JP2746147B2 - サニタリールームユニットおよびそれの継ぎ目隠し部材 - Google Patents

サニタリールームユニットおよびそれの継ぎ目隠し部材

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テーパ状の天井梁逃げ
部を有するサニタリールームユニットおよびそれに用い
る継ぎ目隠し部材に関する。
【0002】
【従来の技術】天井梁逃げ部を有するサニタリールーム
ユニットとして、例えば実開昭63−162005号公
報に示すようなものがある。
【0003】これは、天井梁逃げ部が断面ほぼL字形で
あり、水平パネルと垂直パネルとからなる。そして、天
井梁逃げ部の水平パネルを3つの側壁パネルの天井側切
欠部の水平部分に載せて水平パネルの前端を側壁パネル
の天井側切欠部に対して結合金具で結合し、天井梁逃げ
部の垂直パネルを2つの対向する側壁パネルの天井側切
欠部の垂直部分に沿わせながらこの垂直パネルの下端を
水平パネルの後端上面に載せておき、この垂直パネルの
上端を天井パネルに対して、また、垂直パネルの下端を
水平パネルの後端に対してそれぞれねじ止めするように
なっている。
【0004】このような構成では、天井梁逃げ部が断面
ほぼL字形であって、ユニット内部に対して鋭角に突出
する形状であるため、ユニット内部で圧迫感が強くなり
やすいだけでなく、意匠性も悪いことが指摘される。
【0005】これに対して、天井梁逃げ部の断面形状を
テーパ状とし、天井梁逃げ部のユニット内部側への張り
出しを小さく見せるように工夫したものが考えられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
のサニタリールームユニットは、設置現場の天井梁の張
り出し寸法に応じて、テーパ状の切欠部を形成した側壁
パネル、短尺の天井パネルおよび専用の天井梁逃げパネ
ルを注文により製造し、これを設置現場に搬入して組み
立てるようになっているので、納期遅れが生じやすく、
建築物の次工程(例えば配管、配線工事)に影響を及ぼ
す他、設置現場の状況が異なる場合には設置不能(天井
梁の張り出し寸法が大きい場合)となったり、不必要に
浴室内を狭くしたりする(天井梁の張り出し寸法が小さ
い場合)おそれがある。
【0007】したがって、本発明は、圧迫感が少なくか
つ意匠性に優れたテーパ状の天井梁逃げ部を有するサニ
タリールームユニットにおいて、設置現場で、設置現場
ごとに異なる天井梁の張り出し具合に応じて臨機応変か
つ確実に設置できるようにすることを目的としている。
【0008】また、本発明は、前記テーパ状の天井梁逃
げ部を有するサニタリールームユニットの天井梁逃げパ
ネルと天井パネルとの継ぎ目に設ける継ぎ目隠し部材に
おいて、設置現場によって天井梁逃げ部の角度がまちま
ちであっても、それに関係なく共通の部品として使用で
きるようにすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のサニタリールー
ムユニットは、躯体の天井梁に対応したテーパ状の天井
梁逃げ部が天井部分の一辺側に設けられる角箱形であっ
て、上側片隅に設置現場の天井梁の張り出し具合に応じ
た角度のテーパ状切欠部が設けられかつほぼ平行に対向
配置される第1、第2側壁パネルと、この第1、第2側
壁パネルのテーパ状切欠部側に配置されかつ該第1、第
2側壁パネルにおいてテーパ状切欠部下側から下端まで
の高さ寸法とほぼ同じ寸法に設定される第3側壁パネル
と、前記第1、第2側壁においてテーパ状切欠部上側か
ら当該切欠部のない隅までの長さ寸法とほぼ同じ寸法に
設定される天井パネルと、これら第1、第2側壁の各テ
ーパ状切欠部と第3側壁の上辺と天井パネルの天井梁逃
げ部側辺とで囲む開口を覆うように搭載配置される天井
梁逃げパネルとを備え、かつ、前記第3側壁パネルが、
天井梁逃げ部を設けないユニット用の方形の側壁パネル
から設置現場の天井梁の張り出し具合に応じて加工され
るもので、また、前記天井梁逃げパネルが、天井梁逃げ
部を設けないユニット用の方形の天井パネルから設置現
場の天井梁の張り出し具合に応じて加工されるものであ
る。
【0010】本発明の継ぎ目隠し部材は、前記サニタリ
ールームユニットの天井パネルと天井梁逃げパネルとの
継ぎ目を隠すものであって、前記継ぎ目を中心として両
パネルにまたがるように延設される平板部と、この平板
部と連接されて少なくとも前記いずれか一方のパネルに
取り付けられる支持部とを備え、かつ、前記平板部が、
天井パネル側に延びる部分と天井梁逃げパネル側に延び
る部分との境界で弾性屈曲可能に形成されている。
【0011】なお、前述の支持部は、平板部の幅方向中
央付近に立ち上げ状に連接される立ち上げ部と、この立
ち上げ部の上端に連接される天井パネルへの係止部とか
らなり、前記平板部において前記立ち上げ部を中心とし
た一方側で立ち上げ部の付け根付近のみが可撓性の軟質
材とされて、この付け根付近を除く部位が硬質材とされ
ている。
【0012】
【作用】本発明のサニタリールームユニットは、天井梁
逃げ部がテーパ状であるから、ユニット内部への圧迫感
が少なく、意匠性も良好となる。しかも、側壁パネルお
よび天井梁逃げパネルが天井梁の張り出し具合に応じて
設置現場で加工されるものであるから、テーパ状の天井
梁逃げ部を設置現場の天井梁に見合う最適な角度に設定
できるようになる。
【0013】本発明の継ぎ目隠し部材は、その平板部が
逆さ「へ」の字形に弾性屈曲しうるので、テーパ状の天
井梁逃げ部を設置現場での天井梁に応じて角度を異なら
せる場合でも、天井パネルと天井梁逃げパネルとがなす
角度の変化に追従できるようになり、部品を共通化でき
るようになる。
【0014】また、継ぎ目隠し部材は、天井パネルと天
井梁逃げパネルとの継ぎ目に設けられるが、仮に天井パ
ネルと天井梁逃げパネルとの突き合わせる部位に天井梁
逃げパネルの切断端辺を位置させる場合に、この切断端
辺が露呈しないなど、意匠性において特に有効である。
【0015】
【実施例】以下、本発明の詳細を図1ないし図5に示す
実施例に基づいて説明する。図1は、サニタリールーム
ユニットの要部の分解斜視図、図2は、同ユニットの組
み立て状態の側面図、図3は、見切り材の断面図、図4
は、側壁パネルの分解斜視図、図5は、天井梁の張り出
し具合に応じた天井梁逃げ部の角度を示す説明図であ
る。
【0016】図中、1は躯体の天井梁、2はユニットバ
スなどのサニタリールームユニットである。サニタリー
ルームユニット2は、躯体の天井梁1に対応したテーパ
状の天井梁逃げ部3が天井部分の一辺側に設けられる角
箱形となっている。
【0017】具体的に、サニタリールームユニット2
は、計四つの側壁パネル4,5,6(1つは図示、符号
共に省略)と、計二つの天井パネル7,8と、天井梁逃
げパネル9と、図示省略の床パネルとを少なくとも備
え、第1天井パネル7と天井梁逃げパネル9との継ぎ目
隠し部材としての見切り材10と、連結金具としての二
種類のクランプ11,12とを備えている。
【0018】前記四つの側壁パネルのうち、対向配置さ
れるほぼ長方形の第1、第2側壁パネル4,5は、その
上側片隅に天井梁1の張り出し具合に応じた角度θのテ
ーパ状切欠部41,51が設けるように切断加工された
ものである。この第1、第2側壁パネル4,5のテーパ
状切欠部41,51側に配置される長方形の第3側壁パ
ネル6は、テーパ状切欠部41,51の垂直長さ寸法だ
け第1、第2側壁パネル4,5よりも短い高さ寸法に切
断加工されたものである。残りの図示省略の第4側壁パ
ネルは、何の加工も施さない長方形のものが用いられ
る。そして、第1〜第3側壁パネル4〜6の外周辺の外
面には、それぞれ角形パイプ13Aが取り付けられてお
り、第1、第2側壁パネル4,5のテーパ状切欠部4
1,51の外面には、天井梁逃げ部3の長さ寸法に応じ
て設定される長さの角形パイプ13Bが取り付けられて
いる。
【0019】前記二つの天井パネルのうち、第1天井パ
ネル7は、前記テーパ状切欠部41,51の水平長さ寸
法だけ短い寸法(例えば200mm幅)に設定された他
仕様のサニタリールームユニット用のパネルを流用した
ものであり、第2天井パネル8は、長い寸法(例えば8
00mm幅)のものが用いられる。そして、第1天井パ
ネル7の四辺には、補強鍔71〜74が、また、第2天
井パネル8についても、同様の補強鍔(符号省略)がそ
れぞれ屈曲形成されている。
【0020】天井梁逃げパネル9は、第2天井パネル8
と同一のものから、第1、第2側壁パネル4,5の各テ
ーパ状切欠部41,51と第3側壁パネル6の上辺と第
1天井パネル7の天井梁逃げ部3側の一辺とで囲む長方
形の開口を覆う寸法に切断加工されたものである。その
ため、天井梁逃げパネル9の三辺には、第2天井パネル
8と同様の補強鍔91〜93が屈曲形成されているが、
残り一辺の切断された辺側の上面には、前記補強鍔91
〜93に代わるものとして別体の角形パイプ13Cが取
り付けられている
【0021】なお、第1、第2天井パネル7,8と天井
梁逃げパネル9の外面には、合板などの補強木(符号省
略)が張り付けられている。
【0022】見切り材10は、第1天井パネル7と天井
梁逃げパネル9との継ぎ目を覆い隠すもので、図3に示
すように、両パネル7,9にまたがる幅の平板部101
と、この平板部101の幅方向中央付近に連接されて第
1天井パネル7の長辺の補強鍔71に引っ掛けられる支
持部102とを備えている。支持部102は、平板部1
01に対して垂直方向に延びて途中で水平方向に屈曲さ
れ、さらに途中で下向きに屈曲されており、この支持部
102の水平部分の内面には、接着テープ103が貼着
されている。この見切り材10は、平板部101におい
て天井梁逃げパネル9側に延びる側で支持部102の付
け根寄りの部位104だけが局部的に軟質塩化ビニール
で形成され、その他のほぼ全体部分が硬質塩化ビニール
で形成されており、押し出し成形により一体的に製作さ
れる。このような構造であるから、平板部101におい
て天井梁逃げパネル9側に延びる部分は、第1天井パネ
ル7側に延びる部分に対して弾性的に屈曲可能になり、
ほぼ逆さ「へ」の字形となる。
【0023】第1クランプ11は、第3側壁パネル6と
天井梁逃げパネル9とを連結するもので、第3側壁パネ
ル6の角形パイプ13Aと天井梁逃げパネル9の長辺の
補強鍔91とにまたがって係止されるコ字形部材111
と、その一片に螺着されるアジャストボルト112とか
らなる。この第1クランプ11は、ここでは三つ用いら
れている。
【0024】第2クランプ12は、第1、第2側壁パネ
ル4,5と天井梁逃げパネル9とを連結するもので、単
一のだるま孔123が設けられる帯状本体121と、帯
状本体121と連接されて天井梁逃げパネル9の短辺の
補強鍔92,93に係止される湾曲片122とからな
る。この第2クランプ12は、ここでは二つ用いられて
いる。
【0025】次に、上述したサニタリールームユニット
2の組み立て手順を説明する。このサニタリールームユ
ニット2の第1〜第3側壁パネル4〜6、第1天井パネ
ル7および天井梁逃げパネル9は、設置現場において、
躯体の天井梁1の張り出し具合に応じてそれぞれ加工す
る。
【0026】まず、第1〜第3側壁パネル4〜6とし
て、天井梁逃げ部3を設けないユニット用のものを用意
し、天井梁逃げパネル9として、第2天井パネル8と同
じものを一枚余分に用意する。
【0027】 用意した長方形の第1、第2側壁パネ
ル4,5の上側片隅を、図4に示すように、設置現場の
天井梁1の張り出し具合に応じた角度でテーパ状に切り
欠くことにより、テーパ状切欠部41,51を得る。
【0028】 用意した第3側壁パネル6の上側を、
図4に示すように、前述のテーパ状切欠部41,51の
垂直長さ寸法に応じて切断し、高さ寸法を短くする。
【0029】 余分に用意した第2天井パネルの一端
を、テーパ状切欠部41,51に沿う長さ寸法に応じて
切断し、長さ寸法を短くすることにより、天井梁逃げパ
ネル9とする。
【0030】 前記切断加工した各パネル4〜6、9
に対して、それぞれ角形パイプ13A〜13Cをねじに
より取り付け、第1、第2側壁パネル4,5のテーパ状
切欠部41,51に取り付けた角形パイプ13Bにジョ
イントビス14をそれぞれねじ込む。なお、第1、第2
側壁パネル4,5の上辺や左側辺に取り付ける角形パイ
プ13Aの切断端は、テーパ状になっている。
【0031】このように加工した後、組み立てる。
【0032】 第1〜第3側壁パネル4〜6、図示し
ない第4側壁パイプおよび床パネルを組み立ててから、
第1、第2側壁パネル4,5の上辺に第1、第2天井パ
ネル7,8を載せて、第1天井パネル7の長辺の補強鍔
71に見切り材10を取り付ける。この作業は、第2天
井パネル8に備える点検窓(図示省略)または天井梁逃
げ部3の開口から行える。
【0033】 第1、第2側壁パネル4,5のテーパ
状切欠部41,51の上辺および第3側壁パネル6の上
辺に、天井梁逃げパネル9をシールパッキン(図示省
略)を介して載せる。このとき、天井パネル7の補強鍔
71と天井梁逃げパネル9の切断端94との突き合わせ
部分を覆う見切り材10の平板部101は、天井梁逃げ
パネル9の傾き具合に応じてほぼ逆さ「へ」の字形に弾
性屈曲した状態で両パネル7,9に対して密接する。
【0034】 第1、第2のクランプ11,12を取
り付けて、第1〜第3側壁パネル4〜6と天井梁逃げパ
ネル9とを連結する。第1クランプ11は、そのコ字形
部材111を天井梁逃げパネル9の長辺の補強鍔91と
第3側壁パネル6の上側の角形パイプ13Aにまたがる
ようにあてがい、アジャストボルト112を締め込んで
結合する。第2クランプ12は、そのだるま孔123を
第1、第2側壁パネル4,5のジョイントビス14にそ
れぞれ係合しておいて、第2クランプ12を斜め下向き
にたたき込むことにより、第2クランプ12の湾曲片1
22を天井梁逃げパネル9の短辺の補強鍔92,93に
引っ掛け、だるま孔123とジョイントビス14とをロ
ックさせる。
【0035】 見切り材10の平板部101の両端辺
と第1天井パネル7および天井梁逃げパネル9との各合
わせ目をシリコンなどのコーキング材15でシールす
る。
【0036】このような組み立てであるから、図5に示
すように、設置現場において、躯体の天井梁1の張り出
し具合の大小(実線、一点鎖線参照)に応じて、天井梁
逃げ部3の角度θ1,θ2を任意に可変することができ
る。このように、角度θ1,θ2を変える場合、第1天
井パネル7の幅は一定となるから、第3側壁パネル6の
高さを可変することで対処するようになる。
【0037】なお、本発明は、上記実施例のみに限定さ
れず、種々な変形や応用が考えられる。
【0038】(1) 第1天井パネル7は、第2天井パ
ネル8と同じもの、または天井梁逃げ部を設けないユニ
ット用の天井パネルから、第1、第2側壁パネル4,5
のテーパ状切欠部41,51の水平長さ寸法だけ短い寸
法に切断加工されるものとすることもできる。この場
合、第1天井パネル7の三辺だけに予め屈曲形成される
補強鍔71〜73が残るが、他の一辺の補強鍔は切断さ
れるから、この切断された辺側の上面に前記補強鍔71
〜73に代わるものとして別体の角形パイプを取り付け
るのが好ましい。このようにすれば、上記実施例のよう
に、第1天井パネル7として、別機種のサニタリールー
ムユニット用の短尺パネルを流用しなくてもよくなる。
【0039】(2) 前述の(1)の場合において、躯
体の天井梁1の張り出し具合の大小に応じて、天井梁逃
げ部3の角度を任意に可変するときは、図6に示すよう
に、第1天井パネル7の幅寸法も可変調整できるから、
天井梁1の張り出し具合の大小(実線、一点鎖線、二点
鎖線参照)によって、天井梁逃げ部3の角度θ3〜θ5
をさらに自由に設定できるようになる。
【0040】
【発明の効果】本発明のサニタリールームユニットは、
設置現場において、設置現場の天井梁の張り出し具合に
応じて種々な角度のテーパ状の天井梁逃げ部を得られる
ようにしているから、天井梁の張り出し具合が大小異な
っていても、天井梁逃げ部による圧迫感が少ないように
かつ天井梁逃げ部の見栄えがよいようにしながら、臨機
応変に確実に設置することができる。
【0041】本発明の継ぎ目隠し部材は、仮に天井パネ
ルと天井梁逃げパネルとの突き合わせる部位に天井梁逃
げパネルの切断端辺を位置させる場合に、この切断端辺
がユニット内部に露呈せずに済んで見た目もきれいに仕
上がるようにできる他、設置現場の天井梁の張り出し具
合に応じて異なるテーパ状の天井梁逃げ部の角度に関係
なく、何の加工もせずに共通の部品として使用できるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサニタリールームユニットの要部の分
解斜視図。
【図2】同ユニットの組み立て状態の側面図。
【図3】同ユニットの見切り材の断面図。
【図4】同ユニットの側壁パネルの分解斜視図。
【図5】天井梁の張り出し具合に応じた天井梁逃げ部の
角度を示す説明図。
【図6】天井梁の張り出し具合に応じた天井梁逃げ部の
角度を示す他の説明図。
【符号の説明】
1 天井梁 2 サニタリールームユニット 3 天井梁逃げ部 4 第1側壁パネル 41 第1側壁パネルのテーパ状切欠部 5 第2側壁パネル 51 第2側壁パネルのテーパ状切欠部 6 第3側壁パネル 7 第1天井パネル 9 天井梁逃げパネル 10 見切り材 101 見切り材の平板部 102 見切り材の支持部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体の天井梁に対応したテーパ状の天井
    梁逃げ部が天井部分の一辺側に設けられる角箱形のサニ
    タリールームユニットであって、 上側片隅に設置現場の天井梁の張り出し具合に応じた角
    度のテーパ状切欠部が設けられかつほぼ平行に対向配置
    される第1、第2側壁パネルと、 この第1、第2側壁パネルのテーパ状切欠部側に配置さ
    れかつ該第1、第2側壁パネルにおいてテーパ状切欠部
    下側から下端までの高さ寸法とほぼ同じ寸法に設定され
    る第3側壁パネルと、 前記第1、第2側壁においてテーパ状切欠部上側から当
    該切欠部のない隅までの長さ寸法とほぼ同じ寸法に設定
    される天井パネルと、 これら第1、第2側壁の各テーパ状切欠部と第3側壁の
    上辺と天井パネルの天井梁逃げ部側の辺とで囲む開口を
    覆うように搭載配置される天井梁逃げパネルとを備え、
    かつ、前記第3側壁パネルが、天井梁逃げ部を設けないユニッ
    ト用の方形の側壁パネルから設置現場の天井梁の張り出
    し具合に応じて加工されるもので、また、前記天井梁逃
    げパネルが、天井梁逃げ部を設けないユニット用の方形
    の天井パネルから 設置現場の天井梁の張り出し具合に応
    じて加工されるものである、ことを特徴とするサニタリ
    ールームユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1の天井パネルと天井梁逃げパネ
    ルとの継ぎ目を隠す継ぎ目隠し部材であって、 前記継ぎ目を中心として両パネルにまたがるように延設
    される平板部と、この平板部と連接されて少なくとも前
    記いずれか一方のパネルに取り付けられる支持部とを備
    え、かつ、前記平板部が、天井パネル側に延びる部分と
    天井梁逃げパネル側に延びる部分との境界で弾性屈曲可
    能に形成されている、ことを特徴とする継ぎ目隠し部
    材。
  3. 【請求項3】 前記支持部が、平板部の幅方向中央付近
    に立ち上げ状に連接される立ち上げ部と、この立ち上げ
    部の上端に連接される天井パネルへの係止部とからな
    り、前記平板部において前記立ち上げ部を中心とした一
    方側で立ち上げ部の付け根付近のみが可撓性の軟質材と
    されて、この付け根付近を除く部位が硬質材とされてい
    る、ことを特徴とする請求項2の継ぎ目隠し部材。
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