JP2000327256A - 出隅部分を有する空間ユニットの吊り上げ装置 - Google Patents

出隅部分を有する空間ユニットの吊り上げ装置

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JP2000327256A
JP2000327256A JP11137378A JP13737899A JP2000327256A JP 2000327256 A JP2000327256 A JP 2000327256A JP 11137378 A JP11137378 A JP 11137378A JP 13737899 A JP13737899 A JP 13737899A JP 2000327256 A JP2000327256 A JP 2000327256A
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protruding corner
corner portion
hanging
auxiliary lift
space unit
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JP11137378A
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English (en)
Inventor
Takafumi Hanai
孝文 花井
Akiko Tachibana
亜紀子 橘
Shigeru Sayama
茂 佐山
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Obayashi Corp
Naka Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Naka Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出隅部分を有する空間ユニットを略同大の矩
形吊りフレームで吊り上げる空間ユニットの吊り上げ装
置であって、出隅部分の自重による空間ユニットの変形
を防止することを可能とする。 【解決手段】 出隅部分に対応する矩形吊りフレーム2
12のコーナー部にこの出隅部分の上方に位置されて、
この矩形吊りフレームに着脱自在に掛け渡されて設けら
れる補助リフト部材30と、補助リフト部材と出隅部分
との交叉位置近傍に設けられて、出隅部分の荷重を補助
リフト部材に負担させる吊具とを備える。この吊具は、
補助リフト部材の任意の位置に着脱自在に固定される上
部吊り具40と、出隅部分を形成する壁パネル1’の上
縁に沿って設けられたパネル上金具15の任意の位置に
て着脱自在に固定される下部吊り具48と、該上・下部
吊り具を連結する吊りボルト41bとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出隅部分を有する
トイレユニットや給湯室ユニット等の空間ユニットを略
同大の矩形吊りフレームで吊り上げる空間ユニットの吊
り上げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、予め工場において組立てられ
る一体型構造のトイレユニットが知られている。このト
イレユニットが建物躯体に据え付けられた状態を示す建
物躯体の平面配置図を図11に示す。このトイレユニッ
ト10は、トイレ空間の外周を区画する壁パネル1を平
面視で略長方形状に組立て、この内部に間仕切りパネル
2を建付け、便器3、洗面シンク4、洗い用シンク5等
を予備配管とともに壁パネル1の内側に作り付け、また
図示しない天井パネルを壁パネル1上に一体に組付け、
この部分に排気ダクトを配設するとともに、電気配線等
を予備配線したものであり、壁パネル1で画成される外
郭には、出入口用開口10aが設けられている。
【0003】そして、前記トイレユニット10にあって
は床面のみが抜けた五面体のものがある。この床面の設
けられていないトイレユニット10は建物躯体に据付け
て、前記予備配管を躯体側の上下水道配管に接続等を行
った後に、建物躯体に設けられた床面を、防水タイルな
どの床仕上げ材で仕上げている。このため、このような
トイレユニット10ではその工場出荷時の荷姿も、床面
のみが抜けた五面体となっており、よって搬送等で吊り
上げられる際には剛性不足となる。この剛性不足を解消
するために、通常は図11、図12に示すように、鋼材
等により略直方体形状に枠組みされた外殻フレーム7
を、前記トイレユニット10の外周を囲うようにして、
その外周に装着固定することにより、壁パネル1によっ
て形成される外部を補強しその剛性不足を解消するとと
もに、この外殻フレーム7のユニット重心位置となる位
置にワイヤWを玉掛して揚重することを可能となし、形
状及び水平を保持したまま搬送を行えるようにしてい
る。
【0004】この構造によれば、躯体工事にあわせて工
場生産されたトイレユニット10をトラックにより建築
現場に搬送し、次いでクレーンで該当する階に揚重して
建物の躯体壁6で仕切られる所定位置に据付けた後は、
躯体側に対する各部の配管、配線接続、床面の仕上げを
行うだけでトイレを完成出来る。このため、現場施工に
比べて工期短縮が図れる利点がある。
【0005】ところが、この構造では、外殻フレーム7
による突出分、トイレ室内の実質的なスペースが狭くな
らざるを得なかった。
【0006】また、以上の外殻フレーム7は、揚重時の
トイレユニット10の剛性や重心を保持するためだけに
専ら機能するだけであり、据付け後には、パネル組立体
のみでも十分に形状保持性があるため、機能としては過
剰であるほか、加工費用の増加や、重量増加の原因とな
っていた。
【0007】そこで、本出願人等は、吊り上げ時におけ
る剛性を確保できるとともに、吊り上げ時の水平を保つ
べく、ワイヤの支持位置を任意に調整でき、しかも転用
可能となるトイレユニットの吊り上げ装置を開発し、先
に出願した(特願平10-317962号)。
【0008】この先の出願に係る吊り上げ装置でトイレ
ユニットを吊り上げた状態の側面図、正面図、平面図を
各々図13〜図15に示す。
【0009】このトイレユニット10は、平面視で略長
方形状に組み立てられてトイレ空間の外周を区画する壁
パネル1の上部に天井パネル13が組み付られており、
床面の抜けた五面体の外郭形状を呈する。
【0010】そして、前記壁パネル1の外側面には、複
数の突出した縦フレーム1aが適宜間隔に設けられ、こ
の縦フレーム1aの外側にはチャンネル材等の鋼材から
なる補強フレーム1bが縦フレーム1aを覆った状態に
固定されている。
【0011】また、トイレユニットの吊り上げ装置20
は、前記トイレユニット10の上方に、その外周形状を
構成する壁パネル1に沿った平面形状の矩形吊りフレー
ム212が配置される。この矩形吊りフレーム212
は、鋼材からなるリフトパイプ21、22を縦横に枠組
みされて形成されており、このリフトパイプ21、22
の外周には、複数のクランプ具23の上端が着脱可能に
嵌合される。そして、このクランプ具23の下端には、
前記壁パネル1の外側面に適宜間隔で設けられた補強フ
レーム1bが着脱可能に固定されて、前記矩形吊りフレ
ーム212とトイレユニット10とが連結される。
【0012】また、前記リフトパイプ21の適宜位置
に、ワイヤ玉掛用の複数のリフトブロック24が着脱可
能に固定され、対向する各リフトブロック24はジョイ
ントパイプ25により連結される。そして、各リフトブ
ロック24にワイヤWを玉掛し、クレーンにより吊り上
げられるようになっている。したがい、揚重時において
リフトパイプ21、22は、従来の外殻フレーム7と同
等にトイレユニット10の剛性を保つことが出来、据付
け後は、複数のクランプ具23をトイレユニットから取
外すことによって何度でも再使用できる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記吊
り上げ装置20で、図11に示してある出隅部分を有す
るトイレユニット10’を揚重しようとすると、出隅部
分を構成する壁パネル1’を懸架できないため、当該ト
イレユニット10’の吊り上げ搬送中に、その出隅部分
の壁パネル1’の自重により、当該出隅部分およびその
近傍の壁パネル1に変形を来す虞があった。このため、
前記吊り上げ装置20にて吊り上げる場合には、図16
に示すように、トイレユニット上方に配設された吊りフ
レーム212’を出隅部分の形状に沿って形成して、ク
ランプ具23’を介して出隅部分を吊り上げなければな
らず、前記出隅部分の形状に合わせて一品対応で吊りフ
レーム212’を製作するため、前記吊りフレーム21
2’を転用して再使用し難く建設コストの増加を招いて
いる。
【0014】尚、同様のことが上記トイレユニットに限
らず給湯室ユニット等の各種空間ユニットに対しても言
える。
【0015】本発明は、以上の課題を解決するものであ
り、その目的は、出隅部分を有する空間ユニットを、略
同大の矩形吊りフレームで吊り上げる空間ユニットの吊
り上げ装置であって、吊り上げ搬送時において前記空間
ユニットの出隅部分を懸架して、前記出隅部分の自重に
よる空間ユニットの変形を確実に防止できるとともに、
出隅部分の形状に合わせた吊りフレームをその都度製作
すること無く、出隅部分の形状に自在に対応して、再使
用することができる汎用性のある空間ユニットの吊り上
げ装置を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1に示す発明では、出隅部分を有する空間ユ
ニットを略同大の矩形吊りフレームで吊り上げる装置で
あって、前記出隅部分に対応する前記矩形吊りフレーム
のコーナー部に該出隅部分の上方に位置されて、該矩形
吊りフレームに着脱自在に掛け渡されて設けられる補助
リフト部材と、該補助リフト部材と該出隅部分との交叉
位置近傍に設けられて、該出隅部分の荷重を該補助リフ
ト部材に負担させる吊具とを備えた構成とした。
【0017】上記構成によれば、前記吊具を介して前記
補助リフト部材により、出隅部分を構成する壁パネルを
懸架して、この出隅部分の荷重を前記補助リフト部材に
負担させるようにしたので、前記空間ユニットを吊り上
げ搬送する際に生じる、出隅部分の自重による空間ユニ
ットの変形、すなわち出隅部分近傍の壁パネルの変形を
防止することができる。
【0018】また、前記補助リフト部材を、該出隅部分
の上方に位置させて、該矩形吊りフレームに着脱自在に
掛け渡すことができるので、出隅部分の多様な形状にも
対応することができる。したがい、出隅部分の形状によ
らずに、矩形吊りフレームを転用して再使用することが
でき、該空間ユニットの吊り上げ装置の汎用性が著しく
向上する。
【0019】また、本発明の請求項2に示す空間ユニッ
トの吊り上げ装置は、前記吊具が、前記補助リフト部材
にその長手方向に沿って任意の位置に着脱自在に固定さ
れる上部吊り具と、前記出隅部分を形成する壁パネルの
上縁に沿って設けられたパネル上金具にその長手方向の
任意の位置にて着脱自在に固定される下部吊り具と、該
上下部吊り具を連結する吊りボルトとからなる構成とし
た。
【0020】上記構成によれば、前述した前記補助リフ
ト部材を、該出隅部分の上方に位置させて、該矩形吊り
フレームに着脱自在に掛け渡すことができるのに加え
て、前記吊具が、上部吊り具、下部吊り具および吊りボ
ルトとで構成されて、前記補助リフト部材および前記パ
ネル上金具に対して長手方向の任意の位置に自在に固定
できるので、出隅部分を形成する壁パネルの吊り上げ位
置を最適位置、例えば、前記各壁パネルの重心位置等に
調整することができる。したがい、 如何なる出隅部分
の形状に対しても、前記矩形吊りフレームによって安定
した状態で吊り上げることができる。
【0021】また、前記吊りボルトにより、補助リフト
部材と出隅部分のパネル上金具との間隔に応じて、前記
上部吊り具と下部吊り具との取り付け間隔も自在に調整
することができるため、補助リフト部材に出隅部分の自
重を確実に負担させることができ、出隅部分近傍の壁パ
ネルの変形を可及的に防止することができる。
【0022】更には、前記出隅部分の平面形状に合わせ
て、前記矩形フレームに対する補助リフト部材の固定位
置および該補助リフト部材に対する吊具の固定位置を自
在に調整できるので、出隅部分の平面形状が変化する度
に吊りフレームを製作する必要なく、該吊り上げ装置
は、空間ユニットの据え付け後も空間ユニットから取り
外すことにより何度でも使用することができる。
【0023】また、本発明の請求項3に示す空間ユニッ
トの吊り上げ装置は、前記上部吊り具が、前記補助リフ
ト部材の断面形状に沿って上下に2分割されるととも
に、各分割片には側方に突出して相互に重ね合わされる
接合片が形成され、該接合片同士が前記吊りボルトによ
り締結固定される構成とした。
【0024】上記構成によれば、上部吊り具は、補助リ
フト部材の断面形状に沿って上下に2分割されているの
で、補助リフト部材へのクランプ性を損なうことなく、
その着脱が容易となる。また、上部吊り具は、その接合
片同士が重ね合わされて、吊りボルトにより締結固定さ
れているため、確実に補助リフト部材をクランプするこ
とができる。
【0025】更に、本発明の請求項4に示す空間ユニッ
トの吊り上げ装置は、前記パネル上金具が、前記壁パネ
ルの上縁で外方に折曲げ形成された折曲片の下面に取り
付けられるとともに、該壁パネルとにより下方が開放さ
れた溝部を形成し、前記下部吊り具は、該溝部に下方か
ら係合する主係合具と、該溝部の上面に当接して該主係
合具に着脱自在にねじ止めされる副係合具とを備えてな
る構成とした。
【0026】上記構成によれば、下部吊り具は、その主
係合具が、パネル上金具が壁パネルとで形成する下方が
開放された溝部に、下方から上方に向かって係合固定さ
れて、前記壁パネルを懸架する。このため、下部吊り具
によって、該壁パネルを確実かつ容易に懸架することが
できる。
【0027】また、下部吊り具における副係合具は、前
記溝部の上面に当接しつつ、該主係合具にねじ止めされ
ているので、該主係合具の自重を前記溝部の当接位置に
て支えることで、下部吊り具と吊りボルトとが連結され
て懸架されるまでの間、前記主係合具がパネル上金具か
ら下方向へ脱落することを防止できる。したがい、壁パ
ネルに下部吊り具を固定する作業と、矩形吊りフレーム
に上部吊り具を固定して空間ユニット上方に配設する作
業とを並行して実施することができ、空間ユニットと該
吊り上げ装置の連結時間が短縮される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
につき、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、
本発明に係る空間ユニットの吊り上げ装置を用いて、出
隅部分を有するトイレユニットを吊り上げた状態を示す
平面図、図2はその側面図、図3はその正面図である。
図4は出隅部分の吊り上げ構造を詳細に示す部分斜視図
である。図5は補助リフト部材の矩形吊りフレームへの
掛け渡し構造を示す斜視図、図6はそのVI線矢視の平
面図、図7はそのVII線矢視の側断面図を示す。図8
は前記補助リフト部材による壁パネルの吊り構造を示す
側断面図、図9はそのIX線矢視の正面図、図10はそ
のX線矢視の平面図を示す。
【0029】この発明の解決課題として述べたように、
出隅部分を有するトイレユニット10’は、建物の躯体
壁6で仕切られる所定位置に据え付けられるが、その据
え付け位置が建物躯体内における四隅の角部に面するた
め、そこに立脚する柱6aと干渉する。このため、前記
トイレユニット10’における四隅の角部の内一つは出
隅となっている(図11参照)。
【0030】かような前記トイレユニット10’は、図
1〜図3に示すように、トイレ空間の外周を区画する壁
パネル1を平面視で略長方形状に組立てて、その壁パネ
ル1の上部に天井パネル13を組み付けて形成され、床
面が抜けた略五面体の外観を呈する。
【0031】そして、前記壁パネル1の上端には図示し
ないパネル上金具およびトップレール11が、下端には
ボトムレール12が設けられる。また、外側面には、複
数の突出した縦フレーム1aが適宜間隔に設けられ、こ
の縦フレーム1aの外側にはチャンネル材等の鋼材から
なる補強フレーム1bが縦フレーム1aを覆った状態に
固定されている。さらに、トップレール11の上部には
天井パネル13が組付けられ、この天井パネル13の上
面には間仕切り間隔に、図示しない縦横複数の天井フレ
ームが水平に配置されている。そして、トイレユニット
10’の四隅の角部の内一つは、一対の壁パネル1’で
構成された出隅部分となっている。
【0032】図4、図10に示すように、前記出隅部分
は、2枚の矩形状の壁パネル1’の側縁を直角に突き合
わせた直角接合部62であり、この直角接合部62がト
イレユニット10’の内方に突出して形成される。ま
た、前記壁パネル1’のもう一方の側縁は、トイレユニ
ットの外周形状を構成する壁パネル1と直角に突き合わ
されて外方に突出した直角接合部61を形成する。そし
て、前記各々の直角接合部61、62の上端面には、L
型の連結プレート50が、前記直角接合部61、62に
沿って掛け渡されて載置され、ビス50b止め固定され
るとともに、前者の直角接合部62には、チャンネル状
の出隅用コーナー押え52が上下方向に沿って両パネル
1’に掛け渡されて装着され、また後者の直角接合部6
1には、山形折れ曲げ片状の入隅用コーナー押え51が
上下方向に沿って両パネル1と1’とに掛け渡されて装
着されて、前記出隅部分を構成する壁パネル1’は固定
される。
【0033】また、図8に示すように、壁パネル1’の
上縁は、トイレユニット10’の外方に折曲げられて折
曲片1fが形成され、この折曲片1fの下面にはパネル
上金具15が溶接等により一体的に固定される。このパ
ネル上金具15は、前記壁パネル1’と概ね同幅の矩形
プレートを折曲げて形成された折曲げ部材であり、前記
折曲片1fの下面に固定される第1水平部15aと、こ
の第1水平部15aの外方端にて下方に折曲げて形成さ
れた第1鉛直部15cと、この第1鉛直部15cの下端
にて外方に折曲げ形成された第2水平部15dと、この
第2水平部15dの外方端にて上方に折曲げて形成され
た第2鉛直部15eとからなり、前記第1水平部15a
と前記第1鉛直部15cと壁パネル1’とにより下方が
開放された溝部16を形成している。
【0034】そして、前記第1鉛直部15cと前記第2
水平部15dと前記第2鉛直部15eとで構成される、
上方に開放された溝部16’に、パネル上金具15より
狭幅の矩形プレートを折曲げて形成されたトップレール
11が嵌合されて、前記第2水平部15dと前記第2鉛
直部15eとの2ヶ所にてビス15b止め固定される。
尚、このトップレール11には、図示しない天井パネル
が組付けられる。
【0035】ところで、このような出隅部分を有する空
間ユニットを吊り上げる吊り上げ装置20’は、以下の
ように構成されている。
【0036】図1〜図4に示すように、空間ユニットの
吊り上げ装置20’の一構成部材として、組立状態のト
イレユニット10’の上方に、その外側面を構成する壁
パネル1に沿った平面形状の矩形吊りフレーム212が
配置される。この矩形吊りフレーム212は、鋼材から
なるリフトパイプ21、22を縦横に枠組みされて形成
されており、このリフトパイプ21、22の外周には、
複数のクランプ具23の上端が着脱可能に嵌合される。
そして、このクランプ具23の下端には、前記壁パネル
1の外側面に適宜間隔で一体化された補強フレーム1b
が着脱可能に固定されて、前記矩形吊りフレーム212
とトイレユニット10とが連結され、出隅部分以外の壁
パネル1は、前記連結により前記矩形吊りフレーム21
2に懸架される。
【0037】また、出隅部分の上方に位置されて、前記
矩形吊りフレームのコーナー部に斜めに補助リフト部材
30が着脱自在に掛け渡される。そして、この補助リフ
ト部材30と出隅部分との交叉位置近傍に、出隅部分の
荷重を該補助リフト部材30に負担させる吊具40,4
1b,48が設けられ、この吊具の上端を着脱可能に補
助リフト部材30に固定して、またその下端を着脱可能
に壁パネル1’に係合することによって、出隅部分の壁
パネル1’は、補助リフト部材30を介して、矩形吊り
フレーム212に懸架される。
【0038】また、前記リフトパイプ21の適宜位置
に、ワイヤ玉掛用の複数のリフトブロック24が着脱可
能に4個固定され、対向する各リフトブロック24はジ
ョイントパイプ25により連結されて、矩形吊りフレー
ム212の剛性を補強している。そして、各リフトブロ
ック24にワイヤWを玉掛し、クレーンにより吊り上げ
られるようになっている。したがい、揚重時においてリ
フトパイプ21、22は、従来の外殻フレーム7と同等
にトイレユニット10の剛性を保つことが出来、据付け
後は、複数のクランプ具23をトイレユニットから取外
すことによって何度でも再使用できる。
【0039】また、前記リフトパイプ21の両側面に
は、図4のみに示す、リフトブロック24固定用の孔2
1aが一列に開けられている。そして、このリフトブロ
ック24は、前記リフトパイプ21に跨って移動可能な
コ字形断面であり、その側面の両側部には前記孔21a
に一致する間隔の孔が開けられ、該孔同士を一致させた
状態で連結ピンを挿通することで、前記リフトブロック
24をリフトパイプ21の任意位置に固定できるになっ
ている。したがい、トイレユニット10の重心位置に応
じて最適玉掛位置を任意に選択できるようになってい
る。
【0040】一方、出隅部分については図4に示すよう
に、補助リフト部材30が、出隅部分の上方に位置され
て、矩形吊りフレーム212の対応するコーナー部の長
辺側リフトパイプ21と短辺側リフトパイプ22とに着
脱自在に斜めに掛け渡される。この掛け渡し位置は、安
定して出隅部分を吊り上げられるように、この出隅部分
の形状に応じて設定される。例えば、出隅部分を構成す
る一対の壁パネル1’の各重心位置にて吊り上げられる
ように、すなわち前記補助リフト部材30と前記壁パネ
ル1’との交叉位置と前記各重心位置とがほぼ一致する
ように設定される。
【0041】図5〜図7に、補助リフト部材の矩形吊り
フレームへの掛け渡し構造を示す。本実施形態の場合
は、前記リフトパイプ21、22と前記補助リフト部材
30は断面矩形状の角パイプであり、前記補助リフト部
材30は、コーナーパイプブラケット31を介して、両
端部を、長辺側リフトパイプ21および短辺側リフトパ
イプ22により支持される。この補助リフト部材30
は、前記リフトパイプ21(22)の上側に覆い被され
て嵌合係止される断面コ字状の第1係止部31aと、補
助リフト部材30の下側に覆い被されて嵌合係止される
断面コ字状の第2係止部31cとで構成され、前記第1
係止部31aと第2係止部31cとは、前記掛け渡しの
角度に応じて斜めに溶接固定される。尚、前記第2係止
部31cに補助リフト部材30が嵌合された状態で、そ
の補助リフト部材30の上面と第1係止部30aの上面
とが面一となるようにして、建物躯体の他部材との干渉
を防止している。
【0042】また、前記第2係止部30cにおける両側
板の上部には、前記第2係止部31cに嵌合された補助
リフト部材30の上面を横断するボルト32bが挿通さ
れている。そして、このボルト32bとナット32nと
を螺合締結することで、前記補助リフト部材30は両側
板により挟み込まれて強固に固定される。
【0043】尚、前記出隅部分の形状に応じて、最適位
置にて吊り上げられるように、前記掛け渡し位置が決定
され、その掛け渡し位置に応じた掛け渡し角度のコーナ
ーパイプブラケット31および補助リフト部材30が選
択されて矩形吊りフレーム212に取り付けられる。
【0044】前記吊具は、図4および図8〜図10に示
すように、前記補助リフト部材30にその長手方向に沿
って任意の位置に着脱自在に固定される上部吊り具40
と、前記出隅部分を形成する一対の壁パネル1’の上縁
に沿って設けられたパネル上金具15にその長手方向の
任意の位置にて着脱自在に固定される下部吊り具48
と、この上部吊り具40と下部吊り具48とを連結する
吊りボルト41bとから構成される。
【0045】前記上部吊り具40は、矩形プレートを折
曲げて形成された折曲げ部材であり、その断面形状は、
前記補助リフト部材30の断面形状である矩形に沿いつ
つ上下に2分割された断面略コ字状の2つの分割片40
aからなり、その各分割片40aの端部には側方に突出
して両分割片40aを相互に接合するための接合片40
cが一体形成されている。そして、2つの分割片40a
は、前記補助リフト部材30を上下方向から挟んで嵌合
される。この時、前記接合片40c同士は、重ね合わさ
れて、当該接合片40cに形成されたボルト孔に挿通さ
れた吊りボルト41bと、このボルトに螺合する2つの
ナット41nにより締結固定される。
【0046】このように、上部吊り具40は、補助リフ
ト部材30の断面形状に沿って上下に2分割されている
ので、補助リフト部材30へのクランプ性を損なうこと
なく、その着脱が容易となる。また、上部吊り具40
は、その接合片40c同士が重ね合わされて、吊りボル
ト41bにより締結固定されているため、確実に補助リ
フト部材30をクランプすることができる。
【0047】尚、本実施形態の上部吊り具40は、補助
リフト部材30が角パイプであるため断面略コ字状に分
割片40aを形成したが、その断面形状は、補助リフト
部材30の断面に沿っていればこれに限るものではな
い。
【0048】前記吊りボルト41bは、その上端部にて
上部吊り具40の接合片40cと締結固定され、その下
端部にて前記下部吊り金具48の主係合具45と締結固
定される。
【0049】前記下部吊り具48は、前記溝部16に下
方から係合する主係合具45と、前記溝部16の上面に
当接して前記主係合具45に着脱自在にねじ止めされる
副係合具47とからなる。
【0050】前記主係合具45は、矩形プレートを折曲
げて形成された折曲げ部材であり、前記溝部16に下方
から挿入されて当該溝部16を構成するパネル上金具1
5における第1水平部15aの下面および第1鉛直部1
5cの側面とに当接して係合する断面逆L字状係止片4
5aと、この断面逆L字状係止片45aの下端より外方
に折曲げ延出形成された第1水平延出部45dと、この
第1水平延出部45dの外方端より鉛直方向上方に折曲
げ延出形成された第1垂直延出部45eと、この第1垂
直延出部45eの上端より外方に折曲げ延出形成された
第3水平延出部45fとで構成される。そして、前記第
3水平延出部45fは、前記吊りボルト41bを挿通す
る孔が形成され、この孔に吊りボルト41bを挿通後、
このボルト41bの下端と螺合する2ヶのナット41n
により挟み込み締結されて、前記ボルト41bと固定さ
れる。
【0051】このような構成からなる下部吊り具48に
よれば、下方が開放された前記溝部16に、下部吊り具
48の主係合具45が下方から上方に向かって係合固定
されて壁パネル1’を懸架するため、壁パネル1’を確
実にかつ容易に懸架することができる。
【0052】また、前記副係合具47も、同様に矩形プ
レートを折曲げて形成された折曲げ部材であり、前記主
係合具45をパネル上金具15に取り付ける際に、その
主係合具45の下方向への脱落を防止するための保持部
材である。これは、前記主係合具45が前記吊りボルト
41bと固定されていない状態にあっては、前記主係合
具45は何ものにも全く支持されていない状態であり下
方向に脱落してしまうので、前記状態の間、主係合具4
5を支持してその脱落を防止するものである。
【0053】かような作用の副係合具47は、断面L字
状の折曲げ片47cにおける水平片の端部に、更に断面
L字状の折曲げ片47aにおける垂直片の端部を接続し
て一体的に形成されて、階段状の外観を呈する。そし
て、その最下端の水平片の下面を壁パネル1’の折曲片
1f上面に当接させるとともに、最上端の垂直片を前記
主係合具45の第1垂直延出部45eに当接させてビス
47b止め固定することにより、前記折曲片1fおよび
パネル上金具15を前記水平片と前記断面逆L字状係止
片45aの水平部とで挟み込んで、主係合具45および
副係合具47の自重を支持しつつ、トイレユニットの外
方向への主係合具45と副係合具47の傾倒に対抗す
る。したがい、前記主係合具45は、前記吊りボルト4
1bと固定されていない状態にあっても、下方向に脱落
してしまうことはないので、壁パネル1’に下部吊り具
45を固定する作業と、矩形フレームに上部吊り具40
を固定してトイレユニット10’上方に配設する作業と
を並行して実施することができ、トイレユニット10’
と該吊り上げ装置の連結時間が短縮される。
【0054】また、前記主係合具45が前記吊りボルト
41bに取り付けられて支持された後は、前記副係合具
47は取り外されていてもかまわないが、主係合具45
と壁パネル1’との固定の確実性が増すため取付けたま
まにしていても良い。
【0055】尚、天井パネルが組付けられる際には、前
記折曲片1fとトップレール11との間に前記天井パネ
ルが介装されるので、前記副係合具47は通常取り外さ
れるが、副係合具47における最下端の水平片を天井パ
ネルの上面に当接するようにして取り付けるようにして
も良い。
【0056】次に、本実施形態の吊り上げ装置の空間ユ
ニットへの取り付けおよび取り外し作業の一例を図1〜
図10を用いて説明する。
【0057】トイレユニット10’の外郭平面形状に沿
わせて、一対の長辺側リフトパイプ21と一対の短辺側
リフトパイプ22を矩形吊りフレーム212に枠組み、
この矩形吊りフレーム212の適宜位置に、トイレユニ
ットの重心等を勘案して、クランプ具23、リフトブロ
ック24、ジョイントパイプ25を各々取り付ける。そ
して、出隅部分の形状に応じて補助リフト部材30の掛
け渡し位置を決定し、その位置に応じた掛け渡し角度の
コーナーパイプブラケット31および掛け渡し長さの補
助リフト部材30を選択して、前記リフトパイプ21、
22に嵌合固定する。この時、前記コーナーパイプブラ
ケット31は、付設しているボルト32b、ナット32
nを締め込んで、その側板により補助リフト部材30を
挾圧固定する。
【0058】次に、補助リフト部材30における出隅部
分との交叉位置近傍に、前記補助リフト部材30を上下
方向より挟み込むように上部吊り具40を嵌合する。そ
して、その接合片40cを重ねた状態で吊りボルト41
bを挿通して、重ね合わせた接合片40cの上下よりナ
ット41nを締め込んで、前記吊りボルト41bに上部
吊り具40を締結固定する。
【0059】上記作業と並行して、下部吊り具48の主
係合具45を、下方より前記溝部16に係合させてパネ
ル上金具15に当接させ、その状態で、副係合具45の
最下端の水平片を壁パネル1’上部の折曲片1fに当接
させつつ、副係合具45の最上端の垂直片を主係合具4
5の第1垂直部とビス47b止め固定する。
【0060】そして、前記リフトブロック24に玉掛け
したワイヤWを介してクレーン等により前記矩形吊りフ
レーム212を吊り上げて、前記矩形吊りフレーム21
2をトイレユニット10’上方に配置する。
【0061】その後、トイレユニット10’の外周の補
強フレーム1bとリフトパイプ21、22に固定された
複数のクランプ具23とを固定するとともに、前記上部
吊り具40と下部吊り具48との取り付け間隔を調整し
ながら、前記吊りボルト41bの下部と下部吊り具45
とをナット41nにより締結固定して、取り付け作業が
完了する。
【0062】この取り付け作業に際しては、出隅部分の
形状に応じて補助リフト部材30の矩形吊りフレームへ
の掛け渡し位置が自在に設定できるとともに、吊具が、
上部吊り具40、下部吊り具48および吊りボルト41
bとで構成されて、前記補助リフト部材30および前記
パネル上金具15に対して長手方向の任意の位置に自在
に固定できるので、出隅部分を形成する壁パネル1’の
吊り上げ位置を最適位置に調整することができる。
【0063】また、前記吊りボルト41bにより、補助
リフト部材30と出隅部分のパネル上金具15との間隔
に応じて、前記上部吊り具40と下部吊り具48との取
り付け間隔も自在に調整することができるため、補助リ
フト部材30に出隅部分の自重を確実に負担させること
ができ、出隅部分近傍の壁パネル1,1’の変形を防止
することができる。
【0064】前記取り付け作業後、クレーン等により前
記吊り上げ装置を介してトイレユニット10’を吊り上
げて、建物躯体内部まで搬送し、搬入位置にいる作業員
の誘導のもと所定の位置に吊り下ろす。
【0065】そして、前記クランプ具23をトイレユニ
ット10’の補強フレーム1bより取り外すとともに、
出隅部分の壁パネル1’から下部吊り具48を取り外し
て、取り外し作業が完了する。しかる後、また別のトイ
レユニットの搬送に、前記吊り上げ装置を使用すること
ができる。
【0066】尚、本発明はトイレユニットに限るもので
はなく、給湯室ユニット等、他の空間ユニットについて
も適用できるものである。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明の空間ユニットの吊り上げ装置によれば、吊具を介し
て補助リフト部材により、出隅部分を構成する壁パネル
を懸架するようにしたので、出隅部分およびその近傍の
壁パネルの変形を防止することができる。
【0068】また、前記補助リフト部材の掛け渡し位置
の調整により、如何なる出隅部分の形状に対しても、出
隅部分の上方に位置させて出隅部分を懸架することがで
きるので、矩形吊りフレームを再使用することが可能と
なり、建設コストを低く抑えることができる。
【0069】本発明の請求項2に示す空間ユニットの吊
り上げ装置によれば、前述した前記補助リフト部材を、
出隅部分の上方に位置されて、矩形吊りフレームに着脱
自在に掛け渡すことができるのに加えて、前記吊具が、
前記補助リフト部材およびパネル上金具に対して長手方
向の任意の位置に自在に固定できるので、出隅部分を形
成する壁パネルの吊り上げ位置を最適位置に調整して出
隅部分を安定した状態で吊り上げることができる。
【0070】また、前記吊具は、補助リフト部材と出隅
部分のパネル上金具との間隔に合わせて前記吊具の鉛直
方向の寸法を調整できるので、補助リフト部材に出隅部
分の自重を確実に負担させて、出隅部分近傍の壁パネル
の変形を防止することができる。
【0071】更には、前記出隅部分の平面形状に合わせ
て、矩形フレームに対する補助リフト部材の固定位置お
よび補助リフト部材に対する吊具の固定位置を自在に調
整できるので、出隅部分の平面形状が変化しても同じ吊
り上げ装置で対応することができる。したがい、空間ユ
ニットの据え付け後は空間ユニットから取り外すことに
より何度でも使用することができ、建設コストを低減す
ることができる。
【0072】本発明の請求項3に示す空間ユニットの吊
り上げ装置によれば、上部吊り具は、補助リフト部材の
断面形状に沿って上下に2分割されているので、補助リ
フト部材へのクランプ性を損なうことなく、その着脱が
容易となる。したがい、作業工数、作業員の削減が可能
となる。
【0073】また、上部吊り具は、その接合片同士が重
ね合わされて、吊りボルトにより締結固定されているた
め、確実に補助リフト部材にクランプ固定される。した
がい、上部吊り具の脱落による、空間ユニットの落下等
のトラブルが防止でき、現場施工時の安全性が向上す
る。
【0074】更に、本発明の請求項4に示す空間ユニッ
トの吊り上げ装置によれば、下部吊り具は、パネル上金
具が該壁パネルとで形成する溝部に係合固定されて、壁
パネルを懸架するので、下部吊り具によって、前記壁パ
ネルを確実にかつ容易に懸架することができる。したが
い、取り付け・取り外し作業が容易なため、作業工数、
作業員の削減が可能となる。
【0075】また、下部吊り具における副係合具を使用
することによって、下部吊り具の主係合具と吊りボルト
とが連結されて懸架されるまでの間、前記主係合具がパ
ネル上金具から下方向へ脱落することを防止することが
できる。したがい、壁パネルに下部吊り具を固定する作
業と、矩形フレームに上部吊り具を固定して空間ユニッ
ト上方に配設する作業とを並行して実施することがで
き、空間ユニットと該吊り上げ装置との連結時間が短縮
され、施工時間を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、出隅部分を有する空間ユニット
の吊り上げ装置を用いて、トイレユニットを吊り上げた
状態を示す平面図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】同上正面図である。
【図4】本発明に係る出隅部分の吊り上げ構造を詳細に
示す部分斜視図である。
【図5】本発明に係る補助リフト部材の矩形吊りフレー
ムへの掛け渡し構造を示す斜視図である。
【図6】図5におけるVI線矢視の平面図である。
【図7】図5におけるVII線矢視の側断面図である。
【図8】本発明に係る補助リフト部材による壁パネルの
吊り構造を示す側断面図である。
【図9】図8におけるIX線矢視の正面図である。
【図10】図8におけるX線矢視の平面図である。
【図11】外郭フレームを使用した従前の吊り上げ方法
によって、建物躯体に据え付けられたトイレユニットの
平面配置図である。
【図12】外殻フレームを使用した従前の吊り上げ方法
によってトイレユニットを吊り上げた状態を示す斜視図
である。
【図13】先に出願したトイレユニットの吊り上げ装置
でトイレユニットを吊り上げた状態を示す側面図であ
る。
【図14】同上正面図である。
【図15】同上平面図である。
【図16】先に出願したトイレユニットの吊り上げ装置
で、出隅部分を有するトイレユニットを吊り上げた状態
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 壁パネル 1a 縦フレーム 1b 補
強フレーム 1’ 出隅部分を形成する壁パネル 10’ 出隅部分を有するトイレユニット 11
トップレール 15 パネル上金具 15b
ビス 16 溝部 16’
溝部 21 長辺側リフトパイプ(矩形吊りフレーム) 21a リフトブロック固定用の孔 22 短辺側リフトパイプ(矩形吊りフレーム) 30 補助リフト部材 31 コーナーパイプブラケット 32b ボルト 32n
ナット 40 上部吊り具 41b
吊りボルト 41n ナット 45
主係合具 47 副係合具 47b
ビス 48 下部吊り具 50
連結プレート 50b ビス 51 入隅用コーナー押え 52 出隅用コーナー押え 212 矩形吊りフレーム 21
2’ 吊りフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橘 亜紀子 東京都港区港南2丁目15番2号 株式会社 大林組東京本社内 (72)発明者 佐山 茂 埼玉県八潮市新町39番地 ナカ工業株式会 社技術研究所内 Fターム(参考) 3F004 EA26 EA40 KA01 LA05 LA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出隅部分を有するトイレユニットや給湯
    室ユニット等の空間ユニットを略同大の矩形吊りフレー
    ムで吊り上げる装置であって、前記出隅部分に対応する
    前記矩形吊りフレームのコーナー部に該出隅部分の上方
    に位置されて、該矩形吊りフレームに着脱自在に掛け渡
    されて設けられる補助リフト部材と、該補助リフト部材
    と該出隅部分との交叉位置近傍に設けられて、該出隅部
    分の荷重を該補助リフト部材に負担させる吊具とを備え
    たことを特徴とする空間ユニットの吊り上げ装置。
  2. 【請求項2】 前記吊具が、前記補助リフト部材にその
    長手方向に沿って任意の位置に着脱自在に固定される上
    部吊り具と、前記出隅部分を形成する壁パネルの上縁に
    沿って設けられたパネル上金具にその長手方向の任意の
    位置にて着脱自在に固定される下部吊り具と、該上下部
    吊り具を連結する吊りボルトとからなることを特徴とす
    る請求項1に記載の空間ユニットの吊り上げ装置。
  3. 【請求項3】 前記上部吊り具は、前記補助リフト部材
    の断面形状に沿って上下に2分割されるとともに、各分
    割片には側方に突出して相互に重ね合わされる接合片が
    形成され、該接合片同士が前記吊りボルトにより締結固
    定されることを特徴とする請求項2に記載の空間ユニッ
    トの吊り上げ装置。
  4. 【請求項4】 前記パネル上金具は、前記壁パネルの上
    縁で外方に折曲げ形成された折曲片の下面に取り付けら
    れるとともに、該壁パネルとにより下方が開放された溝
    部を形成し、前記下部吊り具は、該溝部に下方から係合
    する主係合具と、該溝部の上面に当接して該主係合具に
    着脱自在にねじ止めされる副係合具とからなることを特
    徴とする請求項2または3のいずれかに記載の空間ユニ
    ットの吊り上げ装置。
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