの端部に取着し、L字金物の上辺を溝型鋼からなる床梁の下フランジの下面に沿うように張り出して該下フランジに接合するようにしたものである。
【0009】
【作用】
(a)上階床梁を、天井パネルの支持部材としても兼用するものであり、構成簡素である。
【0010】
(b)天井パネルの端部に取着した連結具を結合する床梁は、上階床の構成のために予め設けられている。従って、天井の取付施工時には、天井パネルを取付けるだけのための何本もの野縁を床パネルの下面に取付けたり、それらの野縁への天井パネルの取付けを行なう上向き作業が不要であり、作業性を向上し、生産性を向上できる。
【0011】
(c)天井パネルの取付性に優れた建物ユニットを構築できる。
【0012】
(d)建物ユニット内で天井パネルを床梁に取付けるための連結具の張り出し部を、相隣る建物ユニットの床梁同士を連結してなる連結板の該床梁への接合部から離して設けた。従って、床梁のサイズを必要最小限に納めながら、床梁上での上記連結具と上記連結板との干渉を防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の建物ユニットの一例を示す模式図、図2は壁パネルへの床梁の支持構造を示す模式図、図3は壁パネルと床パネルの接合構造を示す模式図、図4は床梁と床パネル及び天井パネルの接合構造を示す模式図、図5は壁パネルと天井パネルの接合構造を示す模式図、図6は図5の正面図、図7は床梁と天井パネルの接合構造を示す模式図である。
【0014】
(建物ユニット)(図1)
図1のユニット建物1は、相隣接するコの字建物ユニット10Aと二の字建物ユニット10Bとを互いに接合して 1階部分を構成し、この 1階部分の上で、相隣接するコの字建物ユニット10Cと二の字建物ユニット10Dとを互いに接合して 2階部分を構成している。
【0015】
コの字建物ユニット10A、10Cは、相対する妻壁パネル11A、11Aと、桁壁パネル11Bをコの字状に配置し、相対する妻壁パネル11A、11Aの内壁面の間に床梁14を掛け渡し、これら妻壁パネル11A、11A、桁壁パネル11Bの各内面と床梁14とに床パネル12の端部を接合している。 2階部分のコの字建物ユニット10Cは、相対する妻壁パネル11A、11Aと、桁壁パネル11Bの各内壁面における上記床パネル12の下位にて、更に天井パネル13の端部を接合している。
【0016】
二の字建物ユニット10B、10Dは、相対する妻壁パネル11A、11Aを二の字状に配置し、相対する妻壁パネル11A、11Aの内壁面の間に床梁14を掛け渡し、これら妻壁パネル11A、11Aの各内壁面と床梁14とに床パネル12の端部を接合している。 2階部分の二の字建物ユニット10Dは、相対する妻壁パネル11A、11Aの各内壁面における上記床パネル12の下位にて、更に天井パネル13の端部を接合している。
【0017】
以下、建物ユニット10(10A〜10D)における壁パネル11(11A、11B)、床パネル12、天井パネル13、床梁14とそれらの接合構造について説明する。
【0018】
(壁パネル)(図1〜図3)
壁パネル11は、上枠21と下枠22との間に複数本の縦枠23(上枠21、下枠22と同一幅)を備えて壁枠組が形成され、この壁枠組を構成する両側の縦枠23、23の外面に柱20、20を釘打ち等により取着し、この壁枠組の内外のそれぞれに内壁面材24と外壁面材25のそれぞれが釘打ち及び/又は接着剤を用いて取着されたものである。内壁面材24は、床パネル12が接合されない部分を石膏ボード等からなる面材24Aとし、床パネル12が接合される部分を構造用合板等からなる面材24Bとし、面材24Aと面材24Bを同一板厚でそれらの表面を面一に設定している。外壁面材25は、硬質木片セメント版等にて形成されている。また、この壁パネル11には、床パネル12の接合対応部位の縦枠間にかい木26が設けられている。
【0019】
尚、壁パネル11は、柱20の柱頭及び柱脚に接続金物27をボルト28により固定されており、建物ユニット10を基礎に接合し、或いは上下の建物ユニット10を互いに接合可能としている。
【0020】
(床パネル)(図1、図3、図4)
床パネル12は、妻方向に延びる複数本の床根太31を有し、妻方向の両端部に端根太32を、桁方向の両端部に不図示の側根太をそれぞれ備えて床枠組が形成され、この床枠組の上下のそれぞれにパーチクルボード等からなる床表面材33とパーチクルボード等からなる床裏面材34のそれぞれが釘打ち及び/又は接着剤を用いて取着されたものである。
【0021】
(天井パネル)(図1、図4〜図7)
天井パネル13は、妻方向に延びる複数本の天井根太51を有し、妻方向の両端部に端根太52を、桁方向の両端部に不図示の側根太をそれぞれ備えて天井枠組が形成され、この天井枠組の下面に石膏ボード等からなる天井面材53が釘打ち及び/又は接着剤を用いて取着されたものである。
【0022】
(床梁)(図1、図2、図4〜図7)
床梁14は、桁方向に延びる溝形鋼からなり、相対する妻壁パネル11A、11Aの間の壁なし桁面に配置され、両端部に溶接されたエンドプレート15、15をボルト16A、ナット16B、爪付きプレート16Cにより妻壁パネル11A、11Aの柱20、20に締結してある(図2)。
【0023】
(床パネルの支持構造)(図1、図3、図4)
(A) 床パネル12の桁壁パネル11Bへの接合構造(図1、図3)
桁壁パネル11Bの内部で、下枠22と内壁面材24Bとが交差する部分には、床パネル12の端部の下側に沿う水平方向の全域に通し材状に延在される補強材27が設けられている。補強材27は桁壁パネル11Bの両側の縦枠23を除く中間の縦枠23の切欠部を通って両側の縦枠23に衝合するように設けられ、両側の縦枠23と下枠22とに釘打ち及び/又は接着剤を用いて取着される。
【0024】
建物ユニット10にあっては、図3に示す如く、桁壁パネル11Bの内壁面に床パネル12の端部を接合するための床受け材40を用いている。床受け材40は、L形鋼からなり、そのウエブ41を壁取着部とし、そのフランジ42を床支持部としている。即ち、床受け材40は、壁取着部41を釘43により桁壁パネル11Bの内壁面材24B、補強材27に釘打ち固定し、床パネル12の下側で補強材27に支持され、桁壁パネル11Bの内壁面材24Bに固着される。そして、床パネル12の端部、即ち端根太32の下面と床根太31の下面を、床裏面材34を介して床受け材40の床支持部42に載置し、床支持部42の下方から螺着される木ねじ44により床パネル12の端部を床支持部42に固着するようになっている。これにより、床パネル12の端部の端面、即ち端根太32の端面が床受け材40により桁壁パネル11Bの内壁面材24Bに衝合する如くに実質的に隙間なく接合される。
【0025】
(B) 床パネル12の壁なし桁面側での床梁14への接合構造(図1、図4)
床梁14は、溝形鋼からなり、そのウエブ14Aと上フランジ14Bとに床支持具18を溶接してある。床支持具18はS字金物からなり、S字の上辺と縦辺を床梁14に添設し、下辺を床パネル12のための床支持部18Aとして突出している。
【0026】
これにより、床パネル12の壁なし桁面側の端部(端根太32)を床梁14に一体の上記床支持具18の床支持部18Aに載せ、床パネル12の端根太32をボルト19A、ナット19B、爪付きプレート19Cにより床梁14に締結してある。これにより、床パネル12の壁なし桁面側の端部が床梁14を介して妻壁パネル11A、11Aに支持されるものとなる。
【0027】
尚、床パネル12は、桁方向の両端部(側根太)も妻壁パネル11A、11Aに直接もしくは床受け材を用いることにより接合されることができる。
【0028】
(天井パネルの支持構造)(図1、図4〜図7)
(A) 天井パネル13の桁壁パネル11Bへの接合構造(図1、図5、図6)
前述の如く、桁壁パネル11Bの内壁面材24B、補強材27に固定される床受け材40のウエブ41の上部寄り部分には天井吊り材60が溶接等により固着される。天井受け材60は、L字金物からなる。また、天井パネル13の端根太52の端面には吊り具70が木ねじ71により固着される。吊り具70は、逆U字金物からなる。このとき、吊り具70の下端レベルを天井パネル13の下端レベルに合致させる。そして、天井パネル13の吊り具70の上辺係止部70Aが桁壁パネル11Bの天井吊り材60のL字係止部60Aに係止され、且つ天井パネル13の端根太52が桁壁パネル11Bに木ねじ72により固着される。木ねじ72は、天井パネル13の天井面材53、端根太52、吊り具70の逆U字溝70B内を通り、床受け材40の切欠部(不図示)、内壁面材24Bを経て、補強材27に到達する。尚、床受け材40は、木ねじ72の挿通のために上述の如くに切欠部を穿設されている。また、天井吊り材60、吊り具70は、建物ユニット10の桁方向に沿う方向(床パネル12、天井パネル13の端根太32、52の長手方向に沿う方向)の複数位置に設けられる。天井吊り材60、吊り具70は、建物ユニット10の妻方向に沿う方向(床パネル12、天井パネル13の側根太の長手方向に沿う方向)の複数位置に設けることもできる。
【0029】
(B) 天井パネル13の壁なし桁面側での床梁14への接合構造(図1、図4、図7)
天井パネル13の壁なし桁面側の端部(端根太52)に連結具80を取着する。連結具80は、天井パネル13の端根太52の全長に沿う如くの長尺L字金物からなり、その縦辺80Aを天井パネル13の端根太52に釘打ち固定される。連結具80の上辺80Bは、図4、図7に示す如く、床梁14の下フランジ14Cの下面に沿うように張り出し、ボルト81によりこの下フランジ14Cに締結される。
【0030】
尚、ユニット建物1にあっては、相隣接する建物ユニット10Cと建物ユニット10Dの壁なし桁面を互いに突き合せてそれらの床梁14の上フランジ14B同士、下フランジ14C同士をそれぞれ上下の連結板82、83を用いてボルト84、85により連結している。このとき、連結具80は、図7に示す如く、床梁14の下フランジ14Cに対する下連結板83の接合部から離れた部分を床梁14の側に張り出し、この張り出し部86をボルト81によりその下フランジ14Cに接合することとしている。
【0031】
尚、天井パネル13は、桁方向の両端部(側根太)も妻壁パネル11A、11Bに直接もしくは天井受け材を用いることにより接合されることができる。
【0032】
従って、建物ユニット10は以下の如く組み立てられる。
(1) 壁パネル11と床パネル12と天井パネル13とを個別に仕上げる。このとき、桁壁パネル11Bに床受け材40のウエブ41が取着され、床受け材40のウエブ41には天井吊り材60が固着されている。また、天井パネル13に連結具80が取着される。
【0033】
(2) 相対する妻壁パネル11A、11Aの間の壁なし桁面に床梁14を掛け渡す。
【0034】
(3) 床パネル12の端部を床受け材40の床支持部42に載置する。この時、床パネル12の端部の端面は桁壁パネル11Bの内壁面材24Bに実質的に隙間なく衝合せしめられる。そして、床支持部42の下方から螺着される木ねじ44により床パネル12の端部を床支持部42に固着する。
【0035】
また、床パネル12の壁なし桁面側の端部を床梁14に一体の床支持具18の床支持部18Aに載せ、ボルト19Aにより床梁14に締結する。
【0036】
(4) 天井パネル13の端部に固定してある吊り具70の係止部70Aが、桁壁パネル11Bの側の床受け材40に固定してある天井吊り材60の係止部60Aに係止せしめられる。そして、天井パネル13の下方から螺着される木ねじ72により天井パネル13の天井面材53、端根太52を壁パネル11の補強材27に固着する。
【0037】
また、天井パネル13の壁なし桁面側の端部に設けてある連結具80を床梁14の下フランジ14Cに、ボルト81により締結する。
【0038】
(5) 上記(1) 〜(4) により構築した建物ユニット10A〜10Dを建築現場に据付け、相隣接する建物ユニット10A、10Bの壁なし桁面を互いに突き合せてそれらの床梁14同士を連結板82、83により連結し、相隣接する建物ユニット10C、10Dの壁なし桁面を互いに突き合せてそれらの床梁14同士を連結板82、83により連結する。これらの連結部の床部分には床表面材33を、天井部分には天井面材53を取着する(図4)。
【0039】
尚、建物ユニット10にあっては、上記(1) 〜(4) は工場で施工し、上記(5) だけを現場施工するものとすることができる。
【0040】
従って、本実施形態によれば以下の作用がある。
▲1▼壁パネル11の内壁面の間に掛け渡されて床パネル12を支持するための床梁14を、天井パネル13の支持部材としても兼用するものであり、構成簡素である。
【0041】
▲2▼天井パネル13の端部に取着した連結具80を結合する床梁14は、床パネル12の取付のために予め取付けられている。従って、天井の取付施工時には、天井パネル13を取付けるだけのための何本もの野縁を床パネル12の下面に取付けたり、それらの野縁への天井パネル13の取付けを行なう上向き作業が不要であり、作業性を向上し、生産性を向上できる。
【0042】
▲3▼天井パネル13の取付性に優れた建物ユニット10を構築できる。
【0043】
▲4▼建物ユニット10内で天井パネル13を床梁14に取付けるための連結具80の張り出し部86を、相隣る建物ユニット10の床梁14同士を連結してなる連結板83の該床梁14への接合部から離して設けた。従って、床梁14のサイズを必要最小限に納めながら、床梁14上での上記連結具80と上記連結板83との干渉を防止できる。
【0044】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明は建物ユニットに限らず、広く一般の建物に適用できる。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、壁パネルの内壁面の間に取付けた床パネルの下位に天井パネルを取付けるに際し、天井パネルの取付構造を簡素とするとともに、その取付作業性を向上し、生産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の建物ユニットの一例を示す模式図である。
【図2】図2は壁パネルへの床梁の支持構造を示す模式図である。
【図3】図3は壁パネルと床パネルの接合構造を示す模式図である。
【図4】図4は床梁と床パネル及び天井パネルの接合構造を示す模式図である。
【図5】図5は壁パネルと天井パネルの接合構造を示す模式図である。
【図6】図6は図5の正面図である。
【図7】図7は床梁と天井パネルの接合構造を示す模式図である。
【符号の説明】
10 建物ユニット
11 壁パネル
12 床パネル
13 天井パネル
14 床梁
80 連結具
82、83 連結板
86 張り出し部

Claims (3)

  1. 相対する壁パネルの内壁面の間に型鋼からなる上階床梁を掛け渡し、床パネルの端部を該床梁に支持するとともに、天井パネルの端部に取着した連結具を該床梁の下フランジに結合してなる建物ユニットにおいて、
    建物ユニットの壁なし桁面に上記床梁を設け、相隣接する建物ユニットの壁なし桁面を互いに突き合せてそれらの床梁同士を連結板により連結するようにされており、
    前記連結具は、床梁に対する上記連結板の接合部から離れた部分を床梁側に張り出し、この張り出し部を床梁に接合してなることを特徴とする建物ユニット。
  2. 前記床梁が桁方向に延びる溝型鋼からなり、溝型鋼のウエブと上フランジにS字金物からなる床支持具の縦辺と上辺を添設して溶接し、床パネルの壁なし桁面側の端部を上記床支持具の下辺に載せて支持する請求項1に記載の建物ユニット。
  3. 前記連結具がL字金物からなり、L字金物の縦辺を天井パネルの端部に取着し、L字金物の上辺を溝型鋼からなる床梁の下フランジの下面に沿うように張り出して該下フランジに接合する請求項2に記載の建物ユニット。
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