JP3534335B2 - 間仕切り壁ランナーの支持構造 - Google Patents
間仕切り壁ランナーの支持構造Info
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Description
切り壁を構築する際に、間仕切り壁の上側縁部に沿って
配置される間仕切り壁ランナーを支持するための構造に
関する。 【0002】 【従来の技術】住宅において、天井面を支持するために
それぞれが平行になるように水平に設けられた野縁に対
して、間仕切り壁を各野縁とは平行に構築する場合に
は、通常、間仕切り壁の上側縁部に沿って配置される間
仕切り壁ランナーは、野縁に支持されるようになってい
る。 【0003】従来の間仕切り壁ランナーの支持構造の一
例を、図3および図4に示す。天井面を支持するために
梁材25(図4参照)に予め取り付けられた複数の野縁
に対して、各野縁に平行に間仕切り壁を配置する場合に
は、間仕切り壁の上側縁部に沿って配置される間仕切り
壁ランナー24を支持するために、間仕切り壁ランナー
の配置位置に沿うように、一対の支持用野縁21が、予
め配置された各野縁に対して平行した水平な状態で配置
される。各支持用野縁21は、亜鉛メッキ鋼板を断面四
角形状の中空パイプ状にロール成形して構成されてい
る。各支持用野縁21は、間仕切り壁ランナー24幅方
向に適当な間隔をあけて配置されており、各支持用野縁
21の間に、複数のランナー取付具22が、各支持用野
縁21の長手方向に一定の間隔をあけて取り付けられ
る。 【0004】各ランナー取付具22は、例えば、鋼板を
加工して構成されており、各支持用野縁21間に水平に
架設されるほぼ正方形の平板状をした下面部22aと、
この下面部22aにおける相互に平行になった一対の側
縁から、それぞれ上方に垂直に延出する一対の側面部2
2bとを有しており、各側面部22bが一対の支持用野
縁21間に嵌入するようになっている。下面部22aに
おける各側面部22bが設けられていない一対の側縁に
は、それぞれ水平方向に延出する一対の支持片部22c
が設けられている。各支持片部22cは、各側面部22
bが支持用野縁21間に嵌入されると、各支持用野縁2
1の下面に突き合わされるようになっている。各支持片
部22cは、各支持用野縁21の下面に突き合わされる
面に接着材がそれぞれ塗布されており、各支持片部22
cは、各支持用野縁21の下面に、接着剤にて接着され
た状態で、一対のビス23によって、それぞれ固定され
ている。 【0005】各支持用野縁21間に所定のピッチで架設
状態に取り付けられた各ランナー取付具22の下面部2
2aには、間仕切り壁の上側縁部に沿って配置される間
仕切り壁ランナー24(図4参照)が取り付けられる。
間仕切り壁ランナー24は、各支持用野縁21に沿って
直線状に延びており、鋼板によって断面下向きコ字状に
構成されている。間仕切り壁ランナー24は、各ランナ
ー取付具22の下面部22aに突き合わされて、一対の
ビス23によって、各ランナー取付具22の下面部22
a間にわたって取り付けられている。 【0006】このようにして取り付けられた間仕切り壁
ランナー24には、間仕切り壁を構成する複数の支柱の
上端部がそれぞれ嵌合されて支持され、間仕切り壁が構
築される。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】このような間仕切り壁
ランナーの支持構造では、天井面を支持するために複数
の野縁が予め配置された状態で、一対の支持用野縁21
を配置し、各支持用野縁21に複数のランナー取付具2
2を取り付けた後に、各ランナー取付具22に間仕切り
壁の上側縁部に沿って配置される間仕切りランナーを取
り付けなければならない。従って、間仕切り壁ランナー
の施工性が悪いという問題がある。 【0008】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、間仕切り壁ランナーを容易に施工
することができる間仕切り壁ランナーの支持構造を提供
することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明の間仕切り壁ラン
ナーの支持構造は、天井面を支持するべく、所定の間隔
をあけて予め配置された複数の野縁に対して、間仕切り
壁の上側縁部に沿って配置される間仕切り壁ランナーを
平行に配置する構造であって、間仕切り壁ランナーに隣
接する一対の野縁の下面間にわたって水平に架設される
下面部と、各下面部の各端縁から各野縁における相互に
遠方側に位置する側面に沿うように上方に延出する一対
の側面部と、下面部の各端部を除く各側縁から上方にそ
れぞれ屈曲された一対の補強リブとを有するランナー取
付具が、これら一対の野縁の長手方向に沿って所定の間
隔をあけてそれぞれ架設され、各ランナー取付具は一対
の野縁の所定位置の下面に、それぞれの下面部における
各端部が突き合わされて一対の野縁の相互に対向する側
面間に補強リブが嵌入し、一対の野縁の外側に位置する
側面に各側面部が沿った状態で、それぞれの下面部にお
ける各端部と各側面部とから一対の野縁にそれぞれビス
固定され、これら各ランナー取付具に対して間仕切り壁
ランナーが取り付けられたことを特徴とする。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。 【0011】図1は、本発明の間仕切り壁ランナーの支
持構造の実施の形態の一例を示す斜視図である。この間
仕切り壁ランナーの支持構造は、天井面を水平に支持す
るために、所定の間隔をあけてそれぞれが水平な状態で
相互に平行に配置された複数の野縁11における所定の
位置に、間仕切り壁を各野縁11と平行になるように構
築する際に設けられ、間仕切り壁の上側縁に沿って配置
される間仕切り壁ランナー14が、所定位置に配置され
た一対の野縁11の間に取り付けられる。 【0012】間仕切り壁ランナー14は、鋼板を折り曲
げて、開口部が下方に向いた断面コ字状をした直線状に
構成されており、間仕切り壁ランナー14に沿って、間
仕切り壁を構成する複数の支柱が、水平方向に所定の間
隔をあけた垂直状態で配置されて、各支柱の上端部が間
仕切り壁ランナー14内にそれぞれ嵌合された状態で支
持されるようになっている。 【0013】間仕切り壁ランナー14は、一対の野縁1
1の間に、長手方向に所定の間隔をあけて架設状態で取
り付けられた複数のランナー取付具12によって、各野
縁11と平行に取り付けられている。間仕切り壁ランナ
ー14は、各ランナー取付具12に対してビス止めされ
ている。 【0014】図2(a)は、ランナー取付具12の平面
図、図2(b)は、その正面図、図2(c)は、その側
面図である。ランナー取付具12は、鋼板によって構成
されており、一対の野縁11間に水平に架設される長方
形状の下面部12aと、この下面部12aの各端縁から
それぞれ上方に向かって直角に屈曲された一対の垂直な
側面部12bと、下面部12aの各端部を除く各側縁か
ら上方にそれぞれ屈曲された一対の垂直な補強リブ12
cとを有している。 【0015】各側面部12bは、野縁11の側面の上下
方向長さにほぼ等しい上下方向長さを有している。ま
た、各補強リブ12cは、各側面部12bの上下方向長
さの1/3程度の上下方向長さになっており、各補強リ
ブ12cのそれぞれの端縁と各側面部12bとの間に
は、各野縁11における水平方向の幅寸法にほぼ等しい
間隔が、それぞれ形成されている。ランナー取付具12
は、各補強リブ12と各側面との間に、各野縁11が嵌
合されて、各側面部12bが、各野縁11における相互
に遠方側に位置するそれぞれの側面に沿った状態とされ
る。 【0016】下面部12aの各端部には、一対の貫通孔
12dがそれぞれ設けられており、また、各側面部12
bにおける上部寄りの位置にも一対の貫通孔12dがそ
れぞれ設けられている。 【0017】各ランナー取付具12は、一対の野縁11
における長手方向の所定位置の下面に、それぞの下面部
12aにおける各端部がそれぞれ突き合わされて、各側
面部12bが、一対の野縁11それぞれの外側に位置す
る側面に沿った状態とされる。これにより、各ランナー
取付具12それぞれに設けられた各補強リブ12cは、
一対の野縁11それぞれの相互に対向する側面間に嵌入
した状態になる。このような状態で、各ランナー取付具
12における下面部12aの各端部に設けられた一対の
貫通孔12d内にビス13がそれぞれ挿入されて、各野
縁11の下面にネジ結合されるとともに、各ランナー取
付具12の各側面部12bにそれぞれ設けられた一対の
貫通孔12d内に、それぞれビス13が挿入されて、各
野縁11のそれぞれの外側の側面にネジ結合される。こ
れにより、各ランナー取付具12は、一対の野縁11間
にわたって水平に架設された状態で、相互に所定の間隔
をあけて、それぞれ取り付けられる。 【0018】このように、一対の野縁11の間に複数の
ランナー取付具12が取り付けられると、各ランナー取
付具12の下面部12aに、各野縁11と平行になった
断面コ字状の間仕切り壁ランナー14が、開口部を下方
に向けた状態で下側から突き合わされて、ビス止めされ
る。 【0019】 【発明の効果】本発明の間仕切り壁ランナーの支持構造
は、このように、天井面を支持するように予め配置され
た一対の野縁間に、複数のランナー取付具が架設状態で
取り付けられて、各ランナー取付具に間仕切り壁ランナ
ーが取り付けられるようになっているために、間仕切り
壁ランナーの施工性が著しく向上する。
の形態の一例を示す斜視図である。 【図2】(a)は、その下地構造に使用されるランナー
取付具の平面図、(b)は、その正面図、(c)は、そ
の側面図である。 【図3】従来の間仕切り壁ランナーの支持構造の一例を
示す斜視図である。 【図4】その間仕切り壁ランナーの支持構造の横断面図
である。 【符号の説明】 11 野縁 12 ランナー取付具 12a 下面部 12b 側面部 12c 補強リブ 12d 貫通孔 13 ビス 14 間仕切り壁ランナー
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 天井面を支持するべく、所定の間隔をあ
けて予め配置された複数の野縁に対して、間仕切り壁の
上側縁部に沿って配置される間仕切り壁ランナーを平行
に配置する構造であって、 間仕切り壁ランナーに隣接する一対の野縁の下面間にわ
たって水平に架設される下面部と、各下面部の各端縁か
ら各野縁における相互に遠方側に位置する側面に沿うよ
うに上方に延出する一対の側面部と、下面部の各端部を
除く各側縁から上方にそれぞれ屈曲された一対の補強リ
ブとを有するランナー取付具が、これら一対の野縁の長
手方向に沿って所定の間隔をあけてそれぞれ架設され、各ランナー取付具は一対の野縁の所定位置の下面に、そ
れぞれの下面部における各端部が突き合わされて一対の
野縁の相互に対向する側面間に補強リブが嵌入し、一対
の野縁の外側に位置する側面に各側面部が沿った状態
で、それぞれの下面部における各端部と各側面部とから
一対の野縁にそれぞれビス固定され、 これら各ランナー取付具に対して間仕切り壁ランナーが
取り付けられたことを特徴とする間仕切り壁ランナーの
支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25055897A JP3534335B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 間仕切り壁ランナーの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25055897A JP3534335B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 間仕切り壁ランナーの支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1193307A JPH1193307A (ja) | 1999-04-06 |
JP3534335B2 true JP3534335B2 (ja) | 2004-06-07 |
Family
ID=17209697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25055897A Expired - Lifetime JP3534335B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 間仕切り壁ランナーの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3534335B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7010463B2 (ja) * | 2017-11-15 | 2022-01-26 | トヨタホーム株式会社 | 間仕切り壁のランナー支持構造及びこれが適用された間仕切り壁 |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP25055897A patent/JP3534335B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1193307A (ja) | 1999-04-06 |
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