JPH0227052Y2 - - Google Patents

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JPH0227052Y2
JPH0227052Y2 JP1987048408U JP4840887U JPH0227052Y2 JP H0227052 Y2 JPH0227052 Y2 JP H0227052Y2 JP 1987048408 U JP1987048408 U JP 1987048408U JP 4840887 U JP4840887 U JP 4840887U JP H0227052 Y2 JPH0227052 Y2 JP H0227052Y2
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piece
wall panel
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folded
flange
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は隣接する壁パネルの側辺同志を連結ピ
ースで連結してなり、ユニツトルームなどに適用
される構造に関するものである。詳しくは、内組
み工法に適用されるものであり、壁パネルが薄金
属板の主板面の裏面に裏打ち材を設けたものであ
る該連結構造に関する。
[従来の技術] ユニツトルームなどの壁パネルとして、金属板
の主板面の裏面に裏打ち材を設けたものが用いら
れている。この金属板としては塩ビ鋼板等の鋼板
が広く用いられており、また裏打ち材としては
FRPや発泡ウレタン等の発泡樹脂がしばしば用
いられている。
この壁パネルには、その四周辺部が裏面側に折
り返されてフランジが形成されており、この壁パ
ネルの曲げ剛性を高めている。
ユニツトルームにおいては、この壁パネルを例
えば防水パンの側縁上に立設して壁面を構成する
のであるが、該壁パネルを2枚以上連結して壁面
を構成する場合がある。この際の壁パネル同志の
連結構造としては、ボルトでフランジ同志を直に
連結する外組み構造の他、壁パネル同志の連結作
業を専らユニツトルーム内側から行なう内組み構
造がある。
この種の従来例を第8図を参照して説明する。
第8図は壁パネル10,12同志の連結部分の平
断面図であり、各壁パネル10,12は塩ビ鋼板
等の金属板14の裏面にFRPや発泡樹脂等の裏
打ち材16が貼着されている。この金属板14の
側辺部分にはフランジ18が形成されており、こ
のフランジ18は金属板14の主板面に直角な垂
直部18aとこの垂直部18aの先端側がさらに
折曲された主板面と平行な折返し片部18bと、
該折返し片部18bのさらに先端側を折返した先
端部18cを有している。符号20は連結ピース
であり、板状の本体部20aと、該本体部20a
の一側辺部から突設されており、一方の壁パネル
12の先端部18cを回り込んでフランジ18に
係止される弾性片部20bを有している。この連
結ピース20はビス22によつて壁パネル10の
折返し片部18bに固着されており、前記弾性片
部20bが他方の壁パネル12のフランジ18に
係合することにより、該連結ピース20を介した
壁パネル10,12同志の連結がなされている。
かかる連結構造によれば、連結ピース20を壁
パネル10に取り付け、この壁パネル10を予め
防水パン上に立設しておき、その後壁パネル12
を、そのフランジ18が弾性片部20bに係合す
るようにユニツトルームの室内側から防水パン側
縁上に立設して壁パネル10,12同志の連結を
なすことができ、いわゆる内組工法が行える。
[考案が解決しようとする問題点] 上記の如く、連結ピースを用いた連結構造にお
いては、連結ピース20はビス22により一方の
壁パネル10の折返し片部18bに固着されてい
るのであるが、金属板14の肉厚が小さくなると
このビス止めが効かなくなり、連結ピース20の
折返し片部18bへの取り付け強度が極めて弱く
なるという問題がある。即ち、近年、壁パネルの
軽量化及びコストダウンのために厚さが例えば
0・45mm程度の薄い塩ビ鋼板が用いられるように
なつているが、このような肉薄の鋼板にはビス止
めが効かず、壁パネル同志の連結ピースによる連
結強度が低いものとなるという問題があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案の壁パネルの連結構造は、隣接する壁パ
ネルの側辺同志を連結ピースで連結したものであ
る。この壁パネルは、厚さが0.45mm以下の例えば
塩ビ鋼板等の薄金属板の主板面の裏面に裏打ち材
が設けられ、この薄金属板の側辺部分には主板面
と平行な折返し片部を有するフランジが形成され
ている。
この連結ピースは隣接する壁パネル双方の折返
し片部にまたがる板状の本体部と、この本体部と
一体的に設けられた弾性片部及び舌片部を有して
いる。弾性片部は本体部の一方から突設されてお
り、一方の壁パネルのフランジに係止する。舌片
部は本体部の他方側から突設されており、他方の
壁パネルのフランジを回り込む。この舌片部は、
前記本体部及び折返し片部を貫通して螺じ込まれ
たビスによつて折返し片部側に引き寄せられてお
り、舌片部と本体部とで折返し片部を挟持してい
る。
[作用] 本考案の壁パネルの連結構造においては、連結
ピースはビスにより一方の壁パネルのフランジの
折返し片部に固着されるものであるが、このビス
は連結ピースの本体部及びフランジの折返し片部
を貫通し、かつ舌片部に螺じ込まれている。そし
て、ビスを十分に回転させることによりこの舌片
部が折返し片部側に引き寄せられ、該舌片部と本
体部とで折返し片部を強固に挟持する。従つて、
壁パネルの金属板の肉厚が例えば0.45mmあるいは
それ以下程度に薄くなつても、連結ピースが強固
にフランジに固着されており、壁パネル同志の連
結強度が高いものとなる。
[実施例] 以下図面に示す実施例を参照しながら本考案に
ついてさらに詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例に係る壁パネルの連結
構造を示す平断面図である。第2図は連結ピース
24の斜視図、第3図は第2図−線断面図、
第4図は連結ピース24の正面図である。符号1
0,12はそれぞれ壁パネルであり、厚さが約
0.45mm程度或いはそれ以下の薄い塩ビ鋼板等の金
属板14と、該金属板14の主板面の裏面に貼着
されたFRPや発泡ウレタン等の発泡樹脂などよ
りなる裏打ち材16を有している。この壁パネル
10,12のフランジ18は、主板面と垂直な垂
直部18a、主板面と平行な折返し片部18b、
折返し片部18bの先端がさらに折曲された先端
部18cを有している。
連結ピース24は、壁パネル10,12のフラ
ンジ折返し部18bにまたがる幅の板状の本体部
24a、該本体部24aの一方の側辺部から突設
されており、壁パネル12の先端部18cを回り
込む弾性片部24b、本体部24aの他側辺側が
折曲された折曲部24c、この折曲部24cの端
片部分からさらに折曲されて突設された舌片部2
4dを有している。前記本体部24a及びこの舌
片部24dにはそれぞれビスの螺着用開口24
e,24fが穿設されている。
該本体部24aの外部側から螺着されたビス2
2が該開口24e及びフランジ折返し部18bの
開口(図示略)を貫通し、さらに該ビス22の先
端が舌片部の開口24fに螺着される。そして、
該ビス22を十分に締め込むと、舌片部24dが
折返し片部18b側に引き寄せられ、ついには該
舌片部24dと本体部24aとで折返し片部18
bを挟持する。そのため、金属板14の肉厚が小
さくとも連結ピース24とフランジ18とのビス
による取り付け強度が極めて高いものとなる。こ
れにより、該連結ピース24を介した壁パネル1
0,12同志の連結強度が極めて高いものとな
る。
なお第1図の符号26は壁パネル10,12同
志の継目部分に設けられたシリコン等によるコー
キングを示す。
第5図は本考案の別の実施例に係る壁パネル連
結構造を示す平断面図である。この実施例では壁
パネル10,12のフランジ18同志の間にパツ
キン28が挟み込まれている。その他の構造は第
1図と同様である。この第5図の実施例によつて
も壁パネル10,12同志の強固な連結が図れる
ことは明らかである。
本考案において、連結ピースは壁パネルの大き
さに応じて適宜個数が用いられるのであるが、例
えば第6図に示す如く壁パネルの高さ1900mmであ
る場合には500mm間隔で4個設置される(矢印A
の位置)。また、壁パネルの高さが1400mmである
場合には、同様に500mmの間隔をおいて3個設け
ることができる。ただし、本考案においては第6
図及び第7図に示す以外の個所に連結ピースを取
り付けても良いことは明らかである。
図示の実施例は本考案の一例であつて、本考案
の図示のものに限定されるものではない。例えば
1個の連結ピースに設ける舌片部の個数や弾性片
部の個数は1個又は3個以上であつても良い。ま
たこれら舌片部や弾性片部の形状は壁パネルフラ
ンジを強固に止め付けることができる限り図示以
外の各種形状とし得る。
[効果] 以上の通り、本考案の連結構造によれば、壁パ
ネルの金属板が肉薄であつても壁パネル同志を極
めて強固に連結することができる。従つて、本考
案によれば軽量でかつ安価な壁パネルを内組工法
にて連結することができ、施工コストの大幅な低
減が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例構造を示す平断面図、
第2図は連結ピースの斜視図、第3図は第2図
−線に沿う断面図、第4図は連結ピースの正面
図、第5図は別の実施例を示す平断面図、第6図
及び第7図は連結ピースの取り付け位置を示す説
明図、第8図は従来例を示す平断面図である。 10,12……壁パネル、14……金属板、1
6……裏打ち材、18……フランジ、18b……
折返し片部、20……連結ピース、22……ビ
ス、24……連結ピース、24a……本体部、2
4b……弾性片部、24d……舌片部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 隣接する壁パネル10,12の側辺同志を連結
    ピース24で連結してなり、 該壁パネル10,12は厚さが0.45mm以下の肉
    薄の金属板14の主板面の裏面に裏打ち材16が
    設けられ、かつ該薄金属板14の側辺部分には主
    板面と平行な折返し片部18bを有するフランジ
    18が形成されたものである連結構造において、 前記連結ピース24は、隣接する壁パネル1
    0,12双方の折返し片部18bにまたがる板状
    の本体部24a; 該本体部24aと一体に設けられており、一方
    の壁パネル16のフランジ18に係止する弾性片
    部24b; 該本体部24aと一体に設けられており、他方
    の壁パネル10のフランジ18を回り込む舌片部
    24d; を有しており、この舌片部24dは、前記本体部
    24a及び折返し片部18bを貫通して螺じ込ま
    れたビス22によつて折返し片部18b側に引き
    寄せられ、該舌片部24dと本体部24aとで折
    返し片部18bが挟持されたことを特徴とする壁
    パネルの連結構造。
JP1987048408U 1987-03-31 1987-03-31 Expired JPH0227052Y2 (ja)

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JPS63156316U JPS63156316U (ja) 1988-10-13
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JP2810305B2 (ja) * 1993-10-25 1998-10-15 新日軽株式会社 ユニットバスのパネル体の連結構造

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JPS5719368U (ja) * 1980-07-07 1982-02-01
JPS5834895U (ja) * 1981-08-31 1983-03-07 株式会社大滝油圧 重量物移送装置

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